JPH0632428A - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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JPH0632428A
JPH0632428A JP18541592A JP18541592A JPH0632428A JP H0632428 A JPH0632428 A JP H0632428A JP 18541592 A JP18541592 A JP 18541592A JP 18541592 A JP18541592 A JP 18541592A JP H0632428 A JPH0632428 A JP H0632428A
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JP
Japan
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conveyor belt
conveyor
belt
bending
conveyor device
Prior art date
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Pending
Application number
JP18541592A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiko Kashima
淳彦 鹿島
Noboru Tatekawa
登 竪川
Takayuki Kubota
隆之 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPH0632428A publication Critical patent/JPH0632428A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引張力、および、圧縮力を無理なく吸収でき
る屈曲可能なコンベア装置の提供。 【構成】 側面からみたとき表面からU字状に突起する
ように局部的に折曲げた湾曲部4と、平坦部3と、下面
中央に設けた駆動ベルト2とから形成されるコンベアベ
ルト1と、このコンベアベルト1を移動させる駆動部7
と、移動を円滑に行なわせるように補助する複数のプー
リ6、および、複数のローラ5とを備え、屈曲すること
によりコンベアベルト1に作用する圧縮力、および、引
張力を湾曲部4の伸縮によって吸収することができる。 【効果】 コンベアベルトに作用する引張力、および、
圧縮力を無理なく吸収できるため、屈曲する経路を長時
間移動させても、コンベアベルトが劣化することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土砂や粉体等を搬送す
るコンベア装置に係り、特に、可撓性を有するコンベア
ベルトを備え、障害物を避けるため屈曲可能なコンベア
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】可撓性を有し同一平面内で横に屈曲可能
なコンベアベルトを備えたコンベア装置は、例えば、特
公昭52−32143号公報に開示されている。この公
知技術によるコンベア装置について、図6、図7を用い
説明する。
【0003】図6はこの公知技術によるコンベア装置の
一部分の上面図、図7はコンベアベルトの一部分の斜視
図である。
【0004】このコンベア装置は、図6に示す伸縮腕式
の平行四辺形リンク装置26を有し各々が直列に接続さ
れる複数の箱枠30と、コンベアベルト28とを備えて
いる。このコンベアベルト28は、図7に示すようにベ
ルト全幅にわたる長さの多数のロッド96と、これらの
ロッド96によって連結される多数のU字形リンク10
9とから形成されている。これらのロッド96とU字形
リンク109とは、U字形リンク109の脚部102に
設けた穴104、および、二股部100に設けた長穴1
08にロッド96を貫通させ、さらに、ロッド96の端
部106をスエージ(swaging)加工することに
より連結される。そして、このコンベアベルト28にカ
バープレート110を装着することによって、ロッド9
6間の隙間が覆われる。また、コンベアベルト28は、
図示しないモータ、および、ローラにより図6に示す矢
印200の方向に移動する。
【0005】このように構成した従来技術では、各箱枠
30に設けられる平行四辺形リンク装置26の伸縮によ
って、図6に示すようにコンベア装置を屈曲させること
ができる。すなわち、屈曲部位に対し内周側となる平行
四辺形リンク装置26を縮め、外周側となる平行四辺形
リンク装置26を伸ばし所定の曲率となるように設置す
る。
【0006】この状態でコンベアベルト28を移動させ
ると、ロッド96が貫通するU字形リンク109の頭部
100に設けた穴108が長穴になっているため、屈曲
部において曲率の小さい内周側ではロッド96と長穴1
08の接触部位が図7に示すa側に、曲率の大きい外周
側ではロッド96と長穴108の接触部位がb側とな
る。このように、曲率に応じてロッド96と長穴108
との位置関係が可変となるため、平行四辺形リンク装置
26の伸縮量に応じ屈曲部を形成することができる。ま
た、カバープレート110は、この屈曲に応じてコンベ
アベルト28上に装着される。
【0007】したがって、この従来技術によれば、平行
四辺形リンク装置26の伸縮量の調整と、ロッド96と
U字形リンク109との接続関係とにより、コンベアベ
ルト28に屈曲を持たせることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
れば、コンベアベルト28に屈曲を持たせることができ
るが、荷を搭載するためにカバープレート110を用い
ること、さらに、U字形リンク109をロッド96によ
り連結することから下記する問題がある。
【0009】すなわち、カバープレート110により隙
間を完全に覆うことは不可能であり、土砂、あるいは、
粉体等の流動物を搬送した場合、隙間から搬送物がこぼ
れ落ちる。この問題を解消するために、カバープレート
110にかえ全面にわたりほぼ均一に弾性を有する部材
からなるベルトを用いようとすると、屈曲部での引張
力、および、圧縮力によってベルトがコンベアベルト2
8からはずれないように、さらに、曲率を確保するため
に、U字形リンク109毎にベルトを固定する手段を設
ける必要がある。しかし、このようにしても屈曲部の数
が多くなると圧縮力と引張力が頻繁に繰り返し負荷され
るため、短時間のうちにベルトの弾性が劣化する恐れが
ある。そして、上述したようにU字形リンク109の数
が多いため、劣化に伴う補修の手間等を考慮すると非現
実的である。
【0010】本発明は上記従来技術の問題点に鑑がみて
なされたもので、その目的は、搬送部分に隙間が形成さ
れることがなく、かつ、引張力、および、圧縮力を無理
なく吸収できる、屈曲可能なコンベア装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】実施例を示す各図に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は図3に示すように
無端環状のコンベアベルト1と、このコンベアベルト1
が無限軌道上を移動する際、前記コンベアベルト1に駆
動力を付与する駆動手段7と、前記コンベアベルト1の
移動を円滑に行なわせるように補助する補助手段5、6
とを備えたコンベア装置に適用されるものである。
【0012】そして、上記目的を達成するために、請求
項1に記載の発明は、前記コンベアベルト1が、移動方
向、すなわち、矢印15の方向に対する引張力、およ
び、圧縮力を吸収する緩衝手段4を複数箇所備えたこと
を特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、図2に示
すように、前記緩衝手段4が前記コンベアベルト1を側
面から見たとき、コンベアベルト1の表面から突起しU
字状の湾曲部4を設けることによって形成されることを
特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明は上記のように
構成しているので、コンベアベルト1の移動する経路が
例えば水平面内において屈曲するように補助手段5、6
を配置した場合、屈曲方向に対するコンベアベルト1の
内周側に作用する圧縮力によって、コンベアベルト1に
複数箇所設けた緩衝手段4のうち屈曲部に近い位置に配
置された緩衝手段4の屈曲方向に対する内周側が縮む。
逆に外周側に作用する引張力によって、緩衝手段4の屈
曲方向に対する外周側が伸びる。したがって、コンベア
ベルト1の移動経路の屈曲に伴う引張力、および、圧縮
力は、屈曲部近傍に設置された緩衝手段4によって吸収
される。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、U字状に
突起した緩衝手段4が引張力、および、圧縮力によって
伸縮するため、コンベアベルト1の移動経路の屈曲に伴
う引張力、および、圧縮力は、この緩衝手段4によって
吸収される。
【0016】したがって、本発明によれば、コンベアベ
ルト1に作用する引張力、および、圧縮力が、これらの
力が作用する近傍に設置した緩衝手段4によって無理な
く吸収される。これにより、コンベアベルト1の移動経
路を屈曲させることができる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図5を用い本発明の実施例を説
明する。
【0018】図1はこの実施例によるコンベアベルトを
例えば水平面内において屈曲させて設置した際のコンベ
アベルトの一部分の上面図、図2(a)〜(c)は図1
におけるコンベアベルト1をそれぞれL、M、Nの方向
から見た斜視図、図3はこの実施例によるコンベア装置
の側面図、図4はコンベアベルト1の進行方向から見た
部分断面図、図5はベルトコンベア1を移動させるため
の駆動部分の模式図である。
【0019】図1、図2に示すように、この実施例によ
るコンベアベルト1は、側面からみたとき上面側にU字
状に突起するように局部的に折曲げた湾曲部4と、平坦
部3と、下面中央に設けた駆動ベルト2とから形成され
る。
【0020】コンベア装置本体は、図3に示すようにコ
ンベアベルト1を移動させる駆動手段、例えば駆動部7
と、移動を補助する補助手段、例えば複数のプーリ6、
複数のローラ5を備えている。そして、図4に示すよう
に、プーリ6の溝に駆動ベルト2が嵌合するように、コ
ンベア装置本体にコンベアベルト1が掛け渡される。こ
の状態では、ローラ5にコンベアベルト1の下面が接触
し、プーリ6と共にコンベアベルト1の移動が補助され
る。また、コンベア装置全体を支承するガイド9にプー
リ6の軸芯8が、さらに、ローラ5を設置するボックス
10が固定される。なお、ローラ5の軸芯5aはボック
ス10に固定される。
【0021】また、コンベア装置の端部には、図5に示
すように駆動部7を形成するモータ11、および、減速
ギヤ11a、11b、さらに、ドラム12を配してい
る。ドラム12には、コンベアベルト1が密着するよう
に、駆動ベルト2の形状に応じた切欠きを設けている。
【0022】本実施例は上記のように構成しており、コ
ンベア装置本体にコンベアベルト1を掛け渡した後、モ
ータ11に通電すると、モータ11の回転が減速ギヤ1
1a、11bを介しコンベアベルト1に伝達され、コン
ベアベルト1が移動する。その際、図4に示すようにコ
ンベアベルト1がプーリ6の溝、および、ローラ5によ
って支えられ、これらのプーリ6、ローラ5は各軸芯
8、5aに対し回転するため、コンベアベルト1の移動
が補助される。
【0023】一方、図1に示すように、コンベアベルト
1が屈曲するように図4に示すガイド9を設置した場
合、屈曲方向に対するコンベアベルト1の内周側では湾
曲部4が圧縮力を受けて図2(b)に示すように縮む。
逆に外周側では引張力を受けて図2(c)に示すように
伸びる。すなわち、湾曲部4は平坦部3に比べ、移動方
向に対し弾力性に富んでおり、この屈曲部近傍に位置す
る湾曲部4の伸縮によって、屈曲による圧縮力、およ
び、引張力が吸収される。そして、平坦部3ではこれら
の影響を受けることがない。このように屈曲によって生
ずる力が、屈曲部近傍で全て吸収され、屈曲部から離れ
た部位ではこの力の影響がないため、特にコンベアベル
ト1がコンベア装置本体の端部からはずれるということ
が回避される。 また、駆動ベルト2は、コンベアベル
ト1の下面中央に位置して設けられ、かつ、幅が狭いた
め、屈曲による影響がほとんどないため、移動に支障を
きたすこともない。
【0024】したがって、この実施例によれば、湾曲部
4によりコンベアベルト1の移動方向に生ずる引張力、
および、圧縮力を無理なく吸収できるため、屈曲する経
路を長時間移動させても、コンベアベルト1が劣化する
ことがない。また、屈曲による作用力が屈曲部から離れ
た部位には作用しないため、コンベアベルト1がコンベ
ア装置本体からはずれることがない。
【0025】また、このコンベア装置を斜面に設置し土
砂等の流動物を搬送する際、湾曲部4の突起が搬送物の
流れ止めとなり搬送効率が向上するという利点も得られ
る。
【0026】
【発明の効果】コンベアベルトに作用する引張力、およ
び、圧縮力を無理なく吸収できるため、屈曲する経路を
長時間移動させても、コンベアベルトが劣化することが
ない。また、屈曲による作用力が屈曲部から離れた部位
に作用しないため、コンベアベルトがコンベア装置本体
からはずれることがない。
【0027】また、このコンベア装置を斜面に設置し土
砂等の流動物を搬送する際、緩衝手段の突起が搬送物の
流れ止めとなり搬送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるコンベアベルトの一部
の上面図である。
【図2】図1におけるコンベアベルトをL、M、Nの方
向から見た斜視図である。
【図3】本発明の実施例によるコンベア装置の側面図で
ある。
【図4】本発明の実施例によるコンベア装置の移動方向
から見た部分断面図である。
【図5】本発明の実施例によるコンベア装置の駆動部分
の模式図である。
【図6】従来技術によるコンベア装置の一部分の上面図
である。
【図7】従来技術によるコンベア装置のコンベアベルト
の一部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 コンベアベルト 2 駆動ベルト 3 平坦部 4 湾曲部(緩衝手段) 5 ローラ(補助手段) 6 プーリ(補助手段) 7 駆動部(駆動手段) 11 モータ(駆動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端環状のコンベアベルトと、このコン
    ベアベルトが無限軌道上を移動する際、前記コンベアベ
    ルトに駆動力を付与する駆動手段と、前記コンベアベル
    トの移動を円滑に行なわせるように補助する補助手段と
    を備えたコンベア装置において、 前記コンベアベルトは、移動方向に対する引張力、およ
    び、圧縮力を吸収する緩衝手段を複数箇所備えたことを
    特徴とするコンベア装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝手段は、前記コンベアベルトを
    側面から見たときコンベアベルトの表面から突起しU字
    状の湾曲部を設けることによって形成したことを特徴と
    する請求項1に記載のコンベア装置。
JP18541592A 1992-07-13 1992-07-13 コンベア装置 Pending JPH0632428A (ja)

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JP18541592A JPH0632428A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 コンベア装置

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ID=16170392

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019208000A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社ダイフク 搬送仕分け装置
KR102480113B1 (ko) * 2021-11-11 2022-12-21 김헌우 운반용 컨베이어

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