JPH0637809A - Pvc切替えシステム - Google Patents

Pvc切替えシステム

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JPH0637809A
JPH0637809A JP4190760A JP19076092A JPH0637809A JP H0637809 A JPH0637809 A JP H0637809A JP 4190760 A JP4190760 A JP 4190760A JP 19076092 A JP19076092 A JP 19076092A JP H0637809 A JPH0637809 A JP H0637809A
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JP
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switching
pvc
packet
terminal
network
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JP4190760A
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English (en)
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Shoji Oyoshi
章次 大吉
Shuichi Umeda
修一 梅田
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Kansai Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Kansai Communication Systems Ltd
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Publication date
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はパケット交換網におけるPVC切替
えシステムに関し、PVC切替えの容易なPVC切替え
システムを提供することを目的としている。 【構成】 パケット交換網内の端末装置21のPVC用
論理チャネルxに単一或いは複数の端末装置22のPV
C用論理チャネルy1,y2,…の複数のPVCを対応さ
せ、切替えを契機に網でPVCの切替えを可能とするよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパケット交換網における
PVC切替えシステムに関する。パケット交換網で、ホ
ストと端末とがPVC(Permanent Virt
ial Circuit)で接続される形態において、
パケット網内でPVCを切替えるというユーザニーズが
高くなってきた。その背景としては、金融系企業におけ
るサンデーバンキングサービス対応が考えられる。通
常、平日業務ホストと前記サンデーバンキングホストと
は、ホストの有効利用の点等において、異なるホストを
使用している。また、センタ局の災害時の障害に対応す
るために、センタホストからサブホストへの切替え等が
考えられる。
【0002】
【従来の技術】図18は従来システムの概念図である。
図において、1,2,3はパケット交換機、パケット交
換機1はパケット組立/分解機能(PAD)を持ってい
る。4はパケット交換機1に接続される非パケット形態
端末(NPT)、5はパケット交換機1に接続される網
監視装置で、PVCの削除と登録を行うものである。
【0003】6はパケット交換機2と接続されるパケッ
ト形態端末(PT)としてのセンタホスト、7はパケッ
ト交換機3と接続されるパケット形態端末としてのサブ
ホストである。
【0004】このように構成されたシステムにおいて、
先ず端末4とセンタホスト5との間にPVCが張られ
ている。そして、端末4とセンタホスト5とはパケット
交換機1,2を介して情報のやりとりを行っている。
【0005】ここで、センタホスト6に障害が発生した
場合、網監視装置5からPVCを削除し、PVCを
登録する。図19は従来システムの他の概念図である。
図18と同一のものは、同一の符号を付して示す。パケ
ット交換機2には端末8も接続されている。この種のシ
ステムでは、平日はセンタホスト6と端末4との間で通
信のやりとりを行うが、休日等においては、サンデーバ
ンキングが行われ、サブホスト7が端末4との情報のや
りとりを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した図18に示す
システムでは、センタホスト6と端末4間のPVCをパ
ケット網内の運用コマンドにより削除し、その後、サブ
ホスト7と端末4間のPVCを登録しなおすという手続
きをとる。この場合、ホスト6と端末4間のPVCが網
内に数100レベルで存在する場合、数時間を有し、実
用に適さない。
【0007】これに対して、図19に示すシステムで
は、センタホスト6と端末4間をVC(Virtial
Call)で接続し、センタホスト6がコールリダイ
レクションに加入し(ホスト6の回線が障害、または論
理チャネルビジー状態の時に、予めどのパケット端末に
呼を転送し、パスを張るか決めておくこと)、リダイレ
クション先をサブホスト7側にしておけば、センタホス
ト6で災害時のVCをサブホスト7へリダイレクション
される。しかしながら、サンデーバンキングの場合に
は、ホスト6を終業するとは限らず、X.25プロトコ
ルで接続されている場合を想定すると、別の業務の通信
は同一回線の別論理チャネルで実施したい場合は、網か
らみてホスト回線が障害とならないため、コールリダイ
レクションの条件とならない。従って、サブホスト7で
サンデーバンキングができないことになる。また、ホス
トによっては上位のアプリケーションとのインタフェー
スの都合でVCは許容できないケースも出てくる。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてさなれた
ものであって、PVC切替えの容易なPVC切替えシス
テムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。図において、21はパケット交換網内の
第1の端末(DTEa)のPVC用論理チャネル(LC
Nx)に単一或いは複数の第2の端末(DTEb)22
のPVC用論理チャネル(LCNy1,LCNy2,…)の
複数のPVCを対応させたシステムを構成している。
【0010】パケット交換網10において、11は第1
の論理チャネル制御メモリ(LCM)、121 〜12n
はパケット交換網10内に設けられたn個のデータ制御
メモリ(DCM)、131 〜13nまでは対応するデー
タ制御メモリ12iとそれぞれ接続されるデータ制御メ
モリ、141 〜14nまでは対応するデータ制御メモリ
13iと接続される論理チャネル制御メモリである。こ
れら論理チャネル制御メモリ141 〜14n はそれぞれ
第2の端末22(DTEb1 〜DTEbn)と接続され
ている。 論理チャネル制御メモリLCMは、加入時に
契約した論理チャネル分確保され、X.25プロトコル
の状態を保有する。ここで、DCMとリンクされている
場合は、DCM内の状態と同様である。データ制御メモ
リDCMに関して、VCは呼が発生時、PVCは運用コ
マンドによりPVC設定時に確保され、LCMとリンク
される。DCMには、フロー制御パラメータ,スループ
ットクラス及びX.25プロトコルの状態を保有する。
【0011】この例では、DTEa側にDTEb1の論
理チャネルy1 ,DTEbn の論理チャネルyn との間
のPVC毎にDCMを有するLCMは1つしか有さな
い。即ち、切替え契機で網内でDCMとLCMのリンク
替えを行う。
【0012】
【作用】第1の論理チャネル制御メモリ11は、切替え
を契機として、#1から#nまでのPVCのいずれかと
接続されるようになる。従って、本発明によればPVC
切替えの容易なPVC切替えシステムを提供することが
できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。本発明の概要を図1を用いて説明する。
【0014】パケット交換網10内の第1の端末21の
PVC用論理チャネルxに対応して、単一或いは複数の
第2の端末22(DTEb1 〜DTEbn)のPVC用
の論理チャネルy1 ,y2 …の間で複数のPVCが前述
のチャネル順(y1 ,y2 …)に優先度をもって網内で
設定される。
【0015】パケット交換網10内では、DTEa側に
DTEb1 の論理チャネルy1 ,DTEbnの論理チャ
ネルyn間のPVC毎にプロトコルを制御するメモリ
(以下、便宜上DCMと略す)121 〜12n,131
〜13nを有するが、論理チャネル制御メモリ(以下便
宜上LCMと略す)11は1個しか有していない。即
ち、切替え契機に網内でDCMとLCMをリンク替えを
行う。
【0016】DTEaの論理チャネルxと、DTEb1
の論理チャネルy1 ,DTEaの論理チャネルxとDT
Ebn の論理チャネルyn は、異なるフロー制御パラメ
ータ(パケットサイズ,ウインドサイズ),スループッ
トクラスで制御可能とする。
【0017】次に、切替え契機について説明する。図2
は運用コマンドによるPVC切替えを示したシーケンス
例を示す図である。例えば、データ転送中に網監視装置
等からの運用コマンドでPVC切替えコマンドを投入す
ると、DTEa側のプロトコル処理で、PVCの切替え
(LCM,DCMのリンク替え)を行う。この結果、
X.25のプロトコルにより新たにPVCが張られ、デ
ータ転送に入る。
【0018】図3はRQパケットの切断原因/診断符号
を契機とするPVCの切替えシーケンス例を示す図であ
る。パケット網内で生成したRQパケットのリセット原
因/診断符号によりPVCを切替えるものである。例え
ば、DTEb1 が障害時に切替え元側のプロトコル処理
からDTEa側のプロトコル処理に対してリセット原因
01(障害),診断符号00(追加情報なし)のRQパ
ケットが送出されるが、DTEa側のプロトコル処理が
リセット原因01,診断符号00のRQパケットを受信
すると、PVCをDTEb2 の論理チャネルy2 に切替
える。
【0019】以下、DTEb2 …で同様の現象が発生し
た場合に、DTEb3 の論理チャネルy3 ,…にPVC
を切替える。逆に、DTEa側のプロトコル処理が相手
DTEbn の論理チャネルyn を制御するプロトコル処
理からリセット原因00,2進1XXXXXXX(DT
Eリセット)又は09(リモートDTE運用可)を受信
した場合に、相手DTEbn の論理チャネルyn より優
先度の低いPVCが接続されている場合は、相手DTE
bn の論理チャネルyn にPVCを切替える。
【0020】図4はDTE側からRQパケットの切断原
因/診断符号を契機とするPVC切替えを示したシーケ
ンス例を示す図である。DTEaの論理チャネルxとD
TEbn の論理チャネルyn 間でPVCが接続されてい
る場合に、DTEa,DTEbn からRQパケットのリ
セット原因/診断符号を用いてPVC切替え要及び切替
え先のPVC優先度を網側に要求し、パケット交換網で
該RQパケット受信を契機にPVCに切替えるものであ
る。
【0021】例えば、リセット原因00,診断符号12
9は優先度1へのPVC切替え リセット原因00,診断符号130は優先度2へのPV
C切替え リセット原因00,診断符号131は優先度3へのPV
C切替え 等が考えられる。
【0022】図5はDTE側からのRQパケットのファ
シリティを契機とするPVC切替えを示したシーケンス
例を示す図である。ここで、ファシリティとは、パケッ
ト中に組み込まれたコマンド命令等のことである。DT
Eaの論理チャネルxと、DTEbn の論理チャネルy
n 間でPVCが接続されている場合に、DTEa,DT
Ebn からRQパケットにファシリティを用いてPVC
切替え要及び切替え先PVC優先度を網側に要求し、パ
ケット交換網で該RQパケット受信を契機にPVCを切
替える。
【0023】例えば、CCITT(国際電信電話諮問委
員会)勧告X.25で定義されたオプショナルユーザフ
ァシリティの1つであるコールデフレクション要求ファ
シリティをRQパケットに定義し、切替え先PVC優先
度をコールデフレクション理由のエリアに設定する。
【0024】なお、図5において、*はコールデフレク
ション理由のエリアに切替え先PVCの優先度として3
を設定したコールデフレクション要求ファシリティを付
与することを示す。また、**はコールデフレクション
理由のエリアに切替え先PVCの優先度として1を設定
したコールデフレクション要求ファシリティを付与する
ものである。
【0025】図6はRIパケットのファシリティでDT
EへPVC切替え通知を示したシーケンス例を示す図で
ある。PVC切替え時、DTEa及び切替え元DTEb
m ,切替え先DTEbn に対してRIパケットでPVC
をリセットすることにより、DTE,DCE間のパケッ
トレベルの状態を初期化し、状態を一致させる。
【0026】なお、以下の方法によりPVC切替え時、
DTEa及び切替え元DTEbm 切替え先DTEbn に
対してPVC切替えを実施した旨を通知する。DTEa
は、PVC切替え実施の通知により、相手DTEbn に
より前記フロー制御パラメータ等を変えることによっ
て、効率的な通信を行うことができる。例えば、CCI
TT勧告X.25で定義されたオプショナルサユーザフ
ァシリティをRIパケットに定義し、切替え先PVC優
先度をコールデフレクション理由にエリアに設定する。
【0027】なお、図の*印はコールデフレクション理
由のエリアに切替え先PVCの優先度として3を設定し
たコールデフレクション通知ファシリティを付与するも
のである。
【0028】図7はRIパケットのリセット原因/診断
符号でDTEへPVC切替え通知を示したシーケンス例
を示す図である。例えば、PVC切替え時にDTEa,
切替え元DTEbm 及び切替え先DTEbn に対してリ
セット原因(網輻輳),診断符号129を含むRIパケ
ットを送出し、前記DTEは網から該リセット原因,診
断符号を含むRIパケットを受信した場合は、PVC優
先度1へのPVC切替えによるリセットと認識する。例
えば、リセット原因NC,診断符号131は、優先度3
のPVCへ切替えたことを意味する。図8は本発明を実
施するシステムの構成例を示すブロック図である。図に
おいて、10はパケット交換網、30はパケット交換処
理部、50はDTEと接続される回線対応部である。回
線対応部50は、パケット交換を実現するために、DT
Eと接続され、LAPBによるリンクレベル制御を行
う。LAPB制御部51は、X.25レイヤ2手順を用
いてリンクレベルの制御を行う。
【0029】パケット交換処理部30は、パケット交換
サービスを実現するため、X.25レイヤ3の制御及び
パケット交換機10が保守・運用のために提供している
各種コマンド処理を行う。コマンド受付部31は、交換
機が保守・運用のために提供している各種コマンドの受
付け処理を行う。本発明では、PVCの登録/削除コマ
ンドが投入された場合には、PVCデータ管理コマンド
処理部32,PVC切替えコマンドが投入された場合に
は、PVC切替えコマンド処理部35を起動する。
【0030】PVCデータ管理コマンド処理部32は、
PVC登録/削除コマンドが投入された場合に、コマン
ド受付け部31から起動され、PVCを制御するのに必
要なリソース(DCM,LCM)をリソース管理部34
を起動して確保し、X.25プロトコル処理部33に対
してPVCの始業/終業を依頼する。
【0031】PVC切替えコマンド処理部35は、PV
C切替えコマンドが投入された場合に、コマンド受付け
部31から起動され、図9(後述)の処理を行う。PV
C切替え処理部36は、RQパケット受信処理部37又
はPVC切替えコマンド処理部35から起動され、図9
の処理を行う。
【0032】リソース管理部34は、VC,PVCを制
御するために必要なリソース(DCM,LCM)を管理
する。リセット原因/診断符号分析1処理部38は、R
Qパケット受信処理部37から起動され、図11に示す
ような処理を行う。リセット原因/診断符号分析2処理
部39は、RQパケット受信処理部37から起動され、
図13に示す処理を行う。
【0033】ファシリティ分析処理部40は、RQパケ
ット受信処理部37から起動され、図15に示す処理を
行う。X.25プロトコル処理部33は、以下に示すよ
うな処理を行う。
【0034】X.25プロトコル処理部33は、リソー
ス管理部34と共同してX.25レイヤ3の状態管理を
行う。また、LAPB制御部51からの各種パケットを
受付け、パケットヘッダを分析し、パケットタイプ毎の
受信処理37を起動する。また、LAPB制御部51に
パケットを送信する。RQパケット受信処理部37は回
線或いは相手先プロトコル処理からRQパケット受信時
に、X.25プロトコル処理部33から起動され、図1
0に示す処理を行う。RIパケット送信処理部41はR
Iパケットのフォーマット編集を行い、X.25プロト
コル処理部33に送信依頼を行う。ここでは、PVC切
替え処理部36で求めたR2パケットのリセット原因/
診断符号,ファシリティ等をRIパケットに編集する。
【0035】パケット交換網内のDTEaのPVC用論
理チャネルxに対応して、単一或いは複数のDTEb1
,DTEb2 …のPVCチャネル用論理チャネルy1
,y2…の間で複数のPVCが前述チャネル順(y1 ,
y2 …)に優先度をもって網内で設定される。即ち、運
用管理者がパケット交換網で用意している運用コマンド
(PVC登録)で上記条件のPVC設定を依頼すると、
コマンド受付部31でコマンドを受け付ける。そして、
PVCデータ管理コマンド処理部32を起動し、PVC
データ管理コマンド処理部32は、PVCを制御するの
に必要なリソース(DCM,LCM)をリソース管理部
34を起動して確保し、X.25プロトコル処理部33
に対してPVCの始業を依頼する。ここで、リソースの
確保状態は図1に示すとおりである。
【0036】なお、網はDTEaの論理チャネルxとD
TEb1 の論理チャネルy1 ,DTEaの論理チャネル
xとDTEbn の論理チャネルyn のおのおののフロー
制御パラメータ(パケットサイズ,ウィンドサイズ),
スループットクラスをデータ制御メモリ(DCM、リソ
ース管理部34に含まれる)上に保有するため、図1の
構成からなるフロー制御パラメータで動作可能なのは明
らかである。
【0037】この実施例では、PVC切替え契機(以下
の〜に示す)のインプリメントは、システムオプシ
ョンとする。もっと一般化して加入者毎にオプション化
するという方式も考えられる。以下に、各切替え契機で
のPVC切替え処理について説明する。 運用者がPVC切替えコマンドを投入時、図8のコ
マンド受付部31でコマンドを受け付け、PVC切替え
コマンド処理部35を起動する。PVC切替えコマンド
処理部35では、コマンドで指定した切替え先PVC優
先度をもつPVCPVCがデータ転送中以外の状態(以
下、該状態をACT状態でないと略す)かをチェック
し、チェックOKの場合には、PVC切替え処理部36
を起動する。
【0038】PVC切替えコマンド投入時の処理フロー
を図9に示す。切替え先PVC優先度をもつPVCデー
タがACT状態でないかどうかチェックし(S1)、A
CT状態でない場合には、PVC切替え処理を行う(S
3)。ACT状態の場合にはコマンドをアブノーマルコ
マンドエンドにする(S2)。 パケット交換網で生成したRQパケットのリセット
原因/診断符号により、PVC切替えを行う場合、RQ
パケット受信時にRQパケット受信処理部37により図
10に示すフロー中の図11の受信RQの受信パケット
のリセット原因/診断符号分析処理を行うというプロセ
スを通り、リセット原因/診断符号分析1処理部38を
起動する。
【0039】図10はDTEa側プロトコル処理でのR
Qパケット受信フローを示す図である。RQパケット受
信処理部37は、受信したRQパケットのインプリメン
トにより4つの場合に分けられる。運用コマンド又はイ
ンプリメント無しの場合には通常のRQパケット受信分
析処理を行う(S1)。RQパケットのリセット原因/
診断符号による場合には、図11の受信RQパケットの
リセット原因/切断符号の分析処理を行う(S2)。
【0040】次に、処理結果によりPVCの切替えが必
要かどうかチェックする(S3)。PVCの切替えが必
要な場合には、図16の切替え処理を行う(S4)。若
し、切替え処理が不必要な場合には、自己のPVCがア
クチブになっているかどうかチェックする(S5)。な
っている場合には、通常のRQパケット受信分析処理を
行う(S6)。なっていない場合には、相手DTEbn
に対してRI DER#00を送出依頼する(S6) 次に、DTEからのRQパケットのリセット原因/診断
符号による場合には、図13の受信RQパケットのリセ
ット原因/切断符号の分析処理を行い(S7)、ステッ
プS3に入る。また、RQパケットのファシリティによ
る場合には、図15のファシリティ分析処理を行い(S
8)、ステップS3に入る。
【0041】図11はRQパケットのリセット原因/診
断符号分析1の処理フローを示す図であり、リセット原
因/診断符号分析1処理部38の動作を示している。先
ず、RQパケットの切断原因/診断符号を基に図12の
テーブルをサーチする(S1)図12において、受信R
Qパケットのリセット原因/診断符号とテーブル内のリ
セット原因/診断符号と比較する。切替え処理識別が
“0”の場合、自PVCがアクチブの時、自PVCより
低優先のPVCに切り替える。“1”の場合、自PVC
より低優先のPVCがアクチブの時、自PVCに切り替
える。
【0042】そして、リセット原因/診断符号がテーブ
ルに登録されているかどうかチェックする(S2)。テ
ーブルに登録されていない場合には、PVC切替え不要
となる(S9)。若し、テーブルに登録されている場合
には、図12のテーブルより切替え処理識別を取り出す
(S3)。そして、切替え処理識別が“0”であるかど
うかチェックする(S4)。
【0043】切替え処理識別が“1”の場合、自分より
優先度の低いPVCがアクチブになっているかどうかチ
ェックする(S5)。アクチブでない場合には、PVC
切替え不要となる。アクチブであった場合には、PVC
切替え要となり、切替え先は自己のPVCとなる(S
6)。
【0044】若し、ステップS4において、切替え処理
識別が“0”の場合には、自PVCがアクチブになって
いるかどうかチェックする(S7)。自PVCがアクチ
ブでない場合には、PVC切替え不要となる(S9)。
自PVCがアクチブの場合には、自PVCが最低レベル
であるかどうかチェックする(S8)。最低レベルの場
合には、PVCの切替えは不要となる(S9)。最低レ
ベルでない場合には、PVC切替え要となり、切替え先
は自PVCより1つ優先度の低いPVCとなる(S1
0)。
【0045】再度図8の説明に戻る。リセット原因/診
断符号分析1処理部38では、図11に示すフローに従
ってPVC切替えの実施要/不要を判定する。PVC切
替え要の時には、PVC切替え処理部36を起動する。 DTE側からのRQパケットのリセット原因/診断
符号により、PVCを切り替える場合、RQパケット受
信時にRQパケット受信処理部37にて図10に示すフ
ロー中の図13の受信RQパケットのリセット原因/診
断符号分析処理を行うというプロセスを通り、リセット
原因/診断符号分析2処理部39を起動する。リセット
原因/診断符号分析2処理部39では、図13に示すフ
ローに従ってPVC切替えの実施要/不要を判定する。
PVC切替え要の場合には、PVC切替え処理部36を
起動する。 DTE側からのRQパケットのファシリティにより
PVC切替えを行う場合、RQパケット受信時に、RQ
パケット受信処理部37で図10に示すフロー中の図1
5のファシリティ分析処理を行うというプロセスを通
り、ファシリティ分析処理部40を起動する。ファシリ
ティ分析処理部40では、図15に示すフローに従って
PVC切替えの実施要/不要を判定する。PVC切替え
要の場合は、PVC切替え処理部36を起動する。
【0046】図13はRQパケットのリセット原因/診
断符号分析2の処理フローを示す図で、リセット原因/
診断符号分析2処理部39の動作を示している。先ず自
PVCがアクチブになっているかどうかチェックする
(S1)。そうでない場合にはPVC切替え不要とな
る。自PVCがアクチブになっている場合には、RQパ
ケットの切断原因/診断符号を基に図14のテーブルを
サーチする(S2)。
【0047】図14はPVC切替え対象リセット原因/
診断符号格納テーブル2の構成例を示す図である。受信
RQパケットのリセット原因/診断符号とテーブル内の
リセット原因/診断符号と比較する。テーブル内には、
PVC切替え対象のリセット原因/診断符号と切替え先
PVCの優先度が記憶されている。
【0048】次に、図13の処理に戻る。RQパケット
の切断原因/診断符号を基に、図14のテーブルに登録
がされているかどうかチェックする(S3)。登録され
ていた場合には、図14のテーブルよりPVC優先度を
取り出す(S5)。この場合、PVC切替え要となり、
切替え先は図14のテーブルより読出した優先度のテー
ブルとする(S6)。
【0049】図15はRQパケットのファシリティ分析
処理フローを示す図である。先ず、自PVCがアクチブ
であるかどうかチェックする(S1)。アクチブでない
場合には、PVC切替え不要である(S2)。自PVC
がアクチブであった場合には、RQパケットにコールデ
フレクション要求ファシリティが出現したかどうかチェ
ックする(S3)。出現しない場合には、PVC切替え
不要となる。
【0050】ファシリティが出現した場合には、コール
デフレクション理由のエリアより切替え先のPVC優先
度を決める(S4)。次に、指定された切替え先PVC
の優先度をチェックする(S5)。次に、DTE指定P
VCの優先度のチェックを行う(S6)。チェックの結
果、OKでなかった場合には、PVC切替えは不要とな
る。チェックOKの場合には、PVC切替え要となり、
切替え先はDTEがファシリティで指定した優先度のP
VCとなる(S7)。
【0051】PVC切替え処理部36では、切替え先P
VC優先度のDCMとDTEaの論理チャネルx対応の
LCMのリンク替えを行う。また、PVC切替え通知オ
プション(システムオプション。なお、一般化して加入
者対応のオプションとすることもできる)に従って、リ
セット原因/診断符号並びにファシリティの編集要求を
記憶し、RIパケット送信処理部41に対してDTE
a,切替え元DTE,切替え先DTEに対してRIパケ
ットの編集を依頼する。
【0052】図16はPVC切替え処理フローを示す図
で、PVC切替え処理部36の動作を示している。先
ず、切替え先PVC優先度のDCMとLCMのリンク替
えを行う(S1)。次に、PVC切替え通知インプリメ
ントを判定する(S2)。その結果、通知なしの場合、
RIパケットのリセット原因NC診断符号00を記憶す
る(S3)。
【0053】RIパケットのリセット原因/診断符号に
よる場合、切替え先パケット優先度をキーにして図17
のテーブルのPVC優先度をサーチし、リセット原因/
診断符号を求める(S4)。次に、求めたリセット原因
/診断符号を記憶する(S5)。ステップS2におい
て、RIパケットのファシリティによる場合には、RI
パケットにコールデフレクションファシリティの編集要
求を記憶する(S6)。次に、RIパケットのリセット
原因NC診断符号00を記憶する。最後に、DTEa,
切替え元DTE,切替え先DTEに対してRIパケット
を送信依頼する(S8)。
【0054】図17はステップS4におけるテーブル
(PVC切替え通知を示すリセット原因/診断符号格納
テーブル)の構成例を示す図である。切替え先PVC優
先度とテーブル内の切替え先PVC優先度と比較する。
【0055】RIパケット送信処理部41では、RIパ
ケットを編集し、DTEa,切替え元DTE及び切替え
先DTEのDTE,DCE間のパケットレベルの状態を
初期化し、状態を一致させるため、X.25プロトコル
処理に対してRIパケットを送信依頼する。
【0056】なお、前述の各種テーブル(リセット原因
/診断符号格納テーブル1,リセット原因/診断符号格
納テーブル2,リセット原因/診断符号格納テーブル)
は、例えばそれぞれ図8のリセット原因/診断符号分析
1処理部38,リセット原因/診断符号分析2処理部3
9,PVC切替え処理部36に設けることができる。
【0057】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よればパケット交換網内のDTEaのPVC用論理チャ
ネルに単一或いは複数のDTEb1 ,DTEb2 …のP
VC用論理チャネルy1 ,y2,…を複数対応させ、本発
明に示すようなPVC切替えを網内で実施することによ
り、 DTEaが端末,DTEym がサービスホスト群とす
ると、サービスホスト群の中のいくつかに障害が発生し
ても、正常動作するサービスホストが1つでも存在すれ
ば、サービスが受けられ、端末にとっては接続性の向
上、ひいてはサービス性を向上させることが可能であ
る。 金融系業務におけるサンデーバンキング等のサービス
に対応可能となり、ホストの有効利用が図れる。 端末に対して、PVC切替えの発生及び切替え先ホス
トを本発明に示す方法により通知することで、該ホスト
間の通信時の最適なフロー制御パラメータ(パケットサ
イズ,ウインドサイズ),スループットクラスでデータ
転送を再開することが可能である。 端末及びホスト側から本発明に示す方法でPVC切替
え要求を実施することが可能であり、端末からのホスト
選択可能又はホスト側からの切替えによる異種サービス
の連続実行が端末側のただ1つのPVCチャネルで可能
となり、サービス性を向上させることが可能となる。
【0058】このように、本発明によればPVC切替え
の容易なPVC切替えシステムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】運用コマンドによりPVC切替えを示したシー
ケンス例を示す図である。
【図3】RQパケットの切断原因/診断符号を契機とす
るPVC切替えのシーケンス例を示す図である。
【図4】DTE側からのRQパケットの切断原因/診断
符号を契機とするPVC切替えを示したシーケンス例を
示す図である。
【図5】DTE側からのRQパケットのファシリティを
契機とするPVC切替えを示したシーケンス例を示す図
である。
【図6】RIパケットのファシリティでDTEへPVC
切替え通知を示したシーケンス例を示す図である。
【図7】RIパケットのリセット原因/判断符号でDT
EへPVC切替え通知を示したシーケンス例を示す図で
ある。
【図8】本発明を実施するシステム構成例を示すブロッ
ク図である。
【図9】PVC切替えコマンド投入時の処理フローを示
す図である。
【図10】DTEaのプロトコル処理でのRQパケット
受信フローを示す図である。
【図11】RQパケットのリセット原因/診断符号分析
1の処理フローを示す図である。
【図12】PVC切替え対象リセット原因/診断符号格
納テーブル1の構成例を示す図である。
【図13】RQパケットのリセット原因/診断符号分析
2の処理フローを示す図である。
【図14】PVC切替え対象リセット原因/診断符号格
納テーブル2の構成例を示す図である。
【図15】RQパケットのファシリティ分析処理フロー
を示す図である。
【図16】PVC切替え処理フローを示す図である。
【図17】PVC切替え通知を示すリセット原因/診断
符号格納テーブルの構成例を示す図である。
【図18】従来システムの概念図である。
【図19】従来システムの他の概念図である。
【符号の説明】
10 パケット交換網 11 LCM 12 DCM 13 DCM 14 LCM 21 DTEa 22 DTEb

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット交換網内の第1の端末装置(2
    1)のPVC用論理チャネルxに単一或いは複数の第2
    の端末装置(22)のPVC用論理チャネルy1,y2,…
    の複数のPVCを対応させ、切替えを契機に網でPVC
    の切替えを可能とするようにしたことを特徴とするPV
    C切替えシステム。
  2. 【請求項2】 パケット交換網内では、前記第2の端末
    (22)の論理チャネルy1,同じく第2の端末(2
    2)の論理チャネルyn 間のPVC毎にプロトコルを制
    御するメモリ(12,13)を有し、 第1の端末(21)側の論理チャネルは1つしか有さ
    ず、切替え契機に網内で前記メモリと論理チャネル制御
    メモリ(11)のリンク切替えを行うようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のPVC切替えシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1の端末(21)の論理チャネル
    xと第2の端末(22)の論理チャネルy1 ,端末端末
    (21)の論理チャネルxと端末(22)の論理チャネ
    ルyn は、異なるフロー制御パラメータ,スループット
    クラスで、制御可能にしたことを特徴とする請求項1記
    載のPVC切替えシステム。
  4. 【請求項4】 前記切替えは、パケット網内で用意して
    いる運用コマンドによるPVC切替えを行うようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のPVC切替えシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 RQパケットのリセット原因/診断符号
    により、予め定められた優先度に従って、PVC切替え
    制御を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    PVC切替えシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1の端末(21)又は第2の端末
    (22)からのRQパケットのリセット原因/診断符号
    により、PVC切替え要求並びに切替え先のPVC優先
    度を網側に要求可能として、パケット交換網で該RQパ
    ケット受信を契機にPVC切替えを実施するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のPVC切替えシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記第1の端末(21)又は第2の端末
    (22)からRQパケットのファシリティにより、PV
    C切替え要求及び切替え先のPVC優先度を網側に要求
    可能とし、パケット交換網で該RQのパケット受信を契
    機にPVC切替えを実行するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のPVC切替えシステム。
  8. 【請求項8】 PVC切替え時に、第1の端末(21)
    及び切替え元端末(22)及び切替え先端末(22)に
    対してRIパケットでPVCをリセットすることによ
    り、DTE,DCE間のパケットレベルの状態を初期化
    し、状態を一致させるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のPVC切替えシステム。
  9. 【請求項9】 PVC切替え時、第1の端末(21)及
    び切替え元端末(22)及び切替え先端末(22)に対
    して、切替え実施の旨をRIパケットのリセット原因,
    診断符号で通知することを特徴とした請求項1記載のP
    VC切替えシステム。
  10. 【請求項10】 PVC切替え時、第1の端末(2
    1),切替え元端末(22)及び切替え先端末(22)
    に対して切替え実施の旨をRIパケットのファシリティ
    で通知するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    PVC切替えシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259697B1 (en) 1997-02-19 2001-07-10 Nec Corporation PVC switching system and PVC switching method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6259697B1 (en) 1997-02-19 2001-07-10 Nec Corporation PVC switching system and PVC switching method

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