JPH06318691A - 固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子の製造方法

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JPH06318691A
JPH06318691A JP5112211A JP11221193A JPH06318691A JP H06318691 A JPH06318691 A JP H06318691A JP 5112211 A JP5112211 A JP 5112211A JP 11221193 A JP11221193 A JP 11221193A JP H06318691 A JPH06318691 A JP H06318691A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 垂直転送部の拡散領域を水平転送部の拡散領
域に対して自己整合的に形成しうるようにして、これら
の領域間の重なり過ぎや重なり不足に起因する、電荷転
送領域における電位井戸や電位障壁の発生を防止する。 【構成】 水平転送部用のウェル層の形状の開口を有す
るフォトレジスト膜120aを形成し、イオン注入して
第1pウェル106を形成する(a図)。120aをマ
スクにイオン注入して水平電荷転送領域を構成する第1
n型半導体領域107を形成する(b図)。120aを
マスクに液相法により選択的に酸化膜111を成長さ
せ、垂直転送部上に開口を有するフォトレジスト膜12
0bを形成する。111、120bをマスクにB、As
をイオン注入して第2pウェル108、垂直電荷転送領
域となる第2n型半導体領域109を形成する(c
図)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに異なる接合深さ
の垂直電荷転送領域と水平電荷転送領域を有するCCD
型固体撮像素子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子では、HDTVシス
テムに対応するための高画素化あるいはムービーシステ
ムに対応するための高画素化、小型化が進んでおりそれ
につれて垂直電荷転送領域の面積が縮小されて面積当た
りの電荷転送量が増加しており、また水平電荷転送部で
は転送の一層の高速化が要求されるようになってきてい
る。従来、例えば埋め込みチャネル型CCDを用いた固
体撮像素子では、垂直電荷転送領域を構成するn型半導
体領域のp型ウェル層との接合の深さを浅くして単位面
積当たりの電荷転送能力を向上させ、一方、水平電荷転
送部では、高速転送による転送効率低下に対処して、垂
直転送部とは逆に、水平電荷転送領域を構成するn型半
導体領域のp型ウェル層との接合の深さ深くして、フリ
ンジ電界強度を強め上記要求に応えてきた。すなわち、
高画素化した2次元固体撮像素子では、水平電荷転送領
域と垂直電荷転送領域とは互いに異なる接合深さを持つ
領域として形成されていた。
【0003】図4は、CCD型2次元固体撮像素子の平
面図であって、同図に示される固体撮像素子において、
入射光は、マトリックス状に配置された光電変換部41
にて光電変換される。光電変換部41にて生成された信
号電荷は、垂直転送部42に読み出され該垂直転送部を
介して水平転送部43に転送され、該水平転送部を経て
出力回路部44に転送され、出力信号として取り出され
る。
【0004】図5の(a)〜(c)は、固体撮像素子の
垂直転送部と水平転送部およびその接続部の従来の製造
方法を示す工程断面図であって、図4のA−A′線、B
−B′線の断面における工程を示すものである。まず、
n型半導体基板501上に膜厚約20nmのシリコン酸
化膜502を形成し、フォトリソグラフィ技法を用いて
膜厚約3.5μmのフォトレジスト膜520aを形成
し、これをマスクにボロン(B)を、入射角:0°、加
速エネルギー:600keV、ドーズ量:7.0×10
11cm-2の条件でイオン注入して、水平転送部用の第1
のp型ウェル層506を形成する[図5の(a)]。
【0005】フォトレジスト膜520aを剥離、除去し
た後、再びフォトリソグラフィ技法を用いて膜厚約2.
0μmのフォトレジスト膜520bを形成し、これをマ
スクにリン(P)を、入射角:0°、加速エネルギー:
250keV、ドーズ量:2.0×1012cm-2の条件
でイオン注入して、水平転送部となる第1のn型半導体
領域507を形成する[図5の(b)]。
【0006】フォトレジスト膜520bを除去した後、
新たにフォトリソグラフィ技法を適用して、少なくとも
形成すべき第2のp型ウェル層部分に開口を有する、膜
厚約2.0μmのフォトレジスト膜520cを形成し、
これをマスクとしてボロンを、入射角:0°、加速エネ
ルギー:200keV、ドーズ量:2.0×1012cm
-2の条件でイオン注入して、垂直転送部用の第2のp型
ウェル層508を形成する。続いて、再びフォトレジス
ト膜520cをマスクとして砒素(As)を、入射角:
0°、加速エネルギー:150keV、ドーズ量:3.
0×1012cm-2の条件でイオン注入して、垂直転送部
となる第2のn型半導体領域509を形成する[図5の
(c)]。
【0007】しかる後、フォトレジスト膜520cを除
去し、シリコン酸化膜502をウェットエッチング法に
て除去する。その後、周知の技術を適用して光電変換
部、電荷転送電極、遮光膜および配線用の金属膜を形成
して、従来法による固体撮像素子の製造を完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来法により
製造した固体撮像素子では、水平転送部におけるp型ウ
ェル層およびn型半導体領域と、垂直転送部におけるp
型ウェル層およびn型半導体領域とは、それぞれ別個の
フォトリソグラフィ工程により形成されたマスクを用い
て形成されるため、フォトリソグラフィ工程における位
置合わせに誤差が生じやすく、水平転送部と垂直転送部
との接続部を制御性よく形成することが困難であった。
すなわち、垂直転送部用のp型ウェル層508と水平転
送部用のp型ウェル層506との重なり量が少ないかあ
るいは離れて形成された場合には、図6の(a)に示す
ように、垂直電荷転送領域(第2のn型半導体領域50
9)と水平電荷転送領域(第1のn型半導体領域50
7)との間に深いポテンシャル井戸が形成され、逆に、
垂直転送部用のp型ウェル層508と水平転送部用のp
型ウェル層506との重なり量が大きくなった場合に
は、図6の(b)に示すように、垂直電荷転送領域(5
09)と水平電荷転送領域(507)との間にポテンシ
ャル障壁が形成され、いずれの場合においても垂直転送
部から水平転送部へのスムーズな電荷転送が阻害され
る。
【0009】よって、本発明の目的とするところは、垂
直電荷転送領域と水平電荷転送領域との接合深さを異な
らしめるものにおいて、垂直転送部用の電荷転送領域あ
るいはウェル層が水平転送部用の電荷転送領域あるいは
ウェル層に自己整合される製法を提供することであり、
このことにより両ウェル層のマスク目合わせずれによる
電荷転送領域におけるポテンシャル井戸、ポテンシャル
障壁の発生を防止し、もって、信号電荷の転送効率の低
下を抑制することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子の
製造方法は、第1導電型(n型)半導体基板(101、
201、301)上に、形成すべき第1の電荷転送領域
上に開口を有する第1のマスク材(120a、204、
304)を形成する第1の工程と、第1のマスク材をマ
スクに第2導電型(p型)不純物をイオン注入して第1
の第2導電型半導体領域(106、206、306)を
形成する第2の工程と、前記第1のマスク材をマスクと
して第2のマスク材(111、211、311)を形成
する第3の工程と、前記第1のマスク材を除去し、形成
すべき第2の電荷転送領域上に開口を有する第3のマス
ク材(120b、220b、320b)を形成する第4
の工程と、前記第2のマスク材および前記第3のマスク
材をマスクに第2導電型不純物をイオン注入して第2の
第2導電型半導体領域(108、208、308)を形
成する第5の工程と、を有するものである。
【0011】また、上記製造方法について、前記第2の
工程の後に前記第1のマスク材(120a、204、3
04)をマスクに第1導電型不純物をイオン注入して前
記第1の第2導電型半導体領域(106、206、30
6)の表面領域内に第1の第1導電型半導体領域(10
7、207、307)を形成する工程を付加し、前記第
5の工程の後に前記第2のマスク材(111、211、
311)および前記第3のマスク材(120b、220
b、320b)をマスクに第1導電型不純物をイオン注
入して前記第2の第2導電型半導体領域(108、20
8、308)の表面領域内に第2の第1導電型半導体領
域(109、209、309)を形成する工程を付加す
ることができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1の(a)〜(c)は、図4のA−A′
線とB−B′線に沿った断面における、本発明の第1の
実施例の主な製造工程段階を示す工程断面図である。ま
ず、n型半導体基板101上に膜厚約20nmのシリコ
ン酸化膜102を形成し、フォトリソグラフィ技法を用
いて膜厚約3.5μmのフォトレジスト膜120aを形
成し、これをマスクにボロン(B)を、入射角:9°、
加速エネルギー:600keV、ドーズ量:7.0×1
11cm-2の条件でイオン注入して、水平転送部用の第
1のp型ウェル層106を形成する[図1の(a)]。
ここで、ボロンのイオン注入を傾けて行っているのは、
横方向拡散により垂直転送部のp型ウェル層との重なり
が深くなりそのために電荷転送領域にポテンシャル障壁
が形成されるのを防ぐためである。
【0013】続いて、再びフォトレジスト膜120aを
マスクとしてリン(P)を、入射角:4°、加速エネル
ギー:250keV、ドーズ量:2.0×1012cm-2
の条件でイオン注入して、水平転送部となる第1のn型
半導体領域107を形成する[図1の(b)]。ここ
で、リンのイオン注入を傾けて行っているのは、横方向
拡散により垂直転送部のn型半導体領域との接合部分に
高濃度領域が形成されそのために電荷転送領域にポテン
シャル井戸が形成されるのを防ぐためである。
【0014】次に、フォトレジスト膜120aをマスク
として液相成長法により膜厚約1μmのシリコン酸化膜
111を選択的に成長させる。シリコン酸化膜の液相成
長法による選択成長は、SiO2 をH2 SiF6 溶液に
溶解させて得たSiO2 の飽和水溶液に、H3 BO3
液を添加してなるSiO2 の過飽和水溶液に基板を浸漬
することによって行う。その後、フォトレジスト膜12
0aを除去し、形成すべき垂直転送部用のp型ウェル層
部分に開口を有する、膜厚約2.0μmのフォトレジス
ト膜120bを形成し、これとシリコン酸化膜111を
マスクとしてボロンを、入射角:0°、加速エネルギ
ー:200keV、ドーズ量:2.0×1012cm-2
条件でイオン注入して、垂直転送部用の第2のp型ウェ
ル層108を形成する。
【0015】続いて、再びフォトレジスト膜120bお
よびシリコン酸化膜111をマスクとして砒素(As)
を、入射角:0°、加速エネルギー:150keV、ド
ーズ量:3.0×1012cm-2の条件でイオン注入し
て、垂直転送部を構成する第2のn型半導体領域109
を形成する[図1の(c)]。
【0016】しかる後、フォトレジスト膜120bを除
去し、シリコン酸化膜102、111をウェットエッチ
ング法により除去する。その後、周知の技術を適用して
光電変換部、電荷転送電極、遮光膜および配線用の金属
膜を形成して、本発明の第1の実施例による固体撮像素
子の製造を完了する。
【0017】上記製造方法により形成された固体撮像素
子では、垂直転送部の第2のp型ウェル層108と第2
のn型半導体領域109の端部が、水平転送部の第1の
p型ウェル層106と第1のn型半導体領域107の側
面に自己整合されているため、これらの各領域を、マス
ク目合わせずれによる領域間の重なり過ぎやオフセット
の発生を防止して、制御性よく形成することができる。
従って、垂直電荷転送領域から水平電荷転送領域にかけ
てポテンシャル井戸やポテンシャル障壁が発生するのを
抑制することができ、電荷転送効率の低下を防止するこ
とができる。なお、図1の(a)、(b)に示すイオン
注入工程において、イオン入射角は、両電荷転送領域の
接合部にポテンシャル井戸やポテンシャル障壁の生じさ
せない値に設定される。
【0018】図2の(a)〜(c)は、本発明の第2の
実施例の主な製造工程における、図4のA−A′線とB
−B′線に沿った断面図を示したものである。まず、n
型半導体基板201上に、膜厚約20nmのシリコン酸
化膜202、膜厚約40nmの多結晶シリコン膜20
3、膜厚約2μmのシリコン酸化膜204を順に成長さ
せた後、フォトリソグラフィ法およびプラズマエッチン
グ法を適用して水平転送部が形成されるべき領域上のシ
リコン酸化膜204を選択的に除去する。
【0019】残されたシリコン酸化膜204をマスクに
ボロン(B)を、入射角:15°、加速エネルギー:6
00keV、ドーズ量:7.0×1011cm-2の条件で
イオン注入して、水平転送部用の第1のp型ウェル層2
06を形成する[図2の(a)]。続いて、再びシリコ
ン酸化膜204をマスクとしてリン(P)を、入射角:
6°、加速エネルギー:250keV、ドーズ量:2.
0×1012cm-2の条件でイオン注入して、水平転送部
となる第1のn型半導体領域207を形成する[図2の
(b)]。
【0020】次に、シリコン酸化膜204をマスクとし
て選択CVD法により膜厚約0.6μmのタングステン
膜211を選択的に成長させる。タングステンの選択C
VDは、WF6 を原料ソース、SiH4 を還元ガスとし
て用いる場合、反応室温度180〜250℃、圧力20
〜100mTorrの条件で行う。その後、シリコン酸化膜
204をエッチング除去し、続いて形成すべき垂直転送
部用のp型ウェル層部分に開口を有する、膜厚約2.0
μmのフォトレジスト膜220bを形成し、これとタン
グステン膜211をマスクとしてボロンを、入射角:0
°、加速エネルギー:200keV、ドーズ量:2.0
×1012cm-2の条件でイオン注入して、垂直転送部用
の第2のp型ウェル層208を形成する。
【0021】続いて、再びフォトレジスト膜220bお
よびタングステン膜211をマスクとして砒素(As)
を、入射角:0°、加速エネルギー:150keV、ド
ーズ量:3.0×1012cm-2の条件でイオン注入し
て、垂直転送部となる第2のn型半導体領域209を形
成する[図2の(c)]。
【0022】次に、フォトレジスト膜220bを除去
し、続いてタングステン膜211をH 22 液を用いた
ウェットエッチング法にて除去する。その後、周知の技
術を適用して光電変換部、電荷転送電極、遮光膜および
配線用の金属膜を形成して、本発明の第2の実施例によ
る固体撮像素子の製造を完了する。
【0023】図3の(a)〜(c)は、図4のA−A′
線とB−B′線に沿った断面における、本発明の第3の
実施例の主な製造工程段階を示す工程断面図である。第
3の実施例は、図3の(b)に示す状態となるまでの工
程は、図2の(a)、(b)に示す第2の実施例の場合
と同様であるので、図2の部分に対応する部分には図3
において下2桁が共通する記号を付し、重複する説明は
省略する。
【0024】図3の(b)に示す工程段階が終了した
後、シリコン酸化膜304をマスクとして選択CVD法
により膜厚約0.7μmのアルミニウム膜311を選択
的に成長させ、シリコン酸化膜304をエッチング除去
する。その後、形成すべき垂直転送部用のp型ウェル層
部分に開口を有する、膜厚約2.0μmのフォトレジス
ト膜320bを形成し、これとアルミニウム膜311を
マスクとしてボロンを、入射角:0°、加速エネルギ
ー:200keV、ドーズ量:2.0×1012cm-2
条件でイオン注入して、垂直転送部用の第2のp型ウェ
ル層308を形成する。
【0025】続いて、再びフォトレジスト膜320bお
よびアルミニウム膜311をマスクとして砒素(As)
を、入射角:0°、加速エネルギー:150keV、ド
ーズ量:3.0×1012cm-2の条件でイオン注入し
て、垂直転送部を構成する第2のn型半導体領域309
を形成する[図2の(c)]。
【0026】次に、フォトレジスト膜320bを除去
し、続いてアルミニウム膜311を燐酸を用いたウェッ
トエッチング法にて除去する。その後、周知の製造技術
を適用して光電変換部、電荷転送電極、遮光膜および配
線用の金属膜を形成して、本発明の第3の実施例による
固体撮像素子の製造を完了する。
【0027】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく各種の
変更が可能である。例えば、実施例において埋め込みチ
ャネル型であった電荷結合素子を表面チャネル型のもの
変更することができ、また、シリコン酸化膜204に代
えシリコン窒化膜を用いることができ、さらに、選択C
VD法によって成膜する金属膜としてモリブデン等の金
属材料を使用することができる。また、実施例での説明
に用いられた数値例は限定的に解されるべきものではな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による固体
撮像素子の製造方法は、水平転送部の第1のp型ウェル
層(および第1のn型半導体領域)を形成するときに用
いたマスク材をマスクとして垂直転送部の第2のp型ウ
ェル層(および第2のn型半導体領域)を形成する際の
マスク材を形成するものであるので、本発明によれば、
垂直転送部の各領域を、水平転送部の各領域に対し自己
整合されたものとして形成することができる。従って、
本発明によれば、マスク目合わせずれによって発生する
これらの領域間に重なり過ぎや重なり不足乃至オフセッ
ト状態の発生するのを防止することができ、垂直電荷転
送領域から水平電荷転送領域にかけてポテンシャル井戸
やポテンシャル障壁が発生するのを防止して電荷転送効
率の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を説明するための工程
断面図。
【図2】 本発明の第2の実施例を説明するための工程
断面図。
【図3】 本発明の第3の実施例を説明するための工程
断面図。
【図4】 固体撮像素子の概略平面図。
【図5】 従来例を説明するための工程断面図。
【図6】 従来例の問題点を説明するための断面図。
【符号の説明】
41 光電変換部 42 垂直転送部 43 水平転送部 44 出力回路部 101、201、301、501 n型半導体基板 102、202、302、502 シリコン酸化膜 203、303 多結晶シリコン膜 204、304 シリコン酸化膜 106、206、306、506 第1のp型ウェル層 107、207、307、507 第1のn型半導体領
域 108、208、308、508 第2のp型ウェル層 109、209、309、509 第2のn型半導体領
域 111 シリコン酸化膜 211 タングステン膜 311 アルミニウム膜 120a、120b、220b、320b、520a、
520b、520cフォトレジスト膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8617−4M H01L 21/265 M

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体基板上に、形成すべき
    第1の電荷転送領域上に開口を有する第1のマスク材を
    形成する第1の工程と、第1のマスク材をマスクに第2
    導電型不純物をイオン注入して第1の第2導電型半導体
    領域を形成する第2の工程と、前記第1のマスク材をマ
    スクとして第2のマスク材を形成する第3の工程と、前
    記第1のマスク材を除去し、形成すべき第2の電荷転送
    領域上に開口を有する第3のマスク材を形成する第4の
    工程と、前記第2のマスク材および前記第3のマスク材
    をマスクに第2導電型不純物をイオン注入して第2の第
    2導電型半導体領域を形成する第5の工程と、を有する
    ことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程の後に前記第1のマスク
    材をマスクに第1導電型不純物をイオン注入して前記第
    1の第2導電型半導体領域の表面領域内に第1の第1導
    電型半導体領域を形成する工程が付加され、前記第5の
    工程の後に前記第2のマスク材および前記第3のマスク
    材をマスクに第1導電型不純物をイオン注入して前記第
    2の第2導電型半導体領域の表面領域内に第2の第1導
    電型半導体領域を形成する工程が付加されていることを
    特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程において、イオン注入が
    第2の第1導電型半導体領域の形成される側の第1のマ
    スク材に影が生じるように斜め方向から行われることを
    特徴とする請求項1記載の固体撮像素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の工程の後の追加工程におい
    て、イオン注入が第2の第1導電型半導体領域の形成さ
    れる側の第1のマスク材に影が生じるように斜め方向か
    ら行われることを特徴とする請求項2記載の固体撮像素
    子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1および第3のマスク材がフォト
    レジストにより構成され、前記第2のマスク材が液相成
    長法により形成されたシリコン酸化膜により構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の固体撮像
    素子の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のマスク材が絶縁膜により構成
    され、前記第2のマスク材が選択CVD法により形成さ
    れた金属膜により構成され、前記第3のマスク材がフォ
    トレジスト膜により構成されていることを特徴とする請
    求項1または2記載の固体撮像素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記金属膜が、タングステン膜、モリブ
    デン膜またはアルミニウム膜により構成されていること
    を特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2および第3のマスク材
    が、半導体基板上に形成された導電性膜上に設けられる
    ことを特徴とする請求項6記載の固体撮像素子の製造方
    法。
JP5112211A 1993-04-15 1993-04-15 固体撮像素子の製造方法 Expired - Lifetime JP2697554B2 (ja)

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