JPH06332528A - 故障診断方法 - Google Patents

故障診断方法

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Publication number
JPH06332528A
JPH06332528A JP5124381A JP12438193A JPH06332528A JP H06332528 A JPH06332528 A JP H06332528A JP 5124381 A JP5124381 A JP 5124381A JP 12438193 A JP12438193 A JP 12438193A JP H06332528 A JPH06332528 A JP H06332528A
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JP
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fault
abnormality
data
failure
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Application number
JP5124381A
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English (en)
Inventor
Masashi Hirata
雅士 平田
Yasuo Koto
康男 小藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to JP5124381A priority Critical patent/JPH06332528A/ja
Publication of JPH06332528A publication Critical patent/JPH06332528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異常発生時に異常の原因を究明し、かつ異常発
生の可能性を事前に予測することができる故障診断方法
を提供する。 【構成】設備1の動作状態を監視制御装置2により監視
制御する。監視制御装置2が得た故障診断用データに基
づいてエキスパートシステム3の推論部33では設備の
異常に関する推論を行なう。エキスパートシステム3
は、監視制御装置に対して一定の時間間隔で故障診断用
データを引き渡すように要求する。また、エキスパート
システム3は、監視制御装置2から故障診断用データを
受け取るたびに設備1における異常発生の可能性の有無
を推論するとともに異常発生の可能性があるか異常が発
生すると異常の原因を推論し、推論結果をディスプレイ
装置35に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキスパートシステム
を用いて設備の故障を診断する故障診断方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エキスパートシステムを用い
て設備の動作状態などから設備の故障や運転不良の原因
を推論する故障診断方法が提案されている。たとえば、
特開昭64−81010号公報に記載されたエキスパー
トシステムは、NC装置付工作機械に用いるものであっ
て、プログラマブル・マシン・コントローラ(以下、P
MCと略称する)を介して工作機械をNC装置によって
制御するように構成され、NC装置に内蔵したエキスパ
ートシステムによって故障や異常の原因を推論してい
る。すなわち、NC装置と工作機械との間でPMCを介
して授受する各種情報(NC装置とPMCとの間の通信
によって得る)およびNC装置の内部情報を蓄え、NC
装置に設けたアラーム検知部によってアラームの種類が
検知されると、推論機構がただちに起動して知識ベース
の知識を用いることによって故障原因を究明し、最終的
にCRTに表示するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、エ
キスパートシステムによる推論はアラーム検知部がアラ
ームの種類を検知した後に行なわれるのであって、故障
の原因を究明することには役立つが、故障等の異常が発
生する可能性を予測することはできないという問題があ
る。すなわち、故障に至らないまでも動作状態の変化な
どに基づいて異常の発生を予測しておけば、設備が故障
によって停止するまでに故障対策の準備を行なったり事
前に補修を行なうことができるのに対して、上記従来構
成では異常の発生を予測できないから、故障が発生した
後にしか対応することができず、たとえば交換部品の手
配などに時間がかかることになり設備の停止による時間
の損失が多くなるという問題が生じるのである。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、異常発生時に異常の原因を究明できるのはも
ちろんのこと、異常発生の可能性を事前に予測すること
によって異常発生時の対処を迅速に行なえるようにした
故障診断方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、設備の動作状態を監視制御手段
により監視制御し、監視制御手段が得た故障診断用デー
タに基づいて推論手段に設定したフォールトツリーを用
いて設備の異常に関する推論を行なう故障診断方法にお
いて、推論手段より監視制御手段に対して適宜の時間間
隔で故障診断用データを引き渡すように要求し、推論手
段は監視制御手段から故障診断用データを受け取るたび
に設備における異常発生の可能性の有無を推論するとと
もに異常発生の可能性があるか異常が発生すると異常の
原因を推論し、推論結果を報知手段により報知すること
を特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、推論手段は監視制御手段に対して一定の時間間隔で
故障診断用データを引き渡すように要求することを特徴
とする。請求項3の発明は、請求項1の発明において、
監視制御手段は異常が発生すると推論手段に対して故障
診断用データを引き渡すことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、推論手段に監視制御手段から故障診
断用データが引き渡されると、前回の故障診断用データ
を今回の故障診断用データに併用して推論を行なうこと
を特徴とする。請求項5の発明は、請求項1の発明にお
いて、監視制御手段は設備を自動制御する自動制御モー
ドと設備を手動制御する手動制御モードとの動作モード
が設定でき、推論手段は自動制御モードと手動制御モー
ドとに対応してそれぞれ設定したフォールトツリーを用
いて異常に関する推論を行なうことを特徴とする。
【0008】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、推論手段は基準となる故障診断用データと監視制御
手段から引き渡された故障診断用データとを比較し、比
較結果に基づいて異常に関する推論を行なうことを特徴
とする。請求項7の発明は、請求項1の発明において、
推論手段に設定したフォールトツリーの結果以外の各ノ
ードではそれぞれ故障診断用データと対話入力とを採用
可能としたことを特徴とする。
【0009】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、推論手段に設定したフォールトツリーの結果以外の
各ノードにはそれぞれ故障診断用データと対話入力との
どちらを用いるかを指示した指標が設定されて成ること
を特徴とする。請求項9の発明は、請求項1の発明にお
いて、報知手段は推論結果の報知時に同じ異常が発生し
た最新の過去の日時を原因別に報知することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、推論手段より監視制
御手段に対して適宜の時間間隔で故障診断用データを引
き渡すように要求し、推論手段は監視制御手段から故障
診断用データを受け取るたびに設備における異常発生の
可能性の有無を推論するのであり、異常の発生に先立っ
て異常の発生および原因を予測することができるのであ
る。したがって、たとえば部品交換を要する異常が発生
する可能性があれば、事前に交換部品を準備しておくこ
とができ、異常発生時点で迅速な対応がとれるのであ
る。また、部品交換を必要とせず調節などによって対応
できる異常でも、異常の発生前に調節箇所を事前に知る
ことができるから、調節用の工具・治具などを準備して
おくことができる。
【0011】請求項2の発明によれば、一定時間間隔で
推論手段が監視制御手段に対して故障診断用データの引
き渡しを要求するから、時間間隔が不定期である場合に
比較して設備の動作状態の変化傾向を推定しやすく、精
度のよい推論が行なえるのである。また、監視制御手段
と推定手段との間などで異常が生じて故障診断用データ
を引き渡すことができなくなっても、従前の故障診断用
データを用いた推論結果によって異常発生の可能性の予
測ができるのである。さらに、一定時間が経過した後に
も故障診断用データが引き渡されないときには、監視制
御手段と推論手段との間での故障診断用データの引き渡
し経路の異常と推定することも可能である。
【0012】請求項3の発明によれば、異常の発生時に
監視制御手段から推論手段に対して故障診断用データを
引き渡すので、異常発生時点での設備の動作状態を推論
手段で知ることができ、異常の発生原因を正確に推論す
ることができる。請求項4の発明によれば、推論手段に
監視制御手段から故障診断用データが引き渡されると、
前回の故障診断用データを今回の故障診断用データに併
用して推論を行なうから、設備の動作状態の経過を把握
しながら異常発生の可能性を予測することができること
になり予測精度が高くなるのである。また、異常発生時
に監視制御手段から引き渡された故障診断用データを今
回の故障診断用データとして、前回の故障診断用データ
を併せて異常の推論を行なえば、一層精度よく異常の原
因等を把握することができる。
【0013】請求項5の発明によれば、自動制御モード
と手動制御モードとの動作モードで設備を制御すること
ができ、かつ推論手段には自動制御モードと手動制御モ
ードとについてそれぞれフォールトツリーが設定されて
いるので、推論手段では動作モードを考慮して異常に関
する推論を行なうことができ、推論の精度が一層高くな
るのである。
【0014】請求項6の発明によれば、推論手段は基準
となる故障診断用データと監視制御手段から引き渡され
た故障診断用データとを比較し、比較結果に基づいて異
常に関する推論を行なうのであって、たとえば時系列的
なデータの変化パターンに基づいて推論を行なう場合に
は、基準となる故障診断用データとのパターン比較によ
って推論に必要な判定が行なえるのである。
【0015】請求項7の発明によれば、推論手段に設定
したフォールトツリーの結果以外の各ノードではそれぞ
れ故障診断用データと対話入力とを採用可能としている
のであって、自動的に入力される故障診断用データに不
都合があれば対話入力によって修正することができ、推
論を一層正確に進めることが可能になる。請求項8の発
明によれば、推論手段に設定したフォールトツリーの結
果以外の各ノードにはそれぞれ故障診断用データと対話
入力とのどちらを用いるかを指示した指標が設定されて
いるので、必要に応じて故障診断用データを用いたり対
話入力を用いたりすることができ、推論を効率よく進め
ることができるのである。
【0016】請求項9の発明によれば、報知手段は推論
結果の報知時に同じ異常が発生した最新の過去の日時を
原因別に報知するので、1つの推論結果に対して故障原
因が複数種類ある場合に、推論結果に対応して最近に発
生している故障原因がわかり、故障箇所の発見に要する
時間が短くなるのである。
【0017】
【実施例】
(実施例1)本発明では、図1に示すように、設備1を
プログラマブルコントローラなどからなる監視制御手段
である監視制御装置2によって制御しており、設備1と
監視制御装置2との間で授受される制御情報および監視
情報のうち、故障診断に必要な故障診断用データを、監
視制御装置2とは別に設けた推論手段であるエキスパー
トシステム3と監視制御装置2との間で通信することに
よって授受するようになっている。本実施例の設備1
は、図2に示すように、モータ11により無端ベルトを
回転させるコンベア12と、コンベア12の上にワーク
13を押し出すフィーダ14と、コンベア12の上から
ワーク13を摘み取るピッキング装置15とを備える。
【0018】監視制御装置2は、上記設備1の各部の動
作を制御する動作制御部21と、動作制御部21から設
備1の各部に伝送されるデータや設備1の各部のオン・
オフ状態を監視する動作監視部22と、エキスパートシ
ステム3からの故障診断用データの引き渡しの要求を受
信し、エキスパートシステム3に対して故障診断用デー
タを伝送する通信処理部23とを備える。通信処理部2
3は、エキスパートシステム3から故障診断用データを
引き渡すように要求されるか、動作監視部22によって
設備1の動作の異常が検出されると故障診断用データを
エキスパートシステム3に伝送する。
【0019】エキスパートシステム3は、外部データ処
理部31と対話データ処理部32とを備え、外部データ
処理部31では監視制御装置2から通信処理部23を介
して伝送された故障診断用データを推論部33に入力
し、対話データ処理部32ではCRTなどの表示部35
への表示に従ってキーボードなどの入力装置から入力し
た対話入力のデータを推論部33に入力する。外部デー
タ処理部31は故障診断用データを記憶する記憶部を備
える。推論部33は故障診断用の知識に基づいて作成さ
れ推論データベースDB1 に設定されているフォールト
ツリーを用いて推論を行なうのであって、外部データ処
理部31に記憶された故障診断用データを用いるととも
に、必要に応じて対話データ処理部32を通して入力さ
れる故障診断データを併用して設備1の異常に関する推
論を行なうのである。
【0020】ここに、フォールトツリーには、設備1の
動作状態の変化に基づいて設備1の異常発生の可能性を
推論する知識が設定されており、異常発生の可能性があ
ればその原因についても推論される。また、設備1に故
障などの異常が発生すれば、その異常についての原因も
推論される。フォールトツリーでは、たとえば図3のよ
うに知識が設定されており、結果を除く各ノードN1,
N2−1,……には選択肢が設定されている。各選択肢
は簡単な方法で選択できるように知識が整理されてお
り、外部データ処理部31および対話データ処理部32
では、各ノードN1,N2−1,……の選択肢を選択で
きるように入力情報が整理された形で推論部33に入力
される。したがって、推論部33での推論によって、設
備1における異常発生の可能性と、予測した異常に関す
る原因、あるいは異常が発生したときの異常の原因を知
ることができる。推論部33で結論が得られると、その
結論に応じて結果出力部34を通して表示部35に推論
の結果を表示させる。結果出力部34は、推論部33で
の推論の結果に応じたメッセージなどを記憶させた故障
原因データベースDB2 のデータを用いてメッセージを
表示部35に表示させる処理を行なったり、推論部33
での推論過程を必要に応じて表示させる処理を行なった
りする。
【0021】上記構成によって、図4に示すような処理
を行なうことになる。すなわち、監視制御装置2では設
備の動作状態を監視しており(S1)、このときエキス
パートシステム3から故障診断用データの引き渡し要求
があると(S2)、エキスパートシステム3に対して故
障診断用データを伝送する(S3)。一方、エキスパー
トシステム3では、監視制御装置2から故障診断用デー
タが引き渡されると推論部33による推論を開始する
(S4)。このとき、異常ないしその可能性が検出され
ると(S5)、結果出力部34による故障原因の結果出
力処理を行い(S6)、最終的に故障原因などを表示部
35に表示するのである(S7)。
【0022】ところで、エキスパートシステム3による
監視制御装置2に対する故障診断用データは、たとえば
図5に示すようなフォーマットを有している。本実施例
では、図2に示した設備1について故障診断を行なうか
ら、故障診断用データとしては、フィーダ14に関する
データFD、コンベア12に関するデータCD、ピッキ
ング装置15に関するデータPD、モータ11に関する
データMDの4種類のデータを有しているものとする。
【0023】定常状態ではエキスパートシステム3は、
一定の時間間隔で故障診断用データの引き渡しを監視制
御装置2に要求しており、上記各データFD,CD,P
D,MDは、それぞれエキスパートシステム3からの故
障診断用データの引き渡しが1回要求されるごとに順に
伝送される。すなわち、図6(a)に示すように、時刻
1 で引き渡しの要求RQがなされデータMDが伝送さ
れたとすると、エキスパートシステム3における外部デ
ータ処理部31では、図6(b)のように内部メモリM
にデータMDに対応させて設けた記憶領域mdにデータ
MDを格納する。次に、時刻T2 で故障診断データの引
き渡し要求RQが発生すればデータFDが記憶領域fd
に格納され、以後、故障診断データの引き渡し要求RQ
が発生するごとにデータCD,PDが対応する記憶領域
cd,pdに順に格納される。また、各データFD,C
D,PD,MDがそれぞれ対応する記憶領域fd,c
d,pd,mdに1回ずつ記憶された後には、同じ種類
のデータFD,CD,PD,MDの引き渡し要求RQに
対して各記憶領域fd,cd,pd,mdの内容が更新
される。
【0024】一方、監視制御装置2において故障が検出
されると、エキスパートシステム3からの故障診断用デ
ータの引き渡し要求の発生を待たずに、上述した全デー
タFD,CD,PD,MDがエキスパートシステム3に
対して一度に伝送される。エキスパートシステム3で
は、故障診断用データが監視制御装置2から伝送される
と、上述したように推論部33による推論処理を行なう
から、故障発生時には自動的に故障原因の判定がなされ
るのである。
【0025】ここにおいて、通常時にも全データFD,
CD,PD,MDを一括して伝送するとデータの伝送開
始から伝送終了までに時間がかかるから、上述したよう
に各データFD,CD,PD,MDを個別に伝送してい
るのであって、このような伝送手順を採用することによ
って、たとえば監視制御装置2とエキスパートシステム
3との間の伝送経路に異常が生じた場合でも、記憶領域
fd,cd,pd,mdには異常の発生前までのデータ
FD,CD,PD,MDが格納されていることによっ
て、推論部33での推論が可能になるのである。
【0026】故障原因データベースDB2 には、図7に
示すように、推論部33で得られた各推論結果を結論と
し、この結論に対応して故障原因とその故障が発生した
日付とを格納する領域A1 ,A2 ,A3 が設けられてい
る。すなわち、故障原因データベースDB2 には、故障
が発生するたびに、推論部33で得られた結論と実際に
発生していた故障原因と故障が発生した日付とが各領域
1 ,A2 ,A3 に格納され、かつ推論部33での推論
結果は故障原因データベースDB2 の領域A1に記憶さ
れている結論と照合され、その結論に対応した故障原因
が領域A2 から読み出されるのである。ここにおいて、
設備1の実際の故障原因は修理を行なうたびに故障原因
データベースDB2 に対話的に登録される。このように
して、故障原因データベースDB2 には故障に関する推
論結果と、実際の故障原因とが故障発生の日時とともに
蓄積され、以後の推論に備えることになる。
【0027】故障原因データベースDB2 にデータが蓄
積されると、同じ結論に対して故障原因が複数種類存在
している場合も生じるから、同じ結論に対する全故障回
数のうち各故障原因ごとの発生回数の比率を求め、この
比率を100分率で表して確信度として表示部35の画
面上に表示することもできる。たとえば、図8に示すよ
うに、推論部33で得られた結論に対して各故障原因の
種類を表示し、かつ各故障原因の種類に応じた確信度を
表示するのである。
【0028】ここにおいて、1ヵ月前の表示では図8
(a)に示すように、全故障回数が100回であって
「センサの光軸ズレ」を原因とする故障が70回であっ
たとすれば、この故障原因の確信度が70%になり、現
在の表示では図8(b)に示すように、全故障回数が1
40回であって「センサの光軸ズレ」を原因とする故障
は1ヵ月間は発生していなければ、この故障原因の確信
度が50%になる。この場合に、ここ1ヵ月間では他の
原因による故障の発生回数が多かったにもかかわらず、
「センサの光軸ズレ」に対する確信度がもっとも高いこ
とになって、故障箇所を誤る可能性が高くなる。そこ
で、図9に示すように、各故障原因についてそれぞれも
っとも新しい発生日付を表示すれば、最近発生していた
故障の箇所がわかりやすくなり、故障箇所の発見に要す
る時間が短縮される可能性が高くなるのである。
【0029】(実施例2)本実施例は、エキスパートシ
ステム3から監視制御装置2に対して一定の時間間隔で
故障診断用データの引き渡しを要求しているときに、規
定された時間を超えても監視制御装置2に対して故障診
断用データの引き渡し要求がなされないときに、監視制
御装置2が異常報知部(図示せず)を作動させてエキス
パートシステム3もしくはエキスパートシステム3への
伝送経路に異常が生じたことを報知するようにしたもの
である。すなわち、監視制御装置2では、通常の状態で
は図10に示すように、エキスパートシステム3からの
データの引き渡し要求を待っており(S11)、このと
き引き渡し要求があれば(S12)、実施例1と同様に
故障診断用データをエキスパートシステム3に伝送する
(S13)。一方、故障診断用データを引き渡した後に
規定の時間を超えても次の故障診断用データの引き渡し
要求がなされないときには、エキスパートシステム3
か、エキスパートシステム3との伝送経路かに異常が発
生したものと判断して異常処理を行なうのである(S1
4)。異常処理では、たとえば警報灯(いわゆるパトラ
イト)を点灯させたり、音声による警報報知を行なう。
【0030】このように、監視制御装置2においてエキ
スパートシステム3の監視を行なって警報を発生するか
ら、エキスパートシステム3に向かっている作業者は、
この種の警報発生時にはエキスパートシステム3ないし
は伝送経路の異常であることを認識することができ、設
備1の故障と誤認することがないのである。すなわち、
異常の発生箇所がエキスパートシステム3の周辺である
ことがわかるから、設備1の近くに駆けつけるという無
駄が防止できるのである。他の構成は実施例1と同様で
あるから説明を省略する。
【0031】(実施例3)本実施例は、設備1を監視制
御装置2のみによって制御する自動運転モードと、作業
者が手動で設備1を作動させる手動運転モードとの2種
類の運転モードで設備1を作動させることができる場合
の例である。このように、2種類の運転モードが設定可
能な場合に、各運転モードによって異常の種類が変化す
ることになるから、エキスパートシステム3の推論部3
3には、各運転モードに対応した2種類のフォールトツ
リーが設定されている。どちらのフォールトツリーを採
用して異常を識別するかを選択するために、監視制御装
置2はエキスパートシステム3に対して運転モードに関
する情報も伝送するようになっている。また、運転モー
ドを変更したときには変更に伴う特有の現象が生じる可
能性があるから、運転モードの変更の有無と変更の内容
を知ることができるように、故障診断用データの伝送時
点の運転モードと、前回の伝送時点の運転モードとを併
せて伝送するようになっている。
【0032】すなわち、図11に示すように、エキスパ
ートシステム3が故障診断用データの引き渡しを要求し
て各データFD,CD,PD,MDが伝送されるとき
に、各データFD,CD,PD,MDの先頭に、前回の
伝送時点の運転モードPMと、今回の伝送時点の運転モ
ードCMとが付加されるのである。上述した動作によっ
て、エキスパートシステム3が監視制御装置2に対して
故障診断用データの引き渡しを要求するたびに、前回の
運転モードPMと今回の運転モードCMとがわかり、推
論部33による推論を行なう際に、異常の範囲を制限す
ることができる。すなわち、運転モードPM,CMを知
ることによって2種類のフォールトツリーのうちで推論
に用いる範囲を制限することができるのであって、フォ
ールトツリーのノードが多い場合でも比較的短時間で推
論を行なうことができるのである。
【0033】ところで、外部データ処理部31では、上
述したように、通常時にはデータの引き渡し要求によっ
て入力されるたびに推論部33によって異常の可能性の
有無を判断し、可能性のある異常の原因を推定する。一
方、故障発生時には監視制御装置2から伝送された故障
診断用データを用いて、以下のように推論データを作成
する。すなわち、推論部33の各ノードN1,N2−
1,……において推論に用いるデータが要求されると、
外部データ処理部31のメモリに格納された所要の記憶
領域の故障診断用データが読み出され、必要があれば比
較判定などが行なわれた後に、推論データとして各ノー
ドでの分岐の判定に用いられるのである。各ノードには
故障発生時に異常の生じた箇所のデータFD,CD,P
D,MDをメモリから取り出すための関数GET_AR
EAや、故障発生時のコンベア12の速度をメモリから
読み出して各ノードに設定されている規定値との大小関
係を判定する関数CMP_SPEEDなどが設定されて
いる。
【0034】たとえば、前者の関数を用いれば故障の発
生箇所が、フィーダ14かコンベア12かピッキング装
置15かの別(図では箇所の別を1〜3の数字で示して
いる)が獲得され、図12に示すように、推論部33に
おけるフォールトツリーの最初のノードN1においてこ
の処理を行なえば、以後の推論過程が大幅に限定できる
ことになる。また、後者の関数を用いれば、故障発生時
のコンベア12の送り速度が「24」であって、関数で
の比較は「10以上20以下」の範囲であるとすれば、
コンベア12の送り速度が規定範囲を逸脱していること
がわかる。この関数は図12に示すように自動運転モー
ドにおけるフォールトツリーの2番目のノードN2−
1,……に用いると無駄な判定処理を省略することがで
きる可能性が高い(図では判定結果をYES,NOで示
してある)。手動運転モードの場合には、作業者が経験
に従って設備1の状態を確認しながら作業を進めるか
ら、コンベア12の送り速度は一定とは限らないもので
ある。そこで、コンベア12の送り速度を判定する代わ
りに、図13に示すように、ワーク13が規格内のもの
か否かを判別する処理を2番目のノードN2−1,……
で行なえばよい。このノードN2−1,……に対する推
論データは、設備1からは得ることができないから、対
話データ処理部32を通して対話的に入力する。この種
の処理は実施例1においても採用することができる。他
の構成は実施例1と同様であるから説明を省略する。
【0035】(実施例4)上記実施例では外部データ処
理部31のメモリに格納されたデータFD,CD,P
D,MDに基づいて推論部33での推論を行なっている
が、監視制御装置2としてプログラマブルコントローラ
を用いるとともに、各接点のオン・オフの状態に基づい
て推論部33での推論を行なうようにしてもよい。この
場合、図14(a)に示すように接点のオン・オフの状
態に関するプログラムされた基準のパターンを記憶して
おき、図14(b)(c)のような実際の接点のオン・
オフの状態と比較した結果を推論データに用いる。たと
えば、図14(b)のように実際の接点のオン・オフの
状態が基準のパターンと等しいときには、対応するノー
ドにおいて「YES」の判定を行い、図14(c)のよ
うに基準のパターンとは異なるときには、対応するノー
ドにおいて「NO」の判定を行なえばよいのである。こ
のような判定処理は、実施例3で用いた関数の判定処理
と併用することも可能である。他の構成は実施例1と同
様である。
【0036】(実施例5)本実施例は、図15に示すよ
うに、推論部33におけるフォールトツリーの各ノード
N1,N2−1,……において、それぞれ外部データ処
理部31からの推論データの入力と、対話データ処理部
32からの推論データの入力とに対応した処理が行なえ
るようにし、各ノードN1,N2−1,……ごとに、外
部データ処理部31から入力された推論データを表示部
35の画面上で確認し、訂正が必要であれば対話データ
処理部32から入力される推論データに置き換えること
ができるようにしたものである。
【0037】すなわち、図16に示すように、各ノード
N1,N2−1,……では、外部データ処理部31から
必要なデータを自動的に入手し(S21)、そのデータ
に基づいて推論データを作成する(S22)。次に、対
話データ処理部32からのデータ入力に移行し(S2
3)、対話データ処理部32からの入力が可能となるよ
うに表示部35の画面を設定する(S24)。たとえ
ば、図17に示すように、ノードN1の選択肢とともに
入力フィールドFを表示部35の画面に表示し、入力フ
ィールドFにはステップS22で設定された推論データ
を表示する。この状態で、入力フィールドFに表示され
た推論データに変更が必要であれば、キーボードのよう
な入力装置を通して作業者が推論データを入力すること
ができるのである(S25)。
【0038】上述のように、推論データを自動的に設定
するとともに作業者が必要に応じて推論データを対話的
に入力できるようにしているので、自動的に作成された
推論データに不都合があれば作業者による変更によって
適正な推論データを推論部33に与えることができ、結
果的に推論の精度が高くなるのである。他の構成は実施
例1と同様である。
【0039】(実施例6)実施例5の構成ではフォール
トツリーの全ノードN1,N2−1,……について、推
論データを外部データ処理部31から自動的に入力した
後に、対話データ処理部32から対話的に入力すること
を可能としているが、本実施例は、各ノードN1,N2
−1,……ごとに推論データを対話入力とするか、実施
例5のように自動入力の後に対話入力とするかを選択で
きるようにしたものである。要するに、各ノードN1,
N2−1,……に推論データの取得方法についての指標
を付与しているのであって、対話入力のみでは指標を
「A」、自動入力の後に対話入力とするときには指標を
「M」などと設定するのである。このような指標を付与
することによって、無駄な処理を省くことができ、結果
的に推論処理が迅速に行なえることになる。また、推論
データを自動的に発生する外部データ処理部31に異常
が生じても、対話入力によって推論データを与えること
が可能になる。
【0040】なお、上記実施例では、全ノードN1,N
2−1,……において対話入力を用いているが、ノード
N1,N2−1,……によっては自動入力のみを用いる
ようにしてもよい。他の構成については実施例1と同様
である。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、推論手段より監視制
御手段に対して適宜の時間間隔で故障診断用データを引
き渡すように要求し、推論手段は監視制御手段から故障
診断用データを受け取るたびに設備における異常発生の
可能性の有無を推論するので、異常の発生に先立って異
常の発生および原因を予測することができるという利点
がある。その結果、たとえば部品交換を要する異常が発
生する可能性があれば、事前に交換部品を準備しておく
ことができ、異常発生時点で迅速な対応がとれ、また、
部品交換を必要とせず調節などによって対応できる異常
でも、異常の発生前に調節箇所を事前に知ることができ
るから、調節用の工具などを準備しておくことができる
という利点がある。
【0042】請求項2の発明は、一定時間間隔で推論手
段が監視制御手段に対して故障診断用データの引き渡し
を要求するので、時間間隔が不定期である場合に比較し
て設備の動作状態の変化傾向を推定しやすく、精度のよ
い推論が行なえるという利点がある。また、監視制御手
段と推定手段との間などで異常が生じて故障診断用デー
タを引き渡すことができなくなっても、従前の故障診断
用データを用いた推論結果によって異常発生の可能性の
予測ができるという利点がある。さらに、一定時間が経
過した後にも故障診断用データが引き渡されないときに
は、監視制御手段と推論手段との間での故障診断用デー
タの引き渡し経路の異常と推定することも可能である。
【0043】請求項3の発明は、異常の発生時に監視制
御手段から推論手段に対して故障診断用データを引き渡
すので、異常発生時点での設備の動作状態を推論手段で
知ることができ、異常の発生原因を正確に推論すること
ができるという効果を奏するのである。請求項4の発明
は、推論手段に監視制御手段から故障診断用データが引
き渡されると、前回の故障診断用データを今回の故障診
断用データに併用して推論を行なうので、設備の動作状
態の経過を把握しながら異常発生の可能性を予測するこ
とができることになり予測精度が高くなるという利点が
ある。また、異常発生時に監視制御手段から引き渡され
た故障診断用データを今回の故障診断用データとして、
前回の故障診断用データを併せて異常の推論を行なえ
ば、一層精度よく異常の原因等を把握することができる
という効果を奏する。
【0044】請求項5の発明は、自動制御モードと手動
制御モードとの動作モードで設備を制御することがで
き、かつ推論手段には自動制御モードと手動制御モード
とについてそれぞれフォールトツリーが設定されている
ので、推論手段では動作モードを考慮して異常に関する
推論を行なうことができ、推論の精度が一層高くなると
いう利点がある。
【0045】請求項6の発明は、推論手段は基準となる
故障診断用データと監視制御手段から引き渡された故障
診断用データとを比較し、比較結果に基づいて異常に関
する推論を行なうので、たとえば時系列的なデータの変
化パターンに基づいて推論を行なう場合には、基準とな
る故障診断用データとのパターン比較によって推論に必
要な判定が行なえるという利点がある。
【0046】請求項7の発明は、推論手段に設定したフ
ォールトツリーの結果以外の各ノードではそれぞれ故障
診断用データと対話入力とを採用可能としているので、
自動的に入力される故障診断用データに不都合があれば
対話入力によって修正することができ、推論を一層正確
に進めることが可能になるという利点がある。請求項8
の発明は、推論手段に設定したフォールトツリーの結果
以外の各ノードにはそれぞれ故障診断用データと対話入
力とのどちらを用いるかを指示した指標が設定されてい
るので、必要に応じて故障診断用データを用いたり対話
入力を用いたりすることができ、推論を効率よく進める
ことができる。
【0047】請求項9の発明は、報知手段は推論結果の
報知時に同じ原因の異常が発生した最新の過去の日時を
報知するので、1つの推論結果に対して故障原因が複数
種類ある場合に、推論結果に対応して最近に発生してい
る故障原因がわかり、故障箇所の発見に要する時間が短
くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例に用いる設備を示す概略構成図である。
【図3】実施例1に用いる推論部と結果出力部との概念
を示す説明図である。
【図4】実施例1の動作説明図である。
【図5】実施例1における故障診断用データのフォーマ
ットを示す説明図である。
【図6】実施例1における監視制御装置とエキスパート
システムとのデータの授受を示す動作説明図である。
【図7】実施例1における故障原因データベースの概念
を説明図である。
【図8】実施例1における表示例を示す説明図である。
【図9】実施例1における他の表示例を示す説明図であ
る。
【図10】実施例2の動作説明図である。
【図11】実施例3における監視制御装置とエキスパー
トシステムとのデータの授受を示す動作説明図である。
【図12】実施例3における自動運転モード用のフォー
ルトツリーを示す動作説明図である。
【図13】実施例3における手動運転モード用のフォー
ルトツリーを示す動作説明図である。
【図14】実施例4の動作説明図である。
【図15】実施例5に用いるフォールトツリーを示す動
作説明図である。
【図16】実施例5の動作説明図である。
【図17】実施例5の表示例を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 設備 2 監視制御装置 3 エキスパートシステム 11 モータ 12 コンベア 13 ワーク 14 フィーダ 15 ピッキング装置 21 動作制御部 22 動作監視部 23 通信処理部 31 外部データ処理部 32 対話データ処理部 33 推論部 34 結果出力部 35 表示部 DB1 推論データベース DB2 故障原因データベース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備の動作状態を監視制御手段により監
    視制御し、監視制御手段が得た故障診断用データに基づ
    いて推論手段に設定したフォールトツリーを用いて設備
    の異常に関する推論を行なう故障診断方法において、推
    論手段より監視制御手段に対して適宜の時間間隔で故障
    診断用データを引き渡すように要求し、推論手段は監視
    制御手段から故障診断用データを受け取るたびに設備に
    おける異常発生の可能性の有無を推論するとともに異常
    発生の可能性があるか異常が発生すると異常の原因を推
    論し、推論結果を報知手段により報知することを特徴と
    する故障診断方法。
  2. 【請求項2】 推論手段は監視制御手段に対して一定の
    時間間隔で故障診断用データを引き渡すように要求する
    ことを特徴とする請求項1記載の故障診断方法。
  3. 【請求項3】 監視制御手段は異常が発生すると推論手
    段に対して故障診断用データを引き渡すことを特徴とす
    る請求項1記載の故障診断方法。
  4. 【請求項4】 推論手段に監視制御手段から故障診断用
    データが引き渡されると、前回の故障診断用データを今
    回の故障診断用データに併用して推論を行なうことを特
    徴とする請求項1ないし請求項3に記載の故障診断方
    法。
  5. 【請求項5】 監視制御手段は設備を自動制御する自動
    制御モードと設備を手動制御する手動制御モードとの動
    作モードが設定でき、推論手段は自動制御モードと手動
    制御モードとに対応してそれぞれ設定したフォールトツ
    リーを用いて異常に関する推論を行なうことを特徴とす
    る請求項1記載の故障診断方法。
  6. 【請求項6】 推論手段は基準となる故障診断用データ
    と監視制御手段から引き渡された故障診断用データとを
    比較し、比較結果に基づいて異常に関する推論を行なう
    ことを特徴とする請求項1記載の故障診断方法。
  7. 【請求項7】 推論手段に設定したフォールトツリーの
    結果以外の各ノードではそれぞれ故障診断用データと対
    話入力とを採用可能としたことを特徴とする請求項1記
    載の故障診断方法。
  8. 【請求項8】 推論手段に設定したフォールトツリーの
    結果以外の各ノードにはそれぞれ故障診断用データと対
    話入力とのどちらを用いるかを指示した指標が設定され
    て成ることを特徴とする請求項7記載の故障診断方法。
  9. 【請求項9】 報知手段は推論結果の報知時に同じ異常
    が発生した最新の過去の日時を原因別に報知することを
    特徴とする請求項1記載の故障診断方法。
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