JP6740732B2 - タンク保持機構 - Google Patents

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本発明は、タンクを保持するタンク保持機構に関する。
車両の中には、燃料等を蓄えるタンクを保持するタンク保持機構を有するものがある。タンクは、タンク保持機構のケース部材に着脱可能に装着されている。
下記の特許文献1には、予備燃料缶を固定する固定装置を有する車両が開示されている。
実開昭63−159327号公報
特許文献1に開示の固定装置では、受けケースが予備燃料缶の下部の周囲全体を覆うことで、予備燃料缶が受けケースから外れ難い構成となっている。しかし、上記の受けケースの構造の場合には、重量がある予備燃料缶を上方に持ち上げて着脱する必要があるため、予備燃料缶を着脱し難いという問題が生じている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ケース部材へのタンクの着脱を行いやすくすると共に、強固に保持できるタンク保持機構を提供することを目的とする。
本発明の一の態様においては、タンクを保持するタンク保持機構であって、前記タンクの下部を支持するケース部材と、前記ケース部材に設けられ、互いに対向する第1側壁及び第2側壁と、前記ケース部材の前記第1側壁及び前記第2側壁と直交する側面に設けられた開口部と、前記ケース部材の前記第1側壁及び前記第2側壁と直交する2つの側面に、回動可能に支持されているホルダーと、を備え、前記ホルダーは、前記開口部よりも下方に位置する待機位置と、前記開口部を跨ぐように位置する保持位置との間で回動する、タンク保持機構を提供する。
かかるタンク保持機構によれば、ケース部材の側面からタンクの着脱が可能となり、タンクをケース部材の上面から持ち上げて着脱する場合に比べて、作業しやすい。また、ホルダーを設けることで、タンクの複数の側面を保持できるので、タンクの移動を規制できる。この結果、タンクがケース部材から脱落することを防止できる。
また、前記タンク保持機構は、前記タンクを前記ケース部材に固定するためのベルトを更に備え、前記ベルトの長手方向の一端側は、前記第1側壁に連結され、前記ベルトの長手方向の他端側は、前記ホルダーの前記第2側壁側の連結部に連結されていることとしてもよい。
また、前記ベルトは、前記タンクの取っ手の開口部を通過した状態で、前記第1側壁と前記ホルダーとに連結されていることとしてもよい。
また、前記タンクは、燃料を貯蔵する燃料携行缶であり、前記タンク保持機構は、車両に設けられていることとしてもよい。
本発明によれば、ケース部材へのタンクの着脱を行いやすくすると共に、強固に保持できるという効果を奏する。
一の実施形態に係るタンク保持機構1がタンク2を保持した状態を示す斜視図である。 タンク保持機構1を正面側から見た図である。 タンク保持機構1を上面側から見た図である。 タンク保持機構1を右側面から見た図である。 タンク2をケース部材10から取り外す態様を説明するための模式図である。
<タンク保持機構の概要>
図1を参照しながら、本発明の一の実施形態に係るタンク保持機構の概要について説明する。
図1は、一の実施形態に係るタンク保持機構1がタンク2を保持した状態を示す斜視図である。タンク保持機構1は、例えばトラック等の車両に搭載されている。タンク保持機構1は、燃料を貯蔵するタンク2を保持する。
タンク2は、補給用の予備タンクであり、具体的には使用者が携行可能な燃料携行缶である。タンク2の上部には、使用者が把持する取っ手2aが設けられている。タンク2は、タンク保持機構1に着脱可能に装着されている。タンク2は、略直方体の形状を成している。タンク2が保持された状態においては、タンク2の長手方向はX軸方向に沿っており、タンク2の短手方向はY軸方向に沿っているものとする。
タンク2は、車両の走行中等にタンク保持機構1から脱落しないように、タンク保持機構1に強固に保持されている。タンク保持機構1は、図1に示すように、ケース部材10と、ホルダー20と、ベルト30とを有する。
ケース部材10は、箱状に形成されており、タンク2を支持する。具体的には、ケース部材10は、タンク2の下部を支持する。ケース部材10の前面、左側面、背面には、それぞれ側壁が形成されているが、ケース部材10の右側面及び上面には、壁が形成されていない。本実施形態では、タンク2は、ケース部材10の右側面側から装着又は取り外しされるようになっている(図5参照)。かかる場合には、作業者は、重量があるタンク2を上面側から着脱する場合に比べて、タンク2の装着及び取り外しの作業をしやすい。なお、ケース部材10の詳細構成については、後述する。
ホルダー20は、ケース部材10の右側面及び左側面に、回動可能に支持されている。図1に示すように、ホルダー20は、タンク2の正面2c、右側面2d、左側面2eに対向して、ケース部材10に支持されたタンク2の移動を規制する機能を有する。これにより、タンク2がケース部材10から脱落することを防止できる。なお、ホルダー20の詳細構成については、後述する。
ベルト30は、タンク2を下方に押し付けることで、タンク2をケース部材10に強固に保持するための固定ベルトである。ベルト30は、帯状に形成されている。ベルト30は、タンク2の上方で、Y軸方向(タンク2の短手方向)に沿って張架されている。ベルト30の長手方向の一端側は、ケース部材10の背面の壁に引っ掛けられており、ベルト30の長手方向の他端側は、ホルダー20に引っ掛けられている。上記のようにベルト30を張架する場合には、ベルト30又はタンク2がずれても、ベルト30がタンク2上から外れることを防止できる。この結果、タンク2が脱落することを有効に防止できる。なお、ベルト30には、弛緩するためのバックルが設けられている。
ベルト30は、図1に示すようにタンク2の取っ手2aの開口部2bを通過した状態で、ケース部材10の背面の壁と、ホルダー20とに連結されている。このように、ベルト30が開口部2bを通過している場合には、タンク2がずれる際に取っ手2aにベルト30が引っ掛かることで、タンク2が脱落することを防止できる。
<ケース部材10及びホルダー20の詳細構成>
図2〜図4を参照しながら、タンク保持機構1のケース部材10及びホルダー20の詳細構成について説明する。
図2は、タンク保持機構1を正面側から見た図である。図3は、タンク保持機構1を上面側から見た図である。図4は、タンク保持機構1を右側面から見た図である。なお、図2〜図4には、説明の便宜上、ベルト30を図示していない。
ケース部材10は、例えば金属製の部材から成る。ケース部材10は、図2〜図4に示すように、支持部11と、正面壁12と、背面壁13と、左側面壁14と、開口部15と、連結部16とを有する。なお、本実施形態では、正面壁12が第2側壁に該当し、背面壁13が第1側壁に該当する。
支持部11は、タンク2の下部を支持する部分である。支持部11は、底壁11aと、環状壁11bとを有する。
底壁11aは、平板状に形成されている。底壁11aは、タンク2の底面を支持する。環状壁11bは、底壁11aから上方へ延びている壁であり、底壁11aの縁に沿って環状に形成されている。
正面壁12は、ケース部材10の正面に形成された側壁である。正面壁12は、環状壁11bから上方へ延出している。なお、正面壁12は、ケース部材10の正面の左側のみに形成されているが、これに限定されない。例えば、正面壁12は、ケース部材10の正面全体に形成されてもよい。正面壁12は、タンク2がケース部材10に装着又は取り外される際に、タンク2をガイドする機能を有する。
背面壁13は、ケース部材10の背面に形成された側壁であり、正面壁12に対向している。正面壁12は、環状壁11bから上方へ延出している。背面壁13も、正面壁12と同様に、タンク2がケース部材10に装着又は取り外される際に、タンク2をガイドする機能を有する。
左側面壁14は、ケース部材10の左側面に形成された側壁である。左側面壁14は、正面壁12及び背面壁13に繋がっている。左側面壁14は、環状壁11bから上方へ延出している。
開口部15は、図2に示すように、ケース部材10の右側面(正面及び背面に直交する側面)において、側壁が形成されていない部分である。このため、ケース部材10の右側面には、支持部11の環状壁11bのみが存在する。
図5は、タンク2をケース部材10から取り外す態様を説明するための模式図である。本実施形態では、ケース部材10に装着されていたタンク2を、図5に示す矢印方向に移動させながら取り外す。この際、作業者は、タンク2が環状壁11bを乗り越えるように移動させる。かかる場合には、作業者がタンク2をケース部材10から持ち上げることが不要となるので、作業性が向上する。
連結部16は、ベルト30の長手方向の一端側を引っ掛けて連結するための部分である。連結部16は、背面壁13の中央上部に設けられている。連結部16は、背面壁13から突出するように形成されている。
ホルダー20は、例えば棒状の部材から成り、U字状に形成されている。ホルダー20は、図2〜図4に示すように、基部21と、右曲げ部22と、左曲げ部23とを有する。
基部21は、ケース部材10の前面側に、X軸方向と平行な棒部分である。基部21は、中央側に、ベルト30の長手方向の他端側を引っ掛けて連結するための連結部21aを有する。
右曲げ部22は、基部21の右端から直角に曲げられた部分である。右曲げ部22は、連結軸22aを介して環状壁11bの右側面に連結されている。これにより、右曲げ部22は、連結軸22a周りに回動可能となっている。
左曲げ部23は、基部21の左端から直角に曲げられた部分である。左曲げ部23は、連結軸23aを介して環状壁11bの左側面に連結されている。これにより、左曲げ部23は、連結軸23a周りに回動可能となっている。
上記の構成のホルダー20は、開口部15よりも下方に位置する待機位置(図5に示す位置)と、開口部15を跨ぐように位置する保持位置(図1に示す位置)との間で回動する。
ホルダー20が待機位置に位置する際には、図5に示すように、基部21、右曲げ部22及び左曲げ部23は、それぞれ環状壁11bの上端よりも下側に位置する。これにより、ホルダー20が待機位置に位置した状態でタンク2をケース部材10に着脱する際に、タンク2がホルダー20に接触しないので、円滑に作業を行える。
一方で、ホルダー20が保持位置に位置する際には、基部21がタンク2の正面に対向し、右曲げ部22がタンク2の右側面に対向し(右曲げ部22は開口部15を跨いでいる)、左曲げ部23がタンク2の左側面に対向する。これにより、ケース部材10に保持されたタンク2の移動を規制できるので、タンク2の脱落を防止できる。
なお、上記では、ケース部材10が、左側面壁14を有することとしたが、これに限定されない。例えば、ケース部材10は、左側面壁14を有しないこととしてもよい。かかる場合には、タンク2をケース部材10の左側面側から装着又は取り外しが可能となる。
<本実施形態における効果>
上述したように、タンク2を保持するタンク保持機構1は、ケース部材10の右側面に設けられた開口部15と、ケース部材10の右側面及び左側面に回動可能に支持されたホルダー20とを有する。
かかる場合には、ケース部材10の右側面からタンク2の着脱が可能となり、タンク2をケース部材10の上面から持ち上げて着脱する場合に比べて、作業しやすい。また、ホルダー20を設けることで、タンク2の3つの側面(前面、右側面、左側面)を保持できるので、タンク2の移動を規制できる。この結果、タンク2がケース部材10から脱落することを防止できる。
なお、上記では、タンク2は、予備の燃料を貯蔵するタンクであることとしたが、これに限定されない。例えば、タンク2は、予備の水を貯蔵するタンクであってもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 タンク保持機構
2 タンク
10 ケース部材
12 正面壁
13 背面壁
15 開口部
20 ホルダー
30 ベルト

Claims (3)

  1. タンクを保持するタンク保持機構であって、
    前記タンクの下部を支持するケース部材と、
    前記ケース部材に設けられ、互いに対向する第1側壁及び第2側壁と、
    前記ケース部材の前記第1側壁及び前記第2側壁と直交する側面に設けられた開口部と、
    前記ケース部材の前記第1側壁及び前記第2側壁と直交する2つの側面に、回動可能に支持されているホルダーと、を備え、
    前記ホルダーは、前記開口部よりも下方に位置する待機位置と、前記開口部を跨ぐように位置する保持位置との間で回動し、
    前記タンクを前記ケース部材に固定するためのベルトを更に備え、
    前記ベルトの長手方向の一端側は、前記第1側壁に連結され、
    前記ベルトの長手方向の他端側は、前記ホルダーの前記第2側壁側の連結部に連結されている、タンク保持機構。
  2. 前記ベルトは、前記タンクの取っ手の開口部を通過した状態で、前記第1側壁と前記ホルダーとに連結されている、
    請求項に記載のタンク保持機構。
  3. 前記タンクは、燃料を貯蔵する燃料携行缶であり、
    前記タンク保持機構は、車両に設けられている、
    請求項1又は2に記載のタンク保持機構。
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