JPH0632457Y2 - ホ−ンパツドの取付構造 - Google Patents

ホ−ンパツドの取付構造

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JPH0632457Y2
JPH0632457Y2 JP1986009454U JP945486U JPH0632457Y2 JP H0632457 Y2 JPH0632457 Y2 JP H0632457Y2 JP 1986009454 U JP1986009454 U JP 1986009454U JP 945486 U JP945486 U JP 945486U JP H0632457 Y2 JPH0632457 Y2 JP H0632457Y2
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mounting
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佳幸 藤田
勇 伊藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、自動車のステアリングホイールにおけるホ
ーンパツドの取付構造に関する。
<従来の技術> 従来、この種のホーンパツドの取付構造では、第4図に
示すものがあつた(実開昭59−185160号公報参
照)。
この取付構造は、ホーンパツド1が、その裏面に、スイ
ツチ支持板6への取付用の複数の係止脚2を備えるとと
もに、パツド1の取付後のパツド押圧時にホーンスイツ
チ4を作動可能なリブ3を備え、そして、係止脚2をス
イツチ支持板6に形成された取付孔6aにスナツプ止め
させて所定位置に取付けられるものであつた。
なお、ホーンスイツチ4は、スプリングプレート4a、
コンタクトプレート4b、絶縁シート4c・4d、リベ
ツト4e、及びターミナル4fから構成され、パツド1
の押圧時、係止脚2が取付孔6aにガイドされてパツド
1のリブ3がスプリングプレート4aをコンタクトプレ
ート4bに接触させることによりホーンを作動させるよ
うに構成されていた。また、ホーンスイツチ4のコンタ
クトプレート4bがねじ5止めされているスイツチ支持
板6は、ステアリングホイールのボス部における図示し
ないボスプレートに固着されており、ホーンスイツチ4
のアースをボスプレートを介して行なつている。また、
8は、合成樹脂から射出成形により製造され、ボスプレ
ートにねじ止めされるロアカバーである。
そして、従来のホーンパツド1では、ホーンスイツチ4
を作動させる押圧時、パツド1がローリングしないよう
に係止脚2間の距離を大きくとつて対処していることか
ら、係止脚2がパツド1における裏面の周縁に配置され
て、その係止脚2間にホーンスイツチ4を作動させるリ
ブ3を配置させていた。
<考案が解決しようとする問題点> したがつて、従来の取付構造では、パツド1において、
係止脚2間にホーンスイツチ4を作動させるリブ3が突
設されていることから、パツド1の周縁、特に一方の係
止脚2A近傍の周縁に大きな下方への衝撃力Fが加わつ
た場合には、その係止脚2Aが取付孔6a内で大きく沈
み込むとともに、その係止脚2Aに近いリブ3Aが、ス
プリングプレート4aをコンタクトプレート4bと接触
させ、それらのプレート4a・4bを介在させてスイツ
チ支持板6に当接することとなり、リブ3Aの下端を支
点としてパツド1が傾斜し、他方の傾斜脚2Bが取付孔
2aから外れる虞れが生じていた。
なお、このような問題に対処するため、実開昭60−5
970号公報に記載されているように、パツドの係止脚
をスナツプ止めする取付孔に、底壁を設け、係止脚が、
一定以上沈み込まないように構成することが考えられ
る。
しかし、上記公報の構成では、取付孔が、係止脚をスナ
ツプ止めする内部空間を広げた形状に形成されて、その
状態で底壁を備えて構成されていることから、取付孔を
備えたスイツチ支持板の製造が容易でない。
この場合、取付孔の底壁をスイツチ支持板と別部品で構
成し、その底壁をスイツチ支持板に固着することが考え
られるが、部品点数を増加させ、取付工数も増加させて
しまう。
この考案は、上記の問題を解決するもので、この種のホ
ーンパツドの取付構造において、部品点数を増加させ
ず、かつ、製造が容易な簡単な構成で、取付後の、パツ
ド周縁の一方に片寄つた衝撃力が加わつた場合、他方の
側の係止脚が外れることを防止することができるホーン
パツドの取付構造を提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この考案に係るホーンパツドの取付構造は、パツド裏面
周縁に、ロアカバーの上方に配置される被取付部材への
パツド取付用の係止脚が、複数突設されるとともに、パ
ツド裏面の前記係止脚間に、パツド取付後のパツド押圧
時にホーンスイツチを作動可能なリブが、突設され、前
記係止脚を前記被取付部材に形成された取付孔にスナツ
プ止めさせて所定位置に取付けるホーンパツドの取付構
造であつて、 前記被取付部材の取付孔が、貫通孔とされ、 前記ロアカバーが、前記取付孔下方に、前記パツド取付
後の前記パツド押圧時における前記係止脚の所定以上の
移動を規制し、ロアカバーと一体的に成形されるストツ
パを、備えていることを特徴とする。
<考案の作用・効果> この考案に係るホーンパツドの取付構造では、被取付部
材の取付孔下方に配置されたロアカバーに、パツド取付
後のパツド押圧時における係止脚の所定以上の移動を規
制するストツパが配設されており、取付後、パツド周縁
の一方に片寄つた衝撃力が加わつた場合、その衝撃力の
加わつた部位に近い係止脚が貫通した取付孔内で沈み込
むこととなる。しかし、その沈み込んだ係止脚は、貫通
した取付孔から突出しても、ストツパによつて規制され
ることとなるため、その沈み込んだ係止脚に近いリブを
支点としてパツドが所定以上傾斜せず、他方の側の係止
脚が外れることを防止することができる。
そして、このストツパは、取付孔が形成された被取付部
材に設けられるのでは無く、貫通した取付孔の下方に配
置されたロアカバーに、一体的に成形されるものであ
り、従来の取付構造と比べても、部品点数を増加させる
ことが無く、また、ロアカバーの製造も、単に、従来の
ものにストツパとなる部位を成形時に一体的に成形する
だけであり、容易に、従来と同様に製造できる。
したがつて、この考案に係るパツドの取付構造では、部
品点数を増加させず、かつ、製造が容易な簡単な構成
で、取付後の、パツド周縁の一方に片寄つた衝撃力が加
わつた場合、他方の側の係止脚が外れることを防止する
ことができる。
<実施例> 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す第1実施例の取付構造は、ホーンパツド1
1が、PP・ABS等の合成樹脂から形成され、第2図
に示すよう従来と同様に、裏面周縁に4つの係止脚12
を備えるとともに、係止脚12で囲まれる間に、パツド
11の取付後におけるパツド11の押圧時にホーンスイ
ツチ14を作動可能な4つのリブ13を備えている。
そして、係止脚12が、スイツチ支持板16に形成され
た上下方向に貫通された取付孔16aにスナツプ止めさ
れて、パツド11が、そのリブ13を各々ホーンスイツ
チ14を作動可能な位置に配置させてスイツチ支持板1
6に取付けられている。
なお、ホーンスイツチ14は、従来と同様な、スプリン
グプレート14a、コンタクトプレート14b、絶縁シ
ート14c・14d、リベツト14e、及びターミナル
14fからなり、パツド11の押圧時において、係止脚
12が各々取付孔16aにガイドされて降下する際、パ
ツド11のリブ13によりスプリングプレート14aが
押下げられてコンタクトプレート14bに接触し通電す
ることによつて、ホーンを作動させるように構成されて
いる。
また、ホーンスイツチ14のコンタクトプレート14b
をねじ15止めさせるとともに、パツド11を取付孔1
6aを介して保持するスイツチ支持板16は、従来と同
様に、ボス20に溶着されたボスプレート19に固着さ
れている。
そして、実施例では、ボスプレート19にねじ17止め
されている合成樹脂製のロアカバー18において、スイ
ツチ支持板16の取付孔16a下方でパツド11の係止
脚12の各々先端部に対向してストツパ18aが形成さ
れている。
このストツパ18aは、ロアカバー18を射出成形で形
成する際、ロアカバー18と一体的に成形されており、
ロアカバー18をボスプレート19の所定位置に固定さ
せてパツド11を係止脚12を介してスイツチ支持板1
6に取付けた際に、そのストツパ18aと係止脚12と
の間隙Hを、ホーンスイツチ14の作動時におけるパツ
ド11の押圧ストロークS(約1.4mm程度)に2〜3mm
加えた寸法としている。
ちなみに、この間隙Hを小さくしすぎると、パツド11
の取付時に係止脚12を取付孔16aに充分挿入するこ
とができず、パツド11の取付作業を困難にし、また、
この間隙Hを大きくしすぎると、係止脚12の規制がで
きなくなる。
したがつて、ボスプレート19に固着されたスイツチ支
持板16にねじ15を介してホーンスイツチ14を取付
け、ボスプレート19にねじ17を介してロアカバー1
8を取付け、取付孔16aに係止脚12をスナツプ止め
させてパツド11をスイツチ支持板16の所定位置に取
付けた後では、パツド11周縁の一方に片寄つた衝撃力
Fが加わつたとしても、その衝撃力Fの加わつた部位に
近い係止脚12Aが取付孔16a内で沈み込むこととな
るが、係止脚12A先端部がストツパ18aによつて規
制されて、係止脚12Aの沈み込む移動量が規制される
ことから、係止脚12Aに近いリブ13Aを支点とする
パツド11の傾斜が規制され、結局、他方の係止脚12
Bが取付孔16aから外れることを防止することができ
る。
また、係止脚12Bや係止脚12Aの取付孔16aから
の外れを防止するストツパ18aは、取付孔16aが形
成されたスイツチ支持板16に設けられるのでは無く、
貫通した取付孔16aの下方に配置されたロアカバー1
8に、一体的に成形されるものであり、従来の取付構造
と比べても、部品点数を増加させることが無く、また、
ロアカバー18の製造も、単に、従来のものにストッパ
となる凸部を成形時に一体的に成形するだけであり、容
易に、従来と同様に製造でき、既述の考案の作用・効果
の欄で述べたと同様な効果を奏する。
なお、実施例の取付構造では、ホーンパツド11として
単体のものを示したが、勿論、パツド11の係止脚12
やリブ13を形成する部位を硬質合成樹脂から形成し、
パツド11の表面側に軟質塩化ビニル・ウレタン等の軟
質合成樹脂からなる被覆層を形成し、2層構造のパツド
を使用してもよい。
また、実施例の取付構造では、パツド11の係止脚12
をスイツチ支持板16に取付けるものを示したが、ボス
プレート19が延設されておれば、そのボスプレート1
9に取付けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の取付状態を示す断面図で
あり、第2図のI−I部位に相当する。 第2図は、同実施例に使用するホーンパツドの裏面図で
ある。 第3図は、従来のものを示す断面図である。 1・11…ホーンパツド、 2・12…係止脚、 3・13…リブ、 4・14…ホーンスイツチ、 6・16…(被取付部材)スイツチ支持板、 8・18…ロアカバー、 18a…ストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パツド裏面周縁に、ロアカバーの上方に配
    置される被取付部材へのパツド取付用の係止脚が、複数
    突設されるとともに、パツド裏面の前記係止脚間に、パ
    ツド取付後のパツド押圧時にホーンスイツチを作動可能
    なリブが、突設され、前記係止脚を前記被取付部材に形
    成された取付孔にスナツプ止めさせて所定位置に取付け
    るホーンパツドの取付構造であつて、 前記被取付部材の取付孔が、貫通孔とされ、前記ロアカ
    バーが、前記取付孔下方に、前記パツド取付後の前記パ
    ツド押圧時における前記係止脚の所定以上の移動を規制
    し、ロアカバーと一体的に成形されるストツパを、備え
    ていることを特徴とするホーンパツドの取付構造。
JP1986009454U 1986-01-24 1986-01-24 ホ−ンパツドの取付構造 Expired - Lifetime JPH0632457Y2 (ja)

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