JPH06321546A - 非酸化物ガラス融液の撹拌方法 - Google Patents
非酸化物ガラス融液の撹拌方法Info
- Publication number
- JPH06321546A JPH06321546A JP11266593A JP11266593A JPH06321546A JP H06321546 A JPH06321546 A JP H06321546A JP 11266593 A JP11266593 A JP 11266593A JP 11266593 A JP11266593 A JP 11266593A JP H06321546 A JPH06321546 A JP H06321546A
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- JP
- Japan
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- glass
- oxide glass
- stirring
- oxide
- chalcogenide
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/18—Stirring devices; Homogenisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2201/00—Type of glass produced
- C03B2201/80—Non-oxide glasses or glass-type compositions
- C03B2201/82—Fluoride glasses, e.g. ZBLAN glass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2201/00—Type of glass produced
- C03B2201/80—Non-oxide glasses or glass-type compositions
- C03B2201/86—Chalcogenide glasses, i.e. S, Se or Te glasses
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非酸化物ガラスを均一に撹拌する方法の提供
を目的とする。 【構成】 カルコゲナイドガラスが密封された容器1を
加熱炉4中に吊し、カルコゲナイドガラスを加熱炉4に
より加熱してカルコゲナイドガラス融液6とし、振動装
置5によりカルコゲナイドガラス融液6に上下方向の振
動を与えて撹拌すると均一に撹拌される。
を目的とする。 【構成】 カルコゲナイドガラスが密封された容器1を
加熱炉4中に吊し、カルコゲナイドガラスを加熱炉4に
より加熱してカルコゲナイドガラス融液6とし、振動装
置5によりカルコゲナイドガラス融液6に上下方向の振
動を与えて撹拌すると均一に撹拌される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学レンズなどに使用さ
れる非酸化物ガラスの融液の撹拌方法に関する。
れる非酸化物ガラスの融液の撹拌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非酸化物ガラスは空気中で溶融すると酸
化されるために非酸化性雰囲気中か、真空中で溶融され
る。例えばカルコゲナイドガラス融液の撹拌は図3に示
すように、石英アンプルの容器1中に原料を入れて真空
封入した後、ロッキング動力部8が取り付けられた加熱
炉9中のアンプルホルダ−2内に容器1を挿入し、6が
約500gr.のカルコゲナドガラス融液であれば1往
復/秒程度横方向にロッキングさせながら撹拌してい
た。
化されるために非酸化性雰囲気中か、真空中で溶融され
る。例えばカルコゲナイドガラス融液の撹拌は図3に示
すように、石英アンプルの容器1中に原料を入れて真空
封入した後、ロッキング動力部8が取り付けられた加熱
炉9中のアンプルホルダ−2内に容器1を挿入し、6が
約500gr.のカルコゲナドガラス融液であれば1往
復/秒程度横方向にロッキングさせながら撹拌してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の撹
拌方法では光学レンズなどに使用できる均一な撹拌がで
きないという問題点を有していた。
拌方法では光学レンズなどに使用できる均一な撹拌がで
きないという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、非酸化物ガラス融液を均一に撹拌する方法の提供を
目的とする。
で、非酸化物ガラス融液を均一に撹拌する方法の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の非酸化物ガラスの撹拌方法は、非酸化物ガラ
スが密封された容器を加熱炉中に吊し、非酸化物ガラス
を加熱炉により加熱して非酸化物ガラス融液とし、振動
装置により非酸化物ガラス融液に上下方向の振動を与え
て撹拌する。
に本発明の非酸化物ガラスの撹拌方法は、非酸化物ガラ
スが密封された容器を加熱炉中に吊し、非酸化物ガラス
を加熱炉により加熱して非酸化物ガラス融液とし、振動
装置により非酸化物ガラス融液に上下方向の振動を与え
て撹拌する。
【0006】
【作用】上記構成によれば、融液の比重の重い部分と軽
い部分が撹拌され易い。
い部分が撹拌され易い。
【0007】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0008】図1において、1は350mlの石英アン
プルの容器であり、その中にGe20原子%、Se80
原子%のカルコゲナイドガラスが500gr.封入され
ている。容器1はアンプルホルダ−2に挿入され、ばね
3を介して加熱炉4内に吊されている。5は加熱炉4、
ばね3、容器1を介してカルコゲナイドガラス融液6に
上下方向の振動を加えるための振動装置である。本実施
例ではカルコゲナイドガラス6の温度を950℃とし、
振動装置5により上下5cmの範囲を毎秒2往復させな
がら4時間撹拌すると光学レンズにも使用できるガルコ
ゲナイドガラスが得られた。すなわち、直径60mm、
厚さ5mmのガラス板のスポット状赤外線(波長10μ
m)に対する10箇所の透過率のばらつきは70±2%
であった。これに対して従来例では60±10%であっ
た。
プルの容器であり、その中にGe20原子%、Se80
原子%のカルコゲナイドガラスが500gr.封入され
ている。容器1はアンプルホルダ−2に挿入され、ばね
3を介して加熱炉4内に吊されている。5は加熱炉4、
ばね3、容器1を介してカルコゲナイドガラス融液6に
上下方向の振動を加えるための振動装置である。本実施
例ではカルコゲナイドガラス6の温度を950℃とし、
振動装置5により上下5cmの範囲を毎秒2往復させな
がら4時間撹拌すると光学レンズにも使用できるガルコ
ゲナイドガラスが得られた。すなわち、直径60mm、
厚さ5mmのガラス板のスポット状赤外線(波長10μ
m)に対する10箇所の透過率のばらつきは70±2%
であった。これに対して従来例では60±10%であっ
た。
【0009】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
【0010】本実施例が図1の第1の実施例と異なる点
は、振動装置5に代えて超音波振動装置7をばね3に接
続して上下方向の超音波振動を加えた点であり、その他
の構成は実施例1と同じである。実施例1と同様にカル
コゲナイドガラスを950℃に加熱し、上下方向の超音
波振動を加えながら3時間撹拌すると実施例1と同じ均
一なガルコゲナイドガラスが得られた。
は、振動装置5に代えて超音波振動装置7をばね3に接
続して上下方向の超音波振動を加えた点であり、その他
の構成は実施例1と同じである。実施例1と同様にカル
コゲナイドガラスを950℃に加熱し、上下方向の超音
波振動を加えながら3時間撹拌すると実施例1と同じ均
一なガルコゲナイドガラスが得られた。
【0011】なお、実施例ではカルコゲナイドガラスに
ついて説明したがフッ化物ガラスなどの非酸化物ガラス
においても同様の効果が得られた。
ついて説明したがフッ化物ガラスなどの非酸化物ガラス
においても同様の効果が得られた。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、非酸化物
ガラス融液に上下方向の振動を与えて撹拌するので、融
液の比重の重い部分と軽い部分が撹拌され易くなり、従
来より均一な非酸化物ガラスが得られる。
ガラス融液に上下方向の振動を与えて撹拌するので、融
液の比重の重い部分と軽い部分が撹拌され易くなり、従
来より均一な非酸化物ガラスが得られる。
【図1】本発明の第1の実施例における撹拌方法を実施
する装置の断面図
する装置の断面図
【図2】本発明の第2の実施例における撹拌方法を実施
する装置の断面図
する装置の断面図
【図3】従来の撹拌方法を実施する装置の断面図
1 容器 4 加熱炉 5 振動装置 6 非酸化物ガラス融液 7 超音波振動装置
Claims (3)
- 【請求項1】非酸化物ガラスが密封された容器を加熱炉
中に吊し、前記非酸化物ガラスを上記加熱炉により加熱
して非酸化物ガラス融液とし、振動装置により上記非酸
化物ガラス融液に上下方向の振動を与えて上記非酸化物
ガラス融液を撹拌する撹拌方法。 - 【請求項2】非酸化物ガラスがカルコゲナイドガラスま
たはフッ化物ガラスである請求項1記載の撹拌方法。 - 【請求項3】振動装置が超音波振動装置である請求項1
記載の撹拌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11266593A JPH06321546A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 非酸化物ガラス融液の撹拌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11266593A JPH06321546A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 非酸化物ガラス融液の撹拌方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321546A true JPH06321546A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14592422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11266593A Pending JPH06321546A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 非酸化物ガラス融液の撹拌方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06321546A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011364A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | M & F System Kk | シェイクミキサー攪拌装置 |
JP2014188916A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Tokai Rubber Ind Ltd | ウレタン発泡成形体の製造方法、およびそれに用いる発泡ウレタン樹脂原料の撹拌装置 |
CN104193142A (zh) * | 2014-09-02 | 2014-12-10 | 中国建筑材料科学研究总院 | 制备硫系红外玻璃材料的设备以及其工艺方法 |
KR101523977B1 (ko) * | 2013-05-15 | 2015-05-29 | 한국과학기술원 | 진동을 이용한 유체 제어장치와 이를 이용한 유체 제어방법 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP11266593A patent/JPH06321546A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011364A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | M & F System Kk | シェイクミキサー攪拌装置 |
JP2014188916A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Tokai Rubber Ind Ltd | ウレタン発泡成形体の製造方法、およびそれに用いる発泡ウレタン樹脂原料の撹拌装置 |
KR101523977B1 (ko) * | 2013-05-15 | 2015-05-29 | 한국과학기술원 | 진동을 이용한 유체 제어장치와 이를 이용한 유체 제어방법 |
CN104193142A (zh) * | 2014-09-02 | 2014-12-10 | 中国建筑材料科学研究总院 | 制备硫系红外玻璃材料的设备以及其工艺方法 |
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