JPH06325301A - 光磁気記録用磁界発生装置 - Google Patents
光磁気記録用磁界発生装置Info
- Publication number
- JPH06325301A JPH06325301A JP5110297A JP11029793A JPH06325301A JP H06325301 A JPH06325301 A JP H06325301A JP 5110297 A JP5110297 A JP 5110297A JP 11029793 A JP11029793 A JP 11029793A JP H06325301 A JPH06325301 A JP H06325301A
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- JP
- Japan
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- core
- coil
- magnetic
- magnetic field
- magneto
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁束を低減することなく低電力かつ高周波で
記録磁界を印加する。 【構成】 高周波特性の良い磁性材料よりなるバックコ
ア40に主磁極コア42を一体的に形成する。主磁極コ
ア42に主磁極コイル44を巻回する。バックコア40
の両側部に開口46を形成する。開口46を通すように
補助コイル48,50をバックコア40の両側部に巻回
して、補助コイル48,50による磁気回路A,Bを閉
じた構成にする。また、主磁極コイル44の巻回中心軸
と補助コイル48,50の巻回中心軸とを直交させる。
記録磁界を印加する。 【構成】 高周波特性の良い磁性材料よりなるバックコ
ア40に主磁極コア42を一体的に形成する。主磁極コ
ア42に主磁極コイル44を巻回する。バックコア40
の両側部に開口46を形成する。開口46を通すように
補助コイル48,50をバックコア40の両側部に巻回
して、補助コイル48,50による磁気回路A,Bを閉
じた構成にする。また、主磁極コイル44の巻回中心軸
と補助コイル48,50の巻回中心軸とを直交させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録媒体に対し
て情報の記録/再生を行うために、記録信号に応じて磁
極が変化する変調磁界を光磁気記録媒体に印加する光磁
気記録用磁界発生装置に関する。
て情報の記録/再生を行うために、記録信号に応じて磁
極が変化する変調磁界を光磁気記録媒体に印加する光磁
気記録用磁界発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、大容量の情報を記録するもの
として、記録/再生を光学的に行う光記録媒体が知られ
ている。光記録媒体の中でも、情報の書き換えが可能な
ものと不可能なものとがあり、前者としては磁気カー効
果を利用した光磁気ディスクなどの光磁気記録媒体が知
られている。
として、記録/再生を光学的に行う光記録媒体が知られ
ている。光記録媒体の中でも、情報の書き換えが可能な
ものと不可能なものとがあり、前者としては磁気カー効
果を利用した光磁気ディスクなどの光磁気記録媒体が知
られている。
【0003】光磁気ディスクに情報を記録する方法とし
て、記録信号に応じて印加する磁界の磁極が変化する磁
界変調方式が知られている。この方式を用いた磁界発生
装置(以下、単に「磁気ヘッド」と称する)を図4に示
す。
て、記録信号に応じて印加する磁界の磁極が変化する磁
界変調方式が知られている。この方式を用いた磁界発生
装置(以下、単に「磁気ヘッド」と称する)を図4に示
す。
【0004】この磁気ヘッドでは、半導体レーザ素子2
からの光が対物レンズ4によって光磁気ディスク6の垂
直磁化膜8に照射される。照射された垂直磁化膜8の温
度をキューリー点以上に上昇させておき、垂直磁化膜8
の保磁力をゼロにしておく。そして、記録信号を磁界変
調回路10に入力すると、磁界発生装置12によって記
録信号に応じた磁界が垂直磁化膜8に印加され、磁界の
変化に応じた磁気パターンが磁化膜8に残存される。か
くして情報が記録される。
からの光が対物レンズ4によって光磁気ディスク6の垂
直磁化膜8に照射される。照射された垂直磁化膜8の温
度をキューリー点以上に上昇させておき、垂直磁化膜8
の保磁力をゼロにしておく。そして、記録信号を磁界変
調回路10に入力すると、磁界発生装置12によって記
録信号に応じた磁界が垂直磁化膜8に印加され、磁界の
変化に応じた磁気パターンが磁化膜8に残存される。か
くして情報が記録される。
【0005】この様に磁界変調方式で記録を行う場合、
垂直磁化膜の磁化方向を反転させるのに必要な磁界は、
膜特性にも依存するが、一般的に数百Oe以上の大きな
磁界が必要となる。その一方では、光磁気記録の非接触
記録の利点を生かすために、磁気ヘッドを光磁気記録媒
体から数百μm以上離す必要がある。従って、磁気ヘッ
ドには数十アンペアターン以上の大きな起電力が要求さ
れる。
垂直磁化膜の磁化方向を反転させるのに必要な磁界は、
膜特性にも依存するが、一般的に数百Oe以上の大きな
磁界が必要となる。その一方では、光磁気記録の非接触
記録の利点を生かすために、磁気ヘッドを光磁気記録媒
体から数百μm以上離す必要がある。従って、磁気ヘッ
ドには数十アンペアターン以上の大きな起電力が要求さ
れる。
【0006】また、高密度に情報の記録を行うには、磁
気ヘッドから発生する磁界の立上がり時間も十分に早く
する必要がある。この様な種々の要求を同時に満足させ
るためには、磁気ヘッドの励磁コイルを巻回したコアの
内部に、記録信号に応じて高速に変化する大きな磁束を
低消費電力で発生させる必要がある。この要求を満たす
ため、低消費電力でコイル両端に高い電圧を印加するよ
うに2つの補助コイルの逆起電圧を利用した磁気ヘッド
駆動回路が特開昭63−94406号に開示されてい
る。この磁気ヘッド駆動回路を図5に示す。
気ヘッドから発生する磁界の立上がり時間も十分に早く
する必要がある。この様な種々の要求を同時に満足させ
るためには、磁気ヘッドの励磁コイルを巻回したコアの
内部に、記録信号に応じて高速に変化する大きな磁束を
低消費電力で発生させる必要がある。この要求を満たす
ため、低消費電力でコイル両端に高い電圧を印加するよ
うに2つの補助コイルの逆起電圧を利用した磁気ヘッド
駆動回路が特開昭63−94406号に開示されてい
る。この磁気ヘッド駆動回路を図5に示す。
【0007】この駆動回路は、ヘッドコイル14のイン
ダクタンスより十分に大きなインダクタンスを有する補
助コイル16,18を有している。この駆動回路では、
スイッチング素子19,20を交互にオン・オフするこ
とにより、補助コイル16,18で発生する逆起電圧
と、電源24の電圧Vcとの和をヘッドコイル14に印
加して、高速で変化する磁束を低電圧で発生させてい
る。
ダクタンスより十分に大きなインダクタンスを有する補
助コイル16,18を有している。この駆動回路では、
スイッチング素子19,20を交互にオン・オフするこ
とにより、補助コイル16,18で発生する逆起電圧
と、電源24の電圧Vcとの和をヘッドコイル14に印
加して、高速で変化する磁束を低電圧で発生させてい
る。
【0008】記録密度を上げるためにこの様にして駆動
回路を高周波化する場合、磁気ヘッドコイル及び補助コ
イルと、補助コイルを除く駆動回路とを接続する接続線
が長いほど、接続線の寄生インダクタンスや寄生キャパ
シタンスが増大して駆動回路の高周波特性が悪くなる。
回路を高周波化する場合、磁気ヘッドコイル及び補助コ
イルと、補助コイルを除く駆動回路とを接続する接続線
が長いほど、接続線の寄生インダクタンスや寄生キャパ
シタンスが増大して駆動回路の高周波特性が悪くなる。
【0009】接続線の寄生インダクタンスや寄生キャパ
シタンスをなくすために、磁気ヘッドコイル及び補助コ
イルと、駆動回路とを近接させた磁気ヘッドが考案され
ている。この磁気ヘッドでは、図6に示すように、バッ
クコア26によって主磁極コア28と補助コイルコア3
0とが磁気的に接続されている。主磁極コア28には、
ヘッドコイルに相当する主磁極コイル32が巻回されて
いる。補助コイルコア30には補助コイル34が巻回さ
れている。バックコア26内には駆動回路36が配置さ
れている。この様にして、バックコア26を介して、主
磁極コイル32及び補助コイル34と、駆動回路36と
を近接して配置している。この結果、上記接続線の長さ
による影響を受けず駆動回路の高周波動作を可能にして
いる。
シタンスをなくすために、磁気ヘッドコイル及び補助コ
イルと、駆動回路とを近接させた磁気ヘッドが考案され
ている。この磁気ヘッドでは、図6に示すように、バッ
クコア26によって主磁極コア28と補助コイルコア3
0とが磁気的に接続されている。主磁極コア28には、
ヘッドコイルに相当する主磁極コイル32が巻回されて
いる。補助コイルコア30には補助コイル34が巻回さ
れている。バックコア26内には駆動回路36が配置さ
れている。この様にして、バックコア26を介して、主
磁極コイル32及び補助コイル34と、駆動回路36と
を近接して配置している。この結果、上記接続線の長さ
による影響を受けず駆動回路の高周波動作を可能にして
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6に示す磁
気ヘッドでは、主磁極コア28と補助コイルコア30と
をバックコア26によって共通に使用しているために、
磁気ヘッドを小型にしようとすると、主磁極コア28か
ら発生する磁束Aと、補助コイルコア30から発生する
磁束Bとが相互干渉する。このため、主磁極コア28か
ら光磁気記録媒体に適正な記録磁界を印加することがで
きなくなる。さらに、補助コイル34で蓄えられる磁束
のエネルギーが減少するために、補助コイルで蓄える逆
起電圧が低下する問題がある。
気ヘッドでは、主磁極コア28と補助コイルコア30と
をバックコア26によって共通に使用しているために、
磁気ヘッドを小型にしようとすると、主磁極コア28か
ら発生する磁束Aと、補助コイルコア30から発生する
磁束Bとが相互干渉する。このため、主磁極コア28か
ら光磁気記録媒体に適正な記録磁界を印加することがで
きなくなる。さらに、補助コイル34で蓄えられる磁束
のエネルギーが減少するために、補助コイルで蓄える逆
起電圧が低下する問題がある。
【0011】同様な問題は図5に示す駆動回路にも当て
はまる。即ち、補助コイル16,18とヘッドコイル1
4との間の磁場の相互干渉や相互インダクタンスによ
り、補助コイル34で蓄えられる磁束のエネルギーの損
失がある。
はまる。即ち、補助コイル16,18とヘッドコイル1
4との間の磁場の相互干渉や相互インダクタンスによ
り、補助コイル34で蓄えられる磁束のエネルギーの損
失がある。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、磁束エネルギ
ーを低減することなく低電力かつ高周波で記録磁界を印
加できる光磁気記録用磁界発生装置を提供することにあ
る。
たものであり、その目的とするところは、磁束エネルギ
ーを低減することなく低電力かつ高周波で記録磁界を印
加できる光磁気記録用磁界発生装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】光磁気記録媒体に対向す
る一端を有する第1のコアと、この第1のコアを記録信
号に応じて励磁する第1のコイルと、前記第1のコアに
磁気的に連結された第2のコアと、この第2のコアに巻
かれた第2のコイルと、前記第2のコイルに発生する電
圧を利用して前記第1のコイルに電流を流す駆動回路と
を備えた光磁気記録用磁界発生装置において、前記第1
のコアと前記第2のコアとが一体的に形成され、前記第
2のコイルによる磁気回路が前記第2のコアによって閉
じた構成となっていることを特徴としている。
る一端を有する第1のコアと、この第1のコアを記録信
号に応じて励磁する第1のコイルと、前記第1のコアに
磁気的に連結された第2のコアと、この第2のコアに巻
かれた第2のコイルと、前記第2のコイルに発生する電
圧を利用して前記第1のコイルに電流を流す駆動回路と
を備えた光磁気記録用磁界発生装置において、前記第1
のコアと前記第2のコアとが一体的に形成され、前記第
2のコイルによる磁気回路が前記第2のコアによって閉
じた構成となっていることを特徴としている。
【0014】
【作用】第2のコイルによる磁束は、閉じた構成となっ
ている第2のコイルの磁気回路を通る。第2のコイルに
発生する電圧を利用して駆動回路によって第1のコイル
に電流が流される。第1のコイルによる磁束と第2のコ
イルによる磁束とは互いに干渉することなく、第1のコ
アと第1のコイルとによって記録信号に応じた磁界が光
磁気記録媒体に印加される。
ている第2のコイルの磁気回路を通る。第2のコイルに
発生する電圧を利用して駆動回路によって第1のコイル
に電流が流される。第1のコイルによる磁束と第2のコ
イルによる磁束とは互いに干渉することなく、第1のコ
アと第1のコイルとによって記録信号に応じた磁界が光
磁気記録媒体に印加される。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明による光磁気記録用磁界発生装置
の第1実施例を示している。図1において符号40は、
直方体形状のバックコアを示す。このバックコア40
は、高周波特性の良い磁性材料、例えばフェライト等の
磁性材料によって形成されている。このバックコア40
の中央部には主磁極コア42が形成されている。主磁極
コア42とバックコア40とは磁気的に結合されてお
り、主磁極コア42はバックコア40と同じ材料で形成
されている。この主磁極コア42には主磁極コア42を
記録信号に応じて励磁するための主磁極コイル44が巻
回されている。
明する。図1は本発明による光磁気記録用磁界発生装置
の第1実施例を示している。図1において符号40は、
直方体形状のバックコアを示す。このバックコア40
は、高周波特性の良い磁性材料、例えばフェライト等の
磁性材料によって形成されている。このバックコア40
の中央部には主磁極コア42が形成されている。主磁極
コア42とバックコア40とは磁気的に結合されてお
り、主磁極コア42はバックコア40と同じ材料で形成
されている。この主磁極コア42には主磁極コア42を
記録信号に応じて励磁するための主磁極コイル44が巻
回されている。
【0016】このバックコア40の両側部には、貫通し
た開口46が形成されている。この開口を通るようにし
て、バックコア40の両側部には補助コイル48,50
が巻回されている。この補助コイル48,50は図5に
示す従来例での補助コイル16,18に相当する働きを
行う。図1に示すように、これら補助コイル48,50
の巻回中心軸と、主磁極コイル44の巻回中心軸とは直
交している。
た開口46が形成されている。この開口を通るようにし
て、バックコア40の両側部には補助コイル48,50
が巻回されている。この補助コイル48,50は図5に
示す従来例での補助コイル16,18に相当する働きを
行う。図1に示すように、これら補助コイル48,50
の巻回中心軸と、主磁極コイル44の巻回中心軸とは直
交している。
【0017】バックコア40の形状により、補助コイル
48から形成される磁気回路は、図1において符号Aで
夫々示す点線のように閉じた構成となり、集中して分布
している。この構成により、補助コイル48から発生す
る磁束と、主磁極コア42から発生する磁束とが干渉し
ないので、補助コイル48で蓄えられるエネルギーに影
響を与えることがなく、主磁極コイル42から光磁気記
録媒体に印加する印加磁界に影響を与えることがない。
48から形成される磁気回路は、図1において符号Aで
夫々示す点線のように閉じた構成となり、集中して分布
している。この構成により、補助コイル48から発生す
る磁束と、主磁極コア42から発生する磁束とが干渉し
ないので、補助コイル48で蓄えられるエネルギーに影
響を与えることがなく、主磁極コイル42から光磁気記
録媒体に印加する印加磁界に影響を与えることがない。
【0018】同様にして、バックコア40の形状によ
り、補助コイル50から形成される磁気回路は、図1に
おいて符号Bで夫々示す点線のように閉じた構成とな
り、集中して分布している。この構成により、補助コイ
ル50から発生する磁束と、主磁極コア42から発生す
る磁束とが干渉しないので、補助コイル50で蓄えられ
るエネルギーに影響を与えることがなく、主磁極コイル
42から光磁気記録媒体に印加する印加磁界に影響を与
えることがない。
り、補助コイル50から形成される磁気回路は、図1に
おいて符号Bで夫々示す点線のように閉じた構成とな
り、集中して分布している。この構成により、補助コイ
ル50から発生する磁束と、主磁極コア42から発生す
る磁束とが干渉しないので、補助コイル50で蓄えられ
るエネルギーに影響を与えることがなく、主磁極コイル
42から光磁気記録媒体に印加する印加磁界に影響を与
えることがない。
【0019】前述したように、主磁極コイル44の巻回
中心軸と、補助コイル48,50の巻回中心軸とは直交
しているので、ノイマンの公式により、主磁極コイル4
4と補助コイル48,50とによる相互インダクタンス
を形成しないようになっている。
中心軸と、補助コイル48,50の巻回中心軸とは直交
しているので、ノイマンの公式により、主磁極コイル4
4と補助コイル48,50とによる相互インダクタンス
を形成しないようになっている。
【0020】従って、主磁極コア42から発生する磁界
と補助コイル48,50から発生する磁界との相互干渉
を低減できる。また、上記相互インダクタンスによる影
響を低減できる。この結果、補助コイルで蓄える磁束の
エネルギーの損失を低減することができるので、主磁極
コイルと補助コイルを近接して配置しても上記相互干渉
を低減でき、磁気ヘッドを小型化することができる。従
って、本実施例の補助コイル48,50は、小型の浮上
型磁気ヘッド駆動回路の補助コイルとして使用できる。
さらに、前記補助コイルは、高い逆起電圧を保持するこ
とができるので、低電圧の電源を用いて磁気ヘッドに高
速で変化する磁束を発生させることができる。
と補助コイル48,50から発生する磁界との相互干渉
を低減できる。また、上記相互インダクタンスによる影
響を低減できる。この結果、補助コイルで蓄える磁束の
エネルギーの損失を低減することができるので、主磁極
コイルと補助コイルを近接して配置しても上記相互干渉
を低減でき、磁気ヘッドを小型化することができる。従
って、本実施例の補助コイル48,50は、小型の浮上
型磁気ヘッド駆動回路の補助コイルとして使用できる。
さらに、前記補助コイルは、高い逆起電圧を保持するこ
とができるので、低電圧の電源を用いて磁気ヘッドに高
速で変化する磁束を発生させることができる。
【0021】さらに、バックコア40が主磁極コア42
と同様の周波数特性の良いフェライトなどの磁性材料で
形成されているので、補助コイル48,50での周波数
特性も良くなる。
と同様の周波数特性の良いフェライトなどの磁性材料で
形成されているので、補助コイル48,50での周波数
特性も良くなる。
【0022】次に図2及び図3を用いて第2実施例を説
明する。なお、第1実施例と同様の部材には同一の参照
符号を付し、異なるところのみを説明する。本実施例で
は、主磁極コイル44及び補助コイル48,50がプリ
ントコイルによって形成されている。また、主磁極コイ
ル44と補助コイル48,50をバックコア40に固定
するための補助コイルコア52,54がバックコア40
上に配置されている。
明する。なお、第1実施例と同様の部材には同一の参照
符号を付し、異なるところのみを説明する。本実施例で
は、主磁極コイル44及び補助コイル48,50がプリ
ントコイルによって形成されている。また、主磁極コイ
ル44と補助コイル48,50をバックコア40に固定
するための補助コイルコア52,54がバックコア40
上に配置されている。
【0023】補助コイルコア52,54は、主磁極コア
42及びバックコア40と同様に高周波特性の良いフェ
ライトなどの材料によって形成されている。補助コイル
48をバックコア40と補助コイルコア52とによって
挟むことにより、補助コイル48により形成される磁気
回路は、図2において符号Cで示す点線のように閉じた
構成となり、補助コイル48で蓄えられるエネルギーの
損失を低減でき、補助コイル48で発生する磁界と主磁
極コイル44で発生する磁界との相互干渉を低減でき
る。
42及びバックコア40と同様に高周波特性の良いフェ
ライトなどの材料によって形成されている。補助コイル
48をバックコア40と補助コイルコア52とによって
挟むことにより、補助コイル48により形成される磁気
回路は、図2において符号Cで示す点線のように閉じた
構成となり、補助コイル48で蓄えられるエネルギーの
損失を低減でき、補助コイル48で発生する磁界と主磁
極コイル44で発生する磁界との相互干渉を低減でき
る。
【0024】同様にして、補助コイル50をバックコア
40と補助コイルコア54とによって挟むことにより、
補助コイル50により形成される磁気回路は、図2にお
いて符号Dで示す点線のように閉じた構成となり、上記
補助コイル48の場合と同様の効果が得られる。
40と補助コイルコア54とによって挟むことにより、
補助コイル50により形成される磁気回路は、図2にお
いて符号Dで示す点線のように閉じた構成となり、上記
補助コイル48の場合と同様の効果が得られる。
【0025】第1実施例では、補助コイルコアをバック
コアに巻回しなければならないが、磁気ヘッドを小型化
する場合にはバックコアも小さくなるので補助コイルコ
アを巻くのは難しい。しかし、第2実施例のように構成
すれば、補助コイルを予めプリントコイルで作成でき、
プリントコイルを挟む形でバックコアと補助コイルコア
とを取り付けることにより磁気ヘッドを形成することが
できるので、容易に小型の磁気ヘッドを提供することが
できる。
コアに巻回しなければならないが、磁気ヘッドを小型化
する場合にはバックコアも小さくなるので補助コイルコ
アを巻くのは難しい。しかし、第2実施例のように構成
すれば、補助コイルを予めプリントコイルで作成でき、
プリントコイルを挟む形でバックコアと補助コイルコア
とを取り付けることにより磁気ヘッドを形成することが
できるので、容易に小型の磁気ヘッドを提供することが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、磁束エネルギーを低減
することなく低電力かつ高周波で記録磁界を印加できる
光磁気記録用磁界発生装置を提供することが出来る。
することなく低電力かつ高周波で記録磁界を印加できる
光磁気記録用磁界発生装置を提供することが出来る。
【図1】本発明による光磁気記録用磁界発生装置の第1
実施例を示す斜視図。
実施例を示す斜視図。
【図2】第2実施例を示す斜視図。
【図3】図2に示す装置の分解斜視図。
【図4】磁界変調方式の光磁気記録用磁界発生装置を説
明するための構成図。
明するための構成図。
【図5】従来のヘッド駆動回路を示す回路図。
【図6】従来の光磁気記録用磁界発生装置を示す断面
図。
図。
40…バックコア、42…主磁極コア、44…主磁極コ
イル、46…開口、48,50…補助コイル、52,5
4…補助コイルコア。
イル、46…開口、48,50…補助コイル、52,5
4…補助コイルコア。
Claims (1)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体に対向する一端を有する
第1のコアと、この第1のコアを記録信号に応じて励磁
する第1のコイルと、前記第1のコアに磁気的に連結さ
れた第2のコアと、この第2のコアに巻かれた第2のコ
イルと、前記第2のコイルに発生する電圧を利用して前
記第1のコイルに電流を流す駆動回路とを備えた光磁気
記録用磁界発生装置において、前記第1のコアと前記第
2のコアとが一体的に形成され、前記第2のコイルによ
る磁気回路が前記第2のコアによって閉じた構成となっ
ていることを特徴とする光磁気記録用磁界発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5110297A JPH06325301A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 光磁気記録用磁界発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5110297A JPH06325301A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 光磁気記録用磁界発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325301A true JPH06325301A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14532129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5110297A Withdrawn JPH06325301A (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 光磁気記録用磁界発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325301A (ja) |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP5110297A patent/JPH06325301A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |