JPH0632481A - 紙搬送ローラ - Google Patents

紙搬送ローラ

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Publication number
JPH0632481A
JPH0632481A JP19097792A JP19097792A JPH0632481A JP H0632481 A JPH0632481 A JP H0632481A JP 19097792 A JP19097792 A JP 19097792A JP 19097792 A JP19097792 A JP 19097792A JP H0632481 A JPH0632481 A JP H0632481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
rollers
conveying
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19097792A
Other languages
English (en)
Inventor
Itsutaka Miyamoto
厳恭 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP19097792A priority Critical patent/JPH0632481A/ja
Publication of JPH0632481A publication Critical patent/JPH0632481A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対をなす2つのローラを加圧して紙を挟持し
て搬送するとき、小さい動力で紙が曲がらずスリップす
ることなく安定正確に搬送できる機構を提供する。 【構成】 駆動側に樹脂等の剛体ローラ22を有する紙搬
送ローラ構造であって、従動側のローラ21の構造を剛体
のコア21A部の上に肉厚2mm以上の合成ゴム等の弾力部
材をライニングしたものにし、且つ、該両ローラの加圧
時に最低0.8mm以上のニップLが形成されるようにした
ことを特徴とする紙搬送ローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置において転
写紙搬送を行う紙搬送ローラを確実に安定して作動さす
ための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙搬送ローラ構造では図4に示す
ように搬送される転写紙14に対して通常、駆動側が剛体
のコア28Aに弾力性を持つゴムをライニングしたローラ
28が使われ、従動側に剛体ローラ29を用いたローラが用
いられている。そして、加圧力を特に大きくしなくても
搬送力が得られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に従来型の紙搬送ローラ対では搬送力が小動力で得られ
る利点をもっているが、駆動側を弾力性のあるものにす
ると、外径加工精度が上がりにくくそのため紙曲がり現
象や紙搬送速度ムラが起き易い。これを解決するために
駆動ローラを加工精度の高い剛体ローラにすることが望
ましい。しかし、従来の両ローラの加圧力のままにして
おくと、紙と駆動ローラ表面の喰付き力が得られず、ス
リップが大きく満足な搬送力が得られない。そのため加
圧力を増さねばならず、動力も大きくなる。
【0004】本発明はこのような問題点を解決し通常の
動力で正しい方向に正確な搬送量の得られる紙搬送ロー
ラを提供することを課題目的にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は次の技術手段
a又はbによって達成される。
【0006】(a)駆動側に剛体ローラを有する紙搬送
ローラ構造であって、従動側のローラの構造を剛体のコ
ア部の上に肉厚2mm以上の弾力部材をライニングしたも
のにし、且つ、該両ローラの加圧時に最低0.8mm以上の
ニップが形成されるようにしたことを特徴とする紙搬送
ローラ。
【0007】(b)前記弾力部材は合成ゴムであり、剛
体コアの材質は合成樹脂であることを特徴とするa項記
載の紙搬送ローラ。
【0008】
【実施例】先ず、本考案の実施例が搭載された電子写真
装置の給紙部分について図1の側面図を用いて説明す
る。
【0009】感光体ドラム61上に分解露光された潜像は
現像装置40により各色トナーの現像ローラ42,43,44に
よりそれぞれ現像されて、多色画像を形成し、転写位置
にある転写極51により毎葉給紙機10から転写位置の搬送
ベルト52上に給紙されて来る転写紙14上に転写され、定
着装置へ運ばれて行く。
【0010】搬送ベルト52の搬送速度と感光体ドラム61
の周速は同速であり、転写紙14と感光体ドラム61は相対
的なずれを生ずることなく正確なトナー像の転写が行わ
れる。
【0011】給紙機10のケース13内には転写紙14が集積
装填されており、集積された転写紙14は押し上げ板11の
押上げ作用によって送り出しローラ12に接触し、該ロー
ラ12によって上面の1枚が送り出され、対をなす第1搬
送ローラの従動ローラ及び駆動ローラ21,22、曲げ部の
搬送ガイド25A,25B、直線部の搬送ガイド26A,26B
及び対をなす第2搬送ローラ23,24によって搬送され、
更に、直線部の搬送ガイド27A,27Bを経て搬送ベルト
52の入口に達し感光体ドラム61と同期し、前述のように
像転写を受けるようにしてある。
【0012】そして、ケース13の先端部及び第2搬送ロ
ーラ23,24の入口部には給紙センサー機構30のアクチュ
エータ32Aがチャンネル材31に取り付けられて設置され
ている。そしてこれにより転写紙がタイミングを合せて
確実に送り出されているかどうかがチェックされながら
搬送が続けられる。
【0013】このように対をなす第1の搬送ローラの従
動ローラ21、駆動ローラ22、第2の搬送ローラ23,24
は、本発明の紙搬送ローラを構成している。
【0014】即ち、両ローラ対は全く同じものであるの
で対をなす第1の搬送ローラの従動ローラ21、駆動ロー
ラ22について図2,図3の正面図を用いてその作用を詳
述する。
【0015】駆動ローラ22は剛体であり、精密成形され
寸法は正確であるがコストは低くできるものである。ま
た、従動ローラ21はコア部21Aに弾性体として合成ゴム
をライニングしたものであり、厚さは2mm以上にしてあ
る。
【0016】両ローラ間の加圧量が低く図2に示すよう
にニップ量が殆どないときは転写紙14と駆動ローラ表面
との間にスリップが起るだけで転写紙14が駆動ローラ22
だけでなく従動ローラ21の弾性体上にも喰込めない状態
になっている。
【0017】しかし、図3に示すようにゴムの肉厚を増
し、両ローラ21,22間の加圧力を少しずつ大きくして行
き、ニップ量Lが0.8mmを超える状態になると、駆動ロ
ーラ22の外周面と従動ローラ21の外周面との接触部分25
が生じ駆動ローラ22がまわされることにより、従動ロー
ラ21にも強力な駆動力が生じる。従って、転写紙14と従
動ローラ21の表面との喰付きが大きくなり、スリップが
消え正確な搬送が従動ローラ主体で始まる。そして転写
紙14の先端部がニップ部を通過した以後は前記接触部分
25のところは転写紙14を介してニップ形状が保たれ転写
紙14と駆動ローラ22の表面は抱き角θをもつのでスリッ
プすることなく、充分の摩擦回転力の伝達が行われ、更
に転写紙14を介して従動ローラへの駆動伝達が楽になさ
れる。
【0018】前記従動ローラ21の弾性体としての合成ゴ
ム部分の厚さは2mm以上であり、ニップ量は0.8mm以上
であれば、スリップなく充分安定した転写紙の毎葉搬送
が行われることが確認できた。
【0019】ちなみにゴム硬度は20度から60度までの間
のものが使える。
【0020】
【発明の効果】本発明の紙搬送ローラにより、電子写真
装置の転写紙の供給搬送はスリップすることなく、必要
時期に必要位置に普通の大きさの動力でJAM等の搬送
トラブルを起こすことなく正確で充分安定した状態で達
成されるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真装置給紙部の部分側面図。
【図2】紙搬送ローラのニップ圧の小さいときの状態を
表す正面図。
【図3】紙搬送ローラのニップ量が適当な場合の搬送初
期の状態を示す正面図。
【図4】従来の紙搬送ローラを表わす正面図。
【符号の説明】
14 転写紙 21 従動ローラ 21A コア部 22 駆動ローラ θ 抱き角 L ニップ量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側に剛体ローラを有する紙搬送ロー
    ラ構造であって、従動側のローラの構造を剛体のコア部
    の上に肉厚2mm以上の弾力部材をライニングしたものに
    し、且つ、該両ローラの加圧時に最低0.8mm以上のニッ
    プが形成されるようにしたことを特徴とする紙搬送ロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記弾力部材は合成ゴムであり、剛体コ
    アの材質は合成樹脂であることを特徴とする請求項1記
    載の紙搬送ローラ。
JP19097792A 1992-07-17 1992-07-17 紙搬送ローラ Pending JPH0632481A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19097792A JPH0632481A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 紙搬送ローラ

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JP19097792A JPH0632481A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 紙搬送ローラ

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Publication Number Publication Date
JPH0632481A true JPH0632481A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16266821

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JP19097792A Pending JPH0632481A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 紙搬送ローラ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9530236B2 (en) 2011-12-22 2016-12-27 Sony Corporation Time code display device and time code display method

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