JPH06334643A - データ送信装置 - Google Patents

データ送信装置

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Publication number
JPH06334643A
JPH06334643A JP5121078A JP12107893A JPH06334643A JP H06334643 A JPH06334643 A JP H06334643A JP 5121078 A JP5121078 A JP 5121078A JP 12107893 A JP12107893 A JP 12107893A JP H06334643 A JPH06334643 A JP H06334643A
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JP
Japan
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transmission
data
frame
channels
transmission rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5121078A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kondo
正宏 近藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5121078A priority Critical patent/JPH06334643A/ja
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】使用チャネル数の変更時、変更前の送信データ
と変更後の送信データの同期が損なわれることを防止す
る。 【構成】送信データは、多重化部21により、1フレー
ムに、少なくとも最大使用チャネル数6分の送信フレー
ムBを搭載可能な速度、例えば、1920KHzの速度
でアクセスされる。これにより、多重化部21からは、
使用チャネル数m分の送信フレームB1〜Bmがフレー
ムH12に左詰めされた構造のフレームH12が得られる。
このフレームH12は、伝送速度変換部22(1)〜22
(m)により、各送信フレームB1〜B6ごとに分離さ
れた後、速度変換され、対応する伝送路24(1)〜2
4(m)に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、それぞれ1つの通信
チャネルが割り当てられた複数の伝送路を使って、複数
チャネル分のデータを同期させて送信するデータ送信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報通信の分野においては、通信
網として、各種データを総合的に伝送可能な通信網、す
なわち、サービス総合ディジタル網(以下、「ISD
N」という。)が導入されつつある。
【0003】これに伴い、テレビ会議等のように、音声
データや画像データを一緒に伝送する通信サービス、い
わゆるオーディオ・ビジュアルテレサービスの需要も増
大している。
【0004】このオーディオ・ビジュアルテレサービス
のフレームとしては、CCITT勧告H.221におい
て、4つのフレームB,H0 ,H11,H12が定義されて
いる。
【0005】図2は、各フレームB,H0 ,H11,H12
の構造を示す図である。
【0006】図示の如く、各フレームB,H0 ,H11,
H12のタイムスロットTSの数はそれぞれ1,6,2
4,30に設定され、オクテット数は80に設定されて
いる。また、1オクテット分の伝送時間は125μsに
設定されている。これにより、各フレームB,H0 ,H
11,H12の伝送速度は、それぞれ64Kbps、384
Kbps、1536Kbps、1920Kbpsに設定
されている。
【0007】なお、各フレームの先頭のタイムスロット
TSには、所定の端末制御信号FAS,BASが挿入さ
れている。
【0008】また、上記CCITT勧告H.221にお
いては、各フレームB,H0 ,H11,H12の通信チャネ
ルとして、フレームBには、1〜6個のチャネルが定義
され、フレームH0 には、1〜5個のチャネルが定義さ
れ、フレームH11, H12には、1個のチャネルが定義さ
れている。
【0009】フレームB,H0 を複数チャネルで送信す
る場合、各チャネルの送信データは、それぞれ1つの通
信チャネルを割り当てられた複数の伝送路を使って、同
期させて送信される。
【0010】図3は、このようなデータ送信装置の従来
構成を示すブロック図である。なお、図には、フレーム
Bを最大2チャネルで送信可能なデータ送信装置を代表
として示す。
【0011】図示のデータ送信装置は、多重化部11
と、各チャネルCH(1),CH(2)ごとに設けられ
た伝送速度変換部12(1),12(2)と、制御部1
3とから構成されている。
【0012】このような構成において、使用チャネル数
mが1である場合、制御部13から多重化部11と伝送
速度変換部12(1)に、使用チャネル数1を含む初期
設定情報Iが与えられる。これにより、多重化部11と
伝送速度変換部12(1)では、所定の初期設定がなさ
れる。
【0013】この後、制御部13から多重化部11と伝
送速度変換部12(1)に送信開始命令CSが与えられ
る。これにより、多重化部11と伝送速度変換部12
(1)が起動される。
【0014】これに対し、使用チャネル数mが2である
場合は、さらに、伝送速度変換部12(2)の初期設定
および起動がなされる。
【0015】多重化部11が起動されると、図示しない
メモリから送信データが読み出される。この送信データ
としては、音声データADと、画像データBDと、例え
ば、ユーザが任意に送信可能なユーザデータYDがあ
る。
【0016】これら3つの送信データは、多重化部11
に供給され、多重される。この場合、送信データは、1
フレームに、使用チャネル数m(m=1,2)分の送信
フレームBを搭載可能な速度でアクセスされる。
【0017】いま、使用チャネル数mが2とすると、送
信データは、128KHzでアクセスされる。これによ
り、この場合は、多重化部11からは、図4(a)に示
すように、2つの送信フレームB1,B2が時分割圧縮
多重された構造のフレームが得られる。
【0018】このフレームは、伝送速度変換部12
(1),12(2)により、送信フレームB1,B2ご
とに分離される。各分離出力は、本来の伝送速度、すな
わち、64Kbpsに変換された後、所定のタイミング
で、同時に、伝送路14(1),14(2)に送出され
る。
【0019】この状態で、使用チャネル数mが1に変更
されると、制御部13から多重化11と伝送速度変換部
12(1),12(2)に送信停止命令CEが供給され
る。これにより、多重化11と伝送速度変換部12
(1),12(2)の動作が停止される。これは、使用
チャネル数mの変更によって、送信データのアクセス速
度を変更する必要があるからである。
【0020】この後、多重化部11と伝送速度変換部1
2(1)は、制御部13により、再度、初期設定される
とともに、起動される。これにより、今度は、チャネル
CH(1)のみを使ったデータ送信が実行される。
【0021】この場合、多重化部11においては、送信
データは、64KHzでアクセスされる。これにより、
この場合、多重化部11から出力されるフレームは、図
4(b)に示すように、送信フレームBそのものとな
る。
【0022】このフレームは、伝送速度変換部12
(1),12(2)に供給される。しかし、この場合、
伝送速度変換部12(2)は起動されていない。したが
って、このフレームは、伝送速度変換部12(1)のみ
を介して、伝送路14(1)に送出される。但し、この
場合、速度変換は行われない。これは、フレームの伝送
速度が64Kbpsだからである。
【0023】上記多重化部11は、フレーム構成回路1
11と、タイミング生成回路112と、クロック発生回
路113とから構成されている。
【0024】フレーム構成回路111は、入力される送
信データから使用チャネル数mに応じて、上述したよう
な構造のフレームを構成する。
【0025】タイミング生成回路112は、図示しない
メモリから3つの送信データを読み出すためのタイミン
グ信号AR,BR,YRと、この送信データを多重する
ためのタイミング信号AM,BM,YMを出力する。
【0026】クロック発生回路113は、64KHzの
クロック信号に基づいて、タイミング生成回路112が
上述したタイミング信号AR,BR,YR,AM,B
M,YMを発生するための基準となるクロック信号CK
1を出力する。このクロック信号CK1の周波数は、使
用チャネル数mが1の場合は、64KHzに設定され、
2の場合は、128KHzに設定される。この切替えに
より、送信データのアクセス速度の切替えがなされる。
【0027】上記伝送速度変換部12(1),12
(2)は、伝送速度変換回路121と、データ選択回路
123と、タイミング生成回路122とから構成されて
いる。
【0028】伝送速度変換回路121は、使用チャネル
数mが2である場合、多重化部11の出力データの伝送
速度を128Kbpsから64Kbpsに変換する。こ
の変換は、例えば、シリアル/パラレル変換機能とパラ
レル/シリアル変換機能を利用してなされる。
【0029】データ選択回路123は、使用チャネル数
mが1である場合は、多重化部11の出力データを選択
し、2である場合は、伝送速度変換部121の出力デー
タを選択する。
【0030】タイミング生成回路122は、多重化部1
1のタイミング生成回路112の動作に同期して、伝送
速度変換回路121のシリアル/パラレル変換用クロッ
ク信号CK2と、パラレル/シリアル変換用クロック信
号CK3を出力する。ここで、クロック信号CK2の周
波数は、128KHZに設定され、クロック信号CK2
の周波数は、64KHzに設定されている。
【0031】なお、使用チャネル数mが1の場合は、チ
ャネルCH(2)の伝送速度変換部12(2)は使用さ
れない。したがって、この伝送速度変換部12(2)に
おいては、原理的には、データ選択回路123は不要で
ある。
【0032】伝送速度変換部12(2)にもデータ選択
回路123を設けるのは、例えば、伝送速度変換部12
(1)が故障した場合でも、1チャネルによるデータ送
信を確保するためである。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のデータ送信装置は、送信データを、使用チャネル数
mに応じた速度で、アクセスすることにより、各フレー
ムごとに、使用チャネル数m分の送信フレームBを時分
割圧縮多重するようになっている。
【0034】しかしながら、このような構成では、使用
チャネル数mを変更する場合、送信データのアクセス速
度を変更しなければならないため、多重化部11と伝送
速度変換部12(1),12(2)を停止させなければ
ならないという問題があった。これにより、多重化部1
1の出力点aや伝送速度変換部12(1),12(2)
の出力点b1,b2において、使用チャネル数mの変更
前の送信データと変更後の送信データの同期(連続性)
が損なわれるという問題があった。
【0035】この問題は、受信側の動作に悪影響を与
え、円滑な通信に支障を来たすことになるので、早急に
解決されなければならない。
【0036】そこで、この発明は、使用チャネル数の変
更時に、変更前の送信データと変更後の送信データの同
期が損なわれることがないデータ送信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、各フレームごとに、使用チャネル数分
の送信フレームを時分割圧縮多重するデータ送信装置に
おいて、送信データを、1フレームに、最大使用チャネ
ル数分の送信フレームを搭載可能な速度でアクセスする
ようにしたものである。
【0038】
【作用】上記構成においては、送信データを、使用チャ
ネル数に関係なく、常に、一定の速度でアクセスするこ
とができる。これにより、使用チャネル数の変更時、装
置を停止させる必要がないので、変更前の送信データと
変更後の送信データの同期を保つことができる。
【0039】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。
【0040】図1は、この発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。なお、以下の説明では、フレームB
を最大6チャネルまで送信可能なデータ送信装置に、こ
の発明を適用した場合を代表として説明する。
【0041】図示のデータ送信装置も、図3のデータ送
信装置と同様に、多重化部21と、伝送速度変換部22
(1)〜22(6)と、制御部23とから構成され、各
フレームごとに、使用チャネル数m(m=1,2,…,
6)分の送信フレームBを時分割圧縮多重した後、これ
を各送信フレームBごとに分離し、各分離出力を速度変
換して、同時に送信するようになっている。
【0042】ここで、多重化部21は、各フレームごと
に、使用チャネル数m分の送信フレームBを時分割圧縮
多重する点では、図3の多重化部11と同じである。
【0043】異なる点は、図3の多重化部11は、送信
データを、使用チャネル数mに応じた速度でアクセスす
るようになっていたのに対し、図1の多重化部21は、
少なくとも、1フレームに、最大使用チャネル数6分の
送信フレームBを時分割圧縮多重可能な速度でアクセス
するようになっている点である。
【0044】このアクセス速度として、この実施例で
は、例えば、H12フレームを構成する場合のデータアク
セス速度1920KHzが用いられる。これにより、こ
の実施例では、フレームH12に使用チャネル数m分の送
信フレームB1〜Bmを左詰めした構造のフレームが得
られる。
【0045】このフレーム構造の一例を図5に示す。こ
の図5は、使用チャネル数mが最大使用チャネル数6で
ある場合のフレーム構造を示す。
【0046】この場合、6個の送信フレームB1〜B6
は、時間圧縮された状態で、フレームH12に左詰めされ
る。すなわち、1つの送信フレームBを1つのタイムス
ロットTSに搭載するように、6個の送信フレームB1
〜B6が6個のタイムスロットTS1〜RTS6に搭載
される。そして、送信データが搭載された領域TS1〜
TS6以外の領域TS7〜TS30には、ダミーデータ
が搭載される。
【0047】各伝送速度変換部22(n)(n=1,
2,…,6)は、多重化部21の出力フレームから対応
するタイムスロットTSnに位置する送信フレームBn
を抽出する。そして、抽出された送信フレームBnの伝
送速度を、所定のタイミングで、1920KHzから6
4KHzに変換し、この変換出力を対応する伝送路24
(n)に出力する。
【0048】制御部23は、多重化部21と伝送速度変
換部22(1)〜22(6)の動作を制御する。
【0049】上記多重化部21は、図3の多重化部11
と同様に、フレーム構成回路211と、タイミング生成
回路212と、クロック発生回路213とから構成され
ている。ここで、これらの回路211〜213の機能
は、基本的には、図3の回路111〜113と同じであ
る。
【0050】異なる点は、まず、図3のクロック発生回
路113では、クロック周波数が可変であったのに対
し、図1のクロック発生回路213では、固定である点
である。この場合、このクロック周波数は1920KH
zに設定されている。
【0051】また、図3のタイミング生成回路112で
は、読出し用タイミング信号AR,BR,YRが常時出
力されるものであったのに対し、図1のタイミング生成
回路212では、使用チャネル数m分の送信データの読
出しが終了すると、停止される点である。
【0052】これにより、フレーム構成回路211に
は、例えば、データ“1”が取り込まれることになる。
そして、このデータ“1”が、ダミーデータとして、送
信フレームB1〜Bmの多重領域TS1〜TSm以外の
領域TSm+1〜TS30に多重される。
【0053】上記伝送速度変換部22(1)〜22
(6)は、伝送速度変換回路221とタイミング生成回
路222とから構成されている。
【0054】ここで、伝送速度変換回路221は、多重
化部21の出力データの伝送速度を1920Kbpsか
ら本来の伝送速度である64Kbpsに変換する。この
変換は、例えば、シリアル/パラレル変換機能とパラレ
ル/シリアル変換機能を利用してなされる。
【0055】タイミング生成回路222は、多重化部2
1のタイミング生成回路212に同期して、伝送速度変
換回路221で使用されるシリアル/パラレル変換用ク
ロック信号CK2とパラレル/シリアル変換用クロック
信号CK3を生成する。
【0056】この場合、シリアル/パラレル変換用クロ
ック信号CK2は、自チャネルCH(n)に対応するタ
イムスロットTSnの期間だけ出力される。これによ
り、チャネルCH(n)の伝送速度変換部21(n)で
は、タイムスロットTSnに搭載された送信フレームB
nだけが抽出される。これに対し、パラレル/シリアル
変換用クロック信号CK3は、常時、出力される。な
お、クロック信号CK2の周波数は、1920KHzに
設定され、クロック信号CK3の周波数は、64KHz
に設定されている。
【0057】上記構成において、動作を説明する。
【0058】まず、データ送信要求が発生すると、制御
部23から多重化部21と伝送速度変換部22(1)〜
22(m)に、使用チャネル数mを含む初期設定情報I
が与えられる。これにより、多重化部21と伝送速度変
換部22(1)〜22(m)では、所定の初期設定がな
される。
【0059】この後、制御部23から多重化部21と伝
送速度変換部22(1)〜22(m)に送信開始命令C
Sが与えられる。これにより、多重化部21と伝送速度
変換部22(1)〜22(m)が起動される。
【0060】多重化部21が起動されると、タイミング
生成回路212から読出し用タイミング信号AR,B
R,YRが出力される。これにより、図示しないメモリ
から送信データが読み出される。
【0061】この送信データはフレーム構成回路211
に供給され、タイミング生成回路212から出力される
多重用タイミング信号AM,BM,YMに従って多重さ
れる。使用チャネル数mの1オクテット分のデータの読
出しが終了すると、タイミング生成回路212は、読出
し用タイミング信号AR,BR,YRの出力が停止す
る。これにより、送信データの読出しが停止されるた
め、フレーム構成回路211では、データ“1”の多重
がなされる。
【0062】1オクテット分の多重処理が終了すると、
タイミング生成回路212は、読出し用タイミング信号
AR,BR,YRの出力を再開する。これにより、送信
データの読出しが再開される。読み出された送信データ
は、フレーム構成回路211で多重される。以下、同様
に、1オクテット分の多重処理が終了するたびに、上述
したような処理が繰り返される。
【0063】これにより、先頭のm個のタイムスロット
TS1〜TSmに送信データが搭載され、残りの(30
−m)個のタイムスロットTSm+1〜TS30にダミ
ーデータ“1”が搭載されたフレームH12が得られる。
【0064】このフレームH12は、伝送速度変換部22
(1)〜22(6)に供給される。いま、使用チャネル
数mが3であるとすると、フレームH12の先頭のタイム
スロットTS1に搭載された送信フレームB1は、伝送
速度変換部22(1)の伝送速度変換回路221によ
り、パラレルデータに変換される。この変換は、192
0KHzのクロック信号CK3によってなされる。
【0065】同様に、タイムスロットTS2,TS3に
搭載された送信フレームB2,B3は、それぞれ、伝送
速度変換部22(2),22(3)の伝送速度変換回路
221により、パラレルデータに変換される。
【0066】パラレルデータに変換された送信フレーム
B1,B2,B3は、この後、所定のタイミングで、同
時に、シルアルデータに変換される。この変換は、64
KHzのクロック信号CK3に従ってなされる。これに
より、送信フレームB1,B2,B3の伝送速度が、1
920KHZから64KHzに変換される。この変換出
力は、それぞれ、伝送路24(1),24(2),24
(3)に出力される。
【0067】送信フレームB1,B2,B3の速度変換
の様子を図6に示す。
【0068】図において、(a)は、多重化部21の出
力を示し、(b)〜(d)は、それぞれ、伝送速度変換
部22(1)〜22(3)の出力を示す。また、B11,
B12,B13,…は、それぞれ送信フレームB1の1オク
テット分のデータを示し、B21,B22,B23,…は、そ
れぞれ送信フレームB2の1オクテット分のデータを示
し、B31,B32,B33,…は、それぞれ送信フレームB
3の1オクテット分のデータを示す。
【0069】図示の如く、ある125μsの期間T1
で、多重化部21から出力された送信データB11,B2
1,B31は、各送信フレームB1,B2,B3ごとに分
離され、次の125μsの期間T2で、64Kbpsに
速度変換されて同時に出力される。また、期間T2で、
多重化部21から出力された送信データB12,B22,B
32は、各送信フレームB1,B2,B3ごとに分離さ
れ、次の125μsの期間T3で、速度変換されて同時
に出力される。以下、同様に、125μsの期間ごと
に、上述したような動作が繰り返される。
【0070】この状態で、使用チャネル数mが、例え
ば、4に変更されると、多重化部21とすでに起動され
ている伝送速度変換部22(1),22(2),22
(3)には、制御部23から、新しい使用チャネル数4
が通知される。但し、送信停止命令CSは供給されな
い。これは、送信データのアクセス速度を変更する必要
がないからである。
【0071】これにより、多重化部21と伝送速度変換
部22(1),22(2),22(3)は、停止される
ことなく、新しい使用チャネル数4に応じた動作モード
に設定される。その結果、例えば、読出し用タイミング
信号AR、BR,YRの出力期間が、TS1〜TS3か
らTS1〜TS4に変更される。
【0072】また、使用チャネルが1つ増やされたこと
により、制御部23から伝送速度変換部22(4)に、
使用チャネル数4を含む初期設定情報Iが供給される。
これにより、伝送速度変換部22(4)では、所定の初
期設定がなされる。この後、制御部23から伝送速度変
換部22(4)に送信開始命令CSが供給され、この伝
送速度変換部22(4)が起動される。
【0073】以上により、使用チャネル数mが4に変更
されると、多重化部21からは、タイムスロットTS1
〜TS4に送信フレームB1〜B4が搭載され、タイム
スロットTS5〜TS30にダミーデータ“1”が搭載
されたフレームH12が得られる。
【0074】このフレームH12は、伝送速度変換部22
(1)〜22(4)により、各送信フレームB1〜B4
ごとに分離された後、速度変換され、対応する伝送路2
4(1)〜24(4)に出力される。
【0075】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果を得られる。
【0076】(1)各フレームに、使用チャネル数m分
の送信フレームBを搭載する場合、送信データを、1フ
レームに、少なくとも最大使用チャネル数6分の送信フ
レームBを搭載可能な速度でアクセスするようにしたの
で、送信データを、使用チャネル数mに関係なく、常
に、一定の速度でアクセスすることができる。
【0077】これにより、使用チャネル数mの変更時、
送信データのアクセス速度を変更する必要がないので、
多重化部21や伝送速度変換部22(1)〜22(6)
を停止させる必要もない。その結果、多重化部21の出
力点aや伝送速度変換部22(1)〜22(6)の出力
点b1〜b6において、使用チャネル数mの変更時、変
更前の送信データと変更後の送信データの同期が損なわ
れるのを防止することができる。
【0078】この場合、a点においては、使用チャネル
数mの変更に応じて、1フレーム当たりの有効データ量
が変更されるだけであり、b1〜b6点においては、送
信フレームBの形成あるいは削除が行なわれるだけであ
る。
【0079】(2)1フレームに、少なくとも最大使用
チャネル数6分の送信フレームBを時分割圧縮多重可能
な速度として、1920KHzを用いるようにしたの
で、将来、7個以上のチャネルを使用可能となった場合
であっても、多重化部21や伝送速度変換部22(n)
の構成をなんら変更することなく、これに対処すること
ができる。
【0080】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではない。
【0081】(1)例えば、先の実施例では、送信デー
タを1920KHzでアクセスする場合を説明した。し
かし、この発明は、送信データを使用チャネル数mに関
係なく、常に、一定速度でアクセスするようにするもの
であるから、1フレームに、少なくとも最大使用チャネ
ル数6分の送信フレームBを時分割圧縮多重することが
可能な速度、すなわち、384KHz以上の速度でアク
セスするものであればよい。
【0082】(2)また、先の実施例では、この発明
を、フレームBの送信に適用する場合を説明した。しか
し、この発明は、フレームH0 の送信にも適用すること
ができる。この場合は、例えば、図1の装置において、
パラレル/シリアル変換用クロックCK3の周波数を6
4KHzから384KHzに変更すればよい。
【0083】(3)また、先の実施例では、この発明を
オーディオ・ビジュアルテレサービスのデータ送信装置
に適用する場合を説明した。しかし、この発明は、それ
ぞれ1つの通信チャネルが割り当てられた複数の伝送路
を使って、複数チャネル分のデータを同期させて送信す
るデータ送信装置一般に適用することができる。
【0084】(4)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、使用チャネル数の変更時、変更前の送信データと変
更後の送信データの同期が損なわれるのを防止すること
が可能なデータ送信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】CCITT勧告H.221で定義されたフレー
ム構造を示す図である。
【図3】従来のデータ送信装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】従来のフレーム構造を示す図である。
【図5】一実施例のフレーム構造を示す図である。
【図6】一実施例の速度変換動作を示す図である。
【符号の説明】
21…多重化部、22(1)〜22(6)…伝送速度変
換部、23…制御部、24(1)〜24(6)…伝送
路、211…フレーム構成回路、212,222…タイ
ミング生成回路、213…クロック発生回路、221…
伝送速度変換回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ1つの通信チャネルが割り当て
    られた複数の伝送路を使って、複数チャネル分のデータ
    を同期させて送信するデータ送信装置において、 送信データを、1つのフレームに、少なくとも最大使用
    チャネル数分の送信フレームを搭載可能な速度でアクセ
    スすることにより、各フレームに、使用チャネル数分の
    送信フレームを時分割圧縮多重する多重手段と、 この多重手段の出力フレームを各送信フレームごとに分
    離し、各分離出力を本来の伝送速度に変換して同時に出
    力する伝送速度変換手段とを具備したことを特徴とする
    データ送信装置。
JP5121078A 1993-05-24 1993-05-24 データ送信装置 Pending JPH06334643A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223454A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチレーン伝送方法及びシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011223454A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マルチレーン伝送方法及びシステム

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