JPH06326265A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH06326265A
JPH06326265A JP5136790A JP13679093A JPH06326265A JP H06326265 A JPH06326265 A JP H06326265A JP 5136790 A JP5136790 A JP 5136790A JP 13679093 A JP13679093 A JP 13679093A JP H06326265 A JPH06326265 A JP H06326265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
insulating film
contact hole
semiconductor substrate
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5136790A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ishikawa
明夫 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP5136790A priority Critical patent/JPH06326265A/ja
Publication of JPH06326265A publication Critical patent/JPH06326265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタックドキャパシタ型DRAMメモリセル
のキャパシタ容量を増大する。 【構成】 トランジスタのゲート4及びソース/ドレイ
ン5が形成された半導体基板1上にシリコン酸化膜6及
びシリコン窒化膜7を形成する。これらの絶縁膜6及び
7に形成されたコンタクトホール8を通じてソース/ド
レイン5に接続する多結晶シリコン膜9を形成する。シ
リコン窒化膜7をエッチング除去し、露出した多結晶シ
リコン膜9の全面にキャパシタ誘電体膜10を形成す
る。しかる後、全面に多結晶シリコン膜11を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に関し、例えば、メモリセルに容量素子を備えたD
RAM等の半導体記憶装置及びその製造方法に適用して
特に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、DRAM(Dynamic Random Acces
s Memory) 等の半導体記憶装置では、記憶容量の大容量
化及び高集積化に伴い、記憶素子1個当りの平面積が小
さくなってきた。この結果、例えば1トランジスタ/1
キャパシタ型DRAMメモリセルでは、メモリ動作を安
定化するに充分なメモリセル容量を確保するために、ス
タックドキャパシタを用いるとともに、このスタックド
キャパシタの記憶ノードである下部電極の膜厚を大きく
してその表面積を大きくすることが行われている。
【0003】スタックドキャパシタを用いた従来のDR
AMメモリセルをその製造工程に従って説明すると、ま
ず、図2(a)に示すように、P型半導体基板101の
表面に選択酸化法によりLOCOS酸化膜102を形成
して素子分離を行う。次に、半導体基板101を熱酸化
してゲート酸化膜103を形成し、このゲート酸化膜1
03上に多結晶シリコンゲート104を形成する。この
後、例えばリンをイオン注入してソース/ドレイン拡散
層105を形成する。更に、気相成長法により全面にシ
リコン酸化膜106を形成し、感光性樹脂(フォトレジ
スト)をマスクとしたエッチングを行って、ソース/ド
レイン拡散層105の上のシリコン酸化膜106にコン
タクトホール108を形成する。しかる後、気相成長法
により全面に多結晶シリコン膜109を形成し、この多
結晶シリコン膜109に例えばリンを熱拡散して低抵抗
化する。この後、多結晶シリコン膜109をパターニン
グする。
【0004】次に、図2(b)に示すように、パターニ
ングした多結晶シリコン膜109の全面に気相成長法に
よりシリコン窒化膜110を形成し、更に、その表面を
熱酸化する。
【0005】次に、図2(c)に示すように、気相成長
法により全面に多結晶シリコン膜111を形成し、この
多結晶シリコン膜111に例えばリンを熱拡散して低抵
抗化した後、必要に応じてこの多結晶シリコン膜111
をパターニングする。この後、層間絶縁膜112、配線
113及びパッシベーション膜114等を形成してDR
AMを完成する。
【0006】なお、スタックドキャパシタを用いたメモ
リセルの製造方法は、例えば特開平1−119054号
公報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】容量素子の容量は、互
いに対向する電極の表面積とその間のキャパシタ誘電体
膜の膜厚で決定されるが、上述した従来の構造でメモリ
動作を安定化するに必要な容量を確保するためには、下
部電極である多結晶シリコン膜109の膜厚を大きくし
なければならない。ところが、その場合には、容量素子
形成後、厚い多結晶シリコン膜109のために基板表面
の段差が大きくなり、後の配線形成に大きな支障がでる
という問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、スタックドキャ
パシタを用いたメモリセルの下部電極の膜厚を大きくし
なくても充分な容量が確保できる半導体装置及びその製
造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の半導体装置の製造方法は、トランジス
タのゲート電極及びソース/ドレイン拡散層が形成され
た半導体基板の上に第1の絶縁膜を形成する工程と、こ
の第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成する工程と、
前記第1及び第2の絶縁膜の所定位置にコンタクト孔を
形成して、前記ソース/ドレイン拡散層が形成された部
分の前記半導体基板の表面を露出させる工程と、前記コ
ンタクト孔の内部及び前記コンタクト孔を含む所定範囲
の前記第2の絶縁膜の上に第1の導電膜を形成する工程
と、前記第2の絶縁膜を除去する工程と、前記第1の導
電膜の露出面の全面を第3の絶縁膜で覆う工程と、この
第3の絶縁膜の全面を覆うように第2の導電膜を形成す
る工程とを有する。
【0010】本発明の好ましい態様においては、前記第
1の絶縁膜として単一層の絶縁膜を形成し、前記第2の
絶縁膜として前記第1の絶縁膜とは組成の異なる単一層
の絶縁膜を形成する。
【0011】本発明の更に好ましい態様においては、前
記第1の絶縁膜としてシリコン酸化膜を形成し、前記第
2の絶縁膜としてシリコン窒化膜を形成する。
【0012】また、本発明の半導体装置は、半導体基板
上に形成された第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜の所
定位置に形成されたコンタクト孔と、このコンタクト孔
の下の前記半導体基板に形成された不純物拡散層と、前
記コンタクト孔を含む所定範囲の領域の前記第1の絶縁
膜の上方に前記第1の絶縁膜から離隔した状態で形成さ
れ、且つ、前記コンタクト孔を通じて前記不純物拡散層
に接続する第1の導電膜と、この第1の導電膜の前記コ
ンタクト孔の部分以外の部分の全面に形成されたキャパ
シタ誘電体膜と、このキャパシタ誘電体膜の全面におい
て前記第1の導電膜と対向するように形成された第2の
導電膜とを有する。
【0013】
【作用】本発明の半導体装置の製造方法においては、キ
ャパシタの電荷蓄積ノード(下部電極)を構成する第1
の導電膜を形成後、その下の第2の絶縁膜を除去して、
この第1の導電膜の下面も露出させる。そして、この第
1の導電膜の下面をも含む露出面の全面にキャパシタ誘
電体膜である第3の絶縁膜を形成し、更に、この第1の
導電膜の下面においてもこの第1の導電膜と対向するよ
うにセルプレートである第2の導電膜を形成する。
【0014】即ち、本発明の半導体装置では、従来は上
面及び側面しか利用していなかった下部電極の下面をも
キャパシタの有効面積として利用することができ、この
結果、電荷蓄積ノードの表面積が大幅に増大する。従っ
て、従来のように下部電極の膜厚をそれ程大きくしなく
ても充分な容量を確保することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をDRAMメモリセルに適用し
た実施例を図1を参照して説明する。
【0016】まず、図1(a)に示すように、P型半導
体基板1の表面に選択酸化法によりLOCOS酸化膜2
を形成して素子分離を行う。次に、半導体基板1を熱酸
化してゲート酸化膜3を形成し、このゲート酸化膜3の
上に多結晶シリコンゲート4を形成する。この後、例え
ばリンをイオン注入して半導体基板1内にソース/ドレ
イン拡散層5を形成する。
【0017】本実施例においては、この後、気相成長法
によりシリコン酸化膜6を1000Å程度の膜厚に形成
し、更に、その上に気相成長法によりシリコン窒化膜7
を1000Å程度の膜厚に形成する。
【0018】次に、図1(b)に示すように、フォトレ
ジスト(図示せず)をマスクとしてシリコン窒化膜7及
びシリコン酸化膜6をエッチングし、ソース/ドレイン
拡散層5の上にコンタクトホール8を形成する。この
後、気相成長法により多結晶シリコン膜9を1500Å
程度の膜厚に形成し、この多結晶シリコン膜9に例えば
ヒ素をイオン注入して低抵抗化する。しかる後、多結晶
シリコン膜9を下部電極のパターンに加工する。
【0019】次に、図1(c)に示すように、165℃
のリン酸に40分浸漬することによりシリコン窒化膜7
をエッチング除去する。
【0020】次に、図1(d)に示すように、多結晶シ
リコン膜9の露出面の全面に気相成長法によりシリコン
窒化膜10を形成し、更に、その表面を酸化する。
【0021】次に、図1(e)に示すように、多結晶シ
リコン膜9の下側も含む全面に気相成長法により多結晶
シリコン膜11を形成し、この多結晶シリコン膜11に
リンを熱拡散して低抵抗化する。
【0022】次に、図1(f)に示すように、必要に応
じてこの多結晶シリコン膜11をパターニングした後、
層間絶縁膜12、配線13及びパッシベーション膜14
等を形成してDRAMを完成する。
【0023】上述した如く、本実施例のメモリセルにお
けるキャパシタは、電荷蓄積ノードとしての多結晶シリ
コン膜9と、この多結晶シリコン膜9の上面、側面及び
下面に形成されたキャパシタ誘電体膜である窒化シリコ
ン膜10と、この窒化シリコン膜10を介して多結晶シ
リコン膜9の上面、側面及び下面においてその多結晶シ
リコン膜9と対向するセルプレートである多結晶シリコ
ン膜11とで構成されている。即ち、多結晶シリコン膜
9の下面をも利用しているので、容量が大きくなる。
【0024】なお、上述した実施例では、第1の絶縁膜
としてシリコン酸化膜6の単一層を用いたが、この第1
の絶縁膜には多層構造の絶縁膜を用いて良い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、電荷蓄積ノードである
第1電極の下面をも利用できるために、同一の平面積の
場合、容量を大幅に増大することができる。従って、逆
に、メモリ動作に必要な容量素子の容量を確保したまま
素子面積を小さくすることができ、この結果、半導体記
憶装置の信頼性を損なうことなくその微細化及び高集積
化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスタックドキャパシタ
型DRAMメモリセルをその製造工程に従って示す概略
断面図である。
【図2】従来のスタックドキャパシタ型DRAMメモリ
セルをその製造工程に従って示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 4 多結晶シリコンゲート 5 ソース/ドレイン拡散層 6 シリコン酸化膜(第1の絶縁膜) 7 シリコン窒化膜(第2の絶縁膜) 9 多結晶シリコン膜(第1の導電膜) 10 窒化シリコン膜(キャパシタ誘電体膜) 11 多結晶シリコン膜(第2の導電膜)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタのゲート電極及びソース/
    ドレイン拡散層が形成された半導体基板の上に第1の絶
    縁膜を形成する工程と、 この第1の絶縁膜の上に第2の絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第1及び第2の絶縁膜の所定位置にコンタクト孔を
    形成して、前記ソース/ドレイン拡散層が形成された部
    分の前記半導体基板の表面を露出させる工程と、 前記コンタクト孔の内部及び前記コンタクト孔を含む所
    定範囲の前記第2の絶縁膜の上に第1の導電膜を形成す
    る工程と、 前記第2の絶縁膜を除去する工程と、 前記第1の導電膜の露出面の全面を第3の絶縁膜で覆う
    工程と、 この第3の絶縁膜の全面を覆うように第2の導電膜を形
    成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁膜として単一層の絶縁膜
    を形成し、前記第2の絶縁膜として前記第1の絶縁膜と
    は組成の異なる単一層の絶縁膜を形成することを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の絶縁膜としてシリコン酸化膜
    を形成し、前記第2の絶縁膜としてシリコン窒化膜を形
    成することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に形成された第1の絶縁膜
    と、 この第1の絶縁膜の所定位置に形成されたコンタクト孔
    と、 このコンタクト孔の下の前記半導体基板に形成された不
    純物拡散層と、 前記コンタクト孔を含む所定範囲の領域の前記第1の絶
    縁膜の上方に前記第1の絶縁膜から離隔した状態で形成
    され、且つ、前記コンタクト孔を通じて前記不純物拡散
    層に接続する第1の導電膜と、 この第1の導電膜の前記コンタクト孔の部分以外の部分
    の全面に形成されたキャパシタ誘電体膜と、 このキャパシタ誘電体膜の全面において前記第1の導電
    膜と対向するように形成された第2の導電膜とを有する
    ことを特徴とする半導体装置。
JP5136790A 1993-05-14 1993-05-14 半導体装置及びその製造方法 Pending JPH06326265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5136790A JPH06326265A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5136790A JPH06326265A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326265A true JPH06326265A (ja) 1994-11-25

Family

ID=15183584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5136790A Pending JPH06326265A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06326265A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0653412A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2894740B2 (ja) Mos型半導体装置
KR0141950B1 (ko) 반도체소자의 제조방법
JPH0645551A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0629463A (ja) 半導体素子の製造方法
JPH06216318A (ja) 半導体メモリセルのキャパシタ電極製造方法
US5348904A (en) Method of fabricating semiconductor memory device including an improved substrate structure
KR19990015384A (ko) 복합 반도체 장치의 커패시터 제조 방법
US6228708B1 (en) Method of manufacturing high voltage mixed-mode device
JPH06326265A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US5459685A (en) Semiconductor memory device having memory cells with enhanced capacitor capacity
JP3085831B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2950550B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JPS6336142B2 (ja)
JP2753092B2 (ja) 半導体記憶装置の製造方法
JP2956234B2 (ja) 半導体メモリ装置とその製造方法
JP3079558B2 (ja) 半導体メモリセルの形成方法
KR100240249B1 (ko) 서로 다른 게이트 산화막 및 게이트 전극을 갖는반도체 장치의 제조 방법
KR0166030B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
JP3669200B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR0130544B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
JP3252980B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100269608B1 (ko) 캐패시터 형성방법
JPH0563152A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3119742B2 (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011030