JPH06319345A - 刈払機用線条カッタ - Google Patents

刈払機用線条カッタ

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JPH06319345A
JPH06319345A JP5135355A JP13535593A JPH06319345A JP H06319345 A JPH06319345 A JP H06319345A JP 5135355 A JP5135355 A JP 5135355A JP 13535593 A JP13535593 A JP 13535593A JP H06319345 A JPH06319345 A JP H06319345A
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Shigehisa Sakamoto
重久 坂元
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SAKAMOTO SEISAKUSHO YUGEN
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈払中に基盤の外縁部に設けたフック部に切
屑や小石の接触がなく、フック部の摩耗、破損を防止し
つつ耐用年数を増大できる刈払機用線条カッタを提供す
ることを目的とする。 【構成】 基盤12と、この基盤に巻込まれた線条14
と、基盤の外縁部に設けられたフック部16とを備え、
基盤は、基体18とこの基体に対して並設された保護板
20とを有し、同保護板の周縁は、フック部と対応した
凹陥部40とそれ以外の本体縁部42から成り、線条
は、フック部を内側に迂回して基体と保護板との間隙内
に巻着され、保護板の本体縁部は平面視略山形状の山形
部44を備えて成る。刈払中に基盤と接触する切屑や小
石は、保護板の山形部で外方へと跳飛ばされ、フック部
に草木や小石の接触がなく、摩耗、破損を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈払機用線条カッタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高速回転する丸鋸や円形刃で田畑
や山林の雑草、かん木類を刈取る刈払機は、作業性に優
れ、軽くて携帯に便利であるため農林業に従事する多く
の作業者に利用されている。しかし、丸鋸や円形刃は、
草木やかん木類の刈払い中に小石や石垣等に接触して刃
先が摩滅し易いもので、刃先が摩滅して切れ味が低下し
てきたら作業を中断して小形のグラインダやヤスリで刃
先を研削しなければならず、手数を要するものである。
【0003】そこで、近年小石の多い場所や石垣の周囲
等における草木類の刈払いには、丸鋸や円形刃に代え
て、基盤にナイロン線条を巻着してナイロン線条の端部
側を基盤より引出した線条カッタが、刃先を研削する必
要がなく、単に線条カッタを基盤より引出すだけで作業
を継続できるために多用されつつある。また、出願人
は、線条の巻付け、引出しが容易で、線条は地面に近接
した状態で回転して草木類に刈り残しがなく、刈取り作
業の頻度も少なくて作業者の負担を軽減できることを目
的とし、基盤と、この基盤に周回状に巻込まれた線条
と、この線条の端部寄り位置を受着して基盤の外部へと
延設すべく基盤の外縁部に設けられた複数のフックと、
を備えた刈払機用線条カッタを開発し、実開平5−48
33号公報に提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
実開平5−4833号公報に開示した刈払機用線条カッ
タにおいては、刈払作業中に高速回転している基盤の外
縁部に設けた複数のフックに草木の切屑や小石類が直接
接触し、この接触によりフックの胴側部や上端が摩耗、
破損し易いという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、基盤の外縁部に設けた複
数のフック部が草木の切屑や小石等に直接接触すること
なく、フック部の摩耗、破損を防止し、耐用年数をも増
大できることを特徴とした刈払機用線条カッタを提供す
ることにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明は、基盤12と、この基盤12に周回状に
巻込まれた線条14と、この線条14の端部寄り位置を
係脱自在に受着して基盤12の外部へと延設すべく基盤
12の外縁部に設けられた複数のフック部16とを備
え、前記基盤12は、基体18と、この基体18に対し
て所要の間隙を有して並設された保護板20とを有し、
同保護板20の周縁は、前記複数のフック部16が設け
られた部分に対応する凹陥部40と、それ以外の本体縁
部42から成り、前記線条14は、前記フック部16を
内側に迂回してこれら基体18と保護板20との間隙内
に巻回され、前記保護板の前記本体縁部42は、平面視
略山形状に形成された山形部44を備えて成る刈払機用
線条カッタ10から構成される。
【0007】また、前記山形部44の一部あるいは全部
には、少なくともその上端部が前記フック部16の上端
より上部位置となる様に折曲された折曲部46が設けら
れて成ることとしてもよい。
【0008】また、前記基体18の周縁には、その端部
が同基体18の下面側の内方へと曲成された曲成縁48
が設けられて成ることとしてもよい。
【0009】
【作用】本発明の刈払機用線条カッタは、刈払機の端部
の軸受内の回転軸に基盤を固定し、この基盤に周回状に
巻込んだ線条の端部を基盤の周縁部に設けたフック部に
受着して外部へと引出すものである。基盤が高速回転さ
せることにより外部へ引出された線条は、遠心力をうけ
て基盤に対して直線状に突出された状態で高速回転しつ
つ線条の回転範囲内の地面の草木類を線条で打撃しなが
らカットする。前記基盤の上面側の保護板の周縁は、フ
ック部と対応する部分に設けられた凹陥部と、この凹陥
部以外の本体縁部とから成り、この本体縁部は、平面視
山形状の山形部を備えているため、フック部を迂回しな
がら凹陥部を利用して線条の基盤内への挿入、巻込みを
容易にでき、巻込まれた線条は基盤から離脱し難いもの
であり、更に、基盤に接触した切屑や小石類は、前記保
護板の山形部で外方へと跳出されてフック部に草木や小
石類が接触することなく、フック部の摩耗、破損を防止
しつつ線条カッタの耐用年数を増大できる。
【00010】
【実施例】以下添付図面に基づき、本発明の好適な実施
例を説明する。図1ないし図4には、本発明の実施例に
係る刈払機用線条カッタ(以下、線条カッタと略す)1
0が示されている。図から明らかな様に、前記線条カッ
タ10は、金属、硬質合成樹脂等を素材とし、基盤12
と、この基盤12に周回状に巻込まれた線条14と、こ
の線条14の端部寄り位置を係脱自在に受着して基盤1
2の外部へと延設すべく基盤12の外縁部に設けられた
複数のフック部16とを備えている。
【00011】図1、図2に示す様に、前記基盤12
は、略円形板状に形成された基体18と、この基体18
に対して所要の間隙を有して並設された保護板20とを
有している。図4に示す様に、前記基体18の中央部に
は孔22が開孔され、この孔22の周縁上面に巻胴24
が固定されて同巻胴24の上端に保護板20が固定され
ている。更に、前記巻胴24の胴側部には、線条14を
通係するための一対の孔26、26が開孔され、前記保
護板20の中心位置には、刈払機に固定するための軸孔
28が開孔されている。
【00012】これにより、前記基盤12は、全体重量
を軽量に形成できる。また、この基盤12は扁平な形状
で前記保護板20の軸孔26を刈払機の回転軸の端部に
嵌着させると共に中空の巻胴24内で回転軸にナットを
締着して固締できるため、基盤12の下面に締着用の治
具が突出することなく、巻胴24に巻込まれた線条14
の延長端は、基盤12の回転時に地面に沿って回動しな
がら草木類を根元からカットできる。
【0013】実施例において、前記基体18、巻胴2
4、保護板20等は円形に形成されているが、必ずしも
円形に限定されることなく、正方形や多角形でもよい。
また、巻胴24の代わりに複数の軸を設けて線条14を
巻着してもよい。前記線条14は、ナイロンの様な合成
樹脂を素材とし、直径2mm程度で3ないし5m程度の
長さの紐より成り、前記巻胴24の一対の孔26、26
に通係して中央位置を係止させた後の2本の線条14
a、14bが巻胴22に平面視時計式方向に巻込まれて
いる。
【0014】図1、図4に示す様に、基体18の外縁部
上面の放射位置には、4個のフック部16が配置されて
いる。前記各フック部16は、前記基体18から保護板
20の高さ近傍位置へ突出された軸30と、この軸30
上端に固定されて先端が前記保護板20の上面中心方向
へ向け突出された爪32と、を備えている。前記軸30
は、基体18の下面より螺着されたボルト34で基体1
8に固定され、前記爪32は、軸30の上端に突出され
た係止ボルト36に係嵌され、同係止ボルト36に螺着
したナット38で固定されている。前記巻胴24に巻込
まれた2本の線条14a、14bは、保護板20の中心
に対して略対称な一対のフック部16、16の軸30、
30に各々脱着自在に受着されて外部へと10ないし1
5cm程度延設させる。
【0015】これにより、刈払い作業の時に基盤12が
平面視反時計式方向に回転するため、時計式方向に巻込
まれた線条14a、14bは、前記フック部16、16
の軸30、30に対する圧接力が高まり、この軸30、
30より延長された線条14a、14bはフック部1
6、16に仮止めされた状態で直線状に回転しながら草
木をカットする。実施例において、基体18の周縁部に
4個のフック部16が設けられているが、これに限るこ
となく、3個或は2個、その他任意の個数のフック部1
6を設置してもよい。また、フック部16として逆L形
に折曲されたフック軸を基体18に固定してもよい。
【0016】本発明において特徴的なことは、前記保護
板20の周縁を前記複数のフック部16が設けられた部
分に対応する凹陥部40と、それ以外の本体縁部42か
ら形成し、かつ、この各本体縁部42は、中央部分から
放射する様に突設され、平面視略山形状に形成された山
形部44を備えていることである。これによって、前記
基体18に固定された各フック部16が草木の切屑や小
石類と接触して摩耗、破損するのを防止し、線条カッタ
10の耐用年数を増大することとなる。
【0017】図1及び図2において、前記凹陥部40
は、保護板20の周縁部に切欠された円弧溝46と、こ
の円弧溝46の内周縁側に軸30の略中間高さまで凹設
された円弧凹面48と、から成る。この円弧凹面48の
上方に前記フック部16の爪32の先端部が配置され、
この爪32の先端部は、保護板20の上面よりやや突出
されている。
【0018】これにより、前記巻胴22に線条14a、
14bを巻込むとき凹陥部40方向に迂回しながらスム
ーズに挿入して巻込ができる。このように、円滑に巻胴
22への巻込み動作ができる反面、フック軸30の上端
の爪32が凹陥部40の方向へ突出されているため、円
弧凹面48と爪32との間隙がジグザグ状に形成され、
その結果、いったん巻込まれてしまった場合には、線条
14はこの基盤12から容易に離脱できない様になって
いる。
【0019】図に示す様に、前記凹陥部40で区画され
た各本体縁部42の山形部44は、その両端が基盤12
の回転方向に対し位相差をおいて配置された凹陥部4
0、40の円弧溝46、46の端部側に連続され、湾曲
した稜辺を有し、前記山形部44の頭頂45が基盤12
の外縁の上方に位置する様に突設されている。
【0020】前記山形部44は、その頭頂45が本体縁
部42の中央部に位置したり、或は回転方向に対し本体
縁部42の前部側の凹陥部40寄りに位置する様な形状
でもよい。しかし、実施例に示す様に、前記山形部44
の頭頂45が、回転方向に対し本体縁部42の後部側の
凹陥部40寄りに位置する形状の方が、山形部44の回
転方向の前部側の稜辺が長くなって切屑や小石類の跳出
しに好適となり、フック部16の摩耗や破損を効率的に
防止できる。また、前記本体縁部42の山形部44の頭
頂45は、山形部の変形を許容できる範囲内において、
前記基体18の外縁上方より更に突出させたり、山形部
44の形状も三角形や台形等に形成してもよい。
【0021】次に、図1、図4に示す様に、前記本体縁
部42の山形部44の回転方向の前部側となる稜辺に
は、少くとも上端部が前記フック部16の爪32やこの
爪32を固定したナット38より上部位置となる様に、
前記保護板20の拡径方向へ向け、略30度程度の角度
で、そり上り状に折曲された折曲部50が設けられてい
る。これにより、前記基盤12と共に高速回動する折曲
部50により、各フック部16の上端側には遮蔽面が形
成され、フック部16へその上端側から落下する切屑や
小石類を高速で跳ね飛ばしてフック部16上端の爪32
やナット38の摩耗、破損を防止できる。また、前記折
曲部50は弾力性を有して山形部44に小石類が接触し
たときの衝撃を緩衝して端面が変形するのを防止でき
る。
【0022】前記折曲部50は、山形部44の回転方向
の前部側の凹陥部40から頭頂45までの稜辺に限るこ
となく、更に頭頂45から回転方向の後部側の凹陥部4
0までの稜辺に沿って設けてもよい。また、山形部44
の稜辺に沿うことなく、回転方向の前後部側の凹陥部4
0、40の円弧溝46、46の端部側を結ぶ線より外縁
側となる山形部44をそり上り状に折曲してもよい。こ
の場合においても、高速回転する折曲部50により各フ
ック部16の上端側に折曲部50で遮蔽面が形成されて
フック部16へ上端側から落下する切屑や小石類を高速
で跳ね飛ばしてフック部の上端の摩耗、破損を防止でき
る。
【0023】また、前記そり上り状に折曲された折曲部
50が高速回転することにより、保護板20にわずかな
がら浮揚力が発生し、これにより基盤12は、より軽量
となり、刈払機を両手で支持しながら左右方向へ反復作
動させるときの作業者の手首の負担を軽減できることと
なる。
【0024】図4に示す様に、前記基体18の周縁に
は、その端部が同基体18の下面側の内方へと円弧状に
曲成された曲成縁52が設けられている。この曲成縁5
2の下端は、前記各フック部16の軸30を固定するた
め、基体18の周縁寄りの下面より軸30へ螺着された
ボルト34の頭部下面より下方に位置している。これに
より、刈払作業中に高速回転中の基盤12を地面等に近
接させたとき、基体18の周縁の曲成縁52の下端が地
面に接摺して基体18の下面が直接地面に接摺すること
なく、ボルト34の頭部の地面による摩耗を防止でき、
フック部16の基体18からの脱落を防止できる。
【0025】また、前記円板状の基体18は、周縁部に
曲成縁52を設けたことにより、基体18の周縁部の強
度が向上し、小石等に接触したときに基体18の周縁端
の変形がなく、前記フック部16にガタ等が発生するの
を防止できる。前記曲成縁52は、フック部16を固定
したボルト34の頭部を保護できるように、基体18を
地面等に一定高さに保持できるればよく、円弧状に曲成
する代わりに、断面コ字状に曲成したり、或は曲成しな
いで基体18の周縁下面に棒体を溶接固定したり、或
は、基体18の周縁の一部の放射位置に曲成縁52を設
けてもよい。
【0026】本発明の刈払機用線条カッタ10は、図5
に示す様に、長尺の筒体54の端部に例えば2サイクル
エンジン56を連結し、筒体54の他端に斜め交差状に
軸受58が固定された刈払機60において、軸受58内
に軸支された回転軸に基盤12の保護板20の軸孔28
を嵌合させてナット等で固定する。そして、巻胴24に
巻込んだ線条14a、14bを一対のフック部16、1
6に受着させて引出した状態で、エンジン34と連動し
て基盤12を平面視反時計式に高速回転させ、遠心力で
基盤12に対して直線状に突設した線条14a、14b
の回動範囲内の草木類をカットして行くものである。
【0027】前記基盤12の上面側の保護板20の周縁
は、フック部16と対応する部分に凹陥部40を設け、
この凹陥部以外の本体縁部42には平面視山形状の山形
部44を備えたことにより、基盤12に接触した切屑や
小石類は、前記山形部44で外方へと跳出されてフック
部16に切屑や小石類が接触することなく、フック部の
摩耗、破損を防止しつつ線条カッタ10の耐用年数を増
大できる。
【0028】また、前記保護板20の山形部44の稜辺
等に設けた折曲部50が、基盤12と共に高速回動して
各フック部16の上端側には遮蔽面が形成され、フック
部16へその上端側から落下する切屑や小石類を高速で
跳ね飛ばしてフック部16上端の爪32やナット38の
摩耗、破損を防止し、更に、前記基体18の周縁に設け
た曲成縁52で、基体18の下面より前記フック部16
の軸30を固定するために螺着したボルト34の頭部が
地面に直接接触するのを防止し、フック部16の基体1
8からの脱落を防止できることとなる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る刈
払機用線条カッタによれば、基盤と、この基盤に周回状
に巻込まれた線条と、この線条の端部寄り位置を係脱自
在に受着して基盤の外部へと延設すべく基盤の外縁部に
設けられた複数のフック部と、を備え、前記基盤は、基
体と、この基体に対して所要の間隙を有して並設された
保護板と、を有し、同保護板の周縁は、前記複数のフッ
ク部が設けられた部分に対応する凹陥部と、それ以外の
本体縁部から成り、前記線条は、前記フック部を内側に
迂回してこれら基体と保護板との間隙内に巻回され、前
記保護板の前記本体縁部は、平面視略山形状に形成され
た山形部を備えて成ることにより、基盤に接触した切屑
や小石類は、前記山形部で外方へと跳出されてフック部
に切屑や小石類が接触することなく、フック部の摩耗、
破損を防止しつつ線条カッタの耐用年数を増大できる。
【0030】また、請求項2によれば、前記山形部の一
部あるいは全部には、少なくともその上端部が前記フッ
ク部の上端より上部位置となる様に折曲された折曲部が
設けられて成ることにより、各フック部の上端側には遮
蔽面が形成され、フック部へその上端側から落下する切
屑や小石類を高速で跳ね飛ばしてフック部の上端の摩
耗、破損を防止できる。
【0031】また、請求項3によれば、前記基体の周縁
には、その端部が同基体の下面側の内方へと曲成された
曲成縁が設けられて成ることにより、基体の下面より前
記フック部の軸を固定するために螺着したボルトの頭部
が地面に直接接触するのを防止し、フック部の基体から
の脱落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る刈払機用線条カッタの平面図であ
る。
【図2】刈払機用線条カッタの正面図である。
【図3】刈払機用線条カッタの底面図である。
【図4】図1に示す刈払機用線条カッタのA−A線一部
拡大断面図である。
【図5】本発明に係る線条カッタを装着した刈払機の斜
視図である。
【符号の説明】
10 刈払機用線条カッタ 12 基盤 14 線条 16 フック部 18 基体 20 保護板 40 凹陥部 42 本体縁部 44 山形部 50 折曲部 52 曲成縁 60 刈払機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤と、この基盤に周回状に巻込まれた
    線条と、この線条の端部寄り位置を係脱自在に受着して
    基盤の外部へと延設すべく基盤の外縁部に設けられた複
    数のフック部と、を備え、 前記基盤は、基体と、この基体に対して所要の間隙を有
    して並設された保護板と、を有し、 同保護板の周縁は、前記複数のフック部が設けられた部
    分に対応する凹陥部と、それ以外の本体縁部から成り、 前記線条は、前記フック部を内側に迂回してこれら基体
    と保護板との間隙内に巻回され、 前記保護板の前記本体縁部は、平面視略山形状に形成さ
    れた山形部を備えて成る刈払機用線条カッタ。
  2. 【請求項2】 前記山形部の一部あるいは全部には、少
    なくともその上端部が前記フック部の上端より上部位置
    となる様に折曲された折曲部が設けられて成る請求項1
    記載の刈払機用線条カッタ。
  3. 【請求項3】 前記基体の周縁には、その端部が同基体
    の下面側の内方へと曲成された曲成縁が設けられて成る
    請求項1又は2記載の刈払機用線条カッタ。
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