JPH0632134B2 - 物体検知器 - Google Patents
物体検知器Info
- Publication number
- JPH0632134B2 JPH0632134B2 JP62188083A JP18808387A JPH0632134B2 JP H0632134 B2 JPH0632134 B2 JP H0632134B2 JP 62188083 A JP62188083 A JP 62188083A JP 18808387 A JP18808387 A JP 18808387A JP H0632134 B2 JPH0632134 B2 JP H0632134B2
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- JP
- Japan
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- human body
- light
- object detector
- output
- elements
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、人体の発する赤外線(熱線)から人体を検知
する物体検知器に関するものである。
する物体検知器に関するものである。
[背景技術] 従来の物体検知器では、第5図のように、赤外光を発す
る投光器1と、この投光器1の発する光を受光する受光
器2とで構成されたものがある。
る投光器1と、この投光器1の発する光を受光する受光
器2とで構成されたものがある。
この物体検知器では、投光器1からの光を他の照明光や
太陽光などの光と区別するために、発振器3の断続的な
パルス出力にて赤外線発光ダイオード等の発光素子4を
発光させ、これにより投光器1から断続的な赤外線ビー
ムを投光する。受光器2ではこのビームを常時受光し、
このビームが人体などの物体Aによって遮断されたとき
にPINフォトダイオードやフォトトランジスタなどの
受光素子5出力を増幅器で増幅した出力が低下すること
より、信号処理回路7にて物体などが存在することを判
別し、リレーなどからなる出力回路8を駆動して警報出
力を発する。
太陽光などの光と区別するために、発振器3の断続的な
パルス出力にて赤外線発光ダイオード等の発光素子4を
発光させ、これにより投光器1から断続的な赤外線ビー
ムを投光する。受光器2ではこのビームを常時受光し、
このビームが人体などの物体Aによって遮断されたとき
にPINフォトダイオードやフォトトランジスタなどの
受光素子5出力を増幅器で増幅した出力が低下すること
より、信号処理回路7にて物体などが存在することを判
別し、リレーなどからなる出力回路8を駆動して警報出
力を発する。
ところで、上述の発光素子4の発するビームはレンズや
反射鏡などの光学系9によって拡散され、受光器2の光
学系9によって集光して受光されるようになっている
が、検知するための有効なビーム径は受光器2の光学系
9のレンズや反射鏡などの口径で決まり、一般的に従来
のこの口径は3cm〜5cm位のものが使われていた。
反射鏡などの光学系9によって拡散され、受光器2の光
学系9によって集光して受光されるようになっている
が、検知するための有効なビーム径は受光器2の光学系
9のレンズや反射鏡などの口径で決まり、一般的に従来
のこの口径は3cm〜5cm位のものが使われていた。
このような物体検知器は侵入者を検知するために屋内に
設置して使用する場合にはさほど問題はないが、門や堀
からの侵入者を検知するために屋外に設置して使用する
場合、鳥や木の葉の飛来、或いは猫などがビームを遮断
することにより誤動作を生じるという問題があった。
設置して使用する場合にはさほど問題はないが、門や堀
からの侵入者を検知するために屋外に設置して使用する
場合、鳥や木の葉の飛来、或いは猫などがビームを遮断
することにより誤動作を生じるという問題があった。
そこで、このような誤動作を防止するために第6図に示
すようなダブルビーム方式の物体検知器が提供されてい
る。この物体検知器は、夫々投光器1及び受光器2から
なる一対の投受光器10を備え、一方の投受光器10の
投光器1からの赤外光を他方の投受光器10の受光器2
にて受光するように対向配設してある。なお、赤外線ビ
ームの間隔は20cm程度離してある。
すようなダブルビーム方式の物体検知器が提供されてい
る。この物体検知器は、夫々投光器1及び受光器2から
なる一対の投受光器10を備え、一方の投受光器10の
投光器1からの赤外光を他方の投受光器10の受光器2
にて受光するように対向配設してある。なお、赤外線ビ
ームの間隔は20cm程度離してある。
この物体検知器では1本の赤外線ビームが遮断されたと
しても警報出力は生じず、両投受光器10の受光器2に
て物体が検知されたときに初めて警報出力を生じる。こ
のため、鳥や木の葉などの飛来や猫などが赤外線ビーム
を遮断することによって誤動作を生じることがない。
しても警報出力は生じず、両投受光器10の受光器2に
て物体が検知されたときに初めて警報出力を生じる。こ
のため、鳥や木の葉などの飛来や猫などが赤外線ビーム
を遮断することによって誤動作を生じることがない。
ところが、このようなダブルビーム方式では、投光器1
及び受光器2を1組にして2組の投受光器10を必要と
するため、回路構成が複雑になり、且つ部品点数も多く
なり、高価となる問題があった。また、夫々の投受光器
10に出力があるため配線も面倒になる問題もあった。
及び受光器2を1組にして2組の投受光器10を必要と
するため、回路構成が複雑になり、且つ部品点数も多く
なり、高価となる問題があった。また、夫々の投受光器
10に出力があるため配線も面倒になる問題もあった。
そこで、上述の点を改良した第7図に示す物体検知器が
提供されている。この物体検知器は、上述の第6図の物
体検知器のように投受光器10を2個備えたものでな
く、投光器1から2本の赤外線ビームを発射し、この夫
々の赤外線ビームを受光する2個の受光部を備えた受光
器2を備えたものである。
提供されている。この物体検知器は、上述の第6図の物
体検知器のように投受光器10を2個備えたものでな
く、投光器1から2本の赤外線ビームを発射し、この夫
々の赤外線ビームを受光する2個の受光部を備えた受光
器2を備えたものである。
この物体検知器の投光器1では1個の発光素子4の発す
る赤外光を反射鏡11で左右に分離し、この夫々の分離
された光をさらに反射鏡11にて先方に屈折して受光器
2に赤外線ビームを照射するようにしてある。受光器2
の受光部は上述の第6図の受光器と同一構成のものであ
る。
る赤外光を反射鏡11で左右に分離し、この夫々の分離
された光をさらに反射鏡11にて先方に屈折して受光器
2に赤外線ビームを照射するようにしてある。受光器2
の受光部は上述の第6図の受光器と同一構成のものであ
る。
この物体検知器では、上述のダブルビーム方式の物体検
知器と比べると、回路構成が簡素化されている。しか
し、受光器2には第8図の受光器2と同一構成の回路を
2回路必要とし、しかも投光器2側には複数枚の反射鏡
11を必要とするために、さほどに回路構成や構造など
は簡素化されない問題があった。
知器と比べると、回路構成が簡素化されている。しか
し、受光器2には第8図の受光器2と同一構成の回路を
2回路必要とし、しかも投光器2側には複数枚の反射鏡
11を必要とするために、さほどに回路構成や構造など
は簡素化されない問題があった。
そこで、回路構成や構造などを簡素化する物体検知器と
して第8図のものが提案されている。この物体検知器
は、基本構成的には第5図のものと同様に、断続パルス
状の赤外光を発する投光器1と、この投光器1の発する
光を受光する受光器2とを1個ずつ備えたものであり、
投光器1及び受光器2の間で投受光される赤外線ビーム
の断面Dの面積を人体より小さな物体によっては完全に
遮断されない面積とする光学系9を投光器1及び受光器
2の夫々に設け、上記赤外線ビームが完全に遮断された
ときに人体が存在すると判定する信号処理回路を受光器
2に設けてある点に特徴がある。ここで、この物体検知
器の赤外線ビームの断面形状は例えば長円形や長方形と
してある。このような赤外線ビームの断面形状を得るた
めには光学系として例えばフレネルレンズを用いると良
い。この物体検知器の外観を第9図に示す。
して第8図のものが提案されている。この物体検知器
は、基本構成的には第5図のものと同様に、断続パルス
状の赤外光を発する投光器1と、この投光器1の発する
光を受光する受光器2とを1個ずつ備えたものであり、
投光器1及び受光器2の間で投受光される赤外線ビーム
の断面Dの面積を人体より小さな物体によっては完全に
遮断されない面積とする光学系9を投光器1及び受光器
2の夫々に設け、上記赤外線ビームが完全に遮断された
ときに人体が存在すると判定する信号処理回路を受光器
2に設けてある点に特徴がある。ここで、この物体検知
器の赤外線ビームの断面形状は例えば長円形や長方形と
してある。このような赤外線ビームの断面形状を得るた
めには光学系として例えばフレネルレンズを用いると良
い。この物体検知器の外観を第9図に示す。
この物体検知器においては、上記赤外線ビームを部分的
に遮断しても信号処理回路では物体検知出力を生じない
ので、例えば鳥や木の葉などの飛来や猫などよって警報
出力を生じることがない。従って、人体の検知を確実に
行うことができ、誤報の発生を少なくすることができ
る。しかも、投光器1及び受光器2の構造は、赤外線ビ
ームが一本であるから光学系9を除いては従来の夫々の
1個ずつの投光器1及び受光器2を備えた物体検知器と
何等変わりない構成とでき、構造を簡素化でき、コスト
も安くできる。また、配線も受光器2からの出力だけで
済み簡単となる。
に遮断しても信号処理回路では物体検知出力を生じない
ので、例えば鳥や木の葉などの飛来や猫などよって警報
出力を生じることがない。従って、人体の検知を確実に
行うことができ、誤報の発生を少なくすることができ
る。しかも、投光器1及び受光器2の構造は、赤外線ビ
ームが一本であるから光学系9を除いては従来の夫々の
1個ずつの投光器1及び受光器2を備えた物体検知器と
何等変わりない構成とでき、構造を簡素化でき、コスト
も安くできる。また、配線も受光器2からの出力だけで
済み簡単となる。
このように物体検知器においては小動物などによる誤動
作を防止するために種々の工夫がなされていた。ところ
で、このような物体検知器としては投受光器を用いたも
のの他に、人体の発する熱線から人体を検知する熱線式
の物体検知器がある。この種の熱線検知器でも上述のよ
うに小動物により誤動作を生じるという問題があった。
なお、熱線式の場合には、木の葉は外気温とほぼ同じで
あるため、木の葉を検出することはなく、よって誤動作
は起こさない。
作を防止するために種々の工夫がなされていた。ところ
で、このような物体検知器としては投受光器を用いたも
のの他に、人体の発する熱線から人体を検知する熱線式
の物体検知器がある。この種の熱線検知器でも上述のよ
うに小動物により誤動作を生じるという問題があった。
なお、熱線式の場合には、木の葉は外気温とほぼ同じで
あるため、木の葉を検出することはなく、よって誤動作
は起こさない。
そこで、この熱線式の物体検知器においても種々の対策
がなされている。その一例としては、例えば、焦電素子
として複数のエレメントを備えるものを用い、夫々のエ
レメントにて感知する熱線の検知エリアは重ならないよ
うにしておき、両検知エリアの両方で同時に熱線が検知
されたときに物体が存在するとし、小物体に対する誤動
作を防止するようにしていた。
がなされている。その一例としては、例えば、焦電素子
として複数のエレメントを備えるものを用い、夫々のエ
レメントにて感知する熱線の検知エリアは重ならないよ
うにしておき、両検知エリアの両方で同時に熱線が検知
されたときに物体が存在するとし、小物体に対する誤動
作を防止するようにしていた。
しかし、この方法によると、例えば同時入力性の外乱ノ
イズがあった場合、人体との識別ができず、誤動作を起
こすという問題があった。
イズがあった場合、人体との識別ができず、誤動作を起
こすという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、焦電素子を用いた物体検知器におい
て、小動物により誤動作を防止でき、しかも同時入力性
の外乱ノイズによる誤動作を起こさないようにすること
にある。
的とするところは、焦電素子を用いた物体検知器におい
て、小動物により誤動作を防止でき、しかも同時入力性
の外乱ノイズによる誤動作を起こさないようにすること
にある。
[発明の開示] (構成) 本発明は、垂直面内で円形の検知エリアを有する2個の
エレメントからなる焦電素子を備え、人体よりも大きな
ものが夫々のエレメントの検知エリア間で移動した場合
に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ夫々のエレメ
ントの検知エリアの重なる部分が小動物の背丈より上方
に位置するように、焦電素子の各エレメントを人体が移
動する方向に平行に配列し、上記各エレメントの出力が
完全に重なることなく部分的に重なる場合に人体が存在
すると判定する信号処理回路を備えたものであり、人体
よりも大きなものが夫々のエレメントの検知エリア間で
移動した場合に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ
夫々のエレメントの検知エリアの重なる部分が小動物の
背丈より上方に位置するように、焦電素子の各エレメン
トを人体が移動する方向に平行に配列してあるので、人
体よりも小さい小動物が検知エリア間で移動しても、各
エレメントの出力が重なることが少なく、誤動作を起こ
す可能性が低くなり、しかも信号処理回路が各エレメン
トの出力が完全に重なるときは人体が存在すると判定し
ないようにしてあるので、同時入力性の外乱ノイズによ
る誤動作を起こさない。
エレメントからなる焦電素子を備え、人体よりも大きな
ものが夫々のエレメントの検知エリア間で移動した場合
に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ夫々のエレメ
ントの検知エリアの重なる部分が小動物の背丈より上方
に位置するように、焦電素子の各エレメントを人体が移
動する方向に平行に配列し、上記各エレメントの出力が
完全に重なることなく部分的に重なる場合に人体が存在
すると判定する信号処理回路を備えたものであり、人体
よりも大きなものが夫々のエレメントの検知エリア間で
移動した場合に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ
夫々のエレメントの検知エリアの重なる部分が小動物の
背丈より上方に位置するように、焦電素子の各エレメン
トを人体が移動する方向に平行に配列してあるので、人
体よりも小さい小動物が検知エリア間で移動しても、各
エレメントの出力が重なることが少なく、誤動作を起こ
す可能性が低くなり、しかも信号処理回路が各エレメン
トの出力が完全に重なるときは人体が存在すると判定し
ないようにしてあるので、同時入力性の外乱ノイズによ
る誤動作を起こさない。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図乃至第4図に示す。本実施例
の物体検知器25は、第1図に示すように、垂直面内で
円形の検知エリアa,bを有する2個のエレメント21
からなる焦電素子20を備えている。ここで、焦電素子
20の各エレメント21は、人体Aよりも大きなものが
夫々のエレメント21の検知エリアa,b間で移動した
場合に夫々の出力状態が時間的に重なるように人体が移
動する方向に平行に配列してある。また、夫々のエレメ
ント21の検知エリアa,bの重なる部分は小動物の背
丈より上方に位置するようにしてある。そして、本実施
例の物体検知器25の場合には、焦電素子20の各エレ
メント21出力を増幅する2個のアンプ22と、これら
夫々のアンプ22の出力の位相差から各エレメント21
の出力が完全に重なることなく部分的に重なることを検
知して人体が存在するか否かを判定する信号処理回路2
3と、この信号処理回路23の判定結果に応じた出力を
生じる出力回路24とを備えている。
の物体検知器25は、第1図に示すように、垂直面内で
円形の検知エリアa,bを有する2個のエレメント21
からなる焦電素子20を備えている。ここで、焦電素子
20の各エレメント21は、人体Aよりも大きなものが
夫々のエレメント21の検知エリアa,b間で移動した
場合に夫々の出力状態が時間的に重なるように人体が移
動する方向に平行に配列してある。また、夫々のエレメ
ント21の検知エリアa,bの重なる部分は小動物の背
丈より上方に位置するようにしてある。そして、本実施
例の物体検知器25の場合には、焦電素子20の各エレ
メント21出力を増幅する2個のアンプ22と、これら
夫々のアンプ22の出力の位相差から各エレメント21
の出力が完全に重なることなく部分的に重なることを検
知して人体が存在するか否かを判定する信号処理回路2
3と、この信号処理回路23の判定結果に応じた出力を
生じる出力回路24とを備えている。
例えば、物体検知器25の前をAが通過した場合には、
各エレメント21出力は第2図(a),(b)のように
なる。このときには第2図(c)に示すように時間的に
両出力が重なっているので、人体Aであると信号処理回
路23が判定し、出力回路24を駆動して警報などを発
する。
各エレメント21出力は第2図(a),(b)のように
なる。このときには第2図(c)に示すように時間的に
両出力が重なっているので、人体Aであると信号処理回
路23が判定し、出力回路24を駆動して警報などを発
する。
また、物体検知器25の前を小動物が通過した場合に
は、夫々のエレメント21の検知エリアa,bの重なる
部分は小動物の背丈より上方となるようにしてあるの
で、小動物がエレメント21の検知エリアa,bの重な
る部分を通過することは少ない。このため、両エレメン
ト21出力は第3図(a),(b)に示すようになり、
同図(c)に示すように時間的な重なり出力が生じるこ
とは少ない。つまり、両検知エリアa,bから同時に熱
線が検知される可能性が低くなり、誤動作を起こす確率
を下げることができる。
は、夫々のエレメント21の検知エリアa,bの重なる
部分は小動物の背丈より上方となるようにしてあるの
で、小動物がエレメント21の検知エリアa,bの重な
る部分を通過することは少ない。このため、両エレメン
ト21出力は第3図(a),(b)に示すようになり、
同図(c)に示すように時間的な重なり出力が生じるこ
とは少ない。つまり、両検知エリアa,bから同時に熱
線が検知される可能性が低くなり、誤動作を起こす確率
を下げることができる。
ところで、この物体検知器25に同時入力性ノイズが入
力された場合には、第4図(a),(b)に示すよう
に、全く同一の出力信号が各エレメント21から出力さ
れ、第4図(c)に示すように位相差に応じた出力が生
じない。よって、信号処理回路23では人体Aが存在す
るとは判定することはない。このため、同時入力性のノ
イズなどに対しても誤動作を生じない。
力された場合には、第4図(a),(b)に示すよう
に、全く同一の出力信号が各エレメント21から出力さ
れ、第4図(c)に示すように位相差に応じた出力が生
じない。よって、信号処理回路23では人体Aが存在す
るとは判定することはない。このため、同時入力性のノ
イズなどに対しても誤動作を生じない。
[発明の効果] 本発明は上述のように、垂直面内で円形の検知エリアを
有する2個のエレメントからなる焦電素子を備え、人体
よりも大きなものが夫々のエレメントの検知エリア間で
移動した場合に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ
夫々のエレメントの検知エリアの重なる部分が小動物の
背丈より上方に位置するように、焦電素子の各エレメン
トを人体が移動する方向に平行に配列し、上記各エレメ
ントの出力が完全に重なることなく部分的に重なる場合
に人体が存在すると判定する信号処理回路を備えたもの
であり、人体よりも大きなものが夫々のエレメントの検
知エリア間で移動した場合に夫々の出力状態が時間的に
重なり、且つ夫々のエレメントの検知エリアの重なる部
分が小動物の背丈より上方に位置するように、焦電素子
の各エレメントと人体が移動する方向に平行に並列して
あるので、人体よりも小さい小動物が検知エリア間で移
動しても、各エレメントの出力が重なることが少なく、
誤動作を起こしにくくでき、しかも信号処理回路が各エ
レメントの出力が完全に重なるときは人体が存在すると
判定しないようにしてあるので、同時入力性の外乱ノイ
ズによる誤動作を起こさない。
有する2個のエレメントからなる焦電素子を備え、人体
よりも大きなものが夫々のエレメントの検知エリア間で
移動した場合に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ
夫々のエレメントの検知エリアの重なる部分が小動物の
背丈より上方に位置するように、焦電素子の各エレメン
トを人体が移動する方向に平行に配列し、上記各エレメ
ントの出力が完全に重なることなく部分的に重なる場合
に人体が存在すると判定する信号処理回路を備えたもの
であり、人体よりも大きなものが夫々のエレメントの検
知エリア間で移動した場合に夫々の出力状態が時間的に
重なり、且つ夫々のエレメントの検知エリアの重なる部
分が小動物の背丈より上方に位置するように、焦電素子
の各エレメントと人体が移動する方向に平行に並列して
あるので、人体よりも小さい小動物が検知エリア間で移
動しても、各エレメントの出力が重なることが少なく、
誤動作を起こしにくくでき、しかも信号処理回路が各エ
レメントの出力が完全に重なるときは人体が存在すると
判定しないようにしてあるので、同時入力性の外乱ノイ
ズによる誤動作を起こさない。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図乃至第4図
は同上の動作説明図、第5図は従来例の構成図、第6図
は他の従来例の概略構成図、第7図はさらに他の従来例
の概略構成図、第8図はさらに他の実施例の概略構成
図、第9図は同上の外観斜視図である。 20は焦電素子、21はエレメント、23は信号処理回
路、25は物体検知器、a,bは検知エリア、Aは人体
である。
は同上の動作説明図、第5図は従来例の構成図、第6図
は他の従来例の概略構成図、第7図はさらに他の従来例
の概略構成図、第8図はさらに他の実施例の概略構成
図、第9図は同上の外観斜視図である。 20は焦電素子、21はエレメント、23は信号処理回
路、25は物体検知器、a,bは検知エリア、Aは人体
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 亮 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−40667(JP,A) 特開 昭60−11191(JP,A) 特開 昭54−26699(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】垂直面内で円形の検知エリアを有する2個
のエレメントからなる焦電素子を備え、人体よりも大き
なものが夫々のエレメントの検知エリア間で移動した場
合に夫々の出力状態が時間的に重なり、且つ夫々のエレ
メントの検知エリアの重なる部分が小動物の背丈より上
方に位置するように、焦電素子の各エレメントを人体が
移動する方向に平行に配列し、上記各エレメントの出力
が完全に重なることなく部分的に重なる場合に人体が存
在すると判定する信号処理回路を備えて成ることを特徴
とする物体検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62188083A JPH0632134B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 物体検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62188083A JPH0632134B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 物体検知器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431292A JPS6431292A (en) | 1989-02-01 |
JPH0632134B2 true JPH0632134B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=16217404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62188083A Expired - Lifetime JPH0632134B2 (ja) | 1987-07-28 | 1987-07-28 | 物体検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632134B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6853556B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2021-03-31 | 中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋株式会社 | 物体検知装置 |
CN112156445B (zh) * | 2020-09-17 | 2024-05-28 | 深圳市恒康佳业科技有限公司 | 一种用于拖拽适应性测试装置和方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5426699A (en) * | 1977-07-30 | 1979-02-28 | Matsushita Electric Works Ltd | Alarm unit of beam type |
JPS5740667A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | Double beam ray type alarming device |
JPS6011191A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 建物の開口部に於ける物体検知方法 |
-
1987
- 1987-07-28 JP JP62188083A patent/JPH0632134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431292A (en) | 1989-02-01 |
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