JPH0632419A - 洗濯物貯蔵装置のスリングバッグ呼出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリングバッグ呼出し装置において、レーン
数が少ない設備でも、また多品種少量生産にも運用が可
能で、設備費の大幅な縮小を図る。 【構成】 洗濯物を仕分けして定量分収納したバッグ３
１を近傍に備えるデータインプット用操作器でデータを
与え、吊り下げて順次送り出し、同バッグ３１を複数個
の貯蔵レーン２１−１〜２１−６へ移送分配貯蔵し、そ
れぞれ洗浄方法の異なる複数の連洗機８１，８２へ前記
バッグ３１内の洗濯物を貯蔵レーンより順次供給するオ
バーヘッドモノレールと制御表示監視装置からなる洗濯
物貯蔵装置において、各連洗機８１，８２毎に洗浄可能
な洗濯物品種記号を入力出来る制御表示装置と、貯蔵レ
ーンよりの呼出しレール番号に合わせ、前記洗濯物品種
記号と組合わせの合ったもののみ選定する様、表示装置
も含めてプログラムされた制御装置６０１を設けてなる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は洗濯物を仕分けし、定量
をバッグに入れて決められたレールにストックし、順次
洗浄処方の異なる複数の連洗機にバッグを移送するスリ
ングバッグシステム、ランドリー工場の乾燥機後の清潔
リネン、衣料の受取り、貯蔵、配送を行なうリネン分配
貯蔵装置に適用できる洗濯物貯蔵装置のスリングバッグ
呼出し装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来洗濯するシーツ、包布、浴衣、枕カ
バー、フェースタオル、バスタオル、テーブルクロス、
テーブルナプキン、病衣、術衣、コックコート等種々様
々な被洗物を仕分け、選別して、同種のものを一定量洗
濯する連続式水洗機が一般的に知られている。そしてこ
の連続式水洗機に自動的に設定された順序で被洗物を投
入するためのシステムとして、工場の天井空間を利用し
たモノレール方式を取入れた自重走行のスリングバッグ
システムがある。図６は先に提案された特願平４−４７
６１１号の構成を示すものであるが、被洗物について
は、一般ホテルから回収されたものは、シーツ、浴衣、
枕カバー、タオル、バスマット等入り混じっており、リ
ゾートホテルからのものは、これ等にテーブルクロス、
テーブルナプキン、手拭クロス、コックコート等が加わ
る。また病院から回収されたものは、シーツ、包布、病
衣、枕カバー等汚れの多いものが入り混じっており、場
合によっては人血、医薬品の付着した手術衣が入ること
もある。更に健康ランド、サウナから回収されたもの
は、カラフルな部屋着や水の滴るバスタオルが殆どであ
る。

【０００３】これ等の多種類、かつロット量も１００ｋ
ｇ〜６０００ｋｇと範囲が広い汚れた被洗物は、客先へ
の出荷の優先順序に基づいて、積載・移送コンベア１０
上に載せられる。汚れた被洗物がコンベアで搬送され、
仕分けビン１１横に来た時に、投入作業員１９が必要の
都度設定した仕分けパターン表示パネル２０２の仕分け
パターン（図７、図８、図９）に基づいて被洗物を選別
し、所定の仕分けビンに投入する。

【０００４】さて図６において仕分けビン１１から取り
出されたリネンは、搬送装置１２を経由して充填ステー
ション１３へ搬送され、そこで待機中の空バッグの中に
落とし込まれる。リネンを充填されたスリングバッグ３
１は、エレベータ１４で高所へ持ち上げられた後、レー
ルの傾斜と自重を利用して滑走し、貯蔵レール２１の指
定されたレーンへ入り、ストップする。通常このレーン
の指定は、リネンの品種毎に行なわれるので、仕分けビ
ンのビン番号と、レーン番号は特定の組合せとなる。即
ち、表１の一般ホテルリネンの場合、ビン番号１，５，
９，１２のシーツはレーン２１−１及び２１−２を、ビ
ン番号４，８，１０のタオル、バスマットはレーン２１
−３及び２１−４を、ビン番号３，７のタオル色はレー
ン２１−６を、ビン番号２，６のユカタはレーン２１−
７を、最後のビン１１の枕カバーはレーン２１−１０を
それぞれ指定しているとすれば、レーン２１−１，２１
−２はシーツの貯蔵レーンであり、タオル、バスマット
は２１−３，２１−４の両レーンに、タオル色はレーン
６に貯蔵される。残りのユカタ及び枕カバーは、それぞ
れレーン２１−７及び２１−１０に貯蔵されることにな
る。このビン番号とレーン記号（番号）の組合せは、主
制御盤１０２上のディジタルスイッチで必要の都度設定
される。設定変更が必要な時とは、前述の仕分けパター
ンが変更になった場合であって、表１に示す様な設定か
ら表２に示す様な設定へと変更する必要が生ずる。

【表１】

【表２】 注：※印はビン番号とレーン記号（番号）の組合せ設定
を変更した部分を示す。

【０００５】図６において８１は高能率連洗機で、貯蔵
レール２１−１〜２１−１２により近い位置に配置さ
れ、難洗リネン専用連洗機８２は遠い方に配置されるの
が普通である。これは貯蔵レールから呼出されるスリン
グバッグ５１が、より短時間で連洗機８１の投入口６１
に到達し、投下に備えることができるためである。また
貯蔵レールのレーンの中でも高能率連洗機で洗濯される
リネンは、出口（スリングバッグ３２のある場合）に近
い２１−１，−２，−３，−４等に貯蔵され、難洗リネ
ンは出口から離れた２１−１３，−１４，−１５レーン
に貯蔵することになる。また連洗機へ投入されて空にな
ったバッグ５３は、レール９１を通って空バッグ１６が
ストックされている空バッグストック部１７へ戻され
る。なお、仕分けビン（複数）の仕分けパターンについ
ては、リゾートホテル、一般ホテル、病院、健康ランド
等客筋毎に何種類か用意しておき、制御コンピュータの
中に記憶させておく。また一方のビン番号と貯蔵レール
のレーン記号（番号）との組合せについても、仕分けパ
ターンとの関係を考慮した上で、何種類かプログラム化
して、制御コンピュータ中に記憶させておく。また各仕
分けビンの近傍の見易い位置に、それぞれ表示窓又は表
示パネル２０２を設け、各仕分けビンが如何なるリネン
種（リネンコード）のものを仕分けるべきかを表示す
る。また客筋、客先毎のリネンの持つ特長を勘案し、客
先コードに対して仕分けパターン、並びに貯蔵レーン記
号（番号）と仕分けビン番号の組合せを選定し、設定す
るプログラムを制御コンピュータのコマンドの中に織り
込む。リネン積載担当者は、リネンの客先が変わる都
度、積載コンベアの近傍に設置されたテンキー２０１に
客先コードをインプットしてやる。

【０００６】以上のように作業者がリネンを移送コンベ
アに積載する前に、ＬＥＤ表示付テンキーに客先コード
番号（３桁）を打込む。この客先コード番号は、スリン
グバッグシステムを制御する主制御盤１０１内のコンピ
ュータへ伝送されるが、そこで仕分けパターンの検索に
使われる。そして該当するパターンが確定すると、それ
は仕分けリネン品種コードに細分されて各仕分けビンに
与えられる。また各仕分けビンの品種コード割当の状況
は、ビン近傍のパネルに表示されるので、仕分け作業員
は搬送されて来たリネンを選別し、表示に従ってビンへ
投入する。一方仕分けパターン検索の結果は、ビン番号
／レーン記号（番号）組合せ検索に伝送され、検索を受
ける。その結果は主制御盤１０１内のシーケンサに記憶
され、貯蔵レール前の分岐を制御することによって、リ
ネン品種毎（近似したものも含む）の貯蔵が行なわれ
る。これは充填時バッグにリネン品種コードがビンより
転写されることによる。そしてこの貯蔵の状況は、パソ
コンモニターのスクリーン上に表示されるので、作業員
はモニター画面を確認しながらバッグの呼出し、及び洗
いの作業をスムーズに行なうことができる。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】複数の連洗機を持つリ
ネンの貯蔵装置において、リネン品種の内容により同じ
洗浄処方（仕上げ方法）をまとめても１０種類を越える
こともあり、レール番号のみで呼出す方式では、少なく
とも貯蔵レールのレーン数は１０レーン以上が必要とな
り、大掛かりな設備が必要である。また難洗リネン専用
連洗機行レーンに、誤って高能率連洗機行の品種リネン
が貯蔵されていた場合には、レール番号のみでバッグを
呼出すため、リネンの種類が誤ったまま連洗機へ投入さ
れ、誤った処方で洗われて乾燥され、製品にならない状
態で仕上部門へ持ち込まれることになり、ランドリーの
工程全体が大混乱をする。例えば、タオルがテーブルク
ロスと誤認されると、脱色状態まで洗濯されたタオルが
乾燥されないままテーブルクロス、或いはシーツ仕上用
のロールアイロナーの前に落とされることになる。また
連洗機投入口で待機中にそのバッグの品種コードを連洗
機へ情報として渡し、洗いのコードを選択する様構成さ
れている場合は、誤った品種のバッグが連洗機へ送られ
た時、このバッグは処理されないままで待機することと
なり、連洗機は空運転を継続することになってしまう。

【０００８】またビン番号と、レーン番号の設定変更の
必要性は次の理由による。ここでリネン内容（ダイアパ
ーを除く）は、汚れの性質と酷さから大きく２種類に分
類できる。即ち、バス・トイレ付の空調した部屋で使
い、毎日取り替えるホテルリネン及び汗・水分だけの健
康センター、サウナのタオル類は軽くて洗い易い汚れの
リネンである。一方人血、薬品の付着し易い白衣、術
衣、一週間に１〜２回交換洗濯するシーツ、包布、病
衣、枕カバー等の病院リネンや、調味料、油脂、香辛
料、コーヒー紅茶等で汚れたテーブルクロス、テーブル
ナプキン、コックコート等のレストランリネン類は汚れ
が酷く、洗浄しても落ち難い汚れが付着しているので、
時間をかけて入念に洗浄し、漂白も効かせる必要があ
る。この様に洗いの処方が大きく異なるリネンを円滑に
処理するには、前者のリネンに適した短時間洗濯で、漂
白を加減する高能率連洗機と、時間をかけて入念に洗
濯、漂白を行なう難洗リネン専用連洗機の２種類を少な
くとも当てている。この２種類の複数台数の連洗機への
貯蔵バッグの呼出しは、モニタ操作制御盤１０１に設け
られた連洗機バッグ呼出し設定により、連洗機ごとレー
ン番号を順次与え、そのレーンの先頭バッグを呼出し、
連洗機へバッグ内の充填物が投入処理され、空バッグが
下流へ排出されると同時に、次の設定レーン番号の先頭
バッグが呼出される仕組みとなっている。即ち、高能率
連洗機と、難洗リネン専用連洗機は、互いに洗浄方法の
異なるリネンを処理するため、同一貯蔵レーン内にはこ
の洗浄方法の異なるリネン充填バッグは吊り下げられ
ず、また同一レーン番号を呼出すことはなかった。本発
明は前記従来の課題を解決するために提案されたもので
ある。

【０００９】

【課題を解決するための手段】このため本発明は、洗濯
物を仕分けして定量分収納したバッグを近傍に備えるデ
ータインプット用操作器でデータを与え、吊り下げて順
次送り出し、同バッグを複数個の貯蔵レーンへ移送分配
貯蔵し、それぞれ洗浄方法の異なる複数の連洗機へ前記
バッグ内の洗濯物を貯蔵レーンより順次供給するオバー
ヘッドモノレールと制御表示監視装置からなる洗濯物貯
蔵装置において、各連洗機毎に洗浄可能な洗濯物品種記
号を入力出来る制御表示装置と、貯蔵レーンよりの呼出
しレール番号に合わせ、前記洗濯物品種記号と組合わせ
の合ったもののみ選定する様、表示装置も含めてプログ
ラムされた制御装置を備えてなるもので、これを課題解
決のための手段とするものである。

【００１０】

【作用】連洗機（複数）の洗浄品種については、洗浄処
方の種類に基づき、何種類か用意しておき、制御装置の
中に記憶させておく。また連洗機（複数）の呼出しレー
ル番号についても、連洗機毎にその順番を設定出来るモ
ニタ表示又はスイッチによりレール番号を設定する。更
に連洗機（複数）の洗浄可能品種を設定出来るモニタ表
示又はスイッチにより、各々の連洗機に対し洗浄可能品
種を設定する。これにより貯蔵レーンより連洗機へレー
ル番号にて貯蔵バッグを呼出す際に、洗浄可能品種であ
るか否かを制御装置にて判定し、洗浄可能品種であれば
連洗機へバッグを移送する。若し洗浄可能品種設定でな
い品種であればキャンセルし、次のレール番号の呼出し
へスキップして前述の判定を再度行なう。この様に本発
明では、必ず呼出しレール番号の貯蔵バッグ品種を必ず
チェックするため、同一レール内に洗いの異なる品種を
貯蔵することが可能となり、貯蔵レールのリネンの品種
による専用化が必要なくなり、少ないレール本数で多品
種の運用が可能となる。

【００１１】

【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図１〜図４は本発明の実施例を示し、図１は本発明
の第１実施例の制御装置ブロック図と、スリングバッグ
システムへの作用図、図３は本発明の連洗機のスリング
バッグ呼出し装置におけるモニタ操作制御装置６０１の
複数の連洗機（本図では２台）の洗浄可能品種設定表示
器６０１ａの１実施例を示す。表３は仕分けビン番号に
対する品種と行先レールを、仕分けパターンで設定した
仕分けパターン、仕分けビン／レーン設定器６０１ｂの
説明を示し、図４は複数の連洗機（本図では２台）の貯
蔵レーンよりのバッグ呼出し、レーン番号の設定及び表
示部６０１ｄと、連洗機投入口上部バッグ並びに貯蔵レ
ーンストックバッグの先頭と、次のバッグのそれぞれの
品種を表示したモニタ装置６０１ｃの実施例、図２はス
リングバッグ全体システム図の実施例を示す。

【表３】

【００１２】さて図１において、貯蔵レーン２１−１〜
２１−６に吊り下げられる充填バッグ３１は、図７の一
般ホテルリネン用仕分け、図８のリゾートホテルリネン
用仕分け、図９の病院リネン用仕分け等の例に示す様
に、それぞれリネン品種により仕分けビンにより仕分け
したリネンが、表３に示す設定例の如く、貯蔵レーンの
指定を受け、図５に示す如く制御装置の制御により品種
を付与して移送され、貯蔵レーン内バッグ品種データと
して制御装置６０１に各レーンで順次貯えられたバッグ
を示す。さて充填バッグ５１は、高能率連洗機８１にて
呼出された充填バッグ、空バッグ５３は難洗リネン専用
連洗機８２にリネンを投入処理したバッグで、呼出され
たバッグ３２は、空バッグ５３が難洗リネン専用連洗機
８２の投入口６２よりリネン投入処理後、下流へ移送さ
れると同時に、図４に示す呼出しレーン設定より呼出さ
れたバッグを示す。

【００１３】図３は図４に示す連洗機呼出しレーン設定
に対し、連洗機毎に洗浄可能な品種を設定しておく設定
表示装置６０１ａを表わし、図示ＯＮのものは、呼出し
時受け付け可能な品種を示し、ＯＦＦのものは受け付け
ないことを示す。また図１のブロック図は貯蔵レーン内
バッグ品種データのうち、各レーンの先頭バッグ品種情
報と、図３の連洗機洗浄可能品種設定及び図４の連洗機
レーン呼出し設定を組み合わせて、該当する貯蔵レーン
とバッグを決定し、呼出しレール分岐制御指令する。

【００１４】次に作用を説明する。貯蔵レーン２１−１
〜２１−６に貯蔵されている充填バッグのうち、レーン
の先頭と次のバッグの品種が、図４の連洗機バッグ呼出
し設定モニタ装置６０１ｃの表示の如く、レーン１には
シーツ白、シーツ白、レーン２にはシーツ白、枕カバー
２、レーン３にはタオル白、タオル色、レーン４にはガ
ウン、ユカタ、レーン５には包布、もたれ、レーン６に
はシーツ（病院）、シーツ（病院）のバッグがそれぞれ
貯蔵されており、図１に示す様に空バッグ５３が難洗リ
ネン専用連洗機（以下連洗機Ｂと称す）８２の投入口６
２より移送されると同時に、図４の連洗機バッグ呼出し
設定モニタ装置６０１ｄに示す呼出しレーン４に従い、
バッグをレーン４より呼出す時、レーン４の先頭バッグ
の品種が、ガウンであることは制御装置６０１が認識し
ており、これと図３に示す連洗機毎の洗浄可能品種設定
データと比較し、連洗機ＢにはガウンについてＯＦＦと
設定されており、制御装置６０１で呼出しを禁止し、図
４の連洗機Ｂ呼出し設定のレーン４の次のレーン５へ自
動的に切り換わる様、制御装置６０１で制御される。そ
してこのレーン５に対しても前述と同様に、図３に示す
洗浄可能品種と、レーン５の先頭バッグ品種の組合わせ
をチェックする。図４に示す例ではレーン５の先頭バッ
グは包布であり、図３の洗浄可能品種で連洗機Ｂは包布
についてＯＮで設定してあり、レーン５よりバッグを呼
出す。このことにより、レーン内には、品種の混用貯蔵
が可能となり、また高能率用或いは難洗用リネンにレー
ンを完全に分ける必要がない。

【００１５】

【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、各連
洗機毎に洗浄可能な洗濯物品種記号を入力出来る制御表
示装置と、貯蔵レーンの貯蔵品種データと、前述の洗浄
可能品種を、貯蔵レーンより連洗機へ呼出す毎に比較、
組合せてチェックを行なうようにしたので、貯蔵レーン
には、洗浄方法の異なる洗濯物品種でも同一レーンに貯
蔵することが可能となり、レーン数が少ない設備でも、
また多品種少量生産にも運用が可能となり、設備費を大
幅に縮小出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例に係るスリングバッグ呼出し装
置の系統図である。

【図２】本発明の実施例に係るスリングバッグ全体の系
統図である。

【図３】本発明の実施例に係る洗浄可能品種設定器の１
例を示す説明図である。

【図４】本発明の実施例で使用する連洗機呼出しレーン
設定モニタの説明図である。

【図５】充填バッグの品種コード付与のブロック図であ
る。

【図６】従来のスリングバッグ呼出し装置の系統図であ
る。

【図７】従来の仕分けビンの仕分けパターン例を示す説
明図である。

【図８】従来の仕分けビンの仕分けパターン例を示す説
明図である。

【図９】従来の仕分けビンの仕分けパターン例を示す説
明図である。

【符号の説明】

１０ 積載・移送コンベア １１ 仕分けビン １２ 搬送装置 １３ 充填ステーション １４ エレベータ １６ 空バッグ １７ 空バッグ貯蔵レーン １９ 仕分け作業員 ２１−１〜２１−６ 充填バッグ貯蔵レーン ３１ 充填バッグ ３２ 呼出されたバッグ ５１ 充填バッグ ６１ 連洗機リネン投入口 ６２ 連洗機投入口 ８１ 連洗機 ９１ 空バッグ戻り ６０１ システムのモニタ操作制御装置 ６０１ａ 連洗機洗浄可能品種設定表示器又は画面 ６０１ｂ 仕分けパターン、仕分けビン／レーン設定器
又は画面 ６０１ｃ 連洗機呼出し設定モニタ画面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗濯物を仕分けして定量分収納したバッ
   グを近傍に備えるデータインプット用操作器でデータを
   与え、吊り下げて順次送り出し、同バッグを複数個の貯
   蔵レーンへ移送分配貯蔵し、それぞれ洗浄方法の異なる
   複数の連洗機へ前記バッグ内の洗濯物を貯蔵レーンより
   順次供給するオバーヘッドモノレールと制御表示監視装
   置からなる洗濯物貯蔵装置において、各連洗機毎に洗浄
   可能な洗濯物品種記号を入力出来る制御表示装置と、貯
   蔵レーンよりの呼出しレール番号に合わせ、前記洗濯物
   品種記号と組合わせの合ったもののみ選定する様、表示
   装置も含めてプログラムされた制御装置を備えてなるこ
   とを特徴とする洗濯物貯蔵装置のスリングバッグ呼出し
   装置。