JPH0633414U - 追肥装置用作業機 - Google Patents

追肥装置用作業機

Info

Publication number
JPH0633414U
JPH0633414U JP7544692U JP7544692U JPH0633414U JP H0633414 U JPH0633414 U JP H0633414U JP 7544692 U JP7544692 U JP 7544692U JP 7544692 U JP7544692 U JP 7544692U JP H0633414 U JPH0633414 U JP H0633414U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
working machine
frame
nozzle
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7544692U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2575692Y2 (ja
Inventor
清 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP1992075446U priority Critical patent/JP2575692Y2/ja
Publication of JPH0633414U publication Critical patent/JPH0633414U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575692Y2 publication Critical patent/JP2575692Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 深層追肥装置用作業機の作業機2側の各種作
業用機器類をコンパクトにまとめて取付ける。 【構成】 作業機フレームの走行機体1側に肥料タンク
61を取付け、該タンク61の下方に作業機フレームと
一体のフロントフレーム16を設け、該フロントフレー
ム16に作業機2側の駆動出力用ギヤボックス12と給
肥用ポンプ49と肥料分配器13とをまとめて取付け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はアスパラガス等の栽培等に用いる追肥装置用作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アスパラガス等のような根茎作物は根が表層下10〜30cmの部分に あるため、追肥を行った場合は、根が生えている深層部分に行う必要がある。こ のため、トラクターのような移動農機に進行と共に複数のノズルが昇降して圃場 内に液肥を点注する装置が公知である。 上記装置にはノズルにペースト肥料を供給するためのペースト肥料用のタンク が、トラクターの前方のバンパ部分に突設したタンクサポート上に取り付けられ ており、またノズル昇降の駆動力分配部や給肥ポンプ、給肥分配器等は、作業機 フレーム側の空間部に適宜分散して取付けられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記従来の装置では肥料タンクが走行機体前方に設けられているため、 フロントローダを用いるトラクター等では使用不可能であり、保守点検や機能上 の不都合があるほか、作業機フレーム内に各種の駆動分配装置を付設すると構造 が複雑化し、着脱やメンテナンスも複雑で、給肥配管がノズル作動等の妨げにな り易い等の欠点があった。この考案はこれらの問題点を解決する追肥装置用作業 機を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記ような問題点を解決するための本考案の装置は、下端を圃場の深層部に挿 入して流体肥料を点注するノズル30を作業機フレームに昇降自在に取り付けた 作業機2を、リンク機構15を介して走行機体1に昇降可能に連結したものにお いて、上記作業機フレームの走行機体1側に肥料タンク61を取付け、さらに該 肥料タンク61の下方位置にフロントフレーム16を作業機フレームと一体的に 取付け、該フロントフレーム16に作業機駆動出力用のギヤボックス12と給肥 用ポンプ49と給肥用分配器13とを付設したことを特徴としている。
【0005】
【作用】
作業機2はリンク機構15により作業時には下降状態で走行機体1と共に走行 し、ギヤボックス12からの入力によってノズル30を圃場に挿脱昇降させると ともに、該ノズル30にはポンプ49によってノズル下降時にのみ給肥が行われ るように分配器13によって分配給肥される。ギヤボックス12、ポンプ49、 分配器13はいずれもフロントフレーム16にまとめて付設されているので着脱 及び保守点検等も容易である。
【0006】
【実施例】
以下、図面に沿って本考案による実施例につき説明する。 施肥作業機2はトップリンク15a及び二本のロアリンク15bの三点リンク 15によってトラクター1の後部に昇降自在に装着されている。そして、該作業 機2の外形は概略箱型の形状をなしており、その後部にはクランク作動部20及 び該クランク作動部20に連結して略々上下方向に駆動され地中に肥料を吐出す るノズル30が配設されている。 また、該作業機2の前部には動力伝動部として、トラクター1のPTO軸28 に連動・連結する入力軸11を有するギヤケース12及び前記ノズル30にホー ス36を介して肥料を分配する分配器13等が配設されている。分配器13はノ ズル30の数に応じて1個の吸入口と4個の吐出口を有している。
【0007】 図1乃至図3に沿って、該作業機2の構造をさらに説明すると、作業機フレー ム17の前面には矩形状の前面フロントフレーム16があって、該フレーム16 の上部には側面視L字形断面図のフレームからなるタンクサポート18が一体的 に固設され、フロントフレーム16の下端の外側にはロアリンク15bが連結さ れている。また上辺内部の中央にはトップリンク15aの後端が連結されている 。
【0008】 また、タンクサポート18の背面側には4本の上部フレーム19aの前端が固 着され、作業機2の後方に向かって平行に延びており、同様にフロントフレーム 16の背面からも4本の下部フレーム19bが水平に延びている。そして、図に 示すように、上部フレーム19aと下部フレーム19bのそれぞれ後端には縦方 向のクランクフレーム19cが固設され、各クランクフレーム19cの上下端に は、軸22を介してクランク作動部20が設けられており、図2に示すように、 作業機2の左右方向に4箇所配置されている。下部フレーム19bの側方下部後 方にはステー27を介して、作業機2を支持するように接地する接地車輪31( ノズル差込深さ調節用ゲージ輪)が昇降調節自在に取り付けられている。
【0009】 該クランク作動部20では、上下フレーム19a、19bに対して3本のクラ ンク軸22が横設軸支され、各クランク軸22にはスプロケット23とクランク アーム25がそれぞれ取り付けられている。 また、上下のクランクアーム上25間の先端部にはノズルアーム29が平行リ ンクをなすように枢着されており、クランク作動部20の作動によって上下のク ランクアーム25が同期して回転すると、該ノズルアーム29は略々上下方向に 駆動される。該ノズルアーム29と下部クランクアーム25との枢着点には融通 機構32が設けられており、該融通機構32によって、ノズルアーム29は進行 方向前後に自在に揺動し得るように構成されている。
【0010】 ノズルアーム29は基端部分と先端部分とに分割することができ、先端部分は 下部クランクアーム25より下側にあって、基端部分にはボルト34によって固 定されている。そして、肥料を地層下に吐出するノズル30はノズルアーム29 に沿って着脱自在に固定されており、その先端部分はノズルアーム29の先端部 分より長く下方に延びて、前記上下のクランクアーム25が地表に対し水平に位 置した場合に略々地表に接する長さである。 そして各ノズル30はクランクアーム25が下向きになった時に地中の最深部 に挿入されるが、各組のクランクアーム25は順次90゜ずつ位相がずらされて いるので、クランク軸22が反時計方向に一回転する間に、ノズル30が図2の a〜dの順に90゜の位相差で順次地中の最深部まで挿入され、後述する点注を 行うようになっている。
【0011】 また、ノズル上端部分にはジョイント35が取り付けられており、肥料注入用 のホース36が嵌着されている。クランクフレーム19cの後方には、これらを 連結ノズル30のまわりを囲んで保護する安全枠33が突設されている。 一方、これらのクランク作動部20を駆動し、またノズル30に肥料を圧送す るための動力伝達部、即ちトラクター1のPTO軸28に連動・連結する入力軸 11を有するギヤケース12は、作業機2のフロントフレーム16の下部に渡し た横フレーム14上に取り付けられている。
【0012】 作業機2内の中継軸40には、入力軸中継スプロケット38と出力スプロケッ ト39を有するトルクリミッタ41が設けられ、ギヤケース12の出力スプロケ ット42とスプロケット38との間はチエン43が巻掛けられ、さらに出力スプ ロケット39と各クランク軸22の入力スプロケット23との間はチエン44に よって連接されている。 平面視中央のクランク軸22側に設けた出力スプロケット46と分配弁13側 の入力スプロケット47との間もチエン48によって連接され、フロントフレー ム16内の中段に横設された横フレーム26の下方に取付けた給肥用のポンプ4 9の入力スプロケット51も、ギヤケース12側のスプロケット52との間でチ エン53により連接されている。
【0013】 ポンプ49は図に示すようにノズル30の数に応じた数のポンプがユニットと してまとめられており、それぞれが入力スプロケット51によって連動駆動する 機構となっている。そして上記入力スプロケット51は作業機2の入力軸11の 回転に連動して常時フリー回転するようになっており、作業機2の昇降に連動し てポンプ49の作動が「切」又は「入」作動するようなクラッチ(図示しない) が設けられている。
【0014】 またトルクリミッタ41はノズル30側に過負荷が生じた時にスリップしてク ランク作動部20の作動を停止させるものであるが、この時分配弁13の作動も スプロケット46の停止により同時に停止して、給肥タイミングの狂いを防止す る。さらに分配弁13はノズル30が地中の最深部に挿入された下降位置でのみ 、ノズル30に給肥するように構成され、それ以外のノズル位置では給肥回路を 閉じるようになっている。
【0015】 箱状のタンクサポート18内にはFRP製等のペースト肥料収納タンク61が 固定的に収容され、該タンク61からフレキシブルなサクションホース(図示し ない)が作業機2側のポンプ49に配管され、ポンプ49は中継ホース64によ り分配器13に接続されるとともに、分配弁13からはホース36で各ノズル3 0に肥料が分配吐出されねように構成されている。
【0016】 上述したように本実施例の作業機においては、作業機2の作業機フレーム前方 上部に肥料タンク61を載置し、その下方に作業機フレームと一体的に縦向きの フロントフレーム16を設けている。そして該フロントフレーム16に点注ノズ ル30の昇降駆動用及び給肥用ポンプの駆動用のギヤボックス12と、給肥用の ポンプ49と該ポンプ49からの流体肥料を各ノズル30に分配する分配器13 とを近接させてまとめて取付けている。 このためギヤポックス12からのポンプ駆動用伝動部の構成及び取付けも簡単 となり、これらの諸装置はフロントフレーム16に囲まれるように取付けられる ので、上下左右からの障害物の接衝から保護されるとともに、作業機フレーム内 部に付設される場合のように他の作動部の駆動の妨げになったり、配管の損傷等 の不都合も防止される。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成され、タンクが作業機側に設けられているので、フ ロントローダとの共着も可能であるほか、タンク下方に作業機側の作業駆動機器 をコンパクトにまとめて付設できるので着脱及び保守点検の為の整備等も簡単で 比較的小型のトラクタにも装着できる等適用トラクタの範囲が広くなる。 また構造も簡単で安価になるほか、給肥ポンプもタンク下方にあるので圃場の 勾配の向き等に関係なく安定的に給肥が行われ、給肥ポンプも入力ギヤボックス の近傍にあるので駆動動力が取り易い等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の作業機の全体側面図。
【図2】同じく作業機の要部を示す平面図。
【図3】本考案作業機側の機器配置等の要部背面図。
【符号の説明】
1 走行機体 2 作業機 12 ギヤボックス 13 分配器 15 リンク機構 16 フロントフレーム 30 ノズル 49 給肥用ポンプ 61 タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端を圃場の深層部に挿入して流体肥
    料を点注するノズル(30)を作業機フレームに昇降自
    在に取り付けた作業機(2)を、リンク機構(15)を
    介して走行機体(1)に昇降可能に連結したものにおい
    て、上記作業機フレームの走行機体(1)側に肥料タン
    ク(61)を取付け、さらに該肥料タンク(61)の下
    方位置にフロントフレーム(16)を作業機フレームと
    一体的に取付け、該フロントフレーム(16)に作業機
    駆動出力用のギヤボックス(12)と給肥用ポンプ(4
    9)と給肥用分配器(13)とを付設してなる追肥装置
    用作業機。
JP1992075446U 1992-10-06 1992-10-06 追肥装置用作業機 Expired - Lifetime JP2575692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992075446U JP2575692Y2 (ja) 1992-10-06 1992-10-06 追肥装置用作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992075446U JP2575692Y2 (ja) 1992-10-06 1992-10-06 追肥装置用作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0633414U true JPH0633414U (ja) 1994-05-06
JP2575692Y2 JP2575692Y2 (ja) 1998-07-02

Family

ID=13576497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992075446U Expired - Lifetime JP2575692Y2 (ja) 1992-10-06 1992-10-06 追肥装置用作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2575692Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304613A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型施肥機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915859U (ja) * 1982-07-22 1984-01-31 トヨタ自動車株式会社 ダストカバ−の取付構造
JPH03180112A (ja) * 1989-12-07 1991-08-06 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 施肥作業機
JPH0465013U (ja) * 1990-10-19 1992-06-04

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915859U (ja) * 1982-07-22 1984-01-31 トヨタ自動車株式会社 ダストカバ−の取付構造
JPH03180112A (ja) * 1989-12-07 1991-08-06 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 施肥作業機
JPH0465013U (ja) * 1990-10-19 1992-06-04

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304613A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型施肥機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2575692Y2 (ja) 1998-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0633414U (ja) 追肥装置用作業機
US4074639A (en) Trailer for farm tractors with driven member powered by p.t.o.
JP2571028Y2 (ja) 深層追肥装置
JP2003061427A (ja) 耕耘装置の施用装置
JP3461161B2 (ja) 田植機における植付部の後部バンパー
KR0140935B1 (ko) 농업용 종합관리기
CN202197523U (zh) 多功能农机具
CN218920898U (zh) 一种双驱动翻地机
JPH0135625Y2 (ja)
CN104247595A (zh) 多功能农具
JP3043955B2 (ja) 作業機
JP2544266Y2 (ja) 乗用移動農機の車体構造
JP2538362B2 (ja) 施肥作業機
CN209914866U (zh) 一种植保喷药机
JP2579220Y2 (ja) 追肥装置における給肥分配装置
JPH0740806B2 (ja) 農作業機連結装置
JPS6349149Y2 (ja)
JP2843423B2 (ja) 施肥機
KR0123408Y1 (ko) 전작 및 수도작 작업겸용이 가능한 승용작업기
JP2511671Y2 (ja) 施肥機
JPH0244676Y2 (ja)
JPH0122402Y2 (ja)
JPH04173002A (ja) 対地薬剤注入機
JPH0524256Y2 (ja)
JPH0513106U (ja) 管理作業車の作業機架台