JPH06321031A - 自動車用絶縁劣化診断システム - Google Patents

自動車用絶縁劣化診断システム

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JPH06321031A
JPH06321031A JP11433593A JP11433593A JPH06321031A JP H06321031 A JPH06321031 A JP H06321031A JP 11433593 A JP11433593 A JP 11433593A JP 11433593 A JP11433593 A JP 11433593A JP H06321031 A JPH06321031 A JP H06321031A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車の電装品の運転時に得られる温度、湿度
データとエンジンのON−OFF回数とから電装品の絶
縁劣化の余寿命を推定し、自動車電装品の故障を未然に
防止する。 【構成】自動車電装品に付帯する温度センサ12と湿度セ
ンサ13と、エンジンのON−OFF回数を計数する手段
と、計測データの格納及び電装品の絶縁劣化特性に関す
る情報を格納するメモリ5と、得られた計測データより
車載コンピュータ1内で残存能力を算出して電装品の余
寿命を求めるプログラムを実行する演算装置CPU4
と、余寿命推定結果を表示する表示装置6とより構成さ
れる。 【効果】自動車の電装品の絶縁劣化による故障を未然に
防止できるので、交通事故等の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車に用いられる電装
品の絶縁劣化余寿命診断システムに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、自動車に用いられる部品
の故障に関し、ランプ類の球切れ等の断線故障、ブレー
キ故障、バッテリー不良等を知らせる単純な警告システ
ムが自動車に装備されるようになっている。しかし、い
ずれも故障した後に作動するものであり、故障前に余寿
命を知らせるものではない。
【0003】部品が故障する前にその寿命を推定して交
換するシステムとして、特開昭55−140626号公報に記載
の技術がある。これは自動車の運転履歴データを積算し
て消耗品である実装部品の交換時期を管理するシステム
である。しかし、交換時期を管理する対象は、自動車の
寿命内で何回か交換されるタイヤ、点火プラグ、オイル
等の消耗品であり、消耗品でないために交換時期を管理
されていない点火コイルやディストリビュータのような
エンジンの作動に直接かかわる電装品は対象になってい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車に用いられる電
装品の故障は、従来、故障するまでは故障を発見するこ
とが困難であり、特に絶縁劣化による故障の場合いつ故
障が生じるか熟練の整備士でも判断できず、また故障が
起きた場合は熟練の整備士がその自動車の症状に応じて
故障個所を判断し、部品交換等の修理を行っていた。
【0005】点火コイルやディストリビュータ等の電装
品の絶縁劣化による故障は何時生じるかわからないう
え、自動車の走行中に故障が生じるとエンジンが停止し
てしまい、ユーザでは対処不可能であり、さらに、走行
中の急なエンジン停止によって過大なエンジンブレーキ
がかかって追突されたりハンドル操作のミスによって交
通事故が発生してしまう危険がある。また、雪中や砂漠
中で、電装品の絶縁劣化による故障で停車した場所の近
くに連絡施設が無い場合、運転者の人命が危険にさらさ
れることになるため、電装品の絶縁劣化による故障は避
けなければならない。
【0006】エンジンの作動に直接かかわるこれらの電
装品に対して、絶縁劣化による故障が生じる前の適切な
時期に交換等の処置を施すことができるように、電装品
の余寿命を推定または判定して故障が近いことを知らせ
る警告を出すシステムが求められている。
【0007】本発明の目的は,電装品が絶縁劣化により
故障を生じる前に、その余寿命を予測できる電装品の絶
縁劣化診断システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、各電装品に備えられた温度センサ、湿
度センサからの温度データ、湿度データと、エンジンの
ON−OFF回数とから、各電装品の絶縁劣化の余寿命
を推定し、余寿命が少なくなったことを表示して警告す
るようにしたものである。自動車に用いられる電装品の
絶縁劣化は、各電装品ごとに絶縁劣化への影響が異なる
温度、湿度の変化と、エンジンのON−OFFに伴う温
度の上昇下降の繰り返しすなわちヒートサイクルとに依
存することを実験及び市場調査により、発明者らは見出
した。本発明はこの知見に基づいている。
【0009】本発明は、各電装品の温度、湿度を計測す
るセンサと、エンジンのON−OFF回数を計測する手
段と、実験及び市場調査に基づく各電装品の絶縁劣化の
基礎データを記憶するメモリと、前記センサからのデー
タをエンジンのON−OFF回数に基づき換算し、絶縁
劣化の基礎データと比較して絶縁劣化の余寿命を演算し
推定する演算装置と、余寿命がある定数に達したときに
表示警告する表示装置とから構成される。
【0010】また、本発明は、自動車に搭載される機器
を最小限にするために、各電装品の温度、湿度を計測す
るセンサと、センサからのデータをエンジンのON−O
FF回数に基づき換算する演算装置と、換算されたデー
タを記憶又は更新するメモリとが自動車に搭載された構
成と、絶縁劣化の基礎データを記憶するメモリと、自動
車の点検整備時に、換算されたデータを自動車に搭載さ
れたメモリから読み出して、絶縁劣化の基礎データと比
較して絶縁劣化の余寿命を演算し推定する演算装置と、
余寿命がある定数に達したときに表示警告する表示装置
とが点検整備工場に備えられた構成とからなる。
【0011】
【作用】本発明によれば、上記構成により、エンジンの
ON−OFF回数に基づき自動車の各電装品の実際の温
度湿度データを換算し、このデータと実験と市場調査に
よって得られた絶縁劣化の基礎データとを比較すること
により、各電装品の絶縁劣化の余寿命を推定することが
できる。さらに、余寿命がある時間の定数に達したとき
に表示警告することにより、各電装品の絶縁劣化による
故障の前に交換することができるので、交通事故の防止
や運転者の人命にかかわる事故等の防止ができる。
【0012】
【実施例】本発明の第一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0013】本発明を点火コイル、ディストリビュー
タ、オルタネータ、スタータモータ及び車載コンピュー
タについて適用した実施例を図1に示す。自動車制御用
車載コンピュータ1内には演算処理装置であるCPU4
及び各電装品の絶縁劣化特性を格納するメモリ5があ
り、車内2の表示装置6及び操作ボード7に結合されて
いる。操作ボード7はCPU4の作動を指示したり、故
障チェック装置等の外部装置と接続したりするために設
けられたもので、なくてもよい。点火コイル8、ディス
トリビュータ9、オルタネータ10、スタータモータ11及
び車載コンピュータ1には各々温度センサ12と湿度セン
サ13が取り付けられ、CPU4に計測データが入力され
る。また、エンジン始動スイッチ3からのエンジンのO
N−OFF回数も同様にCPU4に入力される。なお、
メモリ5は、データの一時取り込み及びCPU4での演
算用の電源ONのときのみ記憶保持するRAM(ランダ
ムアクセスメモリ)と、積算値、修正可能なデータ及び
修正可能な演算プログラムを格納しておく電源OFFで
も記憶保持可能なSRAM(スタティックラム)と、修
正を必要としない固定定数データ及び修正を必要としな
い演算プログラムを格納しておく電源OFFでも記憶保
持可能で読みだし専用のROM(リードオンリーメモ
リ)とよりなる。
【0014】次に図2により絶縁劣化の余寿命の推論方
法を説明する。CPU4では、ステップ14で各電装品の
温度センサ、湿度センサからのデータを入力し、ステッ
プ15でエンジンON−OFF回数の積算値を入力し、ス
テップ16でメモリ5内に格納されている各電装品の標準
値への換算係数を入力し、ステップ17で温度センサ、湿
度センサからのデータを標準データに換算する。各電装
品の温度センサ、湿度センサからのデータは実際の動作
時間の積算値におけるデータであり、各電装品の絶縁劣
化特性である基礎データと比較するために基礎データの
時間に合わせて換算されたものが標準データである。C
PU4では、次に、ステップ18で各電装品の絶縁劣化特
性である基礎データを入力し、ステップ19で余寿命を算
出する。もし余寿命が故障に近い危険なレベルであれ
ば、ステップ20で警告表示される。
【0015】次に図3および図4により、実際の温度デ
ータ、湿度データを用いた標準データへの換算方法を説
明する。図3において、各電装品の実動作時間toは、
各電装品から入力された温度データTn21、湿度データ
Hn22を用いて、各々の電装品ごとにメモリ5内にあら
かじめ有する換算係数により標準温・湿度換算時間ts
に変換される。また、図4に示すように、エンジンの起
動と停止を検出することにより得られるエンジンのON
−OFF回数を積算して実ヒートサイクル数(No)と
し、ON時またはOFF時の温度変化Tdn 23と温度勾
配Sn 24を用いて、実ヒートサイクル数Noは標準条件
換算ヒートサイクル数Nsに変換される。このようにし
て標準温・湿度換算時間ts 及び標準条件換算ヒートサ
イクル数Ns の標準データが求められる。
【0016】次に図5および図6により、各電装品の絶
縁劣化の余寿命を求める方法を説明する。図5におい
て、メモリ5に記憶された実験及び市場調査により求め
た各電装品の絶縁劣化の基礎データである残存能力推定
曲線25と、標準値に換算された動作時間である標準温・
湿度換算時間tsの積算値と、標準条件換算ヒートサイ
クル数Nsの積算値とから残存能力E(初期能力を100%
とする)が求められる。
【0017】次に図6において、残存能力Eと標準換算
動作時間tsの積算値とから標準余寿命曲線26が求めら
れ、この曲線上で標準換算動作時間tsの積算値に対応
する残存能力Eと実動作時間toの積算値との交点を通
過する補正後余寿命曲線27が求められる。そして、残存
能力E軸上にプロットされた各電装品の絶縁劣化による
故障に対応した部品交換点Cと補正後余寿命曲線27との
交点Fの時間が予想される予想動作寿命点tfとなり、
この予想動作寿命点tfと実動作時間to の積算値との
差が求める余寿命となる。余寿命の表示のステップにお
いては、この値をそのまま表示しても良いが、図7に示
すように、エンジンのOFF時間を含めた実際の経過時
間を表す実経過時間余寿命曲線28と部品交換点Cとの交
点Frの時間である使用終了点Tfが図6で求めた予想
動作寿命点tfに対応し、この使用終了点Tfと実経過
時間Tとの差を残存使用可能期間として表示しても良
い。
【0018】以上の余寿命の演算とメモリ5への書き込
みと表示とは、エンジンのON又はOFFごと又は一定
時間ごとに行われるとともに、メモリ5の容量を大きく
しないためにメモリ5に保持された余寿命のデータが更
新されるようにすると良い。
【0019】以上の余寿命推定法は一例であり、標準余
寿命推定曲線は各電装品ごとに用意され、その曲線の形
状は各々の電装品に合うものを用いる必要があることは
いうまでもない。また、上記例の温度データ、湿度デー
タの標準値への換算方法はあくまでも一例を示したもの
にすぎず、他の方法を用いても良い。
【0020】本発明の第2実施例を図8ないし図9に示
す。図8において、自動車に搭載されたCPU4に接続
された操作ボード7に外部入出力端子30を設け、外部へ
のデータの抽出および格納されている各電装品の情報の
修正も行なえるようにしている。外部入出力端子30を例
えばICカードのスロットにすることによりICカード
へのデータ抽出を可能にするとともに、格納されている
各電装品の情報の修正も容易に行なえるようになる。さ
らに、図9において、自動車に搭載されたメモリ5には
余寿命のデータでなく、標準値に換算された動作時間で
ある標準温・湿度換算時間tsの積算値及び標準条件換
算ヒートサイクル数Nsの積算値などの標準データが記
憶更新されるようにし、実験及び市場調査により求めた
各電装品の絶縁劣化の基礎データである残存能力推定曲
線25のデータは、自動車の点検整備工場に設置された余
寿命演算装置31内のメモリに記憶させ、残存能力Eの演
算プログラムと各電装品の絶縁劣化の余寿命を求める演
算プログラムとを同じく余寿命演算装置31内のメモリに
記憶させ、この余寿命演算装置31と自動車に搭載された
操作ボード7の外部入出力端子30とを接続するか、又は
自動車に搭載された操作ボード7を介して標準データを
転送されたICカードを余寿命演算装置31に接続して標
準データを読み取り、余寿命演算装置31内のCPUで残
存能力Eの演算と各電装品の絶縁劣化の余寿命を求める
演算とを実行させることにより、自動車に搭載されるメ
モリやCPUの容量を小さくすることができ、コストダ
ウンの効果が大きい。
【0021】本発明の第3実施例を図10ないし図11
に示す。図1に示した第1実施例では各電装品すべてに
温度センサ、湿度センサを備えたが、図10に示すよう
にエンジンルーム内の代表点32にのみ温度センサ12およ
び湿度センサ13を設け、予めこの代表点のデータと各電
装品のデータとの図11に示すような相関関係を求めて
メモリ5に格納しておき、相関曲線33により代表点の温
度センサ12の温度T1から目的の電装品の温度T2 を求
めても良い。湿度もまったく同様である。このようにす
ることによりセンサの数が削減でき、コストダウンがは
かれる。
【0022】また、本発明はすべての電装品に対してま
ったく同じように適用する必要はなく、どれかの因子が
重要でない電装品ではその項目を省いて余寿命の推定を
行わせることもできる。すなわち、湿度が重要な絶縁劣
化因子にならない電装品に対しては、湿度の項目を省き
温度の時間特性とエンジンのON−OFF回数のみから
余寿命の推定をしても良い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば自動車の電装品の絶縁劣
化に対する余寿命を推定でき、これにより電装品を故障
の前に交換できるので、電装品の突然の故障による交通
事故等を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の構成図
【図2】本発明の絶縁劣化余寿命推定のフロー
【図3】計測温度・湿度の標準時間特性への換算例
【図4】計測温度差と温度勾配の標準条件への換算例
【図5】残存能力の推定法の一例
【図6】余寿命の求め方の一例
【図7】実使用時における残存使用可能期間の求め方の
一例
【図8】本発明の第二実施例の構成図の一部
【図9】本発明の第二実施例の構成図の一部
【図10】本発明の第三実施例の構成図の一部
【図11】代表点の温度と部品の温度との相関関係図
【符号の説明】
1……車載コンピュータ、 2……車内、3……
エンジン始動スイッチ、 4……CPU、5……メモ
リ、 6……表示装置、7……操作ボ
ード、 8……点火コイル、9……ディス
トリビュータ、 10……オルタネータ、11……スタ
ータモータ、 12……温度センサ、13……湿度
センサ、 21……計測温度、22……計測湿
度、 23……計測温度差、24……計測温
度勾配、 25……残存能力推定曲線、26……
標準余寿命曲線、 27……補正後余寿命曲線、
28……実経過時間余寿命曲線、30……外部入出力端子、
31……余寿命演算装置、32……エンジンルー
ム代表点、 33……代表点と部品との温度相関曲線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の少なくともひとつの電装品に備え
    られた温度センサと、 前記電装品の絶縁劣化に関連する基礎データを記憶する
    メモリと、 エンジンのON−OFF回数に基づいて、前記温度セン
    サからの入力信号を温度標準データに換算するととも
    に、前記温度標準データと前記基礎データとを比較し、
    前記電装品の絶縁劣化の余寿命を求める演算装置とを備
    えたことを特徴とする自動車用絶縁劣化診断システム。
  2. 【請求項2】自動車の少なくともひとつの電装品に備え
    られた温度センサと湿度センサと、 前記電装品の絶縁劣化に関連する基礎データを記憶する
    メモリと、 エンジンのON−OFF回数に基づいて、前記温度セン
    サと湿度センサとからの入力信号を温度湿度標準データ
    に換算するとともに、前記温度湿度標準データと前記基
    礎データとを比較し、前記電装品の絶縁劣化の余寿命を
    求める演算装置とを備えたことを特徴とする自動車用絶
    縁劣化診断システム。
  3. 【請求項3】請求項1ないし2の記載において、 前記電装品の絶縁劣化の余寿命が、あらかじめ定められ
    た時間に達したときに、寿命が近づいたことを示す表示
    手段を備えたことを特徴とする自動車用絶縁劣化診断シ
    ステム。
  4. 【請求項4】自動車の少なくともひとつの電装品に備え
    られた温度センサと湿度センサと、 前記電装品の絶縁劣化に関連する基礎データを記憶する
    メモリと、 エンジンのON−OFF回数に基づいて、前記温度セン
    サと湿度センサとからの入力信号を温度湿度標準データ
    に換算するとともに、前記温度湿度標準データと前記基
    礎データとを比較し、前記電装品の絶縁劣化の余寿命を
    求めて警報表示する装置とを備えたことを特徴とする自
    動車用絶縁劣化診断システム。
  5. 【請求項5】請求項3の記載において、 前記表示手段は自動車の点検整備時に作動することを特
    徴とする自動車用絶縁劣化診断システム。
  6. 【請求項6】自動車の少なくともひとつの電装品に備え
    られた温度センサと湿度センサと、 エンジンのON−OFF回数に基づいて、前記温度セン
    サと湿度センサとからの入力信号を温度湿度標準データ
    に換算する演算装置と、 あらかじめ決められた時間ごとに前記温度湿度標準デー
    タを記憶又は更新するメモリと、 前記温度湿度標準データを前記メモリからICカードへ
    転送する転送手段とを備えたことを特徴とする自動車用
    絶縁劣化診断システム。
  7. 【請求項7】自動車の少なくともひとつの電装品に備え
    られた温度センサと湿度センサと、 エンジンのON−OFF回数に基づいて、前記温度セン
    サと湿度センサとからの入力信号を温度湿度標準データ
    に換算する演算装置と、 エンジンのON時又はOFF時のいずれかのときに前記
    温度湿度標準データを記憶又は更新するメモリと、 前記温度湿度標準データを前記メモリからICカードへ
    転送する転送手段とを備えたことを特徴とする自動車用
    絶縁劣化診断システム。
  8. 【請求項8】請求項6ないし7の記載において、 前記温度湿度標準データを前記メモリから前記ICカー
    ドへ転送後、前記メモリに記憶されている前記温度湿度
    標準データを消去する消去手段を備えたことを特徴とす
    る自動車用絶縁劣化診断システム。
  9. 【請求項9】請求項6ないし7の記載において、 自動車の点検整備時に、少なくともひとつの電装品の絶
    縁劣化に関連する基礎データと前記ICカードへ転送さ
    れた前記前記温度湿度標準データとを比較し、前記電装
    品の絶縁劣化の余寿命を求める演算手段を備えたことを
    特徴とする自動車用絶縁劣化診断システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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