JPH0632042Y2 - 自動連続食品加工機 - Google Patents

自動連続食品加工機

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JPH0632042Y2
JPH0632042Y2 JP9709587U JP9709587U JPH0632042Y2 JP H0632042 Y2 JPH0632042 Y2 JP H0632042Y2 JP 9709587 U JP9709587 U JP 9709587U JP 9709587 U JP9709587 U JP 9709587U JP H0632042 Y2 JPH0632042 Y2 JP H0632042Y2
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JP
Japan
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processing machine
automatic continuous
tank
liquid
conveyor
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Application number
JP9709587U
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JPS641637U (ja
Inventor
克介 下川
Original Assignee
サン・プラント工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は食品加工機に係り、詳しくは食品加工業に使用
される自動的に食品を揚げる業務用の自動連続食品揚
機、又は自動的に食品を冷凍する自動連続食品冷凍装置
の改良に関するものである。
<従来の技術> 本考案者は、特願昭60-184482号にて自動連続食品揚機
を、実願昭61-188035号にて自動連続食品冷凍装置を発
明又は考案した。
本考案は、上記の発明又は考案を改良したものである。
食品を加工する液(即ち自動連続食品揚機においては揚
げ油、自動連続食品冷凍装置においてはブライン)は熱
効率を良くするために、出来るだけ少量の液で加工する
ことが望ましい。
特に、自動連続食品揚機に於いては、揚げ油の量を少な
くし、全体の揚げ油の量に対する消費する揚げ油の量を
多くして入れ代わりを良くし、常に新しい揚げ油で加工
出来るようにすることが望ましい。
そこで、出願人は本問題点を解決するために、実願昭61
-180840号を出願し、液槽内の使用液量を減少させるよ
う改良を加えた。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、従来のものは第2図のように、搬送コンベア
(a)が仕切り(b)の上に有るため、どうしても搬送コンベ
ア(a)のスプロケット(c)の幅だけはどうしも液槽の深さ
を浅くできず、液量を少なくするにも限度があった。
<問題点を解決するための手段> そこで、従来には誰も考えが及ばなかった液槽(2)の仕
切り(21)を搬送コンベア(11)の往路と復路の間に設ける
という解決手段により問題点を解消出来るようにした。
そして、後述する実施例のように液循環装置(3)の下の
液槽(2)の凹部をカス沈澱槽(22)とし、そこにカス取り
装置であるスクレーパコンベア(23)を設け、液内のカス
を逸速く取り除けるようにして、より一層効果を高める
ことが出来るようにした。
<作用> 液槽(2)の仕切り(21)を搬送コンベア(11)の往路と復路
の間に設けることにより、従来より無駄であったスプロ
ケット(13)の幅のスペースを有効に活用することが出来
るようにした。
そして、液槽(2)の底部の凹部をカス沈澱槽(22)とし、
そこにカス取り装置であるスクレーパコンベア(23)を設
け、液内のカスを逸速く取り除くことにより、カスにま
で加熱または冷却することを防ぎ消費熱量の無駄を省き
熱効率を高めると共に、液の劣化を防ぐことが出来るよ
うにした。
<実施例> 第1図は、本考案の一実施例をである自動食品連続揚機
の構造図を示す。
以下に本図面を参照して、この考案の好適な実施例を例
示的に詳しく説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、
形状、材質、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この考案の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
又、以下の説明文中の上下左右は説明図中の上下左右を
示すものである。
第1図に示すように、本実施例の自動連続食品揚機は、
搬送コンベア(1)と、油槽(2)と、油槽(2)内に設けた循
環ポンプ(3)と、加熱装置(4)とより構成されているもの
である。
搬送コンベア(1)は、スプロケット(13)…(13)にて張設
された、主ネットコンベア(11)と潜行ネットコンベア(1
2)の二つの上下に配置されたコンベアにて構成されてお
り、揚げられる食品(A)は、二つのコンベアの間を挟ま
れて油槽(2)内を搬送するタイプのものである。
勿論、揚げられる食品(A)の種類により、搬送コンベア
(1)の種類は適宜変更すれば良いものである。
油槽(2)は、仕切り(21)により上下の二層に別れてお
り、右端と、左端よりやや中央部よりの部分には、揚げ
油循環口(21a)(21b)を設けている。
そして、主ネットコンベア(11)は、その仕切り(21)の右
端と左端を通り、ちょうど仕切り(21)を覆う形に架設さ
れている。
即ち、仕切り(21)は主ネットコンベア(11)の往路と復路
間に設けた形になっている。
循環ポンプ(3)は、仕切り(21)の下部、左側の揚げ油循
環口(21b)のやや右寄りに取り付けられており、左側の
揚げ油循環口(21b)には、濾紙を設けている。
この濾紙は、ロール状となっており、油槽(2)を横に横
切るように除々に動き、常に新しいものが供給されるよ
うになっているものである。
油槽(2)の底部は、出来るだけ浅くしているので、必然
的に仕切り(21)より突出した循環ポンプ(3)に対応する
ところが凹部となり、他の部分より一段下がっている。
そこには、搬送コンベア(1)の復路に付着した揚げカス
が沈澱するようになるので、そこを揚げカス沈澱槽(22)
とし、その揚げカスを取り除くためにカス取り装置を設
けた。
カス取り装置は、沈澱槽(22)の底部に沈澱した揚げカス
を油槽(2)の外へ掻き出すように揚げカス沈澱槽(22)に
沿って動くスクレーパコンベア(23)としてある。
勿論、スクレーパコンベア(23)に限らず同一目的のカス
取り装置に変更しても良いことは言うまでもない。
循環ポンプ(3)は、揚げ油内で使用出来、かつ広い面積
を均一に循環させるようにポンプの羽根の幅が油槽(2)
の幅と略同一幅のベーンポンプを使用することが望まし
いが、ベーンポンプばかりでなく、幅広の羽根を持つポ
ンプであれば適当である。(尚、ポンプは、上記のポン
プに限るという意味ではなく、揚げ油を循環させる機能
を有するものであればどのようなものでも良く、極端に
言えば通常使用されるようなポンプを油槽(2)外に設
け、ポンプの吸入口と噴出口のみを油槽(2)内に設けた
ものとしても良い。) 循環ポンプ(3)の右は、加熱装置(4)となっており、揚げ
油を加熱するために、ボイラー(41)を設けてある。
加熱部の底部の加熱面積は、揚げ油温度をなるべく均一
化するため、図示の通り広い面積にしたほうが適当であ
る。
本実施例の自動連続食品揚機の構造は以上の通りであ
る。
尚、図中番号(24)は排油口を、(42)はボイラー(41)の排
熱口を示すものである。
次に、食品(A)の流れと、油槽(2)に満たされた揚げ油の
流れについて説明する。
イ)食品(A)は、次のように流れる。
食品(A)は、主ネットコンベア(11)の往路始端に乗せ
られ、図示左側へと送られる。
潜行ネットコンベア(12)の下へ来ると、食品(A)は、
主ネットコンベア(11)と潜行ネットコンベア(12)にて挟
持されて、揚げ油中を順次図示左側へと送られる。
順次左側へと送られて、潜行ネットコンベア(12)が上
部に無くなると、主ネットコンベア(11)が食品(A)を揚
げ油中より引き上げ、左端へと送り揚げ加工が終了す
る。
ロ)揚げ油は、次のように流れる。
循環ポンプ(3)により、噴出された揚げ油は、加熱装
置(4)に送られる。
加熱装置(4)によって加熱された揚げ油は、右端の揚
げ油循環口(21a)より仕切り(21)の上部に出る。
揚げ油は、仕切り(21)の上部を図示左側へ主ネットコ
ンベア(11)の回転速度よりやや速いスピードで流れる。
これは、食品(A)と揚げ油との熱交換を良くするためで
ある。
左側の揚げ油循環口(21b)に来ると、揚げ油は、濾紙
で濾過された後、循環ポンプ(3)に戻る。
以降〜の順で循環する。
沈澱槽(22)の揚げ油は、循環ポンプ(3)の影響を少しだ
けしか受けないので、殆ど循環しない。
従って、主ネットコンベア(11)に付着した揚げカスは、
沈澱槽(22)にて落下し沈澱する。
そして、沈澱した揚げカスは、スクレーパコンベア(23)
で、油槽(2)の外へ排出される。
以上の実施例で述べたように、本考案は従来、無駄であ
ったスプロケットのスペースを有効に活用しているの
で、揚げ油の量を極限にまで減少させることが出来る。
尚、本実施例では、スクレーパコンベア(23)を循環ポン
プ(3)の下の沈澱槽(22)にだけ設けた例を示したが、主
ネットコンベア(11)の往路始端の下部にも設け、食品
(A)投入時に落ちるカスを取り除くようにする等、様々
な設計変更を加えても良いものである。
又、搬送コンベア(1)のコンベアの表面に羽根を立設し
ポンプの代わりとし、ポンプを廃止するという設計変更
を加えても良いものである。
<考案の効果> 以上の実施例に示すように、本考案は従来利用すること
が出来なかったスプロケットの無駄な空間を有効に利用
することにより、液槽の深さを浅くし、使用する液の量
を減少させることの出来るため、従来に比べ次の効果を
得ることが出来る。
使用する液が少ないので、液槽を小さく出来るため、
放熱又は吸熱されるエネルギーのロスを少なく出来る。
自動連続食品揚機の場合には、揚げ油の入れ代わる率
が多くなるので、常に新しい揚げ油を使用出来、食品の
品質が良くなる。
使用する液が少ないので、液にかかる経費が少なくて
済む。
又、沈澱槽を設けたことにより、次の効果を得ることが
出来る。
循環ポンプの下に沈澱槽を設けたため、カス使用され
るエネルギーロスが無くなる。
以上のように、本考案は有用且つ実用的な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例をである自動食品連続揚機
の構造図を示す。 第2図は、従来例を示す構造図である。 (A)…食品、(2)…油槽、(3)…循環ポンプ (11)…主ネットコンベア (22)…揚げカス沈澱槽 (23)…スクレーパコンベア

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも液槽と、液槽内の食品を移送す
    る搬送コンベアと、液循環装置とを有し、該液槽が液循
    環口を除き仕切りで上下に仕切られており、且つ該仕切
    りの下に液循環装置を添設した自動連続食品加工機にお
    いて、液槽(2)の上記仕切り(3)を搬送コンベア(11)の往
    路と復路の間に設けたことを特徴とする自動連続食品加
    工機。
  2. 【請求項2】液槽(2)の底の適宜位置に凹部を設け、そ
    こをカス沈澱槽(22)としたことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項に記載の自動連続食品加工機。
  3. 【請求項3】カス沈澱槽(22)が液循環装置(3)の下にあ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項に記
    載の自動連続食品加工機。
  4. 【請求項4】カス沈澱槽(22)にカス取り装置(23)を設け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項ない
    し第3項のいずれかに記載の自動連続食品加工機。
  5. 【請求項5】カス取り装置(23)がスクレーパコンベアで
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第4項に
    記載の自動連続食品加工機。
JP9709587U 1987-06-24 1987-06-24 自動連続食品加工機 Expired - Lifetime JPH0632042Y2 (ja)

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JP9709587U JPH0632042Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24 自動連続食品加工機

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JP9709587U JPH0632042Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24 自動連続食品加工機

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JPS641637U JPS641637U (ja) 1989-01-06
JPH0632042Y2 true JPH0632042Y2 (ja) 1994-08-24

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JP9709587U Expired - Lifetime JPH0632042Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24 自動連続食品加工機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180027071A (ko) * 2016-09-06 2018-03-14 장재중 육가공 공정 중 유탕 처리 공정에서의 폐식용유 및 폐기물의 발생 극소화 및 재활용 시스템, 그리고 이에 의한 폐식용유 및 폐기물의 발생 극소화 및 재활용 방법

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JP6870163B2 (ja) * 2018-03-05 2021-05-12 エーシー・フードテック株式会社 食品加工処理装置および食品加工処理方法

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