JPH0631974U - コードレス電動工具用フック - Google Patents

コードレス電動工具用フック

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JPH0631974U
JPH0631974U JP6888592U JP6888592U JPH0631974U JP H0631974 U JPH0631974 U JP H0631974U JP 6888592 U JP6888592 U JP 6888592U JP 6888592 U JP6888592 U JP 6888592U JP H0631974 U JPH0631974 U JP H0631974U
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JP
Japan
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hook
tool
handle
storage battery
power tool
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卓也 宮崎
隆雄 田辺
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はコードレス電動工具の携行に使用す
るフックに関するものであり、その目的は幅広い機種に
適用できる高い汎用性を有するフックとすると共に掛止
時の電動工具の安定性及び作業性を向上させることであ
る。 【構成】 コードレス電動工具のハンドル2の下部と蓄
電池収納部6間の段付け部に、バンド5によりフック4
を固定して蓄電池3側面に掛止用引掛け部の支持点8を
配設し、前記フック4は掛止時に工具胴体部1が下方に
垂下するよう装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はハンドル下部にハンドル周長より大きな外周長の蓄電池収納部を有す るコードレス電動工具を、作業者の腰ベルト等に掛止して携帯するためのフック に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のフックを図5〜図9を用いて説明する。 コードレス電動工具を用いた作業の合間に、作業者が両手を使用する作業をす る場合、工具本体胴体部1にフック4をバンド5を介して取付け、該フック4を 腰ベルト7等に掛止して携行する方法が用いられる。 図5、図6にハンドル2下部に蓄電池保持部6を備えたコードレス電動工具に 、従来のフック4を取付けた例を示す。該フック4の装着は、図5に示すように T型ハンドルタイプ即ちハンドル2後方に胴体部1の後部が突き出している形状 の工具に限定され、図7のようなガンハンドルタイプには装着できない。またT 型ハンドルタイプであっても図8のように本体胴体部1の後部がテーパとなって いるものには装着できないという不具合があった。また、仮にフック4が取付可 能であっても万が一バンド5が緩んだ場合、胴体部1がバンド5より容易に抜け 、落下する恐れがあるといった不具合があった。更に腰ベルト7に掛けた際の支 持点8は図9に示すように胴体部1の後部側面に位置し、工具質量の大部分を占 める胴体部1と蓄電池3の夫々の重心9、10が支持点8の2方向に分かれ、垂 下方向の軸線に対し、夫々ある長さa、bを持った位置で平衡するため、作業者 の動きにより軸線周りのモーメントMが発生し、携行時の工具が不安定になると いった不具合があった。 また、このフック4は工具胴体部1側面に取付けられており、図6に示すよう に本来W1であった胴体部1の全幅がフック4の幅W2だけ大きくなるため、狭 い場所に胴体部1を滑り込ませてねじ締め等の作業をする場合、フック非装着時 と比較して作業性が低下するといった不具合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のフックは装着できる電動工具の形状が限定される、また取付け用のバン ドに緩みが生じた場合電動工具が落下する恐れがあった。更に掛止時において作 業者の動きにより、垂下方向の軸周りにモーメントが発生し、工具の携行時の安 定性が低下するという問題があった。更にフックを装着すると工具の胴体部全幅 が増加し、狭い場所での作業性を低下させる等種々の問題があった。 本考案の目的は、上記問題点を解決し、コードレス電動工具の形状を問わずに 取付可能であって、掛止時に工具が落下する危険性を低減すると共に、フック装 着時の工具本体の作業性の低下を防ぐことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、掛止用フックをハンドル下部より蓄電池収納部に至る段付け部に バンドを介して固定し、更に掛止用引掛け部の支持点を蓄電池側面部に位置させ 、工具の胴体部が垂下するような向きに引掛け部を配設することにより達成され る。
【0005】
【作用】
上記のように構成されたフックは、バンドでハンドル下部に固定されるので、 ハンドル下部にハンドル周長より大きな外周長の蓄電池収納部を具備する周知の 構造のコードレス電動工具であれば、電動工具の形状を問わず取付可能となる。 万が一バンドが緩みを生じても蓄電池収納部の外周長がハンドル周長より大きい ため、バンドの緩みにより工具が落下する危険性が低減し、作業時の安全性を向 上させる。 また掛止用引掛け部の支持点は蓄電池側面部に配設される構成となっており、 工具質量の大部分を占める2つの部位のうち、蓄電池部重心は支持点近傍に位置 し、工具胴体部重心は垂下方向の軸上近傍で平衡するため、作業者の動きに伴う 垂下方向の軸周りのモーメントの発生を抑制し、電動工具を携行した場合の作業 中の安定性を向上させる。 更にフックをハンドル下部に配設したことにより、フック取付時の胴体外形寸 法はフックを装着しない場合と比較して変化がないので、電動工具本来の作業性 に影響しない。
【0006】
【実施例】
本考案による一実施例を図1〜図4を用いて説明する。 図1はハンドル2下部に蓄電池部3を具備したT型ハンドルタイプのコードレ ス電動工具に本考案フック4を装着した状態を示す。 コードレス電動工具はハンドル2下部にハンドル2の周長より大きな外周長の 蓄電池収納部6を具備する一般的なものであり、そのハンドル2下部にバンド5 によってフック4が固定されている。該フック4は掛止用引掛け部の支持点8が 蓄電池3側面部に位置し、掛止時には工具胴体部1が下向きに垂下するように装 着されている。前記フック4を使用して作業者の腰ベルト7に工具を装着すると 、工具は図2のように胴体部1を下方に向けて垂下する。この状態では、工具の 蓄電池部重心9は引掛け部の支持点8近傍に位置し、胴体部重心10は垂下方向 の軸上近傍で平衡するため、作業者の動きに伴う垂下方向の軸周りのモーメント 発生が抑制され、工具掛止時の安定性が向上する。
【0007】 また、垂下状態において、フック4をハンドル2に固定しているバンド5は、 ハンドル2より蓄電池収納部6に至る段付け部の直下で緊締されているため、作 業時にバンド5に若干の緩みを生じていても、工具が抜け落ちることはない。更 にフック4はハンドル2下部に配設されているため、工具自体にフック4を追加 しても、工具胴体部1の外形寸法に何ら変化を生ずるものではなく、工具本来の 作業性に影響することがない。
【0008】 次に上記実施例とは異なる形状のコードレス電動工具への適用について、図3 、図4を用いて説明する。図3及び図4はガンハンドルタイプのコードレス電動 工具及び蓄電池全体をハンドル内部に格納する方式のコードレス電動工具に、本 考案フック4を取付け掛止した状態を示す。図に示すように前記フック4はバン ド5により取付けられるため、前記各タイプのようにハンドル2下部より蓄電池 収納部6に至る部分に段付け部を有する周知のコードレス電動工具であれば種類 を問わず取付可能である。また落下防止、掛止時の安定性向上、フック4の追加 による作業性への影響については、図3、図4のいずれのタイプともT型ハンド ルタイプの場合と全く同じ効果を得ることができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、フックをハンドル下部にバンドによって取付けるようにした ので、一般的な形状のコードレス電動工具には殆ど取付可能という高い汎用性を 備えかつ掛止時において工具の胴体部及び蓄電池部の重心が垂下方向の軸上で平 衡するため、作業者の動きにより工具に発生する垂下方向の軸周りのモーメント の発生を抑制し、掛止時の工具の安定性を向上させることができる。また垂下状 態においてフックを蓄電池収納部直下にバンドで固定してあるため、バンドが緩 んだ時工具落下の危険性を低減し、作業時の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案フックを装着したT型ハンドルタイプ
のコードレス電動工具の一実施例を示す斜視図。
【図2】 図1の電動工具を腰ベルトに吊り下げた状態
を示す側面図。
【図3】 本考案フックをガンハンドルタイプのコード
レス電動工具に装着して腰ベルトに吊り下げた状態を示
す側面図。
【図4】 本考案フックを電池全体収納式のT型ハンド
ルタイプのコードレス電動工具に装着して腰ベルトに吊
り下げた状態を示す側面図。
【図5】 従来のフックを装着したT型ハンドルタイプ
のコードレス電動工具を示す斜視図。
【図6】 図5をA方向から見たフック取付状態を示す
側面図。
【図7】 ガンハンドルタイプのコードレス電動工具を
示す側面図。
【図8】 本体後部にテーパのついたT型ハンドルタイ
プのコードレス電動工具を示す側面図。
【図9】 図5の電動工具を腰ベルトに吊り下げた状態
を示す側面図。
【符号の説明】
図において、1は胴体部、2はハンドル、3は蓄電池
部、4はフック、6は蓄電池収納部、8は支持点、9は
蓄電池重心点、10は胴体部重心点である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル下部にハンドル周長より大きな
    外周長の蓄電池を具備したコードレス電動工具を作業者
    に掛止するためのフックにおいて、 ハンドル下部と蓄電池収納部間の段付け部にバンドによ
    り固定すると共に工具本体胴体部が下方に垂下されるよ
    うにフックの引掛け部を蓄電池側に配設したことを特徴
    とするコードレス電動工具用フック。
JP1992068885U 1992-10-02 1992-10-02 コードレス電動工具用フック Expired - Lifetime JP2594368Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992068885U JP2594368Y2 (ja) 1992-10-02 1992-10-02 コードレス電動工具用フック

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JP1992068885U JP2594368Y2 (ja) 1992-10-02 1992-10-02 コードレス電動工具用フック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0631974U true JPH0631974U (ja) 1994-04-26
JP2594368Y2 JP2594368Y2 (ja) 1999-04-26

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ID=13386560

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2332697A1 (en) 2009-12-10 2011-06-15 Makita Corporation Hook for electric power tools and electric power tool equipped with the hook

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101798825B1 (ko) * 2017-08-01 2017-12-12 김서진 배터리 분리형 마킹장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58154080U (ja) * 1982-04-09 1983-10-14 日立工機株式会社 携帯用工具の吊り具装置

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JP2594368Y2 (ja) 1999-04-26

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