JPH06318808A - 腕時計型電子機器の導電性部材内蔵型の腕バンド - Google Patents

腕時計型電子機器の導電性部材内蔵型の腕バンド

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JPH06318808A
JPH06318808A JP10693593A JP10693593A JPH06318808A JP H06318808 A JPH06318808 A JP H06318808A JP 10693593 A JP10693593 A JP 10693593A JP 10693593 A JP10693593 A JP 10693593A JP H06318808 A JPH06318808 A JP H06318808A
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Teruhiko Wakabayashi
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外観の高級化・多様性を高め、装着感を改善
し、および弾裂性、耐久性等の強度特性を改善する。 【構成】 腕バンド片6は、皮革製の装飾用の表層部材
61と、弾裂強度、耐摩耗性のあるウレタン樹脂製の裏
張部材62と、これらに包まれたアンテナ板12から構
成されている。裏張部材62の両端には表層部材61の
側面を覆う回り込み部分62bが形成され、腕バンドの
外周側面の外観性が改善され、また双方の部材の一体性
が改善されている。裏張部材62の表面には長手方向に
連続する凹部62aが形成され、ウレタン樹脂製の裏張
部材に充分な可撓性を付与していると共に、腕に装着状
態における凹部の通気性が確保され、ここに汗、垢等が
溜まることがなく、導電性劣化、装着感の低下がない。
凹部62aには、アンテナ板12が露出した露出部12
dが形成され、ここに、中留め金具片9が長手方向の任
意の位置にスライド可能に取付けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腕時計型無線通信機等
に代表される腕時計型電子機器における腕バンドに関す
るものである。さらに詳しくは、本発明は、このような
腕時計型電子機器における通信用に使用されるループア
ンテナ等の導電性部材が内蔵された形式の腕バンドの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】導電性部材が内蔵された腕バンドを備え
た腕時計型電子機器としては各種のものが知られてい
る。このうちの代表的な例であるページャーと呼ばれる
腕時計型無線通信機は、図9に示すように、通信機本体
1と、この本体を腕に装着するための腕バンド2から基
本的に構成されている。腕バンド2は、腕時計の12時
および6時を示す方向に取り付けた一対の腕バンド片2
A、2Bから構成されている。各腕バンド片は、一般に
はシリコン樹脂製のものであり、この中に薄いステンレ
ススチール製の板からなるアンテナ片3A、3Bが組み
込まれている。一方の腕バンド片2Aの先端には中留め
金具片4Aが取付けられ、この金具片はアンテナ片の先
端に接続されている。他方の腕バンド片2Bの先端側に
は、そこを長手方向にスライド可能な状態に、中留め金
具片4Bが取付けられており、この中留め金具片とアン
テナ片との接続は、中留め金具片に形成した内側に突出
させた突出部分4bと、腕バンド片2Bの裏面において
一定の間隔で開けたアンテナ露出部2bとを接触させる
ことによって形成されている。これらの双方の中留め金
具片4A、4Bを連結することにより、各アンテナ片に
よってループアンテナ3が構成される。
【0003】図10(A)、(B)に示すように、各ア
ンテナ片3A、3Bの元端には、これらを通信機本体1
に接続するためのエンドピース5A、5Bが取付けられ
ている。一般的に、これらのエンドピースは金属素材か
ら形成され、アンテナ片の先端に対して溶接あるいはピ
ンにより固着されている。
【0004】一方、このような構成の各腕バンド片2
A、2Bは一般的に次のように射出成形法によって製造
されている。まず、モールド内にアンテナ片を配置し
て、腕バンドの表面あるいは裏面側の層を射出成形す
る。次に、他方の側の層を同様にして射出成形する。こ
のようにして得られた腕バンド片は、表面側および裏面
側のシリコン樹脂層のほぼ中間にアンテナ片が内蔵され
た状態となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
導電性部材内蔵型の腕バンドにおいては、外観、強度お
よび装着感の点において次のような解決すべき課題があ
る。
【0006】第1に、導電性部材内蔵型の腕バンドは、
薄い金属板を内包させているため、成形流動性が高く、
樹脂粘度の低いものを使用せざるを得ず一般的にはシリ
コン樹脂が使用されている。しかし、商品として見た場
合には、シリコン樹脂製は外観上ケバの付着や摩耗によ
る照かりが著しく、高級感に欠けるという問題点があ
る。
【0007】第2に、特にシリコン樹脂製のものにおい
ては、ウレタン樹脂に比べてその弾裂強度が充分ではな
いので、金属製のアンテナ片が刃物的になり、このアン
テナ片外周部分の樹脂部に裂け目が発生しやすく、放っ
ておくとアンテナ片が露出して腕を傷つけてしまうこと
もあり得ると言った欠点がある。また、摩耗性が低く、
長期使用により、表面に付したシボ等の微細なデザイン
パターンや、腕に接触している裏面側が摩耗してしま
い、あるいは、汗によってシリコン樹脂独特のヌルヌル
感が腕に伝わり、外観・装着感が低下してしまうという
欠点もある。
【0008】第3に、腕バンドは上記のように、アンテ
ナ片の上下をシリコン樹脂製等の層により覆っている
が、表面側および裏面側を別々に射出成形する製造方法
においては、アンテナ面と同一の面に上下樹脂の接合面
が位置する。この上下の境界面の部分は接着強度が劣っ
ており、ここに裂け目が発生し易いという問題点もあ
る。
【0009】第4に、腕バンドにおける表裏の樹脂層の
一体性を確保するために、一般的には図10に示すよう
にアンテナ片に多数の孔を開けるようにしている。しか
し、このようにすると、使用時において繰り返し腕バン
ドに作用する曲げ応力が孔の部分に集中してしまい、ア
ンテナ片が折れてしまう原因になるので、好ましくな
い。
【0010】第5に、従来においては、アンテナ片は長
尺状の圧延部材から切り取るが、歩留りの点から、図8
(C)に示すように、圧延方向Aに直交する方向に、破
線で示すようにアンテナ片を切り取っている。したがっ
て、一般携帯時において繰り返し作用する曲げ応力によ
って、アンテナ片が幅方向(圧延方向)に沿って折れや
すいという欠点がある。
【0011】第6に、図9に示すように、従来において
は、腕バンドの裏面に多数のアンテナ片露出部分2bを
形成して、使用者の腕のサイズに合わせた位置に中留め
金具片4Bをスライドさせることにより、装着者の腕の
太さに合わせることができるようになっている。しか
し、中留め金具のスライドできるピッチは一定であるの
で、使用者の腕に対して丁度良い長さに腕バンドを調整
できない場合がある。(以下、使用者の腕に対して丁度
良い長さに腕バンドを調整できるものを、完全フリーア
ジャストといい、このようにピット等の制約が伴うもの
を不完全フリーアジャストという。)また、アンテナ露
出部分は、腕に装着した場合には、腕表面によって密閉
された状態の狭い空間になり、塵あるいは腕からの汗や
垢等がここに溜まり、導電性能の低下や、機能不良を起
こしたり、装着感が悪くなるという問題点もある。
【0012】本発明の課題は、上記のような従来におけ
る腕時計型電子機器の導電性部材内蔵型の腕バンドの問
題点を解決することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、腕時計型電子機器の導電性部材が内部
に組み込まれた形式の腕バンドにおいて、その外観、耐
久性、弾裂強度、装着感等を改善するために次の構成を
採用している。
【0014】まず、本発明においては、導電性部材を挟
み、表面側に位置する表層部材と、裏面側に位置する裏
張部材とを、異なる素材から形成するようにしている。
表層部材としては皮革等の装飾用素材を用いることが好
ましく、このようにすると、導電性部材内蔵型の腕バン
ドに対して、一般的に使用されている腕時計の腕バンド
と同様な高級感を付与することができる。
【0015】本発明においては、裏張部材としては絶縁
材料を使用するが、特にウレタン樹脂を用いることが好
ましい。ウレタン樹脂は、従来、導電性部材内蔵型腕バ
ンドにおいて使用されているシリコン樹脂に比べて弾裂
強度および耐摩耗性が高いので、長期使用によっても裂
け目あるいは摩耗劣化等の発生するおそれが少ない。ま
た、本発明においては、表層部材と裏張部材の外周接合
部分は、一方の部材を他方の外周側面を覆う状態に回り
込ませるようにしている。このようにすると、双方の部
材の接合強度を確保できると共に、例えば表層部材を皮
革、裏張部材をウレタン樹脂とし、皮革の外周側面をウ
レタン樹脂で覆うことで、外観低下のもとになる皮革側
面(断面)の繊維質等を覆うことができ、外観上も好ま
しいものとなる。
【0016】さらに、本発明においては、導電性部材と
表層部材との結合、および導電性部材と裏張部材との結
合のうちの少なくとも一方の結合を、プライマー処理お
よび接着剤使用のいずれか一方の方法で行ない、双方の
部材の一体性を確保している。これによって、内蔵の導
電性部材に孔を設ける必要がないため、一般携帯時にお
いて、繰り返し腕バンドに作用する曲げ応力が孔の部分
に集中して導電性部材が折れるということが無くなる。
【0017】次に、本発明においては、腕バンドに必要
される可撓性、装着感の良さを付与するため、裏張部材
の表面に部分的に薄肉部分を形成することで、剛性の高
い導電性部材を内蔵しながらも、腕バンドに必要とされ
る充分な可撓性を付与するようにしている。ここに、裏
張部材に形成する薄肉部分を凹状にして、その長手方向
に連続したものとすることが好ましい。このようにする
と、腕バンドの装着状態において、裏張部材と腕の間に
通気性等が確保されるため、汗等が溜りにくくなり良好
な装着感を得ることができる。
【0018】一方、本発明では、腕バンド内の導電性部
材を腕時計型電子機器本体へ取付けるために、当該導電
性部材の元端に取付けられているエンドピースを、裏張
部材の素材とは異なる絶縁性の樹脂材料によって成形さ
れたものを使用し、このエンドピースを、当該導電性部
材の元端に対して一体的に成形している。
【0019】また、本発明においては、導電性部材の耐
久性を高めるために、圧延成形した長尺状の薄板素材か
ら、圧延方向が腕バンドの幅方向とは異なる方向となる
ように切り出したものを使用している。
【0020】ここに、導電性部材内蔵型の腕バンドとし
ては、腕時計型無線通信機におけるループアンテナが内
蔵されたものが知られている。この場合には、各腕バン
ド片を本発明に従って構成して、これらの腕バンド片
を、中留め金具によって相互に連結できるようにすれば
よい。
【0021】この場合、一方の前記腕バンド片に、その
裏面側において、裏張部材によって覆われていないバン
ド長手方向に連続して延びる導電性部材の露出部を形成
しておけば、中留め金具を露出部上の任意の位置にスラ
イドさせることにより、腕バンドの長さを、装着者の腕
の太さに合わせて調整することができ、完全フリーアジ
ャストが可能となる。また、装着状態において、通気性
が確保されることで、汗、垢付着による導電性不良も回
避できる。
【0022】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の好適な実施
例を説明する。
【0023】(全体構成)図1、図2および図3は、本
発明を適用した腕時計型無線通信機を示す外観図、縦断
面図および平面上に展開した状態での裏面図である。こ
れらの図に示すように、本例の腕時計型無線通信機1
は、通信機ユニット2が内蔵された腕時計本体3と、こ
の本体3に取付けられた腕バンド4から基本的に構成さ
れている。通信機ユニット2の構成は、従来から使用さ
れているのもをそのまま採用することができるので、本
明細書ではその説明は省略する。
【0024】腕バンド4は、腕時計本体3の両側(腕時
計の12時および6時の側)に取り付けた一対の腕バン
ド片5、6と、これらの先端を相互に連結するための中
留め金具7から構成されている。中留め金具7は、一方
の腕バンド片5の先端に固定した金具片8と、他方の腕
バンド片6の先端側にスライド可能に取り付けられ、金
具片8を着脱可能に連結できる金具片9から構成されて
いる。
【0025】腕バンド片5自体は、装着者の腕に取り付
けた状態において表面側に面する表層部材51と、装着
者の腕の側に接する裏張部材52と、これらの間に包み
こまれている導電性部材であるステンレススチール製の
アンテナ板11から構成されている。同様に、他方の腕
バンド片6自体も、表層部材61と、裏張部材62と、
アンテナ板12から構成されている。各アンテナ片1
1、12は中留め金具7を介して連結されて、無線通信
機のループアンテナを構成する。
【0026】(腕バンド片5の構成)次に、図4および
図6を主に参照して、本例の腕バンド片5を詳細に説明
する。図4には腕バンド片5の構成を示してある。本例
の腕バンド片5は、表層部材51として装飾用素材であ
る皮革を用いており、裏張部材52としてウレタン樹脂
の成形品を用いている。このウレタン樹脂製の裏張部材
52には、その長手方向に延びる凹部52aが形成され
ている。このように凹部52aを形成することにより、
剛性のあるステンレススチール製の金属アンテナ板を内
蔵しながらも、腕バンドとして必要とされる充分な可撓
性が確保されている。また、このように、長手方向に連
続した凹部52aを形成したことにより、汗、垢などが
凹部内に溜まりにくくなり、良好なバンド装着感が得ら
れる。
【0027】ここに、図6に示すように、腕バンド片5
においては、その裏張部材であるウレタン樹脂層の両側
部分に、アンテナ板11を越えて表面部材51である皮
革の側面51aを覆う回り込み部分52bが形成されて
いる。本例においては、このような断面形状にウレタン
樹脂製の裏張部材を射出成形した後に、アンテナ板11
および皮革製の表層部材51を接着剤により、あるいは
プライマー処理により相互に接合してある。このよう
に、本例の腕バンド片51においては、外周側面には射
出成形されたウレタン樹脂製の回り込み部分52bが現
れるので、皮革断面の繊維質等を覆うことができ、外観
上、高級感を確保できる。また、内蔵されているアンテ
ナ板11の端11aが、このように一体成形された回り
込み部分52bによって覆われており、シリコン樹脂に
比べて弾裂強度の高いウレタン樹脂を用いているため
に、導電性部材内蔵型の腕バンドの弱点の一つであるア
ンテナ周辺部からの樹脂切れや裂け目等の発生するおそ
れが無い。
【0028】次に、腕バンド片51の内部に配置された
アンテナ板11は、図4(C)、(D)に示すように、
全体として細長い長方形をしたステンレススチール製の
薄板から形成されている。このアンテナ板11の元端側
は裏面側にくの字状に折り曲げられ折り曲げ部11bと
なっており、ここに、通信機本体ユニット2の側との接
続を取るための端子ピン11cが溶接されている。そし
て、この折り曲げ部11bの全体および端子ピン11c
の元端側を包み込む状態に、エンドピース111が一体
的に取付けられている。アンテナ板11の先端裏面に
は、中留め金具8との接続を取るための端子板112が
溶接されている。
【0029】次に、図7には、アンテナ板11の元端に
取り付けたエンドピース111の部分を拡大して示して
ある。本例のエンドピース111は、裏張部材52のウ
レンタン樹脂よりも強度の高いABS樹脂あるいはポリ
カーボネート樹脂を用いて、アンテナ板11の元端の折
り曲げ部11bに対して一体成形したものである。この
エンドピースの部分は、従来においては金属材料から形
成されていたが、金属材料から形成すると、そのために
アンテナ板11に浮遊容量が付加されてしまう、この部
分の絶縁被覆が他のアンテナ板の部分に比べて薄くなり
易いので、絶縁性が低下する、あるいは、製造コストが
高い等といった問題点がある。しかし、本例のように、
エンドピース111を絶縁性のプラスチック製品とする
ことにより、このような問題が解消される。なお、エン
ドピースを廃止して、全てをバンド材(ウレタン樹脂)
で成形することもできるが、このようにすると、ケース
との必要な固定強度を確保できないおそれがある。これ
に対して、本例のように、ABS樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂を使用した場合には、この部分に必要とされる強
度も充分に確保できるので好ましい。
【0030】ここで、本例においては上記のアンテナ板
11を圧延成形したステンレススチール板から次のよう
にして切り出したものを用いている。すなわち、図8
(A)あるいは(B)に示すように、本例のアンテナ板
11は、長尺状の圧延ステンレススチール板11Aの圧
延方向(矢印A)が腕バンドの幅方向(矢印B)に一致
しない状態に切り出したものである。例えば、図8
(A)においては、圧延方向Aに対して傾斜した状態
に、破線で示すようにアンテナ板11を切り出してい
る。また、図8(B)においては、圧延方向に対してバ
ンド幅方向が直交する状態となるように、破線で示すよ
うにアンテナ板11を切り出している。これに対して、
従来においては、図8(C)に示すように、歩留の点か
ら、圧延方向にバンド幅方向が一致する状態でアンテナ
板を切り出している。このような状態でアンテナ板を切
り出した場合には、アンテナ板は幅方向に折れ易くな
り、一般携帯使用においては耐久性の点で問題がある。
本例においては、圧延方向がバンド幅方向に一致しない
ようにアンテナ板11を切り出してあるので、長期使用
によりアンテナ板11が幅方向に折れるおそれが低いと
いう利点がある。
【0031】腕バンド片6の構成 次に、他方の腕バンド片6の構成を説明する。この腕バ
ンド片6の構成は基本的には上述した腕バンド片5と同
一である。すなわち、図5に示すように、皮革からなる
表層部材61と、ウレタン樹脂成形品である裏張部材6
2と、これらの間に包み込まれているステンレススチー
ル製のアンテナ板12から構成されている。
【0032】ウレタン樹脂製の裏張部材62には、その
長手方向に延びる凹部62aが形成されている。しか
し、この腕バンド6においては、その元端側から長手方
向の中程に位置までは、凹部62aの底は薄肉のウレタ
ン樹脂層でアンテナ板12が覆われているが、それより
も先端側の凹部の部分においては、アンテナ板12が露
出した状態になっている。このようにアンテナ板の露出
部12dが形成されている腕バンド6の部分には、スラ
イド可能な状態で中留め金具片9が取付けられている。
図2および図3から良く分かるように、中留め金具片9
の裏面にはアンテナ板の露出部12dの側に突出したア
ンテナ接続部9aが形成されており、この接続部9aが
常時、アンテナ板の露出部12dに接触した状態にあ
る。したがって、この中留め金具9は、アンテナ板露出
部12d上におけるその長手方向の任意の位置にスライ
ドさせることができる。この結果、完全フリーアジャス
トが可能となり、装着者の腕の太さに丁度合うように腕
バンド4の長さを調整することができる。
【0033】このように腕バンド片6の裏面において
は、長手方向に連続するアンテナ露出部12dおよびウ
レタン凹部等により出来るだけ肉を削除したことによ
り、剛性の高いステンレススチール製の金属アンテナ板
を内蔵しながらも、腕バンドとして必要とされる充分な
可撓性も確保されている。また、このように、長手方向
に連続したアンテナ露出部12dを形成したことによ
り、腕に装着した状態において、この凹部12dが腕に
よって密閉されてしまうことがない。このため、汗、垢
などがアンテナ板に付着し、導電性劣化、機能劣化を起
こすことが無い。
【0034】また、腕バンド片6においても、図6に示
す腕バンド片5と同様に、その裏張部材であるウレタン
樹脂層の両側部分に、アンテナ板12を越えて表面部材
61である皮革の側面を覆う回り込み部分62bが形成
されている。さらに、裏張部材62とアンテナ板12の
接合、表層部材61とアンテナ板12の接合は、プライ
マー処理により、あるいは接着剤によって行われてい
る。
【0035】腕バンド片6の内部に配置されたアンテナ
板12は、図5(C)、(D)に示すように、先端に端
子板112が取付けられていない他はアンテナ板11と
同様な構成となっており、その元端側には、くの字状に
折り曲げられ折り曲げ部12bが形成され、ここに、通
信機本体ユニット2の側との接続を取るための端子ピン
12cが溶接されている。また、この折り曲げ部12b
の全体および端子ピン12cの元端側を包み込む状態
に、エンドピース121が一体的に取付けられている。
このエンドピース121の構成は、上述したエンドピー
ス111(図7参照)と同様である。
【0036】さらに、アンテナ板12も、図8(A)あ
るいは(B)に示すように、長尺状の圧延ステンレスス
テイール板の圧延方向が腕バンドの幅方向に一致しない
状態に切り出したものである。
【0037】このように構成した本例の腕時計型通信機
1の腕バンド4は次のような利点を有している。まず、
腕バンド4の表層部材51、61が皮革製であるので、
高級感のある腕バンドを実現できる。また、ウレタン樹
脂製の裏張部材52、62の端に回り込み部分52a、
62aを形成し、この部分により、アンテナ板11、1
2の端から表層部材51、61の側面までを覆う状態に
しているため、皮革断面の繊維質等を覆い隠せる。よっ
て、腕バンド4の外観品位が向上する。さらには、この
ように回り込み部分を形成したことにより、アンテナ板
の端に表層部材および裏張部材の合わせ面が形成されな
いので、このような部分に裂け目ができるという弊害も
発生しない。
【0038】また、本例の腕バンド4においては、裏張
部材52、62をウレタン樹脂製としているので、従来
のようなシリコン樹脂製のものと比べて、弾裂強度、耐
摩耗性に優れており、アンテナ片が樹脂を切って、さら
には、装着者の腕をも傷付けるといったことや、バンド
表面に付けたシボ等の微細なデザインパターンを、上着
の袖等の摩耗により消してしまうことが無い。しかも、
本例では、裏張部材5、62の表面に凹部52a、62
aを形成して、ウレタン樹脂層を部分的に薄肉にしてあ
るので、腕バンドに必要とされる可撓性も確保できる。
さらに、本例では凹部として長手方向に連続して延びて
いるものを形成している。したがって、従来の欠点であ
る腕に装着した状態において、凹部が腕によって密閉さ
れて、その中に垢、汗などが溜まり、導通の劣化や装着
感が低下するという弊害も回避できる。
【0039】さらには、一方の腕バンド6の裏面には、
長手方向に連続して延びるアンテナ板露出部12dを形
成し、ここに、中留め金具片をスライド可能に取り付け
ている。このため、中留め金具片9を露出部12dの長
手方向における任意の位置にスライドできるので、完全
フリーアジャストが可能となり、腕バンド4の長さを正
確に装着者の腕の太さに合わせることができる。
【0040】一方、本例のアンテナ板11、12におい
ては、従来のように表層部材および裏張部材の一体化を
促進するための孔等が形成されていない。よって、長期
使用しても折れ等が発生しにくく、耐久性が改善されて
いる。このように、アンテナ板に孔を形成しなくても、
本例においては、表層部材とアンテナ板、裏張部材とア
ンテナ板の接合を、プライマー処理あるいは接着剤を使
用して行っているので、必要とされる接合強度は確保で
きる。また、アンテナ板は、圧延板から切り出す場合
に、その圧延方向がバンド幅方向に一致しない状態に切
り出したものを使用している。したがって、アンテナ板
が幅方向に折れ易いという弊害を解消することができ
る。
【0041】また、本例においては、アンテナ板11、
12の元端に取り付けるエンドピース111、121
を、裏張部材52のウレンタン樹脂よりも強度の高いA
BS樹脂あるいはポリカーボネート樹脂を用いて、アン
テナ板元端の折り曲げ部11b、12bに対して一体成
形してある。このエンドピースの部分は、従来において
は金属材料から形成されていたが、金属材料から形成す
ると、そのためにアンテナ板11に浮遊容量が付加され
てしまう、この部分の絶縁被覆が他のアンテナ板の部分
に比べて薄くなり易いので、絶縁性が低下する、あるい
は、強度確保のための部品や絶縁用部品等、多くの部品
が必要となるため製造コストが高くなる等といった問題
点がある。しかし、本例のように、エンドピースを絶縁
性及び強度の大きいエンジニアリングプラスチック製と
することにより、このような問題を解消できる。
【0042】また、本例では、ABS樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂を使用してエンドピースを成形しているの
で、この部分に必要とされるケースとの固定強度等も充
分に確保できるので好ましい。
【0043】他の実施形態 なお、上記の実施例においては、腕バンドの表層部材と
して皮革を用いている。この代わりに別の装飾用素材、
例えば合成皮革、天然素材等を用いてもよいことは勿論
である。また、裏張部材としても、ウレタン樹脂の代わ
りに他の合成樹脂素材を用いることもできる。
【0044】また、上記の例においては、裏張部材の両
端に回り込み部分を形成して、これにより表層部材の側
面を覆うようにしているが、この逆に、表層部材の側面
に回り込み部分を形成して、これにより、裏張部材の側
面を覆うようにすることもできる。あるいは、双方の端
に交互に回り込み部分を形成して双方が交互に他方の側
面を覆うようにすることも可能である。
【0045】さらに、裏張部材の表面に形成する凹部
は、裏張部材に腕バンドとしての充分な可撓性を付与す
る観点からは、連続した凹部とする必要はなく、不連続
な凹部等を形成して、薄肉部分を形成すればよい。ま
た、形成した凹部が腕により密閉状態になり、その中の
垢、汗等が溜まり、装着感が低下することを防止する観
点からは、凹部は上記の実施例のように連続したものと
することが望ましいが、この場合においても、上記の実
施例のように細長い長方形とする必要はない。
【0046】一方、アンテナ板の端に取り付けたエンド
ピースも、上記の実施例のようなABS樹脂あるいはポ
リカーボネート樹脂以外の合成樹脂を用いて形成するこ
とができる。この場合には、エンドピースとして必要と
される強度を確保できる合成樹脂を選択することがよ
い。
【0047】なお、上記の実施例は、腕バンドによって
ループアンテナが構成される腕時計型無線通信機につい
て本発明を適用したものである。これ以外の腕時計型電
子機器における導電性部材内蔵型の腕バンドに対して
も、本発明を同様に適用できることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の導電性部
材内蔵型の腕バンドにおいては、次のような優れた効果
を達成することができる。
【0049】まず、腕バンドの表層部材と裏張部材とを
異なる素材から形成するようにしているので、腕バンド
のデザインバリエーションを高め、高級化および素材の
多様化した腕バンドを実現できる。また、表層部材ある
いは裏張部材の側面に回り込み部分を形成して、他方の
側の側面を覆うようにしているので、双方の部材の接合
部分が腕バンドの外周側面に現れないので、この点にお
いても、腕バンドの外観品位を向上させることができ
る。
【0050】また、裏張部材としてウレタン樹脂を使用
したことにより、また、この裏張部材に連続した凹部を
形成したことにより、腕バンドの装着感の改善、汗、垢
付着による導通性不良の回避を実現することができる。
【0051】さらに、表層部材あるいは裏張部材の側面
に回り込み部分を形成したことにより、あるいは、裏張
部材としてウレタン樹脂を使用したことにより、腕バン
ドの弾裂強度、摩耗性を向上させることができる。
【0052】さらにまた、導電性部材として、圧延素材
における圧延方向がバンド幅方向に一致しない状態に切
り出したものを使用したことにより、また、表層部材お
よび裏張部材の密着性を高めるための孔が形成されてい
ない導電性部材を使用したことにより、導電性部材の折
れ等の弊害を解消することができる。
【0053】一方、導電性部材の元端には合成樹脂製の
エンドピースを一体的に成形してあるので、従来のよう
な金属製のエンドピースを使用する場合とは異なり、導
電性部材の浮遊容量が変動する、この部分の絶縁性が低
下する等の弊害を解消できる。これにと共に、このよう
なエンドピースを廉価に製造することができるという利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である腕時計型無線通信機の
外観斜視図である。
【図2】図1の通信機の縦断面図である。
【図3】図1の通信機を平面上に展開した状態での裏面
側を示す裏面図である。
【図4】図1の通信機の一方の腕バンド片を示す図であ
り、(A)はその裏面図、(B)はその縦断面図、
(C)はそこに内蔵されているアンテナ板の平面図、
(D)はアンテナ板の縦断面図である。
【図5】図1の通信機の他方の腕バンド片を示す図であ
り、(A)はその裏面図、(B)はその縦断面図、
(C)はそこに内蔵されているアンテナ板の平面図、
(D)はアンテナ板の縦断面図である。
【図6】図1の通信機の腕バンドの横断面を示すを示す
破断斜視図である。
【図7】図1の通信機の腕バンドの端に取り付けたエン
ドピースを示す図であり、(A)はその部分斜視図、
(B)はその部分縦断面図である。
【図8】圧延素材からのアンテナ板の切り出し状態を示
す図であり、(A)および(B)は図1の通信機に使用
したアンテナ板の切り出し状態を示す説明図、(C)は
従来のアンテナ板の切り出し状態を示す説明図である。
【図9】従来の腕時計型無線通信機を示す裏面図であ
る。
【図10】図9の通信機の腕バンドに内蔵されている各
アンテナ板を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・腕時計型無線通信機 2・・・通信機ユニット 3・・・通信機本体 4・・・腕バンド 5、6・・・腕バンド片 51、61・・・表層部材 51a・・・表層部材の端 52、62・・・裏張部材 52a、62a・・・凹部 52b・・・回り込み部分 7・・・中留め金具 8、9・・・中留め金具片 11、12・・・アンテナ板 11a、12a・・・アンテナ板の両端 11b、12b・・・折り曲げ部 11c、12c・・・端子ピン 12d・・・アンテナ板露出部 111、121・・・エンドピース 112・・・端子板

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕時計型電子機器の導電性部材が内部に
    組み込まれた形式の腕バンドにおいて、当該腕バンド
    は、装着された状態において表面側に現れる表層部材
    と、裏面側に面する裏張部材と、これらの部材に挟まれ
    た導電性部材から構成され、前記表層部材と前記裏張部
    材とは異なる素材から形成されていることを特徴とする
    導電性部材内蔵型の腕バンド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記表層部材は皮革
    等の装飾用素材から形成されていることを特徴とする導
    電性部材内蔵型の腕バンド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記裏張部
    材はウレタン樹脂から形成されていることを特徴とする
    導電性部材内蔵型の腕バンド。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、前記表
    層部材および前記裏張部材のうちの少なくとも一方の側
    は、前記導電性部材の側面を越えて他方の部材の外周側
    面の少なくとも一部分を覆う回り込み部分を備えている
    ことを特徴とする導電性部材内蔵型の腕バンド。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、前
    記導電性部材と表層部材との結合、および前記導電性部
    材と裏張部材との結合のうちの少なくとも一方の結合
    が、プライマー処理および接着剤使用のいずれか一方の
    方法により行われていることを特徴とする導電性部材内
    蔵型の腕バンド。
  6. 【請求項6】 請求項3、4または5において、前記裏
    張部材は、部分的に薄肉部分を備えていることを特徴と
    する導電性部材内蔵型の腕バンド。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のうちのいずれかの項に
    おいて、前記裏張部材は、その長手方向に向けて連続す
    る凹部を付けることにより形成した薄肉部分を備えてい
    ることを特徴とする導電性部材内蔵型の腕バンド。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のうちのいずれかの項に
    おいて、前記導電性部材は、その元端に、腕時計型電子
    機器本体への取付け用のエンドピースを備えており、こ
    のエンドピースは前記裏張部材の素材とは異なる絶縁性
    素材によって形成されていると共に、当該導電性部材の
    元端に対して一体的に成形されていることを特徴とする
    導電性部材内蔵型の腕バンド。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のうちのいずれかの項に
    おいて、前記導電性部材は、圧延成形した長尺状の薄板
    素材から、圧延方向が腕バンドの幅方向とは異なる方向
    となるように切り出されたものであることを特徴とする
    導電性部材内蔵型の腕バンド。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のうちのいずれかの項
    において、当該腕バンドは、一対の腕バンド片から構成
    されており、各腕バンド片に組み込まれている前記導電
    性部材は、中留め金具等の導通部材を介して相互に接続
    されて、ループアンテナを構成するようになっているこ
    とを特徴とする導電性部材内蔵型の腕バンド。
  11. 【請求項11】 請求項10において、一方の前記腕バ
    ンド片は、その裏面側において、前記裏張部材によって
    覆われていないバンド長手方向に連続して延びる導電性
    部材の露出部が形成されていることを特徴とする導電性
    部材内蔵型の腕バンド。
  12. 【請求項12】 腕時計型電子機器の導電性部材が内部
    に組み込まれた形式の腕バンドにおいて、当該腕バンド
    は、装着された状態において表面側に現れる表層部材
    と、裏面側に面する裏張部材と、これらの部材に挟まれ
    た導電性部材から構成され、前記導電性部材は、その元
    端に、腕時計型電子機器本体への取付け用のエンドピー
    スを備えており、このエンドピースは前記裏張部材の素
    材とは異なる絶縁性素材によって形成されていると共
    に、当該導電性部材の元端に対して一体的に形成されて
    いることを特徴とする導電性部材内蔵型の腕バンド。
  13. 【請求項13】 腕時計型電子機器の導電性部材が内部
    に組み込まれた形式の腕バンドにおいて、当該腕バンド
    は、装着された状態において表面側に現れる表層部材
    と、裏面側に面する裏張部材と、これらの部材に挟まれ
    た導電性部材から構成され、前記導電性部材は、圧延成
    形した長尺状の薄板素材から、圧延方向が腕バンドの幅
    方向とは異なる方向となるように切り出されたものであ
    ることを特徴とする導電性部材内蔵型の腕バンド。
  14. 【請求項14】 腕時計型電子機器の導電性部材が内部
    に組み込まれた形式の腕バンドにおいて、当該腕バンド
    は一対の腕バンド片から構成され、各腕バンド片は、装
    着された状態において表面側に現れる表層部材と、裏面
    側に面する裏張部材と、これらの部材に挟まれた導電性
    部材から構成され、各腕バンド片に組み込まれている前
    記導電性部材は、中留め金具等の導通部材を介して相互
    に接続されて、ループアンテナを構成するようになって
    おり、一方の前記腕バンド片は、その裏面側において、
    前記裏張部材によって覆われていないバンド長手方向に
    連続して延びる導電性部材の露出部が形成されているこ
    とを特徴とする導電性部材内蔵型の腕バンド。
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JP2015136547A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 株式会社バンビ シリコン製時計バンド用エンドピース部材およびシリコン製時計バンドの嵌合構造
CN110336120B (zh) * 2019-06-30 2021-04-13 RealMe重庆移动通信有限公司 可穿戴设备以及智能手表

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