JPH06327265A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH06327265A
JPH06327265A JP5107117A JP10711793A JPH06327265A JP H06327265 A JPH06327265 A JP H06327265A JP 5107117 A JP5107117 A JP 5107117A JP 10711793 A JP10711793 A JP 10711793A JP H06327265 A JPH06327265 A JP H06327265A
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JP
Japan
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transformer
voltage
switching element
capacitor
inverter device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5107117A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Funabiki
繁之 舩曳
Hitoshi Komatsubara
均 小松原
Takashi Kanbara
隆 神原
Koichiro Tanikawa
孝一郎 谷河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5107117A priority Critical patent/JPH06327265A/ja
Publication of JPH06327265A publication Critical patent/JPH06327265A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トランスの2次出力電圧を簡単に制御すること
ができ、小型で且つ安価なインバータ装置を提供するに
ある。 【構成】スイッチング素子S1 ,S2 は制御部CTから
の駆動信号により交互にオンオフしてコンデンサC0
両端に共振電圧V0 を発生させる。一方スイッチング素
子S0 は制御部CTからの駆動信号により、コンデンサ
0 に加わる共振電圧V0 が略零となった時点である一
定期間オンする。スイッチング素子S0のオンの間、ト
ランスTの1次側インダクタンス成分L1 ,L2 は相殺
された形となり、直流電源VsからインダクタLsにス
イッチング素子S0 のオン期間に応じたエネルギーが磁
気エネルギーとして蓄積される。スイッチング素子S0
がオンからオフとなった時点t2 でインダクタLsに蓄
えられたエネルギーは共振のエネルギーとなり、共振電
圧V0 の最大値並びに実効値を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電力を交流電力に
変換して負荷を駆動するインバータ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のインバータ装置として
は、特願昭55−43080号に示されたものがある。
図21はこの従来例装置の回路を示しており、この従来
例装置は商用交流電源ACをダイオードブリッジDBで
整流して直流電圧を得る直流電源Vsと、1次巻線n1
側に中間タップを有したトランスTと、直流電源Vsの
一方の極とトランスTの中間タップとの間に接続したイ
ンダクタLsと、トランスTの1次巻線n1 の両端と直
流電源Vsの他方の極との間に夫々接続したトランジス
タからなるスイッチング素子Q1 、Q2 と、トランスT
の1次巻線n1 の両端間に接続した共振用のコンデンサ
0 とを備え、トランスTの2次巻線n2 の両端間に限
流用インダクタLB 、LB を介して接続した蛍光灯のよ
うな放電灯Laからなる負荷回路L0 を接続し、スイッ
チング素子Q1 、Q2 を帰還巻線n3の出力により交互
にオン、オフさせて自励発振し、コンデンサC0 の両端
にトランスTのインダクタンス成分との共振で共振電圧
を発生させるようになっている。
【0003】更に詳しく説明すると、定電流プッシュプ
ルインバータでは、スイッチング素子Q1 、Q2 を交互
にオン、オフさせるが、この従来例ではコンデンサC0
の両端に発生する共振電圧V0 が零となった時点からも
オン状態のスイッチング素子Q1 又はQ2 のオン状態を
継続させるとともに所定時間経過後オフしていたスイッ
チング素子Q2 又はQ1 もオンして同時オンさせ、イン
ダクタLsに過大な電流を流してインダクタLsに磁気
エネルギーを蓄積し、その後先にオンしていたスイッチ
ング素子Q1 又はQ2 をオフすることにより、蓄積エネ
ルギーによってインダクタンタLsの両端に電圧を発生
させ、この電圧と直流電源Vsの電圧とを加算した電圧
をトランスTの1次巻線n1 に印加することにより、ト
ランスTの2次巻線n2 の誘起電圧を上昇させる。そし
てコンデンサC0 の容量を変えることによりスイッチン
グ素子Q1 、Q2 の同時オンの期間を可変してインダク
タLsに蓄積されるエネルギーを調整し、2次巻線n2
の誘起電圧を可変することができるようになっている。
尚トンラスTの2次側には予熱用巻線nH を設けてあ
る。
【0004】図22は上述の従来例の基本回路構成を示
し、この基本構成により更に従来例を考察してみる。こ
の基本回路構成は上述したようにコンデンサC0 の両端
に発生する共振電圧V0 が零となった時点後、一定期間
それまでオンしていたスイッチング素子Q1 又はQ2
状態を継続させるとともに、オフしていたスイッチング
素子Q2 又はQ1 をオンとすることにより同時オン期間
を設定し、このオン期間においてインダクタLsにエネ
ルギーを蓄積し、その後先にオンしていたスイッチング
素子Q1 又はQ2 をオフとすることにより、インダクタ
Lsに蓄積されたエネルギーが共振のエネルギーとなり
トランスTの2次出力電圧を上昇させる。またスイッチ
ング素子Q1 、Q2 のオン期間を可変することによりイ
ンダクタLsに蓄積されるエネルギーを調整し、トラン
スTの2次出力電圧の制御を行うようになっている。図
23のタイミングチャートにおいて、今仮に時点t0
2 間であるとすると、共振電圧V0 は図23(c)に
示すように負であり、共振により時点t1 においては共
振電圧V0 は零となる。通常の定電流プッシュプルイン
バータでは時点t1 でスイッチング素子Q2 をオンと
し、スイッチング素子Q1 をオフとするが、図23
(a)に示すように時点t1 の後もスイッチング素子Q
1 のオン状態を継続させることにより直流電源Vs→イ
ンダクタLs→トランスTの1次巻線n1 のインダクタ
ンス成分L1 →スイッチング素子Q1 →直流電源Vsの
経路に電流が流れてインダクタLsにエネルギーを蓄え
る。その後スイッチング素子Q2 を図23(b)に示す
ようにオンとし、更に時点t2 でスイッチング素子Q1
をオフすることにより、インダクタLsに蓄えられたエ
ネルギーにより発生するインダクタLsの電圧と直流電
源Vsの電圧とを加算して、トランスTの1次巻線n1
に印加し、共振電圧V0 を上昇させる。次に共振電圧V
0 が零となった時点t3 においても同じくスイッチング
素子Q2 のオン状態を維持し、その後スイッチング素子
1 をオンとし、時点t4 でスイッチング素子Q 2 オフ
とする。時点t3 −t4 の期間には直流電源Vs→イン
ダクタLs→トランスTの1次巻線n1 のインダクタン
ス成分L2 →スイッチング素子Q2 →直流電源Vsの経
路に電流が流れてインダクタLsにエネルギーを蓄え、
上述と同様にこのエネルギーを用いることにより共振電
圧V0 を上昇させる。そして時点t 1 −t2 及び時点t
3 −t4 の期間を可変することによりトランスTの2次
出力電圧を制御することができるのである。尚図23
(d)はスイッチング素子Q1のコレクタ・エミッタ間
の電圧VQ1を、図23(e)はスイッチング素子Q1
コレクタ電流IQ1を、また図23(f)はスイッチング
素子Q2 のコレクタ・エミッタ間の電圧VQ2を、図23
(e)はスイッチング素子Q2 のコレクタ電流I Q2を夫
々示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで図21の従来
例回路では、スイッチング素子Q1 、Q2 が同時オン状
態から次の動作(スイッチング素子Q1 又はQ2 がオ
フ)に移るときスイッチング素子Q1 、Q2 に加わる電
圧VQ1、VQ2は図23(d)、(f)に示すような値を
持っており、このことはスイッチングロスの増加やノイ
ズの発生につながり装置の大型化やコストの増大を招く
という問題がある。また定電流プッシュプルインバータ
は共振形のため従来出力を制御する方法としては上述し
た方法の他に周波数制御がとられてきた。しかしながら
周波数制御は共振周波数を変えるため、コンデンサC0
やトランスTのインダクタLsの定数を何らかの方法で
可変する必要があり、これは回路を複雑にし装置の大型
化やコストアップにもつながる欠点があった。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところはスイッチング素子の零電
圧スイッチング動作を保ちながら、トランスの2次出力
電圧を簡単に制御することができ、小型で且つ安価なイ
ンバータ装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は本発明は直流電源と、1次巻線
に中間タップを有したトランスと、直流電源の一方の極
とトランスの中間タップとの間に接続したインダクタ
と、トランスの1次巻線の両端と直流電源の他方の極と
の間に夫々接続した第1、第2のスイッチング手段と、
トランスのインダクタンス成分と共振するコンデンサと
を備え、トランスの2次巻線の両端間に負荷回路を接続
し、第1、第2のスイッチング手段を交互にオン,オフ
することによりコンデンサに共振電圧を発生させるイン
バータ装置において、コンデンサの電荷を放出する閉ル
ープ手段と、コンデンサに発生する共振電圧が略零とな
った時点で閉ループ手段を一定期間オンし、このオン期
間を可変して負荷回路への出力を制御する制御手段とを
具備したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、閉ループ手段として第1、第2のスイッチング手段
を共振電圧が略零となった時点で、それまでオンしてい
たスイッチング手段を継続してオンするとともにそれま
でオフしていたスイッチング手段もオンして、両スイッ
チング手段が同時オンする期間を設け該オン期間を制御
するものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、コンデンサをトランスの1次巻線の両端間に
接続したものである。請求項4の発明は、請求項1又は
2の発明において、コンデンサをトランスの2次巻線の
両端間に接続したものである。請求項5の発明は、請求
項3の発明において、閉ループ手段をトランスの1次巻
線の両端間に接続したものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項3又は4の発明
において、閉ループ手段をトランスの2次巻線の両端間
に接続したものである。請求項7の発明は、請求項1乃
至6の発明において、トランスにリーケージトランスを
使用したものである。請求項8の発明は、請求項1乃至
7の発明において、トランスに単巻トランスを使用した
ものである。
【0011】請求項9の発明は、請求項1乃至8の発明
において、制御手段として電源電圧の変化に対して負荷
回路への出力電力を一定化する自励駆動手段を設けたも
のである。請求項10の発明は、請求項1乃至9の発明
において、直流電源を交流を整流若しくは整流平滑して
直流を発生する電源部にて構成したものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、コンデンサの電荷を
放出する閉ループ手段と、コンデンサに発生する共振電
圧が略零となった時点で閉ループ手段を一定期間オン
し、このオン期間を可変して負荷回路への出力を制御す
る制御手段とを具備してあるので、スイッチング素子の
零電圧スイッチング動作を保ちながら、閉ループ手段の
オン期間の制御で、2次出力電圧の制御が行え、そのた
めコンデンサやインダクタの定数を変える必要がなくて
構成が簡単となり、装置の小型化が図れ、また動作周波
数の変化が小さくなるため、ノイズ発生帯域が狭くなり
ノイズ対策も容易となる。
【0013】請求項2の発明によれば、閉ループ手段と
して特別なスイッチング素子を設ける必要がない。その
ため構成の簡単化が一層図れ、装置の小型化がより可能
となる。請求項6の発明によれば、閉ループ手段をトラ
ンスの2次巻線の両端間に接続したものであるから、ト
ランスの2次巻線をグランド等の安定電位に落として使
用する場合、閉ループ手段の駆動が簡単となる。
【0014】請求項7の発明によれば、トランスにリー
ケージトランスを使用するので、放電灯点灯装置等に用
いる際に2次巻線に限流用素子を必要とすることがな
く、装置の一層の小型化が可能となる。請求項8の発明
によれば、トランスに単巻トランスを使用したので、ト
ランスの小型化が図れ、そのため装置の小型化をより一
層進めることができる。
【0015】請求項9の発明によれば、制御手段とし
て、電源電圧の変化に対して負荷回路への出力電力を一
定化する自励駆動手段を設けたので、上記各発明の特徴
を生かせた自励駆動回路を持つインバータ装置を実現す
ることができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の基本的な実施例
を示し、図2は本実施例の動作のタイミングチャートを
示す。本実施例回路では、トランスTの1次巻線n1
両端に接続しているコンデンサC0 に並列にコンデンサ
0 を短絡する閉ループ手段を構成するスイッチング素
子S0 を設けた点で従来例と異なるものである。
【0017】而してスイッチング素子S1 ,S2 は制御
手段を構成する制御部CTからの駆動信号により交互に
オンオフし、これによりコンデンサC0 の両端に共振電
圧V 0 を発生させる。一方スイッチング素子S0 は制御
部CTからの駆動信号により、コンデンサC0 に加わる
電圧(共振電圧V0 )が略零となった時点である一定期
間オンする。
【0018】このスイッチング素子S0 のオンの間、ト
ランスTの1次巻線インダクタンス成分L1 ,L2 は相
殺された形となり、直流電源VsからインダクタLsに
スイッチング素子S0 のオン期間に応じたエネルギーが
磁気エネルギーとして蓄積される。次にスイッチング素
子S0 がオンからオフとなった時点でインダクタLsに
蓄えられたエネルギーは共振のエネルギーとなり、共振
電圧V0 の最大値並びに実効値を上昇させる。
【0019】これによりスイッチング素子S0 のオン期
間を長くすると、2次出力は増加し、短くすると2次出
力は減少する。即ち、スイッチング素子S0 のオン期間
を可変にすることで2次出力の制御が可能となる。図2
に示すタイミングチャートにおいて、今、仮に時点t0
−t1 間であるとすると、スイッチング素子S1 が図2
(a)に示すようにオン、スイッチング素子S2 が図2
(b)に示すようにオフ、図2(c)に示すようにスイ
ッチング素子S0 がオフ状態にある。そしてコンデンサ
0 の共振電圧V0 は図2(d)に示すように共振によ
り時点t1 において零となる。ここで時点t1 におい
て、閉ループ手段であるスイッチング素子S0 をオンと
してコンデンサC0 を短絡すると、それまでコンデンサ
0 に流れていた共振電流はインダクタンス成分L1
スイッチング素子S0 →インダクタンス成分L2 →イン
ダクタンス成分L1 の経路で流れ、共振電圧V0 は零の
状態を維持する。
【0020】またこの時直流電源Vs→インダクタLs
→インダクタンス成分L1 →スイッチング素子S1 →直
流電源Vsの経路で電流が、また直流電源Vs→インダ
クタLs→L2 →スイッチング素子S0 →スイッチング
素子S1 →直流電源Vsの経路で電流が流れてインダク
タLsにエネルギーが蓄積される。次に時点t2 でスイ
ッチング素子S2 をオンとし、スイッチング素子S1
スイッチング素子S0 をオフとすると、共振電流がイン
ダクタンス成分L1 →コンデンサC0 →インダクタンス
成分L2 →インダクタンス成分L1 の経路で流れて共振
が再開し、共振電圧V0 は正側にふる。またこの時イン
ダクタLsに蓄えられたエネルギーにより共振電圧V0
は時点t1 −t2 の期間に応じて上昇する。
【0021】更に共振電圧V0 が零となる時点t3 にお
いてスイッチング素子S0 をオンとすると、この時共振
電圧V0 は先程と同様に零を維持し、またこのとき直流
電源Vs→インダクタLs→インダクタンス成分L1
スイッチング素子S0 →スイッチング素子S2 →直流電
源Vsの経路で電流が、また直流電源Vs→インダクタ
Ls→インダクタンス成分L2 →スイッチング素子S2
→直流電源Vsの経路で電流が流れてインダクタLsに
エネルギーが蓄積される。その後時点t4 でスイッチン
グ素子S1 をオンとし、スイッチング素子S2 ,スイッ
チング素子S0をオフとすると、共振電流がインダクタ
ンス成分L2 →コンデンサC0 →インダクタンス成分L
1 →インダクタンス成分L2 の経路で流れて共振が再開
し、共振電圧V0 は負側にふる。このときインダクタL
sに蓄えられたエネルギーにより共振電圧V0 は時点t
3 −t4 の期間に応じて上昇する。
【0022】またスイッチング素子S0 ,スイッチング
素子S1 ,S2 に加わる電圧V0 、Vs1 、Vs2 の電
圧波形は図2(d)、(f)、(h)のようになり、ど
のスイッチング素子S0 、スイッチング素子S1 、S2
とも零電圧スイッチング動作をしていることが分かる。
これはスイッチングロスが少ないという利点につなが
る。またスイッチングに伴うノイズも従来に比べて低く
抑えることが可能である。
【0023】更に従来のように共振周波数を変えること
なく、オン期間の制御で出力制御が可能であるのでコン
デンサC0 やインダクタLsの定数を変える必要がなく
簡単な構成で2次出力の制御が実現できる。また更に共
振周波数は変わらないものの、スイッチング素子S0
オン期間の増加に伴い、インバータの動作周波数は低下
するので、例えば負荷回路L0 が誘導性の場合、出力電
圧の増加と動作周波数の低下によるインピーダンス低下
と電流増加(減少)の相乗効果により、従来の周波数制
御のみの場合に比べて動作周波数をあまり変えることな
く出力の大幅な制御が可能である。
【0024】この動作周波数の変化が小さいということ
は,動作周波数により発生するノイズの発生帯域も比較
的狭い範囲となり、その結果ノイズ対策は広い発生帯域
に対して対策を講じる場合に比べて容易となってノイズ
の面での回路設計が有利となるため、ノイズフィルター
等の小型化につながる等の利点がある。尚図2(e)は
スイッチング素子S0 に流れる電流Is0 、同図(g)
はスイッチング素子S1 に流れる電流Is1 、同図
(i)はスイッチング素子S2 に流れる電流Is2 を夫
々示す。
【0025】図3は本実施例の具体例を示し、スイッチ
ング素子S1 、S2 としてトランジスタQ1 、Q2 を用
い、スイッチング素子S0 として逆並列接続した1対の
トランジスタQ3 、Q3 ’を用いている。尚図中コンデ
ンサC0 はトランスTの1次巻線n1 の両端間に接続さ
れているが、夫々のインダクタンス成分L1 、L2 と個
々に並列接続される構成でもよい。こうすればコンデン
サC0 の耐圧を低下できる。
【0026】(実施例2)実施例1の具体例では、閉ル
ープ手段を構成するスイッチング素子S0 として、逆並
列接続した1対のトランジスタQ3 、Q3 ’を用いてい
るが、本実施例では図4に示すように両入力端をトラン
スTの1次巻線n1 の両端に接続したダイオードブリッ
ジDB2 と、このダイオードブリッジDB2 の両出力端
間に接続したトランジスタQ3 とで構成したものであ
る。
【0027】すなわち実施例1の場合2個のトランジス
タQ3 、Q3 ’を用いているためスイッチング素子S0
の駆動回路が2個必要であるが、本実施例ではトランジ
スタQ3 を1個用いているだけであるため、駆動回路が
1個でよく装置を簡略化できる利点がある。尚コンデン
サC0 はトランスTの2次巻線n2 の両端間に接続して
もよい。
【0028】(実施例3)実施例1、実施例2ではコン
デンサC0 を短絡する閉ループ手段を構成するスイッチ
素子S0 をトランスTの1次側に設けてあるが、本実施
例は、図5に示すようにスイッチング素子S0 をトラン
スTの2次巻線n2 の両端間に接続配置したものであ
る。
【0029】つまり、トランスTの2次巻線n2 の一端
をグランド等の安定電位に落として使用する場合、スイ
ッチング素子S0 の駆動が簡単となる等の利点がある。 (実施例4)上記実施例1〜実施例3では、閉ループ手
段をスイッチング素子S0 で構成したが、本実施例では
図6に示すようにスイッチング素子S0 を設けておら
ず、スイッチング素子S1 ,S2 の駆動信号を制御部C
Tで制御することによって等価的に閉ループ手段を実現
している。
【0030】つまり共振電圧V0 が略零となった時点で
通常のプッシュプルインバータではそれまでオンしてい
たスイッチング素子をオフすると同時にそれまでオフし
ていたスイッチング素子をオンする動作をとるが、本実
施例では、図7に示すように共振電圧V0 が略零となっ
た時点t1 或いはt3 でそれまでオンしていたスイッチ
ング素子、例えばS1 (或いはS2 )を図7(a)(或
いは図7(b))に示すように更にオンの状態を継続さ
せ、同時にそれまでオフしていたスイッチング素子S2
(或いはS1 )をも図7(b)(或いは図7(a))に
示すようにオンとすることにより結果的にコンデンサC
0 を短絡する閉ループ手段を設けたことと等価となり、
そのスイッチング素子S1 、S2 の同時オンの期間を可
変することによりトランスTの2次出力電圧の制御を可
能としている。また、本実施例の場合においてもスイッ
チング素子S1 ,S2 はともに零電圧スイッチング動作
となるため実施例1と同様の効果が得られる。尚図7
(d)はスイッチング素子S 1 の両端電圧Vs1 を、同
図(e)はスイッチング素子S1 に流れる電流Is
1を、同図(f)はスイッチング素子S2 の両端電圧V
2 を、同図(g)はスイッチング素子S2 に流れる電
流Is2 を夫々示す。
【0031】図8は本実施例に用いる制御部CTの一例
を示しており、この実施例回路では、共振電圧V0 が零
となる点を検出するためコンデンサC0 の両端から電圧
を電圧検出回路10により検出している。尚電圧検出回
路10の電圧検出方法としては2入力の電位の差をと
り、その値から共振電圧V0 が略零となる点を検出する
方法や、直流電源Vsのスイッチング素子S1 、S2
の接続端と入力との電位差から共振電圧V0 が略零とな
る点を検出する方法等、幾つかの方法が挙げられる。そ
して共振電圧V0 の略零点検出の出力をもって制御回路
11は駆動回路12に信号を送りスイッチング素子
1 ,S2 を上述のように動作させる。制御回路11に
はあらかじめ決めた制御のパターンを設けておいてもよ
いし、他から指令値を与え、その指令値によって出力を
制御するような形をとってもよい。
【0032】図9は本実施例のスイッチング素子S1
2 の具体的例を示しており、スイッチング素子S
1 (S2 )としては、逆並列接続した1対のトランジス
タQ11,Q12(Q21,Q22)を用いている。尚トランス
Tに3次巻線を設けてこの3次巻線と並列にコンデンサ
0 を接続してもよい。 (実施例5)上記実施例4では1対のトランジスタ
11,Q12(Q21,Q22)を用いてスイッチング素子S
1 (S2 )を構成しているが、本実施例では、図10に
示すようにトランジスタQ1 、Q2 に逆並列にダイオー
ドD1 、D2 を接続した回路でスイッチング素子S1
2 を構成し、これらスイッチング素子S1 、S2 を実
施例4と同様に動作させてコンデンサC0 を短絡する閉
ループ手段を等価的に構成するようになっている。
【0033】つまり通常のプッシュプルインバータで
は、スイッチング素子S1 、S2 を構成するトランジス
タQ1 、Q2 のオンオフ状態を共振電圧V0 が略零とな
った時点で入れ替えるところを、本実施例では図11
(c)に示す共振電圧V0 が略零となった時点t1 或い
はt3 で図11(a)(或いは図11(b))に示すよ
うに今までオンしていたトランジスタQ1 (或いは
2 )を更にオンの状態とし、それまでオフしていたト
ランジスタQ2 (或いはQ1 )をも図11(b)(或い
は図11(a))に示すようにオンすることにより結果
的にコンデンサC0 を短絡する閉ループ手段を設けたこ
とと等価となり、そのトランジスタQ1 、Q2 の同時オ
ンの期間を可変することによりトランスTの2次出力電
圧の制御を可能としている。また本実施例の場合におい
てもトランジスタQ1 、Q2 はともに零電圧スイッチン
グ動作となるため実施例1と同様の効果が得られる。尚
図11(d)はトランジスタQ1 の両端電圧VQ1を、同
図(e)はトランジスタQ1 に流れる電流IQ1を、同図
(f)はダイオードD1 に流れる電流ID1を、同図
(g)はトランジスタQ2 の両端電圧VQ2を、同図
(h)はトランジスタQ2 に流れる電流IQ2を、同図
(i)はダイオードD2 に流れる電流ID2を夫々示す。
【0034】(実施例6)上記実施例5ではスイッチン
グ素子S1 、S2 を構成するトランジスタQ1,Q2
バイポーラ形のトランジスタを用いているが、本実施例
では図12(a)に示すようにMOSFETを用いたも
のである。本実施例のようにMOSFETを用いること
により、逆並列に接続するダイオードD1 、D2 として
MOSFETの寄生ダイオードを使用することができ、
その結果回路構成の省略が可能となり、装置の更なる小
型化が可能となる。
【0035】また図12(b)に示す如くコンデンサC
0 を、トランスTの1次巻線n1 の両端ではなく、途中
に設けたタップ間に接続するようにしてもよい。このよ
うにすれば回路動作的には略同等の効果が得られる。 (実施例7)本実施例は図13に示すようにトランスT
にリーケージトランスを用いたもので、別途限流用のイ
ンダクタを用いることなくトランスTの2次巻線に誘導
性をもたせることができる。図示例では実施例6の回路
構成に対応させてあるが、他の実施例におけるトランス
Tに用いることができるのは言うまでもない。
【0036】(実施例8)本実施例は図14に示すよう
にトランスTに単巻きトランスを用いたもので、トラン
スTによる電源側と負荷回路L0 側との絶縁を必要とし
ない場合に適用でき、トランスTの小型化が図れる。尚
図示例では実施例6の回路構成に対応させてあるが、他
の実施例におけるトランスTに用いることができるのは
言うまでもない。
【0037】(実施例9)本実施例は、実施例4に対応
した制御部CTの他の実施例であって、図15に示すよ
うに実施例4の制御部CTとはコンデンサC0 の共振電
圧V0 の検出点が異り、トランスTの2次巻線から電圧
検出回路10により検出を行うようになっている。この
ようにすると、例えばトランスTの2次巻線n2 の一端
をグランド等の安定電位に落として使用する場合、電圧
の検出点が1点のみで良くなり、電圧検出回路10が簡
略化できる等の利点がある。
【0038】(実施例10)本実施例は、実施例4に対
応した制御部CTのその他の実施例であって、図16に
示すように本実施例では共振電圧V0 の検出をトランス
Tに設けた第3の巻線n4 より行っている。この様にす
ることにより巻数比に応じて望むところの電圧を得るこ
とができるため、直接トランスTの1次巻線n1 又は2
次巻線n2 から電圧検出を行う場合を比べて高い電圧の
印加を防げて、電圧検出回路10の耐圧を落とすことが
できる。
【0039】又、負荷回路L0 (2次巻線)をグランド
から浮かして使用する場合においても第3の巻線n4
例えば一端をグランド電位とすることができる等の利点
がある。 (実施例11)本実施例は、実施例4に対応した制御部
CTのその他の実施例であって、図17に示すように特
に電圧検出等を行っておらず、あらかじめ回路定数によ
って決定される共振周波数以下の周波数で回路を動作さ
せるように、制御を行うものである。これにより電圧検
出回路10が省略できる為、回路が簡単となる。
【0040】(実施例12)本実施例は、図18に示す
ように負荷回路L0 として放電灯Laを用い、放電灯点
灯装置を構成するものである。具体的にはトランスTに
リーケジトランスを用いた例を示しているが、リーケジ
トランスを用いず限流要素として別のインダクタ等を用
いても良い。
【0041】ここで放電灯Laとして、HIDランプを
用いた場合、ある周波数帯においては音響的共鳴現象と
呼ばれる放電灯の不安定現象を生ずることがある。これ
に対して本発明装置では、周波数の変化幅を少なくして
も2次出力を大幅に制御できるので、共鳴周波数帯を避
けて放電灯Laを安定に点灯しやすいという特徴があ
る。
【0042】また電源変動や負荷である放電灯Laの変
動を吸収し、放電灯Laを安定に点灯するために従来は
トランスTの2次側(負荷と直列)に大きなインダクタ
を設けているが制御によりそれらの変動を補ってやるこ
とによりインダクタを小さくすることができトランスT
等の小型化が図れる。 (実施例13)図19は本実施例の回路を示しており、
本実施例回路は、自励式の発振回路を構成しており、ト
ランスTに帰還巻線n3 を設け、この帰還巻線n3 の一
端に抵抗R5 と抵抗R3 との直列回路を、また他端に抵
抗R6 と抵抗R4 の直列回路を接続し、これら直列回路
の他端を共通接続して、制御回路13の入力側に接続
し、またこれら直列回路の分圧点を夫々スイッチング素
子S1 、S2 を構成するFETからなるトランジスタQ
1 、Q2 のゲートに接続してある。そして電源投入時に
制御回路13のインピーダンスと抵抗R3 (R4 )、R
1 (R2 )により決まる直流電圧バイアス分がトランジ
スタQ1 (Q2 )のゲートに印加され、トランジスタQ
1 もしくはQ2 がオンして発振動作を開始する。その後
はトランスTの帰還巻線n3 からの電圧と先ほどの直流
バイアス分が加わった電圧が、トランジスタQ1 、Q2
のゲートに加わり、トランジスタQ1 、Q2 は共振周波
数より高い負荷時の振動周波数に対して低い動作周波数
により交互にオンオフするプッシュプル動作を繰り返す
のである。
【0043】制御回路13は直流電源Vsの電圧値によ
って等価的にインピーダンスとして変化するもので、直
流電源Vsが上昇(下降)した場合にはトランジスタQ
0 のベース電位が上がり(下がり)、コレクタ電位がツ
ェナーダイオードDZにより一定に保たれるので、結果
としてトランジスタQ0 はコレクタ・エミッタ間のイン
ピーダンスを上げる(下げる)。
【0044】その結果スイッチング素子S1 、S2 を構
成するトランジスタQ1 、Q2 のゲート電圧の直流バイ
アス分が減少(増加)し、トランジスタQ1 、Q2 の同
時オンの期間が減り(増え)、直流電源Vs上昇(下
降)による2次出力電圧の増加(減少)を抑える方向に
制御が働く。前述の動作により本実施例は直流電源Vs
の電圧が変動した場合においても2次出力電力をほぼ一
定に保つ動作をする。
【0045】尚抵抗R5 、R6 はトランジスタQ1 、Q
2 の同時オンの期間を作りやすくするために設けてお
り、例えばトランジスタQ1 、Q2 が本実施例のように
FETの場合トランジスタQ1 、Q2 に存在する容量分
とのかねあいで抵抗R5 、R6を大きくする程帰還巻線
3 からのフィードバックされる電圧(共振電圧V0
同位相)とゲートに印加される電圧の位相差が大きくな
りその結果同時オンの期間が増加する。
【0046】図20は本実施例の各部の動作状態を示す
タイミングチャートであり、同図(a)はコンデンサC
0 の共振電圧V0 を、同図(b)はトランジスタQ1
両端電圧VQ1を、同図(c)はトランジスタQ2 の両端
電圧VQ2を、同図(d)はトランジスタQ1 のゲート電
圧を、同図(e)はトランジスタQ2 のゲート電圧を夫
々示す。
【0047】ここで例えば負荷回路L0 を放電灯と限流
用インダクタとした場合、放電灯には出力が変化すると
立ち消えを生じたり、色が変わったり、寿命が短くなっ
たりする特性を示すものがあり、そのため安定器として
は2次出力電圧の変動をおさえる必要があり、その方法
としてはインダクタンス素子のインダクタス値を大きな
値とする方法等があるが、本実施例では上述の制御によ
り2次出力電力を略一定とすることができるために、イ
ンダクタのインダクタンス値を小さく抑えることができ
て回路の小型化を図れる等の利点がある。
【0048】また直流電源Vsの電圧が大きく低下した
場合においても、制御がかかることにより本実施例では
立ち消えを抑えて点灯を維持することができる。更にま
た本実施例では制御回路13をトランジスタQ0 等僅か
な回路素子を用いて非常に簡単な構成としている。以上
のように本実施例は自励式回路に応用し、直流電源Vs
の変動を補償して2次出力電力をほぼ一定とする制御を
行うものあるが、自励式回路へのその他の応用も当然考
えられる。検出してくるものは電源電圧でなくても良い
し(例えば負荷の状態や温度等)、また検出しなくても
よい。更に制御回路13は本実施例ではゲートの直流バ
イアス分を操作したが、抵抗R5 、R6 を可変として各
トランジスタQ1 、Q2 のゲート電圧の位相を操作する
ことにより、同時オンの期間の増減を制御してもよい。
また、スイッチング素子S1 、S2 にはFETからなる
トランジスタQ1 、Q2 を用いたがバイポーラ形のトラ
ンジスタ等でも同様に実現することは可能である。
【0049】尚上記各実施例の直流電源Vsとして、商
用交流電源を整流したり、整流平滑して直流を得る電源
を用いてもよい。またコンデンサC0 はトランスTの1
次側に設けた構成となっているが、トランスTのインダ
クタンス成分とで共振する場合には特に実施例構成に限
定されない。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明は、コンデンサの電荷を
放出する閉ループ手段と、コンデンサに発生する共振電
圧が略零となった時点で閉ループ手段を一定期間オン
し、このオン期間を可変して負荷回路への出力を制御す
る制御手段とを具備してあるので、スイッチング素子の
零電圧スイッチング動作を保ちながら閉ループ手段のオ
ン期間の制御で、2次出力電圧の制御が行え、そのため
コンデンサやインダクタの定数を変える必要がなく、構
成が簡単となって装置の小型化が図れるとともに、コス
トの低減が図れ、また動作周波数の変化が小さくなるた
め、ノイズ発生帯域が狭くなりノイズ対策も容易となる
という効果がある。
【0051】請求項2の発明は、閉ループ手段として特
別なスイッチング素子を設ける必要がない。そのため構
成の簡単化が一層図れ、装置の小型化がより可能とな
る。請求項6の発明によれば、閉ループ手段をトランス
の2次巻線の両端間に接続したものであるから、トラン
スの2次側をグランド等の安定電位に落として使用する
場合、閉ループ手段の駆動が簡単となるという効果を奏
する。
【0052】また請求項7の発明は、トランスにリーケ
ージトランスを使用するので、放電灯点灯装置等に用い
る際に2次側に限流用素子を必要とすることがなく、装
置の一層の小型化が可能となるという効果がある。更に
請求項8の発明は、トランスに単巻トランスを使用した
ので、トランスの小型化が図れ、そのため装置の小型化
をより一層進めることができるとう効果がある。
【0053】請求項9の発明は、制御手段として、電源
電圧の変化に対して負荷回路への出力電圧を一定化する
自励駆動手段を設けたので、上記各発明の特徴を生かせ
た自励駆動回路を持つインバータ装置を実現することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の回路図である。
【図2】同上の動作説明用タイミングチャートである。
【図3】同上の具体例の一部省略した回路図である。
【図4】本発明の実施例2の一部省略した回路図であ
る。
【図5】本発明の実施例3の回路図である。
【図6】本発明の実施例4の回路図である。
【図7】同上の動作説明用タイミングチャートである。
【図8】同上の制御部を詳細に示した回路図である。
【図9】同上の具体例の一部省略した回路図である。
【図10】本発明の実施例5の一部省略した回路図であ
る。
【図11】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【図12】(a)は本発明の実施例6の一部省略した回
路図である。(b)は同上の変形例の一部省略した回路
図である。
【図13】本発明の実施例7の一部省略した回路図であ
る。
【図14】本発明の実施例8の一部省略した回路図であ
る。
【図15】本発明の実施例9の回路図である。
【図16】本発明の実施例10の回路図である。
【図17】本発明の実施例11の回路図である。
【図18】本発明の実施例12の一部省略した回路図で
ある。
【図19】本発明の実施例13の回路図である。
【図20】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【図21】従来例の回路図である。
【図22】同上の基本的構成を示す回路図である。
【図23】同上の動作説明用タイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ,S2 スイッチング素子 S0 スイッチング素子 T トランス C0 コンデンサ Vs 直流電源 CT 制御部 Ls インダクタ L0 負荷回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、1次巻線に中間タップを有し
    たトランスと、直流電源の一方の極とトランスの中間タ
    ップとの間に接続したインダクタと、トランスの1次巻
    線の両端と直流電源の他方の極との間に夫々接続した第
    1、第2のスイッチング手段と、トランスのインダクタ
    ンス成分と共振するコンデンサとを備え、トランスの2
    次巻線の両端間に負荷回路を接続し、第1、第2のスイ
    ッチング手段を交互にオン,オフすることによりコンデ
    ンサに共振電圧を発生させるインバータ装置において、
    コンデンサの電荷を放出する閉ループ手段と、コンデン
    サに発生する共振電圧が略零となった時点で閉ループ手
    段を一定期間オンし、このオン期間を可変して負荷回路
    への出力を制御する制御手段とを具備したことを特徴と
    するインバータ装置。
  2. 【請求項2】閉ループ手段として第1、第2のスイッチ
    ング手段を共振電圧が略零となった時点で、それまでオ
    ンしていたスイッチング手段を継続してオンするととも
    に、それまでオフしていたスイッチング手段をオンし
    て、両スイッチング手段が同時オンする期間を設け、こ
    の同時オンの期間を制御することを特徴とする請求項1
    のインバータ装置。
  3. 【請求項3】コンデンサをトランスの1次巻線の両端間
    に接続したことを特徴とする請求項1又は2記載のイン
    バータ装置。
  4. 【請求項4】コンデンサをトランスの2次巻線の両端間
    に接続したことを特徴とする請求項1又は2記載のイン
    バータ装置。
  5. 【請求項5】閉ループ手段をトランスの1次巻線の両端
    間に接続したことを特徴とする請求項3記載のインバー
    タ装置。
  6. 【請求項6】閉ループ手段をトランスの2次巻線の両端
    間に接続したことを特徴とする請求項3又は4記載のイ
    ンバータ装置。
  7. 【請求項7】トランスにリーケージトランスを使用した
    ことを特徴とする請求項1乃至6記載のインバータ装
    置。
  8. 【請求項8】トランスに単巻トランスを使用したことを
    特徴とする請求項1乃至7記載のインバータ装置。
  9. 【請求項9】制御手段として、電源電圧の変化に対して
    負荷回路への出力電力を一定化する自励駆動手段を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至8記載のインバータ装
    置。
  10. 【請求項10】直流電源は交流を整流若しくは整流平滑
    して直流を発生する電源部にて構成したことを特徴とす
    る請求項1乃至9記載のインバータ装置。
JP5107117A 1993-05-10 1993-05-10 インバータ装置 Withdrawn JPH06327265A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009139503A1 (ja) * 2008-05-15 2009-11-19 国立大学法人東京工業大学 電力変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009139503A1 (ja) * 2008-05-15 2009-11-19 国立大学法人東京工業大学 電力変換装置

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