JP2594368Y2 - コードレス電動工具用フック - Google Patents

コードレス電動工具用フック

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JP2594368Y2
JP2594368Y2 JP1992068885U JP6888592U JP2594368Y2 JP 2594368 Y2 JP2594368 Y2 JP 2594368Y2 JP 1992068885 U JP1992068885 U JP 1992068885U JP 6888592 U JP6888592 U JP 6888592U JP 2594368 Y2 JP2594368 Y2 JP 2594368Y2
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JP
Japan
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hook
handle
power tool
tool
cordless power
Prior art date
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JP1992068885U
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JPH0631974U (ja
Inventor
卓也 宮崎
隆雄 田辺
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はハンドル下部にハンドル
周長より長い外周長の蓄電池収納部を有するコードレス
電動工具を、作業者の腰ベルト等に掛止して携帯するた
めのフックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフックを図5〜図9を用いて説明
する。コードレス電動工具を用いた作業の合間に、作業
者が両手を使用する作業をする場合、工具本体胴体部1
にフック4をバンド5を介して取付け、該フック4を
業者の腰ベルト7等に掛止して携行する方法が用いられ
る。図5、図6にハンドル2下部に蓄電池保持部6を備
えたコードレス電動工具に、従来のフック4を取付けた
例を示す。該フック4の装着は、図5に示すようにT型
ハンドルタイプすなわちハンドル2後方に胴体部1の後
部が突き出している形状の工具に限定され、図7のよう
なガンハンドルタイプには装着できない。またT型ハン
ドルタイプであっても図8のように本体胴体部1の後部
がテーパとなって細くなっているものには装着できない
という不具合があった。また、仮にフック4が取付可能
であっても万が一バンド5が緩んだ場合、胴体部1がバ
ンド5より容易に抜け、落下する恐れがあるといった不
具合があった。更に腰ベルト7に掛けた際の支持点8は
図9に示すように胴体部1の後部側面に位置し、工具質
量の大部分を占める胴体部1と蓄電池3の夫々の重心
9、10が支持点8の2方向に分かれ、垂下方向の軸線
に対し、夫々ある長さa、bを持った位置で平衡するた
め、作業者の動きにより軸線周りのモーメントMが発生
し、携行時の工具が不安定になるといった不具合があっ
た。また、このフック4は工具胴体部1側面に取付けら
れており、図6に示すように本来Wであった胴体部1
の全幅がフック4の幅Wだけ大きくなるため、狭い場
所に胴体部1を滑り込ませてねじ締め等の作業をする場
合、フック非装着時と比較して作業性が低下するといっ
た不具合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のフックは装着
できる電動工具の形状が限定される、また取付け用のバ
ンドに緩みが生じた場合電動工具が落下する恐れがあ
った。更に掛止時において作業者の動きにより、垂下方
向の軸周りにモーメントが発生し、工具の携行時の安
定性が低下するという問題があった。更にフックを装
着すると工具の胴体部全幅が増加し、狭い場所での作業
性を低下させる等種々の問題があった。本考案の目的
は、上記問題点を解決し、コードレス電動工具の形状を
問わずに取付可能であって、掛止時に工具が落下する危
険性を低減すると共に、フック装着時の工具本体の作業
性の低下を防ぐことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、掛止用フッ
にハンドルと蓄電池収納部間に存在する段差よりも大
きい段差部及び、掛止時に工具本体胴体部を下方に垂下
させる引掛け部を設け、バンドによりハンドルと電池収
納部間に取付け可能とすることにより達成される。
【0005】
【作用】上記のように構成されたフックは、バンドでハ
ンドル下部に固定されるので、ハンドル下部にハンドル
周長より長い外周長の蓄電池収納部を具備する周知の構
造のコードレス電動工具であれば、電動工具の形状を問
わず取付可能となる。万が一バンド緩み生じても蓄
電池収納部の外周長がハンドルの蓄電池収納部以外の
長より長いため、バンドの緩みにより工具が落下する危
険性が低減し、作業時の安全性を向上させる。また掛止
用引掛け部の支持点は蓄電池側面部に配設される構成と
なっており、工具質量の大部分を占める2つの部位のう
ち、蓄電池部重心は支持点近傍に位置し、工具胴体部重
心は垂下方向の軸上近傍で平衡するため、作業者の動き
に伴う垂下方向の軸周りのモーメントの発生を抑制し、
電動工具を携行した場合の作業中の安定性を向上させ
る。更にフックをハンドル下部に配設したことにより、
フック取付時の胴体外形寸法はフックを装着しない場合
と比較して変化がないので、電動工具本来の作業性に影
響しない。
【0006】
【実施例】本考案による一実施例を図1〜図4を用いて
説明する。図1はハンドル2下部に蓄電池部3を具備し
たT型ハンドルタイプのコードレス電動工具に本考案フ
ック4を装着した状態を示す。コードレス電動工具はハ
ンドル2下部にハンドル2の周長より長い外周長の蓄電
池収納部6を具備する一般的なものであり、そのハンド
ル2下部にバンド5によってフック4が固定されてい
る。フック4にはハンドル2と蓄電池収納部6間に存在
する段差よりも大きな段差部4aが設けられている。
ック4は掛止用引掛け部の支持点8が蓄電池3側面部に
位置し、掛止時には工具胴体部1が下向きに垂下するよ
うに装着されている。前記フック4を使用して作業者の
腰ベルト7に工具を装着すると、工具は図2のように胴
体部1を下方に向けて垂下する。この状態では、蓄電池
部重心9は引掛け部の支持点8近傍に位置し、胴体部重
心10は垂下方向の軸上近傍で平衡するため、作業者の
動きに伴う垂下方向の軸周りのモーメント発生が抑制さ
れ、工具掛止時の安定性が向上する。
【0007】また、垂下状態において、フック4をハン
ドル2に固定しているバンド5は、ハンドル2蓄電池
収納部6間に緊締されているため、作業時にバンド5に
若干の緩みが生じても、ハンドル2と蓄電池収納部6間
に存在している段差によって工具が抜け落ちることはな
い。更にフック4はハンドル2下部に配設されているた
め、工具自体にフック4を追加しても、工具胴体部1の
外形寸法に何ら変化を生ずるものではなく、工具本来の
作業性に影響することがない。
【0008】次に上記実施例とは異なる形状のコードレ
ス電動工具への適用について、図3、図4を用いて説明
する。図3及び図4はガンハンドルタイプのコードレス
電動工具及び蓄電池全体をハンドル内部に格納する方式
のコードレス電動工具に、本考案フック4を取付け掛止
した状態を示す。図に示すように前記フック4はバンド
5により取付けられるため、前記各タイプのように蓄電
池収納部6の外周長がハンドル2の蓄電池収納部6以外
の周長より長い構成の周知のコードレス電動工具であれ
ば種類を問わず取付可能である。また落下防止、掛止時
の安定性向上、フック4の追加による作業性への影響に
ついては、図3、図4のいずれのタイプともT型ハンド
ルタイプの場合と全く同じ効果を得ることができる。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、フックをハンドル下部
にバンドによって取付けるようにしたので、一般的な形
状のコードレス電動工具には殆ど取付可能という高い汎
用性を備えかつ掛止時において工具の胴体部及び蓄電池
部の重心が垂下方向の軸上で平衡するため、作業者の動
きにより工具に発生する垂下方向の軸周りのモーメント
の発生を抑制し、掛止時の工具の安定性を向上させるこ
とができる。また垂下状態においてフックをハンドルと
蓄電池収納部にバンドで固定してあるため、バンドが
緩んだ時工具落下の危険性を低減し、作業時の安全性を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案フックを装着したT型ハンドルタイプ
のコードレス電動工具の一実施例を示す斜視図。
【図2】 図1の電動工具を腰ベルトに吊り下げた状態
を示す側面図。
【図3】 本考案フックをガンハンドルタイプのコード
レス電動工具に装着して腰ベルトに吊り下げた状態を示
す側面図。
【図4】 本考案フックを電池全体収納式のT型ハンド
ルタイプのコードレス電動工具に装着して腰ベルトに吊
り下げた状態を示す側面図。
【図5】 従来のフックを装着したT型ハンドルタイプ
のコードレス電動工具を示す斜視図。
【図6】 図5をA方向から見たフック取付状態を示す
側面図。
【図7】 ガンハンドルタイプのコードレス電動工具を
示す側面図。
【図8】 本体後部にテーパのついたT型ハンドルタイ
プのコードレス電動工具を示す側面図。
【図9】 図5の電動工具を腰ベルトに吊り下げた状態
を示す側面図。
【符号の説明】
図において、1は胴体部、2はハンドル、3は蓄電池
部、4はフック、6は蓄電池収納部、8は支持点、9は
蓄電池重心点、10は胴体部重心点である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル下部にハンドルの他の部分の
    長より長い外周長の蓄電池収納部を具備したコードレス
    電動工具にバンドにより取付けられ、電動工具を作業者
    に掛止するためのフックであって、 ハンドルと蓄電池収納部間に存在する段差よりも大きい
    段差部及び、掛止時に工具本体胴体部下方に垂下させ
    る引掛け部を設け、バンドによりハンドルと電池収納部
    間に取付け可能としたことを特徴とするコードレス電動
    工具用フック。
JP1992068885U 1992-10-02 1992-10-02 コードレス電動工具用フック Expired - Lifetime JP2594368Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0631974U JPH0631974U (ja) 1994-04-26
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ID=13386560

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KR101798825B1 (ko) * 2017-08-01 2017-12-12 김서진 배터리 분리형 마킹장치

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JP5577216B2 (ja) 2009-12-10 2014-08-20 株式会社マキタ 電動工具用フック及び電動工具用フックを取り付けた電動工具

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JPH0631974U (ja) 1994-04-26

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