JPH0632746B2 - 洗濯機の水位検知装置 - Google Patents

洗濯機の水位検知装置

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JPH0632746B2
JPH0632746B2 JP60109956A JP10995685A JPH0632746B2 JP H0632746 B2 JPH0632746 B2 JP H0632746B2 JP 60109956 A JP60109956 A JP 60109956A JP 10995685 A JP10995685 A JP 10995685A JP H0632746 B2 JPH0632746 B2 JP H0632746B2
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air
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孝之 辻井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は洗濯機の水位検知装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、洗濯機においては、第4図に示すように、洗濯槽
(以下単に槽と称す。)1の下部側壁にエアートラップ
部4を設けると共に該エアートラップ部4を連通口7に
より槽1内部に連通させ、エアートラップ部4内の空気
圧をエアーパイプ5を介して圧力スイッチ6に導くよう
に構成し、槽1内の水位変化に伴うエアートラップ部4
内の空気圧変化を圧力スイッチ6によりとらえ、水位検
知を行なうものである。ところで、従来においては、ダ
イヤフラムを用いた機械式の圧力スイッチ6を使用して
いたが、この種の圧力スイッチ6は予め設定した水位の
みを検知する一点検知方式であって、水位の無段階検知
を行なうことができず、その上コスト的に高く、又構造
的にもエアーパイプ5が必須になる等、余り好ましいも
のではなかった。また、圧力スイッチの代わりに圧力セ
ンサーを用いることも考えられるが、この場合でもエア
ーパイプを用いることになるので、コスト的に高くなる
ほかに、エアーパイプによる圧力損失が生じて正確な水
位による圧力を検出できない問題もあった。尚、第4図
中、2は水、3はパルセータを示す。
(発明の目的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、検知圧力に
応じた信号を出力する圧電素子等の圧力センサーを利用
して水位検知を行なうものにおいて、エアーパイプを用
いずに、高精度で、コスト的にも安価な水位検知装置を
提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、槽内部に連通するエアートラップ部を設け、
このエアートラップ部の壁面に、槽内の水位変化に伴う
該エアートラップ部内の空気圧を検知し該検知圧力に応
じた信号を出力する圧力センサーを取り付け、この圧力
センサーの出力信号により槽内の水位検知を行なうべく
構成し、所期の目的を達成するものである。
(実施例) 以下第1図乃至第3図に示した本発明の実施例につい
て、第4図を参照しながら詳細に説明する。
先ず、第1図において、圧力センサー8は例えば圧電素
子9を利用したものであり、図中10は電極、11はリ
ード線を示す。而して、この圧力センサー8は、エアー
トラップ部4の壁面に形設した開口部12を密閉するよ
うに取り付け、エアートラップ部4内の空気圧を検知す
る。今、槽1内に給水を始めると、槽1の低位部から水
位が上昇し、その水位が連通口7の上縁に達するまでは
エアートラップ部4内の空気圧が変化せず、連通口7の
上縁以上に上昇するとエアートラップ部4内の空気圧が
変化する。この空気圧の変化を圧電素子9の歪み量に変
換し、圧電素子9の歪みによる素子自身の電荷発生量を
検知することにより電気的に水位レベルに比例した電圧
が得られる。従って、この電圧の変化をとらえることに
より槽1内の水位を無段階に検知することができる。
次に、第2図は本発明を給水制御に実施した場合の一例
を示す電気回路図であり、9は圧電素子、13〜16は
抵抗、28はインピーダンス入力型オペアンプ、29は
増巾用オペアンプを示す。而して、圧電素子9の電荷発
生をオペアンプ28にてインピーダンス変換し、オペア
ンプ29にて増巾するものであり、その出力特性を第3
図に示す。第3図において、オペアンプ29の出力電圧
は、槽1内の水位が連通口7の上縁に達成するまでは0
であるが、連通口7の上縁以上に上昇すると水位レベル
に比例して出力電圧が発生する。
17〜27は抵抗、30〜35はコンパレータを構成す
るオペアンプ、36はトランジスタ、37はトライアッ
ク、38はコンデンサ、39〜44は一般的にマイクロ
コンピュータにより切り換え判断するものであるが、こ
こでは便宜上スイッチとしている。45は給水弁、46
〜48は電源である。而して、上記抵抗17〜23はリ
セット電圧V、低水位電圧V、低中水位電圧V
中水位電圧V、中高水位電圧V、高水位電圧V
決定するものである。
今、高水位が選択されスイッチ39がONされると、オ
ペアンプ29の出力電圧と高水位電圧Vとの比較によ
り高水位検知を行なう。オペアンプ29の出力電圧が高
水位電圧Vより低い時には、オペアンプ30の出力は
Hレベルにあってトランジスタ36をON、トライアッ
ク37をONとし、給水弁45を開放動作して槽1内に
給水する。槽内の水位が上昇して所定の水位に達する
と、オペアンプ29の出力電圧が高水位電圧Vに達
し、オペアンプ30の出力はHからLレベルに切り換わ
る。すると、トランジスタ36がOFFし、これに伴っ
てトライアック37もOFFすることにより給水弁45
を閉じ、給水を停止する。このように、槽1内の水位が
高水位に達したことを検知して自動的に給水を停止する
ことができる。
以下同様に、スイッチ40〜43により夫々の水位を検
知し給水を制御するものである。
尚、リセット水位は、排水時において排水完了を検出す
るための基準として使用するものである。排水開始当初
は、槽内の水位がリセット水位より高くオペアンプ29
の出力電圧もリセット電圧Vより高い為、オペアンプ
35の出力はLレベルにある。そして、排水が進み、槽
内の水位がリセット水位以下になると、オペアンプ29
の出力電圧がリセット電圧Vより低くなり、オペアン
プ35の出力はLからHレベルに切換わる。然るに、出
力がLからHに切り換わった時点をとらえてタイムカウ
ントを始め、所定時間(槽内の水位がリセット水位から
0になるまでに要する時間を求め、予め決定してあ
る。)の経過により排水完了を判定し、次の動作に移行
するものである。
(発明の効果) 以上の如く本発明にあっては、エアートラップ部を柱状
に形成し、該エアートラップ部内の空気圧を検知する手
段として圧電素子を用いることにより、該圧電素子のエ
アートラップ部の外側壁への直接の取り付けが可能とな
り、該エアートラップ部内の空気圧を直接検知すること
ができるので、槽内の水位を検知するために利用する空
気量をエアートラップ部内の空気量のみにすることがで
き、水位変化に応じた空気圧の変化を水位の変化に瞬時
に追随させることができ、槽内の水位変化に対する空気
圧変化の遅れによる検知誤差を確実に防止することがで
き、正確な水位を検知することができ、無駄水の防止及
び布傷み等のない良好な洗濯若しくはすすぎを行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における圧力センサーの取り付
け部の構成説明図、第2図は本発明を給水制御に実施し
た場合の一例を示す電気回路図、第3図は同上出力特性
図、第4図は従来装置の構成説明図である。 1:洗濯槽、4:エアートラップ部、 8:圧力センサー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽内部に連通するエアートラップ部を設
    け、該エアートラップ部内の空気圧の変化を検知して槽
    内の水位を検出する洗濯機の水位検知装置において、 上記槽の外側壁下部に柱状の上記エアートラップ部を形
    成し、 上記槽の外側壁に上記エアートラップ部の下部に位置し
    当該槽内とエアートラップ部とを連通する連通口を設
    け、 上記エアートラップ部の側壁上部に開口部を形設し、 上記エアートラップ部の外側側壁上部に、上記開口部を
    密閉し当該エアートラップ部内の空気圧に応じた信号を
    発生する圧電素子を取り付け、 該圧電素子の出力電圧により槽内の水位検知を行うべく
    構成してなることを特徴とする洗濯機の水位検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2005058160A1 (ja) * 2003-12-17 2007-08-23 富田 誠次郎 心音波形及び/又は呼吸波形パターンを利用した個人認証システム

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