JPH0633068Y2 - 天井枠の間隔保持構造 - Google Patents

天井枠の間隔保持構造

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JPH0633068Y2
JPH0633068Y2 JP10044490U JP10044490U JPH0633068Y2 JP H0633068 Y2 JPH0633068 Y2 JP H0633068Y2 JP 10044490 U JP10044490 U JP 10044490U JP 10044490 U JP10044490 U JP 10044490U JP H0633068 Y2 JPH0633068 Y2 JP H0633068Y2
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JP
Japan
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piece
ceiling
frames
ceiling frames
sides
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP10044490U
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English (en)
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JPH0456810U (ja
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雅弘 井上
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、天井枠を現場で2本並べて配設するものにお
いて2本の天井枠の間隔を保持するための技術に関する
ものである。
[従来例の技術] 第5図に従来例の間隔保持具4aが示してある。第6図
にはこの従来例の間隔保持具4aを用いて平行に並べた
天井枠1を接続した図面が示してある。また、第7図に
は従来例の他の間隔保持具4aが示してあり、第8図に
はこの従来例の間隔保持具4aを用いて平行に並べた天
井枠1を接続した図面が示してある。このように間隔保
持具を介して一定の間隔に接続された平行な2本の天井
枠1部分は第9図のように空調機器16の吹出しや吹込
みの開口部として使用されるものである。
[考案が解決しようとする課題] ところが上記の従来例のうち第5図、第6図に示す従来
例は隣合うそれぞれの天井枠1の胴部2の上下に設けた
上下溝部3にそれぞれ間隔保持具4aの両側の係止部1
7を係止して接続しているので、天井枠1を同士の間隔
を保つための強度は確保できるが、間隔保持具4aは天
井枠1の端部から差し込、スライドさせる構造であるた
め、第9図のように天井を構成した後には間隔保持具4
aを取り付けたり、取り外したりできないという問題が
ある。
また、第7図、第8図に示す従来例は上方から差し込む
ことで取り付けるものであるため、第9図のように天井
を構成した後からでも取り付け、取り外しができるが、
天井枠1の頭部6と中央部とで押さえるだけの構造であ
るた2本の天井枠1の間隔を出すための強度を確保でき
ないという問題があった。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは、2本の天井枠の施工
後に間隔保持具の取り付け、取り外しが簡単にでき、し
かも、2本の天井枠の間隔を出すための強度が確保でき
る天井枠の間隔保持構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の天井枠の間隔保持構造は、平行に隣合う2本の
天井枠1の各胴部2の上下部にそれぞれ上下に対向する
上下溝部3を設け、間隔保持具4の上横片5の両側にそ
れぞれ天井枠1の頭部6に係合するための頭部係合部7
を下方に向けて突出形成するとともに上横片5の中央部
より前方乃至後方のいずれかに向けて隣合う2本の天井
枠1の頭部6間の距離よりも巾狭の延出片8を延出する
とともに延出片8の先端から下方に向けて垂下片9を垂
下し、垂下片9の上部の巾を2本の天井枠1の頭部6間
の距離よりも巾狭とし、垂下片9の下部の両側のうち片
側端部に前方に向けて突出する前向き係止片10を突出
するとともに他の片側端部に後方に向けて突出する後向
き係止片11を突出し、前向き係止片10と後向き係止
片11との間の距離を隣合う天井枠1の胴部2間の距離
と等しくし、間隔保持具4が隣合う天井枠1間に配置さ
れ、間隔保持具4の上横片5の両側の頭部係合部7が両
側の天井枠1の頭部6に係合され、前向き係止片10の
上下がそれぞれ片側の天井枠1の上下溝部3に係止され
るとともに後向き係止片11の上下がそれぞれ他の片側
の天井枠1の上下溝部3に係止されて成るものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した従来例
の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。
[作用] しかして、本考案にあっては、隣合う2本の天井枠1の
間に間隔保持具4を配置するに当たり、延出片8が縦に
なるように間隔保持具4を立てた姿勢のまま2本の天井
枠1の間に前向き係止片10が下となり後向き係止片1
1が上となるように傾斜させた状態で差し込み、前向き
係止片10が一方の天井枠1の胴部2に近接し且つ後向
き係止片11が他方の天井枠1の胴部2に近接しながら
前向き係止片10及び後向き係止片11がいずれも2本
の天井枠1間に入れられた状態で、間隔保持具4を胴部
2と直交する垂直面に対して平行に回動させて垂下片9
を胴部2に対して直角に位置させ、この状態で間隔保持
具4を胴部2と平行な垂直面に対して回動させて、間隔
保持具4の上横片5の両側の頭部係合部7を両側の天井
枠1の頭部6に係合し、前向き係止片10の上下をそれ
ぞれ片側の天井枠1の上下溝部3に係止するとともに後
向き係止片11の上下をそれぞれ他の片側の天井枠1の
上下溝部3に係止するものである。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
天井枠1は断面形状が逆T字状をしており、この天井枠
1の胴部2の両側面の上下部にそれぞれ上下に対向する
上下溝部3が設けてある。天井枠1の下部の横片15は
天井材を載置するための片である。また、天井枠1の上
部には頭部6が設けてあって、スラブ等の建物躯体から
吊り下げた吊具の下部をこの頭部6に取り付けることで
天井枠1を吊り下げるようになっている。このような構
成の天井枠1を枠組みして天井下地を構成するのである
が、この天井枠1の枠組みのうちの一部に第9図の従来
例と同じように2本の天井枠1を一定の間隔を介して平
行に並べた状態で施工され、この部分を空調機器等の吹
出しや吸込み用の開口として利用するようになってい
る。
第2図には本考案に用いる間隔保持具4が示してある。
この間隔保持具4は、上横片5の両側にそれぞれ天井枠
1の頭部6に係合するための頭部係合部7を下方に向け
て突出形成するとともに上横片5の中央部より前方乃至
後方のいずれかに向けて延出片8を延出するとともに延
出片8の先端から下方に向けて垂下片9を垂下し、垂下
片9の下部の両側のうち片側端部に前方に向けて突出す
る前向き係止片10を突出するとともに他の片側端部に
後方に向けて突出する後向き係止片11を突出して構成
してある。ここで、上横片5の両側よりやや内側には内
側係止片12が垂下してある。延出片8は隣合う2本の
天井枠1の頭部6間の距離よりも巾狭となっている。ま
た、垂下片9の上部の巾は2本の天井枠1の頭部6間の
距離よりも巾狭となっており、垂下片9の下部は2本の
天井枠1の胴部2間の距離と等しくなっており、このた
め、垂下片9の下部の両側に設ける前向き係止片10と
後向き係止片11との間の距離が隣合う天井枠1の胴部
2間の距離と等しくなっている。前向係止片10の上下
と後向き係止片11の上下とはそれぞれ垂下片9の下部
の巾広部分よりも上下に突出している。
しかして、一定の間隔を介して平行に配置した2本の天
井枠1の間の間隔を保持するために間隔保持具4を取り
付けるのであるが、間隔保持具4の取り付けは下記のよ
うにして行うものである。すなわち、第3図に示すよう
に、延出片8が縦になるように間隔保持具4を立てた姿
勢のまま2本の天井枠1の間に前向き係止片10が下と
なり後向き係止片11が上となるように傾斜させた状態
で差し込み、前向き係止片10が一方の天井枠1の胴部
2に近接し且つ後向き係止片11が他方の天井枠1の胴
部2に近接しながら前向き係止片1及び後向き係止片1
1をいずれも2本の天井枠1間に入れる。次には、間隔
保持具4を胴部2と直交する垂直面に対して平行に回動
させて垂下片9を胴部2に対して直角に位置させて、前
向き係止片10を一方の天井枠1の胴部2の側面に当接
または近接するとともに後向き係止片11を他方の天井
枠1の胴部2の側面に当接または近接させる。この状態
で第4図に示すように間隔保持具4を胴部2と平行な垂
直面に対して回動させて、間隔保持具4の上横片5の両
側の頭部係合部7を両側の天井枠1の頭部6に係合し、
前向き係止片10の上下をそれぞれ片側の天井枠1の上
下溝部3に係止するとともに後向き係止片11の上下を
それぞれ他の片側の天井枠1の上下溝部3に係止するも
のである。ここで、内側係止片12はそれぞれ頭部6の
内側に当接する。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように、間隔保持具の上横片
の両側にそれぞれ天井枠の頭部に係合するための頭部係
合部を下方に向けて突出形成するとともに上横片の中央
部より前方乃至後方のいずれかに向けて隣合う2本の天
井枠の頭部間の距離よりも巾狭の上部の巾を2本の天井
枠の頭部間の距離よりも巾延出片を延出するとともに延
出片の先端から下方に向けて垂下片を垂下し、垂下片の
上部の巾を2本の天井枠の頭部間の距離よりも巾狭と
し、垂下片の下部の両側のうち片側端部に前方に向けて
突出する前向き係止片を突出するとともに他の片側端部
に後方に向けて突出する後向き係止片を突出し、前向き
係止片と後向き係止片との間の距離を隣合う天井枠の胴
部間の距離と等しくしてあるので、間隔保持具の垂下片
部分を隣合う天井枠間に傾けてはめ込んで回動操作する
ことで簡単に間隔保持具の頭部係合部を両側の天井枠の
頭部に係合し、前向き係止片の上下をそれぞれ片側の天
井枠の上下溝部に係止するとともに後向き係止片の上下
をそれぞれ他の片側の天井枠の上下溝部に係止すること
ができて、隣合う天井枠間に天井枠の施工後であっても
取り付けたり、取り外したりでき、この結果、間隔保持
具を取り付け忘れや、間隔保持具の取り付け位置間違い
等があっても後から取り付け直すことができるものであ
り、また、間隔保持具により天井枠の頭部同士の連結及
び胴部の上下同士の連結ができて天井枠の間隔保持、天
井枠の傾きやねじれ等に対しての強度向上がはかれて仕
上がりが奇麗となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は同上に用いる間隔保
持具の斜視図、第3図、第4図は本考案の間隔保持具の
取り付け順序を説明するための説明図、第5図は従来例
の間隔保持具の斜視図、第6図は同上の間隔保持具の取
り付け状態を示す断面図、第7図は他の従来例の間隔保
持具の斜視図、第8図は同上の間隔保持具の取り付け状
態を示す断面図、第9図は天井枠の施工状態の斜視図で
あって、1は天井枠、2は胴部、3は溝部、4は間隔保
持具、5は上横片、6は頭部、7は頭部係合部、8は延
出片、9は垂下片、10は前向き係止片、11は後向き
係止片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に隣合う2本の天井枠の各胴部の上下
    部にそれぞれ上下に対向する上下溝部を設け、間隔保持
    具の上横片の両側にそれぞれ天井枠の頭部に係合するた
    めの頭部係合部を下方に向けて突出形成するとともに上
    横片の中央部より前方乃至後方のいずれかに向けて隣合
    う2本の天井枠の頭部間の距離よりも巾狭の延出片を延
    出するとともに延出片の先端から下方に向けて垂下片を
    垂下し、垂下片の上部の巾を2本の天井枠の頭部間の距
    離よりも巾狭とし、垂下片の下部の両側のうち片側端部
    に前方に向けて突出する前向き係止片を突出するととも
    に他の片側端部に後方に向けて突出する後向き係止片を
    突出し、前向き係止片と後向き係止片との間の距離を隣
    合う天井枠の胴部間の距離と等しくし、間隔保持具が隣
    合う天井枠間に配置され、間隔保持具の上横片の両側の
    頭部係合部が両側の天井枠の頭部に係合され、前向き係
    止片の上下がそれぞれ片側の天井枠の上下溝部に係止さ
    れるとともに後向き係止片の上下がそれぞれ他の片側の
    天井枠の上下溝部に係止されて成る天井枠の間隔保持構
    造。
JP10044490U 1990-09-25 1990-09-25 天井枠の間隔保持構造 Expired - Lifetime JPH0633068Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10044490U JPH0633068Y2 (ja) 1990-09-25 1990-09-25 天井枠の間隔保持構造

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JPH0456810U JPH0456810U (ja) 1992-05-15
JPH0633068Y2 true JPH0633068Y2 (ja) 1994-08-31

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