JPH06319293A - 空気調和機の安全装置 - Google Patents

空気調和機の安全装置

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JPH06319293A
JPH06319293A JP5162491A JP16249193A JPH06319293A JP H06319293 A JPH06319293 A JP H06319293A JP 5162491 A JP5162491 A JP 5162491A JP 16249193 A JP16249193 A JP 16249193A JP H06319293 A JPH06319293 A JP H06319293A
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JP
Japan
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voltage
power supply
terminal
terminals
neutral
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Application number
JP5162491A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kanazawa
秀俊 金沢
Hiroshi Sunahara
寛 砂原
Yoshihito Mino
義仁 簑
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流電源に対する電源端子およびニュートラ
ル端子の接続に誤りがあっても、電気部品の破壊を未然
に防止し得る空気調和機の安全装置を提供することにあ
る。 【構成】 中性点接地した3相4線式の交流電源1を使
用し、この交流電源1の各相に接続するための3つの電
源端子R,S,Tを有し、交流電源1の中性点に接続す
るための1つのニュートラル端子Nを有し、端子R,
S,T間の電圧 415Vを動作用として取込み、端子R,
N間の電圧 240Vを少なくとも制御用として取込むもの
において、誤接続により、端子R,N間に通常の 240V
電圧よりも大きな 415V電圧が加わった場合、バリスタ
22が作動し、その作動にリレー21が連動し、端子
R,N間の過大な 415V電圧の取込みを遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の電気回
路の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、3相交流電源を使用する空気調
和機は、交流電源に室外ユニットを接続し、その室外ユ
ニットから導出の電源ラインに室内ユニットを接続して
いる。マルチタイプの空気調和機の例を図6に示す。
【0003】1は中性点接地した3相4線式の交流電源
である。この電源1に3相4線の電源ライン2を介して
室外ユニット3を接続している。この室外ユニット2に
それぞれ単相2線の電源ライン4を介して複数のマルチ
コントローラ5を接続し、これらマルチコントローラ5
にそれぞれ単相2線の電源ライン6を介して複数の室内
ユニット7を接続している。
【0004】電源1から室外ユニット3にかけての電気
回路の詳細を図7に示す。まず、交流電源1は、3つの
相R,S,Tを有し、各相の中性点を接地している。一
方の室外ユニット3には3つの電源端子R,S,Tおよ
び1つのニュートラル端子Nよりなる端子板11があ
り、電源端子R,S,Tが交流電源1のR,S,T相
に、ニュートラル端子Nが交流電源1の中性点に、それ
ぞれ3相4線の電源ライン2により接続される。
【0005】室外ユニット3は、電源端子R,S,Tの
相互間にそれぞれ印加される 415V電圧(相間電圧)を
動作用として取込み、それをインバータ回路12に入力
する。このインバータ回路12は、入力電圧を整流し、
それを後述する制御部15の指令に応じたスイッチング
により所定周波数の電圧に変換し、出力する。この出力
は圧縮機モータ13の駆動電力となる。
【0006】また、室外ユニット3は、電源端子Rとニ
ュートラル端子Nとの間に印加される 240V電圧(R相
電圧)を制御用および動作用として取込み、それをヒュ
ーズ14を介して制御部15に入力する。この制御部1
5は、入力電圧により動作して当該空気調和機の全般に
わたる制御を実行するとともに、室外ファンモータ16
および弁17を駆動制御する。
【0007】さらに、室外ユニット3は、同じ端子R,
N間の 240V電圧(R相電圧)を外部のマルチコントロ
ーラ5および室内ユニット7に対する制御用および動作
用として取込み、それをヒューズ14を介して端子板1
8の電源端子Rとニュートラル端子Nとの間に印加す
る。この端子板18の端子R,Nには、マルチコントロ
ーラ接続用の単相2線の電源ライン4が接続される。
【0008】端子板18は端子R,Nのほかにシリアル
信号端子SER を有しており、そのシリアル信号端子SER
を介して、制御部15とマルチコントローラ5との間に
データ転送用のシリアル信号ライン8が接続される。
【0009】つぎに、このような構成における作用を説
明する。交流電源1が投入されると、端子板11の端子
R,S,T間にそれぞれ 415V電圧が印加され、それが
動作用として取込まれてインバータ回路12および圧縮
機モータ13が動作する。また、端子板11の端子R,
N間に 240V電圧が印加され、それが制御用および動作
用として取込まれて制御部15、室外ファンモータ1
6、および弁17が動作する。同じく端子R,N間の 2
40V電圧が外部のマルチコントローラ5および室内ユニ
ット7に対する制御用および動作用として端子板18か
ら出力される。
【0010】ところで、交流電源1と室外ユニット3と
の間の電源ライン2の接続は据付時になされるが、この
接続にたとえば図8に示す誤りが生じたとする。すなわ
ち、交流電源1のT相にニュートラル端子Nが接続さ
れ、交流電源1の中性端子に電源端子Tが接続されたと
する。
【0011】この場合、端子R,T間および端子S,T
間に本来の 415V電圧よりも小さい240V電圧が印加さ
れ、また端子R,N間に本来の 240V電圧よりもはるか
に大きい 415V電圧が印加される。
【0012】この 415V電圧が長時間にわたって制御部
15に加わると、制御部15内の電気部品が破壊されて
しまう。しかも、 415V電圧は端子板18を通してマル
チコントローラ5および室内ユニット7にも加わり、同
様に電気部品の破壊を招いてしまう。
【0013】なお、制御部15および端子板18への通
電路にはヒューズ14が存するが、ヒューズ14はもと
もと過電流を対象に容量設定されたものであるから、上
記のような電圧が加わっても、溶断するとは限らない。
【0014】一方、誤接続への安全対策として、逆転防
止器の採用が考えられる。たとえば図9に示すように、
端子板11の電源端子R,S,Tに逆転防止器40の入
力端子R,S,Tが接続される。そして、端子板11の
端子R,Nと制御部15との接続間に逆転防止器40の
出力端子C,Nが挿接される。
【0015】逆転防止器40は、図10に示すように、入
力端子R,S,TにコンデンサC1、抵抗R1 ,R2
3 ,R4 、リレーRy、リレー接点(常閉接点)Sb
からなる逆転検出回路を接続し、かつ出力端子C,N間
をリレー接点(常開接点)Saを介して接続したもの
で、入力端子R,S,Tに印加される3相交流電圧の位
相が正しい順序である場合のみリレーRyを付勢して接
点Saをオンする。したがって、電源ライン2に誤接続
が生じて入力電圧に相順違いや欠相があった場合、接点
Saがオンせず、よって制御部15への電圧印加が防止
される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】交流電源1と室外ユニ
ット3との間の電源ライン2の誤接続には種々あり、そ
のいくつかの例と接点Saの動作との関係を正常例を含
めて表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】接続例“7”は正常であり、その場合は接
点Saがオンする。しかしながら、接続例“5”は誤接
続であるにも関わらず、接点Saがオンしてしまう。た
だ、この場合は、端子板11の端子R,N間の電圧は通
常と同じ 240V電圧であるから問題はない。ところが、
誤接続であるのに接点Saがオンしてしまう例はそれだ
けでなく、ほかにも表2に示す例がある。
【0019】
【表2】
【0020】この場合、接続例10についてはR,N間電
圧は通常の 240Vであるから問題はないが、他の例では
R,N間電圧が415 Vとなってそれが制御部15に加わ
り、結局は問題が解消されないままとなる。
【0021】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、交流電源に対する電源端子お
よびニュートラル端子の接続に誤りがあっても、電気部
品の破壊を未然に防止し得る空気調和機の安全装置を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明の安全装置
は、電源端子とニュートラル端子との間に接続され印加
電圧が所定値以上のとき作動する電圧作動手段と、この
電圧作動手段の作動に連動して電源端子とニュートラル
端子との間の電圧の取込みを遮断する遮断手段とを備え
る。
【0023】第2の発明の安全装置は、第1の発明の安
全装置において、電圧作動手段としてバリスタを備え
る。第3の発明の安全装置は、ニュートラル端子と接地
部との間に接続された電圧検出手段と、この電圧検出手
段の電圧検出時に前記電源端子とニュートラル端子との
間の電圧の取込みを遮断する遮断手段とを備える。第4
の発明の安全装置は、第3の発明の安全装置において、
電圧検出手段としてリレーを備える。
【0024】
【作用】第1および第2の発明の安全装置では、電源端
子とニュートラル端子との間に所定値以上の電圧が加わ
ると、電圧作動手段が作動する。この作動に遮断手段が
連動し、電源端子とニュートラル端子との間の電圧の取
込みが遮断される。
【0025】第3および第4の発明の安全装置では、ニ
ュートラル端子と接地部との間に電圧が加わると、それ
が電圧検出手段で検出される。この検出に際し、遮断手
段により、電源端子とニュートラル端子との間の電圧の
取込みが遮断される。
【0026】
【実施例】以下、第1および第2の発明に係わる第1実
施例について図面を参照して説明する。なお、図面にお
いて図7と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説
明は省略する。
【0027】図1に示すように、端子板11の端子R,
N間に印加される 240V電圧(R相電圧)が、リレー接
点(常開接点)21aを介して制御部15に入力され
る。同じく端子R,N間の 240V電圧が、端子板18の
端子R,N間に印加される。
【0028】端子板11の端子R,N間に、ヒューズ2
0を介して、電圧作動手段であるバリスタ22と制御部
15の出力接点(常閉接点)23との直列回路が接続さ
れる。そして、バリスタ22および出力接点23の直列
回路に対し、遮断手段であるところのリレー21が並列
に接続される。
【0029】バリスタ22は、印加電圧が所定値たとえ
ば 330Vよりも低い場合は高抵抗を維持して電流をほと
んど流さないが、印加電圧が所定値 330Vよりも高くな
ると急激に低抵抗となって電流を流す。
【0030】出力接点23は、制御部15への通電が始
まってから所定時間後、その制御部15によってオフさ
れる。つぎに、上記の構成の作用を説明する。
【0031】交流電源1と室外ユニット3との間の電源
ライン2の接続が正常であるとする。この場合、端子板
11の端子R,S,T間にそれぞれ 415V電圧(相間電
圧)が印加され、それが動作用として取込まれてインバ
ータ回路12および圧縮機モータ13が動作する。ま
た、端子板11の端子R,N間に 240V電圧(R相電
圧)が印加され、それがバリスタ22およびリレー21
に加わる。
【0032】バリスタ22は印加電圧が所定値以下であ
ることから高抵抗を維持し、電流を流さない。したがっ
て、リレー21が動作し、接点21aがオンする。接点
21aがオンすると、端子R,N間の 240V電圧が制御
用および動作用として制御部15に取込まれる。同じく
端子R,N間の 240V電圧が外部のマルチコントローラ
5および室内ユニット7に対する制御用および動作用と
して端子板18から出力される。
【0033】制御部15が動作を始めると、それから所
定時間後に出力接点23がオフする。このオフにより、
バリスタ22への電圧印加が解除される。一方、交流電
源1と室外ユニット3との間の接続に図8と同じ誤りが
生じたとする。すなわち、交流電源1のT相にニュート
ラル端子Nが接続され、交流電源1の中性端子に電源端
子Tが接続されたとする。
【0034】この場合、端子R,T間および端子S,T
間に本来の 415V電圧よりも小さい240V電圧が印加さ
れ、また端子R,N間に本来の 240V電圧よりもはるか
に大きい 415V電圧が印加される。
【0035】この端子R,N間の 415V電圧はバリスタ
22およびリレー21に加わる。このとき、バリスタ2
2が急激に低抵抗となってそのバリスタ22に大きな電
流が流れ、瞬時にヒューズ20が溶断する。この溶断に
より、リレー21は動作しなくなる。
【0036】したがって、 415V電圧が制御部15に加
わるのを避けることができ、制御部15内の電気部品の
破壊を防ぐことができる。同様に、 415V電圧が端子板
18に加わるのを避けることでき、マルチコントローラ
5および室内ユニット7における電気部品の破壊を防止
できる。
【0037】なお、上記実施例では、制御部15の出力
接点23を用いてバリスタ22に対する電圧印加を解除
する構成としたが、図2に示すように、リレー21とし
て通常の接点21aのほかにディレイ接点(常閉接点)
21bを有するものを採用し、そのディレイ接点21b
を出力接点23に代えて接続してもよい。
【0038】次に、第3および第4の発明に係わる第2
実施例を図3により説明する。ここでは、端子板11の
ニュートラル端子Nと接地部との間に電圧検出手段であ
るところのリレー31を接続し、リレー接点(常閉接
点)31bを遮断手段として制御部15および端子板1
8への通電路に挿接する。
【0039】接地部は、接地工事が施された室外ユニッ
ト3のユニット筐体(金属製)や、地中埋設されるアー
ス棒など、いずれでもよい。上記の構成の作用を説明す
る。
【0040】交流電源1と室外ユニット3との間の電源
ライン2の接続が正常であるとする。この場合、端子板
11の端子R,S,T間にそれぞれ 415V電圧(相間電
圧)が印加され、それが動作用として取込まれてインバ
ータ回路12および圧縮機モータ13が動作する。ま
た、端子板11の端子R,N間に 240V電圧(R相電
圧)が印加される。
【0041】ここで、リレー31の一端の接続先である
ニュートラル端子Nについて見ると、ニュートラル端子
Nは交流電源1の中性点を介して接地された状態にあ
る。また、リレー31の他端の接続先である接地部は、
当然ながら接地電位にある。したがって、リレー31に
加わる電圧は零Vであり、リレー31は動作しない。
【0042】リレー31が動作しなければ、リレー接点
31bがオン状態を維持するので、端子R,N間の 240
V電圧が制御用および動作用として制御部15に取込ま
れる。同じく端子R,N間の 240V電圧が、リレー接点
31bを介し、外部のマルチコントローラ5および室内
ユニット7に対する制御用および動作用として端子板1
8から出力される。
【0043】一方、交流電源1と室外ユニット3との間
の接続に図8と同じ誤りが生じたとする。この場合、端
子R,T間および端子S,T間に本来の 415V電圧より
も小さい240V電圧が印加され、また端子R,N間に本
来の 240V電圧よりもはるかに大きい 415V電圧が印加
される。
【0044】ここで、リレー31の一端が接続されてい
るニュートラル端子Nについて見ると、ニュートラル端
子Nは交流電源1のT相と接続されている。また、リレ
ー31の他端は接地部を通して接地電位にある。したが
って、交流電源1のT相電圧 240Vがリレー31に加わ
り、リレー31が動作する。
【0045】リレー31が動作すると、リレー接点31
bがオフし、端子R,N間の 415V電圧が制御部15に
加わるのを避けることができる。よって、制御部15内
の電気部品の破壊を防ぐことができる。同様に、端子
R,N間の 415V電圧が端子板18に加わるのを避ける
ことでき、マルチコントローラ5および室内ユニット7
における電気部品の破壊を防止できる。
【0046】リレー31に加わるのは零Vまたは 240V
のいずれかであるから、電圧検出がディジタル的な処理
となり、高い信頼性が確保される。しかも、リレー31
だけで電圧検出と遮断の両作用を賄うので、保護動作が
迅速であり、しかも安価である。
【0047】次に、この発明の第3実施例について図4
により説明する。図面において図9および図10と同一部
分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。端
子板11の電源端子R,S,Tに逆転防止器51,5
2,53のそれぞれ入力端子R,S,Tが接続される。
この接続に当たっては、電源端子R,S,Tと入力端子
R,S,Tとの接続位置を逆転防止器51,52,53
の相互間において 120度ずつ異ならせている。
【0048】すなわち、逆転防止器51についてはR,
S,Tの記号通り対応する。逆転防止器52について
は、電源端子Rに入力端子T、電源端子Sに入力端子
R、電源端子Tに入力端子Sが接続される。逆転防止器
53については、電源端子Rに入力端子S、電源端子S
に入力端子T、電源端子Tに入力端子Rが接続される。
【0049】そして、端子板11の端子R,Nから、制
御部15および端子板18の端子R,N間にかけての通
電路に、逆転防止器51,52,53のそれぞれ出力端
子C,N間が直列に挿接される。
【0050】逆転防止器51,52,53は、図10に示
したものと同じ構成であり、コンデンサC1 、抵抗R
1 ,R2 ,R3 ,R4 、リレーRy、リレー接点Sbか
らなる逆転検出回路を電圧作動手段として備え、またリ
レー接点Saを遮断手段として備えている。
【0051】このような構成によれば、電源ライン2の
接続に誤りが生じた場合、必ず、逆転防止器51,5
2,53の少なくとも1つの接点Saがオフする。少な
くとも1つの接点Saがオフしていれば、制御部15へ
の通電路は形成されない。したがって、制御部15に過
大な 415V電圧が加わることはなく、制御部15内の電
気部品の破壊を防ぐことができる。同様に、過大な 415
V電圧が端子板18に加わることもなく、マルチコント
ローラ5および室内ユニット7における電気部品の破壊
を防止できる。
【0052】この第3実施例の応用例として、図5に示
す誤接続チェッカー60がある。これは、図4の逆転防
止器51,52,53と同じ関係に逆転防止器61,6
2,63の入力端子R,S,Tを相互接続し、ランプ6
4を逆転防止器61,62,63のそれぞれ出力端子
C,N間を直列に介してバッテリ電源65に接続したも
のである。
【0053】逆転防止器61,62,63の各入力端子
R,S,Tの接続ラインをチェックしたい箇所に接続す
ることで、誤接続の有無を確認できる。誤接続がなけれ
ばランプ64が点灯し、誤接続があればランプ64が消
灯のままである。なお、上記各実施例では、空気調和機
への適用について述べたが、他の電気機器にも同様に実
施可能である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、第1および第2の発
明の空気調和機の安全装置は、電源端子とニュートラル
端子との間に所定値以上の電圧が加わると電圧作動手段
が作動し、その作動に遮断手段が連動して電源端子とニ
ュートラル端子との間の電圧の取込みを遮断する構成と
したので、交流電源に対する電源端子およびニュートラ
ル端子の接続に誤りがあっても、電気部品の破壊を未然
に防止できる。
【0055】第3および第4の発明の空気調和機の安全
装置は、ニュートラル端子と接地部との間に電圧が加わ
るとそれを電圧検出手段で検出し、その検出時、遮断手
段により、電源端子とニュートラル端子との間の電圧の
取込みを遮断する構成としたので、交流電源に対する電
源端子およびニュートラル端子の接続に誤りがあって
も、電気部品の破壊を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1および第2の発明に係わる第1実施例の構
成図。
【図2】第1実施例の変形例の構成図。
【図3】第3および第4の発明に係わる第2実施例の構
成図。
【図4】第3実施例の構成図。
【図5】第3実施例の応用例の構成図。
【図6】この発明に係わる空気調和機の電源ラインの接
続例を示す図。
【図7】この発明に係わる空気調和機の一般的な電気回
路の構成図。
【図8】図7の電気回路における誤接続の例を示す図。
【図9】図7の電気回路に逆転防止器を採用した例を示
す図。
【図10】図9の逆転防止器の具体的な構成図。
【符号の説明】
1…3相交流電源、3…室外ユニット、11…端子板、
13…圧縮機モータ、15…制御部、18…端子板、2
0…ヒューズ、21…リレー(遮断手段)、22…バリ
スタ(電圧作動手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性点接地した3相4線式の交流電源を
    使用し、この交流電源の各相に接続するための3つの電
    源端子を有し、交流電源の中性点に接続するための1つ
    のニュートラル端子を有し、各電源端子間の電圧を動作
    用として圧縮機を駆動制御するインバータ回路に取込
    み、電源端子とニュートラル端子との間の電圧を少なく
    とも制御用として前記インバータ回路をスイッチング制
    御する制御部に取込む空気調和機において、前記電源端
    子とニュートラル端子との間に接続され印加電圧が所定
    値以上のとき作動する電圧作動手段と、この電圧作動手
    段の作動に連動して前記電源端子とニュートラル端子と
    の間の電圧の取込みを遮断する遮断手段とを備えたこと
    を特徴とする空気調和機の安全装置。
  2. 【請求項2】 電圧作動手段は、バリスタであることを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機の安全装置。
  3. 【請求項3】 中性点接地した3相4線式の交流電源を
    使用し、この交流電源の各相に接続するための3つの電
    源端子を有し、交流電源の中性点に接続するための1つ
    のニュートラル端子を有し、各電源端子間の電圧を動作
    用として圧縮機を駆動制御するインバータ回路に取込
    み、電源端子とニュートラル端子との間の電圧を少なく
    とも制御用として前記インバータ回路をスイッチング制
    御する制御部に取込む空気調和機において、前記ニュー
    トラル端子と接地部との間に接続された電圧検出手段
    と、この電圧検出手段の電圧検出時に前記電源端子とニ
    ュートラル端子との間の電圧の取込みを遮断する遮断手
    段とを備えたことを特徴とする空気調和機の安全装置。
  4. 【請求項4】 電圧検出手段は、リレーであることを特
    徴とする請求項3記載の空気調和機の安全装置。
JP5162491A 1993-03-12 1993-06-30 空気調和機の安全装置 Pending JPH06319293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5162491A JPH06319293A (ja) 1993-03-12 1993-06-30 空気調和機の安全装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5269093 1993-03-12
JP5-52690 1993-03-12
JP5162491A JPH06319293A (ja) 1993-03-12 1993-06-30 空気調和機の安全装置

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