JPH0632000A - 印刷媒体の位置合わせを行う印刷方法および装置 - Google Patents

印刷媒体の位置合わせを行う印刷方法および装置

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JPH0632000A
JPH0632000A JP15002293A JP15002293A JPH0632000A JP H0632000 A JPH0632000 A JP H0632000A JP 15002293 A JP15002293 A JP 15002293A JP 15002293 A JP15002293 A JP 15002293A JP H0632000 A JPH0632000 A JP H0632000A
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JP
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sheet
alignment
side edge
leading edge
axis
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JP15002293A
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English (en)
Inventor
Stanley Ward Stephenson
ワード スティーブンソン スタンレイ
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルプリンタによってダイが転写される
記録紙シート上に、連続して重ね印刷されるカラー画像
の正確な位置合わせを行うための方法および装置を提供
する。 【構成】 本装置は、シート10の両脇位置に配置され
たグリッドローラーを駆動させる前方向のステッパモー
ター16、18と、横移動ステージ24を駆動する横方
向のステッパモーター26と、シート10の先端を検出
するリーディングエッジセンサ32、34と、シート1
0の側端を検出するサイドエッジセンサ30と、各モー
ター16、18、26を制御する制御エレクトロニクス
20と、を有する。制御エレクトロニクス20は、制御
プログラムメモリ38に記憶されているアルゴリズムの
下で、各センサ30、32、34からの入力に応じて各
モーター16、18、26を操作することにより、シー
ト10の正確な位置合わせを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広くは、プリントヘッド
を用いて様々な記録媒体上へ画像を連続して重ね印刷す
る装置および方法に関し、詳しくは、重ねられる画像の
連続印刷の際に、あらかじめ記録用紙の正確な位置合わ
せを行うことによって、画質の改善を実現するための装
置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ生成による画像形成の分野
は、種々の記録媒体(例えば、シート、ロール紙、ある
いは透明フィルムなどの印刷媒体)にフルカラーの画像
を印刷する技術を含んで発展してきた。このようなカラ
ー画像の印刷を行うために、データ指示型、あるいはプ
ログラム可能の種々のプリント装置(感熱プリンタやレ
ーザプリンタ)が考案されてきた。これらの装置が共通
して持つ特性のひとつは、カラー画像は3つのカラー画
像を順次前回のカラープリントの上に重ねて行くとい
う、3段階の連続するプリントステップによって形成さ
れることである。例えば、同じ出願人による米国特許第
4,710,781 号に開示されるサーマルプリンタでは、使用
される色はイェロー(黄)、シアン(青)、マゼンダ
(赤)、および(選択的に)ブラックである。
【0003】カラーサーマルプリンタでは、抵抗素子の
アレイは、2進法符号化されて記憶されたドライブ信号
によって選択的に励起され、ダイが付着された転写紙ウ
ェブ上のダイを加熱し、通常一枚のシートである記録媒
体上にこのダイを転写する。シートはプラテンによって
その裏面を押さえられ、ヘッドに近接されて保持され
る。シートの動きは、例えばドラムに接続されるドライ
ブモータの動作によって制御される。モータのスピード
はヘッドのモジュレーションに同期化され、記録紙上に
ダイピクセルを形成して個別の画像を生成する。別の実
施例では、プラテンローラーは回転自在であり、キャプ
スタンローラーなどの外部手段を用いて、記録紙がプリ
ンタヘッドを通過するように移動させる。
【0004】このようなフルカラープリントに特有の難
点は、記録紙上に色ごとに連続して重ねられる画像の位
置揃えにある。典型的なカラープリント操作において
は、最初に第1原色のカラー画像が記録紙上にプリント
され、次いで第2、第3の色のカラー画像がその上に重
ねられる。記録紙シートは通常各色がプリントされるた
びに位置設定のため前後に動かされる。多くの例では、
シートは前後運動の後ではプリントステーションでのも
との定位置に正確には戻らない。記録紙シートの位置ず
れが、3原色の重ね画像のずれを引き起こし、さらにこ
のような色ずれは、不良印刷として肉眼で識別できる。
【0005】このようなプリンタでは、プリンタヘッド
を通過する記録紙シートの動きは、各色をプリントする
たびに反復されねばならない。ある種のプリンタでは、
マルチカラー印刷プリントステーションを使用すること
で画像生成の速度が増す。このようなプリンタでは、重
ねられるカラー画像が正確な位置で重ねられるのが好ま
しい。最近では、これらのサーマルプリンタは、印刷さ
れる記録紙シートの動きを機械的に制御して、カラー印
刷面の位置設定がなされる。このような位置設定システ
ムではダイ層の位置合わせの正確さはハードウェアの価
格によって異なる。すなわち、位置合わせメカニズムが
高価で複雑であればあるほど、アライメントの精度も増
す。しかし高価なメカニズムであっても記録紙シートの
位置合わせにはばらつきが生じる。
【0006】カラー印刷時の正確な画像位置合わせのた
めの研究開発は従来から行われ、プリンタ内でのシート
位置を細かく制御するための精巧なシステムが考案され
てきた。これに関して、従来のプリンタのための記録紙
搬送メカニズムは、フリクション(摩擦)駆動とトラク
ター(牽引)駆動との2つに大きく分けられる。フリク
ション駆動は印刷媒体を回転するドラム(もしくはロー
ラー)とピンチローラーとの間にはさみ、主として一枚
ごとに切断されたシートをプリンター内で送るために使
用される。一方、トラクター駆動では、連続紙あるいは
用紙ウェブを、用紙の一端あるいは両端に沿って開けら
れた一連の穴とかみ合うスプロケットを用いて、プリン
ト領域外で送る。後者の場合、連続紙には一定の長さご
とにミシン目が入れられ、プリントが終了したならばプ
リンター外のスプロケットの穴をはずして、個々のシー
トに切り離される。
【0007】従来例では、トラクター駆動は主に一方向
の用紙搬送システムと組み合わせたテキストの印刷に用
いられ、このシステムの位置合わせの精度はかなり低
い。このような駆動では、かみ合せによってスプロケッ
トの穴が用紙の両端でずれることによるエラーや、穴の
拡張や変形による用紙ずれなど、スプロケットの歯と用
紙穴との間のはめ込み隙間によって累積的な結合エラー
が生じる。一般的には、スプロケット駆動による用紙送
りの最大精度でも1インチの何千分の一である。フリク
ション駆動では、キャプスタンと用紙が直接面接触する
ためにこのような用紙結合エラーは回避される。従来の
フリクション型の用紙送りは1/1000インチの位置
精度を示している。フリクション駆動における結合エラ
ーは、フリクションホィールの曲率と丸みの精度に関す
る製造上の公差と、フリクションホィールと制御モータ
ー間の変形部材の公差、および、衝突圧搾や用紙表面の
粗さの相違などによって生じる。
【0008】周知の構成の中には、記録紙が適正に位置
合わせされたかどうかを検出するためのディテクタが使
用されている装置もある。また、位置合わせエラーを補
正するためは、プリントヘッドの下で記録用紙を所望の
位置に動かすための多種の装置が使用される。用紙位置
補正特性を有するプリンタは一般に非常に複雑で製造費
用が高く、メンテナンスも大変である。結果として、こ
のような特性を持つプリンタは、雑誌印刷など印刷部数
の多い商業ベースの大がかりな印刷所でしか見られな
い。
【0009】カラー位置合せのための別の方法は、例え
ば米国特許第4,751,519 号に示される。そこでは、記録
紙シートをローラープラテンなどの送り装置へロックク
ランピング(固定締め付け)する方法が用いられてい
る。記録紙シートがプラテン上にロックされていると、
連続する印刷ステップ中にその位置をよりはっきりと予
想することが可能であるが、この種のロッククランピン
グ装置は、プリンタ操作に好ましくない複雑さを持ち込
む。例えば、印刷記録媒体の締め付けと取り外しのステ
ップごとに、プリント操作を一旦停止し再開始させる必
要があるため、プリントサイクルにかかる時間が長くな
る。
【0010】また、米国特許第4,839,674 号には、第1
のカラー画像のプリント時に、記録紙シートの印刷領域
の外部余白にタイミングマーカーをつけて、用紙ウェブ
への連続画像の位置合わせを行う方法が開示されてい
る。連続送りの間、タイミングマークとシート端部とが
探知され、制御信号が発せられて一対のシートエッジ駆
動ローラーの相対速度と方向を変更し、オペレーターに
プリントステーションでの記録紙の位置ずれを警告する
ためにアラームを発する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】プリンタが小型のパー
ソナルコンピュータに接続されて使用される時には、コ
ンピュータ化されたデータからフルカラー画像を生成す
るプリンタが特に望まれる。例えば、マルチカラーサー
マルプリンタやレーザプリンタを使用する場合、プリン
タを操作する人のいるオフィスや研究室に設置されるの
が好ましく、このような場合、プリンタは小型で適正な
価格であり、メンテナンスが容易であることが望まれ
る。ロック・クランピングや記録紙シートの再設定など
によってカラー位置合わせを制御する従来の方法では、
これらのプリンタの製造コストがかさむ。このようにハ
イコストでスピードが遅く複雑な従来の方法を用いたプ
リンタは、多くの場合オフィスや研究室にとっては実用
的とはいえない。
【0012】それゆえ、記録紙シート上へのカラー画像
の正確な位置合わせを行える、構造が簡単で比較的低価
格で高スピードのフルカラーのプリントシステムが望ま
れる。
【0013】本発明は、カラー画像の位置合わせを反復
的に行える、適正価格の位置合わせメカニズムを提供す
ることを目的とする。
【0014】本発明の他の目的は、記録紙シートがプリ
ントステーションに送られる前に記録紙シートの位置ず
れを検出して、あらかじめ記録紙シートを正確に位置設
定するための、プリントステーションに近接して配置さ
れるプレレジストレーション(位置合わせ)ステーショ
ンを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によるプ
リンタは、プリントヘッドと、このプリントヘッドを通
るようにプリント媒体である記録紙シートを送るための
搬送メカニズムと、を有する。プリンタ内での用紙搬送
途中に起こる記録紙シートの位置ずれは、各色のカラー
画像印刷を行うプリントステーションに送られる前に、
プレレジストレーションステーションで修正される。
【0016】本発明によれば、ダイが転写される記録紙
シートは、各色のカラー画像がすべてシート上に定着さ
れるまで、プレレジストレーションステーションとプリ
ントステーションとの間を循環運動される。他の発明で
は、3色あるいは4色のダイ転写プリントステーション
のそれぞれの上流側にひとつあるいは複数のプレレジス
トレーションステーションが配置される。記録紙シート
がひとつのプリントステーションを出たなら、シート送
りメカニズムによるトラッキングエラーを正すために、
シート先端部は、次のプリントステーションのプレレジ
ストレーションステーション、あるいは前回と同一のプ
リントステーションのプレレジストレーションステーシ
ョンへと進められる。
【0017】本発明はひとつには、プリント装置内のプ
レレジストレーションステーションを通過するすべての
記録紙シートの先端と側端とを光センサで探知すること
によって、シートの位置ずれを検出するフルカラーのプ
リントシステムとその操作方法に関する。一対のシート
エッジドライブとひとつの横方向ドライブとを用いて、
検出された実際のシート位置を前回のカラー画像印刷位
置と同じ位置へと位置合わせする。
【0018】この発明では、プレレジストレーションス
テーションは、(1) 記録紙シートの両側に配置された個
別に操作される2つのシートのドライブ手段と、(2) シ
ートを搬送方向に対して横方向に水平移動させるひとつ
の横移動ドライブ手段と、(3) 搬送パス上におかれ、記
録紙シートの側端近くのリーディングエッジ(先端部)
をインターセプトして第1の用紙位置合わせ軸を決定す
るための2つのリーディングエッジセンサ手段と、(4)
記録紙シートの側端を検出するためのひとつのサイドエ
ッジセンサ手段と、(5) 記録紙シートをリーディングエ
ッジセンサ手段によって決定される第1の軸に合わせる
ように2つのドライブ手段を選択的に操作し、次いで横
移動ドライブ手段を操作してシートを3つのセンサによ
って決定される長方形の枠に位置合わせして、さらに両
方のドライブ手段を駆動させて記録紙シートをプリント
ステーションへと進めるという制御を行う手段、とを有
し、前記(1) における2つのドライブ手段の双方が共に
駆動されるとシートは前方に進められ、いずれかひとつ
が駆動されるとシートはスキュー(斜め移動)される。
【0019】他の発明では、プレレジストレーションス
テーションは、記録紙シートを搭載する横移動手段と、
ホーミング手段と、プレレジストレーションステーショ
ンからシートが進められる前に横移動ドライブを操作し
て前記横移動ステージをホームポジションに戻す制御を
行う手段、とを有する。この制御を行う手段はまた、プ
レレジストレーション段階での記録紙シートの位置合わ
せのたびに、記録紙シートを搭載する横移動手段を横方
向ドライブを用いて右から左へ、あるいは左から右へ一
定方向に横移動するように制御するために設けられる。
【0020】
【実施例】図1および2には、プレレジストレーション
ステーションに送られるダイ記録紙シート(以下、シー
トともいう)10が示されている。シートの両脇位置に
配置されたグリッドローラー12、14は、それぞれ右
左の前方向のステッパモーター16、18によって個別
に駆動される。ステッパモーター16、18(例えば松
下の24S1−1型SEYモーターなど)は、1回転に
つき24ステップを有するモーターであり、ウォーム/
ウォーム歯車(ADCO DQ2A1ウォーム歯車と、
DQ1B50ウォーム歯車)を介してグリッドローラー
12、14を駆動させる。歯数比は50:1に設定さ
れ、結果として1回転につき1200ラインのアドバン
スステップとなる。実施例においては、グリットローラ
ー12、14は、0.250インチの公称直径を有する
ので、シート10は、制御エレクトロニクス20の制御
の下でステッパモーター16,18のパルス励起ごとに
X方向に0.00065インチ進む。グリットローラー
12,14は、シート10にグリップを与えるために5
0マイクロインチのサンドブラスト加工されている。低
摩擦コーティングされているニップローラー22によっ
て、グリットローラー12、14とダイが転写される記
録紙シート10との間に接触圧力がかけられる。 上述
のシート進行メカニズムのコンポーネントは、第3の
「Y−移動」ステッパモーター26によって駆動される
横移動ステージ24(Y−移動ステージ)上に搭載され
る。この横方向のステッパモーター26は、前方向のス
テッパモーター16、18と同一のものであり、横移動
ステージ24に接続される56スレッド/インチのスク
リューを駆動させる。横移動ステージ24は、プラット
フォームに支持されるスライドローラー28に沿って、
モーター26の1ステップにつき横方向に0.0007
44インチ移動する。
【0021】ステッパーモーター26、16、18は、
3つの固定光学センサ30、32、34とそれぞれ関連
して働き、3つのセンサ30、32、34は、シート1
0がグリットローラー12、14を出てすぐの位置に位
置する。これらセンサ30、32、34は、レーザー加
工された0.005インチの開口部スロットを有するア
センブリに搭載される光ビームエミッタ(例えばOPT
EK OP245)とフォトディテクタ(OPTEK
KL203)からなるが、アナログ条件付け回路および
しきい値設定回路を有してもよい。これらセンサ30、
32、34の感度は安定しており、長期間で0.000
5インチ以内の精度を有することがわかっている。セン
サ32、34はそれぞれ記録紙シート10のリーディン
グエッジ(先端)をそのシートの側端近くの位置で検出
するように配置されている。サイドエッジセンサ30
は、シート10がリーディングエッジセンサ32、34
に合わせられたならこのシートの一側端を検出するよう
に配置される。一例として、シート10の幅は8.50
インチである。実施例では、シート搬送メカニズムに最
悪の場合で約0.050インチのシートずれが起こる。
リーディングエッジセンサ32、34は8インチの間隔
をおき、シートの各側端からそれぞれ0.25インチ内
側に入ったところに位置する。サイドエッジセンサ30
は、リーディングエッジセンサ32、34よりも0.0
50インチだけグリットローラー12、14に近く、シ
ート10の実質横方向の位置にある。
【0022】制御エレクトロニクス20は、別個の回路
(もしくはプロセッサ)、あるいはプリンティングプロ
セッサと電子システムの一部であってもよく、モーター
の駆動とセンサの相互作用とを制御する。制御エレクト
ロニクス20は、前方向のステッパモーター16、18
の双方をONにし、リーディングエッジセンサ32、3
4のいずれかひとつがシート10の先端を検出するまで
ステッパモーター16、18にドライブパルスを送る。
ステッパモーター16、18の各々は、リーディングエ
ッジセンサ32、34がそれぞれの側でシート先端を検
出したならOFFにされる。現実には、用紙はスキュー
(斜め移動)されるので、どちらかのモーターの駆動が
他方より先に停止した場合、ネット効果によって、シー
ト10からスキューが解除される。そして、ステッパモ
ーター16、18の双方が停止したならば、サイドエッ
ジセンサ30が暗−明あるいは明−暗の一定方向の一連
の光遷移によってトリガされるまで、横移動ステージ2
4が横方向に駆動される。一定の光遷移を用いること
で、異なる光遷移ヘのトリガによって生じるヒステリシ
スエラーの可能性を排除する。
【0023】上述のエラーの可能性に関しては何点か観
察される。シート進行の間、いずれかのモータードライ
ブがもう一方より先に停止したならば、スキュー補正の
せいでシート10の最初に停止した方の側にわずかのア
ドバンスエラーが生じる。この傾きエラーはセンサ3
2、34の進行方向での位置差より小さいので、実際問
題としてのエラーは僅かである。また、レーザ加工スリ
ットのセンサのすきま(apertures )が使用された時、
シート10のエッジは非常に直線的となる。このこと
は、Y移動エラーによって、X位置エラーの調整とスキ
ュー調整とにおけるエラーが引き起こされることはない
であろうことを意味する。
【0024】プレレジストレーションステーションはシ
ート10が横移動ステージ24上で移動される間、この
シート10を包囲し、そこでの印刷が行われないように
する。記録紙シート10がX方向およびY方向に位置合
わせされたならば、記録紙シート10はシート先端がプ
リントステーションに入るまで進められる。実施例で
は、このプリントステーションはサーマルヘッドとプレ
ッシャープラテンとして定義される。ここでのシート進
行距離ができる限り小さくなるようにして、グリットロ
ーラー12、14のサイズのばらつきによるエラーが最
小限となるようにしてあることは本発明のひとつの特徴
である。実施例では、グリットローラー12、14は正
確に3回転だけ回り、シート10は2.3562インチ
だけ進む。シート10はグリットローラー12、14の
回転によって進行するので、シートの進行とスキューに
おけるエラーは首尾一貫している。単一のプリントステ
ーションを有して記録紙シート10を用紙搬送パス内で
循環させるプリンタでは、スキューが一定なのでオフセ
ットも一定である。こうしてグリットローラー12、1
4のサイズのばらつきによって生じるエラーや磨耗が低
減される。
【0025】マルチプリントヘッドステーションでは、
このような一定したスキューであっても、スキューは排
除されるのが好ましい。第1の実施例を改善したもの
は、グリットローラー12、14のアドバンス回転のス
テップをさらに細かくして、記録紙シート10がプレレ
ジストレーションステーションから各プリントステーシ
ョンへ進められる間、ローラーのスキューを補正するよ
うにできている。ローラー12、14のそれぞれはステ
ッパモーター16、18の制御によって駆動されるの
で、ステッパモーター16、18のそれぞれに当てられ
る公称3600パルスについて調整がなされる。360
0パルスでグリットローラー12、14が3回転され、
シートが進行される。実際には、プレレジストレーショ
ンステーションが設定されてテストプリントが行われた
後、補正されたパルス数が電子的に記憶される。
【0026】図4および5のフローチャートと関連し
て、図3のブロック図には、シート位置合わせを有効に
行うために用いられる制御エレクトロニクス20の操作
を示している。マイクロコントローラ40は、制御プロ
グラムメモリ38内に記憶された図4および5のアルゴ
リズムの制御の下で、センサ入力に応じてモータードラ
イブ42、44、46を操作する。図1および2には示
されていない追加の「ホーム」センサ36は、各シート
10がサイドドライブモータ26の操作によって横方向
に位置合わせされる前に、横移動ステージ(横移動フレ
ーム)24をホームポジションに戻すために用いられ
る。プロトタイプによる実験結果によれば、横移動ステ
ージ24が所定のホームポジションに返らないとする
と、一連の位置合わせ動作の終了後も移動ステージ24
は一方向に動き続ける。この問題は横方向ステージセン
サを追加することによって解決される。横方向ステージ
センサは、移動ステージ24のフレームに取り付けられ
たタブと、タブのエッジを検出するためのホームセンサ
とを有し、図4に示されるルーチンを用いてマイクロコ
ントローラ40をプログラムする。
【0027】図3に示されるその他の構成要素は図1お
よび2に示される要素に対応するものである。レフト
(左側)リーディングエッジセンサ(SL)34、ライ
ト(右側)リーディングエッジセンサ(SR)32、お
よびサイドエッジセンサ(SS)30は上述同様に作動
する。マイクロコントローラ40(ZILOG280マ
イクロプロセッサなど)は制御プログラムの一連のイン
ストラクションを行い、操作信号をそれぞれ左、右、お
よびサイドのモータードライブ42、44、46に供給
する。左、右、およびサイドのモータードライブ42、
44、46(SGS−Thompson L297ステ
ッパモーターコントローラ)はそれぞれ、左、右、およ
びサイドのステッパモーター(それぞれML、MR、M
S)18、16、26を操作する。
【0028】モーター28、16、26のすべては、前
述と同じ型のステッパモーターであり、最良の解像度を
達成するために、ステップによるシート進行において、
レーザー加工された開口部スロットの幅より大きい最小
識別距離を有する。左、右および横方向のモータードラ
イブ42、44、46には、マイクロコンピュータ40
によって、一定の頻度で繰り返されるモーター進行ドラ
イブコマンドが供給される。プログラムされた指示を実
行する時のマイクロコントローラの操作速度はかなり速
く、センサの状態はサンプルされ、適切なモータードラ
イブ指令が、連続するモーターステップドライブにおけ
る残り時間に発せられる。
【0029】左右のドライブモーター18および16
は、それぞれ反時計方向と時計方向に回転して、シート
10を進める。一方、サイドモーター26は、横移動ス
テージ24に左側への動きおよび右側への動きを伝える
ために、時計方向、反時計方向のいずれにも働く。モー
ター26を時計方向および反時計方向に操作すると、バ
ックラッシュ(跳ね返り)が生じる。このようなバック
ラッシュを補正するためのアプローチとして、バイアス
力に対抗して駆動して、モーター26が切られた時に横
移動ステージ24が定位置にあるようにする。このこと
は本来の摩擦荷重によって、あるいはバイアスのばね力
を与えることによって達成できる。バイアスばね力がド
ライブギヤメカニズムのギヤの歯の噛み合わせを、その
動きの方向に関係なく一方向にする。
【0030】図4および5のフローチャートは、制御プ
ログラムに記憶されている一連のインストラクションを
示している。図の101、106および113で1セッ
トのインストラクションとなる。図4に示される第1の
作業101では、ブロック102−105に示されるよ
うなホームセンサ36を用いて、横移動ステージ24を
最初の定位置に戻す。図5に示される第2の作業106
(ブロック107−112を含む)では、左右のセンサ
(SLおよびSR)34、32の状態をサンプリングし
て、選択的に左右のモータードライブのコマンドを発生
してシート10の先端を第1のアライメント軸に合わせ
る。このアライメント軸は、プレレジストレーションス
テーションを通過するシート10の搬送パスにおいて、
左右のセンサ34と32とによって決定される。第3の
作業113では、続くインストラクション114−12
0でサイドエッジセンサ30を使用して、シート10の
側端の位置合わせが行われる。このプロセスでは、あら
かじめ行われる所定のシートの位置合わせにおいて、左
から右、あるいは右から左へと、一方向へ一定した用紙
側端の位置合わせが行われるのが好ましい。こうするこ
とによって、同じ記録紙シート上に連続してプリントさ
れるカラー画像の位置が横方向にも合わせられる。
【0031】図4および5でのセンサ状態“0”は、通
常は0.005インチのセンサスリットを通ってエミッ
タからディテクタ(検出器)に通過するはずの光が、シ
ート10によって遮断される状態を意味する。状態
“1”は、光がシート10によって遮断されずに、十分
な量の光がスリットを通過してディテクタに検出される
状態を意味する。
【0032】横移動ステージ初期化タスク101は、ブ
ロック102で決定されるホームセンサ36の状態のサ
ンプリング(もしくはテスト)で始まる。タブが最初
に、ホームセンサ36(図3)の検出器が受光するはず
の光を遮断していれば、状態SH=1?はNOになるの
で、ブロック103で横方向ドライブモーター26が時
計方向に作動され(MS=CW)、ホームセンサ36が
遮断されない状態、すなわちブロック102でのSH=
1がYESになるまで横移動ステージ24を左へ移動す
る。一方、タブが最初にセンサ36の検出器を遮らない
ならば、ブロック102のSH=1?はYESとなる。
いずれの場合も、ホームセンサ36の状態は引き続くブ
ロック104、105で、遮断状態SH=0?について
テストされる。SH=0?が該当しない場合は、ブロッ
ク104でサイドモーター26が反時計方向に作動され
(MS=CCW)、横移動ステージ24は右側へ移動さ
れる。状態SH=0?がYESであれば、サイドへのホ
ーミング作業は完了し、ブロック106−112での前
方へのアライメント作業が開始される。このようにし
て、ホームポジションへの初期化は常に右から左への同
一のY方向で行われる。ブロック101−105でのシ
ート10の横方向へのホーミング作業は、ひとつ前のシ
ートがプレレジストレーション台から離れてしまった時
点、あるいはシート10がプレレジストレーション台に
入ろうとする時点で行われる。
【0033】ブロック106−112におけるリーディ
ングエッジ(もしくは前方の)アライメント作業は、横
方向初期化作業が終了し、シートがプレレジストレーシ
ョン台に進んでから開始される。図示はされていない
が、シート搬送パスにはさらに別のセンサも配置され、
これらセンサに応じて、シートの先端がプレレジストレ
ーション台にかかってサイドへのホーム位置アライメン
トが完了したなら、マイクロコントローラ40が左右の
モータドライブ42、46を作動させる(ブロック10
7においてML,MR=ON)。
【0034】左右のリーディングエッジセンサ(SLお
よびSR)34、32それぞれの状態は、それぞれブロ
ック108、110でテストされ、左右のリーディング
エッジセンサ34、32でシートの先端が検出されたな
ら、ブロック109、111で左右のモータML、MR
が止められる。テストの頻度は、モーターのステップ型
のシート進行速度より早い速度で繰り返され、操作のイ
ンストラクションセットにおいて左右のセンサSL、S
Rのどちらが先にサンプリングされるかは重要ではな
い。ブロック108で、SL=1?がYESであれば、
左側のセンサSL34がシート先端によって遮られてい
ないことを示し、その後のブロック110で、状態SR
=1についてテストする。SL=1?あるいはSR=1
?のいずれかがNOとなるまで、左右のモーターML、
MRの双方がシートの進行を続ける。いずれかが該当し
なくなれば(NOになれば)、ブロック109あるいは
111でそのモーター18、16が切られる(ML=O
FFあるいはMR=OFF)。ブロック112は左右の
モーターML、MRの双方が止められたかどうかをテス
トする(ML、MR=OFF)。両方のモーター18、
16が止められたなら、ブロック113−120でのサ
イドエッジ位置合わせが開始される。
【0035】サイドエッジ位置合わせ作業は、シート1
0の先端が左右のセンサ(SL、SR)の軸に合わせら
れた後、サイドエッジセンサ30がシート10によって
遮断されるかされないかを検出することによって行われ
る。この用紙側端位置合わせは、センサスリットの幅に
対応する横方向のミスアライメントを避けるために、左
から右へと一定して行われる。同じシートがまずスリッ
トの左側のエッジに合わせられ、次の操作で右側のエッ
ジに合わせられる場合にミスアライメントが生じる。こ
のようなエッジの「ヒステリシス」は、ある種の状況で
は連続して重ねられるカラーイメージの肉眼で分かる位
置ずれとなって現れることもある。
【0036】ブロック114では、サイドエッジセンサ
30の状態がSS=1?に該当するかどうかがテストさ
れ、次いでブロック117で横方向のドライブモーター
MSが反時計方向に駆動されて、シート10の右側の側
端を右側のサイドエッジセンサ30の方へ向けるように
横移動ステージ24を右側に移動させる。モーターMS
が反時計方向に駆動される間、ブロック118で引き続
き状態SS=0?であるかどうかがテストされる。シー
トの右側側端が0.005インチのスロットを通過する
光を十分に遮ったならば、SS=0?はYESとなり、
サイドモーターMSの回転方向を変えるコマンドが出さ
れ、ブロック119の指示に従って時計方向に回転す
る。その後、ブロック120で再度、サイドセンサの状
態がSS=1?かどうかがテストされる。最初はこの状
況はYESであり、シートの右側のエッジが0.005
インチの何分の一かのギャップだけ左側によるまでYE
Sの状態が続く。シート右のエッジが左に寄ると、そこ
で移動は停止し、プレレジストレーションプログラムは
ブロック121に入る。こうしてシート10は、最初に
サイドエッジセンサの0.005インチのスロット通過
する光を遮断しないとすると、遮断する位置まで右側に
より、その後、再び遮断しなくなるまで左側に戻る。
【0037】ブロック114にもどるなら、初期状態S
S=1?がNOの場合は、シートの右端はサイドエッジ
センサ30の右側に位置し、ブロック115において、
ブロック116で示されるようなSS=1の状態になる
までサイドモーターMSが計方向に駆動される。このよ
うに、サイドエッジセンサ30に対するシート10の最
初の位置に関係なく、シート10はその側端が方向基準
SS=1を満たさなくなるまで一定向きの横方向に移動
され、時間とセンサのヒステリシスとによって生じるサ
イドエッジセンサのギャップの変わり易さが回避され
る。
【0038】図1乃至3は本発明の原理を示すために図
式化したものである。実際の応用では、縦横の列は0.
125ミリ以下の間隔で位置される。サーマルプリンテ
ィング操作では、特定のピクセル位置を励起すれば、必
ずしも完全に正方形のダイ要素が記録紙シート上へ転写
されるとは限らない。むしろ、プリントヘッドの特定の
要素が励起されると、いくぶん拡散してエッジが丸みを
帯びたダイ要素が転写される。転写されるダイ要素のサ
イズが小さく形が拡がることから、本発明の記録シート
の位置合わせ技術においては、ひとつのイメージへの複
数色の重ね合わせに平均1.5ピクセルの位置ずれがと
もなう。このようなずれは非常に小さいので、そのイメ
ージを見る者にとって認識できない程度のものである。
【0039】実施例に示されるのは本発明の意図と範囲
における一例であり、本発明の原理内で変形が可能であ
ることに留意されたい。例えば、主としてサーマルプリ
ンタに適用される装置として述べられてきたが、その他
の種類のプリンタに適用されてもよい。また、実施例で
は記録紙上へ連続するイメージを形成する単一のプリン
トヘッドを使用しているが、マルチプリントヘッドと複
数のプレレジストレーションステーションを使用しても
よい。
【0040】なお、本願に関連する発明として、特許商
標庁に係属しているスタンレイ・W.スティーブンソン
による米国特許第647890号がある。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録紙
シート上に各色のカラー画像が重ね印刷されるごとに、
あらかじめシートの位置合わせが行われ、位置ずれのな
い向上された画質を生成するためのプリンタ装置が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるサーマルプリンタ装置
用のプレレジストレーションステーションの平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例にかかるサーマルプリンタ装置
用のプレレジストレーションステーションの背面図であ
る。
【図3】図1および2のプレレジストレーションステー
ションのブロック図であり、各シートが位置合わせされ
る前に横移動ステージを初期位置に戻すホームセンサと
制御メカニズムとを示している。
【図4】横移動ステージをホームポジションに戻すため
のアルゴリズムのフローチャートである。
【図5】記録紙シートのプレレジストレーションを効果
的に行うためのアルゴリズムのフローチャートである。
【符号の説明】
10 記録紙シート 12、14 グリットローラー 16、18、26 ステッパモータ 20 制御エレクトロニクス 22 ニップローラー 24 横移動ステージ(横移動フレーム) 28 スライドモーター 30 サイドエッジセンサ 32、34 リーディングエッジセンサ 36 ホームセンサ 38 制御プログラムメモリ 40 マイクロコントローラ 42 レフトモータードライブ 44 ライトモータードライブ 46 サイドモータードライブ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントステーションと、このプリント
    ステーションを通るように記録紙媒体を搬送するための
    搬送メカニズムとを有するプリンタにおいて、記録紙シ
    ートへの印刷を開始する前に、このシートを前記プリン
    トステーションにとって最良のアライメントで位置合せ
    を行う装置において、 媒体搬送パス上の基準点の方向に対してほぼ垂直となる
    第1の位置合せ軸を決定する手段と、 プリント媒体のリーディングエッジ(先端)が前記第1
    の位置合わせ軸に一致するまで、このプリント媒体をプ
    リントステーション方向に向けて進める第1の進行手段
    と、 前記プリント媒体のサイドエッジ(シート側端)が前記
    基準点と合わさるように、搬送方向に対して横方向に媒
    体の位置を合わせるアライメント手段と、 アライメント(位置合わせ)が完了した後に前記プリン
    ト媒体を前記プリントステーションへと進めるための第
    2の進行手段と、 を有することを特徴とする位置合せを行う装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 記基準点および第1軸決定手段はさらに、 搬送方向上に配置され、プリント媒体の先端が第1の軸
    に一致した時に位置合わせされるように第1の軸を決定
    する第1および第2のリーディングエッジセンサ手段
    と、 前記第1軸に関連する基準点に配置され、プリント媒体
    の名目上の位置フレームを決定するサイドエッジセンサ
    手段と、 を有することを特徴とする位置合せを行う装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 この装置はさらに、プリント媒体の両サイド(第1サイ
    ドおよび第2サイド)にそれぞれ噛み合い個別に操作可
    能な第1および第2の媒体のドライブ手段を有し、双方
    のドライブ手段を同時に操作することによって媒体をプ
    リントステーションへと進め、一方、前記第1、第2の
    媒体のドライブ手段を選択的に操作することによって媒
    体を前記第1の軸に位置合わせし、 前記第1の進行手段は、第1、第2の媒体のドライブ手
    段を選択的に操作してプリント媒体の先端を第1の軸に
    合わせするために、前記第1および第2のリーディング
    エッジセンサ手段に呼応して作動し、 前記アライメント手段は、シート先端の位置合わせが完
    了した後に、このシート媒体の側端を前記サイドエッジ
    センサ手段に合わせるために作動することを特徴とする
    位置合せを行う装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 前記第1の進行手段はさらに、 前記第1のリーディングエッジセンサ手段による前記媒
    体の先端の検出に対応して、前記第1の媒体のドライブ
    手段を操作して媒体の進行を停止させる手段と、 前記
    第2のリーディングエッジセンサ手段による前記シート
    の先端の検出に対応して、前記第2の媒体のドライブ手
    段を操作して媒体の進行を停止させる手段と、 を有
    し、これらによって前記第1および第2の媒体のドライ
    ブ手段は選択的に作動して前記媒体の先端を前記第1の
    軸に揃えさせることを特徴とする位置合せを行う装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 前記アライメント手段は、前記媒体の先端が前記第1の
    軸に位置合わせされたときに作動し、前記サイドエッジ
    センサ手段が媒体の側端を検出したときに停止する横移
    動ドライブ手段を有することを特徴とする位置合せを行
    う装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 前記アライメント手段は、前記媒体の先端が前記第1の
    軸に位置合わせされたときに作動し、前記サイドエッジ
    センサ手段が媒体の側端を検出したときに停止する横移
    動ドライブ手段を有することを特徴とする位置合せを行
    う装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 前記サイドエッジセンサ手段によるシート側端の検出が
    なされたなら前記横移動ドライブ手段を停止させ、前記
    第1と第2のドライブ手段を同時に作動させて前記媒体
    をプリントステーションへ進めるための手段を有するこ
    とを特徴とする位置合せを行う装置。
  8. 【請求項8】 請求項3記載の位置合せを行う装置にお
    いて、 前記サイドエッジセンサ手段によるシート側端の検出が
    なされたなら前記横移動ドライブ手段を停止させ、前記
    第1と第2のドライブ手段を同時に作動させて前記媒体
    をプリントステーションへ進めるための手段を有するこ
    とを特徴とする位置合せを行う装置。
  9. 【請求項9】 記録紙シート上に連続して重ね印刷され
    るカラー画像の位置ずれを最小限にするために、各色の
    カラーイメージが重ねられる前にカラープリンタの搬送
    パスにおいてあらかじめ記録紙シートを位置合わせする
    装置において、 プレレジストレーションステーションの両側に配置さ
    れ、記録紙シートをプリントステーションに向けて進め
    る個別駆動可能な第1および第2のドライブ手段と、 前記第1、第2のドライブ手段にそれぞれ対応して配置
    され、これらによって進められる記録紙シートの先端を
    検出する第1および第2のリーディングエッジセンサ手
    段と、 前記記録紙シートを搬送方向に対して横方向に移動させ
    る横移動ドライブ手段と、 前記記録紙シートの側端を検出するサイドエッジセンサ
    手段と、 前記第1および第2のドライブ手段を操作して、前記第
    1、第2のリーディングエッジセンサの双方がシートの
    先端を検出するまでこの記録紙シートを進めるための第
    1の手段と、 前記サイドエッジセンサ手段によって記録紙シートの側
    端が検出されるまで、前記横移動ドライブ手段を作動さ
    せるための第2の手段と、 を有することを特徴とする位置合わせする装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の位置合わせする装置に
    おいて、 前記第1の手段は、 前記第1のリーディングエッジセンサ手段による前記記
    録紙シート先端の検出に対応して、前記第1のドライブ
    手段を操作してシートの前進を停止する手段と、 前記
    第2のリーディングエッジセンサ手段による前記記録紙
    シート先端の検出に対応して、前記第2のドライブ手段
    を操作してシートの前進を停止する手段と、 を有し、前記第1、第2のリーディングエッジセンサ手
    段は最良のシート位置合わせ軸を決定するように搬送方
    向上に揃えられ、これによって、前記第1と第2のドラ
    イブ手段が選択的に作動されてシート先端を前記位置合
    わせ軸に揃えることが可能となることを特徴とする位置
    合わせする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の位置合わせする装置
    において、 前記サイドエッジセンサ手段によるシート側端の検出が
    されたなら前記横移動ドライブ手段を停止させ、前記第
    1および第2のドライブ手段を同時に作動させてプリン
    ト媒体をプリントステーションへと進める手段を有する
    ことを特徴とする位置合わせする装置。
  12. 【請求項12】 請求項9記載の位置合わせする装置に
    おいて、 前記サイドエッジセンサ手段によるシート側端の検出が
    されたなら前記横移動ドライブ手段を停止させ、前記第
    1および第2のドライブ手段を同時に作動させてプリン
    ト媒体をプリントステーションへと進める手段を有する
    ことを特徴とする位置合わせする装置。
  13. 【請求項13】 プリントステーションと、このプリン
    トステーションを通るように搬送パス内の記録媒体を搬
    送するための搬送メカニズムとを有するプリンタにおい
    て、記録紙シートへの印刷を開始する前に、このシート
    を前記プリントステーションにとって最良のアライメン
    トで位置合わせを行う方法において、 媒体の搬送方向に対してほぼ垂直な第1の位置合せ軸
    と、この第1の軸に直角な第2の軸とを決定するステッ
    プと、 まず、プリント媒体の先端が前記第1の位置合わせ軸に
    一致するまでこのプリント媒体をプリントステーション
    へ向けて進め、その後、搬送方向に対して横方向のアラ
    イメントを行って媒体の側端を第2の軸に揃える第1の
    プリント媒体進行ステップと、 プリント媒体のアライメントが完了した後にこれをプリ
    ントステーションへと進める第2のプリント媒体進行ス
    テップと、 を有することを特徴とする位置合わせを行う方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の位置合わせを行う方
    法において、 前記第1のプリント媒体進行ステップはさらに、 搬送パスにおいて間隔をおいた2つの地点で、プリント
    媒体の両側端にそれぞれ近い位置での第1の先端位置
    と、第2の先端位置とを検出するステップと、 前記第1、第2のいずれかの先端位置を検出したなら
    ば、もうひとつの先端位置が検出されるまでプリント媒
    体をスキュー(斜め進行)して位置を合わせるシートス
    キューステップと、 第1および第2の先端の双方が検出されたときプリント
    媒体の進行を停止させるステップと、 を有することを特徴とする位置合わせを行う方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の位置合わせを行う方
    法において、 前記シートスキューステップはさらに、シート媒体の両
    側端付近の先端部が双方ともに検出されるまで、このシ
    ートの両側端を選択的に搬送方向に向けて進めるステッ
    プを含むことを特徴とする位置合わせを行う方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の位置合わせを行う方
    法において、 媒体の横方向のアライメントを行うステップは、この媒
    体の側端が検出されるまで媒体を横方向に移動するステ
    ップを含むことを特徴とする位置合わせを行う方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の位置合わせを行う
    方法において、 前記第2のプリント媒体進行ステップはさらに、媒体の
    側端が検出されたなら横方向の移動を停止し、シートを
    プリントステーションに向けて進行させるためにシート
    の両側端を同時に進めるステップを有することを特徴と
    する位置合わせを行う方法。
  18. 【請求項18】 各々の記録紙シートがプリントステー
    ションを通る前に、あらかじめそれらの位置合わせを行
    うための少なくともひとつのプレレジストレーションス
    テーションを有するフルカラーのプリントシステムにお
    いて、 前記プレレジストレーションステーションは、 シート両側端である第1サイドおよび第2サイドにそれ
    ぞれかみ合い、個別に操作される第1および第2のドラ
    イブ手段であり、これらドライブ手段の双方を同時に駆
    動することによって記録紙シートをプリントステーショ
    ンに向けて進め、一方第1、第2のドライブ手段のいず
    れかを選択的に駆動させることによってプレレジストレ
    ーションステーションでシート位置を調節する第1およ
    び第2のドライブ手段と、 前記第1、第2のドライブ手段にそれぞれ対応して配置
    され、シート先端部が揃えられるようにシート位置合わ
    せの第1の軸を決定するための第1および第2のリーデ
    ィングエッジセンサ手段と、 前記第1の軸に対応して配置され、第1の軸とともにシ
    ートの名目上の位置合わせフレームを決定し、シート側
    端を検出するサイドエッジセンサ手段と、 前記第1、第2のリーディングエッジセンサ手段に対応
    して、前記第1あるいは第2のドライブ手段を選択的に
    駆動してシート先端を前記第1の軸に揃えるシート進行
    手段と、 前記シート側端を前記サイドエッジセンサ手段に合わせ
    るためのサイドエッジアライメント手段と、を有するこ
    とを特徴とするプリントシステム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のプリントシステム
    において、 前記シート進行手段はさらに、 前記第1のリーディングエッジセンサ手段による前記シ
    ート先端の検出に対応して、前記第1のドライブ手段を
    操作してシートの進行を停止させる手段と、 前記第2のリーディングエッジセンサ手段による前記シ
    ート先端の検出に対応して、前記第2のドライブ手段を
    操作してシートの進行を停止させる手段と、 を有し、これによって前記第1および第2のドライブ手
    段が選択的に駆動されてシート先端を前記第1の軸に合
    わせることを特徴とするプリントシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のプリントシステム
    において、 シート先端が第1の軸に合わせられ、シート側端が前記
    サイドエッジセンサ手段によって位置合わせされたな
    ら、前記第1、第2のドライブ手段を同時に作動させ
    て、シートを前記プリントステーションに向けて進める
    手段を有することを特徴とするプリントシステム。
  21. 【請求項21】 請求項18に記載のプリントシステム
    において、 シート先端が第1の軸に合わせられ、シート側端が前記
    サイドエッジセンサ手段によって位置合わせされたな
    ら、前記第1、第2のドライブ手段を同時に作動させ
    て、シートを前記プリントステーションに向けて進める
    手段を有することを特徴とするプリントシステム。
  22. 【請求項22】 請求項18に記載のプリントシステム
    において、 前記サイドエッジアライメント手段は、 記録紙シートを前記サイドエッジセンサ手段の方向、も
    しくはこれと逆方向に、横方向への移動を行う横移動手
    段と、 シート先端の前記第1軸への位置合わせに対応して、前
    記横移動手段を選択的にかつ連続して駆動させてシート
    を前記サイドエッジセンサ手段方向あるいはそれと逆方
    向に水平移動させるための手段と、 を有し、これによってシートのエッジの検出が縦、横の
    いずれの方向においても確実になされることを特徴とす
    るプリントシステム。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のプリントシステム
    において、 前記サイドエッジアライメント手段は、 記録紙シートを前記サイドエッジセンサ手段の方向、も
    しくはこれと逆方向に、横方向への移動を行う横移動手
    段と、 シートを進めて前記第1の軸に合わせる前に、前記横移
    動手段のスタート地点を初期位置に戻すホーミング手段
    と、 を有することを特徴とするプリントシステム。
  24. 【請求項24】 請求項18に記載のプリントシステム
    において、 前記サイドエッジアライメント手段は、 記録紙シートを前記サイドエッジセンサ手段の方向、も
    しくはこれと逆方向に、横方向への移動を行う横移動手
    段と、 シートを進めて前記第1の軸に合わせる前に、前記横移
    動手段のスタート地点を初期位置に戻すホーミング手段
    と、 を有することを特徴とするプリントシステム。
JP15002293A 1992-06-24 1993-06-22 印刷媒体の位置合わせを行う印刷方法および装置 Pending JPH0632000A (ja)

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