JPH06321089A - 作業車の油圧アクチュエータ操作構造 - Google Patents

作業車の油圧アクチュエータ操作構造

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JPH06321089A
JPH06321089A JP5107819A JP10781993A JPH06321089A JP H06321089 A JPH06321089 A JP H06321089A JP 5107819 A JP5107819 A JP 5107819A JP 10781993 A JP10781993 A JP 10781993A JP H06321089 A JPH06321089 A JP H06321089A
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JP
Japan
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operated
negative brake
operating
brake
hydraulic actuator
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JP5107819A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Tanaka
良一 田中
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人為操作具、パイロット弁及びパイロット操
作式の制御弁により油圧アクチュエータを操作する作業
車の油圧アクチュエータ操作構造において、油圧アクチ
ュエータにネガティブブレーキを操作した場合に、人為
操作具を中立停止位置から作動位置に操作した際に、遅
れることなくネガティブブレーキが制動解除側に操作さ
れるようにする。 【構成】 人為操作具9の操作位置を検出する位置セン
サー19を備えて、人為操作具9が中立停止位置Nから
作動位置R,L側に少しでも操作され始めたことに基づ
き、ネガティブブレーキ15に作動油を供給してこのネ
ガティブブレーキ15を制動解除側に操作する操作手段
17,18を備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制動側に付勢され作動
油が供給されることで制動解除側に操作されるネガティ
ブブレーキを、油圧アクチュエータの制動用として使用
した作業車の油圧アクチュエータ操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のようなネガティブブレーキを装備
した作業車の一例に、土木建設用のバックホウがある。
このバックホウにおいては例えば図3に示すように、操
作レバー31(人為操作具に相当)の操作に基づいてパ
イロット圧を発生させるパイロット弁32、このパイロ
ット圧により操作されるパイロット操作式の制御弁3
3、この制御弁33からの作動油により切換操作される
旋回台用の旋回モータ34(油圧アクチュエータに相
当)を備えており、操作レバー31の操作により旋回モ
ータ34を正逆に回転作動させる。
【0003】図3に示すように、作動油が供給されるこ
とで制動解除側に操作されるネガティブブレーキ35を
旋回モータ34に対して装備しており、ネガティブブレ
ーキ35に作動油を供給してこれを制動解除側に操作す
るパイロット操作式の切換弁36を備えている。これに
より、操作レバー31を中立停止位置Nに操作している
と、切換弁36が排油位置に操作されて、ネガティブブ
レーキ35が制動側に操作されている。そして、操作レ
バー31を中立停止位置Nから右旋回位置R(作動位置
に相当)又は左旋回位置L(作動位置に相当)に操作す
ると、パイロット弁32からのパイロット圧が切換弁3
6に供給されてこれが供給位置に切換操作され、ネガテ
ィブブレーキ35に作動油が供給されてこれが制動解除
側に操作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す構造である
と、ネガティブブレーキ35を制動解除側に操作する切
換弁36がバネ36aで排油位置側、つまりネガティブ
ブレーキ35の制動側に付勢されている。そして、パイ
ロット弁32のパイロット圧と操作レバー31の操作位
置とは比例関係にあり、操作レバー31を中立停止位置
Nから右又は左旋回位置R,L側に操作するほど、パイ
ロット圧が高くなる。これにより、操作レバー31を中
立停止位置Nから例えば右旋回位置R側に操作する場
合、操作レバー31を右旋回位置R側に大きく操作して
パイロット弁32からのパイロット圧がある程度の圧力
に達しないと、切換弁36が供給位置(ネガティブブレ
ーキ35の制動解除側)に操作されないことになる。
【0005】従って、例えば操作レバーを中立停止位置
から右又は左旋回位置に急操作した場合、ネガティブブ
レーキの制動解除側への操作が遅れ気味になって、ネガ
ティブブレーキが完全に制動解除側に操作されていない
のに、旋回モータに作動油が供給されて旋回モータが回
転し始めるような状態になることがある。本発明はネガ
ティブブレーキが完全に制動解除側に操作されていない
のに、油圧アクチュエータに作動油が供給されて作動し
始めるような状態を防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、人為的
に操作される人為操作具、人為操作具の操作に基づいて
パイロット圧を発生させるパイロット弁、パイロット弁
からのパイロット圧により操作されるパイロット操作式
の制御弁、制御弁からの作動油により切換操作される油
圧アクチュエータを備えて、人為操作具の操作により油
圧アクチュエータを操作可能に構成した作業車の油圧ア
クチュエータ操作構造において、次のように構成するこ
とにある。つまり、
【0007】作動油が供給されることで制動解除側に操
作される油圧アクチュエータ制動用のネガティブブレー
キと、人為操作具の操作位置を検出する位置センサーと
を備えると共に、人為操作具が中立停止位置に操作され
たことに基づいて、ネガティブブレーキから作動油を抜
いてこのネガティブブレーキを制動側に操作し、且つ、
人為操作具が中立停止位置から作動位置側に操作され始
めたことに基づいて、ネガティブブレーキに作動油を供
給してこのネガティブブレーキを制動解除側に操作する
操作手段とを備えてある。
【0008】
【作用】本発明のように構成すると、例えば人為操作具
を中立停止位置に操作し、ネガティブブレーキが制動側
に操作されている状態において、人為操作具を中立停止
位置から作動位置側に操作し始めたとする。この場合、
人為操作具の操作によるパイロット圧の上昇を待つまで
もなく、人為操作具の中立停止位置からの僅かな操作が
位置センサーにより検出されて、ネガティブブレーキに
作動油が供給されるのであり、人為操作具の作動位置側
への操作に遅れることなく、ネガティブブレーキが制動
解除側に操作される。
【0009】
【発明の効果】以上のように、人為操作具の作動位置側
への操作に遅れることなくネガティブブレーキが制動解
除側に操作されるように構成できて、ネガティブブレー
キが完全に制動解除側に操作されていないのに、油圧ア
クチュエータに作動油が供給されて作動し始めるような
状態を防止することができた。これによって、ネガティ
ブブレーキが完全に制動解除側に操作されていないの
に、油圧アクチュエータが無理に作動しようとすること
による不具合(ネガティブブレーキが過熱したり、油圧
アクチュエータに過負荷が掛かる等)を、未然に防止す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に示すように左右一対のクローラ走行装置1
を備えた車体2に、180度旋回自在な旋回台3を備
え、ブーム4、アーム5及びバケット6等で構成された
バックホウ装置7を旋回台3の前部に備えて、作業車の
一例であるバックホウを構成している。
【0011】次に、旋回台3の油圧回路構成について説
明する。図2に示すように、ブーム4及びバケット6操
作用の右操作レバー8と、アーム5及び旋回台3操作用
の左操作レバー9(人為操作具に相当)とが備えられて
いる。図1に示すように、左操作レバー9の中立停止位
置Nからの左右への操作量に応じてパイロット圧を発生
させるパイロット弁10、及びパイロット弁10からの
パイロット圧により操作されるパイロット操作式で中立
復帰型の制御弁11を備えており、パイロットポンプ1
3からの油路14がパイロット弁10に接続されてい
る。
【0012】これにより、左操作レバー9を中立停止位
置Nから右旋回位置R(作動位置に相当)又は左旋回位
置L(作動位置に相当)に操作すると、パイロット弁1
0が操作されてパイロット圧を発生する。そして、この
パイロット圧により制御弁11が切換操作されて、旋回
台3を旋回駆動する旋回モータ12(油圧アクチュエー
タに相当)に制御弁11から作動油が供給されて、旋回
モータ12が右又は左に回転し始める。以上のパイロッ
ト弁10及び制御弁11の構成は、左操作レバー9の前
後操作とアーム5との間、右操作レバー8の前後操作と
ブーム4との間、並びに、右操作レバー8の左右操作と
バケット6との間にも同様に備えられている。
【0013】次に、旋回モータ12に対して備えられて
いるネガティブブレーキ15について説明する。図1に
示すようにバネ15aで制動側に付勢され、作動油が供
給されることで制動解除側に操作されるネガティブブレ
ーキ15が、旋回モータ12に対して備えられており、
パイロットポンプ13の油路16からの作動油が切換弁
17(操作手段に相当)を介して、ネガティブブレーキ
15に供給されるように構成している。
【0014】切換弁17はバネ17aで排油位置(ネガ
ティブブレーキ15の制動側)に付勢されており、ソレ
ノイド17bにより供給位置(ネガティブブレーキ15
の制動解除側)に操作する電磁操作式である。切換弁1
7のソレノイド17bに通電して切換弁17を操作する
制御装置18(操作手段に相当)と、左操作レバー9の
操作位置を検出するポテンショメータ19(位置センサ
ー)とが備えられており、ポテンショメータ19の検出
値が制御装置18に入力されている。
【0015】以上の構成によって図1に示すように左操
作レバー9を中立停止位置Nに操作していると、これが
ポテンショメータ19により検出されて、制御装置18
により切換弁17が排油位置に操作されており、ネガテ
ィブブレーキ15が制動側に操作されている。この状態
において、左操作レバー9を中立停止位置Nから少しで
も右旋回位置R側に、逆に少しでも左旋回位置L側に操
作し始めると、この操作がポテンショメータ19に検出
されて、制御装置18により切換弁17がすぐに供給位
置に切換操作される。これにより、パイロットポンプ1
3からの高いパイロット圧が、切換弁17及び逆止弁2
0を介してネガティブブレーキ15に供給され、左操作
レバー9の右又は左旋回位置R,L側への操作に遅れる
ことなく、ネガティブブレーキ15が制動解除側に操作
される。
【0016】逆に左操作レバー9を右又は左旋回位置
R,L側に操作している状態から中立停止位置Nに戻し
操作すると、この操作がポテンショメータ19に検出さ
れて、制御装置18により切換弁17が排油位置に切換
操作される。これにより、ネガティブブレーキ15内の
作動油が、絞り部21及び切換弁17を介して比較的ゆ
っくりと排出されて、左操作レバー9の中立停止位置N
への操作に対して、やや遅れながら、ネガティブブレー
キ15がゆっくりと滑らかに制動側に操作されていく。
又、油路14に設けられている切換弁22を排油位置に
切換操作するとパイロット圧が全て抜けるので、左操作
レバー9を操作しても制御弁11は切換操作されず、ネ
ガティブブレーキ15も制動側に操作されたままとな
る。
【0017】〔別実施例〕図1に示すような本発明の構
成は左操作レバー9と旋回モータ12に対してばかりで
なく、左操作レバー9とアーム5用の複動型の油圧シリ
ンダ(油圧アクチュエータに相当)との間や、右操作レ
バー8とブーム4用の複動型の油圧シリンダ(油圧アク
チュエータに相当)等の間にも同様に適用できる。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】左操作レバー、制御弁、旋回モータ及びネガテ
ィブブレーキ等の油圧回路図
【図2】バックホウの全体側面図
【図3】従来の技術における左操作レバー、制御弁、旋
回モータ及びネガティブブレーキ等の油圧回路図
【符号の説明】
9 人為操作具 10 パイロット弁 11 制御弁 12 油圧アクチュエータ 15 ネガティブブレーキ 17,18 操作手段 19 位置センサー N 人為操作具の中立停止位置 R,L 人為操作具の作動位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人為的に操作される人為操作具(9)
    と、前記人為操作具(9)の操作に基づいてパイロット
    圧を発生させるパイロット弁(10)と、前記パイロッ
    ト弁(10)からのパイロット圧により操作されるパイ
    ロット操作式の制御弁(11)と、前記制御弁(11)
    からの作動油により切換操作される油圧アクチュエータ
    (12)とを備えて、前記人為操作具(9)の操作によ
    り油圧アクチュエータ(12)を操作可能に構成した作
    業車の油圧アクチュエータ操作構造であって、 作動油が供給されることで制動解除側に操作される前記
    油圧アクチュエータ(12)制動用のネガティブブレー
    キ(15)と、前記人為操作具(9)の操作位置を検出
    する位置センサー(19)とを備えると共に、 前記人為操作具(9)が中立停止位置(N)に操作され
    たことに基づいて、前記ネガティブブレーキ(15)か
    ら作動油を抜いてこのネガティブブレーキ(15)を制
    動側に操作し、且つ、前記人為操作具(9)が中立停止
    位置(N)から作動位置(R),(L)側に操作され始
    めたことに基づいて、前記ネガティブブレーキ(15)
    に作動油を供給してこのネガティブブレーキ(15)を
    制動解除側に操作する操作手段(17),(18)とを
    備えてある作業車の油圧アクチュエータ操作構造。
JP5107819A 1993-05-10 1993-05-10 作業車の油圧アクチュエータ操作構造 Pending JPH06321089A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036062A1 (fr) * 1996-03-27 1997-10-02 Komatsu Ltd. Dispositif de freinage pour moteur hydraulique a huile

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036062A1 (fr) * 1996-03-27 1997-10-02 Komatsu Ltd. Dispositif de freinage pour moteur hydraulique a huile
US6050091A (en) * 1996-03-27 2000-04-18 Komatsu Ltd. Brake device for oil hydraulic motor

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