JPH0632628Y2 - 針路及び速度表示装置 - Google Patents

針路及び速度表示装置

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JPH0632628Y2
JPH0632628Y2 JP3286192U JP3286192U JPH0632628Y2 JP H0632628 Y2 JPH0632628 Y2 JP H0632628Y2 JP 3286192 U JP3286192 U JP 3286192U JP 3286192 U JP3286192 U JP 3286192U JP H0632628 Y2 JPH0632628 Y2 JP H0632628Y2
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金吾 小沢
喜男 加藤
博 岩渕
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レ―ダ、ソナ―等の目
標の位置を検出するセンサの情報から目標の針路及び速
度を推定し表示する針路及び速度表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばレ―ダ映像表示における目
標(例えば船舶)の針路及び速度を推定し表示する装置
にあっては例えば図4に示すような構成をもち、目標検
出手段2においてレ―ダ1のアンテナ走査周期毎に得ら
れる目標のレ―ダビデオ信号から目標の観測位置を測定
し、運動推定手段3において目標検出手段2から出力さ
れる目標の観測位置信号に基づいて目標の針路及び速度
の推定を行ない、ベクトル発生手段5において運動推定
手段3から出力される目標の針路及び速度信号よりベク
トル信号を発生させ、表示器7においてベクトル発生手
段5から出力されるベクトル信号をレ―ダビデオ信号に
重畳して表示している。
【0003】図5は表示器7の表示画面の一例を示すも
のであり、レ―ダ映像表示における目標9a,9b,・
・・9eの針路及び速度を目標9a,9b,・・・9e
を始点とするベクトル10a,10b,・・・10eに
よって表示する。ここで、ベクトル10a〜10eのそ
れぞれの向きが各目標9a〜9eの針路を表し、ベクト
ル10a〜10eの各長さが各目標9a〜9eの速度を
表す。
【0004】ところで、レ―ダビデオ信号には目標の信
号の他にクラッタ雑音や受信機雑音が含まれ、さらに目
標の信号にもゆらぎがあるため、目標検出手段2から出
力される目標の観測位置信号には誤差が含まれる。した
がって、運動推定手段3では安定した針路及び速度の推
定を行なうために、カルマンフィルタやα−βフィルタ
などの巡回型フィルタを用いるか、観測時刻の異なる2
点の位置変化と時刻差から求めた針路及び速度に移動平
均を施すか、または両者を組み合わせるなどの方法によ
り平滑化を行なう必要があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の表示装置においては、目標が等速直進運動を
行なっている場合には良好な針路及び速度の推定がなさ
れ、安定したベクトルが表示されるが、目標が変針又は
変速した場合の応答は非常に遅くなり、変針又は変速が
あったにもかかわらず等速直進運動を継続している如く
ベクトルが表示されたり、ベクトルが表す針路及び速度
が実際の目標の針路及び速度とは大きく異なったりする
という問題があった。
【0006】図6は上記の問題を具体的に説明するため
の図であり、等速直進運動を行なっていた目標が急変針
した場合の針路及び速度のベクトル表示の一例を示す。図6 において、Lは目標の運動の軌道、P0,P1,P2 は
運動過程の目標の位置である。目標が等速直進運動を行
なっているP0 点ではベクトル10は目標の針路及び速
度を正しく表す。目標が変針を開始して間もないP1 点
ではベクトル10は目標が依然として等速直線運動を継
続している如く表示される。目標が大きく変針したP2
点ではベクトル10の表す針路及び速度、特に針路は目
標の変針に大きく遅れ、実際の目標の針路及び速度とは
大きく異なったものとなる。
【0007】このような問題を解決するための1つの方
法として特開昭49−4491号のレーダデータのフィ
ルタ装置が提案されている。このフィルタ装置にあっては、レーダデータから目標の
運動を予測するチャネルとして、平滑特性の優れた固定
チャネルと応答特性の優れた即時チャネルとの2つを設
け、固定チャネルの予測誤差が大きくなった時に、固定
チャネルの予測データを消去し、即時チャネルで予測し
たデータに置き換えるようにしている。
【0008】即ち、次の処理を繰り返す。 レーダデータに基づき固定チャネルで目標の位置を予
測し、速度と針路をベクトル表示する。 固定チャネルによる予測位置とレーダによる実位置と
の誤差を求め、誤差がしきい値を越えるか否か判定す
る。具体的には、距離誤差Δρとしきい値Sρおよび角
度誤差Δθとしきい値Sθを比較し、 Δρ>Sρ Δθ>Sθ のいずれかが3回続くか否か判定する。
【0009】予測誤差ありと判定した時には、固定チ
ャネルで予測した位置と速度を消去し、そのとき別途、
即時チャネルで予測していた位置と速度に置き換える。
このため固定チャネルに予測誤差ありと判定されると、
ベクトル表示が即時チャネルで予測した位置と速度に基
づく表示に一時的に切換えられる。 しかしながら、このようなレーダデータのフィルタ装置
にあっては、目標が変針した場合や変速した場合に生ず
る平滑性に優れた固定チャネルの予測による位置と速度
の誤差を、応答性の高い即時チャネルで予測した位置と
速度に一時的に置き換えることで、低減して精度を向上
することができるが、即時チャネルによる置き換えで実
位置との誤差がなくなると、固定チャネルによる予測に
戻ってしまい、例えば変針中に目標の表示ベクトルは、
固定チャネルで予測した位置と速度に基づく表示状態
と、即時チャネルで予測した位置と速度に基づく表示状
態とを交互に繰り返し、変針および変速中におけるベク
トル表示が安定しないという問題がある。
【0010】また予測精度が向上しても目標が変針した
か変速したか否かは、表示画面上の目標の表示ベクトル
の状態を継続して見続けていなければ判断がつかない。 しかし、表示画面上には例えば図5に示したように、画
面中心の自船15に対し向っている目標は、目標9a,
9eのように複数存在しており、このように複数目標に
対し、 (a)目標船が自ら避航船と判断して変針を開始した
か、あるいは保持船と判断して進路を保持し続けている
のか、 (b)目標船が自ら避航船と判断して変針を開始した場
合、右もしくは左のどちらの方向に避難航を開始した
か、 をベクトル10a〜10eの継続監視により判断するこ
とは、かなりむづかしく、なかなか判断がつかない。こ
のため予測誤差が低減できても、目標が十分に変針行動
を済ませた後でなければ、ベクトル表示からは目標の運
動傾向を知ることができず、操船者が衝突を回避する判
断を行う際に大きな問題となっている。
【0011】本考案は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、目標の変針又は変速が行なわれて
も、実際の目標の運動に速やかに追従した針路及び速度
を推定して表示できるようにした針路及び速度表示装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本考案にあっては、目標の観測位置信号から目標の針路
及び速度の推定を行なう平滑特性のすぐれた第1運動推
定手段と、目標の観測位置信号から目標の針路及び速度
の推定を行なう応答特性のすぐれた第2運動推定手段
と、第1運動推定手段と第2運動推定手段による推定値
の偏差を求め、 該偏差が第1の規定値より小さいときは目標が変針ま
たは変速していないと判定し、 偏差が第1の規定値と第1の規定値より大きい第2の
規定値の間にあるとき には目標が変針又は変速した可能
性があると判定し、更に該第2の規定値を越えた時には目標が確実に変針
又は変速した と判定する変針変速検知手段とを設ける。
【0013】そして変針変速検知手段で目標が変針又は
変速していないと判定された場合には平滑特性のすぐれ
た第1運動推定手段で推定された目標の針路及び速度を
表示し、変針変速検知手段で目標が変針又は変速した可
能性があると判定された場合には平滑特性のすぐれた第
1運動推定手段で推定された目標の針路及び速度と同時
応答特性のすぐれた第2運動推定手段で推定された目
標の針路及び速度の情報を表示し、変針変速検知手段で
目標が確実に変針又は変速したと判定された場合には応
答特性のすぐれた第2運動推定手段で推定された目標の
針路及び速度を表示する表示制御手段を備えたものであ
る。
【0014】
【作用】このような構成を備えた本考案によれば、等速
直進運動を行なう目標に対しては安定した針路及び速度
を表示しながらも変針又は変速の可能性が認められた場
合にはその運動の傾向を速やかに表示し、さらに変針又
は変速が明らかとなった場合にはその運動の変化によく
追従した針路及び速度を表示することができ、目標の変
針時期および変針方向を明確に操船者に提示することが
できる。
【0015】
【実施例】図1はレ―ダをセンサとした場合のレ―ダ映
像表示における目標の針路及び速度を推定して表示する
場合を例とって本考案の一実施例を示したブロック図
である。 図1において、1はレ―ダ、2は目標検出手段、3aは
第1運動推定手段、3bは第2運動推定手段、5はベク
トル発生手段、6は変針変速検知手段、7は表示器であ
る。
【0016】第1運動推定手段3a及び第2運動推定手
段3bは目標検出手段2の出力の目標の観測位置信号か
ら目標の針路及び速度の推定を行なうもので、第1運動
推定手段3aは平滑化の度合は大きいが応答が遅く、逆
に第2運動推定手段3bは平滑化の度合は小さいが応答
が速いという特性を有するものである。第1運動推定手
段3a及び第2運動推定手段3bは、例えばα―βフィ
ルタを用いて実現でき、例えば一次元のα―βフィルタ
は次式で表される。 Xp(k)= Xs(k-1)+ Vs(k-1)・ΔT Xs(k)= Xp(k)+ α{Xm(k)- Xp(k)} Vs(k)= Vs(k-1)+ β{Xm(k)- Xp(k)}/ΔT Xm :目標の観測位置 Xs :目標の平滑位置 Xp :目標の予測位置 Vs :目標の平滑速度 ΔT:観測時間間隔 α :位置平滑化定数 β :速度平滑化定数 このα―βフィルタを用いて目標の針路及び速度を推定
するには、例えば、目標の観測位置を直交座標系(XY
座標系)で表し、X方向,Y方向それぞれについてα―
βフィルタを施してX方向とY方向の目標の平滑速度を
計算し、座標変換を行なって針路及び速度に変換すれば
よい。
【0017】ここで、α―βフィルタの特性は、α,β
の値を小さくする(0に近付ける)と平滑化の度合は大
きくなって安定化が計れるが応答が遅くなり、逆にα,
β値を大きくする(1に近付ける)と平滑化の度合は小
さくなるが応答が速くなる。(このα―βフィルタの特
性については、例えばD.E.MAYIATIS「COMPARISON OFAN
α―βAND KALMAM FILTER IN TRACK WHILE SCAN RADAR
S」(MASTER ’S THESIS) に示されている。) したがって、第1運動推定手段3aに用いられるα―β
フィルタの定数α,βをそれぞれα1,β1 、第2運動推
定手段3bに用いられるα―βフィルタの定数α,βを
それぞれα2,β2 とすれば、α1>α2,β1>β2 と設定す
ることにより、第1運動推定手段3a及び第2運動推定
手段3bは上記の特性が得られ、第1運動推定手段3は
安定した針路及び速度の推定を行ない、第2運動推定手
段4は目標の変針又は変速によく追従した針路及び速度
の推定を行なうことができる。
【0018】また、上述した特性から明らかなように、
目標が変針又は変速した場合には第1運動推定手段3a
で推定された針路及び速度と第2運動推定手段3bで推
定された針路及び速度の間には偏差が生じる。そこで、
変針変速検知手段6は第1運動推定手段3a及び第2運
動推定手段3bの出力となる針路及び速度信号を入力と
し、両者の針路及び速度信号を比較して偏差値を求め、
予め設定された第1規定値d1 および第1規定値d1 よ
り大きい第2規定値d2 と照合して目標の変針変速を検
知する。すなわち、 (偏差値)≦(第1規定値d1 ) のとき目標は変針又は変速していないと判定し、 (第1規定値d1)>(偏差値)≦(第2規定値d2) のとき目標は変針又は変速した可能性があると判定し、 (偏差値)>(第2規定値d2 ) のとき目標は確実に変針又は変速したと判定する。
【0019】表示制御手段として機能するベクトル発生
手段5では変針変速検知手段6の判定結果に応じて、目
標が変針又は変速していないと判定された場合には第1
運動推定手段3aで推定された目標の針路及び速度を表
すベクトル信号を発生し、目標が変針又は変速した可能
性があると判定された場合には第1運動推定手段3aで
推定された目標の針路及び速度を表すベクトル信号と共
に第2運動推定手段3bで推定された目標の針路及び速
度を表す第2のベクトル信号を発生し、目標が確実に変
針又は変速したと判定された場合には第2運動推定手段
3bで推定された目標の針路及び速度を表すベクトル信
号を発生する。
【0020】表示器7は上記ベクトル発生手段5の出力
信号に基づき、ベクトルおよび第2のベクトルをレ―ダ
映像表示における目標として重畳して表示する。 図2は図1の実施例による針路及び速度のベクトル表示
の一例を示す。 図2において、10は目標の針路及び速度を表示するベ
クトル、12は変針又は変速の可能性があるとき表示さ
れる第2のベクトル、Lは目標の運動の軌道、P0,P1,
P2 は運動過程の目標の位置である。
【0021】まず、目標が等速直進運動を行なっている
Po 点では変針変速検知手段6にて(偏差値)≦(第1
規定値d1 )となって目標は変針又は変速していないと
判定され、第1運動推定手段3aで推定された安定した
針路及び速度を表すベクトル10が表示される。目標が
変針を開始して間もないP1 点では(第1規定値d1)
<(偏差値)≦(第2規定値d2 )となって目標は変針
又は変速した可能性があると判定され、第1運動推定手
段3aで推定された針路及び速度を表すベクトル10と
共に第2運動推定手段3bで推定された針路及び速度を
表す第2のベクトル12が表示され、目標の運動の傾向
が速やかに示される。
【0022】更に、目標が大きく変針したP2 点では
(偏差値)>(第2規定値d2 )となって目標は確実に
変針又は変速したと判定され、第2運動推定手段3bで
推定された運動の変化によく追従した針路及び速度を表
すベクトル12が表示される。図3は本考案による速度
及び針路のベクトル表示の一例を示したもので、図5と
同じ目標を例にとっている。
【0023】図3において、画面中心の自船15に向っ
てくる目標は、目標9a,9eであるが、目標9a,9
eについては針変変速検知手段6によって変針の可能性
ありと判定され、平滑特性に優れた第1運動推定手段3
aによるベクトル10a,10eに加えて、応答性に優
れた第2運動推定手段3bによるベクトル12a,12
eが同時に表示されている。
【0024】このため操船者は、目標10aは自からが
避航船と判断して左方向に避航動作を開始したと直ちに
判断でき、また後続する目標9eについては自船とは異
なる針路を取り始めており、追突する可能性がなくなっ
たことを直ちに判断できる。尚、上記実施例では、変針
変速検知手段6として第1運動推定手段3a及び第2運
動推定手段3bの出力の針路及び速度信号を比較する方
法を用いたが、例えば第1運動推定手段3a及び第2運
動推定手段3bにα―βフィルタを用いる場合、目標が
変針又は変速したとき、特に応答の遅い第1運動推定手
段3aのα―βフィルタにおいて目標の予測位置Xp(k)
と目標の観測位置Xm(k)に偏差が生じることに注目して
その偏差値を上記実施例と同様に予め設定した第1規定
値及び題2規定値と比較する等の方法も可能である。
【0025】また、上記の実施例は目標の位置を検出す
るセンサとしてレ―ダを用いた場合について説明してき
たが、本考案は、ソナ―等の他のセンサを用いる場合に
ついても同様に有効なものである。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば目
標の運動状態を検知して、その状態に応じて、平滑特性
のすぐれた推定手段によって推定される針路及び速度情
報または応答特性のすぐれた推定手段によって推定され
る針路及び速度情報を一方もしくは両方表示することに
より、目標の変針又は変速などの運動の傾向が速やかに
示され、常に目標の運動状態が忠実に把握できる。
【0027】したがって、例えば船舶においては他船の
動きを迅速且つ正確に把握して衝突事故を防止できるな
ど、航行時の安全に大きく貢献できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示したブロック図
【図2】本考案による針路及び速度のベクトル表示の一
例を示した説明図
【図3】本考案による速度及び針路のベクトル表示の一
例を示した説明図
【図4】従来の針路及び速度表示装置の一例を示したブ
ロック図
【図5】従来装置による表示の一例を示した説明図
【図6】従来装置の針路及び速度のベクトル表示の問題
を示した説明図
【符号の説明】
1:レ―ダ 2:目標検出手段 3a:第1運動推定手段 3b:第2運動推定手段 5:ベクトル発生手段 6:変針変速検知手段 7:表示器 10:ベクトル 12:第2のベクトル15:自船

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標検出手段により測定された目標の位置
    情報に基づいて該目標の針路及び速度を推定して表示す
    る針路及び速度表示装置に於いて、 目標の位置情報から目標の針路及び速度を推定する平滑
    特性のすぐれた第1運動推定手段と、 目標の位置情報から目標の針路及び速度を推定する応答
    特性のすぐれた第2運動推定手段と、前記第1運動推定手段と第2運動推定手段による推定値
    の偏差を求め、該偏差が第1の規定値より小さいときは
    目標が変針または変速していないと判定し、偏差が第1
    の規定値と第1の規定値より大きい第2の規定値の間に
    あるときには目標が変針又は変速した可能性があると判
    定し、更に該第2の規定値を越えた時には目標が確実に
    変針又は変速したと判定する 変針変速検知手段と、 該変針変速検知手段で目標が変針又は変速していないと
    判定された場合には前記第1運動推定手段で推定された
    目標の針路及び速度を表示し、前記変針変速検知手段で
    目標が変針又は変速した可能性があると判定された場合
    には前記第1運動推定手段で推定された目標の針路及び
    速度と同時に前記第2運動推定手段で推定された目標の
    針路及び速度の情報を表示し、前記変針変速検知手段で
    目標が確実に変針又は変速したと判定された場合には前
    記第2運動推定手段で推定された目標の針路及び速度を
    表示する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする針路及び速度表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の進路及び速度表示装置に於
    いて、前記表示制御手段は前記変針変速検知手段で目標
    が変針又は変速していないと判定された場合には前記第
    1運動推定手段で推定された目標の針路及び速度を第1
    のベクトルによって表示し、前記変針変速検知手段で目
    標が変針又は変速した可能性があると判定された場合に
    は前記第1運動推定手段で推定された目標の針路及び速
    度を第1のベクトルによって表示すると共に前記第2運
    動推定手段で推定された目標の針路及び速度を第2のベ
    クトルによって表示し、前記変針変速検知手段で目標が
    確実に変針又は変速したと判定された場合には前記第2
    運動推定手段で推定された目標の針路及び速度を第2の
    ベクトルによって表示することを特徴とする針路及び速
    度表示装置。
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JP5468305B2 (ja) * 2009-05-25 2014-04-09 株式会社東芝 レーダ装置
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