JPH06327780A - 高周波治療器 - Google Patents

高周波治療器

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JPH06327780A
JPH06327780A JP12404093A JP12404093A JPH06327780A JP H06327780 A JPH06327780 A JP H06327780A JP 12404093 A JP12404093 A JP 12404093A JP 12404093 A JP12404093 A JP 12404093A JP H06327780 A JPH06327780 A JP H06327780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
time
voltage
timer
rechargeable battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP12404093A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Okuhara
聰一 奥原
Masatsugu Hirano
雅嗣 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH06327780A publication Critical patent/JPH06327780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用したい時に、すぐに使用でき、充電池の
サイクル寿命が長く、使用中に残りの使用時間を知り得
る高周波治療器を提供する。 【構成】 動作開始からの時間をタイマ9で計時し、所
定値になると制御回路6、発振回路7等の動作を停止す
る。充電池5の電圧が所定値に低下すると、電圧検出器
11でこれを検出し、制御回路6、発振回路7等の動作
を停止する。動作時間の経過に応じて、動作表示用LE
D10の点滅周期を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気回路により作成
された高周波電流をループコイル(アンテナ)に流し、
その時に発生する電磁波により人体の治療(血行促進な
ど)を行う高周波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般によく知られた市販の高周波治療器
は、図8に示すように、外観形状は、円形で下面が偏平
で、充電端子81、82を有する〔図8の(b)〕とと
もに、上面はやや膨出しており、動作表示用のLED8
3を備えている〔図8の(a)〕。また回路的には、図
9に示すように、充電端子81(82)、動作表示用の
LED83の他に、充電式の電池84、制御回路85、
発振回路86及びアンテナ87を備えている。
【0003】この種の高周波治療器では、充電池84の
電圧が所定値以上であると、発振回路86が動作して、
発振して治療が行われる。発振回路86が動作中は、L
ED83が一定の周期で点滅点灯する。点滅の周期は例
えば図10に示すように60回/分程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の高周波
治療器では、使用者が使用後、充電器に戻さないで、放
置した場合、本体は内部の充電池が最低動作電圧(例:
2V)に降下するまで、そのまま動作し続け、動作停止
後も電池が消耗するまで少しずつ放電し続ける。この場
合、充電池の放電特性は図11に示すものとなる。ここ
で使用者が使用したくても、電池の容量がほとんど空と
なっているため、図12に示すように、充電完了(満充
電)するまでにかなりの時間を要する(図12では8時
間)という問題があった。
【0005】一方、充電池として、例えばリチューム二
次電池を使用する場合を考えると、リチューム二次電池
の充電深度とサイクル寿命の関係を示すと、図13の如
くであり、浅い放電深度で使用した方が、大幅にサイク
ル寿命が延びる傾向にある。したがって、従来の高周波
治療器のように、深い放電まで、使用するとサイクル寿
命が短くなるという問題があった。
【0006】また使用中に電池を消耗した場合、突然動
作状態表示用のLEDが消灯してしまうことで動作停止
を報知しているので、本体内の電池が、いつ最低動作電
圧以下に降下して、動作を停止するのかわからない問題
があった。この発明は、上記問題点に着目してなされた
ものであって、使用したい時にすぐに使用でき、充電池
のサイクル寿命を長くし、また電池の消耗状況をある程
度把握することができる高周波治療器を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願の請求
項1記載の高周波治療器は、高周波信号を発振する発振
回路と、この発振回路を含む回路各部に電源電圧を供給
する充電池を備える高周波治療器において、基準時点よ
り所定時間を計測するタイマ手段を備え、このタイマ手
段の所定時間計時出力で回路各部の動作を停止するよう
にしている。
【0008】この高周波治療器では、動作開始(基準時
点)からタイマ手段を動作させ、所定時間が経過する
と、回路動作が停止される。所定時間を比較的、短く設
定しておけば、使用者が使用後に、本体部を充電器に戻
し忘れても、充電池の容量が残った状態を保持できる。
また、請求項2記載の高周波治療器は、請求項1のもの
に加えて、前記タイマ手段の他に、充電池の電圧が所定
値以下に低下したことを検出する電圧低下検出手段を備
え、前記タイマ手段の所定時間計時出力あるいは前記電
圧降下検出手段の電圧低下検出出力のいずれかに応答し
て、前記回路各部の動作を停止するようにしている。
【0009】この高周波治療器では、タイマ手段がタイ
ムアップしない時でも、電圧値が所定値以下に低下すれ
ば、電圧停止検出手段により、電圧低下が検出され、回
路各部の動作が停止する。電圧低下を検出する所定値を
100%放電時の電圧よりも大きく設定しておけば、気
付かずに放電深度を深くすることを避けることができ
る。
【0010】また、請求項3記載の高周波治療器は、高
周波信号を発振する発振回路と、この発振回路が動作し
ていることを表示する動作表示手段と、これら発振回
路、動作表示手段を含む回路各部に電源電圧を供給する
充電池とを含むものにおいて、基準時点よりの時間を計
時するタイマ手段と、このタイマ手段で計時される時間
に応じて、前記動作表示手段の表示状態を変更する手段
とを備えている。
【0011】この高周波治療器では、使用時間の経過に
応じ、動作表示手段の表示状態(例えば点滅周期)を変
更する。現時点で、動作表示手段の表示状態により、充
電池の放電度を推定できる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図1は、この発明が実施される高周波治療
器の外観斜視図であり、図1の(a)は、患部装着面5
を下にした斜視図であり、図1の(b)は患部装着面5
を上にした斜視図である。患部装着面5には、充電端子
1、2と、リセット端子3が設けられ、本体上面には動
作状態表示用のLED4が設けられている。外観形状
は、従来のものと変わりはない。
【0013】図2は、実施例高周波治療器の本体部の回
路構成を示すブロック図である。この高周波治療器は、
充電端子1(2)と、リセット端子3と、充電池5と、
制御回路6と、発振回路7と、アンテナ9と、タイマ9
と表示用のLED10と、充電池5の電圧が所定値以下
に低下したことを検出するための電圧検出器11とを備
えている。
【0014】この高周波治療器は、図示しない充電器に
セットされると、充電端子1、2から充電池5に充電電
流が流れ充電される。この状態で、充電器からリセット
端子3にも信号が加えられ、タイマ9はリセットされて
いる。治療に使用する際は、充電器から取り出し、生体
局部に装着する。充電池5からは、制御回路6、発振回
路7等回路各部に電源電圧を供給する。制御回路6から
は、発振回路7にON/OFF制御の信号を送り、それ
に応じ発振回路7はアンテナ8を通して高周波信号を出
力する。発振回路7等の動作中、LED10は点滅点灯
している。充電池5の電圧は、電圧検出器11で検出さ
れ、制御回路6に取込まれる。動作開始と同時にタイマ
9は計時を開始する。
【0015】LED10の点滅周期は、高周波治療器が
動作を開始してからの時間に応じて異ならせている。こ
こでは16時間で動作を停止させるものとし、図3に示
すように、動作開始1時間以内は60回/分、動作開始
1時間以降15時間以内は30回/分、動作開始15時
間以降16時間以内は10回/分の割合で、それぞれL
ED10を点滅し、動作開始後16時間で、本体動作を
停止する。
【0016】このようにLED10の点滅周期を変化さ
せることにより、本体が後どれくらい動作するのかを使
用者が確認できる。また動作時間に応じて点滅周期が長
くしていくので、消費電流を少なくできる。また、動作
終了1時間前に上記のように著しく長く(点滅速度を著
しく遅く)することにより、使用者はまもなく動作停止
することを予知できる。なお、上記では、点滅周期を3
段階で変化させているが、さらに多段階に変化させるよ
うにしてもよい。
【0017】この上記実施例高周波治療器は、使用を終
了すると充電器に戻す(セット)が、使用者が充電器に
戻さず放置しても、あらかじめ設定した動作時間(例:
16時間)で自動的に動作停止するので、電池に多くの
容量が残った状態を保持できる(図4参照)。使用者が
次に使用するときには、前回の動作で消費した容量分だ
けを充電すればよいので、短い時間で充電することがで
き(図5参照:例1時間)、すぐに使用に入れる。また
浅い放電深度で使用することができるので、電池のサイ
クル寿命を大幅に延ばすことができる(図6参照:例5
00回以上)。
【0018】またこの実施例高周波治療器では、充電池
5の電圧が一定値以下になると、各回路の動作が停止す
る。これは、タイマ9の計時のみの動作停止であると、
充電完了(満充電)がなされていないのに、使用者が本
体を使用した場合本体は充電器から取り出された時点か
ら設定時間まで動作してしまうので、深い放電深度まで
電池を使用することになってしまうことと、リセット端
子3に外部ノイズなどが侵入してタイマ9のカウント値
が初期された場合同様に、その時点から設定時間まで動
作してしまうので、これを回避するために、例えば放電
深度20%よりもやや低い電圧値に電圧が低下した場合
に、動作を停止するようにしている。
【0019】充電不足で使用した場合は、タイマの設定
時間に達する前に電池電圧が検出設定電圧まで降下し
て、電圧検出器11がタイマ9よりも先に働いて、本体
動作を停止するので、深い放電深度まで使用することに
はならない。使用中にタイマ9のカウント値が初期化し
ても、同様に深い放電深度まで、電池を使用することに
ならない。
【0020】図7は、他の実施例高周波治療器の回路構
成を示すブロック図である。図2に示す回路と同一番号
を付したものは同一の回路を示している。この実施例
は、電池5の電圧を、電圧検出器11を通して、制御回
路6、発振回路7等に供給していることが特徴である。
図2の回路では、設定時間に達すると制御回路が動作停
止状態に入るか、電圧検出器だけでなく、制御回路もい
くらか(数uA程度)の電流を消費しているのに対し、
この実施例では動作停止後に電流を消費するのは、電圧
検出器のみであり、長期的にみると、消費電力の見地か
らこの実施例回路が有効である。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、タイマ手
段を設け、動作開始後、所定時間で動作を停止させるの
で、使用者が使用時に充電器に戻すのを忘れても、充電
池の容量が残った状態を保持でき、次に使用するときに
短い時間で充電することができ、また充電池のサイクル
寿命を長くすることができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、タイマ手段
の他に、電池電圧の低下を検出する手段を設け、電池電
圧が一定値以下に低下すると動作を停止するので、完全
充電がなされていない状態で充電器から取外したり、外
部からのノイズで、タイマが初期化された場合でも、放
電深度が深くなるのを防ぐことができる。また請求項3
記載の発明によれば、動作時間の経過により、動作が状
態表示手段の表示状態を変化させるので、使用者は本体
があとどのくらい動作するのかを確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が実施される高周波治療器の外観斜視
図である。
【図2】同実施例高周波治療器の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同実施例高周波治療器の動作状態表示の点滅動
作を説明するタイムチャートである。
【図4】同実施例高周波治療器の本体使用時間と電池電
圧の関係、及び本体の動作停止時間を説明する図であ
る。
【図5】同実施例高周波治療器の充電池の充電時間と電
池電圧の関係及び充電完了時点を説明する図である。
【図6】同充電池の充電深度とサイクル寿命との関係を
説明する図である。
【図7】この発明の他の実施例高周波治療器の回路構成
を示すブロック図である。
【図8】従来の高周波治療器の外観斜視図である。
【図9】従来の高周波治療器の回路構成を示すブロック
図である。
【図10】従来の高周波治療器の動作状態表示器の点滅
動作を説明するタイムチャートである。
【図11】従来の高周波治療器の本体使用時間と電池電
圧の関係を説明する図である。
【図12】従来の高周波治療器の充電器の充電時間と電
池電圧の関係、及び充電完了時点を説明する図である。
【図13】同充電池の放電深度とサイクル寿命との関係
を説明する図である。
【符号の説明】
5 充電池 6 制御回路 7 発振回路 9 タイマ 10 動作表示用LED 11 電圧検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号を発振する発振回路と、この発
    振回路を含む回路各部に電源電圧を供給する充電池を備
    える高周波治療器において、 基準時点より所定時間を計測するタイマ手段を備え、こ
    のタイマ手段の所定時間計時出力で回路各部の動作を停
    止するようにしたことを特徴とする高周波治療器。
  2. 【請求項2】前記タイマ手段の他に、充電池の電圧が所
    定値以下に低下したことを検出する電圧低下検出手段を
    備え、前記タイマ手段の所定時間計時出力あるいは前記
    電圧降下検出手段の電圧低下検出出力のいずれかに応答
    して、前記回路各部の動作を停止するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の高周波治療器。
  3. 【請求項3】高周波信号を発振する発振回路と、この発
    振回路が動作していることを表示する動作表示手段と、
    これら発振回路、動作表示手段を含む回路各部に電源電
    圧を供給する充電池とを含む高周波治療器において、 基準時点よりの時間を計時するタイマ手段と、このタイ
    マ手段で計時される時間に応じて、前記動作表示手段の
    表示状態を変更する手段とを備えたことを特徴とする高
    周波治療器。
JP12404093A 1993-05-26 1993-05-26 高周波治療器 Pending JPH06327780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018151069A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 アルプス電気株式会社 充電システム、電子機器及び充電装置

Cited By (2)

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WO2018151069A1 (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 アルプス電気株式会社 充電システム、電子機器及び充電装置
JPWO2018151069A1 (ja) * 2017-02-17 2019-06-27 アルプスアルパイン株式会社 充電システム、電子機器及び充電装置

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