JPH063289A - 探傷装置 - Google Patents

探傷装置

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JPH063289A
JPH063289A JP18296192A JP18296192A JPH063289A JP H063289 A JPH063289 A JP H063289A JP 18296192 A JP18296192 A JP 18296192A JP 18296192 A JP18296192 A JP 18296192A JP H063289 A JPH063289 A JP H063289A
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JP
Japan
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flaw
flaw detection
photographing
image
lamp
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Pending
Application number
JP18296192A
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English (en)
Inventor
Toshio Sugano
俊夫 菅野
Mizuo Kiuchi
瑞夫 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH063289A publication Critical patent/JPH063289A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この装置は、原則として架空線1上を移動し
ながら架空線1の外表面を連続的に撮影する。そして、
架空線1の探傷を行う探傷部が傷を発見した場合、撮影
画像中に他の部分の画像と区別できるような識別マーク
13Aを挿入したり、或は音響的な識別マークを挿入す
る。 【効果】 架空線を連続撮影したビデオテープを早送り
して必要な箇所を識別マーク13Aを頼りに探し、見逃
し等を防止できる。また識別マーク13Aの前後の画像
を十分に観察し詳細な傷の解析ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空線上を走行してそ
の表面状態を撮影し、傷の検査等を行う探傷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】送電線に使用されるACSR(鋼心アル
ミニウム撚り線)等の架空線について、その素線に傷や
破断が生じていないかを検査するため探傷装置が使用さ
れる。図6に従来の探傷装置の原理図を示す。図におい
て、この装置は架空線1の上を走行するために一対の車
輪3を有している。そして、この車輪の間に架空線1の
傷を磁気的に検出する探傷コイル4が取り付けられてい
る。この探傷コイル4の出力は、信号処理部5により処
理されアンテナ6を介して地上の図示しない受信機に送
られる。これによって、架空線1のどの部分にどの程度
の傷が発生しているかを記録する。一方、このような傷
の外観を直接肉眼で検査するためにビデオカメラ7が取
り付けられている。このビデオカメラ7と架空線1を挟
んで、鏡8が取り付けられており、架空線1の背面も一
つのビデオカメラ7で撮影できるようにされている。こ
のような装置2を矢印9方向に走行させながら架空線1
に生じた傷を検出し、ビデオカメラ7によって表面状態
を記録し傷の程度や性質の解析を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な架空線1の表面に生じた傷の外観を撮影するために
は、ビデオカメラの他、通常のスチールカメラも採用が
可能である。この場合、探傷コイル4の出力信号が一定
以上の場合にカメラのシャッターを切るように制御す
る。しかしながら、このような方法では、撮影したフィ
ルムを地上で回収し、それを現像した後でなければ架空
線1の表面状態を観察することができない。従って、現
場で撮影状態を確認したり、その傷の前後の架空線1の
表面状態も観察したいと思うような場合操作が容易でな
い。
【0004】一方、ビデオカメラを用いて傷を撮影する
と、その信号を例えば図6に示すアンテナ6を用いて地
上の受信機に送信し、そこで再生画像を得るようにすれ
ば現場で直ちに傷の観察が可能である。また装置2にビ
デオレコーダを搭載し、装置2を地上に下ろしてそのテ
ープを再生すれば、現場で傷を観察することができる。
しかしながら、架空線を連続的に撮影した場合に、再生
画像のチェックには非常に時間が掛かり、また早送り等
をして再生した場合、傷を撮影した部分を見逃すという
問題もある。
【0005】これに対して、一定以上の傷を発見した場
合にのみビデオカメラを動作させるといった方法も考え
られる。しかしながら、ビデオカメラは立ち上がりに比
較的時間が掛かり、装置を走行させながら傷を検出しそ
の検出信号によってビデオカメラを立ち上げるようにす
ると反応が遅く、傷の前後を十分長い距離だけ撮影する
といったことが難しい。本発明は以上の点に着目してな
されたもので、架空線の表面に現れた傷の撮影を行い、
その撮影画像の見逃しを防止するようにした探傷装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の探傷装置は、検
査対象物と対向配置されて移動しながら連続的に探傷動
作を行なう探傷部と、前記探傷動作中に検査対象物を撮
影して記録する撮影記録部と、前記探傷部の出力信号に
より、前記検査対象物に傷を検出した際の前記撮影記録
部の記録データ中に、他の正常部分を撮影した記録デー
タと区別できる識別マークを挿入する識別処理手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この装置は、原則として架空線上を移動しなが
ら架空線の外表面を連続的に撮影する。そして、架空線
の探傷を行う探傷部が傷を発見した場合、撮影画像中に
他の部分の画像と区別できるような識別マークを挿入し
たり、或は音響的な識別マークを挿入する。これによ
り、架空線を連続撮影したビデオテープを早送りして必
要な箇所を識別マークを頼りに探し、見逃し等を防止で
きる。また識別マークの前後の画像を十分に観察し詳細
な傷の解析ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明の探傷装置実施例を示すもので、
(a)はそのブロック図、(b)は傷の無い部分の撮影
画像、(c)は傷を発見した部分の撮影画像を示す。図
において、この装置には検査対象物である架空線1と、
対向配置された探傷コイル4の出力を受け入れる探傷部
11と、架空線1を撮影して記録するビデオカメラ7及
び撮影記録部12が設けられている。その他の部分は、
図6で説明した従来の装置と変わるところはなくその図
示を省略した。また、この実施例ではビデオカメラ7の
被写界内にランプ13を配置している。このランプ13
は、探傷部11の出力信号により点滅させられる構成と
なっている。このランプ13を本発明においては識別処
理手段と呼んでいる。
【0009】図2に上記探傷部11の出力信号説明図を
示す。図のように探傷部の出力信号は、例えば時刻t1
に図1に示す探傷コイル4が傷を検出した場合にランプ
を点灯させ、時刻t2までそのランプ13を連続的に点
灯させる。この時刻t1とt2の間のある時刻t3に、
探傷コイル4が検出した傷がビデオカメラ7の被写界内
を通過する。即ち、時刻t3〜時刻t2の間、ビデオカ
メラ7は傷及び点灯したランプ13を同時に撮影するこ
とになる。その結果、図1(b)に示すように、傷の無
い部分を撮影した画像をテレビジョン15で観察する
と、そこに撮影されたランプの画像13Aは点灯してい
ないが、傷が発見されると、図1(c)に示すようにテ
レビジョン15に架空線1とともに点灯したランプの画
像13Aが写し出される。
【0010】従って、ビデオテープの早送りを行う場合
に、このランプ13を撮影した画像を監視し、ランプ1
3が点灯した場合に通常の再生速度に戻せば、その直後
に架空線1に生じた傷の画像を観察することができる。
また、その前後の画像を見たい場合には前後にビデオテ
ープを送り、繰り返し再生すればよい。この場合に、ビ
デオカメラは架空線1を連続的に撮影しているため、必
要なだけテープを戻し傷の周辺の観察を行うことができ
る。なお、図6に示したミラー8によれば、架空線の裏
面も上記テレビジョン15に写し出されるが、その画像
については図示を省略した。
【0011】図3に本発明の他の実施例を示し、(a)
はそのブロック図、(b)は撮影画像を示す。図の装置
は、探傷部11の出力信号によりライン生成回路16を
動作させ、ビデオカメラ7の出力信号とともに撮影記録
部12において画像を記録する構成とされている。この
ライン生成回路16は、例えば撮影記録部12において
記録されるビデオ画像中に、一定のラインを挿入するよ
うな信号を生成する回路とする。これは、例えば撮影記
録部12において記録される画像の垂直同期信号とタイ
ミングを合わせて白レベル或は、黒レベルの信号を撮影
記録部12に向け出力するような回路から構成される。
【0012】これにより、図3(b)に示すように、テ
レビジョン15の画像中に架空線1及びライン17が記
録される。傷の無い部分ではこのようなライン17は存
在しない。上記ライン生成回路16は本発明における識
別処理手段に該当し、ライン17は識別マークに該当す
る。これにより、ビデオテープを早送りしながらライン
17が現れた部分で通常の再生速度にすれば、傷の前後
の画像を能率よく観察できる。
【0013】図4に本発明の更に別の実施例を示す。こ
の図の(a)はブロック図、(b)は撮影画像、(c)
は音響信号の説明図を示す。この実施例では、音響信号
生成回路18が識別処理部として動作し、識別マークと
して音響信号が使用される。またこの実施例では、音響
信号は、例えば1000Hz〜2000Hz程度の周波数のものと
し、傷のレベルに応じてその音量を増減する。即ち、小
さい傷の場合には小さい音で、大きい傷の場合には大き
い音で音響信号を発生し撮影記録部12に送り込むよう
にする。これによって、早送りをしながらその音響信号
に耳を傾け、音が発生した場合や音量が増大した場合に
一定以上の傷があることを認識し、通常の再生速度にし
て傷の観察を行うことができる。
【0014】(c)には横軸に時間、縦軸に傷の程度或
は音量を示すグラフを図示した。即ち、図4に示す探傷
コイル4の出力は傷の程度に応じて増減する。その信号
が図のAに示すような状態の場合、音響信号生成回路1
8は図のBに示すように傷の程度とほぼ比例した音量の
音響信号を出力する。これによって、耳によって傷の大
きさや傷の位置を認識することができる。なお、音響信
号生成回路18は傷の程度に応じた音量調整でなく、例
えば、音の周波数を変更するような構成であってもよ
い。
【0015】図5に本発明の更に別の実施例を示す。こ
の実施例では、識別処理手段として自動停止信号生成回
路21を設けている。この自動停止信号生成回路21
は、一般にVTR等によって広く知られている録画開始
の際の自動停止機能を与える電気信号を生成する回路で
ある。即ち、探傷コイル4が一定以上の傷を発見する
と、自動停止信号生成回路21がそのような自動停止用
の信号を撮影記録部12に向け出力する。これによって
ビデオテープに電気的な識別マークが記録される。その
結果、図5(b)に示すように時刻t1から早送りを行
い、その自動停止信号のサーチを実行させると、識別マ
ークを検出した時刻t2においてビデオテープが自動的
に通常速度の走行を開始する。その後画面を監視して傷
を観察し、再び時刻t3に早送り等による次の自動停止
信号のサーチを開始すればよい。このような方法によっ
ても、先に説明した方法と同様に架空線の表面に発生し
た傷を見逃すことなくテレビジョン等によって観察する
ことができる。
【0016】なお上記実施例では、ビデオテープを録画
しながら装置が走行する例を説明したが、装置に取り付
けられたアンテナから画像を地上に送信し地上の受信機
で画像を記録したり再生するようにしてもよいし、また
装置と受信機との間を光ファイバを用いて接続し信号を
送信するようにしてもよい。更に、検査対象物として上
記の例では架空線を例にとって説明したが、比較的長く
大きな対象物の検査を行う場合に本発明の装置は広く利
用することが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明の探傷装置は、架空
線等の検査対象物の探傷部分をビデオカメラ等の撮影記
録部を用いて連続的に撮影する一方、探傷コイル等を用
いた探傷部によって傷を検出し、撮影された画像の中に
他の正常部分と区別できる識別マークを挿入するように
したので、その傷の近傍の画像を見逃すことなく確実に
短時間で探すことができる。これによって、能率よく高
い精度で確実に電線の表面状態を監視しチェックするこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探傷装置実施例を示し、(a)はその
ブロック図、(b)及び(c)はその撮影画像である。
【図2】図1に示した探傷部11の出力信号説明図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、(a)はそ
のブロック図、(b)は撮影画像である。
【図4】本発明の更に別の実施例を示し、(a)はその
ブロック図、(b)はその撮影画像、(c)は傷の程度
と音量の関係を示すグラフである。
【図5】本発明の更に別の実施例を示し、(a)はその
ブロック図、(b)は傷の撮影部分のサーチ方法を示す
説明図である。
【図6】従来の探傷装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 架空線(検査対象物) 4 探傷コイル 7 ビデオカメラ 11 探傷部 12 撮影記録部 13 ランプ(識別処理手段) 13A 点灯したランプの画像(識別マーク)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物と対向配置されて移動しなが
    ら連続的に探傷動作を行なう探傷部と、 前記探傷動作中に検査対象物を撮影して記録する撮影記
    録部と、 前記探傷部の出力信号により、前記検査対象物に傷を検
    出した際の前記撮影記録部の記録データ中に、他の正常
    部分を撮影した記録データと区別できる識別マークを挿
    入する識別処理手段とを備えたことを特徴とする探傷装
    置。
  2. 【請求項2】 識別処理手段は、 探傷部の出力信号により、撮影記録部の被写界内に配置
    したランプを点灯させて、記録データ中に識別マークを
    挿入することを特徴とする請求項1記載の探傷装置。
  3. 【請求項3】 識別処理手段は、 探傷部の出力信号により、撮影記録部の記録データ中に
    傷の程度に比例したレベルの音響信号による識別マーク
    を挿入することを特徴とする請求項1記載の探傷装置。
JP18296192A 1992-06-17 1992-06-17 探傷装置 Pending JPH063289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18296192A JPH063289A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 探傷装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18296192A JPH063289A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 探傷装置

Publications (1)

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JPH063289A true JPH063289A (ja) 1994-01-11

Family

ID=16127364

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JP18296192A Pending JPH063289A (ja) 1992-06-17 1992-06-17 探傷装置

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JP (1) JPH063289A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013134190A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Kddi Corp 検査補助装置及び方法
JP2016088698A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 株式会社日立ビルシステム 移動手摺り劣化診断装置

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