JPH06326829A - 読み取り方法および書き込み・読み取り制御回路 - Google Patents

読み取り方法および書き込み・読み取り制御回路

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JPH06326829A
JPH06326829A JP5113389A JP11338993A JPH06326829A JP H06326829 A JPH06326829 A JP H06326829A JP 5113389 A JP5113389 A JP 5113389A JP 11338993 A JP11338993 A JP 11338993A JP H06326829 A JPH06326829 A JP H06326829A
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led
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circuit
gate
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幸夫 中村
Kazuo Tokura
和男 戸倉
Shigemitsu Horikawa
茂満 堀川
Tokio Sato
時夫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価な高速演算増幅器およびピーク/ホール
ド回路を必要としない読み取り方法および書き込み・読
み取り制御回路を提供すること。 【構成】 先ず、読み取り用スイッチ96aを閉じる
と、出力端子OUTには、LED90aのアノード電位
が出力される。 次に、読み取り用スイッチ96aを開
放し、読み取り用スイッチ96bを閉じる。このとき、
出力端子OUTの出力信号はLED90bのアノード電
位が出力され、LED90aに対しては、充電用スイッ
チ98aが閉じて電荷が充電される。他のLED90c
〜90xに対しても順次に同様の走査を行って、1ライ
ンの出力信号が出力端子OUTから出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置に
代表される、書き込み(印刷)機能と原稿読取機能を有
する装置の読み取り方法および書き込み・読み取り制御
回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の書き込み(印刷)
機能と原稿読み取り機能を有する装置、例えばファクシ
ミリ装置、においては、書き込みに際して、感光ドラム
を帯電器によって一様に帯電させ、この感光ドラムに露
光光源からの光を選択的に照射することによって静電潜
像を形成する。露光光源としては、レーザ、LED(発
光ダイオード)、或は、蛍光灯または冷陰極管と液晶シ
ャッタとを組み合わせたものも用いられている。感光ド
ラム表面に形成された静電潜像は、現像器によって現像
されてトナー像となり、このトナー像は転写器によって
用紙に転写され、定着器によって用紙上に定着される。
【0003】ところで、書き込み動作時に露光光源とし
て機能するLEDアレイを、読み取り動作時に電荷蓄積
方式の受光素子として使用した例が文献:「特開昭58
−157252号公報」に開示されている。ここでは、
従来から、例えばファクシミリ装置の制御回路に用いら
れている回路構成に基づいて、LEDを受光素子として
用いた例について説明する。
【0004】先ず、LEDの光センサとしての機能につ
いて説明する。
【0005】原稿の読み取りに際して、PN接合素子で
あるLEDに逆バイアスを与えると、LEDは微小容量
のコンデンサとして機能して電荷を充電する。電荷が充
電されたLEDのPN接合面に光を照射すると、光によ
って励起された電子の移動が起こり、充電された電荷が
放電される。この放電される電荷量はLEDに照射する
光の強さに比例することが知られている。このため、L
EDは光センサとしても広く用いられている。
【0006】LEDに照射された光の強弱を読み取る方
法には、LEDの光電流を直接読み取る非蓄積方式とP
N接合の接合容量を利用して出力を得る電荷蓄積方式が
ある。
【0007】次に、図10および図11を参照して、こ
の発明で採用する電荷蓄積方式の読み取り方法の従来例
について説明する。
【0008】図10は、従来の電荷蓄積方式の読み取り
の動作原理の説明図であり、LEDアレイおよびスイッ
チからなる回路図である。図11は、読み取り動作時の
タイムチャートである。
【0009】このLEDアレイおよびスイッチからなる
回路図は、図10に示す様に、n個のLED10a〜n
を具え、各LED10a〜10nのPN接合容量をそれ
ぞれCa〜Cnで表す。各LED10a〜10nのカソ
ード側の端子12a〜12nにはそれぞれバイアス電圧
B が印加され、アノード側の端子14a〜14nは、
それぞれスイッチSW1〜SWnを介して出力端子OU
Tに接続されている。出力端子OUTは負荷抵抗Rを経
て接地されている。但し、nは正の整数を表す。
【0010】以下、図10に示すLED10aに着目し
て、読み取り動作を説明する。
【0011】先ず、SW1を閉じると、抵抗値Rの負荷
抵抗にはLED10aを流れる光電流IL と、PN接合
容量Caに対する充電電流IC が流れ、出力端子OUT
に(IL +IC )Rで表される電圧が出力される。次
に、SW1を開放する。SW1を開放している間に、L
ED10aに光が照射されると、LED10aの接合容
量Caに充電された電荷は、光の照射量に比例して放電
される。次に、SW1を再び閉じると、充電電流が流
れ、放電された電荷量が再び充電される。このとき負荷
抵抗Rを流れる充電電流の量は、放電された電荷量に比
例する。従って、SW1を再び閉じたときに負荷抵抗R
を流れる電流を検出し、この電流値と負荷抵抗Rとの積
を出力電圧として、SW1が開いている間にLEDに照
射された光の照射量を検出することができる。
【0012】原稿の読み取りに際しては、図11に示す
様に、SW1〜SWnを順次に開閉して(図11のSW
1〜SWn)、LED10a〜10nそれぞれの充電電
流のピーク値を検出し、これをA/D変換して1ライン
分の読み取り動作を行う(図11のOUT)。この1ラ
イン分の読み取り動作を繰り返すことにより、原稿を読
み取ることができる。
【0013】次に、図12および図13を参照して、L
EDを露光光源および光センサとして機能させるため
の、書き込み・読み取り制御回路の従来例について説明
する。
【0014】図12は、従来の書き込み読み取り制御回
路の回路ブロック図である。
【0015】従来例の書き込み・読み取り制御回路は、
nビットのシフトレジスタ16、nビットのラッチ回路
18、ANDゲート群20およびドライバ/SW回路2
2を具えている。LED24は、このドライバ/SW回
路22により露光光源および光センサとして機能する。
また、このLED24のカソード端子は、切り替えスイ
ッチ26により、バイアスまたはGNDに接続すること
ができる。また、ドライバ/SW回路22からの出力信
号は読み取り信号増幅器28を介して出力される。
【0016】次に、LEDドライバ/SW回路22につ
いて説明する。
【0017】図13は、図12に示したLEDドライバ
/SW回路22の部分詳細図であり、図12に示す部分
と同一の構成および機能を有する部分には同一の符号を
付してある。
【0018】ドライバ/SW回路22は、スイッチング
回路30と、このスイッチング回路30を制御する制御
ゲート回路32とを各LED24毎に具えている。
【0019】以下、1つのLED24に対するスイッチ
ング回路30および制御ゲート回路32について説明す
る。
【0020】スイッチング回路30は、LED駆動トラ
ンジスタ34、スピードアップスイッチング素子36、
読み取り用スイッチング素子38を以って構成してあ
る。各素子34、36および38のそれぞれの第1端子
40、42および44は、電流制御抵抗46を経てLE
D24のアノード端子48に接続されている。
【0021】また、LED24のカソード端子50は、
基準電位点(GND)またはバイアス電位点(Bia
s)に接続されている。
【0022】また、LED駆動トランジスタ(以下、第
1スイッチング素子とも称する)34の第2端子52に
は、LED駆動用電圧VL が印加されており、スピード
アップスイッチング素子(以下、第2スイッチング素子
とも称する)36の第2端子54は、GNDに接続され
ており、読み取り用素子(以下、第3スイッチング素子
とも称する)38の第2端子56は、信号増幅器28を
介して出力端子OUTに接続されている。各スイッチン
グ素子34、36および38のそれぞれの制御端子5
8、60および62は制御ゲート回路32に接続されて
いる。
【0023】第1スイッチング素子34の制御端子58
は、第1ANDゲート64の出力端子66に接続し、こ
の第1ANDゲート64の入力端子68には、読み取り
/書き込み(R/W)信号およびデータ信号とが入力さ
れる。
【0024】また、第2スイッチング素子36の制御端
子60は、第2ANDゲート70の出力端子72に接続
し、この第2ANDゲート70の入力端子74には、R
/W信号およびインバータ76を経たデータ信号とが入
力される。
【0025】また、第3スイッチング素子38の制御端
子62は、第3ANDゲート78の出力端子80に接続
し、この第3ANDゲート78の入力端子82には、デ
ータ信号とインバータ84を経たR/W信号とが入力さ
れる。
【0026】次に、従来例の制御回路の動作原理につい
て説明する。
【0027】書き込み動作について 先ず、書き込み(印刷)動作について説明をする。書き
込み動作をするためには、先ず、書き込み/読み取り切
り替えSW26をGND側に接続し、LED24のカソ
ード端子50をGNDと接続する。また、R/W信号を
論理的な”1”に固定する。この結果、読み取り用スイ
ッチング素子38は、データの状態(”1”または”
0”)によらずオフの状態を保つ。
【0028】次に、書き込むべきデータをnビットのシ
フトレジスタ16に入力する。入力されたデータはクロ
ック信号に同期してnビットシフトレジスタの各段をシ
フトしていく。1ライン分のデータをnビットのシフト
レジスタ16に満たした後、ロード信号を与えることに
よりこのデータはnビットのラッチ回路18に保持され
る。保持されたこのデータはLED24の発光時間を制
御するストローブ信号とANDゲート群20でANDが
取られ、ドライバ/SW回路22の入力となる。
【0029】次に、ドライバ/SW回路22の動作を説
明する。
【0030】ドライバ/SW回路22に入力されたデー
タが”1”の場合は、LED駆動トランジスタ34をオ
ン状態にし、スピードアップスイッチング素子36をオ
フ状態にする。その結果、LED24が点灯する。一
方、データが”0”の場合は、LED駆動トランジスタ
34をオフ状態にし、スピードアップスイッチング素子
36をオン状態にする。その結果、LED24が消灯す
る。
【0031】このように、入力されたデータによってL
ED駆動トランジスタ34またはスピードアップスイッ
チング素子36のいずれか一方のみがオンとなる。
【0032】読み取り動作について 次に、読み取り動作について説明する。読み取り動作を
するためには、先ず、書き込み/読み取り切り替えSW
26をバイアス(Bias)側に接続し、LED24の
カソード端子50にバイアス電圧を印加する。また、R
/W信号を論理的な”0”、ストローブ信号を”1”に
それぞれ固定する。この結果、LED駆動トランジスタ
34およびスピードアップスイッチング素子36は、デ
ータの状態(”0”または”1”)に依らずオフ状態を
保つ。
【0033】次に、シフトレジスタ16にデータ信号と
してクロック1周期分の論理的な”1”を入力すると、
そのデータ信号はクロック信号に同期してnビットのシ
フトレジスタ16の各段をシフトしていく。一方、ラッ
チ回路18にはロード信号を入力する。このロード信号
は、クロック信号をシフトレジスタのシフト動作確定時
間だけ遅延させた信号であり、このロード信号を入力す
ることによりnビットのシフトレジスタの各段のデ−タ
がラッチ回路18に保持される。ここで注目すべきこと
は、nビットのラッチ回路が、”1”のデータを保持し
ているのは、常に、そのうちの1ビットである。ラッチ
回路18の出力はANDゲート群20を経てドライバ/
SW回路22に入力される。
【0034】次に、ドライバ/SW回路22の動作を説
明する。ANDゲート群20からの各データ信号は、R
/W信号(”0”)と共に、ゲート回路群32に入力さ
れる。
【0035】読み取り信号入力用スイッチング素子38
は、データが”0”の場合はオフ状態になり、データ
が”1”の場合はオン状態になってLED24からの出
力信号を信号増幅回路28を介して出力端子OUTに出
力する。出力信号は使用用途に適した信号処理がなされ
て利用される。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
書き込み読み取り制御回路では、読み取り動作時に、読
み取りデータが、LEDの接合容量に対する充電電流の
ピーク値で与えられる。そして、この微小かつ高速であ
る信号をA/D変換器に入力可能な信号強度にまで増幅
するには、例えば数百MHzの高速演算増幅器を数段重
ねなければならない。さらに、読み取り信号がピーク波
形で得られるため、A/D変換をするには、ピーク/ホ
ールド回路が必要となり、書き込み・読み取り制御回路
の周辺回路が複雑となり、装置全体が高価になる欠点を
持っていた。
【0037】また、従来の書き込み・読み取り機能共有
装置において、書き込み・読み取りヘッド(以下、LE
Dヘッドとも称する)は、複数のLEDアレイで以って
構成されていた。このため、読み取り動作時に、多くの
LEDアレイ(以下、チップとも称する)から出力され
た読み取り信号が、基板上に引き回された共通の配線上
に接続されていた。その結果、出力波形に歪み、ノイズ
が生じて読み取り性能の低下を余儀なくされていた。
【0038】従って、この発明の第1の目的は、高価な
高速演算増幅器およびピーク/ホールド回路を必要とし
ない読み取り方法および書き込み・読み取り制御回路を
提供することにある。
【0039】また、この発明の第2の目的は、出力波形
の歪みおよびノイズの発生を抑制した読み取り性能の高
い書き込み・読み取り制御回路を提供することにある。
【0040】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この出願に係る第1の発明の読み取り方法によれ
ば、電子写真方式の書き込み・読み取り機能共有装置に
おいて、書き込み動作時に露光光源として機能するLE
D(発光ダイオード)アレイを、読み取り動作時に電荷
蓄積方式の受光素子として読み取りを行うにあたり、L
EDアレイを構成する個々のLEDに対し周期的に同一
の充電期間と同一の非充電期間とを設定し、充電期間が
個々のLD同士で重複しないようにLED毎の充電期間
の開始時刻を順次ずらし、非充電期間中であって充電期
間開始直前に、LEDのアノード電圧を検出することに
よって、LEDに照射された光量を検出することを特徴
とする。
【0041】また、第1発明を実施するにあたり、LE
Dアレイのうち、n段目のLEDの充電期間にn+1段
目のLEDの光量検出を行うと良い。
【0042】但し、nは正の整数を表す。
【0043】また、この出願に係る第2の発明の書き込
み・読み取り制御回路によれば、書き込み動作時の露光
光源として機能するLED(発光ダイオード)アレイ
を、読み取り動作時に、電荷蓄積方式の受光素子として
用いる電子写真方式の書き込み・読み取り機能共有装置
の書き込み・読み取り制御回路であって、シフトレジス
タ、このシフトレジスタからのデータを保持するラッチ
回路、および、該ラッチ回路からのデータにより駆動す
るドライバ/SW回路を具え、該ドライバ/SW回路
に、スイッチング回路と該スイッチング回路を制御する
制御ゲート回路とをLEDアレイを構成する各LED毎
に具えてなる書き込み・読み取り制御回路において、ス
イッチング回路は、LEDのアノード端子へLED駆動
用電圧を印加するために設けられ、かつ、書き込み動作
時に前記LEDを点灯させる場合は、オン状態となり、
LEDを消灯させる場合は、オフ状態となり、かつ、読
み取り動作時にはオフ状態を保つ第1スイッチング素子
と、LEDの前記アノード端子を接地するために設けら
れ、かつ、書き込み動作時にLEDを点灯させる場合は
オフ状態となり、LEDを消灯させる場合はオン状態と
なり、かつ、読み取り動作時のLED充電期間中はオン
状態となり、LEDの非充電期間はオフ状態となる第2
スイッチング素子と、LEDの前記アノード端子と出力
端子とを接続するために設けられ、かつ、書き込み動作
時にオフ状態を保ち、かつ、読み取り動作時のLDEの
充電期間中はオフ状態となり、LEDの非充電期間中の
充電期間の開始直前にオン状態となる第3スイッチング
素子とを具えることを特徴とする。
【0044】また、第2の発明を実施するにあたり、シ
フトレジスタ回路およびラッチ回路は、ドライバ/SW
回路のビット数よりも1つ多いビット数をそれぞれ具え
ると良い。
【0045】また、第2の発明を実施するにあたり、L
EDアレイ毎に、LEDアレイからの出力信号のバッフ
ァアンプおよびこのバッファアンプを制御するLEDチ
ップ選択回路とを具えると良い。
【0046】また、第2の発明を実施するにあたり、シ
フトレジスタは第1および第2シフトレジスタから成
り、ドライバ/SW回路は、スイッチング回路と制御ゲ
ート回路を以って構成してあり、第1、第2および第3
スイッチング素子のそれぞれの第1端子は、LEDのア
ノード端子に接続されており、LEDのカソード端子
は、GND端子またはバイアス端子に接続されており、
第1スイッチング素子の第2端子には、LED駆動用電
圧が印加されており、第2スイッチング素子の第2端子
は、GNDに接続されており、第3スイッチング素子の
第2端子は、出力端子に接続されており、第1、第2お
よび第3スイッチング素子のそれぞれの制御端子は制御
ゲート回路に接続されており、および、制御ゲート回路
は、ANDゲート、XORゲートを以って構成され、A
NDゲートの出力端子は、LED駆動トランジスタの制
御端子に接続され、XORゲートの出力端子は、スイッ
チング素子の制御端子に接続され、ANDゲートおよび
XORゲートのそれぞれの2つの入力端子は、R/W端
子および第1シフトレジスタ由来のDATA端子の両端
子に接続され、第3スイッチング素子の制御端子は、第
2シフトレジスタに接続されてなることが望ましい。
【0047】また、第2の発明を実施するにあたり、第
2スイッチング素子は、スピードアップスイッチング素
子と充電用スイッチング素子とからなり、第1、第2お
よび第3スイッチング素子のそれぞれの第1端子は、L
EDのアノード端子に接続されており、LEDのカソー
ド端子は、GND端子またはバイアス端子に接続されて
おり、第1スイッチング素子の第2端子には、LED駆
動用電圧が印加されており、第2スイッチング素子の第
2端子は、GNDに接続されており、第3スイッチング
素子の第2端子は、出力端子に接続されており、第1、
第2および第3スイッチング素子のそれぞれの制御端子
は制御ゲート回路に接続されており、および、制御ゲー
ト回路は、第1ANDゲートと第1NANDゲートと、
第2NANDまたは第2ANDゲートのいずれか一方と
を具え、ANDゲートの出力端子は、第1スイッチング
素子の制御端子に接続され、ANDゲートの入力端子
は、DATA端子、STROBE信号端子およびNAN
Dゲートを経てR/W信号端子に接続され、第1NAN
Dゲートの出力端子は、スピードアップスイッチング素
子の制御端子に接続され、第1NANDゲートの入力端
子は、ANDゲートの出力端子およびNANDゲートを
経てR/W信号端子に接続され、第2ANDまたは第2
NANDゲートの入力端子は、DATA端子、NAND
ゲートを経てR/W信号端子およびNANDゲートを経
てSTROBE信号端子に接続され、第2ANDまたは
第2NANDゲートの出力端子は、第3スイッチング素
子の制御端子に接続され、充電用スイッチング素子の制
御端子は、次の段の第3電極の制御端子と接続されてい
ることが望ましい。
【0048】
【作用】この発明の読み取り方法によれば、 非充電期
間中であって充電期間開始直前に、LEDのアノード電
位を検出することによって、LEDに照射された光量を
検出する。このアノード電位の時間変化は、充電電流の
時間変化に比べて緩やかなである。このため、読み取り
情報の信号処理に必要な電圧レベルまで増幅する演算増
幅器として従来に比べて安価な低速品を用いることがで
きる。また、出力信号の時間変化が緩やかであるため、
A/D変換のためのピーク/ホールド回路が不要とな
る。その結果、従来よりも安価な書き込み・読み取り機
能共有装置を提供することができる。
【0049】また、この発明の書き込み・読み取り制御
回路によれば、LEDのアノード端子と出力端子とを接
続するために設けられ、かつ、書き込み動作時にオフ状
態を保ち、かつ、読み取り動作時のLDEの充電期間中
はオフ状態となり、LEDの非充電期間中の充電期間の
開始直前にオン状態となる第3スイッチング素子をを具
える。このため、上述したこの発明の読み取り方法を実
現することができる。
【0050】また、出力制御付きバッファアンプによ
り、選択されたチップの読み取り信号のみ出力すること
ができる。このため、チップ選択機能付きバッファアン
プをIC内に設けたことにより、読み取り出力信号の波
形の歪みおよびノイズの低減を図ることができる。その
結果、高品質の書き込み・読み取り機能共有装置を提供
することができる。
【0051】
【実施例】以下、図面を参照して、この出願に係る各発
明の実施例につて説明する。尚、以下に参照する図は、
各発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、形状お
よび配置関係を概略的に示してあるにすぎない。従っ
て、この発明は図示例にのみ限定されるものでないこと
は明らかである。
【0052】第1実施例 図1は、第1の発明の読み取り方法の説明に供する回路
図である。
【0053】第1実施例の回路では、x個のLED90
a〜90xを設け、各LED90a〜90xのPN接合
容量をそれぞれCa〜Cxで表している。LED90a
〜90xを光センサとして機能させるために、各LED
90a〜xのカソード端子92a〜92xはそれぞれバ
イアス電圧が印加されている。一方、アノード端子94
a〜94xはそれぞれ読み取り用スイッチ96a〜96
xを介して出力端子OUTに接続され、かつ、アノード
端子94a〜94xは充電用スイッチ98a〜98xを
介して接地している。但し、ここでxは正の整数を表
す。
【0054】次に、図2を参照して、図1に示す回路の
動作原理について説明する。図2は、図1の回路の動作
原理の説明に供するタイムチャートである。
【0055】充電用スイッチ98a〜98xを周期的に
導通および非導通状態(オンおよびオフ状態)にする
と、図2に一例を示したようにSW98a〜98cも周
期的に導通および非導通状態なり、いわゆる開閉を繰り
返す。この充電用スイッチが導通状態の期間は、対応す
る接合容量Ca〜Cxのいずれかが充電されるので、こ
の期間を充電期間とし、また、この充電用スイッチが非
導通状態の期間は、接合容量が非充電状態となるので、
この期間を非充電期間と設定する。これらの充電期間お
よび非充電期間は、各充電用スイッチ98a〜98cの
いずれに対してもそれぞれ同一の長さの期間とする。
【0056】ここで、1つのLED90aに注目する
と、充電期間のLED90aのアノード電位は、図2の
アノード電位のタイムチャートに示す様に、接地電位を
基準として0Vである。アノード電位は充電期間直後か
ら非充電期間にLEDに当たった光の量に比例して、バ
イアス電圧に向かって上昇する。これは、非充電期間中
に、LED90aの接合容量Caに充電された電荷が光
の照射量に比例して放電されるためである。そこで、非
充電期間中であって充電期間開始直前に、LED90a
のアノード電位を検出することによって、LED90a
に照射された光量を検出する。
【0057】また、各LED90a〜90xの充電期間
は、充電期間が個々のLED90同士で重複しないよう
にLED90毎の充電期間の開始時刻を順次ずらしてあ
る。この実施例では、読み取り用スイッチ96a〜96
xを、図2に一例を示したSW98a〜cのタイムチャ
ートの用に開閉することによって、n段目のLED90
nの充電期間にn+1段目のLED90n+1の光量検
出を行う。但し、nは正の整数を表す。
【0058】先ず、読み取り用スイッチ96aを閉じる
と、出力端子OUTには、LED90aのアノード電位
が出力される。
【0059】次に、読み取り用スイッチ96aを開放
し、読み取り用スイッチ96bを閉じる。このとき、出
力端子OUTの出力信号は図2のOUTのタイムチャー
トに示す様に、LED90bのアノード電位が出力さ
れ、LED90aに対しては、充電用スイッチ98aが
閉じて電荷が充電される。他のLED90c〜90xに
対しても順次に同様の走査を行って、1ラインの出力信
号が出力端子OUTから出力する。
【0060】第2実施例 以下、図3および図4を参照して、第1の発明の読み取
り方法およびその実現を図るための第2発明の書き込み
・読み取り制御回路の例について、第2実施例として説
明する。
【0061】図3は、第2実施例の書き込み・読み取り
制御回路の説明に供する回路ブロック図である。図4
は、図3に示すドライバ/SW回路100の部分詳細図
である。
【0062】第2実施例の書き込み・読み取り制御回路
によれば、書き込み動作時の露光光源として機能するL
ED(発光ダイオード)アレイを、読み取り動作時に、
電荷蓄積方式の受光素子として用いる電子写真方式の書
き込み・読み取り機能共有装置の書き込み・読み取り制
御回路である。
【0063】この書き込み・読み取り制御回路は、第1
および第2シフトレジスタ102および104、第1シ
フトレジスタ102からのデータを保持するラッチ回路
106、および、このラッチ回路106からのデータ信
号により駆動するドライバ/SW回路100を具えてい
る。
【0064】このドライバ/SW回路100は、スイッ
チング回路108とこのスイッチング回路108を制御
する制御ゲート回路110とをLEDアレイを構成する
各LED毎に具えている。
【0065】このスイッチング回路108は、第1、第
2および第3スイッチング素子112、114および1
16を以って構成してある。
【0066】第1スイッチング素子112は、LED1
24のアノード端子126へLED駆動用電圧VL を印
加するために設けられ、かつ、書き込み動作時にLED
124を点灯させる場合は、ON状態となり、LED1
24を消灯させる場合は、OFF状態となり、かつ、読
み取り動作時にはOFF状態を保つ様に制御される。
【0067】また、第2スイッチング素子114は、L
ED124のアノード端子126を接地するために設け
られ、かつ、書き込み動作時にLED124を点灯させ
る場合はOFF状態となり、LED124を消灯させる
場合はON状態となり、かつ、読み取り動作時のLED
124の充電期間中はON状態となり、LED124の
非充電期間はOFF状態となる様に制御される。
【0068】また、第3スイッチング素子116は、L
ED124のアノード端子126と出力端子OUTとを
接続するために設けられ、かつ、書き込み動作時にOF
F状態を保ち、かつ、読み取り動作時のLDE124の
充電期間中はOFF状態となり、LED124の非充電
期間中の充電期間の開始直前にON状態となる様に制御
される。
【0069】尚、第2および第3スイッチング素子は、
第1実施例の回路の充電用スイッチおよび読み取りスイ
ッチにそれぞれ機能が対応している。
【0070】第1、第2および第3スイッチング素子1
12、114および116のそれぞれの第1端子11
8、120および122は、LED124のアノード端
子126に接続されている。また、LED124のカー
ド端子128は、GND端子またはバイアス(Bia
s)端子に接続されている。また、第1スイッチング素
子112の第2端子130には、LED駆動用電圧VL
が印加されている。また、第2スイッチング素子114
の第2端子132は、GNDに接続されている。第2ス
イッチング素子114は、第1スイッチング素子112
をオフにしたときに、LED124のアノード電位を速
やかにGNDレベルへ下げてLED124の消灯時間を
早めるために設けられている。第3スイッチング素子1
16の第2端子134は、出力端子OUTに接続されて
いる。
【0071】次に、制御ゲート回路について説明する。
【0072】第1および第2スイッチング素子112お
よび114のそれぞれの制御端子136および138
は、制御ゲート回路110に接続されいる。この制御ゲ
ート回路110は、ANDゲート140、XORゲート
142を以って構成されている。また、ANDゲート1
40の出力端子144は、第1スイッチング素子112
の(LED駆動トランジスタ)の制御端子136に接続
されている。また、XORゲート142の出力端子14
6は、第2スイッチング素子114の制御端子138に
接続されている。そして、ANDゲート140およびX
ORゲート142のそれぞれの2つの入力端子148お
よび150には、R/W信号および第1シフトレジスタ
102由来のデータ信号の両方がそれぞれ入力される。
さらに、第3スイッチング素子116の制御端子152
は、第2シフトレジスタ104に接続されている。
【0073】次に、第2実施例の書き込み・読み取り制
御回路の動作について説明する。
【0074】先ず、書き込み動作について説明する。
【0075】準備操作として、書き込み・読み取り切り
替えスイッチ154を切り替えて、LED124のカソ
ード端子128をGNDに接続する。そして、R/W信
号を論理的な”1”に固定する。
【0076】第1シフトレジスタ102に入力される書
き込みデータ信号は、クロック信号に同期してnビット
の第1シフトレジスタ102の各段(桁)をシフトして
いく。1ライン分のnビットのデータを第1シフトレジ
スタ102に転送後、第1シフトレジスタ102の各段
のデータは、ロード信号によりそのビットに対応するn
ビットのラッチ回路106に保持される。保持された各
データ信号は、ストローブ信号と発光時間制御用のAN
Dゲート群107によりANDを取られ、ドライバ/S
W回路100に入力される。
【0077】また、論理的に”0”であるスキャン信号
を第2シフトレジスタ104に入力する。入力されたス
キャン信号は、第2シフトレジスタ104からドライバ
/SW回路100の第3スイッチング素子116の制御
端子152に直接入力される。このため、第3スイッチ
ング素子116は、書き込み動作時にオフ状態を保つ。
【0078】次に、ドライバ/SW回路100の動作に
ついて説明する。
【0079】ドライバ/SW回路100に入力されたデ
ータ信号と、R/W信号は、それぞれANDゲート14
0およびXORゲート142両方の入力端に入力され
る。
【0080】入力されたデータ信号が”1”の場合、A
NDゲート140は第1スイッチング素子112をオン
状態にし、XORゲート142は第2スイッチング素子
114をオフ状態にする。その結果、第1スイッチング
素子112を介してLED124のアノード端子126
にLED駆動用の電圧VL が印加され、LED124が
点灯する。
【0081】一方、入力されたデータ信号が”0”の場
合、ANDゲート140は第1スイッチング素子112
をオフ状態にし、XORゲート142は第2スイッチン
グ素子114をオン状態にする。その結果、第1スイッ
チング素子112を介してLED124のアノード端子
126は接地され、LED124は速やかに消灯する。
【0082】このように、データ信号に従って第1また
は第2スイッチング素子112または114のいずれか
一方だけがオン状態となる様に制御される。
【0083】次に、読み取り動作について説明する。
【0084】準備操作として、書き込み・読み取り切り
替えスイッチを切り替えて、LED124のカソード端
子128にバイアス電圧VB を印加する。そして、R/
W信号を論理的な”0”、ストローブ信号を論理的な”
1”に固定する。
【0085】データ信号として、第1シフトレジスタ1
02にクロック1周期分の論理的な”1”を入力する
と、そのデータ信号は、クロック信号に同期してnビッ
トの第1シフトレジスタ102の各段をシフトしてい
く。ロード信号として、クロック信号からnビットの第
1シフトレジスタ102のシフト動作確定時間を遅延さ
せた信号を入力することにより、シフトレジスタ102
の各段のデータ信号はnビットのラッチ回路106に保
持される。ここで、注目すべきことは、ラッチ回路10
6の各ビットの うち、”1”のデータを保持している
のは、常に、複数あるビットのうちの1ビットのみとい
うことである。ラッチ回路106の出力は、ANDゲー
ト回路群107を経てドライバ/SW回路100に入力
される。
【0086】また、スキャン信号は、データ信号よりも
1クロック分早く、かつ、クロック1周期分の論理的
な”1”をもつ信号であり、第2シフトドライバ104
を経て第3スイッチング素子116の制御端子152に
入力される。
【0087】以下、1つのLEDに対応するスイッチン
グ回路108および制御ゲート回路110に着目して動
作を説明する。
【0088】入力たされたデータ信号と、R/W信号
は、それぞれANDゲート140およびXORゲート1
42両方の入力端に入力される。
【0089】R/W信号が”0”に固定されているの
で、ANDゲート140の出力は常に”0”になり、第
1スイッチング素子112はオフ状態を保つ。一方、X
ORゲート142の出力は、データ信号が”1”の場合
は”1”を出力して第2スイッチング素子114をオン
状態にする。第2スイッチング素子114がオン状態の
とき、LED124のアノード端子136はGNDに接
続され、LED124は充電期間となる。逆に、データ
信号が”0”の場合、XORゲートは”0”を出力して
第2スイッチング素子114をオフ状態にする。第2ス
イッチング素子がオフ状態のとき、LEDは非充電期間
となる。
【0090】第3スイッチング素子116は、スキャン
信号(SCAN)により、第2スイッチング素子114
がオン状態になって充電期間が開始されるタイミングよ
りも少なくとも1クロック分早くオン状態となる。第3
スイッチング素子116がオン状態になると、LED1
24のアノード電位が出力信号として出力端子OUTに
出力される。ここで、バイアス電圧VL が5Vの場合、
光の強度にもよるが、アノード電位は数十〜数百mV程
度になる。出力信号の増幅率は、信号処理は用途にもよ
るが、通常数十倍で済む。その上、出力信号の時間変化
が充電電流を検出する場合よりも緩やかなので、信号増
幅回路に数MHzの周波数で動作する安価なものを使用
できる。
【0091】他のLED124に対しても、順次にアノ
ード電位を出力することによって、読み取り動作を行う
ことができる。
【0092】第3実施例 以下、図5および図6を参照して、第1の発明の読み取
り方法およびその実現を図るための第2発明の書き込み
・読み取り制御回路の例について、第3実施例として説
明する。
【0093】図5は、第3実施例の書き込み・読み取り
制御回路の説明に供する回路ブロック図である。図6
は、図5に示すドライバ/SW回路の部分の詳細図であ
る。
【0094】第3実施例の書き込み・読み取り制御回路
は、n+1ビットのシフトレジスタ202、シフトレジ
スタ202からのデータを保持するn+1ビットのラッ
チ回路206、および、このラッチ回路206からのデ
ータにより駆動するnビットのドライバ/SW回路20
0を具えている。
【0095】また、第3実施例では、LED224から
なるLEDアレイ毎に、LEDアレイからの出力信号の
バッファアンプ272と、このバッファアンプ272を
制御するためにフリップフロップ274からなるLED
チップ選択回路274とを具えている。
【0096】第3実施例のドライバ/SW回路200
は、スイッチング回路208とこのスイッチング回路2
08を制御する制御ゲート回路210とを各LED22
4毎に具えている。このスイッチング回路208は、第
1、第2および第3スイッチング素子212、214お
よび216を以って構成してある。
【0097】第3実施例では、第1スイッチング素子2
12は、P型MOSFETを用いる。また、第2スイッ
チング素子214は、スピードアップスイッチング素子
(以下、スピードアップ素子とも称する)214aと充
電用スイッチング素子214bとからなり、スピードア
ップスイッチング素子214aにはN型MOSFETを
用い、充電用スイッチング素子214bにはN型MOS
FETを用いる。また、第3スイッチング素子216
は、N型MOSFET216aとP型MOSFET21
6bとからなる。
【0098】尚、充電用スイッチング素子214bおよ
び第3スイッチング素子216は、第1実施例の回路の
充電用スイッチ98および読み取り用スイッチ96にそ
れぞれ機能が対応している。
【0099】また、第1、スピードアップ、充電用、お
よび第3スイッチング素子212、214a、214b
および216のそれぞれの第1端子218、220a、
220bおよび222は、LED224のアノード端子
226に接続されている。LED224のカソード端子
228は、GNDまたはバイアスに接続されている。
【0100】また、第1スイッチング素子212の第2
端子230には、LED駆動用電圧VL が印加されてお
り、第2スイッチング素子214の第2端子232は、
GNDに接続されており、第3スイッチング素子216
の第2端子234は、出力端子OUTに接続されてい
る。
【0101】また、第1、スピードアップ、および第3
スイッチング素子212、214a、214bおよび2
16の制御端子236、238a、238bおよび24
0はそれぞれ制御ゲート回路210に接続されている。
【0102】制御ゲート回路210は、第1ANDゲー
ト242、第1NANDゲート244および第2NAN
D246を具えている。
【0103】第1ANDゲート242の出力端子248
は、第1スイッチング素子212の制御端子236に接
続され、第1ANDゲート242の入力端子250に
は、データ信号、ストローブ(STROBE)信号およ
びR/W信号が入力される。
【0104】また、第1NANDゲート244の出力端
子254は、スピードアップ素子214aの制御端子2
38aに接続され、第1NANDゲート244の入力端
子256は、第1ANDゲート242の出力端子248
およびインバータ252を経てR/W信号端子に接続さ
れている。
【0105】第2NANDゲート246の出力端子26
0は、第3スイッチング素子216のP型MOSFET
216aの制御端子262に直接接続し、また、インバ
ータ264を介して第3スイッチング素子216のN型
MOSFET216bの制御端子266に接続されてい
る。第2NANDゲート246の入力端子には、データ
信号、インバータ252を経たR/W信号およびインバ
ータ268を経たSTROBE信号が入力される。
【0106】また、充電用スイッチング素子214bの
制御端子238bは、次の段の第3電極の制御端子26
6と接続されている。
【0107】また、第3実施例では、LEDアレイ毎の
出力端子OUTにLEDアレイからの出力信号をバッフ
ァアンプ272具え、このバッファアンプ272を介し
て出力させる。このバッファアンプ272の活性状態お
よび不活性状態の切り替えは、LEDチップ選択回路で
あるフリップフロップ274によって制御される。この
フリップフロップ274には、n+1ビット(段)のシ
フトレジスタ202の1段目とn+1段目の出力が入力
される。
【0108】第3実施例の動作について 以下、第3実施例の書き込み・読み取り制御回路の動作
について説明する。
【0109】先ず、図7を参照して、書き込み動作につ
いて説明する。図7は、第3実施例の書き込み動作の説
明に供するタイムチャートである。
【0110】準備操作として、書き込み・読み取り切り
替えスイッチ276を切り替えて、LED224アレイ
のカソード端子228をGNDに接続する。そして、R
/W信号を論理的な”1”に固定する。
【0111】シフトレジスタ202に入力される書き込
みデータ信号は、クロック信号に同期してシフトレジス
タ202の各段をシフトしていく。1ライン分のデータ
をシフトレジスタ202に転送後、シフトレジスタ20
2の各段のデータ信号は、ロード信号によりそのビット
に対応するn+1ビットのラッチ回路206に保持され
る。保持された各データ信号は、nビットのドライバ/
SW回路200に入力される。
【0112】次に、ドライバ/SW回路200の動作に
ついて説明する。
【0113】R/W信号が”1”に固定されているの
で、第1NANDゲート244は充電用スイッチング素
子214bを書き込み動作中オフ状態に保ち、また、第
2NANDゲート246は第3スイッチング素子216
を書き込み動作中オフ状態に保つ。
【0114】入力されたデータ信号が”1”の場合、ス
トローブ信号が”1”の期間だけ、第1ANDゲート2
42は、第1スイッチング素子212をオン状態にし、
第1NANDゲート244はスピードアップ素子214
aをオフ状態にする。その結果、第1スイッチング素子
212を介してLED224のアノード端子226にL
ED駆動用の電圧VL が印加され、LED224が点灯
する。
【0115】一方、入力されたデータ信号およびストロ
ーブ信号のいずれか一方または双方が”0”の場合、第
1ANDゲート242は第1スイッチング素子212を
オフ状態にし、第1NANDゲート244はスピードア
ップ素子214aをオン状態にする。その結果、LED
224のアノード端子226が第1スイッチング素子2
12を介してGNDに接続されるので、LED224は
速やかに消灯する。
【0116】このように、データ信号に従って第1スイ
ッチング素子212またはスピードアップ素子214a
のいずれか一方だけがオン状態となる様に制御される。
【0117】次に、図8を参照して、読み取り動作につ
いて説明する。図8は、第3実施例の書き込み・読み取
り制御回路の動作の説明に供するタイムチャートであ
る。
【0118】準備操作として、書き込み・読み取り切り
替えスイッチ276を切り替えて、LED224のカソ
ード端子228にバイアス電圧VB を印加する。そし
て、R/W信号を論理的な”0”、ロード信号を論理的
な”1”、ストローブ信号を論理的な”0”に固定す
る。
【0119】データ信号として、n+1ビットのシフト
レジスタ202にクロック1周期分の論理的な”1”を
入力すると、そのデータ信号は、クロック信号に同期し
てシフトレジスタ202の各段をシフトしていく。ロー
ド信号が”1”に固定されているので、ラッチ回路20
6はスルー状態であり、シフトレジスタ202の各段の
データはそのままドライバ/SW回路200に入力され
る。
【0120】読み取り信号バッファアンプ272の出力
制御用のフリップフロップ(以下、F/Fとも称する)
274は、シフトレジスタ202の第1段目のデータ信
号出力でセット状態となり、バッファアンプ272の出
力を活性状態にする。また、F/F274は、シフトレ
ジスタ202のn+1段目のデータ信号出力でリセット
状態となり、バッファアンプ272の出力を不活性状態
にする。
【0121】ドライバ/SW回路200に入力されたデ
ータ信号は、制御ゲート回路210に入力される。
【0122】R/W信号が”0”に固定されているの
で、第1ANDゲート242の出力は常に”0”にな
り、第1スイッチング素子212はオフ状態を保つ。
【0123】次に、図8のシフトレジスタ出力のタイム
チャートに示す様に、先ず、ドライバ/SW回路200
の第1段目のデータ信号が”1”になると、図8の第3
スイッチング素子の開閉のタイムチャートに示す様に、
第1段目の第3スイッチング素子216がオン状態にな
る。その結果、1段目の第3スイッチング素子216に
接続した第1段目のLED224のアノード電位を出力
端OUTに出力する。
【0124】次に、データ信号が第1段目から第2段目
にシフトして、第2段目のデータ信号が”1”になる
と、第2段目の第3スイッチング素子216がオン状態
になるので、第2段目の第3スイッチング素子216に
接続したLED224のアノード電位を出力信号として
出力する。これ同時に、図8の充電用スイッチング素子
214bの開閉のタイムチャートに示す様に、第1段目
の充電用スイッチング素子214bがオン状態になる。
その結果、第1段目の充電用スイッチング素子214b
と接続したLED224は充電期間となり、接合容量を
充電する。
【0125】第3段目以降についても、順次に同様の動
作を繰り返して第n段目のLED224のアノード電位
を出力した後、第n+1段目のデータ信号により、第n
段目の充電用スイッチング素子214bをオン状態とす
ると共に、F/F274をリセットしてバッファアンプ
272を不活性状態にする。バッファアンプ272を介
して出力された出力信号は、信号増幅器(図示せず)に
よって増幅された後、使用用途に適した信号処理がなさ
れる。
【0126】第4実施例 以下、図9を参照して、第1の発明の読み取り方法およ
びその実現を図るための第2発明の書き込み・読み取り
制御回路の変形例について、第4実施例として説明す
る。図9は、第4実施例の書き込み・読み取り制御回路
の動作の説明に供するタイムチャートである。
【0127】第4実施例の書き込み・読み取り制御回路
の回路構成および基本的動作原理は、第3実施例と同じ
である。第4実施例では、隣接する第3スイッチング素
子が同時にオン状態になる可能性のある時間帯に、後段
の第3スイッチング素子をオフ状態とする。
【0128】第3実施例において、例えば、第n+1段
目の第3スイッチング素子216n+1がオン状態とな
って第n+1段目のLED224n+1から出力してい
る時には、第n段目の第3スイッチング素子216nは
オフ状態となり、第n段目の充電用スイッチング素子2
14b−nがオン状態となって、第n段目のLED22
4nは充電期間となっている。
【0129】ところが、スイッチング素子の動作遅延時
間のために、第n段目の第3スイッチング素子216n
と、第n段目の充電用スイッチング素子214b−nお
よび第n+1段目の第3スイッチング素子216n+1
とが同時にオン状態となることがある。このため、出力
信号を出力している第n+1段目のLED224n+1
の接合容量を第n段目の充電用スイッチング素子214
b−nおよび第n+1段目の第3スイッチング素子21
6n+1を介して充電してしまうことになる。その結
果、出力信号に誤差を与えることになる。
【0130】そこで、第4実施例では、図9に示す様
に、ある段の第3スイッチング素子と、その段の充電用
スイッチング素子または後段の第3スイッチング素子と
が同時にオン状態になる可能性のある時間帯に、その段
の充電用スイッチング素子および後段の第3スイッチン
グ素子をオフ状態とすることを目的として、SWオン禁
止信号を入力する。SWオン禁止信号は、クロック信号
から作製し、ラッチ回路から出力されるデータ信号とA
NDをとって、充電用スイッチング素子および第3スイ
ッチング素子の制御端子に入力して、スイッチオン禁止
期間を設定する。
【0131】上述した各実施例では、この出願に係る発
明を特定の材料を使用し、特定の条件で構成した例につ
いて説明したが、この発明は多くの変更および変形を行
うことができる。例えば、上述した実施例では、第3実
施例の書き込み・読み取り制御回路にバッファアンプを
設けたが、この発明では、第2実施例に示した書き込み
・読み取り制御回路にバッファアンプを設けても良い。
その場合、バッファアンプを制御するF/Fは、第2実
施例の第1段目のスキャン信号の立ち上がりでセット
し、第n段目のデータ信号の立ち上がりでリセットする
と良い。
【0132】尚、書き込み・読み取り制御回路は、通
常、ICの形で提供される。
【0133】
【発明の効果】この発明の読み取り方法および書き込み
・読み取り制御回路によれば、LEDのアノード電位を
読み取り動作時の出力信号として取り出す。このアノー
ド電位の時間変化は、充電電流の時間変化に比べて緩や
かである。このため、読み取り情報の信号処理に必要な
電圧レベルまで増幅する演算増幅器として従来に比べて
安価な低速品を用いることができる。また、出力信号の
時間変化が緩やかであるため、A/D変換のためのピー
ク/ホールド回路が不要となる。その結果、従来よりも
安価な書き込み・読み取り機能共有装置を提供すること
ができる。
【0134】また、出力制御付きバッファアンプによ
り、選択されたチップの読み取り信号のみ出力すること
ができる。このため、チップ選択機能付きバッファアン
プをIC内に設けたことにより、読み取り出力信号の波
形の歪みおよびノイズの低減を図ることができる。その
結果、高品質の書き込み・読み取り機能共有装置を提供
することができる。
【0135】このように、この発明の書き込み・読み取
り制御回路を使用することにより、高品質で低価格な書
き込み・読み取り装置を実現することができる。
【0136】また、この発明は、例えばファクシミリ装
置に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の読み取り方法の説明に供する回路
図である。
【図2】図1に示した回路の動作原理の説明に供するタ
イムチャートである。
【図3】第2実施例の書き込み・読み取り制御回路の説
明に供する回路ブロック図である。
【図4】図3に示したドライバ/SW回路の部分詳細図
である。
【図5】第3実施例の書き込み・読み取り制御回路の説
明に供する回路ブロック図である。
【図6】図5に示したドライバ/SW回路の部分の詳細
図である。
【図7】第3実施例の書き込み・読み取り制御回路の書
き込み動作の説明に供するタイムチャートである。
【図8】第3実施例の書き込み・読み取り制御回路の読
み取り動作の説明に供するタイムチャートである。
【図9】第4実施例の書き込み・読み取り制御回路の読
み取り動作の説明に供するタイムチャートである。
【図10】従来の読み取り動作説明図であって、LED
およびスイッチからなる回路図である。
【図11】従来の読み取り動作時のタイムチャートであ
る。
【図12】従来の書き込み・読み取り制御回路ブロック
図である。
【図13】従来の書き込み・読み取り制御回路の部分詳
細図である。
【符号の説明】
10a〜n:LED 12a〜n:カソード端子 14a〜n:アノード端子 SWa〜n:スイッチ Ca〜n:PN接合容量 OUT:出力 R:負荷抵抗 16:シフトレジスタ 18:ラッチ回路 20:ANDゲート群 22:ドライバ/SW回路 24:LED 26:切り替えスイッチ 28:信号増幅器 30:スイッチング回路 32:制御ゲート回路 34:LED駆動トランジスタ(第1スイッチング素
子) 36:スピードアップスイッチング素子(第2スイッチ
ング素子) 38:読み取りスイッチング素子(第3スイッチング素
子) 40:LED駆動トランジスタの第1端子 42:制御ゲート回路の第1端子 44:読み取りスイッチング素子の第1端子 46:電流制御端子 48:LEDのアノード端子 50:LEDのカソード端子 52:LED駆動トランジスタの第2端子 54:制御ゲート回路の第2端子 56:読み取りスイッチング素子の第2端子 58:LED駆動トランジスタの制御端子 60:制御ゲート回路の制御端子 62:読み取りスイッチング素子の制御端子 64:第1ANDゲート 66:第1ANDゲートの出力端子 68:第1ANDゲートの入力端子 70:第2ANDゲート 72:第2ANDゲートの出力端子 74:第2ANDゲートの入力端子 76:インバータ 78:第3ANDゲート 80:第3ANDゲートの出力端子 82:第3ANDゲートの入力端子 84:インバータ 90a〜x:LED 92a〜x:LEDのカソード端子 94a〜x:LEDのアノード端子 96a〜x:読み取り用スイッチ 98a〜x:充電用スイッチ 100:ドライバ/SW回路 102:第1シフトレジスタ 104:第2シフトレジスタ 106:ラッチ回路 107:ANDゲート回路群 108:スイッチング回路 110:制御ゲート回路 112:第1スイッチング素子 114:第2スイッチング素子 116:第3スイッチング素子 118:第1スイッチング素子の第1端子 120:第2スイッチング素子の第1端子 122:第3スイッチング素子の第1端子 124:LED 126:LEDのアノード端子 128:LEDのカソード端子 130:第1スイッチング素子の第2端子 132:第2スイッチング素子の第2端子 134:第3スイッチング素子の第2端子 136:第1スイッチング素子の制御端子 138:第2スイッチング素子の制御端子 140:ANDゲート 142:XORゲート 144:ANDゲートの出力端子 146:XORゲートの出力端子 148:ANDゲートの入力端子 150:XORゲートの入力端子 152:第3スイッチング素子の制御端子 154:切り替えスイッチ 156:電流制御抵抗 200:ドライバ/SW回路 202:第1シフトレジスタ 206:ラッチ回路 207:ANDゲート回路群 208:スイッチング回路 210:制御ゲート回路 212:第1スイッチング素子 214:第2スイッチング素子 214a:スピードアップスイッチング素子 214b:充電用スイッチング素子 216:第3スイッチング素子 216a:N型MOSFET 216b:P型MOSFET 218:第1スイッチング素子の第1端子 220:第2スイッチング素子の第1端子 220a:スピードアップスイッチング素子の第1端子 220b:充電用スイッチング素子の第1端子 222:第3スイッチング素子の第1端子 224:LED 226:LEDのアノード端子 228:LEDのカソード端子 230:第1スイッチング素子の第2端子 232:第2スイッチング素子の第2端子 232a:スピードアップスイッチング素子の第2端子 232b:充電用スイッチング素子の第2端子 234:第3スイッチング素子の第2端子 236:第1スイッチング素子の制御端子 238:第2スイッチング素子の制御端子 238a:スピードアップスイッチング素子の制御端子 238b:充電用スイッチング素子の制御端子 240:第3スイッチング素子の制御端子 242:第1ANDゲート 244:第1NANDゲート 246:第2NANDゲート 248:第1ANDゲートの出力端子 250:第1ANDゲートの入力端子 252:インバータ 254:第1NANDゲートの出力端子 256:第1NANDゲートの入力端子 260:第2NANDゲートの出力端子 262:第2NANDゲートの入力端子 264:インバータ 266:N型MOSFETの制御端子 268:インバータ 272:バッファアンプ 274:フリップフロップ 276:切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 時夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式の書き込み・読み取り機能
    共有装置において、書き込み動作時に露光光源として機
    能するLED(発光ダイオード)アレイを、読み取り動
    作時に電荷蓄積方式の受光素子として読み取りを行うに
    あたり、 前記LEDアレイを構成する個々のLEDに対し周期的
    に同一の充電期間と同一の非充電期間とを設定し、該充
    電期間が個々の前記LED同士で重複しないように前記
    LED毎の前記充電期間の開始時刻を順次ずらし、 該非充電期間中であって前記充電期間開始直前に、前記
    LEDのアノード電圧を検出することによって、当該L
    EDに照射された光量を検出することを特徴とする読み
    取り方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の読み取り方法におい
    て、 前記LEDアレイのうち、n段目のLEDの充電期間に
    n+1段目のLEDの光量検出を行うことを特徴とする
    読み取り方法。但し、nは正の整数を表す。
  3. 【請求項3】 書き込み動作時の露光光源として機能す
    るLED(発光ダイオード)アレイを、読み取り動作時
    に、電荷蓄積方式の受光素子として用いる電子写真方式
    の書き込み・読み取り機能共有装置の書き込み・読み取
    り制御回路であって、 シフトレジスタ、該シフトレジスタからのデータを保持
    するラッチ回路、および、該ラッチ回路からのデータに
    より駆動するドライバ/SW回路を具え、 該ドライバ/SW回路に、スイッチング回路と該スイッ
    チング回路を制御する制御ゲート回路とを前記LEDア
    レイを構成する各LED毎に具えてなる書き込み・読み
    取り制御回路において、 前記スイッチング回路は、 該LEDのアノード端子へ当該LED駆動用電圧を印加
    するために設けられ、かつ、書き込み動作時に前記LE
    Dを点灯させる場合は、オン状態となり、前記LEDを
    消灯させる場合は、オフ状態となり、かつ、読み取り動
    作時にはオフ状態を保つ第1スイッチング素子と、 前記LEDの前記アノード端子を接地するために設けら
    れ、かつ、書き込み動作時に前記LEDを点灯させる場
    合はオフ状態となり、前記LEDを消灯させる場合はオ
    ン状態となり、かつ、読み取り動作時の前記LED充電
    期間中はオン状態となり、前記LEDの非充電期間はオ
    フ状態となる第2スイッチング素子と、 前記LEDの前記アノード端子と出力端子とを接続する
    ために設けられ、かつ、書き込み動作時にオフ状態を保
    ち、かつ、読み取り動作時の前記LDEの充電期間中は
    オフ状態となり、前記LEDの非充電期間中の該充電期
    間の開始直前にオン状態となる第3スイッチング素子と
    を具えることを特徴とする書き込み・読み取り制御回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の書き込み・読み取り制
    御回路において、 前記シフトレジスタ回路および前記ラッチ回路は、前記
    ドライバ/SW回路のビット数よりも1つ多いビット数
    をそれぞれ具えてなることを特徴とする書き込み・読み
    取り制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の書き込み・読み取り制
    御回路において、 前記LEDアレイ毎に、LEDアレイからの出力信号の
    バッファアンプおよび該バッファアンプを制御するLE
    Dチップ選択回路とを具えてなることを特徴とする書き
    込み・読み取り制御回路。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の書き込み・読み取り制
    御回路において、 前記シフトレジスタは第1および第2シフトレジスタか
    ら成り、 前記ドライバ/SW回路は、スイッチング回路と制御ゲ
    ート回路を以って構成してあり、 前記第1、第2および第3スイッチング素子のそれぞれ
    の第1端子は、前記LEDのアノード端子に接続されて
    おり、 前記LEDのカソード端子は、GND端子またはバイア
    ス端子に接続されており、 前記第1スイッチング素子の第2端子には、LED駆動
    用電圧が印加されており、 前記第2スイッチング素子の第2端子は、GNDに接続
    されており、 前記第3スイッチング素子の第2端子は、出力端子に接
    続されており、 前記第1、第2および第3スイッチング素子のそれぞれ
    の制御端子は制御ゲート回路に接続されており、およ
    び、 前記制御ゲート回路は、ANDゲート、XORゲートを
    以って構成され、 前記ANDゲートの出力端子は、前記LED駆動トラン
    ジスタの制御端子に接続され、 前記XORゲートの出力端子は、前記スイッチング素子
    の制御端子に接続され、 前記ANDゲートおよび前記XORゲートのそれぞれの
    2つの入力端子は、R/W端子および前記第1シフトレ
    ジスタ由来のDATA端子の両端子に接続され、 前記第3スイッチング素子の制御端子は、前記第2シフ
    トレジスタに接続されてなることを特徴とする書き込み
    ・読み取り制御回路。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の書き込み・読み取り制
    御回路において、 前記第2スイッチング素子は、スピードアップスイッチ
    ング素子と充電用スイッチング素子とからなり、 前記第1、第2および第3スイッチング素子のそれぞれ
    の第1端子は、前記LEDのアノード端子に接続されて
    おり、 前記LEDのカソード端子は、GND端子またはバイア
    ス端子に接続されており、 前記第1スイッチング素子の第2端子には、LED駆動
    用電圧が印加されており、 前記第2スイッチング素子の第2端子は、GNDに接続
    されており、 前記第3スイッチング素子の第2端子は、出力端子に接
    続されており、 前記第1、第2および第3スイッチング素子のそれぞれ
    の制御端子は制御ゲート回路に接続されており、およ
    び、 前記制御ゲート回路は、第1ANDゲートと第1NAN
    Dゲートと、第2NANDまたは第2ANDゲートのい
    ずれか一方とを具え、 前記ANDゲートの出力端子は、前記第1スイッチング
    素子の制御端子に接続され、 前記ANDゲートの入力端子は、DATA端子、STR
    OBE信号端子およびNANDゲートを経てR/W信号
    端子に接続され、 前記第1NANDゲートの出力端子は、前記スピードア
    ップスイッチング素子の制御端子に接続され、 前記第1NANDゲートの入力端子は、前記ANDゲー
    トの出力端子およびNANDゲートを経てR/W信号端
    子に接続され、 前記第2ANDまたは第2NANDゲートの入力端子
    は、前記DATA端子、NANDゲートを経てR/W信
    号端子およびNANDゲートを経てSTROBE信号端
    子に接続され、 前記第2ANDまたは第2NANDゲートの出力端子
    は、前記第3スイッチング素子の制御端子に接続され、 前記充電用スイッチング素子の制御端子は、次の段の第
    3電極の制御端子と接続されていることを特徴とする書
    き込み・読み取り制御回路。
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