JPH06319016A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH06319016A
JPH06319016A JP10808193A JP10808193A JPH06319016A JP H06319016 A JPH06319016 A JP H06319016A JP 10808193 A JP10808193 A JP 10808193A JP 10808193 A JP10808193 A JP 10808193A JP H06319016 A JPH06319016 A JP H06319016A
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JP
Japan
Prior art keywords
glass plate
image sensor
lens array
reading
rod lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP10808193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Tsunematsu
伸一郎 恒松
Shinya Hamazaki
真也 濱崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10808193A priority Critical patent/JPH06319016A/ja
Publication of JPH06319016A publication Critical patent/JPH06319016A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 密着型イメージセンサの厚みを薄くし、しか
も部品点数を少なくでき、実装効率が高く組み立て易い
画像読取装置を提供する。 【構成】 水平に設置したロッドレンズアレイ9の入射
側と出射側に略45度傾けた反射面10a,11aを設
けることによって、原稿読取り位置からイメージセンサ
12dまでの光路を構成し、読取りガラス板12をガラ
ス基板12aにしてイメージセンサを形成し、さらに線
状光源14を被実装面側に発光面を有するLEDとして
ガラス基板12aに実装して原稿面を照射する様に構成
することもできる。 【効果】 ロッドレンズアレイを水平に設置し、イメー
ジセンサとLEDをガラス基板上に形成して読取りガラ
ス板を兼ねる構成なので、密着型イメージセンサを薄く
出来るだけでなく、組立てが容易になるという優れた効
果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリなどの情
報通信機器で使用されている密着型イメージセンサを使
った画像読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリなどの情報通信機器
における画像読取装置のデバイスとして、装置の小型化
が容易で構成も簡単な密着型イメージセンサを使うこと
が多くなっている。図12は従来の画像読取装置の断面
図、図13はロッドレンズアレイの構造を示す断面図、
図14は画像読取装置の使用状態を説明する断面図であ
る。
【0003】図中、1はロッドレンズアレイである。ロ
ッドレンズアレイ1はロッドレンズ1aを原稿の読取り
幅方向に規則正しく精密に配列して2枚のプレート1b
で挟み、すき間を黒色のシリコン樹脂1cで充填したも
のである。ロッドレンズ1aは中心から周辺にかけて方
物線状の屈折率分布をもち、光はその中を一定の周期を
もって蛇行しながら進む性質があり、正立等倍実像が得
られる。2はLED2aからなるLED基板、3は光電
変換素子3aとその電気回路を備えたイメージセンサ基
板、4は読取りガラス板、5は前記ロッドレンズアレイ
1とLED基板2とイメージセンサ基板3と読取りガラ
ス板4を保持するフーム、6は原稿、7は前記ガラス板
に圧接し原稿6の搬送を行うプラテンローラ、8は原稿
読取り位置を示す。以上のように構成された画像読取装
置について以下にその動作を説明する。
【0004】図示しない駆動装置によりプラテンローラ
7が矢印方向に回転し、原稿6は読取りガラス板4に圧
接されステップ送りされる。原稿読取り位置8において
原稿6は読取りガラス板4を介してLED2aで照射さ
れており、原稿面からの反射光は読取りガラス板4とロ
ッドレンズアレイ1を通り、光電変換素子3a上に結像
する。光電変換素子3aは原稿面からの反射光量に比例
して光電変換を行い、イメージセンサ基板3から原稿6
の主走査方向1ライン分の読取りデータとして出力され
る。以下、原稿6がステップ送りされる毎に順次データ
を出力して行く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
読取装置の構成では、原稿の読取り位置から光電変換素
子までが直線上にあるので、ロッドレンズアレイの長さ
で画像読取装置の厚さ方向の外形寸法(L2 )が決ま
る。また、この構成では原稿面を斜め方向から照射しな
ければならず、LED基板を傾けて実装するためのスペ
ースが必要であり、画像読取装置を小型化する上で障害
になっていた。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、従来の
これらの問題点を解消し、装置の厚みを薄くし、又部品
点数を減らして実装効率が高く、組み立て易い画像読取
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、光電変換素子と電気回路を透明なガラス基
板上に形成して読取りガラス板とすると共に、光軸が読
取りガラス板の面と平行になるようにロッドレンズアレ
イを設置し、ロッドレンズアレイの入射側と出射側に4
5度傾けた反射面を設けて原稿読取り面から光電変換素
子までの光路を構成した。
【0008】
【作用】本発明は、ロッドレンズアレイがガラス板面と
平行に配置されるので、装置の厚みを大巾に薄くでき
る。更に、光電変換素子と電気回路をガラス板面に形成
したことで、その配置空間を省いて更に装置厚みを薄く
し、且つ部品点数も少なくできる、画像読取装置の薄型
化を実現できる。
【0009】
【実施例】以下本発明における画像読取装置の一実施例
について、図を参照しながら説明する。図1は本発明の
画像読取装置の第一の実施例の断面図、図2は同実施例
の斜視図、図3は読取りガラス板の拡大断面図である。
使用状態は従来例と同様であるので図は省略する。
【0010】図中、9はロッドレンズアレイである。1
0は前記ロッドレンズアレイ9の入射側に設置され、光
軸に対して45度傾けた第一の反射面10aを有する反
射体である。11は出射側に設置され、前記第一の反射
面10aに直交する第二の反射面11aを有する反射体
である。12は石英ガラス等のガラス基板12aを使
い、原稿読取り部と照明部を除く範囲を金属薄膜の遮光
層12bと絶縁層12cで覆って、その上に光電変換素
子12dと電気回路12eと透明電極12fを形成して
イメージセンサとした読取りガラス板である。当然なが
らセラミック基板上に光電変換素子を作り、イメージセ
ンサチップとしてガラス基板上に実装してもよい。
【0011】13は読取りガラス板12に接続され、電
気回路12eの信号の入出力や駆動電源の供給を行うフ
ィルム状リード線、14は線状光源、15は前記ロッド
レンズアレイ9と反射体10と反射体11と読取りガラ
ス板12と線状光源14を固定するフレーム、16は原
稿読取り位置を示す。以上のように構成された本実施例
の画像読取装置の動作を説明する。
【0012】原稿6は線状光源14からの光が読取りガ
ラス板12を通過して照射される。原稿読取り位置16
にて原稿面から出た光は読取りガラス板12を通り、第
一の反射面10aで反射されてロッドレンズアレイ9を
通り、第二の反射面11aで折り返された後、読取りガ
ラス板12に取付けられた光電変換素子12dで受光さ
れる。外部からの光は遮光層12bで反射・吸収される
ので読取りへの影響はない。光電変換素子12dは原稿
面からの反射光量に比例して光電変換を行い、フィルム
状リード線13から原稿の読取りデータとして出力され
る。
【0013】また本発明では透明なガラス基板12aを
用いるので、外部からの光を遮断することは非常に重要
な問題である。本実施例に示す如く、原稿読取り部と照
明部を除く非原稿通紙面側の全面に金属薄膜を予め形成
して遮光層12bを設けておけばガラス面内を全反射し
てくる光も遮断出来るので非常に有効である。
【0014】図4および図5に第二の実施例を示す。こ
の第二実施例は、光源となるLED17を読取りガラス
板12に取付けた例であり、第一の実施例の線状光源の
代わりに図5に示すLED17を読取りガラス板12上
に設けた構造である。この実施例では搭載面は非原稿通
紙面側にあるので、被実装面側に発光面を有する面実装
型LEDを使用する必要がある。図5はそのLED17
の構造を示す。17aはLED素子、17bは透明樹
脂、17cは内面が反射面になったベース、17dは端
子、17eは前記端子上にコートした半田、17fはベ
ース17c内部に設けた斜面である。また本実施例での
遮光層を12bで示す。このLED17を読取りガラス
板12の非原稿通紙面側に複数個並べ、ガラス表面に形
成された電気回路上に実装して、原稿面を照射するよう
になしてある。更に本実施例ではLED17内部の壁を
一部を斜面17fにしてあるので原稿読取り位置16へ
の指向性を高めてある。
【0015】なお、第二の実施例の変形例として、図6
に示す第三の実施例のように第一の反射面を45度より
も傾ければ、LED17側へ読取り位置をずらすことも
出来るので、LED17の指向性はさほど問題にはなら
ない。
【0016】第四の実施例として、三次元電気回路を有
する樹脂成形品を使った場合を図7,図8,図9に示
す。図7は第四の実施例の断面図、図8はガラス板12
の斜視図、図9は分解斜視図である。図中、18は樹脂
で一体成形した樹脂フレームであり、表面には接続電極
18aと電気回路18bと外部接続電極18cを形成し
てある。18d,18eは斜面を鏡面加工して形成した
第一の反射面,第二の反射面、12gは読取りガラス板
の表面に形成された接続電極、19,20は読取りガラ
ス板と樹脂フレームを固定する固定部品1である。この
ように構成された原稿読取装置の動作を説明すると、読
取りガラス板12と樹脂フレーム18には接続電極12
gと18aがそれぞれ形成されているので、読取りガラ
ス板12を樹脂フレーム18にのせて押し付け、左右の
固定部品19,20で固定すれば組立てと同時に電気的
接続が完了することになる。外部との電気的接続は外部
接続電極18cが樹脂フレームの下部に設けてあるの
で、外部例えばファクシミリ等のシャーシ側にも同様の
接続電極を設けておけば、本発明の画像読取装置を搭載
してネジ止めするだけで組立てが容易に出来る。
【0017】図10および図11に第五の実施例を示
す。読取りガラス板12の電気回路の一部はITO膜と
呼ばれる透明電極を使って形成してあるので、原稿の読
取り部を横断して透明電気回路パターン12hを設ける
と樹脂フレーム18の全周に電気回路が形成でき、さら
に実装効率を上げることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、LEDとイメー
ジセンサと電気回路を読取りガラス板の非通過面側に形
成し、ガラス面と平行にロッドレンズアレイを並べて光
路を設ける簡単な構成なので、画像読取装置の厚さを従
来に比べて薄く出来る。また読取りガラス板を基板とし
て用いるので、部品点数が減るだけでなく、実装効率が
高くなり組立てが容易に出来るという優れた効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の第一の実施例の断面図
【図2】同実施例の画像読取装置の斜視図
【図3】同実施例の画像読取装置の読取りガラス板の拡
大断面図
【図4】本発明の画像読取装置の第二の実施例の断面図
【図5】同実施例の画像読取装置のLEDの断面図
【図6】本発明の画像読取装置の第三の実施例の断面図
【図7】本発明の画像読取装置の第四の実施例の断面図
【図8】同実施例の画像読取装置に用いるガラス板の斜
視図
【図9】同実施例の画像読取装置の分解斜視図
【図10】本発明の画像読取装置の第五の実施例に用い
るガラス板の斜視図
【図11】同実施例の画像読取装置の分解斜視図
【図12】従来の画像読取装置の断面図
【図13】従来のロッドレンズアレイの構造を示す断面
【図14】従来の画像読取装置の使用状態を説明する断
面図
【符号の説明】
9 ロッドレンズアレイ 10 反射体 10a 第一の反射面 11 反射体 11a 第二の反射面 12 読取りガラス板 12a ガラス基板 12b 遮光層 12c 絶縁層 12d 光電変換素子 12e 電気回路 12f 透明電極 12g 接続電極 12h 透明電気回路パターン 13 フィルム状リード線 14 線上光源 15 フレーム 16 原稿読取り位置 17 LED 17a LED素子 17b 透明樹脂 17c ベース 17d 端子 17e 半田 17f 斜面 18 樹脂フレーム 18a 接続電極 18b 電気回路 18c 外部接続電極 18d 第一の反射面 18e 第二の反射面 19,20 固定部品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読取りガラス板と、前記読取りガラス板の
    面と平行に光軸を設置したロッドレンズアレイと、前記
    ロッドレンズアレイの入射側に設けしかもロッドレンズ
    アレイの光軸に対して略45度傾けた第一の反射体と、
    前記ロッドレンズアレイの出射側に設けしかも第一の反
    射体の反射面に直交する第二の反射体と、前記読取りガ
    ラス板とロッドレンズアレイと第一の反射体と第二の反
    射体とを保持するフレームと、光電変換を行うイメージ
    センサと、原稿面を照射する光源とからなり、 前記読取りガラス板の表面に遮光手段を設けて前記イメ
    ージセンサを一体に形成したことを特徴とする画像読取
    装置。
  2. 【請求項2】イメージセンサと一体になった読取りガラ
    ス板の原稿読取り部と照明部を除く非通紙面側に遮光層
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】イメージセンサと一体になった読取りガラ
    ス板の非通紙面側に複数個のLEDを主走査方向に配置
    し、前記LEDは被実装面側に発光面を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】第一の反射体と第二の反射体とフレームは
    表裏面に三次元電気回路を有する樹脂一体成形品とし、
    斜面に鏡面処理を施して第一の反射面と第二の反射面を
    形成し、読取りガラス板の表面に形成した透明な電気回
    路パターンと樹脂表面に形成した電気回路パターンとが
    圧接して接続するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
JP10808193A 1993-05-10 1993-05-10 画像読取装置 Pending JPH06319016A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0818747A (ja) * 1994-06-27 1996-01-19 Nec Corp 画像読取装置
JP2013243635A (ja) * 2012-04-23 2013-12-05 Rohm Co Ltd ドキュメントスキャナ
JP2015103843A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 ローム株式会社 イメージセンサモジュール

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