JPH0633199B2 - 保釘木毛セメント板 - Google Patents
保釘木毛セメント板Info
- Publication number
- JPH0633199B2 JPH0633199B2 JP62251297A JP25129787A JPH0633199B2 JP H0633199 B2 JPH0633199 B2 JP H0633199B2 JP 62251297 A JP62251297 A JP 62251297A JP 25129787 A JP25129787 A JP 25129787A JP H0633199 B2 JPH0633199 B2 JP H0633199B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- wood wool
- wood
- cement board
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B3/00—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
- B28B3/12—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein one or more rollers exert pressure on the material
- B28B3/123—Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein one or more rollers exert pressure on the material on material in moulds or on moulding surfaces moving continuously underneath or between the rollers, e.g. on an endless belt
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B17/00—Details of, or accessories for, apparatus for shaping the material; Auxiliary measures taken in connection with such shaping
- B28B17/02—Conditioning the material prior to shaping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、木材繊維(以下木毛という)にセメントミ
ルク、パーライトおよび弾性チップを混合し、該混合物
を加圧成型した保釘木毛セメント板に関する。
ルク、パーライトおよび弾性チップを混合し、該混合物
を加圧成型した保釘木毛セメント板に関する。
(従来の技術) 従来、木毛に所定量のセメントミルクを混合し、混合物
を加圧成型した木毛セメント板が知られていた。
を加圧成型した木毛セメント板が知られていた。
(発明により解決すべき課題) 前記従来の木毛セメント板は、保釘力が殆んどなく、釘
打固定に耐えないのみならず、圧縮強度も小さかったの
で、断熱性、耐火性、吸遮音性などの優れた性能がある
にも拘らず釘打固定を必要とする洋瓦施工の野地板に使
用できないなど、その用途が制限されていた。
打固定に耐えないのみならず、圧縮強度も小さかったの
で、断熱性、耐火性、吸遮音性などの優れた性能がある
にも拘らず釘打固定を必要とする洋瓦施工の野地板に使
用できないなど、その用途が制限されていた。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの発明は、木毛にパーライトおよび弾性チップ
(例えばゴム又はウレタンチップ、弾性発泡体など)を
混入して加圧成型することにより、前記従来の問題点を
解決したのである。
(例えばゴム又はウレタンチップ、弾性発泡体など)を
混入して加圧成型することにより、前記従来の問題点を
解決したのである。
即ちこの発明は、木材繊維(木毛)、セメントミルク、
パーライト、および弾性チップを混合し、加圧成型して
保釘木毛セメント板を得た。この発明における各材料
は、木材繊維20%〜30%(重量)、セメント45%
〜60%(重量)、パーライト2%〜3%(重量)、弾
性チップ10%〜30%(重量)としたものである。ま
たこの発明の木毛セメント板を製造するには、木材繊維
の移送コンベア上へパーライトと弾性チップを順次散布
し、前記木材繊維、パーライトおよび弾性チップの混合
物内へ、セメントと塩化マグネシウム溶液とを加えて撹
拌混合し、この混合物を定量宛成型コンベア上へ供給
し、散布羽根で撹拌後ローラ加圧し、これにセメントミ
ルクを供給した後、再び加圧し、截断して、保釘木毛セ
メント板を得たのである。
パーライト、および弾性チップを混合し、加圧成型して
保釘木毛セメント板を得た。この発明における各材料
は、木材繊維20%〜30%(重量)、セメント45%
〜60%(重量)、パーライト2%〜3%(重量)、弾
性チップ10%〜30%(重量)としたものである。ま
たこの発明の木毛セメント板を製造するには、木材繊維
の移送コンベア上へパーライトと弾性チップを順次散布
し、前記木材繊維、パーライトおよび弾性チップの混合
物内へ、セメントと塩化マグネシウム溶液とを加えて撹
拌混合し、この混合物を定量宛成型コンベア上へ供給
し、散布羽根で撹拌後ローラ加圧し、これにセメントミ
ルクを供給した後、再び加圧し、截断して、保釘木毛セ
メント板を得たのである。
前記においてパーライト2%〜3%としたのは、2%以
下では断熱性および耐火性が不十分であり、3%以上で
は強度を覆うおそれがある。また弾性チップ量を10%
以下にすると、木毛セメント板の弾性が失われ、30%
以上にすると、弾性が多きに失するのみならず、耐火性
の低下を来すおそれがあった。更に木毛を20%以下に
すると、木毛の特性たる軽量で、断熱性、遮音性などが
減少し、30%以上になると、強度の低下を来す為に1
0%〜30%とした。
下では断熱性および耐火性が不十分であり、3%以上で
は強度を覆うおそれがある。また弾性チップ量を10%
以下にすると、木毛セメント板の弾性が失われ、30%
以上にすると、弾性が多きに失するのみならず、耐火性
の低下を来すおそれがあった。更に木毛を20%以下に
すると、木毛の特性たる軽量で、断熱性、遮音性などが
減少し、30%以上になると、強度の低下を来す為に1
0%〜30%とした。
前記において、セメントミルクに塩化マグネシウムを用
いると、速硬性を発揮する利点があった。この発明の木
毛セメント板は建材に使用する。
いると、速硬性を発揮する利点があった。この発明の木
毛セメント板は建材に使用する。
例えば洋瓦施工の野地板、保釘耐火壁下地、ビル建設に
要する型枠(コンクリートパイル)代用としても活用さ
れるものである。
要する型枠(コンクリートパイル)代用としても活用さ
れるものである。
(作 用) 即ちこの発明の木毛セメント板は、パーライトおよび弾
性チップの混入によって保釘性を格段に向上させると共
に、強度を増強することができる。
性チップの混入によって保釘性を格段に向上させると共
に、強度を増強することができる。
(実施例) この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
木毛製造機1により幅0.2mm〜10mm、厚さ0.4mm
〜0.6mm、長さ20mm〜40mmの木毛3を製造して、
コンベア2により矢示28の方向へ移送し、木毛定量供
給機4内へ投入する。前記木毛定量供給機4は、貯槽4
aの下部に回転計量機5が設けられ、木毛3は回転計量
機5によりコンベア8上へ定量供給される。次にコンベ
ア8の上方には、パーライト供給機6とゴム定量供給機
7が順次設置され、それぞれの供給筒6a、7aから木
毛3上へ、定量宛供給され、矢示29の方向へ移送され
る。コンベア8により移送された前記コンベア上の混合
物は、ロータリーミキサ13に入り、ここに添加される
セメントおよび塩化マグネシウムと共に混合される。こ
の場合に、セメント10はセメント供給機9の下部か
ら、パイプ30を経て矢示31のようにロータリーミキ
サ13内へ添加され、塩化マグネシウムは溶液タンク1
1からパイプ32を経て、矢示33のように添加され
る。前記ロータリーミキサ13によって混合された混合
物46は、コンベア14上へ矢示34のように供給さ
れ、ついで矢示35のように混合物の定量供給機16へ
供給されるが、まず分散羽根15によって均一に分散さ
れる。ついでコンベア36により、矢示37のようにコ
ンベア27上の一側の成型用型板26上へ定量供給され
る。
〜0.6mm、長さ20mm〜40mmの木毛3を製造して、
コンベア2により矢示28の方向へ移送し、木毛定量供
給機4内へ投入する。前記木毛定量供給機4は、貯槽4
aの下部に回転計量機5が設けられ、木毛3は回転計量
機5によりコンベア8上へ定量供給される。次にコンベ
ア8の上方には、パーライト供給機6とゴム定量供給機
7が順次設置され、それぞれの供給筒6a、7aから木
毛3上へ、定量宛供給され、矢示29の方向へ移送され
る。コンベア8により移送された前記コンベア上の混合
物は、ロータリーミキサ13に入り、ここに添加される
セメントおよび塩化マグネシウムと共に混合される。こ
の場合に、セメント10はセメント供給機9の下部か
ら、パイプ30を経て矢示31のようにロータリーミキ
サ13内へ添加され、塩化マグネシウムは溶液タンク1
1からパイプ32を経て、矢示33のように添加され
る。前記ロータリーミキサ13によって混合された混合
物46は、コンベア14上へ矢示34のように供給さ
れ、ついで矢示35のように混合物の定量供給機16へ
供給されるが、まず分散羽根15によって均一に分散さ
れる。ついでコンベア36により、矢示37のようにコ
ンベア27上の一側の成型用型板26上へ定量供給され
る。
前記コンベア27の上方には、複数の散布羽根23、2
3a、23bが架設され、前記混合物46を撹拌してい
る。ついで混合物をローラ24aで予圧し、ついでセメ
ントミルク38とゴムなどの混合物を散布してから、更
にローラ24で加圧成形し、切断機25で切断すれば製
品ができ上る。前記における各材料の標準使用量は、木
毛20%、セメント54%、パーライト2%、弾性チッ
プ20%であった。
3a、23bが架設され、前記混合物46を撹拌してい
る。ついで混合物をローラ24aで予圧し、ついでセメ
ントミルク38とゴムなどの混合物を散布してから、更
にローラ24で加圧成形し、切断機25で切断すれば製
品ができ上る。前記における各材料の標準使用量は、木
毛20%、セメント54%、パーライト2%、弾性チッ
プ20%であった。
前記セメントミルク38は、ゴム17(又はウレサン
ド)とセメント18および水19を平型ミキサー20内
へ供給し、混合したものをコンベア21を介して矢示3
9のように、定量散布機22に供給し、散布輪40によ
って予圧済の混合物上へ散布する。図中41は製品ボッ
クス、42はコンベア、43は油圧四方プレス、44、
45は撹拌器である。
ド)とセメント18および水19を平型ミキサー20内
へ供給し、混合したものをコンベア21を介して矢示3
9のように、定量散布機22に供給し、散布輪40によ
って予圧済の混合物上へ散布する。図中41は製品ボッ
クス、42はコンベア、43は油圧四方プレス、44、
45は撹拌器である。
前記実施例においては、セメントミルクを二回に亘って
添加するので、セメントが製品中へ均等に分散され、均
質製品を作ることができる。
添加するので、セメントが製品中へ均等に分散され、均
質製品を作ることができる。
(発明の効果) この発明は、従来知られている木毛セメント板に対し、
セメントミルクの他にパーライトおよび弾性チップを混
合したので、保釘性を格段に向上させると共に、軽量、
吸音、遮音性などに支障のない強度の大きい木毛セメン
ト板となる効果がある。
セメントミルクの他にパーライトおよび弾性チップを混
合したので、保釘性を格段に向上させると共に、軽量、
吸音、遮音性などに支障のない強度の大きい木毛セメン
ト板となる効果がある。
特に保釘性において従来の木毛セメント板は保釘力が0
に近く、使用に耐えないが、この発明の木毛セメント板
はほぼ50kgf の保釘力があり、十分使用に耐える効果
がある。
に近く、使用に耐えないが、この発明の木毛セメント板
はほぼ50kgf の保釘力があり、十分使用に耐える効果
がある。
図はこの発明の木毛セメント板を製造する装置の実施説
明図である。 1……木毛製造機、3……木毛 4……木毛定量供給機、6……パーライト供給機 7……ゴム定量供給機 13……ロータリーミキサ 16……混合物の定量供給機 22……定量散布機
明図である。 1……木毛製造機、3……木毛 4……木毛定量供給機、6……パーライト供給機 7……ゴム定量供給機 13……ロータリーミキサ 16……混合物の定量供給機 22……定量散布機
Claims (1)
- 【請求項1】木材繊維20%〜30%(重量)、セメン
ト45%〜60%(重量)、パーライト2%〜3%(重
量)、弾性チップ10%〜30%(重量)を混合し、加
圧成型したことを特徴とする保釘木毛セメント板
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62251297A JPH0633199B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 保釘木毛セメント板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62251297A JPH0633199B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 保釘木毛セメント板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0193478A JPH0193478A (ja) | 1989-04-12 |
JPH0633199B2 true JPH0633199B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17220710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62251297A Expired - Lifetime JPH0633199B2 (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 保釘木毛セメント板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633199B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0635437U (ja) * | 1991-03-15 | 1994-05-13 | 隆 渡辺 | 建造物材料 |
CN102501312B (zh) * | 2011-10-08 | 2014-04-23 | 张家港市玉龙科技板材有限公司 | 玻镁板生产线用的上模板装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5431015B2 (ja) * | 1971-09-18 | 1979-10-04 | ||
JPS5912616B2 (ja) * | 1976-06-03 | 1984-03-24 | 野田合板株式会社 | 木片,木毛セメント板及びその製造方法 |
JPS6232846Y2 (ja) * | 1980-02-09 | 1987-08-22 |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP62251297A patent/JPH0633199B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0193478A (ja) | 1989-04-12 |
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