JPH0632134U - 自動車用日傘 - Google Patents
自動車用日傘Info
- Publication number
- JPH0632134U JPH0632134U JP4099492U JP4099492U JPH0632134U JP H0632134 U JPH0632134 U JP H0632134U JP 4099492 U JP4099492 U JP 4099492U JP 4099492 U JP4099492 U JP 4099492U JP H0632134 U JPH0632134 U JP H0632134U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- suction cup
- present
- parasol
- ribs
- Prior art date
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- Pending
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】扇の要状に支軸(2)に軸接した親骨(5)を
有する折りたたみ可能な長方形の日傘で、支軸(2)に
設けた吸盤(6)により自動車の窓硝子の外面に吸着さ
せて装着させる。 【効果】外部から自動車の一部を日陰にして室内の温度
上昇を防止する。
有する折りたたみ可能な長方形の日傘で、支軸(2)に
設けた吸盤(6)により自動車の窓硝子の外面に吸着さ
せて装着させる。 【効果】外部から自動車の一部を日陰にして室内の温度
上昇を防止する。
Description
【0001】
本考案は自動車用の日傘に関する。
【0002】
炎天下駐車中の自動車の室内への直射日光は、室内温度の上昇のみならず局部 的な変色やひび割れを発生させることがある。したがって、これを防止するため の各種の日除けが自動車用品として市販されている。例えば、厚紙又はアルミニ ウム箔製の衝立状の日除けで、自動車の前面窓や後部窓の内側にセットするもの 、濃色の布又はビニール製のロール式の垂れ幕を各部窓硝子に吸盤にてセットす るもので、駐車中のみに装着させるものがある。又は、着色フィルムを各部窓硝 子の内側前面に貼布したものや、前面以外の窓部にカーテンを取付けたものでそ の都度着脱のできないものもよく見かけられる。
【0003】
然し、着色フィルムやカーテン等駐車中以外にも作用するものは、可視率が一 定基準以上確保されることが必要なこと以外にも、道路運送車両法の自動車の保 安基準の面から制約され十分な効果は得られない。
【0004】 何れにしろ、これらの諸策が室内で直射日光を遮断する方法を採っているため 、その外側に位置する硝子自体が直射日光に曝されていることに伴う熱伝導によ る室内温度の上昇は避け難い。したがって、硝子の外側で直射日光を遮断し硝子 自体の温度上昇を少くすることができれば一層の効果が得られる筈であり、この ようなより優れた自動車の日除けの開発が待望されていると言っても過言ではな い。
【0005】 本考案は斯様な実情に鑑み、駐車中の自動車の室内温度上昇の防止策としての 優れた自動車用日除けの提供を目的としている。
【0006】
本考案は、上記の目的を達成するため、次のような構成としている。即ち、本 考案は、支軸に一端を要状に軸接せる複数の親骨と、前記親骨に傘状に張りつけ た日除け材及び前記支軸の下部に結合された吸着手段から成り、両端末の親骨が 支軸を中心に 360度展開して傘を形成した自動車用日傘に係る。
【0007】
以下、本考案の実施例について説明する。 図1は一部を破断した全体の斜視図、図2は図1におけるII−II線断面図であ る。本例は図2で示すように柄のない長方形の傘を形成しており、支軸2を中心 に8本の親骨5が、その一端の軸接部6を支軸2に軸接して等角度で広がり傘の 骨格を形成している。
【0008】 本例が通常の雨傘等の軸接方法が異なる点は、図2で明らかなように親骨5の 軸接部6が支軸2に順次軸接して重なり、扇の要状に軸接されていることである 。したがって、開閉の方法も通常の傘と異なり、開くときは扇を広げるように、 両端の親骨5a、5bを夫々反対方向に約 180度づつ公転させて広げ、前記親骨 5aと他端の親骨5bが接し合ったときに全開する。
【0009】 本例は全開時に日除けとなる布7が張られており、各親骨5と要所に於て結合 され、図1の如く正に長方形の傘1を形づくる。そして全開時に両端の親骨5a 、5b同志はフック8によって緊締される。
【0010】 支軸1の下部には強力な吸盤3が設けられている。支軸2の頭部は縁を有して おり、この縁によって上端の親骨5の軸接部6を受け止め、下部は前記吸盤3に よって下端の親骨5の軸接部6を受けている。吸盤3にはバルブ4が設けてあり 離脱時に気圧調整による離脱の容易性を整えている。
【0011】 図2において、吸盤部3の丸囲み部の矢視先端は該部の拡大断面図である。図 示のとおりバルブ4は栓を形成し、一部を小さな帯状の連結片4aにより吸盤3 本体に連結されている。本例の装着は図1のように傘1を広げてから、ウィンド 硝子等の表面に吸盤3部を押しつければ容易に装着できるものであるが、強力な 吸盤3によって吸着しているので引張った位では簡単に離脱できない。したがっ て、取外す際は傘の横から手を差込みバルブ4を抜くことにより容易に離脱する ことができる。
【0012】 図3は本例の使用前又は使用後の折りたたんだ状態の側面図である。本例の展 開方法については既述のとおりであるがこの展開を図示したのが図4である。図 4において実線は図3の平面図であり、仮想線の図示がその展開図である。そし て同図において円弧矢印は外側の大きい円が長寸の親骨、内側の円は短い親骨の 公転領域を表わしている。
【0013】 折りたたんだ状態では本例も通常の傘のように小さいものであるので、自動車 のトランク内等に収納しておき、必要に応じて前面窓等の外側にセットして使用 するものである。図5は自動車の前面窓と側面はドア窓部へ装着した使用例を示 したものであるが、これに限らず他の窓にも必要に応じて必要な数を使用するこ とができる。
【0014】 このように本例は自動車の外部に装着するものであるので、風等に煽られる場 合もあるめた前述した如く強力な吸盤3を用いている。自動車の室内に装着する ものに比べて装着の安定性においては劣るものの、前記した如く窓硝子自体への 直射日光を遮ることにより、窓硝子からの熱伝導を防止するため在来の手段に比 べて優れた機能を有するものである。
【0015】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案の技術的思想によれば他に も各種の方法を採り得る。例えば本例のような骨格を用いず、折りたたみ式の厚 手の素材を広げて要所を吸盤で吸着させて取付けることも可能であり、又は窓部 より上部のみの幌状の日除け手段も可能である。即ち、自動車の外部において日 光を遮断し、言わば日陰にすると言う本考案の思想である限り他にも各種の方式 が可能である。
【0016】
本考案は、部屋の内部において直射日光を遮断するのに比べて、外部において 日光を遮断して日陰にする方法であるので、窓硝子等内と外の隔壁自体の温度上 昇を抑え、硝子等からの熱伝導をも少くすることができる。
【提出日】平成4年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】 以上、本考案の実施例について説明したが、本考案の技術的思想によれば他に も各種の方法を採り得る。例えば本例のような骨格を用いず、折りたたみ式の厚 手の素材を広げて要所を吸盤で吸着させて取付けることも可能であり、又は窓部 より上部のみの幌状の日除け手段も可能である。即ち、自動車の外部において日 光を遮断し、言わば日陰にすると言う本考案の思想である限り他にも各種の方式 が可能である。そのほか、本考案に基く自動車用日傘は、冬期に屋外に置いてあ る自動車の窓部の霜除け用にも有効である。
【図1】一部を破断した本考案の斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】折りたたんだ状態の側面図である。
【図4】展開を示す平面図である。
【図5】使用状態を示す斜視図である。
1 自動車日傘 2 支軸 3 吸盤 4 バルブ 5 親骨 6 軸接部 7 日除け材 8 フック 10 自動車 11 前面窓 12 側面ドア窓
Claims (1)
- 【請求項1】 支軸に一端を要状に軸接せる複数の親骨
と、これら親骨に傘状に張りつけた日除け材及び前記支
軸の下部に結合された吸着手段から成り、両端末の親骨
が支軸を中心に 360度展開して傘を形成する自動車用日
傘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099492U JPH0632134U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 自動車用日傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4099492U JPH0632134U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 自動車用日傘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632134U true JPH0632134U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=12595988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4099492U Pending JPH0632134U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 自動車用日傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632134U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337956A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 折畳式遮光カバー |
WO2017122262A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 株式会社ヒラク | サンシェード |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55138405A (en) * | 1979-04-12 | 1980-10-29 | Ormig | Working table apparatus |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4099492U patent/JPH0632134U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55138405A (en) * | 1979-04-12 | 1980-10-29 | Ormig | Working table apparatus |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002337956A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 折畳式遮光カバー |
JP4674840B2 (ja) * | 2001-05-18 | 2011-04-20 | 臼井国際産業株式会社 | 折畳式遮光カバー |
WO2017122262A1 (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 株式会社ヒラク | サンシェード |
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