JPH06321595A - 接着剤内包微粒子、それを含む組成物及び自己修復型材料 - Google Patents
接着剤内包微粒子、それを含む組成物及び自己修復型材料Info
- Publication number
- JPH06321595A JPH06321595A JP5134175A JP13417593A JPH06321595A JP H06321595 A JPH06321595 A JP H06321595A JP 5134175 A JP5134175 A JP 5134175A JP 13417593 A JP13417593 A JP 13417593A JP H06321595 A JPH06321595 A JP H06321595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- fine particles
- self
- resin
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】材料に優れた自己修復性を付与することができ
る接着剤内包微粒子を提供すること。 【構成】自己修復型材料用接着剤内包微粒子及びこの微
粒子と硬化性物質を含む組成物及びこの微粒子を含む自
己修復型材料。
る接着剤内包微粒子を提供すること。 【構成】自己修復型材料用接着剤内包微粒子及びこの微
粒子と硬化性物質を含む組成物及びこの微粒子を含む自
己修復型材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、材料中に発生したクラ
ックを外部刺激を与える事なく自ら修復し、その増大を
未然に防止する微粒子及びこれを含む組成物及び材料に
関するものである。
ックを外部刺激を与える事なく自ら修復し、その増大を
未然に防止する微粒子及びこれを含む組成物及び材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在一般に用いられている例えばコンク
リートなどの材料は、どの様に緻密に硬化させたとして
も硬化時及び硬化後において目視にて確認できない程度
の微小なクラックが発生する。この時点ではクラックの
発見は難しく、これが徐々に拡大し目視で確認できるよ
うになって、始めて補修されている。
リートなどの材料は、どの様に緻密に硬化させたとして
も硬化時及び硬化後において目視にて確認できない程度
の微小なクラックが発生する。この時点ではクラックの
発見は難しく、これが徐々に拡大し目視で確認できるよ
うになって、始めて補修されている。
【0003】しかしながら、外部から補修剤を注入する
場合、ある程度クラックが大きくならないと外部から注
入することができない。又、始めから材料中に外部刺激
に応答するものを混入させて外部から刺激を与える事に
より修復することも考えられる。しかし、外部から内部
まで刺激を与えることが難しいという問題点がある。
場合、ある程度クラックが大きくならないと外部から注
入することができない。又、始めから材料中に外部刺激
に応答するものを混入させて外部から刺激を与える事に
より修復することも考えられる。しかし、外部から内部
まで刺激を与えることが難しいという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、材料中に微
小クラックが発生するとすぐに自分自身で修復し、その
拡大を防止するような材料及びそれに用いる微粒子を提
供するものである。
小クラックが発生するとすぐに自分自身で修復し、その
拡大を防止するような材料及びそれに用いる微粒子を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは種々検討を
重ね、材料中に接着剤内包微粒子を含ませることによ
り、クラック発生時の応力によって微粒子が崩壊し自己
修復機能を付与することができることを見出し、従来技
術に於ける材料の有する課題を克服し、従来技術では困
難であった自己修復型材料の創製に成功し、本発明を完
成した。
重ね、材料中に接着剤内包微粒子を含ませることによ
り、クラック発生時の応力によって微粒子が崩壊し自己
修復機能を付与することができることを見出し、従来技
術に於ける材料の有する課題を克服し、従来技術では困
難であった自己修復型材料の創製に成功し、本発明を完
成した。
【0006】すなわち、本発明は 1)自己修復型材料用接着剤内包微粒子、 2)上記1)の微粒子と硬化性物質を含むことを特徴と
する組成物、 3)上記2)の組成物を硬化させて得られる、上記1)
の微粒子を含む自己修復型材料、 4)上記1)の微粒子を含む自己修復型材料、に関す
る。
する組成物、 3)上記2)の組成物を硬化させて得られる、上記1)
の微粒子を含む自己修復型材料、 4)上記1)の微粒子を含む自己修復型材料、に関す
る。
【0007】本発明の接着剤内包微粒子においては、接
着剤が微粒子に包含されているため、硬化性物質等と混
合する際等に微粒子が崩壊して中の接着剤が溶出するこ
とはなく、組成物の硬化過程もしくは材料を製造した後
に発生するクラックにより始めて微粒子が崩壊し、中か
ら接着剤が溶出する。
着剤が微粒子に包含されているため、硬化性物質等と混
合する際等に微粒子が崩壊して中の接着剤が溶出するこ
とはなく、組成物の硬化過程もしくは材料を製造した後
に発生するクラックにより始めて微粒子が崩壊し、中か
ら接着剤が溶出する。
【0008】この接着剤内包微粒子を従来用いられてい
る材料の原料中に含ませることにより、組成物が硬化す
る過程又は材料が得られた後に微小クラックが発生した
場合、微粒子が材料中に一体化されて取り込まれており
材料中の微粒子と他の部分が非常によく密着しているた
め、クラックにより微粒子が崩壊され、その内部の接着
剤がクラックに充填され硬化することによりクラックを
修復し、その拡大を防止するような自己修復機能が材料
に付与される。
る材料の原料中に含ませることにより、組成物が硬化す
る過程又は材料が得られた後に微小クラックが発生した
場合、微粒子が材料中に一体化されて取り込まれており
材料中の微粒子と他の部分が非常によく密着しているた
め、クラックにより微粒子が崩壊され、その内部の接着
剤がクラックに充填され硬化することによりクラックを
修復し、その拡大を防止するような自己修復機能が材料
に付与される。
【0009】又、この接着剤は接着剤の硬化過程におい
て外部からの第三成分の添加を必要とせず、このものだ
けで硬化接着を施すことができるため、本発明の微粒子
を用いることにより、何ら外部刺激を与えることなく、
クラックが自己修復される。
て外部からの第三成分の添加を必要とせず、このものだ
けで硬化接着を施すことができるため、本発明の微粒子
を用いることにより、何ら外部刺激を与えることなく、
クラックが自己修復される。
【0010】以下、本発明について詳細に説明する。接
着剤としては接着力をもつものならいずれも使用でき特
に限定されるものではなく、例えばエポキシ樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレン
サルファイト、ポリエーテルスルフォン、ポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリフェニレ
ンオキサイド、アクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合体、ポリ(メタ)アクリル酸(エステル)、シアノ
アクリレート、ポリ酢酸ビニル、合成ゴム等の合成接着
剤及び天然ゴム、ニトロセルロース等の天然接着剤等オ
リゴマー、ポリマーや、アルコキシシラン、アルコキシ
チタン、アルコキシアルミニウム、アルコキシジルコニ
ウム等の金属アルコキシド等を挙げることができる。こ
れらは単独で用いても、複数併用してもよく、又、塩の
形で用いても構わない。
着剤としては接着力をもつものならいずれも使用でき特
に限定されるものではなく、例えばエポキシ樹脂、尿素
樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエーテル
エーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレン
サルファイト、ポリエーテルスルフォン、ポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリフェニレ
ンオキサイド、アクリロニトリルブタジエンスチレン共
重合体、ポリ(メタ)アクリル酸(エステル)、シアノ
アクリレート、ポリ酢酸ビニル、合成ゴム等の合成接着
剤及び天然ゴム、ニトロセルロース等の天然接着剤等オ
リゴマー、ポリマーや、アルコキシシラン、アルコキシ
チタン、アルコキシアルミニウム、アルコキシジルコニ
ウム等の金属アルコキシド等を挙げることができる。こ
れらは単独で用いても、複数併用してもよく、又、塩の
形で用いても構わない。
【0011】微粒子を形成し、接着剤を内包せしめる為
の材料としては一般に用いられているものならいずれも
使用でき、特に限定されるものではなく、例えばメラミ
ン樹脂硬化物、尿素樹脂硬化物、エポキシ樹脂硬化物等
の有機系材料、シリカ、アルミナ等の無機系材料等が挙
げられる。接着剤を内包せしめる形態としては、表面を
膜で覆うことにより接着剤を内包せしめた形のもので
も、又、三次元網状構造を有する樹脂硬化物の網目中に
接着剤を内包せしめた形のものでもよく、特に制限され
ない。
の材料としては一般に用いられているものならいずれも
使用でき、特に限定されるものではなく、例えばメラミ
ン樹脂硬化物、尿素樹脂硬化物、エポキシ樹脂硬化物等
の有機系材料、シリカ、アルミナ等の無機系材料等が挙
げられる。接着剤を内包せしめる形態としては、表面を
膜で覆うことにより接着剤を内包せしめた形のもので
も、又、三次元網状構造を有する樹脂硬化物の網目中に
接着剤を内包せしめた形のものでもよく、特に制限され
ない。
【0012】本発明の微粒子には、接着剤の他に、必要
に応じて硬化剤、硬化促進剤、発泡剤、無機充填剤、難
燃剤、処理剤、顔料、離型剤、消泡剤、レベリング剤、
カップリング剤、その他の添加剤を内包させることがで
きる。
に応じて硬化剤、硬化促進剤、発泡剤、無機充填剤、難
燃剤、処理剤、顔料、離型剤、消泡剤、レベリング剤、
カップリング剤、その他の添加剤を内包させることがで
きる。
【0013】接着剤内包微粒子は公知の微粒子又はマイ
クロカプセルの調製法に従って調製することができ、例
えば界面沈澱法、界面重合法、液中硬化皮膜法、乳化重
合法、懸濁重合法などによって調製することができる。
クロカプセルの調製法に従って調製することができ、例
えば界面沈澱法、界面重合法、液中硬化皮膜法、乳化重
合法、懸濁重合法などによって調製することができる。
【0014】接着剤内包微粒子の調製法の一具体例を示
す。接着剤、例えばエポキシ樹脂、潜在性硬化剤もしく
はそれに準ずるものを予め混合したものを、分散(安
定)剤、必要により電解質、無機微粉末等を配合した水
相中に分散する。ここで、攪拌速度や分散(安定)剤の
添加量を調整し親油相の平均粒径が1nm〜5mmとな
るようにする。この2相分散系に微粒子形成材料(接着
剤を内包せしめる為の材料を形成する原料)を加え、微
粒子を調製する。調製温度は、0〜100℃が好まし
く、調製時間は通常3〜24時間である。得られた反応
混合物から微粒子を分離することにより接着剤内包微粒
子が得られる。
す。接着剤、例えばエポキシ樹脂、潜在性硬化剤もしく
はそれに準ずるものを予め混合したものを、分散(安
定)剤、必要により電解質、無機微粉末等を配合した水
相中に分散する。ここで、攪拌速度や分散(安定)剤の
添加量を調整し親油相の平均粒径が1nm〜5mmとな
るようにする。この2相分散系に微粒子形成材料(接着
剤を内包せしめる為の材料を形成する原料)を加え、微
粒子を調製する。調製温度は、0〜100℃が好まし
く、調製時間は通常3〜24時間である。得られた反応
混合物から微粒子を分離することにより接着剤内包微粒
子が得られる。
【0015】水相に用いる分散(安定)剤としては、例
えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンノニ
ルフェノールエーテル、ソルビタンモノラウレート、ソ
ルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレート、ポリオキシソルビタンモノオレエ
ート等の非イオン性界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム等の陰イ
オン性界面活性剤、ラウリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド等の陽イオン性界面活性剤、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース等の水溶性高分子化合物、澱
粉、ゼラチンなどの天然高分子が例示される。また、こ
れらの分散(安定)剤は、二種類以上併用してもよい。
えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンノニ
ルフェノールエーテル、ソルビタンモノラウレート、ソ
ルビタントリステアレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノラウレート、ポリオキシソルビタンモノオレエ
ート等の非イオン性界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム等の陰イ
オン性界面活性剤、ラウリルトリメチルアンモニウムク
ロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライ
ド等の陽イオン性界面活性剤、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース等の水溶性高分子化合物、澱
粉、ゼラチンなどの天然高分子が例示される。また、こ
れらの分散(安定)剤は、二種類以上併用してもよい。
【0016】本発明の接着剤内包微粒子の粒径は通常1
nm〜5mmであり、好ましくは1〜1000μmであ
る。
nm〜5mmであり、好ましくは1〜1000μmであ
る。
【0017】本発明の接着剤内包微粒子の接着剤内包量
は通常、微粒子の重量の0.1〜99.5重量%であ
り、好ましくは20〜99重量%である。
は通常、微粒子の重量の0.1〜99.5重量%であ
り、好ましくは20〜99重量%である。
【0018】次に、本発明の組成物及び自己修復型材料
について説明する。本発明の組成物は、硬化性物質と本
発明の接着剤内包微粒子を、必要によりニーダー、押し
出し機、ロール等を用いて均一に混合することにより得
ることが出来る。本発明において、硬化性物質とは、何
らかの処理を施すことにより硬度が増す物質材料を言
う。硬化性物質としては種々のものが使用でき、特に限
定されず、例えば、セメント又はスラグと水と必要によ
りポリアクリル酸塩等の水溶性高分子、アルカリ刺激剤
やシリカヒューム等の超微粉状物質あるいは骨剤等を含
む水硬性物質、セラミックス原料等の無機系硬化性物
質、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ア
ルキド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエーテルエーテルケト
ン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリフェニレンサル
ファイド樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオキシメチレン樹
脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、アクリロニトリル
ブタジエンスチレン樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸(エ
ステル)、シアノアクリレート樹脂、ポリ酢酸ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエステル、ポリアミノ酸、合成ゴム等の
合成樹脂及び天然ゴム、ニトロセルロース等の天然樹脂
等の前駆物質であるモノマー、オリゴマー等のプレポリ
マー等が挙げられ、これらは2種以上併用してもよい。
又、天然木材にアセチル化等の化学処理を施し熱可塑性
を持たせた改質木材等も硬化性物質として使用できる。
について説明する。本発明の組成物は、硬化性物質と本
発明の接着剤内包微粒子を、必要によりニーダー、押し
出し機、ロール等を用いて均一に混合することにより得
ることが出来る。本発明において、硬化性物質とは、何
らかの処理を施すことにより硬度が増す物質材料を言
う。硬化性物質としては種々のものが使用でき、特に限
定されず、例えば、セメント又はスラグと水と必要によ
りポリアクリル酸塩等の水溶性高分子、アルカリ刺激剤
やシリカヒューム等の超微粉状物質あるいは骨剤等を含
む水硬性物質、セラミックス原料等の無機系硬化性物
質、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ア
ルキド樹脂、ウレタン樹脂、ポリエーテルエーテルケト
ン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリフェニレンサル
ファイド樹脂、ポリエーテルスルフォン樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリオキシメチレン樹
脂、ポリフェニレンオキサイド樹脂、アクリロニトリル
ブタジエンスチレン樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸(エ
ステル)、シアノアクリレート樹脂、ポリ酢酸ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエステル、ポリアミノ酸、合成ゴム等の
合成樹脂及び天然ゴム、ニトロセルロース等の天然樹脂
等の前駆物質であるモノマー、オリゴマー等のプレポリ
マー等が挙げられ、これらは2種以上併用してもよい。
又、天然木材にアセチル化等の化学処理を施し熱可塑性
を持たせた改質木材等も硬化性物質として使用できる。
【0019】本発明の組成物を公知の方法に従って硬化
することにより、本発明の自己修復型材料が得られる。
例えば、接着剤内包微粒子を含む材料としてポリイミド
等を構造材に用いる場合、原料成分を均一に混合して得
た組成物を、必要に応じ溶融し、注型あるいはトランス
ファー成型機等を用いて成型した後、好ましくは100
〜300℃に加熱して硬化物(自己修復型材料)を得
る。また、エポキシ樹脂等を封止材等に用いる場合、原
料成分を均一に混合して得た組成物を、注型あるいはト
ランスファー成型機等を用いて成型した後、好ましくは
100〜200℃に加熱して硬化物(自己修復型材料)
を得る。また、接着剤内包微粒子を含む材料としてコン
クリート等を構造材等に用いる場合、セメントもしくは
スラグと水、必要によりポリアクリル酸塩、シリカヒュ
ーム、アルカリ刺激剤等を混合し、必要により養生、加
熱し硬化物(自己修復型材料)を得ることができる。
又、本発明の自己修復型材料は、上記組成物を硬化させ
て得られる材料に限定されるものではなく、本発明は、
内部にクラックが発生するような全ての材料に適用でき
る。例えば、木材内部に、樹脂等と接着剤内包微粒子を
浸潤させた木質材料、電解重合又は気相重合時に接着剤
内包微粒子を含有させた導電性高分子等に代表される高
分子材料等も、本発明の自己修復型材料の例として挙げ
られる。
することにより、本発明の自己修復型材料が得られる。
例えば、接着剤内包微粒子を含む材料としてポリイミド
等を構造材に用いる場合、原料成分を均一に混合して得
た組成物を、必要に応じ溶融し、注型あるいはトランス
ファー成型機等を用いて成型した後、好ましくは100
〜300℃に加熱して硬化物(自己修復型材料)を得
る。また、エポキシ樹脂等を封止材等に用いる場合、原
料成分を均一に混合して得た組成物を、注型あるいはト
ランスファー成型機等を用いて成型した後、好ましくは
100〜200℃に加熱して硬化物(自己修復型材料)
を得る。また、接着剤内包微粒子を含む材料としてコン
クリート等を構造材等に用いる場合、セメントもしくは
スラグと水、必要によりポリアクリル酸塩、シリカヒュ
ーム、アルカリ刺激剤等を混合し、必要により養生、加
熱し硬化物(自己修復型材料)を得ることができる。
又、本発明の自己修復型材料は、上記組成物を硬化させ
て得られる材料に限定されるものではなく、本発明は、
内部にクラックが発生するような全ての材料に適用でき
る。例えば、木材内部に、樹脂等と接着剤内包微粒子を
浸潤させた木質材料、電解重合又は気相重合時に接着剤
内包微粒子を含有させた導電性高分子等に代表される高
分子材料等も、本発明の自己修復型材料の例として挙げ
られる。
【0020】接着剤内包微粒子は、その中に含まれる接
着剤量や材料の種類にもよるが、本発明の組成物又は自
己修復型材料中の含有量が0.00001〜10重量%
となる量用いるのが好ましい。
着剤量や材料の種類にもよるが、本発明の組成物又は自
己修復型材料中の含有量が0.00001〜10重量%
となる量用いるのが好ましい。
【0021】本発明の自己修復型材料は、本発明の接着
剤内包微粒子の使用による物性への悪影響は殆どなく、
土木、建築、航空、塗装、電気、接着など広範囲の分野
において利用することができる。
剤内包微粒子の使用による物性への悪影響は殆どなく、
土木、建築、航空、塗装、電気、接着など広範囲の分野
において利用することができる。
【0022】
【実施例】以下に実施例、比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0023】実施例1 接着剤内包微粒子(MP−1)の調製 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル2g、ゼラ
チン0.5gを水100gに完全に溶解させた。そこに
別途調合しておいたエピコート828(ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ(株)製)20
g、エポキシ樹脂三次元網状化物中に1−ベンジル−2
−メチルイミダゾ−ルを10重量%包含せしめた一液型
エポキシ樹脂用硬化促進剤包含微粒子(自社製)2gの
混合物を加え、攪拌、分散させた。容器内pHを酢酸に
て3とした。そこにメラミン樹脂2gを加え、80℃、
3時間反応させた後、ろ過、洗浄し、白色微粒子(平均
粒径20μm)20gを得た。
チン0.5gを水100gに完全に溶解させた。そこに
別途調合しておいたエピコート828(ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ(株)製)20
g、エポキシ樹脂三次元網状化物中に1−ベンジル−2
−メチルイミダゾ−ルを10重量%包含せしめた一液型
エポキシ樹脂用硬化促進剤包含微粒子(自社製)2gの
混合物を加え、攪拌、分散させた。容器内pHを酢酸に
て3とした。そこにメラミン樹脂2gを加え、80℃、
3時間反応させた後、ろ過、洗浄し、白色微粒子(平均
粒径20μm)20gを得た。
【0024】実施例2 接着剤内包微粒子(MP−2)の調製 ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル2g、ポリ
ビニルアルコール0.5gを水100gに完全に溶解さ
せた。そこに別途調合しておいたエピコート828(ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ
(株)製)20g、エポキシ樹脂三次元網状化物中に1
−ベンジル−2−メチルイミダゾ−ルを10重量%包含
せしめた一液型エポキシ樹脂用硬化促進剤包含微粒子
(自社製)2gの混合物を加え、攪拌、分散させた。そ
こにシクロヘキシルジイソシアネート2gを加えた後、
エチレングリコール0.5g滴下した。40℃、3時間
反応させた後、ろ過、洗浄し、白色微粒子(平均粒径2
0μm)20gを得た。
ビニルアルコール0.5gを水100gに完全に溶解さ
せた。そこに別途調合しておいたエピコート828(ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、油化シェルエポキシ
(株)製)20g、エポキシ樹脂三次元網状化物中に1
−ベンジル−2−メチルイミダゾ−ルを10重量%包含
せしめた一液型エポキシ樹脂用硬化促進剤包含微粒子
(自社製)2gの混合物を加え、攪拌、分散させた。そ
こにシクロヘキシルジイソシアネート2gを加えた後、
エチレングリコール0.5g滴下した。40℃、3時間
反応させた後、ろ過、洗浄し、白色微粒子(平均粒径2
0μm)20gを得た。
【0025】実施例3 接着剤内包微粒子を用いた自己修復型材料(SR−1)
の製造 接着剤内包微粒子(MP−1)3重量部、セメント90
重量部、水30重量部、細骨材(砂)100重量部、粗
骨材(砂利)20重量部を混練し、この配合物を型(幅
40mm、厚み40mm、長さ160mm)にいれ、湿
度98%、30℃で1日間養生後、90℃で1日間硬化
させ硬化物を得た。
の製造 接着剤内包微粒子(MP−1)3重量部、セメント90
重量部、水30重量部、細骨材(砂)100重量部、粗
骨材(砂利)20重量部を混練し、この配合物を型(幅
40mm、厚み40mm、長さ160mm)にいれ、湿
度98%、30℃で1日間養生後、90℃で1日間硬化
させ硬化物を得た。
【0026】実施例4 接着剤内包微粒子を用いた自己修復型材料(SR−2)
の製造 接着剤内包微粒子(MP−1)3重量部、スラグ90重
量部、水14重量部、ポリアクリル酸ソーダ3重量部、
シリカヒューム10重量部、を混練し、この配合物を押
し出し成型機により成型し、湿度98%、30℃で1日
間仮養生後、湿度98%、90℃で2日間養生硬化さ
せ、幅40mm、厚み40mm、長さ160mmの硬化
物を得た。
の製造 接着剤内包微粒子(MP−1)3重量部、スラグ90重
量部、水14重量部、ポリアクリル酸ソーダ3重量部、
シリカヒューム10重量部、を混練し、この配合物を押
し出し成型機により成型し、湿度98%、30℃で1日
間仮養生後、湿度98%、90℃で2日間養生硬化さ
せ、幅40mm、厚み40mm、長さ160mmの硬化
物を得た。
【0027】実施例5 接着剤内包微粒子を用いた自己修復型材料(SR−3)
の製造 エピコート828(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、
油化シェルエポキシ(株)製)100重量部、リカシッ
ドMT−500(メチルテトラヒドロ無水フタル酸、新
日本理化(株)製)91重量部、トリフェニルフォスフ
ィン1重量部、接着剤内包微粒子(MP−2)3重量部
をミキサーにて混合し、このエポキシ樹脂組成物を、1
50℃で3時間硬化した後、加工し幅10mm厚み10
mm長さ120mmの硬化物を得た。
の製造 エピコート828(ビスフェノールA型エポキシ樹脂、
油化シェルエポキシ(株)製)100重量部、リカシッ
ドMT−500(メチルテトラヒドロ無水フタル酸、新
日本理化(株)製)91重量部、トリフェニルフォスフ
ィン1重量部、接着剤内包微粒子(MP−2)3重量部
をミキサーにて混合し、このエポキシ樹脂組成物を、1
50℃で3時間硬化した後、加工し幅10mm厚み10
mm長さ120mmの硬化物を得た。
【0028】比較例1 接着剤内包微粒子を用いないコンクリート材料(H−
1)の製造 実施例3において、接着剤内包微粒子を使用せず、その
他は同様にして混練及び硬化を行ない硬化物を得た。
1)の製造 実施例3において、接着剤内包微粒子を使用せず、その
他は同様にして混練及び硬化を行ない硬化物を得た。
【0029】比較例2 接着剤内包微粒子を用いないエポキシ樹脂硬化物材料
(H−2)の製造 実施例5において、接着剤内包微粒子を使用せず、その
他は同様にして混合し、硬化を行ない、同様に硬化物を
得た。
(H−2)の製造 実施例5において、接着剤内包微粒子を使用せず、その
他は同様にして混合し、硬化を行ない、同様に硬化物を
得た。
【0030】試験例1 物性比較試験 自己修復機能を持った材料(SR−1)及び(SR−
2)とコンクリート材料(H−1)を1年間放置後、そ
れらの曲げ強度、圧縮強度をJIS K−1106に規
定された方法に従って測定した。その結果は次のとおり
であった。 材料 曲げ強度(kgf/cm2 ) 圧縮強度(kgf/cm2 ) SR−1 712 1495 SR−2 804 1984 H−1 83 511
2)とコンクリート材料(H−1)を1年間放置後、そ
れらの曲げ強度、圧縮強度をJIS K−1106に規
定された方法に従って測定した。その結果は次のとおり
であった。 材料 曲げ強度(kgf/cm2 ) 圧縮強度(kgf/cm2 ) SR−1 712 1495 SR−2 804 1984 H−1 83 511
【0031】試験例2 物性比較試験 自己修復機能を持った材料(SR−3)とエポキシ樹脂
硬化物材料(H−2)を1年間放置後、それらの曲げ強
度をJIS K−6911に規定された方法に従って測
定した。その結果は次のとおりであった。 材料 曲げ強度(kgf/mm2 ) SR−3 15.1 H−2 13.7
硬化物材料(H−2)を1年間放置後、それらの曲げ強
度をJIS K−6911に規定された方法に従って測
定した。その結果は次のとおりであった。 材料 曲げ強度(kgf/mm2 ) SR−3 15.1 H−2 13.7
【0032】
【発明の効果】本発明の接着剤内包微粒子を含ませるこ
とにより本来、材料が持つ特質を損なう事なく、外部刺
激を要する事なく、材料に新たに自己修復機能を発現さ
せることができ、その結果、高強度、高耐久性に優れた
材料を提供する事が可能となる。この様な効果を生かし
て、本発明の材料は、例えば、建築、土木、自動車、電
気、航空、宇宙産業等広範囲の分野に利用可能である。
とにより本来、材料が持つ特質を損なう事なく、外部刺
激を要する事なく、材料に新たに自己修復機能を発現さ
せることができ、その結果、高強度、高耐久性に優れた
材料を提供する事が可能となる。この様な効果を生かし
て、本発明の材料は、例えば、建築、土木、自動車、電
気、航空、宇宙産業等広範囲の分野に利用可能である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 28/02 C09J 7/00 JHH
Claims (4)
- 【請求項1】自己修復型材料用接着剤内包微粒子。
- 【請求項2】請求項1の微粒子と硬化性物質を含むこと
を特徴とする組成物。 - 【請求項3】請求項2の組成物を硬化させて得られる、
請求項1の微粒子を含む自己修復型材料。 - 【請求項4】請求項1の微粒子を含む自己修復型材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134175A JPH06321595A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 接着剤内包微粒子、それを含む組成物及び自己修復型材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5134175A JPH06321595A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 接着剤内包微粒子、それを含む組成物及び自己修復型材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321595A true JPH06321595A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=15122201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5134175A Pending JPH06321595A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 接着剤内包微粒子、それを含む組成物及び自己修復型材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321595A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222807A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Nisso Engineering Co Ltd | 修復型マイクロカプセルの製造方法 |
JP2009018966A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Ohbayashi Corp | コンクリート混和剤及びコンクリート構造物 |
WO2011030887A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | 住友大阪セメント株式会社 | セメント混和材及びその製造方法、並びに該混和材を含むセメント組成物、モルタル及びコンクリート |
JP2016034898A (ja) * | 2010-04-07 | 2016-03-17 | テクニシュ ユニベルシテイト デルフトTechnische Universiteit Delft | 自己修復セメント系材料のための修復剤 |
WO2017034022A1 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 株式会社Adeka | カプセル剤及び構造物 |
US9605162B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-03-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and methods of making and using |
US9816189B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-11-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and coatings including the same |
JP2018080075A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 国立大学法人 東京大学 | セメント混和材、セメント混和材の製造方法、セメント組成物およびセメント組成物の製造方法 |
CN114195418A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-03-18 | 山东大学 | 一种高强度自修复胶囊及其生产工艺 |
CN114716177A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-08 | 北京工业大学 | 一种适用于自修复水泥基材料水泥颗粒微胶囊的制备方法 |
WO2022190609A1 (ja) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | ソニーグループ株式会社 | 自己修復性材料 |
CN117819870A (zh) * | 2024-01-12 | 2024-04-05 | 天津大学 | 一种基于喷雾法制备的绿色工业化水泥自修复体系及制备方法与应用 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP5134175A patent/JPH06321595A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007222807A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Nisso Engineering Co Ltd | 修復型マイクロカプセルの製造方法 |
JP2009018966A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Ohbayashi Corp | コンクリート混和剤及びコンクリート構造物 |
WO2011030887A1 (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-17 | 住友大阪セメント株式会社 | セメント混和材及びその製造方法、並びに該混和材を含むセメント組成物、モルタル及びコンクリート |
JP2011057520A (ja) * | 2009-09-14 | 2011-03-24 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | セメント混和材及びその製造方法、並びに該混和材を含むセメント組成物、モルタル及びコンクリート |
JP2016034898A (ja) * | 2010-04-07 | 2016-03-17 | テクニシュ ユニベルシテイト デルフトTechnische Universiteit Delft | 自己修復セメント系材料のための修復剤 |
US11136675B2 (en) | 2013-03-15 | 2021-10-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and coatings including the same |
US9605162B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-03-28 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and methods of making and using |
US9816189B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-11-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and coatings including the same |
US10392713B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-08-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and coatings including the same |
US10988626B2 (en) | 2013-03-15 | 2021-04-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Corrosion inhibiting compositions and methods of making and using |
WO2017034022A1 (ja) * | 2015-08-26 | 2017-03-02 | 株式会社Adeka | カプセル剤及び構造物 |
JP2018080075A (ja) * | 2016-11-15 | 2018-05-24 | 国立大学法人 東京大学 | セメント混和材、セメント混和材の製造方法、セメント組成物およびセメント組成物の製造方法 |
WO2022190609A1 (ja) * | 2021-03-12 | 2022-09-15 | ソニーグループ株式会社 | 自己修復性材料 |
CN114195418A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-03-18 | 山东大学 | 一种高强度自修复胶囊及其生产工艺 |
CN114195418B (zh) * | 2021-12-30 | 2022-07-15 | 山东大学 | 一种高强度自修复胶囊及其生产工艺 |
CN114716177A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-08 | 北京工业大学 | 一种适用于自修复水泥基材料水泥颗粒微胶囊的制备方法 |
CN117819870A (zh) * | 2024-01-12 | 2024-04-05 | 天津大学 | 一种基于喷雾法制备的绿色工业化水泥自修复体系及制备方法与应用 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Aggarwal et al. | Properties of polymer-modified mortars using epoxy and acrylic emulsions | |
DE69018397T2 (de) | Polymer modifizierte Zemente mit verbesserter chemischer Widerstandsfähigkeit. | |
EP2710074B1 (en) | Water redispersible epoxy polymer powder and method for making the same | |
EP0220073B1 (en) | Cementitious compositions and products | |
CN102838837B (zh) | 通过界面反应得到的可再分散的环氧树脂粉末 | |
JPH06321595A (ja) | 接着剤内包微粒子、それを含む組成物及び自己修復型材料 | |
DE1253131C2 (de) | Verfahren zum Verbinden von organischen Kunststoffen mit mineralischen Stoffen oder anorganischen hydraulischen Bindemitteln | |
KR100867097B1 (ko) | 포장용 아스팔트 콘크리트 | |
CA2778052C (en) | Redispersible epoxy powder | |
EP3173391B1 (en) | Method for making a low water content plastic composition comprising hydraulic cement | |
JP4005173B2 (ja) | 付加重合体粉末の製法、該粉末を含有する改質剤、該粉末を含有する無機建築結合材料及び乾燥モルタル組成物 | |
EP3630697B1 (de) | Einkomponentiger epoxidharz-zement-mörtel | |
EP0144308B1 (en) | Polymer concrete comprising furfuryl alcohol resin | |
JPS585861B2 (ja) | キカイテキキヨウドノ スグレタスイコウセイムキブツシツノ セイゾウホウホウ | |
JP3497579B2 (ja) | エポキシセメント組成物とその製造方法 | |
KR100386969B1 (ko) | 불포화 폴리에스테르 모르타르 및 그의 제조방법 | |
JP3559687B2 (ja) | 耐水性に優れる高強度セメント硬化体の製造方法 | |
JP2010083698A (ja) | セメント硬化体の製造方法及びセメント硬化体 | |
CN107572939A (zh) | 一种桥梁施工用混凝土配方及其制备方法 | |
CA1218786A (en) | Polymer concrete comprising furfuryl alcohol resin | |
JP3550188B2 (ja) | アスファルト被覆フィラーとその製造方法 | |
JP4220781B2 (ja) | セメント質の製造物のための低密度ケイ酸カルシウム水和物強度加速剤添加物 | |
JP4220781B6 (ja) | セメント質の製造物のための低密度ケイ酸カルシウム水和物強度加速剤添加物 | |
JPS62182140A (ja) | 水硬性無機組成物 | |
JPH09268044A (ja) | 抄造セメント成形体及びその製造方法 |