JPH06334754A - 代表番号サービス方式 - Google Patents

代表番号サービス方式

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Publication number
JPH06334754A
JPH06334754A JP12150993A JP12150993A JPH06334754A JP H06334754 A JPH06334754 A JP H06334754A JP 12150993 A JP12150993 A JP 12150993A JP 12150993 A JP12150993 A JP 12150993A JP H06334754 A JPH06334754 A JP H06334754A
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JP
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exchange
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terminal
virtual
virtual terminal
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Application number
JP12150993A
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Inventor
Keiichi Shimizu
桂一 清水
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の交換機に跨るノード間代表番号サービ
スを効率的に実現する。 【構成】 交換機1a〜1cに接続されている複数の内
線代表グループのメンバ端末4a〜4cを、コンピュー
タ9が仮想端末8b〜8eとして管理し、仮想端末の状
態はメンバである内線端末が全て使用中になった時のみ
使用中になる。各交換機は仮想端末の状態変化を随時コ
ンピュータ9に通知する。代表グループに着信した交換
機1cでは、自交換機内部のメンバ4cを検索し、全て
使用中ならば、使用できる仮想端末をコンピュータ9に
問い合わせ、コンピュータ9では空き状態にあり、交換
機1aにメンバが存在する仮想端末ZZZZ番と発信者
を接続するよう交換機1cに指示を与える。着信後交換
機1aでは仮想端末ZZZZ番のメンバを選択し着信さ
せる。このような代表番号サービス方式を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つ以上の交換機に接
続されている内線端末が、一つの代表グループに属する
ことを可能とするノード間代表番号サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、代表番号サービスは一つの交換機
内でのみ可能であり、複数の交換機に代表グループのメ
ンバが存在することはできなかった。このため、図15
に示す代表番号サービス方式が提案されている。図15
は特開平4−281658号公報に示された代表番号サ
ービス方式の構成図であり、2000番〜2004番は
同一代表グループ7に属する複数の内線端末4a,1a
は複数の内線端末の一部2002番〜2004番を収容
する第1の交換機、1bは複数の内線端末の他の一部2
000番、及びグループのメンバ以外の内線端末500
0番4bを収容する第2の交換機である。交換機1a,
1bは通話路5及び共通線6で接続されている。また交
換機1a,1bは主記憶装置内部に内線代表グループの
各メンバを管理する内線代表グループテーブル3a,3
bを具備している。内線代表グループテーブル3a,3
bでは内線代表グループ7の各メンバの状態及びメンバ
端末が接続されている交換機の通番(以下、局番号と記
述)を管理している。また交換機1a,1bでは代表番
号に着信があったときに空き状態にあるメンバ端末へ着
信させる手段を具備した中央制御装置2a,2bを具備
している。
【0003】次に図16の状態通知の処理手順を示す流
れ図、及び、図17の代表グループ選択処理手順を示す
流れ図に基づき図15の動作を説明する。まず内線代表
グループテーブル3a,3bにおける代表グループのメ
ンバの状態の管理について説明する。例えば、交換機1
bに接続される内線端末2000番に着信があり、内線
端末2000番の状態が変化したとする(S110)。
このとき内線代表グループテーブル3bにおける内線番
号2000番の着信条件が空き:0から使用中:1に変
化する。さらに図16に示す状態通知ルーチンが起動さ
れ、内線端末2000番がノード間代表グループのメン
バである場合(S111)、グループを組む端末を接続
している交換機1aに状態変化の通知を行う(S11
2)。状態変化の通知を受信した交換機1aでは、内線
代表グループテーブル3aの内線番号2000番の着信
条件を空き:0から使用中:1に変化させる(S11
3)。
【0004】この後、交換機1bに接続される内線端末
5000番から内線代表グループ7に着信があった場合
(S114)、図17の代表グループ選択ルーチンが起
動される。内線代表グループテーブル3bをサーチする
ことにより、内線代表グループ7に属する自局内線が使
用中であることを判断した場合(S115)、同一テー
ブル3bより他局内線に空きがあるか否かを判断する
(S117)。その結果内線端末2002番が空きであ
ることを識別すると、交換機1bでは交換機1aへ発信
し、内線端末5000番と交換機1aに接続されている
内線端末2002番を接続する。(S119)。他局回
線に空きがない場合、発信内線へ話中音を送出する(S
118)。自局内線が未使用中であることを判断した場
合、内線端末5000番と交換機16に接続されている
内線端末を接続する(S116)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、代表番号サービ
スは一つの交換機内でのみ可能であり、複数の交換機間
にまたがる代表番号サービスはできなかった。また特開
平4−281658号公報に示すノード間代表サービス
方式では、交換機に接続される内線端末の状態が変化
し、かつこの内線端末と同じ代表グループを組む、ほか
の交換機に接続された内線端末が存在する場合、同じメ
ンバの内線端末が接続されている全ての交換機に端末の
状態変化を通知しなければならなかった。このため状態
通知を行うための共通線6における通信トラヒックの増
大、状態通知の処理を行うための中央制御装置2a,2
bの負荷の増大から、呼処理性能に影響を与える。また
状態通知は代表グループに属するメンバ端末の数に比例
して増加するため、とくにメンバ端末数が多い場合に負
荷が大きくなる。また、代表番号サービスを管理する内
線番号代表グループテーブルが複数の交換機に分散して
おり、各々は互いの内線端末の状態情報を有している。
このため各交換機内で情報の矛盾が生じる危険があると
ともに、内線番号代表グループテーブルの保守が複雑で
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係わる代表電話サービス方式は、複数の交換機からなる
ネットワーク上で、複数の交換機にそれぞれ収容された
複数の端末を代表グループとして一つの代表番号によっ
て呼び出す機能を備え、以下の要素を有するものであ
る。 (a1)自交換機に収容された同一代表グループに属す
る複数の端末の使用状態を記憶する第1の状態記憶手
段、(a2)自交換機に収容された各端末の使用状態の
変化により、上記第1の状態記憶手段により記憶した使
用状態を変更する第1の状態変更手段、(a3)自交換
機に収容された同一代表グループに属する複数の端末を
一つの仮想端末とみなし、上記第1の状態変更手段によ
り変更される使用状態に基づいて、上記仮想端末の使用
状態を判定し、判定した仮想端末の使用状態を他交換機
へ通知する通知手段を備えた第1の交換機と、(b1)
上記第1の交換機に収容された仮想端末の使用状態と、
自交換機に収容された端末の使用状態とを記憶する第2
の状態記憶手段、(b2)上記通知手段による通知と、
各端末の使用状態とに基づいて、上記第2の状態記憶手
段により記憶された使用状態を変更する第2の状態変更
手段、(b3)代表番号による着信の場合、上記第2の
状態変更手段により変更された使用状態に基づいて、着
信する端末を決定する着信手段を備えた第2の交換機。
【0007】この発明の第2の発明に係わる代表番号サ
ービス方式は、上記第1の発明に係わる代表番号サービ
ス方式に対して、上記着信手段が、第2の交換機に収容
された端末のいずれかが空き状態である場合は、その空
き状態の端末を選択して着信するとともに、第2の交換
機に収容された端末が全て使用状態であり、仮想端末が
空き状態である場合には、第1の交換機に発信して、仮
想端末としてみなされた複数の端末のいずれかの端末に
着信させることを特徴とするものである。
【0008】この発明の第3の発明に係わる代表番号サ
ービス方式は、上記第1の発明に係わる代表番号サービ
ス方式に対して、上記第1の状態記憶手段が、同一代表
グループに属する端末の使用状態として、他の交換機に
収容された仮想端末の使用状態を記憶するとともに、上
記第1の状態変更手段は、他の交換機からの仮想端末の
使用状態の通知に基づいて、上記第1の状態記憶手段に
記憶された仮想端末の使用状態を変更することを特徴と
するものである。
【0009】この発明の第4の発明に係わる代表番号サ
ービス方式は、複数の交換機からなるネットワーク上
で、複数の交換機にそれぞれ収容された複数の端末を同
一代表グループとして一つの代表番号によって呼び出す
機能を備え、以下の要素を有するものである。 (a1)自交換機に収容された同一代表グループに属す
る複数の端末の使用状態を記憶する実使用状態記憶手
段、(a2)自交換機に収容された同一代表グループに
属する複数の端末の使用状態の変化により上記実使用状
態記憶手段により記憶した使用状態を変更する実状態変
更手段、(a3)自交換機に収容された同一代表グルー
プに属する複数の端末を一つの仮想端末とみなし、上記
実状態変更手段により変更される使用状態に基づいて、
上記仮想端末の使用状態を判定し、判定した仮想端末の
使用状態を通知する通知手段、(a4)上記実状態変更
手段により変更された使用状態に基づき、自交換機によ
る着信ができない場合、着信問い合わせを行う問い合わ
せ手段を備えた交換機と、(b1)各交換機に収容され
た同一代表グループに属する複数の端末をひとつの仮想
端末とみなして、各仮想端末の使用状態を記憶する仮想
使用状態記憶手段、(b2)上記通知手段により通知さ
れた使用状態に基づいて、上記仮想使用状態記憶手段に
より記憶された各仮想端末の使用状態を変更する仮想状
態変更手段、(b3)上記問い合わせ手段により問い合
わせがあった場合、上記仮想状態変更手段により変更さ
れた使用状態に基づいて着信すべき端末を決定して返答
する返答手段を備えた管理装置。
【0010】
【作用】この発明の第1の発明における代表番号サービ
ス方式は、複数の交換機からなるネットワーク上で複数
の交換機にそれぞれ収容された複数の端末を同一代表グ
ループとして一つの代表番号に呼び出す機能を備え、第
1の状態記憶手段が、自交換機に収容された同一代表グ
ループに属する複数の端末の使用状態を記憶して、第1
の状態変更手段が、自交換機に収容された各端末の使用
状態の変化により、上記第1の状態記憶手段により記憶
した使用状態を変更し、通知手段が、自交換機に収容さ
れた同一代表グループに属する複数の端末を一つの仮想
端末とみなし、上記第1の状態変更手段により変更され
る使用状態に基づいて、上記仮想端末の使用状態を判定
し、判定した仮想端末の使用状態を他交換機へ通知する
ので、これらの手段を備えた第1の交換機は、仮想端末
の状態変化を検出した場合に、これを当該仮想端末を収
容した交換機に仮想端末の状態変化のみを通知すればよ
く、代表グループメンバ全ての状態変化を通知する必要
はなくなる。また、第2の状態記憶手段が、上記第1の
交換機に収容された仮想端末の使用状態と、自交換機に
収容された端末の使用状態とを記憶し、第2の状態変更
手段が、上記通知手段による通知と、各端末の使用状態
とに基づいて、上記第2の状態記憶手段により記憶され
た使用状態を変更し、代表番号による着信の場合、着信
手段が、上記第2の状態変更手段により変更された使用
状態に基づいて、着信する端末を決定するので、これら
の手段を備えた第2の交換機は上記第1の交換機の通知
手段により通知された仮想端末の状態変化に基づいて、
上記第2の状態記憶手段により記憶された使用状態を変
更すればよく、仮想端末の状態変化の通知頻度は、代表
グループのメンバ全ての状態を通知する頻度に対して非
常に少なくなる。特に代表グループのメンバが増加する
に従いその差は大きくなる。
【0011】また、この発明の第2の発明における代表
番号サービス方式は、上記第1の発明において、上記着
信手段が、第2の交換機に収容された端末のいずれかが
空き状態である場合は、その空き状態の端末を選択して
着信するとともに、第2の交換機に収容された端末が、
全て使用状態であり、仮想端末が空き状態である場合に
は、第1の交換機に発信して、仮想端末とみなされた複
数の端末のいずれかの端末に着信させるので、第1の交
換機に発信するのは、第2の交換機に収容された端末
が、全て使用状態である場合のみであり、転送回数を減
らすことが出来る。
【0012】また、この発明の第3の発明における代表
番号サービス方式は、上記第1の発明において、上記第
1の状態記憶手段が、同一代表グループに属する端末の
使用状態として、他の交換機に収容された仮想端末の使
用状態を記憶するとともに、上記第1の状態変更手段
が、他の交換機からの仮想端末の使用状態の通知に基づ
いて、上記第1の状態記憶手段に記憶された仮想端末の
使用状態を変更するので、複数の交換機に収容される同
一代表グループの端末を仮想化した仮想端末をもたらせ
る階層的な仮想化方式を実現し、状態変化通知の頻度
が、上記第1及び第2の発明よりもさらに減少すること
になる。
【0013】さらに、この発明の第4の発明における代
表番号サービス方式は、複数の交換機からなるネットワ
ーク上で、複数の交換機にそれぞれ収容された複数の端
末を同一代表グループとして一つの代表番号によって呼
び出す機能を備え、実使用状態記憶手段が、自交換機に
収容された同一代表グループに属する複数の端末の使用
状態を記憶し、実状態変更手段が、自交換機に収容され
た同一代表グループに属する複数の端末の使用状態の変
化により上記実使用状態記憶手段により記憶した使用状
態を変更し、通知手段が、自交換機に収容された同一代
表グループに属する複数の端末を一つの仮想端末とみな
し、上記実状態変更手段により変更される使用状態に基
づいて、上記仮想端末の使用状態を判定し、判定した仮
想端末の使用状態を通知し、問い合わせ手段が、上記実
状態変更手段により変更された使用状態に基づき、自交
換機による着信ができない場合、着信問い合わせを行う
これらの手段を備えた交換機を有し、仮想使用状態変更
手段が、上記通知手段により通知された使用状態に基づ
いて、上記仮想使用状態記憶手段により記憶された各仮
想端末の使用状態を変更し、返答手段が、上記問い合わ
せ手段により問い合わせがあった場合、上記仮想状態変
更手段により変更された使用状態に基づいて、着信すべ
き端末を決定して、返答するこれらの機能を備えた管理
装置を有するので、例えば、上記仮想使用状態記憶手
段、仮想状態変更手段、及び、返答手段を備えた管理装
置をコンピュータと考えると、このコンピュータでは、
仮想端末の状態変化を通知され、仮想状態記憶手段によ
って記憶されている仮想端末の状態を更新するようにな
るので、コンピュータ上で仮想状態記憶手段により記憶
された仮想端末の使用状態を一元管理することにより各
交換機では共通の情報を多く含む仮想使用状態記憶手段
によって記憶された各仮想端末の使用状況を持つ必要が
なくなる。
【0014】
【実施例】実施例1.この実施例は以下のことを特徴と
している。代表グループへの着信がありうる交換機が、
隣接する交換機に接続されており同一代表グループに属
する複数の内線端末を、交換機毎に一つの仮想端末とし
て仮想化し、この仮想端末を接続していると認識する仮
想化方式を具備するとともに、自交換機に接続されてい
る同一代表グループに属する内線端末と、仮想端末とを
同一に扱う内線代表グループテーブルを備え、各交換機
は、接続されている内線を使用した際、この内線が他交
換機の仮想端末のメンバであることを認識する機構を具
備するとともに、仮想端末の状態は、メンバである全て
の内線が使用中に遷移したときにのみ使用中に遷移する
と認識し、仮想端末の状態変化を当該の仮想端末を収容
する他交換機に通知する機構を備え、仮想端末の状態変
化を通知された交換機では、内線代表グループテーブル
で管理されている仮想端末の状態を更新する機構を具備
し、代表グループ着信時、自交換機に接続されているメ
ンバ端末がすべて使用中であり、仮想端末が空き状態で
ある場合、仮想端末のメンバが実際に接続されている交
換機へ発信し、着信した交換機では仮想端末のメンバで
空き状態にある内線端末を選択して着信する。以下に詳
細な説明を行う。
【0015】図1は本発明における代表番号サービスの
一実施例を示す構成図であり、図中1a,1b,2a,
2b及び4a,4b〜7は従来技術で説明したものと同
一のものである。3aは交換機1aに関する、代表グル
ープの内線代表グループテーブルであり、自交換機に接
続されているメンバ端末2002番、2003番及び仮
想端末XXXX(XXXXには仮想的な番号が割り当て
られる)を管理している。ここでは内線代表グループ7
の各メンバの状態及びメンバ端末が接続されている交換
機の局番号を記憶している。また、自交換機に接続され
る内線端末2002番と2003番が隣接する交換機1
bにおいて仮想端末YYYYとして扱われていることを
記憶している。3bについても同様である。8は交換機
1aの観点から見た仮想端末である。
【0016】図2は本発明の実施例1を例に端末の仮想
化方式について説明したものである。図2(A)の1
a,1bから8は図1で説明したものと同一のものであ
る。ここでは交換機1aに代表グループ着信する場合に
着目している。このとき交換機1aは隣接する交換機1
bに接続されている、同一代表グループメンバである内
線端末2000番及び2001番を、あたかも自交換機
に接続されている端末XXXX番(仮想端末)であるか
のように認識する。仮想端末の状態は図2(B)にある
ように内線端末2000番及び2001番がともに使用
中であるときにのみ、使用中となり、どちらかが空きの
場合に仮想端末は空きの状態となる。同様に交換機1b
では仮想端末YYYY番を接続しているよう認識してい
る。
【0017】次に図3の仮想端末状態通知の処理手順を
示す流れ図、及び、図4の代表グループ選択の処理手順
を示す流れ図を使用し、図1の動作を説明する。まず内
線代表グループテーブル3a,3bにおける代表グルー
プのメンバの状態の管理について説明する。例えば、交
換機1bに接続される内線端末2000番に着信があ
り、内線端末2000番の状態が変化したとする。この
とき内線代表グループテーブル3bにおける内線番号2
000番の着信条件が空き:0から使用中:1に変化す
る(S1)。さらに図3に示す状態通知ルーチンが起動
され、内線2000番は仮想端末のメンバであるため
(S2)、内線端末2001番の状態が使用中であれ
ば、仮想端末の状態が使用中へと変化し(S3)、仮想
端末を仮想的に収容している交換機1aに状態変化の通
知を行う(S4)。状態変化の通知を受信した交換機1
aでは、内線代表グループテーブル3aの仮想端末XX
XX番の着信条件を空き:0から使用中:1に変化させ
る。メンバ登録されている全ての仮想端末についてS3
〜S4までの処理を繰り返す(S5)。内線端末200
1番の状態が空きであれば、仮想端末の状態は変化せず
なんらアクションは生じない。
【0018】仮想端末が使用中に遷移した後、交換機1
bに接続される内線端末5000番から内線代表グルー
プ7に着信があった場合(S6)、図4の代表グループ
選択ルーチンが起動される。内線代表グループテーブル
3bをサーチすることにより、代表グループ7に属する
自局内線が使用中であることを判断した場合(S7)、
同一テーブル3bより仮想端末に空きがあるか否かを判
断する(S9)。その結果、仮想端末YYYY番が空き
であることを識別すると、交換機1bでは交換機1aへ
発信する(S11)。交換機1aでは仮想端末YYYY
を構成する内線端末2002番及び2003番から、空
き状態である端末内線端末2002番を選択し、内線端
末5000番と通話路を接続する。自局内線が未使用で
あれば、自局の内線番号を内線端末5000番と通話路
を接続する。S9で仮想端末YYYYに空きがないと判
断すると、発信内線へ話中音を送出する(S10)。
【0019】実施例2.この実施例は、以下のことを特
徴としている。仮想端末のメンバとして、隣接する当該
交換機に対して、さらに隣接する交換機に接続される、
代表グループのメンバ端末を仮想化した仮想端末をも
つ。以下に詳細な説明を行う。
【0020】本実施例は上記実施例で説明した内線端末
の仮想化方式を階層的に拡張したものである。図5は本
発明の実施例2における代表番号サービスの一実施例を
示す構成図であり、図6は図5における各交換機に接続
されている端末の状態を示している図であり、図5の1
a,1b及び4a,4b〜7は従来技術で説明したもの
と同一のものである。1cは代表グループ7に属する内
線端末2100番〜2101番4cを収容する第3の交
換機3である。8aは交換機1aからみた仮想端末XX
XX番、8b,8dは交換機1bからみた仮想端末YY
YY番及びZZZZ番、8cは交換機1cからみた仮想
端末WWWW番である。図6の3aは交換機1aに関す
る、代表グループの内線代表グループテーブルであり、
自交換機に接続されているメンバ端末2002番、20
03番及び仮想端末XXXXを管理している。ここでは
代表グループ7の各メンバの状態及びメンバ端末が接続
されている交換機の局番号を記憶している。また、自交
換機に接続される内線端末2002番と2003番が隣
接する交換機1bにおいて仮想端末YYYYとして扱わ
れていることを記憶している。3b,3cについても同
様である。
【0021】図7は本発明の実施例2を例に端末階層的
な仮想方式について説明した構成図である。図8は図7
における各交換機に接続されている端末の状態を示して
いる図であり、図7の1a,1b,1cから8a,8b
は図1で説明したものと同一のものである。ここでは交
換機1aに代表グループ着信する場合に着目している。
このとき交換機1aは隣接する交換機1bに接続されて
いる、同一代表グループメンバである内線端末2000
番及び2001番及び後述する仮想端末YYYYを、あ
たかも自交換機に接続されている端末XXXX番(仮想
端末)であるかのように認識する。仮想端末YYYYは
交換機1cに接続されている、同一代表グループメンバ
である2100番及び2101番を、交換機1bが仮想
化したものである。仮想端末XXXXでは階層的な仮想
化を行っており、図8の仮想端末XXXXの状態は内線
端末2000番、2001番、2100番及び2101
番が全て使用中であるときにのみ、使用中となり、どれ
か一つが空きの場合に仮想端末XXXXは空きの状態と
なる。同様に交換機1cでは階層化された仮想端末WW
WW番を接続しているよう認識している。交換機1bで
は実施例1で記述した階層化されていない仮想端末ZZ
ZZ番及びYYYY番を接続しているよう認識する。
【0022】次に図9の仮想端末状態通知の処理手順を
示す流れ図、及び、図10の代表グループ選択の処理手
順を示す流れ図を使用し、図5の動作を説明する。まず
内線代表グループテーブル3a,3b,3cにおける代
表グループのメンバの状態の管理についてふれる。例え
ば、交換機1cに接続される内線端末2100番及び2
101番に着信があり、状態が変化したとする。このと
き内線代表グループテーブル3cにおける内線番号21
00番、2101番の着信条件が空き:0から使用中:
1に変化する。さらに図9に示す状態通知ルーチンが起
動され、仮想端末YYYY番の状態が使用中へと変化す
ることから、仮想端末を仮想的に収容している交換機1
bに状態変化の通知を行う。状態変化の通知を受信した
交換機1bでは、内線代表グループテーブル3bの仮想
端末YYYY番の着信条件を空き:0から使用中:1に
変化させる(S1)。このとき交換機1bでは図9に示
す状態通知ルーチンが起動され、仮想端末YYYY番が
仮想端末XXXX番のメンバであることを認識する(S
2)。仮想端末XXXX番の他のメンバ端末2000
番、2001番がともに使用中であれば、仮想端末XX
XX番の状態が使用中へと変化し(S3)、仮想端末X
XXX番を収容している交換機1aに状態変化通知を行
う(S4)。状態変化の通知を受信した交換機1aで
は、内線代表グループテーブル3aの仮想端末XXXX
番の着信条件を空き:0から使用中:1に変化させる。
仮想端末XXXX番の他に、内線端末2100番及び2
101番をメンバにしている全ての仮想端末について状
態変化通知を繰り返し行う(S5)。
【0023】仮想端末が使用中に遷移した後、交換機1
cに接続される内線端末5000番から内線代表グルー
プ7に着信があった場合(S6)、図10の代表グルー
プ選択ルーチンが起動される。内線代表グループテーブ
ル3cをサーチすることにより、代表グループ7に属す
る自局内線が使用中であることを判断した場合(S
7)、同一テーブル3cより仮想端末に空きがあるか否
かを判断する(S9)。その結果、仮想端末WWWW番
が空きであることを識別すると、交換機1cでは交換機
1bへ発信する(S11)。内線代表グループ3bに着
信があると(S6)、交換機1bでは図10の代表グル
ープ選択ルーチンが起動され、内線代表グループテーブ
ル3bをサーチすることにより、仮想端末WWWWを構
成する自局内線2000番及び2001番が使用中か否
かを確認する(S7)。使用中である場合、同一テーブ
ル3bより仮想端末に空きがあるか否かを判断する(S
9)。仮想端末ZZZZ番が空きである場合、交換機1
bは交換機1aに発信する。交換機1aでは仮想端末Z
ZZZを構成する内線端末2002番及び2003番か
ら、空き状態である端末内線端末2002番を選択し、
内線端末5000番と通話路を接続する(S11)。S
7で自局内線に未使用回線が存在すれば、自局の内線に
接続し(S8)、S9で仮想端末に空きがなければ、内
線端末5000番に話中音を送出する(S10)。
【0024】実施例3.この実施例は、以下のことを特
徴としている。代表グループのメンバ端末を接続した複
数の交換機が、一つのコンピュータ機能に論理的に接続
された構成を具備し、コンピュータは、各交換機に接続
されたメンバ端末を仮想端末として仮想化する方式を具
備するとともに、この仮想端末の状態をコンピュータに
おいて一括管理する内線代表グループテーブルを備え、
各交換機は、接続されている内線を使用した際、コンピ
ュータで管理される仮想端末のメンバであることを認識
する機構を具備するとともに、仮想端末の状態は、メン
バである全ての内線が使用中に遷移したときにのみ使用
中に遷移すると認識し、仮想端末の状態変化をコンピュ
ータに通知する機構を備え、仮想端末の状態変化を通知
されたコンピュータでは、内線代表グループテーブルで
管理されている仮想端末の状態を更新する機構を具備
し、代表グループ着信時、自交換機に接続されているメ
ンバ端末がすべて使用中である場合、当該交換機は代表
グループのメンバをコンピュータに問い合わせる機構を
具備し、コンピュータが空き状態の仮想端末を選択し、
この仮想端末のメンバ端末が接続されている交換機へ発
信するよう指示を与えると、仮想端末への発信処理が実
行され、着信した交換機では仮想端末のメンバで空き状
態にある内線端末を選択して着信する。以下に詳細な説
明を行う。
【0025】本実施例は上記実施例1,2で説明した仮
想端末の管理を、コンピュータ上で行うよう拡張したも
のである。図11は本発明の実施例3を示す構成図であ
り、図12は図11における各交換機に接続されている
端末の状態を示している図であり、図11の1a,1
b,1c及び4a,4b,4c〜7は従来技術で説明し
たものと同一のものである。9は交換機1a,1b,1
cと論理的に接続されたコンピュータであり、8b,8
d,8eはコンピュータ9からみた、各交換機に収容さ
れている内線端末を仮想化した仮想端末である。図12
の10はコンピュータが一元管理する内線代表グループ
テーブルであり、各交換機が接続の対象とする仮想端末
の着信状態及び局番号を管理している。
【0026】仮想端末の動作は上記実施例1,2で記述
した内容と同一であり、状態変化の通知先のみが異な
る。次に図13の仮想端末状態通知の処理手順を示す流
れ図、及び、図14の代表グループ選択の処理手順を示
す流れ図を使用し、図11の動作を説明する。まず内線
代表グループテーブル10における代表グループのメン
バの状態の管理についてふれる。例えば、交換機1cに
接続される内線端末2100番及び2101番に着信が
あり、状態が変化したとする(S1)。このとき交換機
1cではこの状態変化を記憶する。さらに図13に示す
状態通知ルーチンが起動され、仮想端末YYYY番の状
態が(S2)使用中へと変化することから(S3)、コ
ンピュータに状態変化の通知を行う(S4a)。状態変
化の通知を受信したコンピュータ9では、内線代表グル
ープテーブル10の仮想端末YYYY番の着信条件を空
き:0から使用中:1に変化させる。
【0027】仮想端末が使用中に遷移した後、交換機1
cに接続される内線端末5000番から内線代表グルー
プ7に着信があった場合(S6)、交換機1cではまず
代表グループ7に属する自局内線が使用中か否かを判断
する(S7)。図14の代表グループ選択ルーチンが起
動され、使用中であることを判断した場合、交換機1c
はコンピュータ9に使用可能な仮想端末を問い合わせる
(S9a)。コンピュータ9では交換機からの問い合わ
せがあると(S9b)、内線代表グループテーブル10
より交換機1cに関する仮想端末に空きがあるか否かを
判断する(S12)。その結果、仮想端末ZZZZ番が
空きであることを識別すると、コンピュータは交換機1
cに対し、交換機1aの仮想端末ZZZZ番との接続を
指示する。交換機1cでは交換機1aへ発信し(S1
3)、交換機1aではコンピュータ9より接続指示を受
信すると(S13a)、仮想端末ZZZZ番を構成する
内線端末2002番及び2003番から、空き状態であ
る端末内線端末2002番を選択し、内線端末5000
番と通話路を接続する(S11)。S12で使用可能な
仮想端末が存在しない場合は、コンピュータ9は交換機
1cへ設定失敗を指示し、交換機1cがこれを受信し
(S14a)、内線端末5000番へ話中音を送出する
(S10)。
【0028】実施例4.ところで、上記実施例3では一
つのコンピュータが複数の交換機の仮想端末を管理する
ことを想定したが、コンピュータが複数存在し、これら
が連携することにより一つの内線代表グループテーブル
を管理していても良い。また実施例1,2,3を独立に
説明したが、これらは一つのネットワーク内に混在して
いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、自
交換機に収容された同一代表グループに属する複数の端
末を一つの仮想端末とみなし、第1の状態変更手段によ
り変更される使用状態に基づいて、上記仮想端末の使用
状態を判定し、判定した仮想端末の使用状態を他交換機
へ通知する通知手段を備えた第1の交換機と、代表番号
による着信の場合、第2の状態変更手段により変更され
た使用状態に基づき、着信する端末を決定する着信手段
を備えた第2の交換機とを有しているので、第1の交換
機では仮想端末の状態変化のみを通知すればよく、代表
グループの全ての端末について状態変化を通知する必要
がなくなる。仮想端末の状態変化の通知頻度は、代表グ
ループの端末全てに対して状態変化を通知する頻度に比
べると非常に少なくなる。とくに代表グループの端末が
増加するに従い、その差は大きくなる。よって、この代
表番号サービス方式では、従来、一つの交換機内でのみ
実現していた代表番号サービスを複数の交換機間にまた
がるサービスとして拡張できるとともに、交換機間の状
態通知によって生じる共通性の通信トラヒックや状態通
知の処理を行うための負荷を最小限に抑えることができ
る効果がある。
【0030】また、第2の発明によれば、第2の交換機
が備えた上記着信手段は、第2の交換機に収容された端
末のいずれかが空き状態である場合は、その空き状態の
端末を選択して着信するとともに、第2の交換機に収容
された端末がすべて使用状態であり、仮想端末が空き状
態である場合には、第1の交換機に発信して仮想端末と
してみなされた複数の端末のいずれかの端末に着信させ
るので、第2の交換機に収容された端末がすべて使用状
態であっても、仮想端末が空き状態であれば第1の交換
機に発信され、話し中になることを少なくでき、また、
第1の交換機に発信するのは、第2の交換機に収容され
た端末が全て使用状態である場合のみであり、転送回数
を減らす効果がある。
【0031】また、第3の発明によれば、第1の状態記
憶手段が、同一代表グループに属する端末の使用状態と
して、他の交換機に収容された仮想端末の使用状態を記
憶するとともに、第1の状態変更手段は他の交換機から
の仮想端末の使用状態の通知に基づいて上記第1の状態
記憶手段に記憶された仮想端末の使用状態を変更するの
で、階層的な仮想端末を構成することにより、仮想端末
の状態変化の通知の頻度を、さらに減少させることがで
き、上記第1の発明による負荷をさらに減少させること
ができる効果がある。
【0032】さらに、第4の発明によれば、管理装置が
各交換機に収容された同一代表グループに属する複数の
端末を一つの仮想端末とみなして、各仮想端末の使用状
態を記憶する仮想使用記憶手段を有し、また通知手段に
より通知された使用状態に基づいて上記仮想使用状態記
憶手段により記憶された各仮想端末の使用状態を変更す
る仮想状態変更手段を有し、さらに、問い合わせ手段に
より問い合わせがあった場合、上記仮想状態変更手段に
より変更された使用状態に基づいて、通信すべき端末を
決定して変更する変更手段を備えたので、例えばこの管
理装置をコンピュータと考えると、このコンピュータ上
で仮想端末の使用状態を一元管理することにより、各交
換機では仮想端末の状態管理を行なう必要がなくなる。
このため代表グループとして複数の交換機にそれぞれ収
容された複数の端末の使用状態の管理(保守)が容易に
なる。また、仮想端末への着信時、上記第3の発明のよ
うに階層的な仮想端末を構成した場合は、関係する仮想
端末を収容するそれぞれの交換機で着信端末の検索を行
なう必要があるが、この第4の発明では着信した端末の
検索をコンピュータにより一度のみ行えばよくなり、シ
ステム全体の負荷が軽くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる代表番号サービス方式の、実施
例1を説明する構成図である。特に各交換機における内
線代表グループテーブルの構造を示している。
【図2】本発明の実施例1に係わる、端末の仮想化方式
を説明する図であり、特に仮想端末の状態について示し
ている。
【図3】本発明の実施例1に係わる、仮想端末の状態通
知ルーチンを説明する流れ図である。
【図4】本発明の実施例1に係わる、代表グループ選択
ルーチンを説明する流れ図である。
【図5】本発明に係わる代表番号サービス方式の、実施
例2を説明する構成図である。特に各交換機における内
線代表グループテーブルの構造を示している。
【図6】図5における各交換機に接続されている端末の
状態を示している図である。
【図7】本発明の実施例2に係わる、端末の階層的な仮
想化方式を説明する構成図であり、特に仮想端末の状態
について示している。
【図8】図7における各交換機に接続されている端末の
状態を示している図である。
【図9】本発明の実施例2に係わる、仮想端末の状態通
知ルーチンを説明する流れ図である。
【図10】本発明の実施例2に係わる、代表グループ選
択ルーチンを説明する流れ図である。
【図11】本発明に係わる代表番号サービス方式の、好
適な実施例3を説明する構成図である。特にコンピュー
タにおける内線代表グループテーブルの構造を示してい
る。
【図12】図11における各交換機に接続されている端
末の状態を示している図である。
【図13】本発明の実施例3に係わる、仮想端末の状態
通知ルーチンを説明する流れ図である。
【図14】本発明の実施例3に係わる、代表グループ選
択ルーチンを説明する流れ図である。
【図15】従来のノード間代表番号サービス方式を説明
する図である。
【図16】従来の代表番号サービス方式における、内線
端末の状態通知ルーチンを説明する流れ図である。
【図17】従来の代表番号サービス方式における、代表
グループ選択ルーチンを説明する流れ図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 交換機 2a,2b 中央制御装置 3a,3b,3c 交換機における内線代表グループテ
ーブル 4a,4b,4c 内線端末 5 通話路 6 共通線 7 内線代表グループ 8,8a,8b,8c,8d,8e 仮想端末 9 コンピュータ 10 コンピュータにおける内線代表グループテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の交換機からなるネットワーク上
    で、複数の交換機にそれぞれ収容された複数の端末を同
    一代表グループとして一つの代表番号によって呼び出す
    代表番号サービス方式において、 (a1)自交換機に収容された同一代表グループに属す
    る複数の端末の使用状態を記憶する第1の状態記憶手
    段、 (a2)自交換機に収容された各端末の使用状態の変化
    により、上記第1の状態記憶手段により記憶した使用状
    態を変更する第1の状態変更手段、 (a3)自交換機に収容された同一代表グループに属す
    る複数の端末を一つの仮想端末とみなし、上記第1の状
    態変更手段により変更される使用状態に基づいて、上記
    仮想端末の使用状態を判定し、判定した仮想端末の使用
    状態を他交換機へ通知する通知手段を備えた第1の交換
    機と、 (b1)上記第1の交換機に収容された仮想端末の使用
    状態と、自交換機に収容された端末の使用状態とを記憶
    する第2の状態記憶手段、 (b2)上記通知手段による通知と、各端末の使用状態
    とに基づいて、上記第2の状態記憶手段により記憶され
    た使用状態を変更する第2の状態変更手段、 (b3)代表番号による着信の場合、上記第2の状態変
    更手段により変更された使用状態に基づいて、着信する
    端末を決定する着信手段 を備えた第2の交換機とを有することを特徴とする代表
    番号サービス方式。
  2. 【請求項2】 上記着信手段は、第2の交換機に収容さ
    れた端末のいずれかが空き状態である場合は、その空き
    状態の端末を選択して着信するとともに、第2の交換機
    に収容された端末がすべて使用状態であり、仮想端末が
    空き状態である場合には、第1の交換機に発信して、仮
    想端末としてみなされた複数の端末のいずれかの端末に
    着信させることを特徴とする請求項1記載の代表番号サ
    ービス方式。
  3. 【請求項3】 上記第1の状態記憶手段は、同一代表グ
    ループに属する端末の使用状態として、他の交換機に収
    容された仮想端末の使用状態を記憶するとともに、上記
    第1の状態変更手段は、他の交換機からの仮想端末の使
    用状態の通知に基づいて、上記第1の状態記憶手段に記
    憶された仮想端末の使用状態を変更することを特徴とす
    る請求項1記載の代表番号サービス方式。
  4. 【請求項4】 複数の交換機からなるネットワーク上
    で、複数の交換機にそれぞれ収容された複数の端末を同
    一代表グループとして一つの代表番号によって呼び出す
    代表番号サービス方式において、 (a1)自交換機に収容された同一代表グループに属す
    る複数の端末の使用状態を記憶する実使用状態記憶手
    段、 (a2)自交換機に収容された同一代表グループに属す
    る複数の端末の使用状態の変化により上記実使用状態記
    憶手段により記憶した使用状態を変更する実状態変更手
    段、 (a3)自交換機に収容された同一代表グループに属す
    る複数の端末を一つの仮想端末とみなし、上記実状態変
    更手段により変更される使用状態に基づいて、上記仮想
    端末の使用状態を判定し、判定した仮想端末の使用状態
    を通知する通知手段、 (a4)上記実状態変更手段により変更された使用状態
    に基づき、自交換機による着信ができない場合、着信問
    い合わせを行う問い合わせ手段とを備えた交換機と、 (b1)各交換機に収容された同一代表グループに属す
    る複数の端末をひとつの仮想端末とみなして、各仮想端
    末の使用状態を記憶する仮想使用状態記憶手段、 (b2)上記通知手段により通知された使用状態に基づ
    いて、上記仮想使用状態記憶手段により記憶された各仮
    想端末の使用状態を変更する仮想状態変更手段、 (b3)上記問い合わせ手段により問い合わせがあった
    場合、上記仮想状態変更手段により変更された使用状態
    に基づいて、着信すべき端末を決定して返答する返答手
    段 を備えた管理装置とを有することを特徴とする代表番号
    サービス方式。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5390575A (en) * 1992-07-14 1995-02-21 Amada Metrecs Company, Limited Multiple tool for punch press
US5848563A (en) * 1992-07-21 1998-12-15 Amada Metrecs Company Limited Multiple tool for punch press
KR20020048685A (ko) * 2000-12-18 2002-06-24 이계철 대표번호를 이용한 타 교환기로의 착신통화 전환 방법
KR100459567B1 (ko) * 1997-04-11 2005-02-23 삼성전자주식회사 교환시스템의착신호서비스방법
US8155292B2 (en) 2007-01-31 2012-04-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Telephone system and server apparatus

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