JPH06328824A - リボンカートリッジケース - Google Patents
リボンカートリッジケースInfo
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- JPH06328824A JPH06328824A JP8852893A JP8852893A JPH06328824A JP H06328824 A JPH06328824 A JP H06328824A JP 8852893 A JP8852893 A JP 8852893A JP 8852893 A JP8852893 A JP 8852893A JP H06328824 A JPH06328824 A JP H06328824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- cartridge case
- external cassette
- stopper
- ribbon cartridge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手を汚さずに簡単に外部カセットにセットす
ることができ、またリボン走行路にカバーが無くてもリ
ボンの走行を安定させることができるリボンカートリッ
ジケースを提供する。 【構成】 エンドレスループのリボン１のための入口開
口３と出口開口４とを有すると共に前記リボン１を収納
する空所５を有し、リボン移送装置１３を有する外部カ
セット１１内に収容されるリボンカートリッジケース
２。該リボンカートリッジケース２は、その外部にある
リボン１をガイドするためのリボン止め６を有してお
り、外部カセット２のリボン走行路１４に沿って設けら
れた係合部１５に前記リボン止め６を係合させることに
よってリボン１を装着するよう構成されてなることを特
徴とする。
ることができ、またリボン走行路にカバーが無くてもリ
ボンの走行を安定させることができるリボンカートリッ
ジケースを提供する。 【構成】 エンドレスループのリボン１のための入口開
口３と出口開口４とを有すると共に前記リボン１を収納
する空所５を有し、リボン移送装置１３を有する外部カ
セット１１内に収容されるリボンカートリッジケース
２。該リボンカートリッジケース２は、その外部にある
リボン１をガイドするためのリボン止め６を有してお
り、外部カセット２のリボン走行路１４に沿って設けら
れた係合部１５に前記リボン止め６を係合させることに
よってリボン１を装着するよう構成されてなることを特
徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はリボンカートリッジケー
スに関する。さらに詳しくは、手を汚すことなく簡単に
使用済みのリボンを新しいリボンと取り替えることがで
き、また外部カセット前面部分のカバーを省略すること
ができるリボンカートリッジケースに関する。
スに関する。さらに詳しくは、手を汚すことなく簡単に
使用済みのリボンを新しいリボンと取り替えることがで
き、また外部カセット前面部分のカバーを省略すること
ができるリボンカートリッジケースに関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、エンドレスのタイプライターリボンを収納するリボ
ンカセットでは、外部カセットとリボンカートリッジケ
ースの２重構造をしたものがあり、このタイプのカセッ
トではリボンの印字が薄くなって使用できなくなると、
リボンカセット全体を廃棄するのではなくて、リボンカ
ートリッジケースを取り替えればよいようになってい
る。
来、エンドレスのタイプライターリボンを収納するリボ
ンカセットでは、外部カセットとリボンカートリッジケ
ースの２重構造をしたものがあり、このタイプのカセッ
トではリボンの印字が薄くなって使用できなくなると、
リボンカセット全体を廃棄するのではなくて、リボンカ
ートリッジケースを取り替えればよいようになってい
る。
【０００３】図８は従来のリボンカートリッジケース５
１の一例を示している。該リボンカートリッジケース５
１は、エンドレスループのリボン１のための入口開口５
２と出口開口５３を有すると共にリボン１を不規則な形
で収容する空所５４を有し、該空所５４はリボンの幅と
実質的に等しい深さで形成されてなるものであり、図９
に示されるような、リボン１の入口箇所６２にリボン移
送装置６３を有する外部カセット６１に収容されるもの
である（実公昭５４−２１０５０号参照）。この外部カ
セット６１は、リボン１の出るのを送らせる凸部６４と
板バネ６５も有しており、リボンカートリッジケース５
１を外部カセット６１に収納させるには、指でリボンを
摘んでリボン移送装置６３のあいだと、凸部６４および
板バネ６５のあいだを通し、入口箇所６２および出口箇
所６６間をピンと張った状態にしてセットしなければな
らず、指や、扱い方によっては衣服が汚れてしまうとい
う問題がある。
１の一例を示している。該リボンカートリッジケース５
１は、エンドレスループのリボン１のための入口開口５
２と出口開口５３を有すると共にリボン１を不規則な形
で収容する空所５４を有し、該空所５４はリボンの幅と
実質的に等しい深さで形成されてなるものであり、図９
に示されるような、リボン１の入口箇所６２にリボン移
送装置６３を有する外部カセット６１に収容されるもの
である（実公昭５４−２１０５０号参照）。この外部カ
セット６１は、リボン１の出るのを送らせる凸部６４と
板バネ６５も有しており、リボンカートリッジケース５
１を外部カセット６１に収納させるには、指でリボンを
摘んでリボン移送装置６３のあいだと、凸部６４および
板バネ６５のあいだを通し、入口箇所６２および出口箇
所６６間をピンと張った状態にしてセットしなければな
らず、指や、扱い方によっては衣服が汚れてしまうとい
う問題がある。
【０００４】また、リボンカートリッジケースの出口開
口から出て入口開口に至るリボン走行路のリボンの走行
を安定させるため、外部カセットにリボン案内腕（断面
が上部開放の箱型形状で蓋を備えたもの）が必要であっ
た。
口から出て入口開口に至るリボン走行路のリボンの走行
を安定させるため、外部カセットにリボン案内腕（断面
が上部開放の箱型形状で蓋を備えたもの）が必要であっ
た。
【０００５】本発明は、叙上の事情に鑑み、手を汚さず
に簡単に外部カセットにセットすることができ、またリ
ボン走行路に断面箱状のリボン案内腕を無くしてもリボ
ンの走行を安定させることができるリボンカートリッジ
ケースを提供することを目的とする。
に簡単に外部カセットにセットすることができ、またリ
ボン走行路に断面箱状のリボン案内腕を無くしてもリボ
ンの走行を安定させることができるリボンカートリッジ
ケースを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のリボンカートリ
ッジケースは、エンドレスループのリボンのための入口
開口と出口開口とを有すると共に前記リボンを収納する
空所を有し、リボン移送装置を有する外部カセット内に
収容されるリボンカートリッジケースであって、該リボ
ンカートリッジケースは、その外部にあるリボンをガイ
ドするためのリボン止めを有しており、外部カセットの
リボン走行路に沿って設けられた係合部に前記リボン止
めを係合させることによってリボンを装着するよう構成
し、かつ該部材で印字時のリボン案内を確実になすこと
を特徴とするものである。
ッジケースは、エンドレスループのリボンのための入口
開口と出口開口とを有すると共に前記リボンを収納する
空所を有し、リボン移送装置を有する外部カセット内に
収容されるリボンカートリッジケースであって、該リボ
ンカートリッジケースは、その外部にあるリボンをガイ
ドするためのリボン止めを有しており、外部カセットの
リボン走行路に沿って設けられた係合部に前記リボン止
めを係合させることによってリボンを装着するよう構成
し、かつ該部材で印字時のリボン案内を確実になすこと
を特徴とするものである。
【０００７】そして、前記リボン止めが、リボンを内側
に把持する略Ｃ字状のガイド部と、前記外部カセットの
係合部に設けられた係合孔に嵌着可能なピン部からなる
ことが好ましい。
に把持する略Ｃ字状のガイド部と、前記外部カセットの
係合部に設けられた係合孔に嵌着可能なピン部からなる
ことが好ましい。
【０００８】または、前記リボン止めが、リボンを内側
に把持する略Ｃ字状のガイド部の上下に、前記外部カセ
ットの係合部の上下に設けられた溝に嵌着可能な上突起
および下突起を有してなることが好ましく、さらに前記
リボン止めがリボンを内側に把持する略Ｃ字状のガイド
部と、前記外部カセットの係合部の側壁を挟持する挟持
部とからなるようにしてもよい。
に把持する略Ｃ字状のガイド部の上下に、前記外部カセ
ットの係合部の上下に設けられた溝に嵌着可能な上突起
および下突起を有してなることが好ましく、さらに前記
リボン止めがリボンを内側に把持する略Ｃ字状のガイド
部と、前記外部カセットの係合部の側壁を挟持する挟持
部とからなるようにしてもよい。
【０００９】また、前記エンドレスループのリボンが表
裏が反転するようにその終端を接続しており、前記リボ
ンカートリッジケースの床面と略水平な反転スリットを
前記出口開口に設けてなることが好ましい。
裏が反転するようにその終端を接続しており、前記リボ
ンカートリッジケースの床面と略水平な反転スリットを
前記出口開口に設けてなることが好ましい。
【００１０】
【作用】本発明のリボンカートリッジケースでは、リボ
ンカートリッジケースの外部にあるリボンにリボン止め
を配し、このリボン止めを摘んで外部カセットにリボン
を装着する。また、リボン止めがリボンの印字後の走行
を安定させる。さらに、エンドレスループのリボンが表
裏が反転するようにその終端を接続したばあいには、リ
ボンの両側ないしは全幅を印字部として使うことができ
る。
ンカートリッジケースの外部にあるリボンにリボン止め
を配し、このリボン止めを摘んで外部カセットにリボン
を装着する。また、リボン止めがリボンの印字後の走行
を安定させる。さらに、エンドレスループのリボンが表
裏が反転するようにその終端を接続したばあいには、リ
ボンの両側ないしは全幅を印字部として使うことができ
る。
【００１１】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明のリボン
カートリッジケースを説明する。
カートリッジケースを説明する。
【００１２】図１は本発明のリボンカートリッジケース
の一実施例を示す斜視図、図２は図１に示されるリボン
止めと外部カセットの係合状態を説明する斜視図、図３
は図２のＡ方向から見た外部カセットの係合孔の断面図
である。
の一実施例を示す斜視図、図２は図１に示されるリボン
止めと外部カセットの係合状態を説明する斜視図、図３
は図２のＡ方向から見た外部カセットの係合孔の断面図
である。
【００１３】図１において、２は取り外し可能な側壁１
０を有するリボンカートリッジケースであり、リボン１
のための入口開口３、出口開口４および空所５を有し、
その外部側のリボン１に、リボン止め６が配設される。
１１は外部カセットであり、リボンカートリッジ２の本
体が収容される空所１２およびリボン移送装置１３を有
し、リボン走行路１４に沿って係合部１５が設けられ
る。
０を有するリボンカートリッジケースであり、リボン１
のための入口開口３、出口開口４および空所５を有し、
その外部側のリボン１に、リボン止め６が配設される。
１１は外部カセットであり、リボンカートリッジ２の本
体が収容される空所１２およびリボン移送装置１３を有
し、リボン走行路１４に沿って係合部１５が設けられ
る。
【００１４】入口開口３は、取り外し可能な側壁１０の
略中央に下側が開口する切り欠き状に形成され、リボン
カートリッジケース２を外部カセット１１にセットした
ときに、入口開口３より外側に位置するリボン１の入口
箇所１ａがリボン移送装置１３にセットされるようにな
っている。
略中央に下側が開口する切り欠き状に形成され、リボン
カートリッジケース２を外部カセット１１にセットした
ときに、入口開口３より外側に位置するリボン１の入口
箇所１ａがリボン移送装置１３にセットされるようにな
っている。
【００１５】出口開口４は、入口開口３と同様にリボン
カセットケース２の床面２ａと垂直なスリットであって
もよいが、エンドレスループのリボン１が表裏が反転す
るようにその終端を接続したメビウスの輪形状とされた
ものであるばあいには、床面２ａと平行に反転スリット
８が設けられる。反転スリット８の左右のいずれか一
方、または中央部には切り欠き９が形成され、そこから
リボン１を反転スリット８に挟ませる。
カセットケース２の床面２ａと垂直なスリットであって
もよいが、エンドレスループのリボン１が表裏が反転す
るようにその終端を接続したメビウスの輪形状とされた
ものであるばあいには、床面２ａと平行に反転スリット
８が設けられる。反転スリット８の左右のいずれか一
方、または中央部には切り欠き９が形成され、そこから
リボン１を反転スリット８に挟ませる。
【００１６】空所５はリボン１の幅と実質的に等しい深
さで形成され、リボン１を所定の形（ランダム、ファン
フォールドなど）で収納する。
さで形成され、リボン１を所定の形（ランダム、ファン
フォールドなど）で収納する。
【００１７】リボン止め６は外部カセット１１の係合部
１５に係合される。図２に示されるように、リボン止め
６は略Ｃ字状のガイド部３１とピン部３２とからなり、
ガイド部３１の背面にピン部３２を設けた２つの部材を
板材３３で連結し、板材３３の略中央上部に摘み３４を
取り付け、この摘み３４を摘んで装着するようにしたも
ので、外部カセット１１の印字部１６の両側に装着され
るよう、リボンカートリッジケース２の外部のリボン１
に２つ配設される。
１５に係合される。図２に示されるように、リボン止め
６は略Ｃ字状のガイド部３１とピン部３２とからなり、
ガイド部３１の背面にピン部３２を設けた２つの部材を
板材３３で連結し、板材３３の略中央上部に摘み３４を
取り付け、この摘み３４を摘んで装着するようにしたも
ので、外部カセット１１の印字部１６の両側に装着され
るよう、リボンカートリッジケース２の外部のリボン１
に２つ配設される。
【００１８】外部カセット１１の係合部１５は、リボン
止め６のピン部３２が挿入される係合孔１５ａを有し、
ガイド部３１をリボン走行路１４に沿って立てるように
装着する。
止め６のピン部３２が挿入される係合孔１５ａを有し、
ガイド部３１をリボン走行路１４に沿って立てるように
装着する。
【００１９】ガイド部３１は、図３に示されるように、
背面板３１ａの上下にＬ字型板３１ｂと３１ｃを設け、
中央部が開放されてなるもので、開放された中央部から
内部にリボン１を挿入させる。ピン部３２は背面板３１
ａと平行となるように上方のＬ字型板３１ｂに取り付け
られる。外部カセット１１の係合孔１５ａにピン部３２
を挿入して装着すると、リボン１がリボン走行路１４に
沿ってガイド部３１に垂直に保持される。また、ガイド
部３１はリボン１の走行を安定させる役目も担い、その
ようにリボン１が装着される隙間は走行の障害にならな
い程度に適当に狭めておくのが好ましい。なお、図１に
示される実施例では、幅の狭い２つの部材を板材３３で
連結するようにしているが、印字時のリボン走行を安定
させうる長さを有する１つの部材の背面にピン部を２つ
設けるようにしてもよい。
背面板３１ａの上下にＬ字型板３１ｂと３１ｃを設け、
中央部が開放されてなるもので、開放された中央部から
内部にリボン１を挿入させる。ピン部３２は背面板３１
ａと平行となるように上方のＬ字型板３１ｂに取り付け
られる。外部カセット１１の係合孔１５ａにピン部３２
を挿入して装着すると、リボン１がリボン走行路１４に
沿ってガイド部３１に垂直に保持される。また、ガイド
部３１はリボン１の走行を安定させる役目も担い、その
ようにリボン１が装着される隙間は走行の障害にならな
い程度に適当に狭めておくのが好ましい。なお、図１に
示される実施例では、幅の狭い２つの部材を板材３３で
連結するようにしているが、印字時のリボン走行を安定
させうる長さを有する１つの部材の背面にピン部を２つ
設けるようにしてもよい。
【００２０】リボン移送装置１３は、駆動ギアガイド２
１ａに回転自在に支持された駆動ギア２１と従動ギアガ
イド２２ａに回転自在に支持された従動ギア２２とから
なり、従動ギアガイド２２ａは支持体２４に支持され、
スプリング２５によって駆動ギア２１側に押圧され、こ
れにより従動ギア２２は駆動ギア２１に密着させられ、
駆動ギア２１とのあいだでリボン１を挟持し、矢印Ａ方
向にリボン１を移送しうるように構成されている。ま
た、支持体２４の突起２３は外部カセット１１の側面に
穿設された小窓から突出するようになっており、リボン
１をセットするときには、これを矢印Ｂ方向に指で押し
てギア間を開くようにする。また、図示されないが、支
持体２４に小突起を、外部カセット１１の内側にその小
突起が係合する係合突起を設けて、突起２３を矢印Ｂ方
向に押すと、小突起が係合突起をのりこえて当該係合突
起と係合し、ギア間の開状態を維持するようにしてもよ
い。このばあい、突起２３を矢印Ｃ方向に押し込むと、
前記小突起と係合突起の係合状態が解除され元に戻るよ
うにする。
１ａに回転自在に支持された駆動ギア２１と従動ギアガ
イド２２ａに回転自在に支持された従動ギア２２とから
なり、従動ギアガイド２２ａは支持体２４に支持され、
スプリング２５によって駆動ギア２１側に押圧され、こ
れにより従動ギア２２は駆動ギア２１に密着させられ、
駆動ギア２１とのあいだでリボン１を挟持し、矢印Ａ方
向にリボン１を移送しうるように構成されている。ま
た、支持体２４の突起２３は外部カセット１１の側面に
穿設された小窓から突出するようになっており、リボン
１をセットするときには、これを矢印Ｂ方向に指で押し
てギア間を開くようにする。また、図示されないが、支
持体２４に小突起を、外部カセット１１の内側にその小
突起が係合する係合突起を設けて、突起２３を矢印Ｂ方
向に押すと、小突起が係合突起をのりこえて当該係合突
起と係合し、ギア間の開状態を維持するようにしてもよ
い。このばあい、突起２３を矢印Ｃ方向に押し込むと、
前記小突起と係合突起の係合状態が解除され元に戻るよ
うにする。
【００２１】外部カセット１１の蓋体２６は、少なくと
もリボンカートリッジケース２の本体およびリボン移送
装置１３を覆うものであればよい。というのは、本発明
のリボンカートリッジケースにおいては、リボン走行路
１４はリボン止め６によって保持されるからである。ま
た、蓋体２６はヒンジ機構２７によって蝶着され、バー
ロック爪２８によって固着される。
もリボンカートリッジケース２の本体およびリボン移送
装置１３を覆うものであればよい。というのは、本発明
のリボンカートリッジケースにおいては、リボン走行路
１４はリボン止め６によって保持されるからである。ま
た、蓋体２６はヒンジ機構２７によって蝶着され、バー
ロック爪２８によって固着される。
【００２２】つぎにリボン止めの他の例を図４〜図７に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００２３】図４において、リボン止め７１は、略Ｃ字
状のガイド部７２の上下に下突起７３と上突起７４を有
しており、さらに摘み７５を設けておくと装着の操作が
楽になる。そして、外部カセットの係合部１５の位置は
図１と同じであるが、断面がコの字形状をしており、下
溝７６と上溝７７が穿設されている。
状のガイド部７２の上下に下突起７３と上突起７４を有
しており、さらに摘み７５を設けておくと装着の操作が
楽になる。そして、外部カセットの係合部１５の位置は
図１と同じであるが、断面がコの字形状をしており、下
溝７６と上溝７７が穿設されている。
【００２４】ガイド部７２は、図５に示されるように、
背面板７２ａの上下にＬ字型板７２ｂと７２ｃを設け、
中央部が開放されてなるもので、開放された中央部から
内部にリボン１を挿入させる。背面板７２ａの上下には
ガイド部７２の幅と同じ長さに形成される下突起７３と
上突起７４があり、それぞれ係合部１５の下溝７６と上
溝７７に嵌着される。つまり、まずリボン止め７２を傾
斜させて下突起７３を下溝７６に挿入する。つぎに摘み
７５を矢印方向に押して上突起７４を上溝７７に嵌入さ
せる。係合部１５のコの字形状の内側の高さＨ１はガイ
ド部７２の高さよりわずかに大きく設けられており、下
突起７３の下端から上突起７４の上端までの長さＨ２は
高さＨ１より大きく形成される。そこで摘み７５を押す
ことによってガイド部７２を屈曲させて装着させるが、
装着中は、上下突起７３、７４が上下溝７６、７７にし
っかり挿入されて固定される。なお、係合部１５の下板
にガイド部７２の下面に沿った段差７８を設けておけ
ば、さらにしっかりと固定することができ、さらに、摘
み７５の表面にすべり止め加工をしておくとよい。
背面板７２ａの上下にＬ字型板７２ｂと７２ｃを設け、
中央部が開放されてなるもので、開放された中央部から
内部にリボン１を挿入させる。背面板７２ａの上下には
ガイド部７２の幅と同じ長さに形成される下突起７３と
上突起７４があり、それぞれ係合部１５の下溝７６と上
溝７７に嵌着される。つまり、まずリボン止め７２を傾
斜させて下突起７３を下溝７６に挿入する。つぎに摘み
７５を矢印方向に押して上突起７４を上溝７７に嵌入さ
せる。係合部１５のコの字形状の内側の高さＨ１はガイ
ド部７２の高さよりわずかに大きく設けられており、下
突起７３の下端から上突起７４の上端までの長さＨ２は
高さＨ１より大きく形成される。そこで摘み７５を押す
ことによってガイド部７２を屈曲させて装着させるが、
装着中は、上下突起７３、７４が上下溝７６、７７にし
っかり挿入されて固定される。なお、係合部１５の下板
にガイド部７２の下面に沿った段差７８を設けておけ
ば、さらにしっかりと固定することができ、さらに、摘
み７５の表面にすべり止め加工をしておくとよい。
【００２５】また、図６において、リボン止め８１は、
略Ｃ字状のガイド部８２とクリップ状の挟持部８３とか
らなり、向かい合う２枚の板からなる摘み８４、８５が
上部に設けられ、摘み８４、８５を摘んで矢印方向に押
すことによって挟持部８３を開かせ、外部カセットの係
合部１５の側壁８６に装着する。そして係合部１５は断
面Ｌ字形状という簡単な構造となる。
略Ｃ字状のガイド部８２とクリップ状の挟持部８３とか
らなり、向かい合う２枚の板からなる摘み８４、８５が
上部に設けられ、摘み８４、８５を摘んで矢印方向に押
すことによって挟持部８３を開かせ、外部カセットの係
合部１５の側壁８６に装着する。そして係合部１５は断
面Ｌ字形状という簡単な構造となる。
【００２６】図７においてガイド部８２は、前述のガイ
ド部３１および７２と同様にその内部にリボン１を走行
可能に保持する。
ド部３１および７２と同様にその内部にリボン１を走行
可能に保持する。
【００２７】挟持部８３は、ガイド部８２の背面板８２
ａと、それと平行に設けられた挟持板８３ａとからな
り、挟持板８３ａの先端には内側に突出した鉤部８３ｂ
が設けられ、側壁８６の下端に設けられた８６ｂに係合
して、引っ張っても抜けないようになっている。この係
合状態を解除させてリボン止め８１を外したいときに
は、摘み８４、８５を摘んで、摘み板８４を矢印方向に
傾斜させると鉤部８３ｂが矢印方向に開き、簡単に外す
ことができる。なお、ガイド部８２の下に突起８７を設
け、係合部１５に該突起８７が嵌入される溝８８を設
け、さらにガイド部８２の下面に沿って段差８９を設け
ておけば、さらにしっかりと固定させることができる。
ａと、それと平行に設けられた挟持板８３ａとからな
り、挟持板８３ａの先端には内側に突出した鉤部８３ｂ
が設けられ、側壁８６の下端に設けられた８６ｂに係合
して、引っ張っても抜けないようになっている。この係
合状態を解除させてリボン止め８１を外したいときに
は、摘み８４、８５を摘んで、摘み板８４を矢印方向に
傾斜させると鉤部８３ｂが矢印方向に開き、簡単に外す
ことができる。なお、ガイド部８２の下に突起８７を設
け、係合部１５に該突起８７が嵌入される溝８８を設
け、さらにガイド部８２の下面に沿って段差８９を設け
ておけば、さらにしっかりと固定させることができる。
【００２８】次に、外部カセット１１にリボンを補給し
て、カートリッジケース本体は補給したあと取り除かれ
るタイプのリボンカートシッジケースを図１０に基づい
て説明する。なお、図１０は図１と対比させるために底
板が上にきた状態をあらわしている。
て、カートリッジケース本体は補給したあと取り除かれ
るタイプのリボンカートシッジケースを図１０に基づい
て説明する。なお、図１０は図１と対比させるために底
板が上にきた状態をあらわしている。
【００２９】リボンカートリッジケース９０は、周囲の
側板９１と底板９２とにより形成され、上面部９３は開
放されている。この開放された上面部９３から折り畳み
状態に収納したエンドレスループのリボン１を、図１に
示される外部カセット１１の空所１２に補給するもので
ある。前記側板９１および底板９２は、紙や樹脂板の折
曲げ、樹脂板真空成型、樹脂射出成型などにより作製す
ることができる。
側板９１と底板９２とにより形成され、上面部９３は開
放されている。この開放された上面部９３から折り畳み
状態に収納したエンドレスループのリボン１を、図１に
示される外部カセット１１の空所１２に補給するもので
ある。前記側板９１および底板９２は、紙や樹脂板の折
曲げ、樹脂板真空成型、樹脂射出成型などにより作製す
ることができる。
【００３０】図１０において、リボンカートリッジケー
ス９０は、図１に示されるリボンカートリッジケース２
と同様に、側板９１に下方（図１０において）が開放さ
れた切り欠き状の入口開口９４と出口開口９５を有す
る。また、入口開口９４はリボン移送装置１３にリボン
１がセットされる位置に、出口開口９５はリボン走行路
１４の終端部の適宜な位置に設けられ、前述したリボン
止め６は、その外部側のリボン１に配設される。
ス９０は、図１に示されるリボンカートリッジケース２
と同様に、側板９１に下方（図１０において）が開放さ
れた切り欠き状の入口開口９４と出口開口９５を有す
る。また、入口開口９４はリボン移送装置１３にリボン
１がセットされる位置に、出口開口９５はリボン走行路
１４の終端部の適宜な位置に設けられ、前述したリボン
止め６は、その外部側のリボン１に配設される。
【００３１】このリボンカートリッジケース９０でリボ
ンを補給するときは、側板９１を持って底板９２を上に
して外部カセット１１の空所１２に挿入する。次に、リ
ボン止め６を持って、リボン移送装置１３にリボン１を
通してからリボン止め６を係合部１５に係合させる。そ
れから、側板９１を持って本体を取り除き、外部カセッ
トの蓋２６をする。
ンを補給するときは、側板９１を持って底板９２を上に
して外部カセット１１の空所１２に挿入する。次に、リ
ボン止め６を持って、リボン移送装置１３にリボン１を
通してからリボン止め６を係合部１５に係合させる。そ
れから、側板９１を持って本体を取り除き、外部カセッ
トの蓋２６をする。
【００３２】さらに、入口開口や出口開口を設けずにリ
ボン止め６も本体内部に収納するようにして、空所１２
に補給されたあとでリボン止め６を摘んでリボン移送装
置１３およびリボン走行路１４にリボン１をセットし
て、リボン止め６を係合部１５に係合させるようにして
もよい。
ボン止め６も本体内部に収納するようにして、空所１２
に補給されたあとでリボン止め６を摘んでリボン移送装
置１３およびリボン走行路１４にリボン１をセットし
て、リボン止め６を係合部１５に係合させるようにして
もよい。
【００３３】またリボンカートリッジケースに蓋体が付
いていてもよい。
いていてもよい。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のリボンカ
ートリッジケースでは、リボンカートリッジケース外部
のリボンにリボン止めを配し、このリボン止めを摘んで
外部カセットにリボンを装着するようにしているので手
などを汚さずにリボンを交換することができる。
ートリッジケースでは、リボンカートリッジケース外部
のリボンにリボン止めを配し、このリボン止めを摘んで
外部カセットにリボンを装着するようにしているので手
などを汚さずにリボンを交換することができる。
【００３５】また、このリボン止めが印字時のリボン走
行を安定させるので、外部カセットのリボン走行路にカ
バーを設ける必要がない。さらに、エンドレスループの
リボンが表裏が反転するようにその終端を接続したばあ
いには、リボンの全幅が印字に供されるため、リボンの
寿命を長くすることができる。
行を安定させるので、外部カセットのリボン走行路にカ
バーを設ける必要がない。さらに、エンドレスループの
リボンが表裏が反転するようにその終端を接続したばあ
いには、リボンの全幅が印字に供されるため、リボンの
寿命を長くすることができる。
【図１】本発明のリボンカートリッジケースの一実施例
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】図１に示されるリボン止めと外部カセットの係
合状態を示す斜視図である。
合状態を示す斜視図である。
【図３】図２のＡ方向から見た外部カセットの係合孔の
断面図である。
断面図である。
【図４】リボン止めの他の例を示す斜視図である。
【図５】図４に示されるリボン止めの装着状態を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図６】リボン止めのもう１つの例を示す斜視図であ
る。
る。
【図７】図６に示されるリボン止めの装着状態を説明す
る断面図である。
る断面図である。
【図８】従来のリボンカートリッジケースの斜視図であ
る。
る。
【図９】図８に示される従来のリボンカートリッジケー
スを外部カセットに装着した状態を示す内部説明図であ
る。
スを外部カセットに装着した状態を示す内部説明図であ
る。
【図１０】本発明のリボンカートリッジケースの他の実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
１ リボン ２ リボンカートリッジケース ３ 入口開口 ４ 出口開口 ５ 空所 ６、７１、８１ リボン止め ８ 反転スリット １１ 外部カセット １３ リボン移送装置 １４ リボン走行路 １５ 係合部 １５ａ 係合孔 ３１ ガイド部 ３２ ピン部 ７２ ガイド部 ７３ 下突起 ７４ 上突起 ７６ 下溝 ７７ 上溝 ８２ ガイド部 ８３ 挟持部 ８６ 側壁 ９０ リボンカートリッジケース
Claims (9)
- 【請求項１】 エンドレスループのリボンのための入口
開口と出口開口とを有すると共に前記リボンを収納する
空所を有し、リボン移送装置を有する外部カセット内に
収容されるリボンカートリッジケースであって、該リボ
ンカートリッジケースは、その外部にあるリボンをガイ
ドするためのリボン止めを有しており、外部カセットの
リボン走行路に沿って設けられた係合部に前記リボン止
めを係合させることによってリボンを装着するよう構成
されてなることを特徴とするリボンカートリッジケー
ス。 - 【請求項２】 前記リボン止めが、リボンを内側に把持
する略Ｃ字状のガイド部と、前記外部カセットの係合部
に設けられた係合孔に嵌着可能なピン部からなる請求項
１記載のリボンカートリッジケース。 - 【請求項３】 前記リボン止めが、リボンを内側に把持
する略Ｃ字状のガイド部の上下に、前記外部カセットの
係合部の上下に設けられた溝に嵌着可能な上突起および
下突起を有してなる請求項１記載のリボンカートリッジ
ケース。 - 【請求項４】 前記リボン止めがリボンを内側に把持す
る略Ｃ字状のガイド部と、前記外部カセットの係合部の
側壁を挟持する挟持部とからなる請求項１記載のリボン
カートリッジケース。 - 【請求項５】 前記エンドレスループのリボンが表裏が
反転するようにその終端を接続しており、前記リボンカ
ートリッジケースの床面と略水平な反転スリットを前記
出口開口に設けてなる請求項１、２、３または４記載の
リボンカートリッジケース。 - 【請求項６】 周囲の側板と底板とからなり、前記側板
と底板により形成される空所内に収納したエンドレスル
ープのリボンをリボン移送装置を有する外部カセットに
補給するリボンカートリッジケースであって、前記リボ
ンにリボン止めを配し、外部カセットのリボン走行路に
沿って設けられた係合部に前記リボン止めを係合させる
ことによってリボンを装着させるよう構成されてなるリ
ボンカートリッジケース。 - 【請求項７】 前記リボン止めが、リボンを内側に把持
する略Ｃ字状のガイド部と、前記外部カセットの係合部
に設けられた係合孔に嵌着可能なピン部からなる請求項
６記載のリボンカートリッジケース。 - 【請求項８】 前記リボン止めが、リボンを内側に把持
する略Ｃ字状のガイド部の上下に、前記外部カセットの
係合部の上下に設けられた溝に嵌着可能な上突起および
下突起を有してなる請求項６記載のリボンカートリッジ
ケース。 - 【請求項９】 前記リボン止めが、リボンを内側に把持
する略Ｃ字状のガイド部と、前記外部カセットの係合部
の側壁を挟持する挟持部とからなる請求項６記載のリボ
ンカートリッジケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8852893A JPH06328824A (ja) | 1993-03-24 | 1993-04-15 | リボンカートリッジケース |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6527193 | 1993-03-24 | ||
| JP5-65271 | 1993-03-24 | ||
| JP8852893A JPH06328824A (ja) | 1993-03-24 | 1993-04-15 | リボンカートリッジケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328824A true JPH06328824A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=26406400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8852893A Pending JPH06328824A (ja) | 1993-03-24 | 1993-04-15 | リボンカートリッジケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06328824A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101378448B1 (ko) * | 2013-10-18 | 2014-03-26 | 최인석 | 잉크리본카트리지 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP8852893A patent/JPH06328824A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101378448B1 (ko) * | 2013-10-18 | 2014-03-26 | 최인석 | 잉크리본카트리지 |
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