JPH0632376A - 保管箱及びそのキャップ開閉制御方法 - Google Patents

保管箱及びそのキャップ開閉制御方法

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JPH0632376A
JPH0632376A JP32605392A JP32605392A JPH0632376A JP H0632376 A JPH0632376 A JP H0632376A JP 32605392 A JP32605392 A JP 32605392A JP 32605392 A JP32605392 A JP 32605392A JP H0632376 A JPH0632376 A JP H0632376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
cap
storing case
internal pressure
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32605392A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Takeuchi
則行 竹内
Takashi Omichi
隆志 大道
Miki Shibata
幹 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP32605392A priority Critical patent/JPH0632376A/ja
Publication of JPH0632376A publication Critical patent/JPH0632376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップを開く際の保管箱の内部圧力と接続
室の内部圧力の差圧をなくすことができる保管箱及びそ
のキャップ開閉制御方法を提供すること。 【構成】 保管箱本体11とキャップ13を具備し保管
箱本体11の内部を真空にしてキャップ13を吸着固定
する保管箱10である。保管箱10にはその内部圧力を
測定する真空計測定子17を取り付け、また該真空計測
定子17のコード23を接続した接触式コネクタ19を
取り付ける。保管箱10の内部圧力の計測時には、接触
式コネクタ19に外部より接触端子27を圧接せしめ
る。保管箱10のキャップ13を取り付けた面を接続室
に接続し、接続室の内部を真空排気し、保管箱10の内
部圧力を真空計測定子17で測定するとともに接続室の
内部圧力を測定し、両測定値の差圧が0又は0近傍にな
ったときにキャップ13を開くように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造プロセスそ
の他において、ウエハ,ガラス基板,ディスク等を搬
送,保管するときに使用される保管箱に関し、特に該保
管箱の内部圧力を計測する保管箱及びそのキャップ開閉
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、保管箱は容器状の保管箱本体の内部
にウエハその他のキャリヤを収納してその開口にキャッ
プを取り付け、該保管箱本体内部を真空にすることで該
キャップを保管箱本体に吸着・固定せしめて構成されて
いる。
【0003】ところでこの保管箱本体からキャップを取
り外すには、この保管箱のキャップを取り付けた面を接
続室に接続し、該接続室の内部を真空排気し、これによ
って保管箱の内部圧力と接続室の内部圧力を同一としキ
ャップの保管箱本体への吸着を解除し、しかる後に該キ
ャップを取り外していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来、保
管箱からのキャップの取り外しは、接続室内の圧力が一
定値以下となったときに行われており、特に保管箱内の
圧力の計測は行われていなかった。このため、保管箱の
内部圧力の方が接続室の内部圧力よりも高くなっていた
ときにキャップを開くと、両者間の差圧によって気流が
生じ、これによって塵等が舞い上がり粒子汚染が発生し
てしまうという問題点があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、キャップを開く際の保管箱の内部圧力と接続室の
内部圧力の差圧をなくすことができる保管箱及びそのキ
ャップ開閉制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、内容物を収納する保管箱本体11と該保管
箱本体11の開口を塞ぐキャップ13を具備し該保管箱
本体11の内部を真空にして前記キャップ13を保管箱
本体11の開口に吸着して固定する保管箱10におい
て、該保管箱10の内部圧力を測定する真空計測定子1
7と、該真空計測定子17の出力を接続した接触式コネ
クタ19とを取り付け、保管箱10の内部圧力の計測時
には前記接触式コネクタ19に外部より接触端子27を
圧接せしめるように保管箱を構成した。
【0007】また本発明は、前記保管箱10のキャップ
13を開くとき、前記保管箱10のキャップ13を取り
付けた面を接続室41に接続し、該接続室41の内部を
真空排気し、保管箱10の内部圧力を前記真空計測定子
17で測定するとともに接続室41の内部圧力を測定
し、両測定値の差圧が0又は0近傍になったときに前記
キャップ13を開くようにキャップ開閉制御方法を構成
した。
【0008】
【作用】上記の如く構成すれば、真空計測定子17によ
って保管箱10の内部圧力が容易に測定できる。このた
め保管箱10の内部圧力と接続室41の内部圧力を等し
くした状態でキャップ13を開くことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は保管箱の内部圧力計測装置を示す
断面図である。同図において、10は保管箱であり、該
保管箱10は断面略コ字状の保管箱本体11と、該保管
箱本体11の開口を塞ぐキャップ13を具備し、該保管
箱本体11の内部を真空にして前記キャップ13を保管
箱本体11に吸着・固定せしめて構成されている。
【0010】一方前記保管箱本体11の所定位置には穴
15が設けられ、該穴15には保管箱10の内部圧力を
測定する真空計測定子17が取り付けられている。
【0011】また保管箱本体11の他の所定位置には、
接触式コネクタ19がステー21によって取り付けられ
ている。この接触式コネクタ19はT字状に形成されそ
の3つの端部に端子接続部191,192,193が設
けられている。そしてこの接触式コネクタ19の上側の
端子接続部191には真空計測定子17のコード23先
端に設けたプラグ25が接続されている。
【0012】またこの接触式コネクタ19の中央の端子
接続部192には、接触端子27が着脱自在に接続され
ている。この接触端子27は、ケース29内に棒部材3
1とコイルスプリング33を収納し、該棒部材31に設
けたつば部35をスプリング33で弾発せしめて構成さ
れている。また該棒部材31の一端には前記接触式コネ
クタ19に接続されるプラグ37が取り付けられ、他端
からはコード39が引き出されている。そしてこのコー
ド39は、図示しないゲージアンプに接続されている。
【0013】そしてこの接触端子27は、前記接触式コ
ネクタ19の端子接続部192に向かって(同図の矢印
A方向)押圧することで接続され、逆方向に引き離すこ
とで離脱される。つまり接触端子27は接触式コネクタ
19へ押圧或いは引き離すことでその着脱が自在に行わ
れる。
【0014】図2はこの内部圧力計測装置を用いて保管
箱のキャップを取り外す方法を示す図である。同図に示
すようにまず保管箱10は図示しない移動装置によっ
て、接続室41の装着口43に、そのキャップ13を取
り付けた面が密着せしめられる。このときゲートバルブ
45は閉じられている。なおこのときすでに接触端子2
7は接触式コネクタ19に圧接接続されている。
【0015】次に同図に示すようにキャップ開閉装置4
9の先端でキャップ13を把持或いは吸着し、この状態
で切換バルブ51を真空側に切り換えて接続室41内部
を排気して真空にする。このとき保管箱10に取り付け
た真空計測定子17によって保管箱10の内部圧力を測
定するとともに、接続室41に取り付けた真空計測定子
53によってその内部圧力を測定する。そして両測定圧
力の差圧が0又は0近傍になったときに前記キャップ開
閉装置49によってキャップ13を保管箱本体11から
取り外し、キャップ開閉装置49を同図に示す矢印F方
向に移動することによってキャップ13を退避する。
【0016】そしてゲートバルブ45を開いて保管箱内
容物収納取出装置55内に収納されている図示しないロ
ボットのアームによって前記保管箱本体11内に収納し
ている内容物57を取り出し、ゲートバルブ59を介し
て処理室61内に移送する。
【0017】一方処理室61内での処理が終了した内容
物57は、保管箱内容物収納取出装置55の図示しない
ロボットのアームによって該処理室61内から前記保管
箱本体11内に移送される。次にキャップ開閉装置49
によって保管箱本体11にキャップ13が被せられ、ゲ
ートバルブ45を閉じると共に切換バルブ51をリーク
側に切り換えて接続室41内を大気圧とする。これによ
って保管箱10と接続室41の内部圧力に差が生じ、保
管箱10のキャップ13は保管箱本体11に吸着・固定
される。そしてこの保管箱10は接触端子27が引き外
された後に、移送されたり、保管されたりする。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、保管箱の内部圧力と接続室の内部圧力を等しくし
た状態でキャップを開くことができるので、万一保管箱
の内部圧力が高くても、キャップを開くことによって気
流は生じず、これによって粒子汚染を未然に防ぐことが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】保管箱を示す断面図である。
【図2】保管箱のキャップを取り外す方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 保管箱 11 保管箱本体 13 キャップ 17 真空計測定子 19 接触式コネクタ 23 コード 27 接触端子 41 接続室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物を収納する保管箱本体と該保管箱
    本体の開口を塞ぐキャップを具備し該保管箱本体の内部
    を真空にして前記キャップを保管箱本体の開口に吸着し
    て固定する保管箱において、 その内部圧力を測定する真空計測定子と、該真空計測定
    子の出力を接続した接触式コネクタとを取り付け、 保管箱の内部圧力の計測時には前記接触式コネクタに外
    部より接触端子を圧接することを特徴とする保管箱。
  2. 【請求項2】 前記保管箱のキャップを開くとき、前記
    保管箱のキャップを取り付けた面を接続室に接続し、該
    接続室の内部を真空排気し、保管箱の内部圧力を前記真
    空計測定子で測定するとともに接続室の内部圧力を測定
    し、両測定値の差圧が0又は0近傍になったときに前記
    キャップを開くことを特徴とする請求項1記載の保管箱
    のキャップ開閉制御方法。
JP32605392A 1992-05-18 1992-11-11 保管箱及びそのキャップ開閉制御方法 Pending JPH0632376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32605392A JPH0632376A (ja) 1992-05-18 1992-11-11 保管箱及びそのキャップ開閉制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14992892 1992-05-18
JP4-149928 1992-05-18
JP32605392A JPH0632376A (ja) 1992-05-18 1992-11-11 保管箱及びそのキャップ開閉制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0632376A true JPH0632376A (ja) 1994-02-08

Family

ID=26479672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32605392A Pending JPH0632376A (ja) 1992-05-18 1992-11-11 保管箱及びそのキャップ開閉制御方法

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JP (1) JPH0632376A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999038206A1 (fr) * 1998-01-23 1999-07-29 Tokyo Electron Limited Procede et appareil de traitement de plaquettes
CN108987317A (zh) * 2018-06-12 2018-12-11 上海集成电路研发中心有限公司 一种硅片片盒和设备平台

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US6302927B1 (en) 1998-01-23 2001-10-16 Tokyo Electron Limited Method and apparatus for wafer processing
CN108987317A (zh) * 2018-06-12 2018-12-11 上海集成电路研发中心有限公司 一种硅片片盒和设备平台

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