JPH06328003A - 電気集塵器の電源装置 - Google Patents
電気集塵器の電源装置Info
- Publication number
- JPH06328003A JPH06328003A JP12299293A JP12299293A JPH06328003A JP H06328003 A JPH06328003 A JP H06328003A JP 12299293 A JP12299293 A JP 12299293A JP 12299293 A JP12299293 A JP 12299293A JP H06328003 A JPH06328003 A JP H06328003A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電源装置の主変換装置が故障した場合でも、運
転を継続させることができる電気集塵器の電源装置を提
供することにある。 【構成】集塵電極に直流の高電圧を供給し、集塵を行う
電気集塵器の電源装置において、第１主変換装置と並列
に第２主変換装置を接続し、第１主変換装置が故障した
場合、第２主変換装置に自動的に切り換え、電気集塵器
の運転を継続させる。
転を継続させることができる電気集塵器の電源装置を提
供することにある。 【構成】集塵電極に直流の高電圧を供給し、集塵を行う
電気集塵器の電源装置において、第１主変換装置と並列
に第２主変換装置を接続し、第１主変換装置が故障した
場合、第２主変換装置に自動的に切り換え、電気集塵器
の運転を継続させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電気集塵器の集塵電
極に直流の高電圧を供給する電源装置に関する。
極に直流の高電圧を供給する電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は電気集塵器の電源装置の従来例を
示した回路図である。図３において、１は商用電源ＡＣ
の開閉を行う電源開閉器、２はサイリスタ等の半導体ス
イッチ素子の逆並列接続で構成され電流，電圧を制御す
る主変換装置、５は昇圧変圧器５ａと整流器５ｂとで構
成され主変換装置２の出力を昇圧、整流し直流の高電圧
を発生する高圧変圧整流器、６は高圧変圧整流器から直
流の高電圧が供給される集塵電極、４は主変換装置２の
電流を検出する電流検出器、７は直流の高電圧を検出す
るための電圧検出器である。
示した回路図である。図３において、１は商用電源ＡＣ
の開閉を行う電源開閉器、２はサイリスタ等の半導体ス
イッチ素子の逆並列接続で構成され電流，電圧を制御す
る主変換装置、５は昇圧変圧器５ａと整流器５ｂとで構
成され主変換装置２の出力を昇圧、整流し直流の高電圧
を発生する高圧変圧整流器、６は高圧変圧整流器から直
流の高電圧が供給される集塵電極、４は主変換装置２の
電流を検出する電流検出器、７は直流の高電圧を検出す
るための電圧検出器である。
【０００３】２１は制御部であり、電流検出器４及び電
圧検出器７により検出した信号を入力とし所定の演算を
行い、主変換装置２のゲート信号１０を出力する。ま
た、制御部２１は同期信号９を基準に動作する。
圧検出器７により検出した信号を入力とし所定の演算を
行い、主変換装置２のゲート信号１０を出力する。ま
た、制御部２１は同期信号９を基準に動作する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電気集塵器
によると、電源装置の主変換装置２が故障した場合は、
集塵器を一旦停止させ、主変換装置２の故障箇所を修復
した後、運転を再開する必要があった。このため、主変
換装置２の修復期間中は電気集塵器の運転が行えず、集
塵器の上流側の設備、例えば火力発電機用ボイラ設備を
停止させなければいけないという問題があった。
によると、電源装置の主変換装置２が故障した場合は、
集塵器を一旦停止させ、主変換装置２の故障箇所を修復
した後、運転を再開する必要があった。このため、主変
換装置２の修復期間中は電気集塵器の運転が行えず、集
塵器の上流側の設備、例えば火力発電機用ボイラ設備を
停止させなければいけないという問題があった。
【０００５】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、電源装置の主
変換装置が故障した場合でも、運転を継続させることが
できる電気集塵器の電源装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、電源装置の主
変換装置が故障した場合でも、運転を継続させることが
できる電気集塵器の電源装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、半導体スイッチ素子の逆並列接続回路
からなる第１主変換装置と、前記第１主変換装置が出力
する交流電圧を昇圧整流する高圧変圧整流器とを備え、
前記高圧変圧整流器が出力する直流高電圧を集塵電極に
印加して集塵を行う電気集塵器において、半導体スイッ
チ素子の逆並列接続回路からなり第１主変換装置と並列
に接続される第２主変換装置と、前記第１主変換装置と
第２主変換装置とを選択的に切り換えて制御する制御部
とを備えたものである。
に、この発明は、半導体スイッチ素子の逆並列接続回路
からなる第１主変換装置と、前記第１主変換装置が出力
する交流電圧を昇圧整流する高圧変圧整流器とを備え、
前記高圧変圧整流器が出力する直流高電圧を集塵電極に
印加して集塵を行う電気集塵器において、半導体スイッ
チ素子の逆並列接続回路からなり第１主変換装置と並列
に接続される第２主変換装置と、前記第１主変換装置と
第２主変換装置とを選択的に切り換えて制御する制御部
とを備えたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、常用側の主変換装置（第
１主変換装置）が故障した場合に、電源装置を停止する
ことなく、自動的にバックアップ側（第２主変換装置）
に切り換え、集塵器の運転を継続させる。
１主変換装置）が故障した場合に、電源装置を停止する
ことなく、自動的にバックアップ側（第２主変換装置）
に切り換え、集塵器の運転を継続させる。
【０００８】
【実施例】以下、図に沿ってこの発明の実施例を説明す
る。図１はこの発明の一実施例を示した回路図であり、
図１において、図３と同一機能を有するものには同一符
号を付して説明を省略し、以下、異なる部分を中心に説
明する。
る。図１はこの発明の一実施例を示した回路図であり、
図１において、図３と同一機能を有するものには同一符
号を付して説明を省略し、以下、異なる部分を中心に説
明する。
【０００９】すなわちこの実施例では、図１に示すよう
に、２は通常運転時の電流，電圧を制御する第１主変換
装置、３は第１主変換装置２と同様にサイリスタ等の半
導体スイッチ素子の逆並列接続で構成され、第１主変換
装置２と並列に接続して、主変換装置２に故障が発生し
た場合、バックアップ運転時の電流，電圧を制御する第
２主変換装置である。
に、２は通常運転時の電流，電圧を制御する第１主変換
装置、３は第１主変換装置２と同様にサイリスタ等の半
導体スイッチ素子の逆並列接続で構成され、第１主変換
装置２と並列に接続して、主変換装置２に故障が発生し
た場合、バックアップ運転時の電流，電圧を制御する第
２主変換装置である。
【００１０】制御部８は電流検出器４及び電圧検出器７
により検出した信号を入力し、所定の演算を行う演算部
１３、演算した信号をゲート信号１０に増幅する移相器
１２、第１主変換装置２が故障した場合に、ゲート信号
１０を遮断するとともに、第２主変換装置３のゲート信
号１１に、自動的に切り換える切り換えスイッチ１４よ
り構成している。
により検出した信号を入力し、所定の演算を行う演算部
１３、演算した信号をゲート信号１０に増幅する移相器
１２、第１主変換装置２が故障した場合に、ゲート信号
１０を遮断するとともに、第２主変換装置３のゲート信
号１１に、自動的に切り換える切り換えスイッチ１４よ
り構成している。
【００１１】さらに制御部８において、上述の切り換え
動作を行うため、演算部１３には電圧検出器７により検
出した電圧が通常運転時の規定値以下になった時に、所
定の時限をとって、切り換えスイッチ１４を通常運転側
からバックアップ運転側に切り換える指令を出力する機
能を有している。次に、この実施例の動作を図２のタイ
ムチャートを参照しつつ説明する。
動作を行うため、演算部１３には電圧検出器７により検
出した電圧が通常運転時の規定値以下になった時に、所
定の時限をとって、切り換えスイッチ１４を通常運転側
からバックアップ運転側に切り換える指令を出力する機
能を有している。次に、この実施例の動作を図２のタイ
ムチャートを参照しつつ説明する。
【００１２】時刻ｔ1 において、第１主変換装置２の故
障により出力電圧が規定値以下になったことを演算部１
３が検出すると、切り換えスイッチ１４によって第１主
変換装置２のゲート信号１０を遮断し、時刻ｔ2 におい
て、同期信号９を基準に、第２主変換装置３のゲート信
号１１に切り換え、第２主変換装置３の出力は、一定時
間で所望の出力値に達するようにしている。
障により出力電圧が規定値以下になったことを演算部１
３が検出すると、切り換えスイッチ１４によって第１主
変換装置２のゲート信号１０を遮断し、時刻ｔ2 におい
て、同期信号９を基準に、第２主変換装置３のゲート信
号１１に切り換え、第２主変換装置３の出力は、一定時
間で所望の出力値に達するようにしている。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、この発明は、半導体スイ
ッチ素子の逆並列接続回路からなる第１主変換装置と、
前記第１主変換装置が出力する交流電圧を昇圧整流する
高圧変圧整流器とを備え、前記高圧変圧整流器が出力す
る直流高電圧を集塵電極に印加して集塵を行う電気集塵
器において、半導体スイッチ素子の逆並列接続回路から
なり第１主変換装置と並列に接続される第２主変換装置
と、前記第１主変換装置と第２主変換装置とを選択的に
切り換えて制御する制御部とを備えたことにより、常用
側の第１主変換装置が故障した場合に、電気集塵器の電
源装置を停止することなく、自動的にバックアップ側の
第２主変換装置に切り換え、集塵器の運転を継続するの
で、前記集塵器の上流側の設備、例えば火力発電機用ボ
イラ設備を停止させるといった不都合を解消することが
できる。
ッチ素子の逆並列接続回路からなる第１主変換装置と、
前記第１主変換装置が出力する交流電圧を昇圧整流する
高圧変圧整流器とを備え、前記高圧変圧整流器が出力す
る直流高電圧を集塵電極に印加して集塵を行う電気集塵
器において、半導体スイッチ素子の逆並列接続回路から
なり第１主変換装置と並列に接続される第２主変換装置
と、前記第１主変換装置と第２主変換装置とを選択的に
切り換えて制御する制御部とを備えたことにより、常用
側の第１主変換装置が故障した場合に、電気集塵器の電
源装置を停止することなく、自動的にバックアップ側の
第２主変換装置に切り換え、集塵器の運転を継続するの
で、前記集塵器の上流側の設備、例えば火力発電機用ボ
イラ設備を停止させるといった不都合を解消することが
できる。
【図１】この発明の一実施例を示す回路図。
【図２】図１の実施例の動作を説明するためのタイムチ
ャート。
ャート。
【図３】従来例を示す回路図。
ＡＣ 商用電源 １ 電源開閉器 ２、３ 主変換装置 ４ 電流検出器 ５ 高圧変圧整流器 ５ａ 昇圧変圧器 ５ｂ 整流器 ６ 集塵電極 ７ 電圧検出器 ８ 制御部 ９ 同期信号 １０、１１ ゲート信号 １２ 移相器 １３ 演算部 １４ 切り換えスイッチ ２１ 制御部
Claims (1)
- 【請求項１】半導体スイッチ素子の逆並列接続回路から
なる第１主変換装置と、前記第１主変換装置が出力する
交流電圧を昇圧整流する高圧変圧整流器とを備え、前記
高圧変圧整流器が出力する直流高電圧を集塵電極に印加
して集塵を行う電気集塵器において、 半導体スイッチ素子の逆並列接続回路からなり第１主変
換装置と並列に接続される第２主変換装置と、前記第１
主変換装置と第２主変換装置とを選択的に切り換えて制
御する制御部とを備えたことを特徴とする電気集塵器の
電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12299293A JPH06328003A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 電気集塵器の電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12299293A JPH06328003A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 電気集塵器の電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06328003A true JPH06328003A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14849609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12299293A Pending JPH06328003A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | 電気集塵器の電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06328003A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998043301A1 (en) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Hitachi, Ltd. | Flat semiconductor device and power converter employing the same |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP12299293A patent/JPH06328003A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998043301A1 (en) * | 1997-03-26 | 1998-10-01 | Hitachi, Ltd. | Flat semiconductor device and power converter employing the same |
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