JPH06324650A - 表示駆動装置 - Google Patents

表示駆動装置

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JPH06324650A
JPH06324650A JP13392293A JP13392293A JPH06324650A JP H06324650 A JPH06324650 A JP H06324650A JP 13392293 A JP13392293 A JP 13392293A JP 13392293 A JP13392293 A JP 13392293A JP H06324650 A JPH06324650 A JP H06324650A
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JP
Japan
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data
display
address
control
signal
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Application number
JP13392293A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Nagasaki
克彦 長崎
Kazutoshi Shimada
和俊 島田
Eisaku Tatsumi
栄作 巽
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
Shinichi Sunakawa
伸一 砂川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、表示データの読み出し/書き換え
の待ち合わせ期間を短縮し制御用CPUcの処理速度の
低速化を防止することができる表示駆動装置を提供す
る。 【構成】 表示駆動装置10は、液晶ディスプレイ(L
CD)モジュール12、ビデオRAM14および制御用
CPU16と共に表示装置18を構成する。データライ
トサイクル時に制御用CPU16はアドレス信号および
ライト信号を表示駆動装置10の制御信号ラッチ回路3
4にラッチし、データ信号をCPU制御用I/F30の
CPUデータラッチメモリにラッチすると、CPU制御
用I/F30からACK信号を受け取り、データの書換
動作を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パソコン、ワークス
テーション等に用いられる液晶ディスプレイなどの表示
装置を制御する表示駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の表示駆動装置の構成を示
す。この表示駆動装置aは液晶ディスプレイ(LCD)
モジュールb、制御用CPUcおよびビデオRAMdと
共に表示装置eを構成する。表示駆動装置aでは、タイ
ミングコントローラgで時分割に生成された読出制御信
号にしたがってビデオRAMdからデータがメモリイン
ターフェース(I/F)hに読み込まれ、ディスプレイ
I/Fiに転送される。ディスプレイI/Fiに読み込
まれたデータはLCDモジュールbの仕様に合わせてデ
ータ変換されると、タイミングコントローラgからの表
示制御信号にしたがってLCDモジュールbに転送され
表示される。タイミングコントローラgは、ビデオRA
Mdからのデータの読出およびLCDモジュールbへの
データの転送といったLCDモジュールbを1ライン分
表示する動作を行なうと、すぐさまメモリI/Fhに対
してリフレッシュ信号を送りビデオRAMdに記憶され
たデータを保持する。また、CPU制御I/Fjはタイ
ミングコントローラgの時分割に同期して割り当てられ
たデータライトサイクル時にビデオRAMdに記憶され
ているデータを書き換える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たタイミングコントローラgのデータの読出表示動作お
よびリフレッシュ動作の最中に、制御用CPUcからビ
デオRAMdのデータの読み出し/書き換えを要求する
リード/ライト信号がCPU制御I/Fjに送られる
と、タイミングコントローラgはLCDモジュールbの
表示動作およびリフレッシュ動作の休止期間になるまで
CPU制御I/Fjを待ち状態にする。休止期間になっ
たときにタイミングコントローラgはCPU制御I/F
jにACK信号を出力してCPUcの読み出し/書き換
え動作を可能にする。この様子を図10のタイミングチ
ャートに示す。即ち、CPUcからライト信号Wが出力
されてCPU制御I/FjがACK信号を受け取るまで
に書き換え時の待ち合わせ期間が発生することになる。
この待ち合わせ期間は最長でLCDモジュールbの1ラ
イン分の表示時間である数十μsecに達することもあ
る。こうした待ち合わせ期間はビデオRAMdからデー
タを読み出すときにも同様に起こる。こうした待ち合わ
せ期間の発生は、制御用CPUcの処理速度の低下を招
き、システム全体の処理速度の低速化を引き起こしてい
た。また、LCDモジュールbに表示されるデータの演
算処理も遅延化して表示されるデータの更新が遅れる原
因となっていた。
【0004】本発明は、表示データの読み出し/書き換
えの待ち合わせ期間を短縮し制御用CPUの処理速度の
低速化を防止することができる表示駆動装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の表示駆動装置は、データを画面に表示する
画面表示手段と、この表示されるデータを記憶する表示
データ記憶手段と、この表示データ記憶手段に記憶され
るデータを出力するデータ処理手段とを有する表示装置
を制御する表示駆動装置において、表示データ記憶手段
に記憶されたデータを時分割に画面表示手段に出力する
同期制御手段と、この同期制御手段の時分割に同期し
て、表示データ記憶手段のデータを書き換える書換制御
手段と、この書換制御手段によって書き換えられるデー
タを記憶するデータ保持手段と、同期制御手段と非同期
に、データ処理手段によって出力されたデータをデータ
保持手段に記憶するデータ制御手段とを備える。
【0006】また、このデータ処理手段によって出力さ
れた書換信号を記憶する制御記憶手段と、表示データ記
憶手段に記憶されたデータを時分割に画面表示手段に出
力する同期制御手段と、制御記憶手段に書換信号が記憶
されているときに、同期制御手段の時分割に同期して表
示データ記憶手段のデータを書き換える書換制御手段
と、この書換制御手段によって書き換えられるデータを
記憶するデータ保持手段と、同期制御手段と非同期に、
データ処理手段によって出力されたデータを前記データ
保持手段に記憶するデータ制御手段とを備える。
【0007】さらに、表示データ記憶手段に記憶された
データを時分割に画面表示手段に出力する同期制御手段
と、データ処理手段によって指定されたアドレスのデー
タを、この同期制御手段の時分割に同期して表示データ
記憶手段から読み出す第1の読出制御手段と、この第1
の読出制御手段によって読み出されたデータおよびこの
データのアドレスを記憶するアドレスデータ記憶手段
と、このアドレスデータ記憶手段に記憶されたアドレス
を再びデータ処理手段が指定するときに、このアドレス
データ記憶手段に記憶されたデータを読み出す第2の読
出制御手段とを備える。
【0008】
【作用】本発明の表示駆動装置では、同期制御手段の時
分割にて表示データ記憶手段に記憶されたデータを画面
表示手段に表示し、データ保持手段に記憶されたデータ
を書換制御手段によって書き換えるが、その同期制御手
段と非同期にデータ処理手段はデータ保持手段のデータ
を書き換える。
【0009】また、同期制御手段の時分割にて表示デー
タ記憶手段に記憶されたデータを画面表示手段に表示
し、制御記憶手段に記憶された書換信号にしたがってデ
ータ保持手段に記憶されたデータを書換制御手段によっ
て書き換えるが、その同期制御手段と非同期にデータ処
理手段は書換信号を制御記憶手段に記憶し、データをデ
ータ保持手段に書き換える。
【0010】さらに、同期制御手段の時分割にて表示デ
ータ記憶手段に記憶されたデータを画面表示手段に表示
し、データ処理手段によって表示データ記憶手段からデ
ータを読み出すときに第1の読出制御手段によりデータ
およびこのデータのアドレスをアドレスデータ記憶手段
に記憶するが、このアドレスデータ記憶手段に記憶さた
アドレスを再びデータ処理手段が指定するときには第2
の読出制御手段によりこのアドレスデータ記憶手段に記
憶されたデータを読み出す。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8を参照
して詳細に説明する。
【0012】図1は本発明に係る表示駆動装置の第1実
施例の構成を示すブロック図である。表示駆動装置10
は、液晶ディスプレイ(LCD)モジュール12、ビデ
オRAM14および制御用CPU16と共に表示装置1
8を構成する。LCDモジュール12は上下に2分割さ
れたマトリクス電極12a、12bを有し、1本の走査
線12cに2本の走査電極を割り当てて駆動するマルチ
プレクス駆動方式のものである。ビデオRAM14はL
CDモジュール12の各画素に一対一に対応した記憶セ
ルにデータを記憶する。制御用CPU16はビデオRA
M14に記憶されたデータや他のレジスタの内容の読み
書きを制御する。表示駆動装置10はLCDモジュール
12、ビデオRAM14および制御用CPU16を時分
割にて同期制御するものであり、クロックジェネレータ
21、タイミングコントローラ23、ディスプレイイン
ターフェース(I/F)25、メモリI/F27、CP
U制御I/F30、RAMデータラッチメモリ32およ
び制御信号ラッチ回路34から構成される。ここで、制
御用CPU16の動作を規定する処理手順を格納するR
OM、制御用CPU16のワークエリア等で使用される
RAM等は、すでに公知の技術であるので省略した。ビ
デオRAM14に記憶される表示用のデータは、制御用
CPU16により図示しないキャラクタジェネレータな
どから転送される。つぎに、これらの各部について詳述
する。
【0013】[タイミングコントローラ23]図2はタ
イミングコントローラ23の構成を示すブロック図であ
る。タイミングコントローラ23はクロックジェネレー
タ21から基準クロックを受けてディスプレイI/F2
5およびメモリI/F27にタイミング信号を発生する
タイミングジェネレータ52および全体を同期制御する
ためのサイクル信号を発生するサイクルジェネレータ5
3を有する。ディスプレイI/F25に出力されるタイ
ミング信号はLCDモジュール12の表示制御に使用さ
れる。メモリI/F27に出力されるタイミング信号
は、ビデオRAM14のリフレッシュ制御、データリー
ド制御、データライト制御及び表示サイクル動作時のア
ドレス選択に使用される。また、サイクル信号はセマフ
ォ55および制御信号用セレクタ56に出力される。セ
マフォ55および制御信号用セレクタ56はCPU制御
I/F30からのリード/ライト要求、ディスプレイI
/F25からの表示データリード要求あるいはメモリI
/F27からのリフレッシュ要求に対して順次サイクル
を割り当てる。セマフォ55はプライオリティ判定回路
57、ダウンカウンタ回路58およびレジスタ制御信号
用セレクタ59から構成される。
【0014】プライオリティ判定回路57は、CPU制
御I/F30からのリード/ライト要求、ディスプレイ
I/F25からの表示データリード要求あるいはメモリ
I/F27からのリフレッシュ要求に対して所定の優先
順位にしたがってイネーブル信号を発生する。プライオ
リティ判定回路57がビデオRAM14に対するリード
/ライト要求、表示データリード要求、リフレッシュ要
求に対してサイクルを割り当てるときに制御信号用セレ
クタ56およびダウンカウンタ回路58にイネーブル信
号を出力する。制御信号用セレクタ56は各I/Fに対
して制御信号を出力してサイクルを割り当てる。一方、
CPU制御I/F30からのレジスタに対するリード/
ライト要求に対してサイクルを割り当てるときにはレジ
スタ制御信号用セレクタ59にイネーブル信号を出力す
る。レジスタ制御信号用セレクタ59はデコーダ61に
さらにイネーブル信号を送り、CPU制御I/F30か
らアドレス指定されたレジスタの制御にサイクルを割り
当てる。プライオリティ判定回路57の優先順位は、1
…リードサイクル要求、2…表示データリード要求、3
…リフレッシュ要求、4…レジスタあるいはビデオRA
Mのデータリード/ライト要求の順番に設定されてい
る。ダウンカウンタ58は表示データリード要求に対し
てサイクルが割り当てられるときの排他制御に使用する
もので、カウント値が「0」であるならばプライオリテ
ィ判定回路57からのイネーブル信号によって値「1」
にセットし、カウント値が「0」でないならば値「1」
をデクリメントする。ダウンカウンタ58はカウント値
が「0」になるまでプライオリティ判定回路57にリー
ドサイクル要求を出力し続ける。
【0015】[CPU制御I/F30]図3はCPU制
御I/F30の構成を示すブロック図である。制御信号
ラッチ回路34は制御用CPU16からのアドレス信号
およびリード/ライト信号をラッチし、タイミングコン
トローラ23にリード/ライト信号を出力してレジスタ
あるいはビデオRAM14のリード/ライトを要求す
る。また、CPUデータラッチメモリ65およびセレク
タ66にイネーブル信号を出力してデータの方向を制御
する。CPUデータラッチメモリ65はビデオRAM1
4のデータの書換時に制御用CPU16からのデータを
ラッチする。セレクタ66はデコーダ61からの制御信
号で指定されると、グラフィックコントローラ68ある
いはビデオRAM14からのデータを選択して制御用C
PU16に出力する。グラフィックコントローラ68は
ビデオRAM14のデータライト時にCPUデータラッ
チメモリ65からのデータとビデオRAM14のデータ
を用いて演算し、その結果をメモリI/F27に転送し
たりする。また、データリード時にはRAMデータラッ
チメモリ32に記憶されているアドレスと制御用CPU
16によって指定されたアドレスとが一致するかどうか
判定し、一致するときにはそのアドレスで指定されるデ
ータをRAMデータラッチメモリ32から読み込んでセ
レクタ66に出力する。一致しなかったときには、ビデ
オRAM14からデータを読み込んでセレクタ66に出
力すると同時にアドレスおよびデータをRAMデータラ
ッチメモリ32に記憶する。このようにデータの読み出
しが行われると、RAMデータラッチメモリ32からイ
ネーブル信号あるいはタイミングコントローラ23から
制御信号がACK信号用パルス発生器70に出力され
る。さらに、ACK信号用パルス発生器70から制御用
CPU16に対してACK信号が出力されると制御用C
PU16はデータの読出を終了する。同様に、制御用C
PU16から制御信号ラッチ回路34にライト信号が入
力されたときもACK信号用パルス発生器70はACK
信号を出力して制御用CPU16はデータの書換を終了
する。
【0016】[メモリI/F27]図4はメモリI/F
27の構成を示すブロック図である。リフレッシュカウ
ンタ72はタイミングコントローラ23からのサイクル
信号によりカウント値をインクリメントし、カウント値
が所定値に達するとタイミングコントローラ23にリフ
レッシュ要求信号を出力する。タイミングコントローラ
23からリフレッシュのイネーブル信号が入力されると
カウント値はリセットされる。これによりメモリI/F
27はビデオRAM14のリフレッシュ動作を開始す
る。リフレッシュ動作時は、リフレッシュ制御用のタイ
ミング信号がタイミング選択部710において選択され
ビデオRAM14に出力されることにより、ビデオRA
M14はデータを保持する。また、タイミングコントロ
ーラ23からタイミング信号が入力される度に、上画面
アドレスカウンタ73、下画面アドレスカウンタ74は
カウント値をインクリメントする。累算されるカウント
値はアドレスを示しており、マルチプレクサ75におい
てタイミングコントローラ23からのタイミング信号に
より上、下画面のアドレスが選択的にアドレス選択部7
8に出力される。アドレス選択部78は、タイミングコ
ントローラ23からの制御信号にしたがって、マルチプ
レクサ75からのアドレスあるいはCPU制御I/F3
0からのアドレスを選択し、ビデオRAM14にそのア
ドレスを出力する。このように、LCDモジュール12
の表示リードサイクルでは、マルチプレクサ75によっ
て選択される上、下画面アドレスカウンタ73、74の
アドレスにしたがってビデオRAM14はアドレス指定
されることになる。アドレスが指定されると、データ選
択部79はタイミングコントローラ23からの制御信号
にしたがってCPU制御I/F30、ビデオRAM14
およびディスプレイI/F25のデータの方向を制御す
る。
【0017】また、LCDモジュール12の表示サイク
ルでは、アドレス選択部78で指定されるアドレス、及
びタイミング選択部710で指定されるデータリード制
御用のタイミング信号にしたがって逐次、ビデオRAM
14に記憶されているデータがディスプレイI/F25
に転送される。さらに、ビデオRAM14のリード/ラ
イトサイクルでは、アドレス選択部78はCPU制御I
/F30からのアドレスをビデオRAM14に転送する
とともに、タイミング選択部710で指定されるデータ
リード/ライト制御用のタイミング信号をビデオRAM
14に出力する。
【0018】[ディスプレイI/F25]図5はディス
プレイI/F25の構成を示すブロック図である。ディ
スプレイI/F25はビデオRAM14のデータをパレ
ットアドレスに変換するデータ変換部85、パレットア
ドレスからテーブルを参照してパレットデータを出力す
るパレット部87およびパレットデータからLCDモジ
ュール12の表示データに変化するデータ変換部89を
有する。ビデオRAM14から32ビット単位(8画素
×4プレーン)のデータが4回続けて転送されると、デ
ータはタイミングコントローラ23からの制御信号にし
たがってセレクタA92によって順次ラッチ93、9
4、95、96に入力される。ラッチされたデータはバ
ッファ103、104、105、106において1画素
4ビットのパレットアドレスに変換されると、セレクタ
B102によって次段のパレット部87に出力される。
前述したように、パレット部87においてテーブルを参
照して得られるパレットデータはグレースケール変換部
110に出力される。グレースケール変換部110で
は、パレットデータとカウンタ部112から出力される
ページ信号とから表示データを生成し、セレクタ115
に出力する。セレクタ115はグレースケール変換部1
10で生成された表示データをセレクタB102からの
上画面/下画面セレクト信号にしたがってシフトレジス
タ120、125に交互に転送する。シフトレジスタ1
20、125に転送された表示データはレジスタ部12
7からの4/8ビットセレクト信号によってそれぞれ4
ビット、8ビットシフトされてシフトレジスタ120か
ら上画面の表示データを出力し、シフトレジスタ125
から下画面の表示データを出力する。上下画面の表示デ
ータが出力されるLCDモジュール12には、それらの
データを表示するためにカウンタ部112から表示制御
信号を入力すると共にレジスタ部127から表示オンオ
フ信号を入力する。
【0019】[データの書換処理]図6は表示駆動装置
10のタイミングチャートである。タイミングコントロ
ーラ23はクロックジェネレータ21の基準クロックに
基づいてサイクル信号およびタイミング信号を発生す
る。タイミングコントローラ23は、セマフォ55に入
力されるディスプレイI/F25、メモリI/F27お
よびCPU制御I/F30からの各要求信号に対し、サ
イクル信号にしたがって所定の優先順位に基づき順次サ
イクルを割り当てる。
【0020】ビデオRAM14のデータを書き換えるラ
イトサイクルをタイミングチャートを用いて説明する。
制御用CPU16は表示駆動装置10と同期することな
く内部でデータ演算処理などを実行しており、データ演
算処理を終えてビデオRAM14のデータを書き換える
ときにはライト信号Wを制御信号ラッチ回路34に出力
する(図6の区間I参照)。ライト信号Wのラッチと同
時にアドレス信号A1も制御信号ラッチ回路34にラッ
チされる。また、制御用CPU16はデータをCPUデ
ータラッチメモリ65に書き込む。ライト信号およびア
ドレス信号がラッチされると、制御信号ラッチ回路34
はACK信号用パルス発生器70を介して制御用CPU
16にACK信号を出力する。これにより、制御用CP
U16はデータの書き換えを終了したとしてつぎの処理
に移行する。一方、このときタイミングコントローラ2
3はLCDモジュールの表示リードサイクルを時分割処
理しており、メモリI/F27はタイミング信号にした
がって順次ビデオRAM14のデータをディスプレイI
/F25に転送している。タイミングコントローラ23
は表示リードサイクルの終了に続いてリフレッシュサイ
クルの処理も終えると、データライトサイクルの処理に
移り制御信号用セレクタ56を介してメモリI/F27
のデータ選択部79およびアドレス選択部78に制御信
号Kを出力する。データ選択部79はCPUデータラッ
チメモリ65からビデオRAM14へデータを転送し、
アドレス選択部78で選択されたアドレスに実際にデー
タを書き換える。
【0021】このように実際にビデオRAM14にデー
タを書き換える前に、制御用CPU16はデータをCP
Uデータラッチメモリ65に出力するだけでACK信号
を受け取るので、タイミングコントローラ23からAC
K信号を待たされることなくに示す短い期間で制御用
CPU16はデータの書き換えを終了し、つぎの処理に
移行することができる。
【0022】[表示データの読出処理]図6の区間IIお
よび区間IIIはデータの読出処理のタイミングチャート
を示している。制御用CPU16はデータの読出時にア
ドレス信号A2およびリード信号Rを制御信号ラッチ回
路34に出力する。制御信号ラッチ回路34はリード信
号Rおよびアドレス信号A2をRAMデータラッチメモ
リ32に出力する。グラィックコントローラ68は、出
力されたアドレス信号A2がRAMデータラッチメモリ
32に記憶されているデータのアドレスと一致するか比
較する。一致しないときには、ビデオRAM14のリー
ドサイクルが開始されてビデオRAM14から読み出さ
れるデータを、グラフィックコントローラ68によって
そのアドレスA2と共にRAMデータラッチメモリ32
に最新のものとして書き換える。したがって、このとき
には、従来と同じように図6のの待ち合わせ期間が発
生する。その後、再び同じアドレスA2でリードサイク
ルを実行するとアドレスA2はRAMデータラッチメモ
リ32に記憶されていたアドレスと一致するので、イネ
ーブル信号をACK信号用パルス発生器70に出力し、
制御用CPU16にデータが出力されたことを知らせる
と共にそのデータをグラフィックコントローラ68を介
して制御用CPU16に転送する。これにより、タイミ
ングコントローラ23のリードサイクルの割り当てを待
つことなくデータの読み出しを終了する。
【0023】このように同じアドレスA2を再び指定す
るとき(図6の区間III)は、タイミングコントローラ
23のリードサイクルの割り当てを待ってビデオRAM
14をアクセスしなくても、RAMデータラッチメモリ
32に記憶されているデータを読み込むことで待ち合わ
せ期間は発生せず、の短い期間でデータの読出を終え
ることができる。
【0024】[他の実施例]図7は他の実施例の表示駆動
装置のCPU制御I/F130の構成を示すブロック図
である。このCPU制御I/F130は、前記実施例の
制御信号ラッチ回路34およびCPUデータラッチメモ
リ65をラッチ部135に変更するだけで他は同じ構成
である。アドレス信号をラッチするCPUアドレスラッ
チメモリ138a、138b、データ信号をラッチする
データラッチメモリ139a、139bをそれぞれ2個
設ける。ラッチセレクタ140はライト信号が入力する
度に端子OUT1、OUT2から交互にイネブール信号
1、2を出力してアドレス信号、データ信号をラッチす
る。ライト回数カウンタ142はこれらの信号を入力す
るとカウント値をインクリメントする。また、ACK信
号用パルス発生器170ではイネーブル信号1、2を受
け取るとACK信号を発生する。ライト回数カウンタ1
42では、カウント値が初期値「0」から値「1」にイ
ンクリメントされるときには、CPUアドレスラッチメ
モリ138aのアドレスをアドレス選択部144にセッ
トし、CPUデータラッチメモリ139aのデータをデ
ータ選択部146にセットする。また、カウント値が
「2」にインクリメントされるときには、CPUアドレ
スラッチメモリ138bのアドレスをアドレス選択部1
44にセットし、CPUデータラッチメモリ139bの
データをデータ選択部146にセットする。ライト回数
カウンタ142ではカウント値が「2」に達するとラッ
チセレクタ140にディスエーブル信号を出力してそれ
以上のライト信号の入力を禁止する。こうしてアドレス
選択部144およびデータ選択部146にセットされた
アドレスおよびデータを用いて、ビデオRAMのデータ
はタイミングコントローラのライトサイクルにしたがっ
て書き換えられるが、このときのタイミングコントロー
ラから出力されるライトイネーブルの制御信号はライト
回数カウンタ142のカウント値をデクリメントする。
【0025】[他の実施例におけるデータの書換処理]図
8は、他の実施例の表示駆動装置のタイミングチャート
である。データライトイネーブル信号Kが1回出力され
る前に、制御用CPUからライト信号W1、W2が2回
出力されてもそれぞれに応じてACK信号を発生するこ
とができる。したがって、タイミングコントローラのラ
イトサイクルの割り当てまでにデータライト信号が2回
あってもいずれも待ち合わせの期間は発生しない。この
ように頻繁にデータの書き換えが発生しても、制御用C
PUの待ち合わせ期間の発生を極めて少なくすることが
できる。
【0026】本発明は上記実施例に限定されず、種々の
変更が可能である。例えば、他の実施例においてはCP
UアドレスラッチメモリおよびCPUデータラッチメモ
リを2段に設けたが、3段以上に設けてもよい。また、
RAMデータラッチメモリ32はアドレスおよびデータ
を1組記憶するだけでなく、複数組のデータを記憶する
ように構成してもよい。さらに、ビデオRAM14から
読み出し/書き換える場合に限らず、表示駆動装置内の
他のレジスタに記憶されたデータを読み出し/書き換え
る場合にも適用することができる。また、画面表示手段
は液晶ディスプレイに限らず、プラズマディスプレイや
ELディスプレイなど種々のものを使用できる。さら
に、ビデオRAMはカラー表示に対応するRGBの各色
のデータを記憶するものでもよい。ビデオRAMとして
は書き換えと同時に読み出しできるデュアルポートメモ
リを一部に併用するものでもよい。制御用CPU16は
リード/ライト信号線を別々の信号線とするものでも、
極性を反転して出力する共通の信号線でも構わない。
【0027】
【発明の効果】書換制御手段が表示データ記憶手段のデ
ータを書き換えるライトサイクルの前に、データ処理手
段によって出力されたデータはデータ制御手段によりデ
ータ保持手段に記憶されるので、ライトサイクルを待た
ずにデータ処理手段は書換動作を終了することができ、
書換のための待ち合わせ期間を短縮することができる。
【0028】これにより、データ処理手段の処理速度の
低下を防ぎ、システム全体の処理速度を向上させること
ができる。したがって、表示されるデータをデータ処理
手段が演算する処理速度も向上し、画面表示手段に表示
されるデータの更新を速めることができる。また、デュ
アルポートRAMなどの特別な表示データ記憶手段を用
いなくて済ますことができてシステムの構築を簡単にで
きる。
【0029】また、データライトサイクル時の書換信号
を制御記憶手段に記憶しておくことにより、データ処理
手段は書換信号を保持しておくことなくつぎの処理に移
行できる。
【0030】さらに、データ処理手段により再びアドレ
スデータ記憶手段に記憶されたアドレスが指定されたと
きには、再び表示データ記憶手段に記憶されたデータを
読み出さなくてもアドレスデータ記憶手段に記憶された
データを読み出すので、リードサイクルを待たずに読出
動作を終了することができ、読出のための待ち合わせ期
間も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示駆動装置10の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】タイミングコントローラ23の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】CPU制御I/F30の構成を示すブロック図
である。
【図4】メモリI/F27の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】ディスプレイI/F25の構成を示すブロック
図である。
【図6】表示駆動装置10のタイミングチャートであ
る。
【図7】他の実施例のCPU制御I/F130の構成を
示すブロック図である。
【図8】他の実施例の表示駆動装置のタイミングチャー
トである。
【図9】従来の表示駆動装置aの構成を示すブロック図
である。
【図10】従来の表示駆動装置aのタイミングチャート
である。
【符号の説明】
10…表示駆動装置 12…LCDモジュール 14…ビデオRAM、 16…制御用CPU 23…タイミングコントローラ、 25…ディスプレイI/F 27…メモリI/F 30…CPU制御I/F 32…RAMデータラッチメモリ 34…制御信号ラッチ回路、 55…セマフォ 65…CPUデータラッチメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 範之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 砂川 伸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを画面に表示する画面表示手段
    と、 この表示されるデータを記憶する表示データ記憶手段
    と、 この表示データ記憶手段に記憶されるデータを出力する
    データ処理手段とを有する表示装置を制御する表示駆動
    装置において、 前記表示データ記憶手段に記憶されたデータを時分割に
    前記画面表示手段に出力する同期制御手段と、 この同期制御手段の時分割に同期して、前記表示データ
    記憶手段のデータを書き換える書換制御手段と、 この書換制御手段によって書き換えられるデータを記憶
    するデータ保持手段と、 前記同期制御手段と非同期に、前記データ処理手段によ
    って出力されたデータを前記データ保持手段に記憶する
    データ制御手段と、を備えたことを特徴とする表示駆動
    装置。
  2. 【請求項2】 データを画面に表示する画面表示手段
    と、 この表示されるデータを記憶する表示データ記憶手段
    と、 この表示データ記憶手段に記憶されるデータおよびその
    データの書き換えを要求する書換信号を出力するデータ
    処理手段とを有する表示装置を制御する表示駆動装置に
    おいて、 このデータ処理手段によって出力された書換信号を記憶
    する制御記憶手段と、前記表示データ記憶手段に記憶さ
    れたデータを時分割に前記画面表示手段に出力する同期
    制御手段と、 前記制御記憶手段に書換信号が記憶されているときに、
    前記同期制御手段の時分割に同期して前記表示データ記
    憶手段のデータを書き換える書換制御手段と、 この書換制御手段によって書き換えられるデータを記憶
    するデータ保持手段と、 前記同期制御手段と非同期に、前記データ処理手段によ
    って出力されたデータを前記データ保持手段に記憶する
    データ制御手段と、を備えたことを特徴とする表示駆動
    装置。
  3. 【請求項3】 データ保持手段はデータを記憶する複数
    の記憶領域を備え、 書換制御手段は、この複数の記憶領域に記憶されたデー
    タをデータ処理手段によって出力された順序にしたがっ
    て選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の表示駆動装置。
  4. 【請求項4】 データを画面に表示する画面表示手段
    と、 このデータを指定されたアドレスに記憶する表示データ
    記憶手段と、 この表示データ記憶手段に記憶されたデータを、このデ
    ータのアドレスを指定することにより読み出すデータ処
    理手段とを有する表示装置を制御する表示駆動装置にお
    いて、 前記表示データ記憶手段に記憶されたデータを時分割に
    前記画面表示手段に出力する同期制御手段と、 前記データ処理手段によって指定されたアドレスのデー
    タを、この同期制御手段の時分割に同期して前記表示デ
    ータ記憶手段から読み出す第1の読出制御手段と、 この第1の読出制御手段によって読み出されたデータお
    よびこのデータのアドレスを記憶するアドレスデータ記
    憶手段と、 このアドレスデータ記憶手段に記憶されたアドレスを再
    び前記データ処理手段が指定するときに、このアドレス
    データ記憶手段に記憶されたデータを読み出す第2の読
    出制御手段と、 を備えたことを特徴とする表示駆動装置。
JP13392293A 1993-05-12 1993-05-12 表示駆動装置 Pending JPH06324650A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010010898A1 (ja) * 2008-07-25 2010-01-28 シャープ株式会社 表示コントローラ、表示装置、および携帯型電子機器
US7812848B2 (en) 2003-07-04 2010-10-12 Nec Electronics Corporation Memory device, display control driver with the same, and display apparatus using display control driver
CN104112437A (zh) * 2014-07-15 2014-10-22 河南科技大学 一种基于分时复用的液晶驱动装置

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