JPH06320063A - 静電塗装用スプレイガン - Google Patents
静電塗装用スプレイガンInfo
- Publication number
- JPH06320063A JPH06320063A JP13946193A JP13946193A JPH06320063A JP H06320063 A JPH06320063 A JP H06320063A JP 13946193 A JP13946193 A JP 13946193A JP 13946193 A JP13946193 A JP 13946193A JP H06320063 A JPH06320063 A JP H06320063A
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- JP
- Japan
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- rod
- valve
- gun
- electrostatic coating
- spray gun
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電塗装用スプレイガンの弁開閉用エアーシ
リンダ中の水分がガン本体の先端部へ伝わることにより
高電圧が漏洩するのを防止する。 【構成】 ガン本体1に形成した塗料通路に弁口21を
設け、その弁口21に接離して開閉する弁杆10をロツ
ド13を介してエアーシリンダ18のピストン15に連
結した静電塗装用スプレイガンにおいて、ガン本体1の
一部を切除してロツド13を露出させた構成とした。
リンダ中の水分がガン本体の先端部へ伝わることにより
高電圧が漏洩するのを防止する。 【構成】 ガン本体1に形成した塗料通路に弁口21を
設け、その弁口21に接離して開閉する弁杆10をロツ
ド13を介してエアーシリンダ18のピストン15に連
結した静電塗装用スプレイガンにおいて、ガン本体1の
一部を切除してロツド13を露出させた構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプレイガンの先端と被
塗装物との間に高電圧を印加して静電界の作用によりス
プレイガンから噴出した微粒子塗料を被塗装物に吸引さ
せるようにした静電塗装用スプレイガンに関し、特に、
ガン本体の先端からガン本体を伝つて電気が漏洩するの
を防止するようにした静電塗装用スプレイガンに関す
る。
塗装物との間に高電圧を印加して静電界の作用によりス
プレイガンから噴出した微粒子塗料を被塗装物に吸引さ
せるようにした静電塗装用スプレイガンに関し、特に、
ガン本体の先端からガン本体を伝つて電気が漏洩するの
を防止するようにした静電塗装用スプレイガンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の静電塗装用スプレイガンは、塗料
通路に形成した弁口を開閉する弁杆をガン本体内を通し
たロツドによりエアーシリンダのピストンに連結して弁
口を開閉するようになつていた。
通路に形成した弁口を開閉する弁杆をガン本体内を通し
たロツドによりエアーシリンダのピストンに連結して弁
口を開閉するようになつていた。
【0003】このため、エアーシリンダの中へ運ばれた
圧縮空気中の水分がシール部を通つてロツド及び弁杆か
らガン本体の先端部に達し、この部分に印加された高電
位の電気が水分によつてガン本体の後部へ伝わり、グラ
ンドへ漏洩して電位が下がることにより正常な静電塗装
を行うことができないことがあつた。
圧縮空気中の水分がシール部を通つてロツド及び弁杆か
らガン本体の先端部に達し、この部分に印加された高電
位の電気が水分によつてガン本体の後部へ伝わり、グラ
ンドへ漏洩して電位が下がることにより正常な静電塗装
を行うことができないことがあつた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、エアーシリンダ中の水分がガン本体の先端
部へ伝わることにより高電圧が漏洩するのを防止するこ
とである。
する課題は、エアーシリンダ中の水分がガン本体の先端
部へ伝わることにより高電圧が漏洩するのを防止するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、ガン本体に形成した塗料通路に
弁口を設け、その弁口に接離して開閉する弁杆をロツド
を介してエアーシリンダのピストンに連結した静電塗装
用スプレイガンにおいて、ガン本体の一部を切除してロ
ツドを露出させた構成とした。
するための手段として、ガン本体に形成した塗料通路に
弁口を設け、その弁口に接離して開閉する弁杆をロツド
を介してエアーシリンダのピストンに連結した静電塗装
用スプレイガンにおいて、ガン本体の一部を切除してロ
ツドを露出させた構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、ガン
本体の一部を切除してロツドを露出させたから、エアー
シリンダから漏れ出した水分がロツドに伝わつてきても
露出部分において蒸発してガン本体の先端部へ達するの
が阻止され、ガン本体の先端部の高電圧が漏洩するのが
防止されて正常な静電塗装を行うことができる効果があ
る。
本体の一部を切除してロツドを露出させたから、エアー
シリンダから漏れ出した水分がロツドに伝わつてきても
露出部分において蒸発してガン本体の先端部へ達するの
が阻止され、ガン本体の先端部の高電圧が漏洩するのが
防止されて正常な静電塗装を行うことができる効果があ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0008】図において、1は合成樹脂製のガン本体で
あつて、その中央下部に高電圧発生器2が埋め込まれて
おり、導電性を有するスプリング3、ノズルシート4及
びノズルアダプタ5を介してノズル6に高電圧が印加さ
れるようになつている。
あつて、その中央下部に高電圧発生器2が埋め込まれて
おり、導電性を有するスプリング3、ノズルシート4及
びノズルアダプタ5を介してノズル6に高電圧が印加さ
れるようになつている。
【0009】ガン本体1の先端近くの上部には図示しな
い通路を通つて高圧力の塗料がガン本体1の後端から圧
送されてくる塗料溜まり7が形成されていて、その塗料
が弁シート8の弁口21、通孔9及び前記したスプリン
グ3、ノズルシート4、ノズルアダプタ5を通つてノズ
ル6から噴出するようになつている。
い通路を通つて高圧力の塗料がガン本体1の後端から圧
送されてくる塗料溜まり7が形成されていて、その塗料
が弁シート8の弁口21、通孔9及び前記したスプリン
グ3、ノズルシート4、ノズルアダプタ5を通つてノズ
ル6から噴出するようになつている。
【0010】塗料溜まり7には先端を弁シート8の弁口
21に臨ませた弁杆10が通つていて、この弁杆はパツ
キンユニツト11に緊密かつ摺動自由に嵌合されてお
り、パツキン押さえ12に緊密かつ摺動自由に嵌合され
たロツド13に連結されている。 ガン本体1の後端部
にはシリンダ14内にピストン15を摺動自由に嵌入し
たエアーシリンダ18が構成されていて、ピストン15
はコイルばね17の弾力により図の左方に付勢され、通
孔16から加圧空気が供給されると右方へ移動するよう
になつており、このピストン15には前記したロツド1
3が連結されている。 ガン本体1の中央上部には切り
欠き19が形成されていて、ロツド13の中央部が露出
しており、ガン本体1はカバー20によつて覆われてい
る。
21に臨ませた弁杆10が通つていて、この弁杆はパツ
キンユニツト11に緊密かつ摺動自由に嵌合されてお
り、パツキン押さえ12に緊密かつ摺動自由に嵌合され
たロツド13に連結されている。 ガン本体1の後端部
にはシリンダ14内にピストン15を摺動自由に嵌入し
たエアーシリンダ18が構成されていて、ピストン15
はコイルばね17の弾力により図の左方に付勢され、通
孔16から加圧空気が供給されると右方へ移動するよう
になつており、このピストン15には前記したロツド1
3が連結されている。 ガン本体1の中央上部には切り
欠き19が形成されていて、ロツド13の中央部が露出
しており、ガン本体1はカバー20によつて覆われてい
る。
【0011】本実施例は上記構成になり、ピストン15
の通孔16から加圧空気がシリンダ14内に供給されて
ピストン15がコイルばね17の弾力に抗して図の右方
へ移動するとロツド13とともに弁杆10が同方向へ移
動して弁シート8から離れて弁口21が開き、塗料溜ま
り7に供給された塗料が通路9などを経てノズル6から
霧状となつて噴出すると同時に高電圧発生器2によりノ
ズル6が高電圧となるため、霧状の塗料が帯電して被塗
装物に吸引される。
の通孔16から加圧空気がシリンダ14内に供給されて
ピストン15がコイルばね17の弾力に抗して図の右方
へ移動するとロツド13とともに弁杆10が同方向へ移
動して弁シート8から離れて弁口21が開き、塗料溜ま
り7に供給された塗料が通路9などを経てノズル6から
霧状となつて噴出すると同時に高電圧発生器2によりノ
ズル6が高電圧となるため、霧状の塗料が帯電して被塗
装物に吸引される。
【0012】ここで、シリンダ14内に供給される加圧
空気中には水分が含まれているため、その水分がロツド
13を伝つて弁杆10側へ進行するのであるが、ロツド
13の中央部は切り欠き19内に露出していることか
ら、水分は大気中に蒸発して弁杆10には達しない。
空気中には水分が含まれているため、その水分がロツド
13を伝つて弁杆10側へ進行するのであるが、ロツド
13の中央部は切り欠き19内に露出していることか
ら、水分は大気中に蒸発して弁杆10には達しない。
【0013】このため、高電圧が印加されるノズル6か
らの沿面距離はロツド13の露出部分までとなつて、ロ
ツド13を通しての高電圧の漏洩は防止される。
らの沿面距離はロツド13の露出部分までとなつて、ロ
ツド13を通しての高電圧の漏洩は防止される。
【0014】本実施例においては、ロツド13の露出部
への塗料ミストの付着を考慮してガン本体1にカバー2
0をかぶせたが、ロツド13からのわずかな水分はカバ
ー20の取り付け用のねじ部から逃がすことができる。
もし、不十分な場合はカバー20に通気口をあけてこれ
に覆い取り付けても良い。
への塗料ミストの付着を考慮してガン本体1にカバー2
0をかぶせたが、ロツド13からのわずかな水分はカバ
ー20の取り付け用のねじ部から逃がすことができる。
もし、不十分な場合はカバー20に通気口をあけてこれ
に覆い取り付けても良い。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
1:ガン本体 2:高電圧発生器 6:ノズル 10:弁杆 13:ロツド 18:エアーシリンダ 19:切り欠き 21:弁口
Claims (1)
- 【請求項1】 ガン本体に形成した塗料通路に弁口を設
け、該弁口に接離して開閉する弁杆をロツドを介してエ
アーシリンダのピストンに連結した静電塗装用スプレイ
ガンにおいて、前記ガン本体の一部を切除して前記ロツ
ドを露出させたことを特徴とする静電塗装用スプレイガ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5139461A JP2556811B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 静電塗装用スプレイガン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5139461A JP2556811B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 静電塗装用スプレイガン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06320063A true JPH06320063A (ja) | 1994-11-22 |
JP2556811B2 JP2556811B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=15245770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5139461A Expired - Fee Related JP2556811B2 (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 静電塗装用スプレイガン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556811B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174052A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装機 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP5139461A patent/JP2556811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015174052A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-10-05 | 旭サナック株式会社 | 静電塗装機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2556811B2 (ja) | 1996-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |