JPH06319892A - 洗濯機の給排水装置 - Google Patents

洗濯機の給排水装置

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Publication number
JPH06319892A
JPH06319892A JP5112705A JP11270593A JPH06319892A JP H06319892 A JPH06319892 A JP H06319892A JP 5112705 A JP5112705 A JP 5112705A JP 11270593 A JP11270593 A JP 11270593A JP H06319892 A JPH06319892 A JP H06319892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
drainage
amount
water supply
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5112705A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Tajima
不二夫 田島
Hiroki Kawada
洋揮 川田
Kazuyasu Satou
和恭 佐藤
Masakazu Ejiri
正員 江尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】外部から給水貯蔵部への給水制御手段12,給
水貯蔵部13と各洗濯槽への給水制御手段15〜16,
排水貯蔵部112と各洗濯槽からの排水制御手段19〜
110、排水貯蔵部から外部への排水制御手段116,
貯蔵給水量検出手段118,貯蔵排水量検出手段113、
および給排水制御指令部117を有し、各洗濯槽17〜
18における洗濯工程と並行に外部との給排水を行う。 【効果】一つ以上の洗濯槽への給排水の時間を短縮する
こと、洗濯機における洗濯および脱水に要する時間を短
縮すること、なるべく速くかつ排水口を溢れさせること
なく排水を行うこと、なるべく静かに排水を行うこと、
最適な時間短縮を可能にすることが、それぞれ、でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗濯機の給排水装置、お
よびそれを用いた洗濯機に関し、特に、一般家庭,寮,
コインランドリ等で用いられる家庭用洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯にかかる時間はなるべく短くしたい
ものである。以前は、たとえば、給排水のための操作
や、洗濯槽から脱水槽への洗濯物の移し替えなどに時間
がかかっていた。特に給排水に関しては、使用者が洗濯
槽を見張り、適当なところで蛇口を開閉したり、排水ホ
ースを排水口に導き、コックを切替えたりしなければな
らなかった。このような不便を軽減すべく、洗濯槽と脱
水槽を一体化した一槽式全自動洗濯機が開発された。こ
れにおいては、給排水・洗濯・すすぎ・脱水などがすべ
て自動化され、使用者は洗濯機の見張りから解放され
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】全自動洗濯機は、洗濯
および脱水工程の途中で人間が全く関与しないですむと
いう点で、使用者にとって非常に便利なものとなった。
本発明者らは、さらに使用者の便をはかり、洗濯および
脱水工程に要する時間を短縮することを考えた。
【0004】本発明の一つの目的は、洗濯槽への給排水
の時間を短縮する給排水装置を提供することである。
【0005】本発明の目的は、洗濯および脱水工程に要
する時間を短縮する洗濯機を提供することである。
【0006】本発明のさらに他の目的は、一般家庭の排
水口の排水能力に適応することのできる洗濯機の給排水
装置を提供することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、一般家庭の排
水口へ排水する時の音を小さくすることのできる洗濯機
の給排水装置を提供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、最適な時間短
縮を可能にする洗濯機を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一つ以
上の洗濯機の洗濯槽への給水および一つ以上の洗濯槽か
らの排水を貯蔵する手段と、それらの貯蔵水量を検出す
る手段と、それぞれの水量とおのおのの設定水量との大
小関係を調べ、貯蔵給水量がその設定量に足りない時は
外部から給水し、貯蔵排水量がその設定量を越えている
時は外部へ排水する手段を有することにより、洗濯槽へ
の給排水の時間を短縮することのできる給排水装置が提
供される。
【0010】また、本発明によれば、上記の給排水装置
を備えることにより、洗濯および脱水工程に要する時間
を短縮することのできる洗濯機が提供される。
【0011】さらに、本発明によれば、外部への排水量
調節手段を有することにより、一般家庭の排水口の排水
能力に適応することのできる洗濯機の給排水装置が提供
される。
【0012】さらに、本発明によれば、外部への排水量
調節手段を有することにより、排水口への排水の時の音
を小さくすることのできる洗濯機の給排水装置が提供さ
れる。
【0013】さらに、本発明によれば、貯蔵給水量およ
び貯蔵排水量の状態を洗濯および脱水中の工程遷移の要
因の一つとして用いることによって最適な時間短縮を可
能にする洗濯機が提供される。
【0014】
【作用】本発明によれば、一つ以上の洗濯機の洗濯槽へ
の給水および一つ以上の洗濯槽からの排水を貯蔵する手
段と、それらの貯蔵水量を検出する手段と、それぞれの
水量とおのおのの設定水量との大小関係を調べ、貯蔵給
水量がその設定量に足りない時は外部から給水し、貯蔵
排水量がその設定量を越えている時は外部へ排水する手
段を有することにより、洗濯および脱水におけるある一
工程において、貯蔵給水が消費された場合にはその工程
に要する時間を利用して次工程に必要なだけの貯蔵給水
量を用意することができ、貯蔵排水が増量した場合には
その工程に要する時間を利用して次工程に必要なだけ外
部に排水した貯蔵排水量を減らすことができるため、洗
濯槽への給排水の時間を短縮することができる。
【0015】また、本発明によれば、上記の給排水装置
を備えることにより、洗濯機における洗濯および脱水に
要する時間を短縮することができる。
【0016】さらに、本発明によれば、外部への排水量
調節手段を有することにより、一般家庭の排水口の排水
能力に適応することができ、なるべく速くかつ排水口を
溢れさせることなく排水を行うことができる。
【0017】さらに、本発明によれば、外部への排水量
調節手段を有することにより、なるべく静かに排水を行
うことができる。
【0018】さらに、本発明によれば、貯蔵給水量およ
び貯蔵排水量の状態を洗濯機における洗濯および脱水中
の工程遷移の要因の一つとして用いることによって、最
適な時間短縮を可能にすることができる。
【0019】
【実施例】図1に本発明の構成を示す。ここではn個の
洗濯槽への給排水を行うものとする。図中において、1
1は外部から給水貯蔵部への給水管、12は外部から給
水貯蔵部への給水制御手段、13は給水貯蔵部、14は
給水貯蔵部から各洗濯槽への給水管、15は給水貯蔵部
から洗濯槽1への給水制御手段、16は給水貯蔵部から
洗濯槽nへの給水制御手段、17は洗濯槽1、18は洗
濯槽n、19は洗濯槽1から排水貯蔵部への排水制御手
段、110は洗濯槽nから排水貯蔵部への排水制御手
段、111は各洗濯槽から排水貯蔵部への排水管、11
2は排水貯蔵部、113は貯蔵排水量検出手段、114
は排水口、115は排水貯蔵部から外部への排水管、1
16は排水貯蔵部から外部への排水制御手段、117は
給排水制御指令部、118は貯蔵給水量検出手段をそれ
ぞれ表す、給排水装置はnが1の場合、例えば、図2の
ように洗濯機本体の中にあってもよいし、図3のように
外付けであってもよい。また、図4,図5に示すよう
に、給水装置・排水装置のどちらか一方のみを本体の中
に持ち、他方を外付けにするようにしてもよい。11は
外部からの給水管であり、水道の蛇口などに接続されて
いる。洗濯に用いられる水は給水制御手段12によって
その流量を制御され、給水貯蔵部13に貯えられる。給
水制御手段12は、例えば、ソレノイドバルブと駆動回
路により構成される。給水貯蔵部13の貯蔵水量は貯蔵
給水量検出手段118によって検出され給排水制御指令
部117に伝えられる。給水貯蔵部13に貯えられた水
は給水制御手段15,給水制御手段16によってその流
量を制御され、洗濯槽17,18へ導かれる。給水制御
手段15,16は、例えば、ソレノイドバルブとポンプ
およびそれらの駆動回路により構成される。17〜18
は洗濯槽であり、この中で洗濯(あらい・すすぎ・脱水
など)が行われる。洗濯槽17および18で洗濯に用い
られた水は排水として排水制御手段19〜110によっ
てその流量を制御され排水貯蔵部112に貯えられる。
排水制御手段19〜110は、例えば、ソレノイドバル
ブとポンプおよびそれらの駆動回路により構成される。
排水貯蔵部112の貯蔵水量は貯蔵排水量検出手段11
3により検出され給排水制御指令部117に伝えられ
る。排水貯蔵部112に貯えられた排水は排水制御手段
116によってその流量を制御され、排水管115を通
って排水口114へと排出される。排水制御手段116
は、例えば、ソレノイドバルブとポンプおよびそれらの
駆動回路により構成される。114は排水口であり、下
水道に至る。
【0020】次に本発明の洗濯機の給排水装置およびそ
れを用いた洗濯機の動作シーケンスを図6に従って説明
する。ここでは洗濯機に洗い1回、すすぎ1回、脱水1
回からなる洗濯工程を実行させるものとする。給水貯蔵
部には前回の洗濯時あるいは洗濯機の使用されていない
時間に外部から給水され、十分な水量が貯えられてい
る。給水貯蔵部から洗濯槽への給水1は貯蔵部と洗濯槽
の間を十分太い管路でつなぐことにより、また、ポンプ
などの動力源を用いることにより、非常に短い時間で洗
濯槽への給水を行うことができる。洗濯槽が洗いを行っ
ている間に、給水貯蔵部は外部から給水し水量を回復さ
せる。洗いが終わると洗濯槽の水は排水貯蔵部へ排水さ
れる。この場合、ポンプ等で吸引することにより、非常
に短い時間で洗濯槽からの排水を行うことができる。排
水が終わると、再び、給水貯蔵部から洗濯槽への給水が
行われる。これに要する時間も外部から直接給水した場
合に比べて非常に短い。給水が終わると洗濯槽はすすぎ
を行う。この間に給水貯蔵部は外部への排水を行う。す
すぎが終わると洗濯槽は再び排水貯蔵部へ排水を行う。
これに要する時間も非常に短くすることができる。排水
が終わると洗濯槽は脱水を行う。この間に排水貯蔵部は
外部への排水を行う。この時の排水は最悪でも次回の洗
濯工程の洗いが終わるまで終わっていればよく、必ずし
も脱水終了までに終わっている必要はない。以上に示し
た通り、給排水の時間を短縮することにより、一回の洗
濯工程に要する時間を短縮することができる。また、図
7に示すように、外部からの単位時間当たりの給水量が
比較的少ない場合は、洗濯槽は洗いと排水を終えたのち
給水貯蔵部が十分な水量を回復するまで待機する。この
ように洗濯槽の動作シーケンスを制御することによっ
て、外部からの給水・洗い・洗濯槽からの排水をシーケ
ンシャルに行う場合に比べて大幅に時間を短縮できる。
また、図7に示すように、外部への単位時間当たりの排
水量を比較的少なくしたい場合は、洗濯槽は給水および
すすぎを終えたのち排水貯蔵部が十分な水量を排出し終
わるまで待機する。このように洗濯槽の動作シーケンス
を制御することによって、外部へ排水・洗濯槽への給水
・すすぎをシーケンシャルに行う場合に比べて大幅に時
間を短縮できる。同時に、下水道へ通じる排水口の排水
能力が低い場合や、排水を静かに流したい場合にも対応
することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、給水および排水貯蔵部
手段と、それらの水量検出手段と、給排水指令手段と、
外部との間の給排水手段を有することにより、一つ以上
の洗濯槽への給排水の時間を短縮することができる。
【0022】また、本発明によれば、給排水装置を備え
ることにより、一つ以上の洗濯機における洗濯および脱
水に要する時間を短縮することができる。
【0023】さらに、本発明によれば、外部への排水量
調節手段を有することにより、排水口の排水能力に適応
することができ、なるべく速くかつ排水口を溢れさせる
ことなく排水を行うことができる。
【0024】さらに、本発明によれば、外部への排水量
調節手段を有することにより、なるべく静かに排水を行
うことができる。
【0025】さらに、本発明によれば、貯蔵給水量およ
び貯蔵排水量の状態を一つ以上の洗濯機における洗濯お
よび脱水中の工程遷移の要因の一つとして用いることに
よって、最適な時間短縮を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図。
【図2】給排水装置を内蔵した場合の説明図。
【図3】給排水装置を外付けした場合の説明図。
【図4】給水装置を外付けし、排水装置を内蔵した場合
の説明図。
【図5】給水装置を内蔵し、排水装置を外付けした場合
の説明図。
【図6】本発明の給排水装置を有する洗濯機の動作シー
ケンスの第一の説明図。
【図7】本発明の給排水装置を有する洗濯機の動作シー
ケンスの第二の説明図。
【符号の説明】
11,14…給水管、12,15,16…給水制御手
段、13…給水貯蔵部、17…洗濯槽1,18…洗濯槽
n、19,110,116…排水制御手段、111,11
5…排水管、112…排水貯蔵部、113…貯蔵排水量
検出手段、114…排水口、117…給排水制御指令
部、118…貯蔵給水量検出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江尻 正員 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つ以上の洗濯機の洗濯槽への給水および
    一つ以上の洗濯槽からの排水に対しこれらを貯蔵する手
    段と、給水貯蔵手段に貯えられた水量を検出する手段
    と、排水貯蔵手段に貯えられた水量を検出する手段と、
    それぞれの水量とおのおのの設定水量との大小関係を調
    べ、前記給水貯蔵手段に貯えられた水量がその設定量に
    達していない時は外部から前記給水貯蔵手段への給水を
    指令し、前記排水貯蔵手段に貯えられた水量がその設定
    量を越えている時には前記排水貯蔵手段から外部への排
    水を指令する手段と、給水指令を受けて外部から前記給
    水貯蔵手段に給水する手段と、排水指令を受けて前記排
    水貯蔵手段から外部に排水する手段を有することを特徴
    とする洗濯機の給排水装置。
JP5112705A 1993-05-14 1993-05-14 洗濯機の給排水装置 Pending JPH06319892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5112705A JPH06319892A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 洗濯機の給排水装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5112705A JPH06319892A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 洗濯機の給排水装置

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JPH06319892A true JPH06319892A (ja) 1994-11-22

Family

ID=14593438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5112705A Pending JPH06319892A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 洗濯機の給排水装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06319892A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100381632C (zh) * 2004-07-23 2008-04-16 李武 一种高水位贮水式全自动洗衣机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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