JPH06320641A - バイアスカッター - Google Patents

バイアスカッター

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JPH06320641A
JPH06320641A JP5112945A JP11294593A JPH06320641A JP H06320641 A JPH06320641 A JP H06320641A JP 5112945 A JP5112945 A JP 5112945A JP 11294593 A JP11294593 A JP 11294593A JP H06320641 A JPH06320641 A JP H06320641A
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cutting
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tire
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義則 宮本
Kiyohiro Koga
潔博 古賀
Yukio Koyama
幸男 小山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は剛性の低いタイヤ材料の搬入を容易
且つ確実に行なうことのできるスチールコード切断用バ
イアスカッターを提供することを目的とする。 【構成】 上刃と下刃を有する切断装置でタイヤ材料を
切断するバイアスカッターにおいて、切断装置の手前で
タイヤ材料の先端を保持して同切断装置内へ所定の長さ
前進する先端保持装置を具えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ製造機械のバイ
アスカッター、特にポリアラミド繊維の様に硬くて、剛
性の低い素材を使用したタイヤ材料の切断に適したバイ
アスカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリアラミド繊維を使用したタイ
ヤ材料は、通常のテキスタイル即ちナイロン、レーヨ
ン、ポリエステル繊維を切断するバイアスカッターで切
断されており、切断刃の寿命が極めて短く(従来のテキ
スタイルの1/10以下)また切れ味が悪い。
【0003】このような切断刃の寿命、切れ味の問題
は、ポリアラミド繊維の硬さに起因するもので、スチー
ルコードを切断するバイアスカッターで解決できる事が
テスト的に確認されている。しかしながら、以下に説明
する様に、スチールコードを切断するバイアスカッター
は、その切断刃が、上刃と下刃で構成されているため
に、剛性の低いポリアラミド繊維を切断装置内に搬入で
きない。
【0004】従来のスチールコード切断用バイアスカッ
ターを図4、図5について説明する。材料を巻き出すレ
ットオフ装置1、巻き出された材料を切断装置2に搬入
する搬入テーブル3、切断された材料を搬出する搬出コ
ンベア4、切断された材料を巻き取る巻取装置5で構成
され、マグネットを装着した小吸着棒6、大吸着棒7で
材料を保持し、図4に示す矢印の方向に所要の切断幅に
応じて移動する事により、材料を切断装置2に搬入す
る。
【0005】切断装置2は下刃8、上刃9、材料押え1
0、搬出コンベア11で構成される。大吸着棒7は、材
料12を吸着するマグネット13、材料12を引きはが
すセパレータ14、マグネット13を上下動するシリン
ダ15で構成され、小吸着棒6の構造も基本的には大吸
着棒7と同じである。材料12は、小吸着棒6、大吸着
棒7により搬出コンベア11の上に押し込んで搬入さ
れ、材料押え10でクランプして、上刃9を下刃8に押
し付けながら走行して切断される。
【0006】この様にスチールコード用のバイアスカッ
ターは、切断装置2が下刃8と上刃9とで構成され、こ
れ等の上下刃8、9の間に材料12を切断幅に応じて押
し込んでいるが、これは剛性の高いスチールコードのみ
に可能であり、ポリアラミド繊維の様に剛性の低い材料
は、材料が搬出コンベア11上で座屈し、所定巾の材料
を押し込み搬入することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。通常のテキスタイル用バイアス
カッターを使用する場合:ポリアラミド繊維の硬度が大
きいため、切断刃の寿命が短く、且つ切れ味が悪い。
【0008】通常のスチールコード用バイアスカッター
を使用する場合:ポリアラミド繊維の剛性が低いため、
上下及び下刃からなる切断装置内にタイヤ材料を押し込
む際にタイヤ材料が座屈し、所定巾の押し込み搬入を行
うことができない。本発明は、上記の従来技術における
問題点を排除し、剛性の低いタイヤ材料の搬入を容易且
つ確実に行うことのできるスチールコード切断用バイア
スカッターを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】切断装置に押し込むタイ
ヤ材料の先端を、真空パッド等の先端保持装置で保持し
て、切断装置内に搬入する。スチールコードでも素材径
が細い場合は、剛性が低く、ポリアラミド繊維と同様
に、タイヤ材料の押し込み搬入時に材料先端が座屈する
ので、先端保持装置を使用する。この場合は真空パッド
の替わりに、マグネットを使用することができる。
【0010】
【作用】剛性の低いタイヤ材料の先端を、先端保持装置
で保持しながらバイアスカッターの切断装置内に搬入す
る。当然ながら、通常のナイロン、レーヨン等のテキス
タイルコードの搬入、切断も行なうことができる。
【0011】
【実施例】従来の技術で説明したスチールコード用バイ
アスカッターの大吸着棒7と同一構造、駆動系統を持つ
先端保持装置16(スチールコード用バイアスカッター
での小吸着棒6に相当する小搬入装置があるが、先端保
持装置16と同一機能につき説明は省略する)には、エ
アシリンダ17でガイド18にガイドされ上下動するロ
ッド19が複数個設けられており、それらのロッド19
の先端を連結し前方へ突出したベースフレーム20が取
り付けられている。
【0012】このベースフレーム20に、軽量化され
た、例えばアルミニウム角パイプ等で構成されたフレー
ム21、プレート22が取付けられている。プレート2
2には実験的に決められたピッチB(図3参照)おきに
バキュームパット23、バキュームを切った時に材料1
2を強制的に引きはがすスプリングフィンガー24及
び、このスプリングフィンガー24を押えつけるエアシ
リンダ25が組みつけられている。図示していないが、
各バキュームパット23は共通真空源から配管で連結さ
れ、また各配管には、もしパット部に材料12がなくて
真空圧が発生せず、全体として真空圧が発生しないのを
防止する為、真空チェック弁が挿入されている。
【0013】当然のことであるが、フレーム21及びプ
レート22は材料12の切断角度により材料先端の位置
が変わるので、それに応じて移動させてもよいし、本例
の様に全体をカバーする大きさにしておいてもよい。先
端保持装置16は、材料の切断幅Cに応じた距離を往復
動する。後退した時、即ち次の材料12の先端を保持す
る時、バキュームパット23が切断される位置に最寄り
となる様、機械的に例えば材料押え10と干渉しない様
に配置されている。
【0014】なお、図1乃至図3において、2は下刃
8、上刃9、材料押え10、搬出コンベア11からなる
切断装置、3はタイヤ材料12の搬入テーブルである。
次に本装置の動作を説明する。 材料切断(図2)。 この時、先端保持装置16は、バキュームパット23が
切断位置直後に位置する位置にあり、材料を真空で保持
している。 切断された材料の搬出(図2)。
【0015】材料押え10上昇、上刃9戻り。 フレーム21上昇、前進、下降。 真空切、スプリングフィンガー24をエアシリンダ
25で押し付けて、材料12をバキュームパット23よ
りはがす(図1)。 フレーム21上昇、後退、下降。 材料押え10下降(図2)。
【0016】
【発明の効果】本発明によるバイアスカッターは、上刃
と下刃を有する切断装置でタイヤ材料を切断するバイア
スカッターにおいて、切断装置の手前でタイヤ材料の先
端を保持して同切断装置内へ所定の長さ前進する先端保
持装置を具えたことにより、ポリアラミド繊維コードの
タイヤ材料のような硬くて剛性の低いタイヤ材料を容易
に且つ確実に切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断装置内にタイヤ材料を搬入した状態におけ
る本発明バイアスカッターの全体配置図である。
【図2】次のタイヤ材料を保持した状態における図1に
示したバイアスカッターの全体配置図である。
【図3】図1、2に示したバイアスカッターの動作を示
す平面図である。
【図4】従来のスチールコード切断用バイアスカッター
の全体構成図である。
【図5】図4のA−A矢視断面図である。
【符号の説明】
2 切断装置 3 搬入テーブル 8 下刃 9 上刃 11 搬出コンベア 12 タイヤ材料 16 先端保持装置 23 バキュームパット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上刃と下刃を有する切断装置でタイヤ材
    料を切断するバイアスカッターにおいて、切断装置の手
    前でタイヤ材料の先端を保持して同切断装置内へ所定の
    長さ前進する先端保持装置を具えたことを特徴とするバ
    イアスカッター。
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