JPH0632029U - スタンプ用製版装置 - Google Patents

スタンプ用製版装置

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JPH0632029U
JPH0632029U JP6891992U JP6891992U JPH0632029U JP H0632029 U JPH0632029 U JP H0632029U JP 6891992 U JP6891992 U JP 6891992U JP 6891992 U JP6891992 U JP 6891992U JP H0632029 U JPH0632029 U JP H0632029U
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JP
Japan
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plate
stencil printing
stamp
plate making
making apparatus
Prior art date
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Application number
JP6891992U
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English (en)
Inventor
弘 高見
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 孔版印刷用原板よりも厚みの薄い記録媒体で
も、確実に製版を行なうことができるスタンプ用製版装
置を提供する。 【構成】 サーマル紙用ガイド24を時計方向に回動さ
せ、挿入口24aよりサーマル紙22を製版装置1内部
のサーマルヘッド14の位置まで挿入する。挿入口24
の高さはサーマル紙22の厚みより少し大きい程度であ
るので、途中で曲がることなくサーマルヘッド14の位
置まで誘導することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スタンプ用製版装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の、インクを含浸した含浸体の表面を感熱性孔版原紙で覆った孔版印刷用 原板を加熱穿孔して製版するスタンプ用製版装置を図6及び図7を参照して説明 する。図6に示すようにスタンプ用製版装置51には側面に孔版印刷用原板80 を挿入する挿入口56が設けられ、上面にはスタンプブロック98を収納するス タンプブロック収納部57が設けられている。挿入口56近傍には一対の搬送ガ イド60が固定されており、孔版印刷用原板80はこの搬送ガイド60によって ガイドされる。搬送ガイド60の下方には、サーマルヘッド保持板66が枢軸7 0によって揺動自在に支持され、この保持板66は引張りバネ68によって図中 時計方向に付勢されている。サーマルヘッド保持板66はサーマルヘッド64を 保持し、このサーマルヘッド保持板66は図示しないカム機構によって、実線で 示す挿入された孔版印刷用原板80のインクを含浸した含浸体84を覆った感熱 性孔版原紙82にサーマルヘッド64が接触する穿孔位置と、そこから離間して いる点線が示す待機位置間を揺動する。
【0003】 搬送ガイド60の図中左端部近傍にはプラテン62が図7に示すように孔版印 刷用原板80の左右のレール88(図7では片側のレールのみを示す)の間の枠 体86の上面に当接するように設けられ、このプラテン62は穿孔時に感熱性孔 版原紙82に当接するサーマルヘッド64と協動する。
【0004】 製版はサーマルヘッド64が孔版印刷用原板80に当接し、プラテン62が駆 動される事により行われる。製版後は孔版印刷用原板80は図中左方向に搬送さ れ、スタンプブロック収納部57の下面に排出される。この後、スタンプブロッ ク98を下方に押し込むことで孔版印刷用原板80が取り付けられて引き出され 、印刷を行なう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のスタンプ用製版装置51は挿入口56が 孔版印刷用原板80専用のものであり、例えばサーマル紙に製版を行いたい時な ど、サーマル紙72のような薄い記録媒体を挿入すると、図8に示すように途中 で曲がってしまい、紙の先端がサーマルヘッド64の位置に行かなかったり、記 録がうまく行われないという問題があった。また、サーマル紙64の有無をセン サ等によって判断する場合には、サーマル紙64が縦方向(厚み方向)に動くた めに、正確にその有無を判断できないという問題もあった。
【0006】 本考案は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、孔版印刷用 原板よりも厚みの薄い記録媒体でも、確実に製版を行なうことができるスタンプ 用製版装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のスタンプ用製版装置は、挿入口より挿入さ れる孔版印刷用原板を、第1の搬送経路に沿って搬送手段により搬送しつつ、加 熱手段により加熱穿孔して印面部を形成するように構成され、前記孔版印刷用原 板の第1の搬送経路に進退可能に設けられると共に、前記孔版印刷用原板より厚 みの薄い記録媒体を前記挿入口から前記加熱手段まで案内する第2の搬送経路を 備える案内手段を備えた。
【0008】
【作用】
上記の構成を有する本考案のスタンプ用製版装置において、孔版印刷用原板に 製版を施す時は、案内手段を第1の搬送経路から退避させた状態で、挿入口より 挿入される孔版印刷用原板を、第1の搬送経路に沿って搬送手段により搬送しつ つ、加熱手段により加熱穿孔して印面部を形成する。孔版印刷用原板より厚みの 薄い記録媒体に製版を施す時は、案内手段を第1の搬送経路に進入させ、第2の 搬送経路によって記録媒体を加熱手段まで案内し、加熱製版する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を具体化した実施例を図面を参照して説明する。
【0010】 図1に示すように、本実施例のスタンプ用製版装置(以下、単に製版装置とす る)1の上面には操作部1aとスタンプブロック48を収納するスタンプブロッ ク収納部7が形成され、この操作部1a上には文字等が表示された各種キーを備 えるキーボード2、製版したい文字が表示される液晶ディスプレイ3、製版の開 始を支持する製版キー4及び電源のオンオフを切り換えるオンオフスイッチ5等 が設けられている。製版装置1の側面には挿入口6が設けられ、この挿入口6か ら横方向に孔版印刷用原板30が製版装置1内に挿入されて製版される。
【0011】 孔版印刷用原板30は、図4に示すように枠体36を有し、この枠体36の左 右にはレール38が形成されている(図4では片側のレールのみを示す)。枠体 36の下面にはインクを含浸した含浸体34が保持され、この含浸体34の下面 は感熱性孔版原紙32によって覆われている。孔版印刷用原板30は、製版装置 1内の処理によってその感熱性孔版原紙32が加熱穿孔された後にスタンプブロ ック48の下面に取り付けられる。
【0012】 スタンプブロック48は支持板44と、この支持板44の中央部に設けられた 把手42とを備え、支持板44にはクッション層46を介して粘着剤40が取り 付けられ、この粘着剤40によって製版装置1内で製版済みの孔版印刷用原板3 0が付着される。孔版印刷用原板30がスタンプブロック48によって保持され た後に、このスタンプブロック48はスタンプ収納部7内から取り外されて印刷 に使用される。
【0013】 図2に示すように、挿入口6の近傍には搬送ガイド10が固定されており、更 にサーマル紙用ガイド24が枢軸26によって揺動自在に支持されている。サー マル紙用ガイド24の揺動手段として、サーマル紙ガイド24の上面にバー91 が設けられ、このバー91の一端は製版装置1の背面1bからガイド穴92を通 って外部に突出している。
【0014】 サーマル紙用ガイド24には挿入口24aが形成されており、その高さはサー マル紙22の厚みより少し大きい程度に構成されている。搬送ガイド10の下方 には、サーマルヘッド保持板16が枢軸20によって揺動自在に支持され、この 保持板16は引張りバネ18によって図中時計方向に付勢されている。サーマル ヘッド保持板16はサーマルヘッド14を保持し、このサーマルヘッド保持板1 6は図示しないカム機構によって、実線で示す挿入された孔版印刷用原板30の 感熱性孔版原紙32にサーマルヘッド14が接触する穿孔位置と、そこから離間 している、点線で示す待機位置間を揺動する。搬送ガイド10の図中左端部近傍 にはプラテン12が孔版印刷用原板30の左右のレール38の間の枠体36の上 面に当接するように設けられ、このプラテン12は穿孔時に感熱性孔版原紙32 に当接するサーマルヘッド14と協動する。
【0015】 次に作用を説明する。
【0016】 孔版印刷用原板30を製版する場合は、サーマル紙用ガイド24をバー91を 手動で操作して反時計方向に回動させ、孔版印刷用原板30を製版装置1内部の サーマルヘッド14の位置まで挿入する。サーマル紙用ガイド24の下部にはガ イド面24bが形成され、このガイド面24bと搬送ガイド10によって孔版印 刷用原板30はガイドされる。そして製版キー4が押されて装置が作動を開始す ると、図示しないカム機構によってサーマルヘッド保持板16が図2中時計方向 に回動して、サーマルヘッド14が孔版印刷用原板30の感熱性孔版原紙32に 当接する。この状態において孔版印刷用原板30の搬送開始状態が完了する。
【0017】 プラテン12が駆動されると共にサーマルヘッド14が作動され、孔版印刷用 原板30は図2中左方向に搬送されながら、感熱性孔版原紙32に所望の図形等 が穿孔される。穿孔終了後、更に孔版印刷用原板30は左方向に搬送され、スタ ンプブロック収納部7の下面に排出される。ここでスタンプブロック48を下に 押し込むことにより、孔版印刷用原板30が粘着剤40によってスタンプブロッ ク48に取り付けられ、把手42を持って印刷用紙に孔版印刷用原板を押しつけ ることによって、感熱性孔版原紙32の穿孔部分から含浸体のインクがしみだし 印刷が行なわれる。
【0018】 サーマル紙22に印字する場合は、図3に示すようにサーマル紙用ガイド24 をバー91を手動で操作して時計方向に回動させ、挿入口24aよりサーマル紙 22を製版装置1内部のサーマルヘッド14の位置まで挿入する。挿入口24の 高さはサーマル紙22の厚みより少し大きい程度であるので、途中で曲がること なくサーマルヘッド14の位置まで誘導することができる。この時、サーマル紙 22はサーマル紙用ガイド24によって縦方向に動くことができないため、セン サ等によるサーマル紙22の有無の判断が容易となる。その後、孔版印刷用原板 30の製版と同様、製版キー4が押され、装置が作動を開始すると、図示しない カム機構によってサーマルヘッド保持板16が時計方向に回動してサーマルヘッ ド14がサーマル紙22に当接する。この状態においてサーマル紙22の搬送開 始状態が完了する。この状態から、孔版印刷用原板30の製版の場合と同様に、 サーマル紙22に所望の図形等が記録され、図3中左方向に搬送され、スタンプ ブロック収納部7の下面に排出される。
【0019】 以上、説明したことから明らかなように、本実施例のスタンプ用製版装置1に よれば、サーマル紙22のように孔版印刷用原板30より厚みの薄い記録媒体で も、途中で曲がることなく製版装置1内部のサーマルヘッド14の位置まで挿入 できるようになる。また、サーマル紙22が挿入される経路が決まっているため に、サーマル紙22の有無をセンサ等によって正確に判断できるようになる。
【0020】 尚、本考案は以上詳述した実施例に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱し ない範囲の変更は可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上、説明したことから明らかなように、本考案のスタンプ用製版装置におい ては、孔版印刷用原板より厚みの薄い記録媒体に製版を施す時は、案内手段を第 1の搬送経路に進入させ、第2の搬送経路によって記録媒体を加熱手段まで案内 するため、孔版印刷用原板より厚みの薄い記録媒体でも、途中で曲がることなく スタンプ用製版装置内部の加熱手段の位置まで案内できる。よって孔版印刷用原 板よりも厚みの薄い記録媒体でも、確実に製版を行なうことができると共に、記 録媒体が縦方向に動きにくいため、センサにより正確にその有無を判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のスタンプ用製版装置の斜視図であ
る。
【図2】孔版印刷用原板の穿孔開始時のスタンプ用製版
装置の断面図である。
【図3】サーマル紙の記録開始時のスタンプ用製版装置
の断面図である。
【図4】孔版印刷用原板とプラテンの位置関係の説明図
である。
【図5】サーマル紙用ガイドの説明図である。
【図6】従来のスタンプ用製版装置の断面図である。
【図7】孔版印刷用原板とプラテンの位置関係の説明図
である。
【図8】従来のスタンプ用製版装置によるサーマル紙の
記録開始時の断面図である。
【符号の説明】
1 スタンプ用製版装置 6 挿入口 10 搬送ガイド 12 プラテン 14 サーマルヘッド 22 サーマル紙 24 サーマル紙用ガイド 24a 挿入口 30 孔版印刷用原板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入口より挿入される孔版印刷用原板
    を、第1の搬送経路に沿って搬送手段により搬送しつ
    つ、加熱手段により加熱穿孔して印面部を形成するよう
    に構成されたスタンプ用製版装置において、 前記孔版印刷用原板の第1の搬送経路に進退可能に設け
    られると共に、前記孔版印刷用原板より厚みの薄い記録
    媒体を前記挿入口から前記加熱手段まで案内する第2の
    搬送経路を備える案内手段を備えたことを特徴とするス
    タンプ用製版装置。
JP6891992U 1992-10-02 1992-10-02 スタンプ用製版装置 Pending JPH0632029U (ja)

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JP6891992U JPH0632029U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 スタンプ用製版装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6891992U JPH0632029U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 スタンプ用製版装置

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JPH0632029U true JPH0632029U (ja) 1994-04-26

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JP6891992U Pending JPH0632029U (ja) 1992-10-02 1992-10-02 スタンプ用製版装置

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