JPH06333505A - 注入ロック型電磁管の高インピーダンス陽極構成体 - Google Patents

注入ロック型電磁管の高インピーダンス陽極構成体

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JPH06333505A
JPH06333505A JP6093233A JP9323394A JPH06333505A JP H06333505 A JPH06333505 A JP H06333505A JP 6093233 A JP6093233 A JP 6093233A JP 9323394 A JP9323394 A JP 9323394A JP H06333505 A JPH06333505 A JP H06333505A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インピーダンスをかなり高めることによっ
て、陽極ベーンの数を増やせるようにした電磁管用の陽
極構成体を提供する。 【構成】 放射状に配設された第1ベーン241と、第
1ベーン指組み状として放射状に配設された第2ベーン
242とを備え、第1および第2ベーンはそれぞれ、第
1ストラップ42と第2ストラップ44とによって相互
に結合され、ベーン構成体の同一側に共軸的に配設され
るとともに、ほぼ矩形の断面と実質的に平行する対向表
面とを有している。各ベーンはほぼT字形であり、かな
り広い大容量性の第1部分32と、かなり狭い高誘導性
の第2部分34とを有している。第1部分は空洞の軸線
に近接しており、第2部分34はそこから半径方向外向
きに延びている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注入ロック型電磁管に
関し、特に新規なベーン形状を利用した高インピーダン
ス陽極構成体に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁管は、レーダシステム等の、高いR
F出力を必要とする電子システムに数年来使用されてき
た。電磁管は、通常、環状の陽極構成体内に共軸的に配
設された円筒型の中央陰極を備えており、陰極表面と陽
極との間には、相互作用領域が設けられている。また、
陽極構成体に、電磁管に振動モードを持たせるように調
整された共振空洞を構成するベーンのネットワークを設
けることができる。
【0003】陰陰と陽極との間に電界を印加すると、陰
極表面は、空間電荷電子雲を放出する。陰極軸線に沿っ
て、電界に対して直角に磁界ができるため、放出された
電子は、陰極の周りの軌道のサイクロイド路に巻き込ま
れる。RF界が、ベーン構成体上に存在すると、空間電
荷電子雲は、回転しながらスポーク様パターンに集結さ
れるが、これは、スポークの遠方領域で、電子が加速減
速するためである。電子集群は、陽極回路に高RF電圧
をかけ、陽極のRFレベルは、電磁管が所定の動作電圧
に対して全ピーク電流を誘発するまで上昇する。電子流
は、スポークを貫通して陰極から陽極に流れ、所望の振
動モードで、大電力RF出力信号を発生する。
【0004】注入ロック型電磁管として知られている、
特定の型の電磁管は、外部発振器を利用して、その自然
共振周波数に近い周波数で、電磁管の陽極構成体に正弦
波信号を注入する。おの後、これらの注入ロック型電磁
管を、外部発振器によって決定される正確な周波数で、
π振動モードで作動させることができる。大電力ソリッ
ドステート発振器の出現によって、注入ロック型電磁管
の実現可能性が高まった。注入ロック型電磁管の更なる
詳細は、本文中に参考文献としてあげられている、イン
グリッシュ(English)その他による、米国特許第5、
045、814号明細書に記載されている。
【0005】電磁管の陽極寸法を大きくすることによっ
て、その出力を上げることが、長年にわたって望まれて
きた。陽極を大型化すると、電磁管は、陰極負荷として
知られている、陰極表面の電流密度を減らしても、同量
の電力を出せる。陰極負荷が低下するほど、その寿命は
延びる。陰極の劣化は、電磁管の故障の大きな要因であ
るので、陰極の寿命を延ばすことが非常に望まれる。ま
た陰極負荷が低下すれば、陽極構成体にかかる熱負荷も
低下するため、電磁管の信頼性が増し、寿命も延びる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この取り組み方に付随
する重大な問題は、実用的な、大径の陰極電磁管を形成
できなかった点である。従来の電磁管は、共振空洞を形
成し、振動モードを決定する陽極ベーンの数が、12ま
たは18個に限定されている。陰極の直径を大きくすれ
ば、陽極の直径も大きくしなければならないが、このよ
うにすると、陰極表面に近接する、隣接ベーンの先端間
の離が大きくなり過ぎ、軌道電子は、RF界に同期しな
くな。その結果、電磁管は、所望のピーク出力レベルで
発振しなくなる。
【0007】隣接するベーンの先端間の距離を許容範囲
に保ち、かつ適切に振動するようにするためには、大径
陰極電磁管の陽極ベーンの数を増やさなければならな
い。しかし、ベーンの数が増える程、陽極構成体の全イ
ンピーダンスが低下して、電磁管が不安定になってしま
う。モード分離が小さいため、振動を所望のモードに保
持できない。こうした理由から、30以上の陽極ベーン
を備える電磁管は、一般的に実用に適さないとみなされ
ている。陽極構成体のインピーダンスを高レベルに保持
できれば、陽極ベーンの数を増やして、陰極の直径を大
きくすることができる。
【0008】従って、相当にインピーダンスを高めて、
陽極ベーンの数を増やせるようにした、電磁管の陽極構
成体を提供する必要がある。理想的には、この陰極構成
体によって、従来の電磁管以上に、モード分離を大きく
できる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、これら
の要求及び従来技術の欠点に対処するべく、注入ロック
型電磁管の高インピーダンス陽極構成体が提供され、こ
の陽極構成体は、誘導性が非常に高く、容量性が低い回
路を構成することによって、電磁管の単空洞インピーダ
ンスを高めている。
【0010】本発明の陽極構成体は、放射状に配設され
た第1ベーン、および該第1ベーンと指組み状態で、放
射状に配設された第2ベーンを備えている。これらの第
1および第2ベーンはそれぞれ、第1及び第2ストラッ
プによって相互に結合されている。該第1および第2ス
トラップは、ベーン構成体の同一側に共軸的に配設さ
れ、ほぼ矩形の断面形状を有している。また、これらの
ベーンおよびストラップは、回路が、発振器の予め選択
された注入をロックする帯域幅に対する振動を保持する
のに十分な、電磁管の所定相互作用インピーダンスに相
応する単空洞インピーダンスを有するように寸法決めさ
れている。
【0011】さらに詳細に説明すると、各ベーンはほぼ
T字形をしており、空洞の軸線に近接設置されたかなり
広い大容量性の第1部分と、外向きに放射状に延びる、
かなり狭い高誘導性の第2部分とを有している。第1部
分は、ベーンの全長に対してかなり短かく、ベーンの全
キャパシタンスをかなり低くしている。低キャパシタン
スと高インダクタンスとを組み合わせると、所望の高相
互作用インピーダンスが得られ、陽極構成体に少なくと
も30の陽極ベーンを使用することができる。
【0012】注入ロック型電磁管の高インピーダンス陽
極回路の詳細、およびその他の利点および目的は、以下
に示す好適実施例の説明から明らかとなる。
【0013】
【実施例】次に、添付図面を参照して、本発明の好適実
施例の詳細を説明する。本発明は、陽極ベーンの数を増
やせるようにした、電磁管の高インピーダンス陽極構成
体を提するものである。該陽極構成体によって、従来の
電磁管以上に、モード分離を大きくすることができる。
【0014】図1は,注入ロック型電磁管(10)の概
略図である。コヒーレントマイクロ波エネルギ源(1
2)は、サーキュレータ(14)に低出力正弦波信号を
送る。コヒーレント源(12)に、ソリッドステート誘
電共振器を設けることができる。サーキュレータは、低
出力信号を電磁管(10)に注入する。注入された低出
力信号は、周知のように、電磁管(10)によって増幅
され、この増幅されたエネルギは、サーキュレータ(1
4)に再誘導される。次に、高出力マイクロ波信号が、
アンテナ(16)に結合され、高出力コヒーレントエネ
ルギが放射される。
【0015】図2は、電磁管(10)の高インピーダン
ス陽極回路(20)を示す。この回路(20)は、陽極
ベーン(22)および陽極ベーン(22)から内向きに
延びる複数の放射陽極ベーン(24)を含んでいる。ポ
ート(26)は、陽極ベーン(22)の一部を貫通して
半径方向に延びて、注入された低出力信号と増幅された
出力信号との通路を構成している。
【0016】放射陽極ベーン(24)は図3及至図5に
示すように、複数の第1放射ベーン(241)および第
2放射ベーン(242)を含んでいる。第1放射ベーン
(24 1)は、第2放射ベーン(242)と指組みされて
いる。また第1ベーン(241)と第2ベーン(242
とはそれぞれ、かなり広い第1部分(32)とかなり狭
い第2部分(34)とを有している。第1部分(32)
は、周りに電磁管陰極を配備した陽極回路(20)の軸
線に、半径方向に近接しており、ベーン(24)の全長
に対してかなり短くなっている。
【0017】第1部分(32)の幅は、従来の均一幅の
ベーンとほぼ等しく、かなり高いキャパシタンス領域を
構成している。第2部分(34)は、高インダクタンス
低キャパシタンス領域を構成している。第1広幅部分
(32)と第2狭幅部分(34)とを組み合わせると、
均一幅の従来ベーンに勝る独自特性を備えた、ほぼT字
形の陽極ベーン(24)ができる。第1部分(32)を
相当に短か目とすることによって、陽極ベーン(24)
の全キャパシタンスがかなり低下する。第2狭幅部分
(34)は、陽極ベーン(24)の周りに磁界線を集結
させて、高インダクタンス領域を形成している。低ベー
ンキャパシタンスと高インダクタンスとが結び付くと、
回路のインピーダンスがかなり高くなる。
【0018】陽極回路(20)はさらに、第1ストラッ
プ(42)と第2ストラップ(44)とを含んでいる。
第1ストラップ(42)と第2ストラップ(44)と
は、それぞれ軸線(38)と共軸を成し、いずれも第1
および第2ベーン(241)および(242)の単一側に
沿って配設されている。第1ストラップ(42)は、第
1ベーン(241)を相互結合し、第2ストラップ(4
4)は、第2ベーン(242)を相互に結合している。
またストラップ(42)と(44)とはそれぞれ、ほぼ
矩形の断面を有している。
【0019】第1陽極ベーン(241)は、一般的に広
い第1部分(32)と狭い第2部分(34)とを有して
いる。下方のテーパ部(54)は、ベーン(241)の
幅を、第1部分(32)の幅から第2部分(34)の幅
まで狭くしている。下方テーパ部(54)の反対側にあ
るタブ部(62)は、第1部分(32)と等価の寸法に
なるように、軸方向に延びている。タブ部(62)に
は、第1溝路(64)が設けられており、第1ストラッ
プ(42)の取り付け地点になっている。空間(66)
は、タブ部(62)に隣接しており、第2ストラップ
(44)が通過できるようになっている。第2タブ部
(68)は、第2狭幅部分(34)とかなり上向きに延
び、以下に説明する第2陽極ベーン(241)のタブ部
(56)を包囲する弧上に乗っている。第1ストラップ
(42)を従来技法によって、溝路(58)にはんだ付
けすると共に、第2部分(34)を陽極ベーン(22)
にはんだ付けできる。
【0020】第2陽極ベーン(242)も、広い第1部
分(32)と狭い第2部分(34)とを有している。上
方テーパ部(52)と下方テーパ部(54)とは、ベー
ン(242)の幅を、第1部分(32)の幅から第2部
分(34)の幅まで狭めている。上方テーパ部(52)
は、第1ストラップ(42)を通す入口になっている。
タブ部(56)は、第2狭幅部分(34)から延びて、
第1部分(32)と等価の軸向き寸法になっている。タ
ブ部(56)には、第1溝路(58)が設けられてお
り、第2ストラップ(44)の取り付け地点になってい
る。第2ストラップ(44)を従来技法によって、溝路
(58)にはんだ付けすると共に、第2部分(34)を
陽極ベーン(22)にはんだ付けできる。
【0021】ストラップを使用すると、電磁管のモード
分離を改善できることが知られている。所望のπ動作モ
ードでは、交互の陽極ベーン(24)が、同一のRF電
位になる。これらのベーンの間の電界は、各第1ベーン
(241)および第2ベーン(242)の間の方向を逆転
させる。交互の陽極ベーン(24)を、ストラップ(4
2)および(44)によって相互に結合することによっ
て、ストラップの端部の電位が同一になるため、さらな
るインダクタンスは加わらない。通常、ストラップは、
陽極回路(20)にキャパシタンスを加えるため、πモ
ード周波数が変わる。πモード以外のモードでは、交互
の陽極ベーン(24)の間の電圧差はゼロではないた
め、ストラップが、キャパシタンスとともにインダクタ
ンスも導入する結果、πモードにたいしてとは異なる要
領で、周波数が偏移する。従って、不要モードは、πモ
ードからは十分遠方に移された周波数に偏移され、電磁
管がこれらのモードで動作するのを防止できる。
【0022】本発明では、ストラップ(42)および
(44)の形状及び近接性によって、従来の陽極ストラ
ップ以上に、πモードとπ−1モードとの間のモード分
離を改善できることが分かった。ストラップの断面が矩
形であり、密に近接していることにより、π−1モード
の安定化を阻止している。矩形のストラップのキャパシ
タンスは、円形ストラップより若干高いが、結果的にモ
ード分離を改善できることは、この欠点を補償しても尚
余りがある。
【0023】また、三日月形または楕円といった、スト
ラップ(42)および(44)に替わる形状のものが、
モード分離を改善する上で、従来の円形断面ストラップ
よりも効果的であることが分かった。この利点を得るた
め、おおむね平行で、高さと隔離距離とがほぼ等価であ
る対向表面をストラップに持たせる必要がある。図6
は、第1三日月形ストラップ(74)を有する第1陽極
ベーン(241)の全面に配設された、第2三日月形ス
トラップ(72)を有する第2陽極ベーン(242)を
示している。三日月形ストラップについては、矩形のス
トラップの形を変形させ、所望の曲率を持たせることに
よって製造できる。
【0024】ベーン(241)、(242)、第1ストラ
ップ(42)および第2ストラップ(44)はそれぞ
れ、回路(20)が、予め選択された注入ロック帯域に
わたって、電磁管発振を保持するに十分な、電磁管の所
定相互作用インピーダンスに相応した単空洞インピーダ
ンスを有するように寸法決めされている。高インピーダ
ンスT字形陽極ベーン(24)を使用することによっ
て、全体的モード安定性を下げずに、利用できるベーン
の数を増やすことができる。この特徴によって、30以
上のベーンを備える電磁管を製造できる。注入ロック型
電磁管の一実施例においては、34個のベーンを有する
陽極回路の実現可能性が論証された。
【0025】前記の通り、注入ロック型電磁管用の高イ
ンピーダンス陽極回路の好適実施例を説明したが、シス
テム内の幾つかの利点が達成されたことは、当業者間に
明らかである。また、本発明の適用範囲及び主旨を逸脱
せずに、種々の修正、及び別の実施例を実施できること
を認識されたい。たとえば、注入ロック型電磁管以外の
他の型の電磁管にも前記の発明概念を同等に適用でき
る。本発明はさらに、添付の特許請求の範囲のみによっ
て限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の代表的電磁管発振回路の概略図である。
【図2】本発明の原理に従って構築された陽極回路の頂
面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った側面図である。
【図4】第1陽極ベーンの拡大側面図である。
【図5】第2陽極ベーンの拡大側面図である。
【図6】三日月型陽極ストラップを有する陽極ベーンの
拡大側面図である。
【符号の説明】
(10)注入ロック型電磁管 (12)コヒーレント源 (14)サーキュレータ (16)アンテナ (20)高インピーダンス陽極回路 (22)陽極ベーン (24)陽極ベーン (241)第1ベーン (242)第2ベーン (26)ポート (32)第1部分 (34)第2部分 (38)陽極回路の軸線 (42)第1ストラップ (44)第2ストラップ (52)上方テーパ部 (54)下方テーパ部 (56)タブ部 (58)溝路 (62)タブ部 (64)溝路 (66)空間 (68)第2タブ部 (72)第2ストラップ (74)第1ストラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー ソーンバー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95003 アプトス サンダーバードドライ ヴ 131

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極環から延びる、複数の第1放射ベー
    ン、 前記第1放射ベーンと指組み状に組み合わされるととも
    に、前記陽極環から延びてベーン構成体を形成する複数
    の第2放射ベーン、 前記ベーン構成体の一側に沿って共軸的に配設され、前
    記第1ベーンと相互結合された第1ストラップ、および
    前記第1ストラップと対面近接するように、前記ベーン
    構成体の前記側に沿って共軸的に配設され、前記第2ベ
    ーンと相互に結合された第2ストラップを備え、前記第
    1および第2ストラップは、それぞれ、かなり低いキャ
    パシタンスを有するように構成されて成り、 前記第1および第2ベーンに、それぞれ高インダクタン
    ス部を持たせることによって、陽極回路に高い単空洞イ
    ンピーダンスを持たせるようにしたことを特徴とする電
    磁管の高インピーダンス陽極回路。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2ストラップが、それ
    ぞれほぼ矩形の断面を有していることを特徴とする請求
    項1による高インピーダンス陽極回路。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2ストラップが、ほぼ
    三日月形の断面を有していることを特徴とする請求項1
    による高インピーダンス陽極回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2ベーンがそれぞれ、
    前記空洞の軸線と放射状に隣接する、かなり広い高キャ
    パシタンス第1部分、およびかなり狭い第2部分を有
    し、前記第2狭幅部が、前記第1および第2ベーンを前
    記陽極環に結合する場合に、前記第1部分から半径方向
    外向きに延びる、前記高インダクタンス部を形成するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1による高インピーダ
    ンス陽極回路。
  5. 【請求項5】 前記第1部分を、前記ベーンの全長に対
    してかなり短くすることにより、前記ベーンの全キャパ
    シタンスをかなり小さくしたことを特徴とする請求項4
    による高インピーダンス陽極回路。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2ベーンが、ほぼT字
    形であることを特徴とする請求項1による高インピーダ
    ンス陽極回路。
  7. 【請求項7】 で少なくとも30個の陽極ベーンを設け
    ていることを特徴とする請求項1による高インピーダン
    ス陽極回路。
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JPH06333505A true JPH06333505A (ja) 1994-12-02
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