JPH06332272A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06332272A JPH06332272A JP5118534A JP11853493A JPH06332272A JP H06332272 A JPH06332272 A JP H06332272A JP 5118534 A JP5118534 A JP 5118534A JP 11853493 A JP11853493 A JP 11853493A JP H06332272 A JPH06332272 A JP H06332272A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型の装置にて、両面読み取り、両面印字を
可能とする画像形成装置を提供する。 【構成】 排紙された原稿は両面搬送ユニットでまず原
稿排紙切替え板１６（１点鎖線で示す位置）により反転
機構に切り替えられて搬送され、１８０度反転して原稿
排紙口２０から本体に入る。そして、レジストローラ
５、スキャナローラ１７が反転駆動して原稿をＣＣＤセ
ンサー１８の手前まで搬送して停止し、再度スキャナロ
ーラ１７が正回転して裏面原稿の読み取りを行い、原稿
排紙口２０から排紙される。排紙された原稿は原稿排紙
切替え板１６（実線で示す位置）により原稿排紙トレイ
１５に導かれる。
可能とする画像形成装置を提供する。 【構成】 排紙された原稿は両面搬送ユニットでまず原
稿排紙切替え板１６（１点鎖線で示す位置）により反転
機構に切り替えられて搬送され、１８０度反転して原稿
排紙口２０から本体に入る。そして、レジストローラ
５、スキャナローラ１７が反転駆動して原稿をＣＣＤセ
ンサー１８の手前まで搬送して停止し、再度スキャナロ
ーラ１７が正回転して裏面原稿の読み取りを行い、原稿
排紙口２０から排紙される。排紙された原稿は原稿排紙
切替え板１６（実線で示す位置）により原稿排紙トレイ
１５に導かれる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプリンター、複写機等の
画像形成装置に係り、特に、電子写真及び読み取りスキ
ャナの両面読み込み、両面印字を行う画像形成装置に関
する。
画像形成装置に係り、特に、電子写真及び読み取りスキ
ャナの両面読み込み、両面印字を行う画像形成装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】複写機、プリンター等で同一の両面ユニ
ットで原稿読み取りと印字を行っている例はない。
ットで原稿読み取りと印字を行っている例はない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は 両面読み取
り手段や両面印字手段は、通常は用紙の反転の経路が複
雑となるため、小型の装置では実用されていない。そこ
で、本発明では小型の装置にて、両面読み取り、両面印
字を可能とする手段を提供することである。
り手段や両面印字手段は、通常は用紙の反転の経路が複
雑となるため、小型の装置では実用されていない。そこ
で、本発明では小型の装置にて、両面読み取り、両面印
字を可能とする手段を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、第１面への
印字の終了した記録紙を第２面への印字のため本体装置
内部へ再給送する際、原稿排出口より再給送する第１の
手段により達成される。
印字の終了した記録紙を第２面への印字のため本体装置
内部へ再給送する際、原稿排出口より再給送する第１の
手段により達成される。
【０００５】上記目的は、電子写真プロセスと、原稿を
読み取る読み取り手段とを有する画像形成装置におい
て、前記読み取り手段により原稿の読み取りが終了し
て、排紙された原稿を１８０度反転させて再度原稿排紙
口より本体装置内部に入れ、原稿の搬送ローラを逆回転
して前記読み取る手段の手前まで戻し、そこから前記搬
送ローラを正転して再度読み取りを行う原稿の両面読み
取り装置を有する第２の手段により達成される。
読み取る読み取り手段とを有する画像形成装置におい
て、前記読み取り手段により原稿の読み取りが終了し
て、排紙された原稿を１８０度反転させて再度原稿排紙
口より本体装置内部に入れ、原稿の搬送ローラを逆回転
して前記読み取る手段の手前まで戻し、そこから前記搬
送ローラを正転して再度読み取りを行う原稿の両面読み
取り装置を有する第２の手段により達成される。
【０００６】上記目的は、電子写真プロセスと、原稿を
読み取る読み取り手段とを有する画像形成装置におい
て、表面の原稿を読み取り後、排紙された原稿を１８０
度反転して再度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、前
記読み取り手段の上を前記表面の読み取りの場合とは逆
方向に通過する時に裏面の原稿を読み込む原稿の両面読
み取り装置を有する第３の手段により達成される。
読み取る読み取り手段とを有する画像形成装置におい
て、表面の原稿を読み取り後、排紙された原稿を１８０
度反転して再度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、前
記読み取り手段の上を前記表面の読み取りの場合とは逆
方向に通過する時に裏面の原稿を読み込む原稿の両面読
み取り装置を有する第３の手段により達成される。
【０００７】上記目的は、第２の手段において、前記電
子写真プロセスの用紙の搬送と、原稿読み取りの原稿の
搬送とを一部搬送経路を共用し、前記両面読み取り装置
は、前記電子写真プロセスの定着後の用紙を１８０度反
転させて原稿排紙口まで運び、前記搬送ローラを逆回転
して用紙を電子写真の印字地点の手前まで戻し、前記搬
送ローラを正転して再度印字を行う両面印字装置とを兼
ねる両面読み取り印字装置である第４の手段により達成
される。
子写真プロセスの用紙の搬送と、原稿読み取りの原稿の
搬送とを一部搬送経路を共用し、前記両面読み取り装置
は、前記電子写真プロセスの定着後の用紙を１８０度反
転させて原稿排紙口まで運び、前記搬送ローラを逆回転
して用紙を電子写真の印字地点の手前まで戻し、前記搬
送ローラを正転して再度印字を行う両面印字装置とを兼
ねる両面読み取り印字装置である第４の手段により達成
される。
【０００８】上記目的は、第４の手段において、前記両
面読み取り印字装置を有し、読み取り後の原稿に印字装
置で印字可能とした第５の手段により達成される。
面読み取り印字装置を有し、読み取り後の原稿に印字装
置で印字可能とした第５の手段により達成される。
【０００９】上記目的は、第４の手段において、前記両
面読み取り印字装置を有し、印字装置で印字後の用紙を
読み取り装置で読み取るようにした第６の手段により達
成される。
面読み取り印字装置を有し、印字装置で印字後の用紙を
読み取り装置で読み取るようにした第６の手段により達
成される。
【００１０】上記目的は、第６の手段において、読み取
った原稿の濃度により電子写真の作像条件を調整するよ
うにした第７の手段により達成される。
った原稿の濃度により電子写真の作像条件を調整するよ
うにした第７の手段により達成される。
【００１１】
【作用】前記第１の手段においては、小型の装置にて、
両面印字を可能となる。前記第２の手段においては、簡
単な方法で小型の両面読み取り機を実現できる。前記第
３の手段においては、簡単な方法で読み取り速度のアッ
プを可能となる。前記第４の手段においては、両面印字
機と両面読み取り機を兼ねることで、両方を小型、低コ
ストで実現できる。前記第５の手段においては、読み取
り動作、書き込み動作を中断することなく連続して行う
ことで、様々な利用方法が実現できる。例えば、一度読
み込んだ原稿に、読み込み済の印字を行ったり、秘密保
持のために読み込んだ原稿を黒で塗りつぶすことができ
る。前記第６の手段においては、書き込み動作、読み取
り動作を中断することなく連続して行うことで、様々な
利用方法が実現できる。例えば、プリント結果をホスト
の画面上で確認できる。前記第７の手段においては、濃
度センサー等の特別の濃度検出手段を用いることなく、
電子写真プロセスの調整を行うことができる。
両面印字を可能となる。前記第２の手段においては、簡
単な方法で小型の両面読み取り機を実現できる。前記第
３の手段においては、簡単な方法で読み取り速度のアッ
プを可能となる。前記第４の手段においては、両面印字
機と両面読み取り機を兼ねることで、両方を小型、低コ
ストで実現できる。前記第５の手段においては、読み取
り動作、書き込み動作を中断することなく連続して行う
ことで、様々な利用方法が実現できる。例えば、一度読
み込んだ原稿に、読み込み済の印字を行ったり、秘密保
持のために読み込んだ原稿を黒で塗りつぶすことができ
る。前記第６の手段においては、書き込み動作、読み取
り動作を中断することなく連続して行うことで、様々な
利用方法が実現できる。例えば、プリント結果をホスト
の画面上で確認できる。前記第７の手段においては、濃
度センサー等の特別の濃度検出手段を用いることなく、
電子写真プロセスの調整を行うことができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は本発明の第１の実施例である電子写真装置
を示す説明図である。電子写真装置は、印刷情報を光信
号で書き込む光書き込みユニット１と、用紙の供給入り
口である用紙給紙ユニット２と、光感光体３及びトナー
を現像する現像ユニット４とからなる電子写真印刷マガ
ジンと、印刷後のトナー定着を行う定着ユニット７と、
原稿の読み取りのためのＣＣＤセンサー１８と、読み取
り原稿の入り口１９となどから構成されいてる。電子写
真装置は、印字用紙及び原稿用紙を搬送するスキャナロ
ーラ１７、レジストローラ５、印字動作と原稿読み込み
動作の時で紙の搬送路２３を切り替える搬送路切替え板
６を両面印刷、両面読み取りのために有する印刷機であ
る。原稿、用紙を搬送するローラ対であるスキャナロー
ラ１７、レジストローラ５は、両面印刷、両面読み取り
のために両面機からの用紙を受け入れるために逆方向に
回転することができる。両面搬送ユニット９は、読み取
り原稿を排紙後にそのまま原稿排紙トレイ１５に排紙す
るか、両面読み取りのために反転機構に紙を搬送するか
を切り替える原稿排紙切替え板１６と、印刷後に定着さ
れた用紙をそのまま排紙トレイ８に排紙するか、両面印
字または読み取りのために反転機構に紙を搬送するかを
切り替える印字後用紙搬送路切替え板１０と、反転され
た原稿や印字後の用紙を両面機内の搬送を行う搬送ロー
ラ１１，１２と、用紙を反転に導く反転ガイド板１３，
１４などから主に構成されている。
する。図１は本発明の第１の実施例である電子写真装置
を示す説明図である。電子写真装置は、印刷情報を光信
号で書き込む光書き込みユニット１と、用紙の供給入り
口である用紙給紙ユニット２と、光感光体３及びトナー
を現像する現像ユニット４とからなる電子写真印刷マガ
ジンと、印刷後のトナー定着を行う定着ユニット７と、
原稿の読み取りのためのＣＣＤセンサー１８と、読み取
り原稿の入り口１９となどから構成されいてる。電子写
真装置は、印字用紙及び原稿用紙を搬送するスキャナロ
ーラ１７、レジストローラ５、印字動作と原稿読み込み
動作の時で紙の搬送路２３を切り替える搬送路切替え板
６を両面印刷、両面読み取りのために有する印刷機であ
る。原稿、用紙を搬送するローラ対であるスキャナロー
ラ１７、レジストローラ５は、両面印刷、両面読み取り
のために両面機からの用紙を受け入れるために逆方向に
回転することができる。両面搬送ユニット９は、読み取
り原稿を排紙後にそのまま原稿排紙トレイ１５に排紙す
るか、両面読み取りのために反転機構に紙を搬送するか
を切り替える原稿排紙切替え板１６と、印刷後に定着さ
れた用紙をそのまま排紙トレイ８に排紙するか、両面印
字または読み取りのために反転機構に紙を搬送するかを
切り替える印字後用紙搬送路切替え板１０と、反転され
た原稿や印字後の用紙を両面機内の搬送を行う搬送ロー
ラ１１，１２と、用紙を反転に導く反転ガイド板１３，
１４などから主に構成されている。
【００１３】次に、前記第１の実施例の動作について説
明する。まず、両面読み取り動作について説明すると、
原稿は原稿入り口１９から入り、スキャナローラ１７で
ＣＣＤセンサー１８まで搬送されて表面原稿読み込みが
行われ、レジストローラ５でさらに搬送されて、搬送路
切替え板６（実線で示す位置）で原稿排紙口２０に排紙
される。排紙された原稿は両面搬送ユニット９でまず原
稿排紙切替え板１６（１点鎖線で示す位置）により反転
機構に切り替えられて搬送され、１８０度反転して原稿
排紙口２０から本体に入る。そして、レジストローラ
５、スキャナローラ１７が反転駆動して原稿をＣＣＤセ
ンサー１８の手前まで搬送して停止し、再度スキャナロ
ーラ１７が正回転して裏面原稿の読み取りを行い、原稿
排紙口２０から排紙される。排紙された原稿は原稿排紙
切替え板１６（実線で示す位置）により原稿排紙トレイ
１５に導かれる。このようにして両面読み取り装置によ
り両面を読み取られるが、この両面読み取り装置は両面
印字装置を兼ねており、両面印字装置の動作としては、
定着後の用紙を印字用紙搬送路切替え板１６で反転機構
に搬送し、用紙を１８０度反転して原稿排紙口２０より
本体装置内部に入れ、レジストローラ５、スキャナロー
ラ１７で搬送路切替え板６の手前まで搬送したのちに停
止し、再度レジストローラ５、スキャナローラ１７を正
回転させて裏面の印字を行う。印字後に定着された用紙
は、印字後用紙搬送路切替え板１６により排紙トレイ８
に排紙される。
明する。まず、両面読み取り動作について説明すると、
原稿は原稿入り口１９から入り、スキャナローラ１７で
ＣＣＤセンサー１８まで搬送されて表面原稿読み込みが
行われ、レジストローラ５でさらに搬送されて、搬送路
切替え板６（実線で示す位置）で原稿排紙口２０に排紙
される。排紙された原稿は両面搬送ユニット９でまず原
稿排紙切替え板１６（１点鎖線で示す位置）により反転
機構に切り替えられて搬送され、１８０度反転して原稿
排紙口２０から本体に入る。そして、レジストローラ
５、スキャナローラ１７が反転駆動して原稿をＣＣＤセ
ンサー１８の手前まで搬送して停止し、再度スキャナロ
ーラ１７が正回転して裏面原稿の読み取りを行い、原稿
排紙口２０から排紙される。排紙された原稿は原稿排紙
切替え板１６（実線で示す位置）により原稿排紙トレイ
１５に導かれる。このようにして両面読み取り装置によ
り両面を読み取られるが、この両面読み取り装置は両面
印字装置を兼ねており、両面印字装置の動作としては、
定着後の用紙を印字用紙搬送路切替え板１６で反転機構
に搬送し、用紙を１８０度反転して原稿排紙口２０より
本体装置内部に入れ、レジストローラ５、スキャナロー
ラ１７で搬送路切替え板６の手前まで搬送したのちに停
止し、再度レジストローラ５、スキャナローラ１７を正
回転させて裏面の印字を行う。印字後に定着された用紙
は、印字後用紙搬送路切替え板１６により排紙トレイ８
に排紙される。
【００１４】前述した動作を交互に行うことで、読み取
り後の原稿に印字装置で印字可能となり、また、印字装
置で印字後の用紙を読み取り装置で読み取ることが容易
に実現できる。印字動作の際、１枚の用紙のトナーの付
着量をレーザ点灯時間より計算を行い、さらに読み込ん
だデータの黒データの総数を計算して比較して、比較結
果によってトナー量、現像バイアス、帯電電流、転写電
流等の電子写真プロセスの作像条件の調整を行う。な
お、前述の実施例では、裏面の原稿の読み取りを搬送ロ
ーラを正転して再度読み取りを行うように説明したが、
表面の原稿を読み取り後、排紙された原稿を１８０度反
転して再度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、読み取
り手段の上を前記表面の読み取りの場合とは逆方向に通
過する時に裏面の原稿を読み込むようにしてもよい。
り後の原稿に印字装置で印字可能となり、また、印字装
置で印字後の用紙を読み取り装置で読み取ることが容易
に実現できる。印字動作の際、１枚の用紙のトナーの付
着量をレーザ点灯時間より計算を行い、さらに読み込ん
だデータの黒データの総数を計算して比較して、比較結
果によってトナー量、現像バイアス、帯電電流、転写電
流等の電子写真プロセスの作像条件の調整を行う。な
お、前述の実施例では、裏面の原稿の読み取りを搬送ロ
ーラを正転して再度読み取りを行うように説明したが、
表面の原稿を読み取り後、排紙された原稿を１８０度反
転して再度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、読み取
り手段の上を前記表面の読み取りの場合とは逆方向に通
過する時に裏面の原稿を読み込むようにしてもよい。
【００１５】前記実施例にあっては、電子写真プロセス
と、原稿を読み取る読み取り手段（１）とを有する画像
形成装置において、読み取り手段（１）により原稿の読
み取りが終了して、排紙された原稿を１８０度反転させ
て再度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、原稿の搬送
ローラ（５，１７）を逆回転して読み取る手段（１）の
手前まで戻し、そこから搬送ローラ（５，１７）を正転
して再度読み取りを行う原稿の両面読み取り装置を有す
るので、簡単な方法で小型の両面読み取り機を実現でき
る。また、前記実施例にあっては、電子写真プロセス
と、原稿を読み取る読み取り手段（１）とを有する画像
形成装置において、表面の原稿を読み取り後、排紙され
た原稿を１８０度反転して再度原稿排紙口２０より本体
装置内部に入れ、読み取り手段（１）の上を前記表面の
読み取りの場合とは逆方向に通過する時に裏面の原稿を
読み込む原稿の両面読み取り装置を有するので、簡単な
方法で読み取り速度のアップが可能となる。また、前記
実施例にあっては、電子写真プロセスの用紙の搬送と、
原稿読み取りの原稿の搬送とを一部搬送経路を共用し、
両面読み取り装置は、電子写真プロセスの定着後の用紙
を１８０度反転させて原稿排紙口２０まで運び、搬送ロ
ーラ（５，１７）を逆回転して用紙を電子写真の印字地
点の手前まで戻し、搬送ローラ（５，１７）を正転して
再度印字を行う両面印字装置を兼ねる両面読み取り印字
装置であるので、両方の装置を小型、低コストで実現で
きる。また、両面読み取り印字装置を有し、読み取り後
の原稿に印字装置で印字可能としたので、読み取り動
作、書き込み動作を中断することなく連続して行うこと
で、様々な利用方法が実現できる。例えば、一度読み込
んだ原稿に、読み込み済の印字を行ったり、秘密保持の
ために読み込んだ原稿を黒で塗りつぶすことができる。
また、両面読み取り印字装置を有し、印字装置で印字後
の用紙を読み取り装置で読み取るようにしたので、書き
込み動作、読み取り動作を中断することなく連続して行
うことで、様々な利用方法が実現できる。例えば、プリ
ント結果をホストの画面上で確認できる。また、前記実
施例にあっては、読み取った原稿の濃度により電子写真
の作像条件を調整するようにしたので、濃度センサー等
の特別の濃度検出手段を用いることなく、電子写真プロ
セスの調整を行うことができる。
と、原稿を読み取る読み取り手段（１）とを有する画像
形成装置において、読み取り手段（１）により原稿の読
み取りが終了して、排紙された原稿を１８０度反転させ
て再度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、原稿の搬送
ローラ（５，１７）を逆回転して読み取る手段（１）の
手前まで戻し、そこから搬送ローラ（５，１７）を正転
して再度読み取りを行う原稿の両面読み取り装置を有す
るので、簡単な方法で小型の両面読み取り機を実現でき
る。また、前記実施例にあっては、電子写真プロセス
と、原稿を読み取る読み取り手段（１）とを有する画像
形成装置において、表面の原稿を読み取り後、排紙され
た原稿を１８０度反転して再度原稿排紙口２０より本体
装置内部に入れ、読み取り手段（１）の上を前記表面の
読み取りの場合とは逆方向に通過する時に裏面の原稿を
読み込む原稿の両面読み取り装置を有するので、簡単な
方法で読み取り速度のアップが可能となる。また、前記
実施例にあっては、電子写真プロセスの用紙の搬送と、
原稿読み取りの原稿の搬送とを一部搬送経路を共用し、
両面読み取り装置は、電子写真プロセスの定着後の用紙
を１８０度反転させて原稿排紙口２０まで運び、搬送ロ
ーラ（５，１７）を逆回転して用紙を電子写真の印字地
点の手前まで戻し、搬送ローラ（５，１７）を正転して
再度印字を行う両面印字装置を兼ねる両面読み取り印字
装置であるので、両方の装置を小型、低コストで実現で
きる。また、両面読み取り印字装置を有し、読み取り後
の原稿に印字装置で印字可能としたので、読み取り動
作、書き込み動作を中断することなく連続して行うこと
で、様々な利用方法が実現できる。例えば、一度読み込
んだ原稿に、読み込み済の印字を行ったり、秘密保持の
ために読み込んだ原稿を黒で塗りつぶすことができる。
また、両面読み取り印字装置を有し、印字装置で印字後
の用紙を読み取り装置で読み取るようにしたので、書き
込み動作、読み取り動作を中断することなく連続して行
うことで、様々な利用方法が実現できる。例えば、プリ
ント結果をホストの画面上で確認できる。また、前記実
施例にあっては、読み取った原稿の濃度により電子写真
の作像条件を調整するようにしたので、濃度センサー等
の特別の濃度検出手段を用いることなく、電子写真プロ
セスの調整を行うことができる。
【００１６】図２は本発明の第２の実施例である電子写
真装置を示す説明図である。なお、前記第１の実施例と
同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図２に示すように、電子印刷装置は、印刷情報を光信号
で書き込む光書き込みユニット１と、用紙の供給入り口
である用紙供給ユニット２と、感光体３とトナーを現像
する現像ユニット４とからなる電子写真印刷マガジン
と、また印刷行程後のトナーの定着を行う定着部７など
から構成されている。電子印刷装置は、特に両面印刷を
行うために印刷用紙の搬送機構で印刷行程の上流場所で
あとに、片面印刷後の印刷用紙を受入れる受入れ口であ
ると同時に原稿の排出口２０と、その用紙を搬送する搬
送ローラ対（レジストローラ）５と、片面印刷時または
両面印刷時と原稿排出時に搬送ルートを自動的に切り替
える搬送路切替え板６とを設けてある印刷機である。ま
た搬送ローラ対５は両面印刷のため片面印刷後の用紙を
受け入れる際、逆転搬送するように搬送駆動されるよう
になっている。かつまたその逆転搬送駆動は逆転駆動が
駆動回路の簡単な切り替えでできるステッピングモータ
で駆動されており、両面印刷の搬送時間短縮のため逆転
速度は通常の正転搬送速度より早く駆動されるようにな
っている。印刷装置には、原稿を読み取ることができる
読み取りセンサー１８が用紙の搬送路の途中に設けられ
ており、原稿を用紙供給部２３から挿入し原稿読み取り
センサー１８で読み取る。原稿は原稿排出口２０に排出
され両面ユニットの原稿トレイ兼用部分（原稿排紙トレ
イ）１５に排出される。排出された原稿は原稿有無検出
センサー２２，検知アクチュエーター２４でトレイ１５
にあるか検出できるようになっている。一方反転ユニッ
ト（両面搬送ユニット）９は定着後の片面印刷用紙を受
け入れ、その用紙を１８０度近く反転搬送させるように
なっている。反転ユニット９は片面印刷後の用紙を反転
させるときと両面印刷後の用紙を最終の用紙収容トレイ
（排紙トレイ）８に導く時で用紙の搬送ルートを切り替
える反転ユニット搬送路切替え板１０と、反転用紙を反
転ユニット９内を搬送させる搬送ローラ１１、２１と、
反転用紙を反転に導く反転ガイド板１３、１４などから
主に構成されている。特に、反転ユニット９は印刷装置
の上部を反転するようにすることで、従来の両面印刷機
のような機械下部を反転搬送するようにして大型な機械
となることを防いでいる。原稿トレイ兼用部分１５は反
転ユニット９の上カバーの一部が原稿排出の際の原稿受
取トレイとして兼用されて構成されている。原稿のトレ
イ兼用部分１５に原稿がある時に両面印刷をすると、原
稿と両面印刷用紙がぶつかりジャムが発生する。このジ
ャムを防止するために、原稿のトレイ兼用部分１５に原
稿があると原稿有無検知アクチュエーター２４が動作
し、アクチュエーター２４の揺動する腕のもう一方がセ
ンサ２２の近くで動作することにより原稿の有無を電気
的検出をできるようになっている。このように構成され
た第２の実施例にあっては、電子式印刷装置で印刷だけ
でなく原稿の読み取りも可能なように原稿読み取りセン
サー（１８）を有し、原稿の読み取り後、機械上面に排
出する原稿排出口２０がある多機能タイプの印刷装置
で、なおかつ両面印刷が可能な両面装置を備え、その両
面電子写真印刷装置は、両面印刷をするために、片面印
刷が行われ定着部７から用紙が排出後、用紙を電子印刷
工程の上流側にある印刷機の搬送機構の原稿排出口より
両面装置の搬送ローラで本体装置の上部側を１８０度近
く反転搬送するユニットであるような画像形成装置にお
いて、両面印刷装置の反転ユニット９の上カバーの一部
は原稿排出口のための受取トレイも兼ねているので、従
来、両面印刷機構は通常は両面印刷のため用紙の反転搬
送路が大型になってしまうため大型の複写機等でしか実
用に成っていないが、本発明では小型な機械で簡単に両
面印刷を行え、かつ、原稿の読み取りができる複合機の
場合でも原稿の排出に必要な排紙トレイも兼用して機械
の小型化にでき、原稿の排出トレイを別途設ける必要が
なく安価に提供できる。
真装置を示す説明図である。なお、前記第１の実施例と
同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図２に示すように、電子印刷装置は、印刷情報を光信号
で書き込む光書き込みユニット１と、用紙の供給入り口
である用紙供給ユニット２と、感光体３とトナーを現像
する現像ユニット４とからなる電子写真印刷マガジン
と、また印刷行程後のトナーの定着を行う定着部７など
から構成されている。電子印刷装置は、特に両面印刷を
行うために印刷用紙の搬送機構で印刷行程の上流場所で
あとに、片面印刷後の印刷用紙を受入れる受入れ口であ
ると同時に原稿の排出口２０と、その用紙を搬送する搬
送ローラ対（レジストローラ）５と、片面印刷時または
両面印刷時と原稿排出時に搬送ルートを自動的に切り替
える搬送路切替え板６とを設けてある印刷機である。ま
た搬送ローラ対５は両面印刷のため片面印刷後の用紙を
受け入れる際、逆転搬送するように搬送駆動されるよう
になっている。かつまたその逆転搬送駆動は逆転駆動が
駆動回路の簡単な切り替えでできるステッピングモータ
で駆動されており、両面印刷の搬送時間短縮のため逆転
速度は通常の正転搬送速度より早く駆動されるようにな
っている。印刷装置には、原稿を読み取ることができる
読み取りセンサー１８が用紙の搬送路の途中に設けられ
ており、原稿を用紙供給部２３から挿入し原稿読み取り
センサー１８で読み取る。原稿は原稿排出口２０に排出
され両面ユニットの原稿トレイ兼用部分（原稿排紙トレ
イ）１５に排出される。排出された原稿は原稿有無検出
センサー２２，検知アクチュエーター２４でトレイ１５
にあるか検出できるようになっている。一方反転ユニッ
ト（両面搬送ユニット）９は定着後の片面印刷用紙を受
け入れ、その用紙を１８０度近く反転搬送させるように
なっている。反転ユニット９は片面印刷後の用紙を反転
させるときと両面印刷後の用紙を最終の用紙収容トレイ
（排紙トレイ）８に導く時で用紙の搬送ルートを切り替
える反転ユニット搬送路切替え板１０と、反転用紙を反
転ユニット９内を搬送させる搬送ローラ１１、２１と、
反転用紙を反転に導く反転ガイド板１３、１４などから
主に構成されている。特に、反転ユニット９は印刷装置
の上部を反転するようにすることで、従来の両面印刷機
のような機械下部を反転搬送するようにして大型な機械
となることを防いでいる。原稿トレイ兼用部分１５は反
転ユニット９の上カバーの一部が原稿排出の際の原稿受
取トレイとして兼用されて構成されている。原稿のトレ
イ兼用部分１５に原稿がある時に両面印刷をすると、原
稿と両面印刷用紙がぶつかりジャムが発生する。このジ
ャムを防止するために、原稿のトレイ兼用部分１５に原
稿があると原稿有無検知アクチュエーター２４が動作
し、アクチュエーター２４の揺動する腕のもう一方がセ
ンサ２２の近くで動作することにより原稿の有無を電気
的検出をできるようになっている。このように構成され
た第２の実施例にあっては、電子式印刷装置で印刷だけ
でなく原稿の読み取りも可能なように原稿読み取りセン
サー（１８）を有し、原稿の読み取り後、機械上面に排
出する原稿排出口２０がある多機能タイプの印刷装置
で、なおかつ両面印刷が可能な両面装置を備え、その両
面電子写真印刷装置は、両面印刷をするために、片面印
刷が行われ定着部７から用紙が排出後、用紙を電子印刷
工程の上流側にある印刷機の搬送機構の原稿排出口より
両面装置の搬送ローラで本体装置の上部側を１８０度近
く反転搬送するユニットであるような画像形成装置にお
いて、両面印刷装置の反転ユニット９の上カバーの一部
は原稿排出口のための受取トレイも兼ねているので、従
来、両面印刷機構は通常は両面印刷のため用紙の反転搬
送路が大型になってしまうため大型の複写機等でしか実
用に成っていないが、本発明では小型な機械で簡単に両
面印刷を行え、かつ、原稿の読み取りができる複合機の
場合でも原稿の排出に必要な排紙トレイも兼用して機械
の小型化にでき、原稿の排出トレイを別途設ける必要が
なく安価に提供できる。
【００１７】また、両面搬送装置の原稿排出トレイ部に
関して原稿が排紙トレイにあるかを検出する原稿有無検
出センサーを設けてあるので、原稿の排出に際し、原稿
のトレイ上の有無を検出し、複合機としての原稿読み取
り機能と両面印刷機能が問題を起こすことなく機能する
ように構成でき、スムースな複合機能の操作性を確保で
きる。
関して原稿が排紙トレイにあるかを検出する原稿有無検
出センサーを設けてあるので、原稿の排出に際し、原稿
のトレイ上の有無を検出し、複合機としての原稿読み取
り機能と両面印刷機能が問題を起こすことなく機能する
ように構成でき、スムースな複合機能の操作性を確保で
きる。
【００１８】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、小型の装
置にて、両面印字を可能となる。請求項２記載の発明に
よれば、簡単な方法で小型の両面読み取り機を実現でき
る。請求項３記載の発明によれば、簡単な方法で読み取
り速度のアップを可能とする。請求項４記載の発明によ
れば、両面印字機と両面読み取り機を兼ねることで、両
方を小型、低コストで実現できる。請求項５記載の発明
によれば、読み取り動作、書き込み動作を中断すること
なく連続して行うことで、様々な利用方法が実現でき
る。請求項６記載の発明によれば、書き込み動作、読み
取り動作を中断することなく連続して行うことで、様々
な利用方法が実現できる。請求項７記載の発明によれ
ば、濃度センサー等の特別の濃度検出手段を用いること
なく、電子写真プロセスの調整を行うことができる。
置にて、両面印字を可能となる。請求項２記載の発明に
よれば、簡単な方法で小型の両面読み取り機を実現でき
る。請求項３記載の発明によれば、簡単な方法で読み取
り速度のアップを可能とする。請求項４記載の発明によ
れば、両面印字機と両面読み取り機を兼ねることで、両
方を小型、低コストで実現できる。請求項５記載の発明
によれば、読み取り動作、書き込み動作を中断すること
なく連続して行うことで、様々な利用方法が実現でき
る。請求項６記載の発明によれば、書き込み動作、読み
取り動作を中断することなく連続して行うことで、様々
な利用方法が実現できる。請求項７記載の発明によれ
ば、濃度センサー等の特別の濃度検出手段を用いること
なく、電子写真プロセスの調整を行うことができる。
【図１】本発明の第１の実施例である電子写真装置を示
す説明図である。
す説明図である。
【図２】本発明の第２の実施例である電子写真装置を示
す説明図である。
す説明図である。
１ 光書き込みユニット ２ 用紙供給ユニット ３ 感光体 ４ 現像ユニット ５ 搬送ローラ対 ６ 搬送路切替え板 ７ 定着部 ８ 排紙トレイ ９ 反転ユニット １０ 反転ユニット搬送路切替え板 １１、２１ 搬送ローラ １３、１４ 反転ガイド板 １５ 原稿排紙トレイ（原稿トレイ兼用部分） １６ 原稿排紙切替え板 １７ スキャナローラ １８ 読み取りセンサー １９ 入り口 ２０ 原稿排紙口 ２２ 原稿有無検出センサー ２３ 用紙供給部 ２４ 検知アクチュエーター
Claims (7)
- 【請求項１】 第１面への印字の終了した記録紙を第２
面への印字のため本体装置内部へ再給送する際、原稿排
出口より再給送することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 電子写真プロセスと、原稿を読み取る読
み取り手段とを有する画像形成装置において、前記読み
取り手段により原稿の読み取りが終了して、排紙された
原稿を１８０度反転させて再度原稿排紙口より本体装置
内部に入れ、原稿の搬送ローラを逆回転して前記読み取
る手段の手前まで戻し、そこから前記搬送ローラを正転
して再度読み取りを行う原稿の両面読み取り装置を有す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】 電子写真プロセスと、原稿を読み取る読
み取り手段とを有する画像形成装置において、表面の原
稿を読み取り後、排紙された原稿を１８０度反転して再
度原稿排紙口より本体装置内部に入れ、前記読み取り手
段の上を前記表面の読み取りの場合とは逆方向に通過す
る時に裏面の原稿を読み込む原稿の両面読み取り装置を
有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項４】 請求項２記載において、前記電子写真プ
ロセスの用紙の搬送と、原稿読み取りの原稿の搬送とを
一部搬送経路を共用し、前記両面読み取り装置は、前記
電子写真プロセスの定着後の用紙を１８０度反転させて
原稿排紙口まで運び、前記搬送ローラを逆回転して用紙
を電子写真の印字地点の手前まで戻し、前記搬送ローラ
を正転して再度印字を行う両面印字装置を兼ねる両面読
み取り印字装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項５】 請求項４記載において、前記両面読み取
り印字装置を有し、読み取り後の原稿に印字装置で印字
可能としたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項６】 請求項４記載において、前記両面読み取
り印字装置を有し、印字装置で印字後の用紙を読み取り
装置で読み取るようにしたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項７】 請求項６記載において、読み取った原稿
の濃度により電子写真の作像条件を調整するようにした
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118534A JPH06332272A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5118534A JPH06332272A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06332272A true JPH06332272A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14738980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5118534A Pending JPH06332272A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06332272A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014219471A (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP5118534A patent/JPH06332272A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014219471A (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-20 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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