JPH06319267A - インバータ駆動用直流過電流検出装置 - Google Patents
インバータ駆動用直流過電流検出装置Info
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- JPH06319267A JPH06319267A JP5104500A JP10450093A JPH06319267A JP H06319267 A JPH06319267 A JP H06319267A JP 5104500 A JP5104500 A JP 5104500A JP 10450093 A JP10450093 A JP 10450093A JP H06319267 A JPH06319267 A JP H06319267A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 GTOサイリスタ等のスイッチング素子から
なるインバータ回路における過電流の検出レベルを、ス
イッチング素子の通常スイッチング電流のピーク値に近
いレベルまで下げたインバータ駆動用直流過電流検出装
置の提供。 【構成】 スナバ回路7aが並列接続されたGTOサイ
リスタ5aを有するインバータ回路に流れる電流を直流
電流検出器21で検出し、過電流判定回路22で過電流
と判定すると、その出力でGTOサイリスタ5aをオフ
させる装置で、過電流判定回路22が過電流を検出した
時点から一定時間だけ作動して過電流判定回路22の出
力を遮断するマスキング回路23を過電流判定回路22
に付設する。マスキング回路23は、GTOサイリスタ
5aのオン時にスナバ回路7aに流れる充電電流が過電
流検出に関与しないだけの時間帯で過電流判定回路22
の出力を遮断して、過電流検出の電流レベルを下げるこ
とを可能とする。
なるインバータ回路における過電流の検出レベルを、ス
イッチング素子の通常スイッチング電流のピーク値に近
いレベルまで下げたインバータ駆動用直流過電流検出装
置の提供。 【構成】 スナバ回路7aが並列接続されたGTOサイ
リスタ5aを有するインバータ回路に流れる電流を直流
電流検出器21で検出し、過電流判定回路22で過電流
と判定すると、その出力でGTOサイリスタ5aをオフ
させる装置で、過電流判定回路22が過電流を検出した
時点から一定時間だけ作動して過電流判定回路22の出
力を遮断するマスキング回路23を過電流判定回路22
に付設する。マスキング回路23は、GTOサイリスタ
5aのオン時にスナバ回路7aに流れる充電電流が過電
流検出に関与しないだけの時間帯で過電流判定回路22
の出力を遮断して、過電流検出の電流レベルを下げるこ
とを可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、GTO(ゲートター
ンオフ)サイリスタやパワートランジスタ等のスイッチ
ング素子の複数をブリッジ型に接続したインバータ回路
における直流過電流検出装置に関するものである。
ンオフ)サイリスタやパワートランジスタ等のスイッチ
ング素子の複数をブリッジ型に接続したインバータ回路
における直流過電流検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4にGTOサイリスタのスイッチング
素子を使用した一般的なインバータ回路を示す。図4の
インバータ回路は、第1〜第4の電力変換用GTOサイ
リスタ5a〜5bをブリッジ型に接続したブリッジ回路
4と、その直流電源1と、直流電源1からブリッジ回路
4への給電路中に挿入接続された直流短絡電流上昇率抑
制用の限流リアクトル2を備える。直流リアクトル2に
は、還流ダイオード3が逆並列接続される。ブリッジ回
路4は、一対の第1、第2のGTOサイリスタ5a、5
bの直列回路と、一対の第3、第4のGTOサイリスタ
5c、5dの直列回路を並列接続し、その各直列回路の
GTOサイリスタ接続点間に負荷6を接続して構成され
る。ブリッジ回路4に直流電源1の直流電圧が限流リア
クトル2を通じて供給される。なお、図4の12a〜1
2dは、各GTOサイリスタ5a〜5dのアノードリア
クトルである。
素子を使用した一般的なインバータ回路を示す。図4の
インバータ回路は、第1〜第4の電力変換用GTOサイ
リスタ5a〜5bをブリッジ型に接続したブリッジ回路
4と、その直流電源1と、直流電源1からブリッジ回路
4への給電路中に挿入接続された直流短絡電流上昇率抑
制用の限流リアクトル2を備える。直流リアクトル2に
は、還流ダイオード3が逆並列接続される。ブリッジ回
路4は、一対の第1、第2のGTOサイリスタ5a、5
bの直列回路と、一対の第3、第4のGTOサイリスタ
5c、5dの直列回路を並列接続し、その各直列回路の
GTOサイリスタ接続点間に負荷6を接続して構成され
る。ブリッジ回路4に直流電源1の直流電圧が限流リア
クトル2を通じて供給される。なお、図4の12a〜1
2dは、各GTOサイリスタ5a〜5dのアノードリア
クトルである。
【0003】各GTOサイリスタ5a〜5dには、スナ
バ回路7a〜7dが並列接続され、還流ダイオード8a
〜8dが逆並列接続される。各スナバ回路7a〜7d
は、例えばスナバコンデンサ9a〜9dとダイオード1
0a〜10dを直列接続し、各ダイオード10a〜10
dに抵抗11a〜11dを並列接続した構成である。
バ回路7a〜7dが並列接続され、還流ダイオード8a
〜8dが逆並列接続される。各スナバ回路7a〜7d
は、例えばスナバコンデンサ9a〜9dとダイオード1
0a〜10dを直列接続し、各ダイオード10a〜10
dに抵抗11a〜11dを並列接続した構成である。
【0004】ブリッジ回路4の第1、第2のGTOサイ
リスタ5a、5bが交互にオンオフし、第3、第4のG
TOサイリスタ5c、5dが交互にオンオフするよう
に、各GTOサイリスタ5a〜5dをパルス駆動でスイ
ッチングすることにより、負荷6に交流電力が供給され
る。各GTOサイリスタ5a〜5dのスイッチングによ
る電力変換動作は周知ゆえ、詳細な説明は省略する。
リスタ5a、5bが交互にオンオフし、第3、第4のG
TOサイリスタ5c、5dが交互にオンオフするよう
に、各GTOサイリスタ5a〜5dをパルス駆動でスイ
ッチングすることにより、負荷6に交流電力が供給され
る。各GTOサイリスタ5a〜5dのスイッチングによ
る電力変換動作は周知ゆえ、詳細な説明は省略する。
【0005】図4のインバータ回路のインバータ動作時
に、何らかの原因で、例えば一対のGTOサイリスタ5
a、5bが同時オンしてインバータ回路に過電流(短絡
電流)が急激に流れると、過電流でGTOサイリスタ5
a〜5dが破壊される。そこで、かかる過電流に対する
インバータ回路の保護手段として、図5の直流過電流検
出装置20'が適用されている。直流過電流検出装置2
0'は、インバータ直流回路に流れる電流が過電流と判
定される所定レベルを超えた時点で作動して、各GTO
サイリスタ5a〜5dを強制的にオフさせる。
に、何らかの原因で、例えば一対のGTOサイリスタ5
a、5bが同時オンしてインバータ回路に過電流(短絡
電流)が急激に流れると、過電流でGTOサイリスタ5
a〜5dが破壊される。そこで、かかる過電流に対する
インバータ回路の保護手段として、図5の直流過電流検
出装置20'が適用されている。直流過電流検出装置2
0'は、インバータ直流回路に流れる電流が過電流と判
定される所定レベルを超えた時点で作動して、各GTO
サイリスタ5a〜5dを強制的にオフさせる。
【0006】図5は直流過電流検出装置20'と、各G
TOサイリスタ5a〜5bをオンオフ駆動させる駆動制
御装置30が示される。駆動制御装置30は、外部から
の制御信号に基づいてGTOサイリスタ5a〜5bのオ
ンオフ信号を出力するインターフェイス回路31と、各
GTOサイリスタ5a〜5bのゲートを駆動するGTO
サイリスタ駆動回路32を備える。インターフェイス回
路31は、各GTOサイリスタ5a〜5bの駆動上の制
約条件を満足させるためのデッドタイム形成回路33や
ゲートブロック回路34などで構成される。
TOサイリスタ5a〜5bをオンオフ駆動させる駆動制
御装置30が示される。駆動制御装置30は、外部から
の制御信号に基づいてGTOサイリスタ5a〜5bのオ
ンオフ信号を出力するインターフェイス回路31と、各
GTOサイリスタ5a〜5bのゲートを駆動するGTO
サイリスタ駆動回路32を備える。インターフェイス回
路31は、各GTOサイリスタ5a〜5bの駆動上の制
約条件を満足させるためのデッドタイム形成回路33や
ゲートブロック回路34などで構成される。
【0007】図5の直流過電流検出装置20'は、直流
電流検出器21と過電流判定回路22とラッチ回路24
を備える。直流電流検出器21は、通常の直流変流器
で、ブリッジ回路4に流れる電流を検出する。過電流判
定回路22は、直流電流検出器21で検出された電流が
所定レベル以上の過電流と判定すると、過電流検出信号
をラッチ回路24に出力する。ラッチ回路24は、過電
流判定回路22からの過電流検出信号の立ち上がりをラ
ッチし、インターフェイス回路31からGTOサイリス
タ駆動回路32への出力を遮断して、全GTOサイリス
タ5a〜5bをオフさせる。
電流検出器21と過電流判定回路22とラッチ回路24
を備える。直流電流検出器21は、通常の直流変流器
で、ブリッジ回路4に流れる電流を検出する。過電流判
定回路22は、直流電流検出器21で検出された電流が
所定レベル以上の過電流と判定すると、過電流検出信号
をラッチ回路24に出力する。ラッチ回路24は、過電
流判定回路22からの過電流検出信号の立ち上がりをラ
ッチし、インターフェイス回路31からGTOサイリス
タ駆動回路32への出力を遮断して、全GTOサイリス
タ5a〜5bをオフさせる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各GTOサ
イリスタ5a〜5bが正常なスイッチング動作でオンす
るときに、対応するスナバ回路7a〜7dに瞬間的な充
電電流が流れる。例えば、図6(a)のインターフェイ
ス回路31からの駆動制御信号の立ち上がりでGTOサ
イリスタ5aをオンさせるとき、そのアノードリアクト
ル12a、12bとスナバ回路7bのスナバコンデンサ
9bのLC直列回路に、図6(e)の波形(イ)に示す
ような半波状の充電電流I1が流れる。通常、この充電
電流I1のピーク値は、図6(e)の波形(ロ)に示さ
れるGTOサイリスタ5aの正常動作時の通常スイッチ
ング電流(負荷電流)I2のピーク値より大きく、GT
Oサイリスタ5aに設定されている可制御電流値(トラ
ンジスタにおけるコレクタ電流の最大定格値に相当)に
近いか、それ以上である。
イリスタ5a〜5bが正常なスイッチング動作でオンす
るときに、対応するスナバ回路7a〜7dに瞬間的な充
電電流が流れる。例えば、図6(a)のインターフェイ
ス回路31からの駆動制御信号の立ち上がりでGTOサ
イリスタ5aをオンさせるとき、そのアノードリアクト
ル12a、12bとスナバ回路7bのスナバコンデンサ
9bのLC直列回路に、図6(e)の波形(イ)に示す
ような半波状の充電電流I1が流れる。通常、この充電
電流I1のピーク値は、図6(e)の波形(ロ)に示さ
れるGTOサイリスタ5aの正常動作時の通常スイッチ
ング電流(負荷電流)I2のピーク値より大きく、GT
Oサイリスタ5aに設定されている可制御電流値(トラ
ンジスタにおけるコレクタ電流の最大定格値に相当)に
近いか、それ以上である。
【0009】そのため、直流過電流検出装置20'の直
流電流検出器21で検出された電流を過電流判定回路2
2で過電流と判定するための比較基準の電流レベルは、
図6(e)の過電流設定電流値A3に示すように充電電
流I1のピーク値より十分に大きく設定する必要があっ
た。つまり、仮に過電流判定回路22の過電流設定電流
値A3を、図6(e)の鎖線で示される過電流設定電流
値A'3のように充電電流I1のピーク値より下げると、
GTOサイリスタ5aが正常にオンしたときの充電電流
I1が過電流設定電流値A'3に達した時点で、過電流判
定回路22が図6(b)の鎖線に示すようにハイレベル
信号を出力してラッチ回路24が作動し、全GTOサイ
リスタ5a〜5bがオフする誤動作が生じる。
流電流検出器21で検出された電流を過電流判定回路2
2で過電流と判定するための比較基準の電流レベルは、
図6(e)の過電流設定電流値A3に示すように充電電
流I1のピーク値より十分に大きく設定する必要があっ
た。つまり、仮に過電流判定回路22の過電流設定電流
値A3を、図6(e)の鎖線で示される過電流設定電流
値A'3のように充電電流I1のピーク値より下げると、
GTOサイリスタ5aが正常にオンしたときの充電電流
I1が過電流設定電流値A'3に達した時点で、過電流判
定回路22が図6(b)の鎖線に示すようにハイレベル
信号を出力してラッチ回路24が作動し、全GTOサイ
リスタ5a〜5bがオフする誤動作が生じる。
【0010】したがって、過電流判定回路22の過電流
設定電流値A3を、GTOサイリスタ5a〜5bの通常
スイッチング電流I2のピーク値より大きく設定する必
要があるため、その電流遮断能力を生かした設定とする
ことができず、限流リアクトルの値を不必要に大きくす
るか、GTOサイリスタ5a〜5bに可制御電流値、電
流容量の大きな大型で高コストなものを使用する必要が
あった。
設定電流値A3を、GTOサイリスタ5a〜5bの通常
スイッチング電流I2のピーク値より大きく設定する必
要があるため、その電流遮断能力を生かした設定とする
ことができず、限流リアクトルの値を不必要に大きくす
るか、GTOサイリスタ5a〜5bに可制御電流値、電
流容量の大きな大型で高コストなものを使用する必要が
あった。
【0011】また、図示しないがパワートランジスタを
スイッチング素子に使用したインバータ回路において
は、パワートランジスタに逆並列接続されている還流ダ
イオードにパワートランジスタのオン時に瞬間的にリカ
バリー電流が流れる。このリカバリー電流のピーク値
は、上記GTOサイリスタのスナバコンデンサの充電電
流と同じように高く、これがインバータ直流回路に流れ
る過電流を検出するための過電流検出設定レベルを高く
して、上記同様な問題を引き起こしている。
スイッチング素子に使用したインバータ回路において
は、パワートランジスタに逆並列接続されている還流ダ
イオードにパワートランジスタのオン時に瞬間的にリカ
バリー電流が流れる。このリカバリー電流のピーク値
は、上記GTOサイリスタのスナバコンデンサの充電電
流と同じように高く、これがインバータ直流回路に流れ
る過電流を検出するための過電流検出設定レベルを高く
して、上記同様な問題を引き起こしている。
【0012】この発明の目的は、GTOサイリスタやパ
ワートランジスタ等のスイッチング素子からなるインバ
ータ回路における過電流の検出レベルを、スイッチング
素子の通常スイッチング電流のピーク値に近いレベルま
で下げ得たインバータ駆動用直流過電流検出装置を提供
することにある。
ワートランジスタ等のスイッチング素子からなるインバ
ータ回路における過電流の検出レベルを、スイッチング
素子の通常スイッチング電流のピーク値に近いレベルま
で下げ得たインバータ駆動用直流過電流検出装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、それぞれに
スナバ回路が並列接続、及び又は、還流ダイオードが逆
並列接続された一対のスイッチング素子の直列回路のス
イッチング素子接続点に負荷を接続して、前記直列回路
を直流電源に限流リアクトルを介して接続したインバー
タ回路に流れる電流を検出する直流電流検出器と、この
直流電流検出器で検出した電流がスイッチング素子の正
常なときの通常スイッチング電流を超える所定レベル以
上の過電流と判定すると、インバータ回路の全スイッチ
ング素子をオフにする過電流検出信号を出力する過電流
判定回路を備えた直流過電流検出装置であって、過電流
判定回路が過電流を検出した時点から一定時間だけ作動
して、過電流判定回路の過電流検出信号出力を遮断し、
過電流判定回路を不応動状態と同等にするマスキング回
路を追加付設したことにより、上記目的を達成するもの
である。
スナバ回路が並列接続、及び又は、還流ダイオードが逆
並列接続された一対のスイッチング素子の直列回路のス
イッチング素子接続点に負荷を接続して、前記直列回路
を直流電源に限流リアクトルを介して接続したインバー
タ回路に流れる電流を検出する直流電流検出器と、この
直流電流検出器で検出した電流がスイッチング素子の正
常なときの通常スイッチング電流を超える所定レベル以
上の過電流と判定すると、インバータ回路の全スイッチ
ング素子をオフにする過電流検出信号を出力する過電流
判定回路を備えた直流過電流検出装置であって、過電流
判定回路が過電流を検出した時点から一定時間だけ作動
して、過電流判定回路の過電流検出信号出力を遮断し、
過電流判定回路を不応動状態と同等にするマスキング回
路を追加付設したことにより、上記目的を達成するもの
である。
【0014】
【作用】過電流判定回路に付設されたマスキング回路の
マスキング動作時間を、スイッチング素子に接続された
スナバ回路の充電電流や還流ダイオードのリカバリー電
流などのスイッチング素子オン時に瞬間的に流れる過度
的な電流をマスキングするだけの時間に設定することに
より、スナバ回路の充電電流や還流ダイオードのリカバ
リー電流のピーク値に関係無く過電流の検出レベルの設
定が可能となる。このことで過電流検出レベルを、スイ
ッチング素子の通常スイッチング電流のピーク値近くま
で下げることができ、GTOサイリスタの場合、その電
流遮断能力を生かした過電流検出レベルとすることが出
来る。
マスキング動作時間を、スイッチング素子に接続された
スナバ回路の充電電流や還流ダイオードのリカバリー電
流などのスイッチング素子オン時に瞬間的に流れる過度
的な電流をマスキングするだけの時間に設定することに
より、スナバ回路の充電電流や還流ダイオードのリカバ
リー電流のピーク値に関係無く過電流の検出レベルの設
定が可能となる。このことで過電流検出レベルを、スイ
ッチング素子の通常スイッチング電流のピーク値近くま
で下げることができ、GTOサイリスタの場合、その電
流遮断能力を生かした過電流検出レベルとすることが出
来る。
【0015】
【実施例】図5の直流過電流検出装置20'に適用した
この発明の実施例を図1に、その動作時のタイムチャー
トを図2及び図3に示して、以下説明する。なお、図1
乃至図3の図4乃至図6と同一、または、相当部分には
同一符号を付して、説明は省略する。
この発明の実施例を図1に、その動作時のタイムチャー
トを図2及び図3に示して、以下説明する。なお、図1
乃至図3の図4乃至図6と同一、または、相当部分には
同一符号を付して、説明は省略する。
【0016】図1の実施例に示されるように、この発明
は、過電流判定回路22とラッチ回路24の間にマスキ
ング回路23を追加付設したことを特徴としている。マ
スキング回路23は、過電流判定回路22から出力され
る過電流検出信号の立ち上がりから一定時間作動して、
この一定時間だけ過電流判定回路22の過電流検出信号
をマスキング、つまり、過電流判定回路22を不応動状
態と同等にする。マスキング回路23は、一般的なワン
ショットマルチバイブレータやタイマー回路が適用され
る。マスキング回路23が作動する一定時間は、ブリッ
ジ回路4の各GTOサイリスタ5a〜5bが正常にオン
するときのスナバ回路7a〜7dの充電時定数に対応し
て設定される。その具体例を図2と図3を参照して説明
する。
は、過電流判定回路22とラッチ回路24の間にマスキ
ング回路23を追加付設したことを特徴としている。マ
スキング回路23は、過電流判定回路22から出力され
る過電流検出信号の立ち上がりから一定時間作動して、
この一定時間だけ過電流判定回路22の過電流検出信号
をマスキング、つまり、過電流判定回路22を不応動状
態と同等にする。マスキング回路23は、一般的なワン
ショットマルチバイブレータやタイマー回路が適用され
る。マスキング回路23が作動する一定時間は、ブリッ
ジ回路4の各GTOサイリスタ5a〜5bが正常にオン
するときのスナバ回路7a〜7dの充電時定数に対応し
て設定される。その具体例を図2と図3を参照して説明
する。
【0017】図2は、ブリッジ回路4が過電流の発生無
く正常にスイッチング動作している場合のタイムチャー
トを示す。図2(a)に示される駆動制御信号の立ち上
がりでGTOサイリスタ5a〜5bの例えばGTOサイ
リスタ5aがオンすると、そのスナバ回路7aに図2
(e)の波形(イ)に示すような半波状の充電電流I1
が流れると同時に、図2(e)の波形(ロ)に示す通常
スイッチング電流(負荷電流)I2が流れる。これら電
流は直流電流検出器21で検出され、過電流判定回路2
2で過電流か否かが判定される。ここで過電流判定回路
22の過電流と判定する基準電流レベルを、図2(e)
の過電流設定電流値A2のように通常スイッチング電流
I2のピーク値と充電電流I1のピーク値の間に設定す
る。この過電流設定電流値A2は、通常スイッチング電
流I2のピーク値の110〜120%程度が望ましく、
また、かかる過電流設定電流値A2のレベルダウンはマ
スキング回路23の追加で可能となる。その理由は後述
する。
く正常にスイッチング動作している場合のタイムチャー
トを示す。図2(a)に示される駆動制御信号の立ち上
がりでGTOサイリスタ5a〜5bの例えばGTOサイ
リスタ5aがオンすると、そのスナバ回路7aに図2
(e)の波形(イ)に示すような半波状の充電電流I1
が流れると同時に、図2(e)の波形(ロ)に示す通常
スイッチング電流(負荷電流)I2が流れる。これら電
流は直流電流検出器21で検出され、過電流判定回路2
2で過電流か否かが判定される。ここで過電流判定回路
22の過電流と判定する基準電流レベルを、図2(e)
の過電流設定電流値A2のように通常スイッチング電流
I2のピーク値と充電電流I1のピーク値の間に設定す
る。この過電流設定電流値A2は、通常スイッチング電
流I2のピーク値の110〜120%程度が望ましく、
また、かかる過電流設定電流値A2のレベルダウンはマ
スキング回路23の追加で可能となる。その理由は後述
する。
【0018】GTOサイリスタ5aがオンして充電電流
I1が流れ、充電電流I1が過電流設定電流値A2に達し
た時点で過電流判定回路22が図2(b)のハイレベル
の過電流検出信号を出力し、その立ち上がりでマスキン
グ回路23が作動して図2(c)のマスキング信号が一
定時間(以下、マスキング時間と称する)Tmだけ出力
される。図2(b)の過電流検出信号は、充電電流I1
がピーク値に達して立ち下がり、過電流設定電流値A2
まで下降した時点でロウレベルになる。この過電流検出
信号が出力される時間Tnは、スナバ回路7bにおける
アノードリアクトル12a、12bとスナバコンデンサ
9bのLC時定数に対応する定数で決まり、この時間T
nよりマスキング時間Tmは少し大き目に設定されてい
る。
I1が流れ、充電電流I1が過電流設定電流値A2に達し
た時点で過電流判定回路22が図2(b)のハイレベル
の過電流検出信号を出力し、その立ち上がりでマスキン
グ回路23が作動して図2(c)のマスキング信号が一
定時間(以下、マスキング時間と称する)Tmだけ出力
される。図2(b)の過電流検出信号は、充電電流I1
がピーク値に達して立ち下がり、過電流設定電流値A2
まで下降した時点でロウレベルになる。この過電流検出
信号が出力される時間Tnは、スナバ回路7bにおける
アノードリアクトル12a、12bとスナバコンデンサ
9bのLC時定数に対応する定数で決まり、この時間T
nよりマスキング時間Tmは少し大き目に設定されてい
る。
【0019】すると、充電電流I1が過電流設定電流値
A2を超えてからマスキング時間Tmが経過するまで過
電流判定回路22の出力がマスキングされて、ラッチ回
路24に達せず、過電流判定回路22は過電流を検出し
なかったものと同等、つまり、不応動状態に置かれる。
また、マスキング時間Tmが経過した時点で、過電流判
定回路22の出力はロウレベルの無出力状態になってい
るので、ラッチ回路24は図2(d)に示すように無出
力状態を維持して、GTOサイリスタ5には通常スイッ
チング電流I2が流れ、ブリッジ回路4は正常にインバ
ータ動作する。
A2を超えてからマスキング時間Tmが経過するまで過
電流判定回路22の出力がマスキングされて、ラッチ回
路24に達せず、過電流判定回路22は過電流を検出し
なかったものと同等、つまり、不応動状態に置かれる。
また、マスキング時間Tmが経過した時点で、過電流判
定回路22の出力はロウレベルの無出力状態になってい
るので、ラッチ回路24は図2(d)に示すように無出
力状態を維持して、GTOサイリスタ5には通常スイッ
チング電流I2が流れ、ブリッジ回路4は正常にインバ
ータ動作する。
【0020】図3は、ブリッジ回路4に短絡事故発生な
どで過電流が流れた場合のタイムチャートを示す。例え
ば図3(a)に示される駆動制御信号が誤信号で、その
立ち上がりでGTOサイリスタ5a〜5bの例えば第
1、第2のGTOサイリスタ5a、5bが同時オンし
て、GTOサイリスタ5のスナバ回路7に図2(e)の
波形(イ)に示すような半波状の充電電流I1が流れる
と同時に、図2(e)の波形(ハ)に示す過電流I3が
流れるとする。この場合も充電電流I1が過電流設定電
流値A2に達した時点で過電流判定回路22が図3
(b)のハイレベルの過電流検出信号を出力する。
どで過電流が流れた場合のタイムチャートを示す。例え
ば図3(a)に示される駆動制御信号が誤信号で、その
立ち上がりでGTOサイリスタ5a〜5bの例えば第
1、第2のGTOサイリスタ5a、5bが同時オンし
て、GTOサイリスタ5のスナバ回路7に図2(e)の
波形(イ)に示すような半波状の充電電流I1が流れる
と同時に、図2(e)の波形(ハ)に示す過電流I3が
流れるとする。この場合も充電電流I1が過電流設定電
流値A2に達した時点で過電流判定回路22が図3
(b)のハイレベルの過電流検出信号を出力する。
【0021】ここで過電流I3は通常スイッチング電流
I2のピーク値より十分に大きく立ち上がるから、充電
電流I1が下降して過電流設定電流値A2になるまでに過
電流I3が過電流設定電流値A2を超える。したがって、
マスキング回路23が所定のマスキング時間Tmだけ作
動して停止した後も、過電流判定回路22は過電流I3
の検出でハイレベルの過電流検出信号の出力を維持して
いる。その結果、マスキング時間Tmの経過時点で、過
電流判定回路22の過電流検出信号がラッチ回路24に
出力され、ラッチ回路24から図3(d)のハイレベル
信号がインターフェイス回路31に出力されて、インタ
ーフェイス回路31からGTOサイリスタ駆動回路32
への出力が遮断され、全GTOサイリスタ5a〜5bが
オフとなる。 以上のようにマスキング回路23が過電
流判定回路22の出力を一定のマスキング時間Tmだけ
遮断して、GTOサイリスタ5a〜5bのオン時の充電
電流I1を過電流検出の対象電流から除外するようにし
ているので、過電流判定回路22の過電流設定電流値A
2を充電電流I1のピーク値より十分に小さく設定して
も、上記要領でインバータ回路の過電流検出が可能とな
る。また、GTOサイリスタ5a〜5bの通常スイッチ
ング電流I2より少し大きな低レベル以上の電流を過電
流I3として検出することで、過電流発生から高速でG
TOサイリスタ5a〜5bをオフさせることができる
し、GTOサイリスタ5a〜5bに可制御電流値の小さ
いものが適用できるようになる。
I2のピーク値より十分に大きく立ち上がるから、充電
電流I1が下降して過電流設定電流値A2になるまでに過
電流I3が過電流設定電流値A2を超える。したがって、
マスキング回路23が所定のマスキング時間Tmだけ作
動して停止した後も、過電流判定回路22は過電流I3
の検出でハイレベルの過電流検出信号の出力を維持して
いる。その結果、マスキング時間Tmの経過時点で、過
電流判定回路22の過電流検出信号がラッチ回路24に
出力され、ラッチ回路24から図3(d)のハイレベル
信号がインターフェイス回路31に出力されて、インタ
ーフェイス回路31からGTOサイリスタ駆動回路32
への出力が遮断され、全GTOサイリスタ5a〜5bが
オフとなる。 以上のようにマスキング回路23が過電
流判定回路22の出力を一定のマスキング時間Tmだけ
遮断して、GTOサイリスタ5a〜5bのオン時の充電
電流I1を過電流検出の対象電流から除外するようにし
ているので、過電流判定回路22の過電流設定電流値A
2を充電電流I1のピーク値より十分に小さく設定して
も、上記要領でインバータ回路の過電流検出が可能とな
る。また、GTOサイリスタ5a〜5bの通常スイッチ
ング電流I2より少し大きな低レベル以上の電流を過電
流I3として検出することで、過電流発生から高速でG
TOサイリスタ5a〜5bをオフさせることができる
し、GTOサイリスタ5a〜5bに可制御電流値の小さ
いものが適用できるようになる。
【0022】また、マスキング回路23の追加で、過電
流発生からマスキング時間Tmだけ過電流検出のタイミ
ングと、GTOサイリスタ5a〜5bをオフさせるタイ
ミングが遅れる。ところが、ブリッジ回路4に接続され
た限流リアクトル2が過電流I3の上昇率を小さく抑制
するので、上記タイミングの遅れは問題にならない。
流発生からマスキング時間Tmだけ過電流検出のタイミ
ングと、GTOサイリスタ5a〜5bをオフさせるタイ
ミングが遅れる。ところが、ブリッジ回路4に接続され
た限流リアクトル2が過電流I3の上昇率を小さく抑制
するので、上記タイミングの遅れは問題にならない。
【0023】また、GTOサイリスタ5a〜5bに逆並
列接続された還流ダイオード8a〜8dには、GTOサ
イリスタ5a〜5bのオン時に瞬間的にリカバリー電流
が流れるが、このリカバリー電流はスナバ回路7a〜7
dの充電電流I1に含まれ、充電電流I1と同様にマスキ
ング回路23でマスキング処理されて問題とならない。
列接続された還流ダイオード8a〜8dには、GTOサ
イリスタ5a〜5bのオン時に瞬間的にリカバリー電流
が流れるが、このリカバリー電流はスナバ回路7a〜7
dの充電電流I1に含まれ、充電電流I1と同様にマスキ
ング回路23でマスキング処理されて問題とならない。
【0024】なお、この発明は、GTOサイリスタ以外
のパワートランジスタなどのスイッチング素子を使用し
たインバータ回路の直流過電流検出装置にも適用でき
る。例えばパワートランジスタをスイッチング素子に使
用したインバータ回路においては、パワートランジスタ
に逆並列接続されている還流ダイオードに瞬間的に流れ
るリカバリー電流が過電流検出レベルを高くしていた
が、上記同様なマスキング回路の追加でリカバリー電流
がマスキング処理されて、過電流検出レベルを低くする
ことができるようになる。
のパワートランジスタなどのスイッチング素子を使用し
たインバータ回路の直流過電流検出装置にも適用でき
る。例えばパワートランジスタをスイッチング素子に使
用したインバータ回路においては、パワートランジスタ
に逆並列接続されている還流ダイオードに瞬間的に流れ
るリカバリー電流が過電流検出レベルを高くしていた
が、上記同様なマスキング回路の追加でリカバリー電流
がマスキング処理されて、過電流検出レベルを低くする
ことができるようになる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、過電流判定回路に付
設されたマスキング回路のマスキング時間を、スイッチ
ング素子のスナバ回路などにスイッチング素子オン時に
瞬間的に流れる過度的な電流をマスキングするだけの時
間に設定することで、スイッチング素子の過度的な電流
のピーク値に関係無く過電流の検出レベルの設定がで
き、したがって、過電流の検出レベルをスイッチング素
子の通常スイッチング電流のピーク値近くまで大幅に下
げることが可能となり、限流リアクトルの値を不必要に
大きくすることもなく、スイッチング素子に可制御電流
値の小さい小型で低コストのものが使用できるようにな
る。また、スイッチング素子の通常スイッチング電流の
ピーク値に近い電流レベルで過電流検出が行われるの
で、スイッチング素子に不必要な大電流が流れる心配が
無くなり、スイッチング素子を含むインバータ回路の過
電流に対する保護が確実になり、信頼性の高いインバー
タ駆動用直流過電流検出装置が提供できる。
設されたマスキング回路のマスキング時間を、スイッチ
ング素子のスナバ回路などにスイッチング素子オン時に
瞬間的に流れる過度的な電流をマスキングするだけの時
間に設定することで、スイッチング素子の過度的な電流
のピーク値に関係無く過電流の検出レベルの設定がで
き、したがって、過電流の検出レベルをスイッチング素
子の通常スイッチング電流のピーク値近くまで大幅に下
げることが可能となり、限流リアクトルの値を不必要に
大きくすることもなく、スイッチング素子に可制御電流
値の小さい小型で低コストのものが使用できるようにな
る。また、スイッチング素子の通常スイッチング電流の
ピーク値に近い電流レベルで過電流検出が行われるの
で、スイッチング素子に不必要な大電流が流れる心配が
無くなり、スイッチング素子を含むインバータ回路の過
電流に対する保護が確実になり、信頼性の高いインバー
タ駆動用直流過電流検出装置が提供できる。
【図1】この発明の一実施例のインバータ駆動用直流過
電流検出装置を含むインバータ装置のブロック図であ
る。
電流検出装置を含むインバータ装置のブロック図であ
る。
【図2】図1の直流過電流検出装置の動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
【図3】図1の直流過電流検出装置の過電流発生時の動
作を示すタイムチャートである。
作を示すタイムチャートである。
【図4】GTOサイリスタインバータの回路図である。
【図5】従来のインバータ駆動用直流過電流検出装置を
含むインバータ装置のブロック図である。
含むインバータ装置のブロック図である。
【図6】図5の直流過電流検出装置の動作を示すタイム
チャートである。
チャートである。
1 直流電源 2 限流リアクトル 4 ブリッジ回路 5a〜5d スイッチング素子(GTOサイリスタ) 6 負荷 7a〜7d スナバ回路 8a〜8d 還流ダイオード 20 直流過電流検出装置 21 直流電流検出器 22 過電流判定回路 23 マスキング回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/537 C 9181−5H
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれにスナバ回路が並列接続、及び
又は、還流ダイオードが逆並列接続された一対のスイッ
チング素子の直列回路のスイッチング素子接続点に負荷
を接続して、前記直列回路を直流電源に限流リアクトル
を介して接続したインバータ回路における直流過電流検
出装置であって、 前記インバータ回路に流れる電流を検出する直流電流検
出器と、 この直流電流検出器で検出した電流がスイッチング素子
の正常なときの通常スイッチング電流を超える所定レベ
ル以上の過電流と判定すると、インバータ回路の全スイ
ッチング素子をオフにする過電流検出信号を出力する過
電流判定回路と、 この過電流判定回路が過電流を検出した時点から一定時
間だけ作動して、過電流判定回路の過電流検出信号出力
を遮断し、過電流判定回路を不応動状態と同等にするマ
スキング回路と、 を備えたことを特徴とするインバータ駆動用直流過電流
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104500A JPH06319267A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | インバータ駆動用直流過電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5104500A JPH06319267A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | インバータ駆動用直流過電流検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319267A true JPH06319267A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14382241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5104500A Pending JPH06319267A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | インバータ駆動用直流過電流検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06319267A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1646120A2 (en) * | 2002-08-22 | 2006-04-12 | ABB Oy | Method in connection with an output choke of an inverter |
KR101234819B1 (ko) * | 2011-07-13 | 2013-02-20 | (주)금성계전 | 직류 누전차단기 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP5104500A patent/JPH06319267A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1646120A2 (en) * | 2002-08-22 | 2006-04-12 | ABB Oy | Method in connection with an output choke of an inverter |
EP1646120A3 (en) * | 2002-08-22 | 2006-07-12 | ABB Oy | Method in connection with an output choke of an inverter |
KR101234819B1 (ko) * | 2011-07-13 | 2013-02-20 | (주)금성계전 | 직류 누전차단기 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020805 |