JPH06325463A - ディスクチェンジャ装置 - Google Patents

ディスクチェンジャ装置

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Publication number
JPH06325463A
JPH06325463A JP11278493A JP11278493A JPH06325463A JP H06325463 A JPH06325463 A JP H06325463A JP 11278493 A JP11278493 A JP 11278493A JP 11278493 A JP11278493 A JP 11278493A JP H06325463 A JPH06325463 A JP H06325463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
stage
magazine
changer device
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP11278493A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Maeda
敏浩 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あるディスク15の再生中にその再生状態を
維持しつつ他のディスク15をディスクチェンジャ装置
に収納したり、また再生されていないディスク15をデ
ィスクチェンジャ装置から取り出すことができるディス
クチェンジャ装置を提供すること。 【構成】 多段マガジン23にディスク15の挿排口4
1、42が2方向から形成され、ディスク15の収納時
または演奏時には空き状態にないことを表示する発光ダ
イオード(表示手段)45が各挿排口42に対応して装
備されていることを特徴とするディスクチェンジャ装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクチェンジャ装置
に関し、より詳細にはディスクプレイヤに用いられるデ
ィスクチェンジャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10はトランク内に収納された状態の
従来のディスクチェンジャ装置を概略的に示した斜視図
である。図11(a)〜(g)はそれぞれ従来のディス
クチェンジャ装置の多段マガジンにディスクをトレイを
介して収納する過程を概略的に示した斜視図である。図
12は従来のディスクチェンジャ装置の電気的構成を概
略的に示したブロック図である。
【0003】図10に示したように従来のディスクチェ
ンジャ装置は、通常トランク18内に配設されている。
【0004】従来のディスクチェンジャ装置にディスク
15を収納する方法を図11に示した操作手順に基づい
て説明する。
【0005】トランク18を開け、ディスクチェンジャ
装置のイジェクトボタン12を押すとフタ16が手前に
開き、多段マガジン3が自動的に押し出される(図11
(a)、(b))。
【0006】(c)と(d)とに示したように多段マガ
ジン3の隅部に設けられているレバー17を押したま
ま、多段マガジン3の中から希望のトレイ13を引き出
す。
【0007】(e)において矢印で示したようにディス
ク15のラベル面14を上にして、ディスク15をトレ
イ13上に載せる。
【0008】(f)において矢印で示したようにディス
ク15を載せたトレイ13を多段マガジン3に挿入す
る。(c)〜(f)に示した操作を繰り返し、10枚の
各トレイ13上に希望のディスク15をセットしてゆ
く。
【0009】(g)に示したように多段マガジン3の開
口部側を奥にして多段マガジン3をディスクチェンジャ
装置に差し込み、フタ16を閉じる。
【0010】このようにして各ディスク15をトレイ1
3を介してディスクチェンジャ装置の多段マガジン3に
収納し、全ディスク15の収納が完了すると全ディスク
15の収容状態がごく短時間で自動的に検索されるよう
になっている。
【0011】図12に示したように従来のディスクチェ
ンジャ装置は、エレベータ4、プレイヤ部7及びマイク
ロコンピュータ8を含んで構成され、プレイヤ部7はピ
ックアップ5及びスピンドルモータ6を含んで構成さ
れ、エレベータ4とプレイヤ部7とが共にマイクロコン
ピュータ8に電気的に接続されている。
【0012】ある特定のディスク15を再生するために
各スイッチ(図示せず)を操作すると、マイクロコンピ
ュータ8の制御の下にエレベータ4によりそのディスク
15が多段マガジン3の段からトレイ13ごと取り出さ
れた後、スピンドルモータ6によってそのディスク15
が回転させられ、ピックアップ5により取り出された電
気信号に基づき、そのディスク15が再生される。再生
を終えたデイスク15は元のトレイ13上に載せられた
後、エレベータ4によりトレイ13ごと多段マガジン3
の元の段に収納される。また、ディスク15が再生中で
あったり、再生直前のため多段マガジン3に収納されて
いない時に、イジェクトボタン12が押されると、この
ような状態にあるディスク15が多段マガジン3に再収
納された後、多段マガジン3が自動的に押し出される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したディスクチェ
ンジャ装置においては、あるディスク15の再生中に多
段マガジン3をディスクチェンジャ装置から取り出さな
いで他のディスク15をディスクチェンジャ装置に収納
することや、再生されていないディスク15をディスク
チェンジャ装置から取り出すことはできず、ディスク1
5の収納、取り出しのためにはイジェクトボタン12を
押して、一旦再生を中止し多段マガジン3ごとディスク
チェンジャ装置から取り出さなければならない。このよ
うにディスクチェンジャ装置に他のディスク15を収納
したり、また再生されていないディスク15を多段マガ
ジン3から取り出すためには一旦再生を中止しなければ
ならず、不便であるという課題があった。
【0014】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、あるディスクの再生状態を維持しつつ、他の
ディスクをディスクチェンジャ装置に収納したり、また
再生されていないディスクをディスクチェンジャ装置か
ら取り出すことができるディスクチェンジャ装置を提供
することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るディスクチェンジャ装置は、ディスクを
収納する多段マガジン及びプレイヤ部を備えたディスク
チェンジャ装置において、前記多段マガジンに前記ディ
スクの挿排口が2方向から形成され、前記ディスクの収
納時または前記ディスクの演奏時には空き状態にないこ
とを表示する表示手段が前記多段マガジンの各段に対応
して装備されていることを特徴としている(1)。
【0016】また本発明に係るディスクチェンジャ装置
は、ディスクを収納する多段マガジン及びプレイヤ部を
備えたディスクチェンジャ装置において、前記多段マガ
ジンに前記ディスクの挿排口が2方向から形成され、前
記ディスクの演奏時を表示する表示手段が前記多段マガ
ジンの各段に対応して装備されていることを特徴として
いる(2)。
【0017】
【作用】上記構成のディスクチェンジャ装置(1)によ
れば、前記多段マガジンには前記デイスクの挿排口が2
方向から形成され、前記多段マガジンがディスクチェン
ジャ装置に装着された時、前記プレイヤ部側に向かない
面にも前記ディスクの前記挿排口が形成されている。こ
のため、前記多段マガジンが前記ディスクチェンジャ装
置に装着されていても、前記挿排口から前記ディスクの
出し入れが可能となっている。また前記ディスクが前記
多段マガジンを介してディスクチェンジャ装置に収納さ
れた際、前記多段マガジンの前記ディスクが収納されて
いる段と、前記プレイヤ部によって演奏されているディ
スクが取り出された段とが空き状態にないことが、前記
表示手段により表示される。即ち、空き状態にあること
が表示されている各段には前記デイスクが収納されてお
らず、しかも該ディスクの演奏終了後、該ディスクがこ
れらの各段に収納されることがないことを示している。
従ってあるディスクが演奏中であっても、その演奏状態
を維持しつつ前記プレイヤ部側に向いていない前記挿排
口を通じて、空き状態にあることが表示されている各段
に他のディスクを収納したり、また空き状態にないこと
が表示されている各段に収納されているディスクを他の
ディスクと交換することが可能となる。
【0018】また上記構成のディスクチェンジャ装置
(2)によれば、前記多段マガジンには、前記ディスク
の挿排口が2方向から形成され、前記多段マガジンがデ
ィスクチェンジャ装置に装着された時、前記プレイヤ部
側に向かない面にも前記ディスクの前記挿排口が形成さ
れている。このため、前記多段マガジンが前記ディスク
チェンジャ装置に装着されていても、前記挿排口から前
記ディスクの出し入れが可能となっている。また前記デ
ィスクが前記多段マガジンを介してディスクチェンジャ
装置に収納された際、前記プレイヤ部によって演奏され
ているディスクがあれば、該ディスクが取り出された段
が前記表示手段により表示される。即ち、これらの表示
手段により前記ディスクが収納されておらず、しかも該
ディスクの演奏終了後、該ディスクが収納されることが
ない段や、または演奏中でない前記ディスクが収納され
ている段を知ることができる。従ってあるディスクが演
奏中であっても、その演奏状態を維持しつつ前記プレイ
ヤ部側に向いていない前記挿排口を通じて、空き状態に
ある各段に他のディスクを収納したり、また空き状態に
ない段に収納されているディスクを他のディスクと交換
することが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るディスクチェンジャ装置
の実施例1を図面に基づいて説明する。なお、従来例と
同一機能を有する構成部品には同一の符号を付すことと
する。
【0020】図1は実施例1に係るディスクチェンジャ
装置の多段マガジンにトレイが収納されている状態を概
略的に示した水平断面図である。
【0021】5枚のディスク15を収容する多段マガジ
ン23の各段においては、3方向の所定箇所にトレイガ
イド40が配設されており、図中の矢印X及び矢印Yは
それぞれトレイ13をトレイガイド40に沿って多段マ
ガジン23の面48及び面49に対して垂直に挿排させ
る方向を示している。各トレイ13の中央表面上にはス
イッチSW3 が配設されており、このスイッチSW3
ディスクチェンジャ装置に装着された多段マガジン23
に、ディスク15がトレイ13を介して収納されている
と、ディスク15の重量によりオンになり、ディスク1
5が収納されていないと、オフになるように構成されて
いる。このためスイッチSW3 によってディスクチェン
ジャ装置に装着された多段マガジン23にディスク15
が収納されているか、否かを検知することができるよう
になっている。
【0022】図2(a)、(b)はそれぞれ多段マガジ
ン23の相異なる挿排口を概略的に示した側面図であ
る。
【0023】図2(a)に示したように面48には各挿
排口41が、また(b)に示したように面49には各挿
排口42が各々水平状に形成されており、各挿排口41
または各挿排口42から多段マガジン23に対しトレイ
13を挿排することができるようになっている。面49
にあって各挿排口42に対応する位置には発光ダイオー
ド45が装備されている。
【0024】図3は実施例1に係るディスクチェンジャ
装置に多段マガジン23が装着され、フタが開かれてい
る状態を概略的に示した透視図である。
【0025】概ね直方体形状のディスクチェンジャ装置
内部には多段マガジン23を収容する空間が設けられて
いる他、ディスク15を再生させるためのプレイヤ部7
等が配設されており、プレイヤ部7はターンテーブル1
0やピックアップ5を含んで構成されている。ディスク
チェンジャ装置の前面69の左側にはマガジン挿排口3
0が形作られており、マガジン挿排口30は前面69の
下辺53に配設されている蝶番(図示せず)によって開
閉自在に枢支されたフタ16で通常閉じられている。フ
タ16を開く場合には、前面69にあってフタ16の中
央上部位置に備えられているイジェクトボタン12を押
すと、フタ16が自動的に手前に開かれ、フタ16を閉
じる場合には、フタ16を立てフタ16の上部中央位置
にある係合部をイジェクトボタン12に係合させること
によりフタ16を閉めることができるようになってい
る。
【0026】多段マガジン23をディスクチェンジャ装
置に装着し、フタ16を閉じると、フタ16にあって発
光ダイオード45の前部に位置する部分は透明状の材質
でできており、発光ダイオード45が見えるようになっ
ている。
【0027】図4(a)、(b)はそれぞれディスクチ
ェンジャ装置内部に配設されているスイッチ、多段マガ
ジン及びトレイを概略的に示した平面図である。
【0028】ディスクチェンジャ装置内部にはスイッチ
SW2 が配設されており、(a)はディスクチェンジャ
装置に装着された多段マガジン23によりスイッチSW
2 の両端子が押圧され、スイッチSW2 がオンになって
いる状態を示しており、また(b)は多段マガジン23
がディスクチェンジャ装置から取り出され、スイッチS
2 がオフになっている状態を示している。なお、
(a)、(b)における矢印はディスク15の多段マガ
ジン23に対する挿排方向を示している。従ってこのス
イッチSW2 により多段マガジン23がディスクチェン
ジャ装置に装着された状態にあるか、否かを検知するこ
とができるようになっている。
【0029】図5はディスクチェンジャ装置の発光ダイ
オード点灯(消灯)回路を概略的に示したブロック図で
ある。
【0030】発光ダイオード点灯(消灯)回路における
プレイ動作検出手段71によって、ディスク15のプレ
イ動作中であるのか、即ちディスク15の再生中の状態
にあるのか、あるいはプレイヤ部7による再生直前また
は再生直後であるため、ディスク15が多段マガジン2
3に収納されていない状態にあるのかを検知することが
できるようになっている。各発光ダイオード45には各
発光ダイオード45を点灯させたり、消灯させたりする
スイッチSW1 が一つずつ接続され、スイッチSW2
各スイッチSW3 及びプレイ動作検出手段71がマイク
ロコンピュータ70に接続されている。そしてマイクロ
コンピュータ70による各スイッチSW 1 の制御を通じ
て各発光ダイオード45を点灯させたり、消灯させたり
できるようになっている。
【0031】図6はディスクチェンジャ装置の動作を示
したフローチャートである。
【0032】ステップ1でスイッチSW2 がオンまたは
オフかにより、多段マガジン23がディスクチェンジャ
装置に装着されたか、否かを判断する。ステップ1で多
段マガジン23がディスクチェンジャ装置に装着されて
いないと判断すると、再度ステップ1に戻る一方、多段
マガジン23がディスクチェンジャ装置に装着されたと
判断すると、ステップ2に進む。ステップ2において1
段目から順次判断を繰り返すために初期条件であるn=
1がセットされ、ステップ3に進む。ステップ3におい
て1段目のスイッチSW3 がオンかオフかにより、ディ
スクチェンジャ装置に装着された多段マガジン23の1
段目にディスク15が収納されているか、否かを判断す
る。ステップ3でディスクチェンジャ装置に装着された
多段マガジン23の1段目にディスク15が収納されて
いると判断すると、ステップ7で1段目のスイッチSW
1 をオンし、ステップ8において1段目の発光ダイオー
ド45を点灯させた後、ステップ9に進む。一方、ステ
ップ3でディスクチェンジャ装置に装着された多段マガ
ジン23の1段目にディスク15が収納されていないと
判断すると、ステップ4に進む。ステップ4においてプ
レイ動作検出手段71により、1段目のディスク15が
再生されているか、否かを判断する。ステップ4で1段
目のディスク15の再生中であると判断すると、ステッ
プ7に進む。ステップ4で1段目のディスク15が再生
されていないと判断すると、ステップ5に進み、1段目
のスイッチSW1 をオフし、ステップ6において1段目
の発光ダイオード45を消灯させた後、ステップ9に進
む。ステップ9においてn=n+1により、n=1をn
=2に更新した後、ステップ10に進む。ステップ10
において更新したn=2が5以下であるか、否かを判断
し、更新したn=2が5以下であると判断すると、ステ
ップ3に戻り、n=5になるまでこの動作を繰り返す。
【0033】このように実施例1に係るディスクチェン
ジャ装置にあっては、多段マガジン23の面49に挿排
口42と面48に挿排口41とがそれぞれ形成され、面
49には挿排口42に対応して発光ダイオード45が装
備されている。ディスク15が多段マガジン23を介し
てディスクチェンジャ装置に収納された際、ディスク1
5が収納されている段と、もしあるディスク15がプレ
イ動作中であれば、そのディスク15が多段マガジン2
3から取り出された段とが空き状態にないことが、これ
らの段に対応する発光ダイオード45が点灯することに
よって表示される。従って逆に発光ダイオード45が消
灯していると、この発光ダイオード45に対応する段に
はディスク15が収納されておらず、しかもプレイ動作
中であるディスク15がプレイ動作終了後にこの段に収
納されることがないことも示している。従ってあるディ
スク15がプレイ動作中であっても、そのプレイ動作を
維持しつつ挿排口42を通じて、消灯している発光ダイ
オード45に対応する各段に他のディスク15を収納し
たり、また点灯している発光ダイオード45に対応する
各段において収納されているディスク15を他のディス
ク15と交換することができる。
【0034】なお、ディスクチェンジャ装置にディスク
15を収納する場合、従来の場合と同様に多段マガジン
23をマガジン挿排口30から取り出してから、ディス
ク15を多段マガジン23に収納後、多段マガジン23
をマガジン挿排口30から再度ディスクチェンジャ装置
に装着することもできる。
【0035】上記した実施例1では多段マガジン23の
段数が5段の場合を説明したが、段数をもっと増やして
も減らしても良い。
【0036】次に本発明に係るディスクチェンジャ装置
の実施例2を図面に基づいて説明する。
【0037】図7は実施例2に係るディスクチェンジャ
装置の多段マガジンにトレイ13が収納されている状態
を概略的に示した水平断面図であり、図8はディスクチ
ェンジャ装置の発光ダイオード点灯(消灯)回路を概略
的に示したブロック図である。図9はディスクチェンジ
ャ装置の動作を示したフローチャートである。
【0038】実施例2に係るディスクチェンジャ装置
は、図7に示したように各トレイ13の中央表面上には
スイッチSW3 が配設されておらず、発光ダイオード点
灯(消灯)回路とフローチャートとが異なることから、
発光ダイオード45の点灯や消灯が表現する意味におい
て実施例1に係るディスクチェンジャ装置と相違してい
る。即ち、図8に示した発光ダイオード点灯(消灯)回
路においてスイッチSW 2 及びプレイ動作検出手段71
がマイクロコンピュータ80に接続されており、マイク
ロコンピュータ80による各スイッチSW1 の制御を通
じて発光ダイオード45を点灯させたり、消灯させたり
できるようになっている。
【0039】実施例2に係るディスクチェンジャ装置の
動作を図9に示したフローチャートに基づいて説明す
る。
【0040】ステップ1でスイッチSW2 がオンまたは
オフかにより、多段マガジン33がディスクチェンジャ
装置に装着されたか、否かを判断する。ステップ1にお
いて多段マガジン33がディスクチェンジャ装置に装着
されていないと判断すると、再度ステップ1に戻る一
方、多段マガジン33がディスクチェンジャ装置に装着
されたと判断すると、ステップ2に進む。ステップ2に
おいて1段目から順次判断を繰り返すために初期条件で
あるn=1がセットされ、ステップ3に進む。ステップ
3でプレイ動作検出手段71により、1段目のディスク
15が再生されているか、否かを判断する。ステップ3
で1段目のディスク15が再生されていないと判断する
と、ステップ4に進み、1段目のスイッチSW1 をオフ
し、ステップ5で1段目の発光ダイオード45を消灯さ
せた後、ステップ8に進む。一方、ステップ3で1段目
のディスク15が再生中であると判断すると、ステップ
6に進み、1段目のスイッチSW1 をオンし、ステップ
7で1段目の発光ダイオード45を点灯させた後、ステ
ップ8に進む。ステップ8においてn=n+1により、
n=1をn=2に更新した後、ステップ9に進む。ステ
ップ9において更新したn=2が5以下であるか、否か
を判断し、更新したn=2が5以下であると判断する
と、ステップ3に戻り、n=5になるまでこの動作を繰
り返す。
【0041】このように実施例2に係るディスクチェン
ジャ装置にあっては、多段マガジン23にあって、面4
9に挿排口42と面48に挿排口41とがそれぞれ形成
され、面49には挿排口42に対応して発光ダイオード
45が装備されている。ディスク15が多段マガジン3
3を介してディスクチェンジャ装置に収納された際、も
しあるディスク15がプレイ動作中にあれば、そのディ
スク15が多段マガジン33から取り出された段が空き
状態にないことが、この段に対応する発光ダイオード4
5が点灯することによって表示される。従って逆に発光
ダイオード45が消灯していると、この発光ダイオード
45に対応する段にはディスク15が収納されておら
ず、しかもプレイ動作中のディスク15がプレイ動作終
了後にこの段に収納されることがないことや、プレイ動
作中にないディスク15がこの段に収納されていること
も示している。従ってあるディスク15がプレイ動作中
であっても、そのプレイ動作を維持しつつ挿排口42を
通じて、消灯している発光ダイオード45に対応する段
に他のディスク15を収納したり、また消灯している発
光ダイオード45に対応する段において収納されている
ディスク15を他のディスク15と交換することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係るディス
クチェンジャ装置(1)にあっては、前記多段マガジン
には前記ディスクの挿排口が2方向から形成され、前記
多段マガジンがディスクチェンジャ装置に装着された
時、前記プレイヤ部側に向かない面にも前記ディスクの
前記挿排口が形成されている。このため、前記多段マガ
ジンが前記ディスクチェンジャ装置に装着されていて
も、前記挿排口から前記ディスクの出し入れが可能とな
っている。また前記ディスクが前記多段マガジンを介し
てディスクチェンジャ装置に収納された際、前記多段マ
ガジンの前記ディスクが収納されている段と、前記プレ
イヤ部によって演奏されているディスクが取り出された
段とが空き状態にないことが、前記表示手段により表示
される。即ち、空き状態にあることが表示されている各
段には前記デイスクが収納されておらず、しかも該ディ
スクの演奏終了後、該ディスクがこれらの各段に収納さ
れることがないことを示している。従ってあるディスク
が演奏中であっても、その演奏状態を維持しつつ前記プ
レイヤ部側に向いていない前記挿排口を通じて、空き状
態にあることが表示されている各段に他のディスクを収
納したり、また空き状態にないことが表示されている各
段に収納されているディスクを他のディスクと交換する
ことが可能となる。
【0043】また本発明に係るディスクチェンジャ装置
(2)にあっては、前記多段マガジンには前記ディスク
の挿排口が2方向から形成され、前記多段マガジンがデ
ィスクチェンジャ装置に装着された時、前記プレイヤ部
側に向かない面にも前記ディスクの前記挿排口が形成さ
れている。このため、前記多段マガジンが前記ディスク
チェンジャ装置に装着されていても、前記挿排口から前
記ディスクの出し入れが可能となっている。また前記デ
ィスクが前記多段マガジンを介してディスクチェンジャ
装置に収納された際、前記プレイヤ部によって演奏され
ているディスクがあれば、該ディスクが取り出された段
が前記表示手段により表示される。即ち、これらの表示
手段により前記ディスクが収納されておらず、しかも該
ディスクの演奏終了後、該ディスクが収納されることが
ない段や、または演奏中でない前記ディスクが収納され
ている段を知ることができる。従ってあるディスクが演
奏中であっても、その演奏状態を維持しつつ前記プレイ
ヤ部側に向いていない前記挿排口を通じて、空き状態に
ある各段に他のディスクを収納したり、また空き状態に
ない段に収納されているディスクを他のディスクと交換
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図01】本発明の実施例1に係るディスクチェンジャ
装置の多段マガジンにトレイが収納されている状態を概
略的に示した水平断面図である。
【図02】(a)、(b)はそれぞれ実施例1に係るデ
ィスクチェンジャ装置の多段マガジンの相異なる挿排口
を概略的に示した側面図である。
【図03】実施例1に係るディスクチェンジャ装置に多
段マガジンが装着され、フタが開かれている状態を概略
的に示した透視図である。
【図04】(a)、(b)はそれぞれ実施例1に係るデ
ィスクチェンジャ装置内部に配設されているスイッチ、
多段マガジン及びトレイを概略的に示した平面図であ
る。
【図05】実施例1に係るディスクチェンジャ装置の発
光ダイオード点灯(消灯)回路を概略的に示したブロッ
ク図である。
【図06】実施例1に係るディスクチェンジャ装置の動
作を示したフローチャートである。
【図07】実施例2に係るディスクチェンジャ装置の多
段マガジンにトレイが収納されている状態を概略的に示
した水平断面図である。
【図08】実施例2に係るディスクチェンジャ装置の発
光ダイオード点灯(消灯)回路を概略的に示したブロッ
ク図である。
【図09】実施例2に係るディスクチェンジャ装置の動
作を示したフローチャートである。
【図10】トランク内に収納された状態の従来のディス
クチェンジャ装置を概略的に示した斜視図である。
【図11】(a)〜(g)はそれぞれ従来のディスクチ
ェンジャ装置の多段マガジンにディスクをトレイを介し
て収納する過程を概略的に示した斜視図である。
【図12】従来のディスクチェンジャ装置の電気的構成
を概略的に示したブロック図である。
【符号の説明】
3、23、33 多段マガジン 7 プレイヤ部 15 ディスク 41、42 挿排口 45 発光ダイオード(表示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収納する多段マガジン及びプ
    レイヤ部を備えたディスクチェンジャ装置において、前
    記多段マガジンに前記ディスクの挿排口が2方向から形
    成され、前記ディスクの収納時または前記ディスクの演
    奏時には空き状態にないことを表示する表示手段が前記
    多段マガジンの各段に対応して装備されていることを特
    徴とするディスクチェンジャ装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを収納する多段マガジン及びプ
    レイヤ部を備えたディスクチェンジャ装置において、前
    記多段マガジンに前記ディスクの挿排口が2方向から形
    成され、前記ディスクの演奏時を表示する表示手段が前
    記多段マガジンの各段に対応して装備されていることを
    特徴とするディスクチェンジャ装置。
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