JPH06324904A - 試験命令の補正方法 - Google Patents

試験命令の補正方法

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JPH06324904A
JPH06324904A JP5115095A JP11509593A JPH06324904A JP H06324904 A JPH06324904 A JP H06324904A JP 5115095 A JP5115095 A JP 5115095A JP 11509593 A JP11509593 A JP 11509593A JP H06324904 A JPH06324904 A JP H06324904A
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Yukio Kobayashi
幸夫 小林
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、情報処理装置を、次々に生成した
試験命令列を実行した結果に基づいて試験する方法にお
ける、試験命令の補正方法に関し、試験精度の低下を最
小限に抑える。 【構成】 生成された任意の試験命令に対して、実行結
果データ、例えばエラーリストに基づいて、先行する命
令とのレジスタ干渉関係までを含めた、命令オペランド
が関係する実行条件のうち、対象命令の実行が不可とな
る命令オペランドの条件の組み合せを、試験命令補正処
理部(プログラム)より参照可能な命令禁止パラメタテ
ーブル,a,bとし、上記試験命令補正処理部に
おいて、補正対象となる命令オペランドの、上記実行に
関わる禁止条件がパラメタで構成された上記テーブル
,a,bを参照し、命令オペランドが取り得る各
種の値に、命令禁止条件パラメタテーブル,a,
bが指示する条件を削除する補正を行うように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の試験に
おいて、試験命令を次々に生成し実行させた結果として
得られるデータ、例えば、エラーリストにより良否判定
を行う方法において、生成された命令が被試験装置の障
害などで実行できないことに起因して、試験効率が低下
することを防止する為の試験命令の補正方法に関する。
【0002】最近の情報処理装置によるデータ処理の多
様化に伴い、製品の開発サイクルが短くなる動向にあ
る。従って、該情報処理装置を試験する場合、できる限
り効率良く試験することが要求される。
【0003】従来、ランダムコード発生部で生成したラ
ンダムコードを元に、試験命令を作成し、該作成した試
験命令を実行して、試験対象の情報処理装置を試験する
場合、試験が実行できない命令があると、その命令を取
り除いて試験していたため、生成されない命令に関する
試験とか、該命令と、例えば、レジスタ干渉を起こす命
令の試験ができないことから、試験効率が低下する問題
があった。
【0004】そこで、一回の試験で、実行が不可となる
障害に関連する部分を、事前に、できる限り洗い出して
おくことで、該障害部分を修復した後での試験での省力
化が期待できる。
【0005】その為には、例えば、命令単位で、実行不
可の条件とするのではなく、該命令のオペランドを単位
として、実行不可の条件とすることで、試験命令の試験
不可条件の範囲を狭め、結果として、生成される試験命
令の試験範囲を拡大して、障害に関連する部分の洗い出
しに寄与することができるようになり、試験効率の向上
が期待できる。
【0006】
【従来の技術】図9,図10は、従来の試験命令の生成
方法を説明する図であり、図9は、従来の試験プログラ
ムの構成例を示し、図10は、従来の試験命令の生成方
法、即ち、試験プログラムの命令コード生成部での処理
を流れ図で示している。
【0007】図9において、ランダムコード発生部 1
は、生成する命令の基本データとなるランダムなコード
を発生する部分てあり、命令コード生成部 2は、ランダ
ムコード発生部 1で発生したランダムコードを被試験装
置に定義されている命令コードに生成する部分であり、
命令オペランド生成部 3は、上記ランダムコード発生部
1で発生したランダムコードを、命令コード生成部 2で
生成された命令コードに定義されたオペランドに生成す
る部分であり、試験命令列生成部 4は、1づつ生成され
た命令を試験命令列として並べる部分であり、繰り返し
処理部 5は、試験命令列を次々に繰り返し生成させなが
ら、その試験命令列を試験実行処理部 20に与え、繰り
返し試験を実行させる部分であり、操作員会話処理部 6
は、本プログラムの実行に関する指示や、命令生成に指
示を与えるための操作員とプログラムとのインタフェー
ス機能部分であり、禁止命令コードテーブル 10 は、
生成を抑止したい命令を登録するテーブルであり、上記
試験実行処理部 20 は、生成された試験命令列を被試験
装置に実行させ、その結果のデータ、例えば、エラーリ
ストから装置の良否判定を行う部分である。
【0008】先ず、試験命令列を生成する際の1命令分
は、ランダムコード発生部 1より与えられたコードを基
に、命令コード生成部 2と命令オペランド生成部 3とに
より、生成される。{図10の処理ステップ 100参照} さらに、ランダムコード発生部 1より、次々に与えられ
るコードを基に、上記命令コード生成部 2と、命令オペ
ランド生成部 3とで、命令を生成し、試験命令列生成部
4に渡し、試験命令列として生成される。
【0009】次に、試験命令列生成部 4で生成された試
験命令列は、試験実行処理部 20 に与えられ、試験実行
処理部 20 は、この試験命令列を被試験装置で実行し、
実行結果である、上記エラーリストにより、該実行し
た命令の良否判定を行う。
【0010】このようにして、1回の命令列が終了する
と、繰り返し処理部 5により、次の試験命令列の生成と
実行を、操作員会話処理部 6で与えられた指示まで繰り
返す。
【0011】ここで、被試験装置の障害により特定の命
令が動作不良を起こすと、上記操作員会話処理部 6の機
能により、動作不良となる命令を、禁止命令コードテー
ブル 10 に登録する。
【0012】すると、以後の試験命令列には、命令コー
ド生成部 2の機能により、上記禁止命令コードテーブル
10 が指示している禁止命令の生成が抑止されるよう
になり、被試験装置の動作不良を回避して、試験が続行
できる。尚、図10は、上記命令コード生成部 2の処理
を示したフローであるが、生成した命令コードと禁止命
令コードテーブル 10 にあるコードと比較し、一致し
た場合は、生成した命令を無効にし、試験命令列として
格納されないような処理を行うことを示している。{図
10の処理ステップ 101〜104 参照}
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上で述べたように、
従来の試験命令の作成方法においては、一度、被試験装
置で実行して動作不可となって、禁止命令コードテーブ
ル 10 に登録されている命令が、試験命令列として生
成されないようにすることで、被試験装置の動作不良を
回避し、試験を続行できるように対処している。
【0014】一方、被試験装置の動作不良は、命令単位
が不良の場合より、その命令の実行条件が、ある特定な
場合にのみ発生するケースの方が多く、その実行条件の
みを回避し、他の条件での試験を続行させることで試験
精度の低下を最小限度に止める必要がある。
【0015】ところが、従来の方法では、命令そのもの
が生成されないため、生成されない命令そのものの機能
試験が全くできない上に、その命令と他の命令との干渉
による動作不良についても試験されなくなり、試験精度
の低下が大きいという問題がある。
【0016】本発明は上記従来の欠点に鑑み、情報処理
装置の試験において、試験命令を次々に生成した結果で
あるデータ、例えば、エラーリストにより良否の判定
を行う際、生成された命令が、被試験装置の障害などで
実行できないことにより、試験効率が低下するのを防止
することができる試験方法を提供することを目的とする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1〜図2、本発明の原
理説明図であり、図1は、本発明の試験プログラムの構
成例を示し、図2は、本発明の試験命令補正処理部での
動作フローを示している。上記の問題点は下記の如くに
構成した試験命令の補正方法によって解決される。
【0018】(1) 情報処理装置を、次々に生成した試験
命令列の実行結果として得られるデータ、例えば、エラ
ーリストに基づいて試験する方法であって、一つの命
令を実行した結果として得られるデータ、例えば、エラ
ーリストに基づいて、任意の試験命令に対して、先行
する命令とのレジスタ干渉関係までを含めた、上記命令
オペランドが関係する実行条件のうち、対象命令の実行
が不可となる命令オペランドの条件の組み合せを、命令
禁止条件パラメタテーブルとして作成し、任意の試験
命令を生成した後に行う試験命令補正処理において、補
正対象となる命令のオペランドに対して、上記命令禁止
条件パラメタテーブルを参照し、該試験命令を生成す
る処理過程で、該命令のオペランドが取り得る各種の値
に、上記命令禁止条件パラメタテーブルが指示する条
件を削除する補正を行って、実行不可となる条件の命令
オペランドの生成が抑止された試験命令列を生成するよ
うに構成する。
【0019】(2) 情報処理装置を、次々に生成した試験
命令列の実行結果として得られるデータ、例えば、エラ
ーリストに基づいて試験する方法であって、一連の命
令列を実行した結果として得られるデータ、例えば、エ
ラーリストaに基づいて、任意の試験命令に対して、
先行する命令とのレジスタ干渉関係までを含めた、上記
命令オペランドが関係する実行条件のうち、対象命令の
実行が不可となる命令オペランドの条件の組み合せを、
命令禁止条件パラメタテーブルaとして作成してお
き、任意の試験命令を生成するときの試験命令オペラン
ド補正生成処理において、補正対象となる命令のオペラ
ンドを生成するときに、上記命令禁止条件パラメタテー
ブルaを参照し、該命令のオペランドが取り得る各種
の値に、上記命令禁止条件パラメタテーブルaが指示
する条件を削除する補正を行って、実行不可となる条件
の命令オペランドの生成が抑止された試験命令列を生成
するように構成する。
【0020】(3) 上記命令禁止条件パラメタテーブル
aを、上記情報処理装置の設計条件を付加した命令禁止
条件パラメタテーブルbとして生成するように構成す
る。
【0021】
【作用】図1,図2は、本発明による試験命令の補正方
法の概念図である。図1は本発明による試験プログラム
の機能構成を示しており、図2は命令補正の処理フロー
である。
【0022】図1において、試験命令列を生成する際の
一命令分の生成は、命令コード生成部 2と命令オペラン
ド生成部 3とにより行われる。ここで、被試験装置の障
害により特定の命令が動作不良を起こすと、例えば、エ
ラーリストが出力される。
【0023】そこで、操作員会話処理部 6では、操作員
が、該エラーリストを解析して、動作不良となる命令
とその条件を、要素ごとに、例えば、障害の要因となっ
た汎用レジスタの番号, メモリアクセスが障害要因とな
っている場合には、メモリのアクセス領域, 複数個の命
令間のレジスタ干渉が障害の要因となっているときに
は、そのレジスタ干渉の条件、先行命令との間の競合条
件が障害要因となっているときには、その競合条件等を
パラメタとして、命令禁止パラメタテーブル 11 に登
録する。
【0024】以後で生成される試験命令については、試
験命令補正処理部 12 により、上記命令コード生成部 2
は、命令オペランド生成部 3により生成された命令コー
ドと,そのオペランド部を、上記命令禁止パラメタテー
ブル 11 に登録されている禁止条件に基づいて、パラ
メタ数n分の補正処理を行うことにより、命令そのもの
を抑止することなく、禁止条件で指示されたオペランド
の生成のみが抑止されるようになり、被試験装置の動作
不良を回避して、試験が続行できる。
【0025】図2は試験命令補正処理部を示したフロー
であるが、生成した試験命令と命令禁止条件パタメタテ
ーブル 11 を検索し、条件一致した場合は、生成した
試験命令のオペランドを、上記禁止条件パタメタテーブ
ル 11 の条件に従って補正し、試験命令列として格納
するようにしたものである。{図2の処理ステップ 20
0,201a,201b, 〜参照} 従って、命令禁止パラメタテーブルに、禁止条件とし
て命令コードそのものが指示されている場合を除き、命
令そのものが生成されないことによる試験精度の低下と
いう問題点を回避できる。つまり、動作不良となる条件
が、より詳しく複数個にパラメタ化されるほど、禁止範
囲が狭くなる、例えば、前述のレジスタ番号が条件とし
て指示されている場合には、そのレジスタ番号を使用す
るオペランドのみ削除されることになり、命令そのもの
は生成されるので、結果として生成される試験命令の範
囲が拡大される方向に作用する。
【0026】このことにより、試験精度の低下が最小限
度に抑えられるという効果が生じる。
【0027】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1,図2は本発明の原理説明図であり、図
3〜図5は、本発明の一実施例を示した図であり、図6
〜図8は、本発明の他の実施例を示した図であり、それ
ぞれ、図3,図6は試験プログラムの構成例を示し、図
4は、試験命令補正処理部の、図7は命令オペランド補
正生成部の動作フローを示し、図5,図8は、命令禁止
条件パラメタテーブル,a,bの構成例を示して
いる。
【0028】本発明においては、試験命令を生成して、
被試験装置で実行した結果の、例えば、エラーリスト
に基づいて、操作員が該試験命令が動作不可能な要因を
解析して、命令禁止条件パラメタテーブルを生成し、
該生成した命令禁止条件パラメタテーブルに基づい
て、上記生成した命令のオペランド部分の一部を補正す
る手段、或いは、一連の試験命令列を生成して、被試験
装置で実行した結果の、上記エラーリスト,或いは、
設計条件に基づいて、上記命令禁止条件パラメタテーブ
ルa,bを生成しておき、新たに、該試験命令のオ
ペランドを生成する時に、上記命令禁止条件パラメタテ
ーブルa,bに基づいて、禁止条件を削除したオペ
ランドを持つ試験命令を生成する手段が、本発明を実施
するのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号
は同じ対象物を示している。
【0029】以下、図1,図2を参照しながら、図3〜
図5,及び、図6〜図8によって、本発明の試験命令の
補正方法を説明する。図3は実施例の試験命令生成によ
る試験プログラムの構成例であり、図4は試験命令補正
処理部の処理フローである。又、図5は命令禁止条件パ
ラメタテーブルの例である。
【0030】図3において、図8で説明した従来の試験
プログラムを構成しているプログラム構成とは異なる命
令禁止条件パラメタテーブル 11 は、命令の実行禁止
条件を細かく規定しパラメタ化したテーブルであり、試
験命令補正処理部 12 は、生成された試験命令を、上記
実行禁止条件のパラメタテーブルの条件に従い補正す
る部分である。
【0031】上記命令禁止条件パラメタテーブルが、
本発明の主眼となるものであって、例えば、上記試験命
令生成処理部 7{図8の命令コード生成部 2,命令オペ
ランド生成部 3に対応する}で生成された試験命令を被
試験装置で実行して、障害が発生したときの、例えば、
エラーリストを、操作者が見て、その障害要因を解析
して、図5に示した命令禁止パラメタテーブルを生成
(登録)する。
【0032】例えば、障害の要因となった汎用レジスタ
の番号{図5のパラメタ2,3,4参照}, メモリアク
セスが障害要因となっている場合には、メモリのアクセ
ス領域{図5のパラメタ6参照}, 複数個の命令間のレ
ジスタ干渉が障害の要因となっているときには、そのレ
ジスタ干渉の条件{図5のパラメタ7参照},先行命令
との間の競合条件が障害要因となっているときには、そ
の競合条件{図5のパラメタ8参照}等をパラメタとし
て、命令禁止パラメタテーブルに登録する。
【0033】図5の命令禁止パラメタの内、パラメタ5
は、被試験装置を構成しているレジスタの深さ方向のレ
ジスタの数で、その障害の範囲から要素数範囲(VL)で規
定する。又、上記命令禁止パラメタテーブルの内、レ
ジスタの範囲については、レジスタ番号でも良いし、レ
ジスタ番号の範囲を規定しても良い。
【0034】その他、障害の原因に起因する各種の要素
を、パラメタとして、上記命令禁止条件パラメタテーブ
ルに登録しておき、命令のオペランドを規定する値の
内、上記命令禁止条件パラメタテーブルが指示するパ
ラメタについては、上記生成された命令のオペランドか
ら削除することで、動作不可能な条件を削除して、実行
できる命令を作成するのが、本発明の主旨である。
【0035】先ず、試験命令列を生成する際の1命令分
は、ランダムコード発生部 1より与えられたコードを基
に、試験命令生成処理部 7により命令コードとオペラン
ドが生成される。
【0036】上記生成された命令は、試験命令補正処理
部 12 で、上記命令禁止パラメタテーブル 11 にある
各パラメタの指定に従い補正され、被試験装置の動作不
良条件が取り除かれる。
【0037】さらに、ランダムコード発生部 1より、次
々に与えられるコードを基に、試験命令生成処理部 7は
命令を生成し、試験命令補正処理部 12 に渡し、上記命
令禁止条件パラメタテーブルに基づいて、上記のよう
にして、生成されて命令のオペランド部を補正 (具体的
には、該当オペランドの削除) して、試験命令列生成部
4で試験命令列として生成される。
【0038】次に、上記試験命令生成部 4で生成された
試験命令列は、試験実行処理部 20に与えられ、試験実
行処理部 20 では、この試験命令列を被試験装置で実行
し、結果の良否判定を行う。
【0039】1回の命令列が終了すると、繰り返し処理
部 5により、次の試験命令列の生成と実行を、操作員会
話処理部 6で与えられた指示まで繰り返す。試験時に、
被試験装置の障害により特定の命令が動作不良を起こし
た場合、操作員会話処理部 6の機能により、動作不良と
なる命令の実行条件を、前述の図5で示す命令禁止条件
パラメタテーブルにあるようなパラメタに分解し登録
する。この操作により、以後の試験命令列には、試験命
令補正処理部 7の機能により、試験命令列実行による、
被試験装置の動作不良が回避され、試験が続行できる。
【0040】図4は、上記試験命令補正部 12 での動作
フローを示したもので、生成された命令のオペランド中
に、上記命令禁止条件パラメタテーブルが禁止してい
る条件があるか否かが、該命令禁止条件パラメタテーブ
ル中のパラメタ数nの数だけ調べられ、一致するオペ
ランド条件については、該生成された命令のオペランド
中から削除する。{図4の処理ステップ 300 〜304 参
照} 次に、図6〜図8により、他の実施例について説明す
る。図6において、命令オペランド補正生成部 13 は、
命令のオペランドを生成するときに、命令禁止条件パラ
メタテーブルa,bを参照して、一致するオペラン
ドを除いて命令のオペランドを生成する部分である。
【0041】即ち、図6の構成は、図3の構成の、生成
された命令に補正をする代わりに、命令オペランド補正
生成部 13 により、オペランドの生成過程で、命令禁止
パラメタテーブルaのパラメタの指示を取り込んでし
まう方法である。
【0042】又、図8のの命令禁止パラメタテーブル
a,bは、図5の命令禁止条件パラメタテーブルに
対して、操作員の会話処理を行う前に、例えば、事前に
実行した命令列により発生したエラーリストaに基づ
いて、命令禁止パラメタを登録しておくか、試験プログ
ラムの中に、被試験装置の設計条件等で、予め、分かっ
ている障害条件に基づいて、命令禁止パラメタテーブル
bを備えておくことを特徴としており、試験プログラ
ムの走行前に、被試験装置の動作不良条件を指示できる
ため、操作員の介入を軽減できる効果がある。
【0043】図7は、そのときの命令オペランド補正生
成部 13 での動作フローを示している。即ち、図4で説
明したと同様に、生成される途上の命令のオペランド中
に、上記命令禁止条件パラメタテーブルa,bが禁
止している条件があるか否かが、該命令禁止条件パラメ
タテーブルa,b中のパラメタ数nの数だけ調べら
れ、一致するオペランド条件については、該生成される
途上の命令のオペランド中から削除する。{図7の処理
ステップ 400 〜404 参照} このように、本発明による試験命令の補正方法において
は、任意の試験命令に対して、実行結果の、例えば、エ
ラーリストに基づいて、先行する命令とのレジスタ干
渉関係までを含めた、命令オペランドが関係する実行条
件のうち、対象命令の実行が不可となる命令オペランド
の条件の組み合せを、試験命令補正処理部(プログラ
ム)より参照可能な命令禁止パラメタテーブルとし、
上記試験命令補正処理部において、補正対象となる命令
オペランドの、上記実行に関わる禁止条件がパラメタで
構成された上記テーブルを参照し、命令オペランドが
取り得る各種の値に、命令禁止条件パラメタテーブル
が指示する条件を削除する補正を行うことで、実行不可
となる条件の命令オペランドの生成が抑止された試験命
令列を生成するようにしたところに特徴がある。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の試験命令の
補正方法によれば、命令禁止パラメタテーブル,
a,bに、禁止条件として命令コードそのものが指示
されている場合{例えば、パラメタ1の条件}を除き、
命令そのものが生成されないことによる試験精度の低下
という問題点は回避できる。
【0045】又、動作不良となる条件が、より詳しく複
数個にパラメタ化できるため、禁止範囲が狭くなり、結
果として、生成される試験命令のバリエーション範囲が
拡大される方向に作用し、試験精度の低下が最小限度に
抑えられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(その1)
【図2】本発明の原理説明図(その2)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図6】本発明の他の実施例を示した図(その1)
【図7】本発明の他の実施例を示した図(その2)
【図8】本発明の他の実施例を示した図(その3)
【図9】従来の試験命令の補正方法を説明する図(その
1)
【図10】従来の試験命令の補正方法を説明する図(そ
の2)
【符号の説明】
1 ランダムコード発生部 2 命令コード
生成部 3 命令オペランド生成部 4 試験命令列
生成部 5 繰り返し処理部 6 操作員会話
処理部 7 試験命令生成部 10 禁止命令コードテーブル 11 命令禁止条件パラメタテーブル, a,b 12 試験命令補正処理部 20 試験実行処理部 100 〜104,200 〜201a,201b,202,300 〜304,400 〜404
処理ステップ ,a 試験命令の実行結果データ, エラーリスト , a,b 命令禁止条件パラメタテーブル 禁止命令コードテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置を、次々に生成した試験命令
    列の実行結果データ()に基づいて試験する方法であ
    って、 一つの命令を実行した結果データ()に基づいて、任
    意の試験命令に対して、先行する命令とのレジスタ干渉
    関係までを含めた、上記命令オペランドが関係する実行
    条件のうち、対象命令の実行が不可となる命令オペラン
    ドの条件の組み合せを、命令禁止条件パラメタテーブル
    ()として作成し、 任意の試験命令を生成した後に行う試験命令補正処理に
    おいて、補正対象となる命令のオペランドに対して、上
    記命令禁止条件パラメタテーブル()を参照し、該試
    験命令を生成する処理過程で、該命令のオペランドが取
    り得る各種の値に、上記命令禁止条件パラメタテーブル
    ()が指示する条件を削除する補正を行って、実行不
    可となる条件の命令オペランドの生成が抑止された試験
    命令列を生成することを特徴とする試験命令の補正方
    法。
  2. 【請求項2】情報処理装置を、次々に生成した試験命令
    列の実行結果データ()に基づいて試験する方法であ
    って、 一連の命令列を実行した結果データ(a)に基づい
    て、任意の試験命令に対して、先行する命令とのレジス
    タ干渉関係までを含めた、上記命令オペランドが関係す
    る実行条件のうち、対象命令の実行が不可となる命令オ
    ペランドの条件の組み合せを、命令禁止条件パラメタテ
    ーブル(a)として作成しておき、 任意の試験命令を生成するときの試験命令オペランド補
    正生成処理において、補正対象となる命令のオペランド
    を生成するときに、上記命令禁止条件パラメタテーブル
    (a)を参照し、該命令のオペランドが取り得る各種
    の値に、上記命令禁止条件パラメタテーブル(a)が
    指示する条件を削除する補正を行って、実行不可となる
    条件の命令オペランドの生成が抑止された試験命令列を
    生成することを特徴とする試験命令の補正方法。
  3. 【請求項3】上記命令禁止条件パラメタテーブル(
    a)を、上記情報処理装置の設計条件を付加した命令禁
    止条件パラメタテーブル(b)として生成することを
    特徴とする請求項2に記載の試験命令の補正方法。
JP5115095A 1993-05-18 1993-05-18 試験命令の補正方法 Withdrawn JPH06324904A (ja)

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Cited By (5)

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