JPH06318643A - Lsiレイアウトパタンデ―タリサイズ方法 - Google Patents

Lsiレイアウトパタンデ―タリサイズ方法

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JPH06318643A
JPH06318643A JP13144093A JP13144093A JPH06318643A JP H06318643 A JPH06318643 A JP H06318643A JP 13144093 A JP13144093 A JP 13144093A JP 13144093 A JP13144093 A JP 13144093A JP H06318643 A JPH06318643 A JP H06318643A
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JP
Japan
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Application number
JP13144093A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Watanabe
俊文 渡辺
Shigeru Moriya
茂 守屋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSIレイアウトパタンデ―タのリサイズ処
理を、大きな作業領域と多くの時間とを必要とすること
なしに行えるようにする。 【構成】 リサイズ処理を行うにつき、パタンの輪郭を
形成する辺数に変化を伴う場合と、変化を伴わない場合
とで、互に異なる態様のリサイズ処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI製造用マスクな
どを作成するためのLSIレイアウトパタンのリサイズ
処理を行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIレイアウトパタンデ―タを用い
て、LSI製造用マスクを製造する場合について述べれ
ば、製造上の条件や、設計上の制約を補うため、レイア
ウトパタンからそのままマスクを作成するのではなく、
レイアウトパタンをそのレイアウトパタンの外側または
内側にある指定された長さだけ拡大または縮小処理する
必要がある。この処理をリサイズ処理とよぶ。
【0003】レイアウトパタンは、多くの表現法によっ
て表現されるが、本質的には、閉図形の集りとして表現
され、一方、1つの閉図形は、始点と終点座標で指定さ
れる向きを持つ辺(以下、単に辺とよぶ)列として表現
される。
【0004】図形処理において、図形は、この辺列であ
る1閉図形ごとに扱われる。1閉図形の表現は、図形内
部がその境界を構成する辺の左右どちら側に存在するか
決めなければならない。これは、処理系で任意に定義で
きるが、以下辺の右側に図形が存在するとする。
【0005】図形は、結果として上から見て、右回りの
辺列で表現される。右回りの図形は、図形重なりの程度
が正の値になるから、正図形と称され、また、逆に左回
りの図形は、図形重なりの程度が負の値になることか
ら、負図形と称されるが、この負図形は、図形重なりの
意味で正図形と重なれば、その正図形を削除することも
可能である。
【0006】従来のLSIレイアウトパタンデ―タリサ
イズ方法においては、付加図形法が、任意形状の処理に
も適用できる方法として、ほとんど唯一用いられてい
た。
【0007】その手順を、「拡大リサイズ+R1」につ
いて述べよう。
【0008】付加図形法は、大きく分けて、第1、第2
及び第3のステップからなる。
【0009】その第1のステップでは、各辺をそのまま
法線方向に移動した場合に走査する領域に等しい図形を
付加する。
【0010】また、第2のステップでは、第1のステッ
プが上述した内容であるだけでは元の端点付近に、図形
の過剰や欠落が生じる、ということのために、それを補
うべく、四角形を付加する。
【0011】さらに、第3のステップでは、輪郭を抽出
し、それによって、リサイズ処理を終了する。
【0012】次に、上述した付加図形法を、図5A〜E
を用いてさらに説明する。
【0013】図5Aにおいて、閉図形100は、リサイ
ズ対象として考える対象である。この閉図形100は、
右回りの6個の辺101〜106(各辺は、方向を持
つ)によって定義されている。
【0014】図5Bは、辺101について、最終的なリ
サイズ量をR1(最終リサイズ量とよぶ)とした場合の
リサイズ処理の様子を、示している。
【0015】上述した第1のステップでは、辺101に
ついてみるとき、その辺101を、図形の外向きの法線
方向に、リサイズ量R1だけ移動した場合に走査する領
域を求める。その領域は、元の辺101を底辺とし、高
さをR1とする矩形図形(辺111、121、131、
141で構成され、各辺の方向は右回り)でなる。そし
て、この矩形図形を、付加する。
【0016】第1のステップでは、このような処理を、
辺101〜106のそれぞれに対して施す。
【0017】上述した第1のステップによって、図5A
に示す閉図形100は、図5Cに示す閉図形200にな
るが、この場合、元の図形の端点付近に、パタンの欠落
部201〜205や過剰部206が生ずる。
【0018】上述した第2のステップでは、上述した欠
落部201〜205に対しては、そこだけに、正図形の
付加を施し、過剰部206に対しては負図形の付加を施
す。
【0019】図5D及びEは、欠落部201及び過剰部
206に対する処理を示している。
【0020】欠落部201に対する処理は、欠落部20
1を挟む付加図形の外郭線を延長した辺で囲まれる四角
形領域を、正図形210として、付加する。
【0021】過剰部206に対する処理は、その過剰を
生じさせた付加図形の外郭線ではさまれる四角形領域
を、左回りの負図形211として、付加する。
【0022】第2のステップでは、このような処理を、
元パタンの全ての欠落及び過剰部について施し、それに
よって、全体の図形を定義する。
【0023】上述した第3のステップでは、第2のステ
ップをとって得られる出力図形のままでは、それが、バ
ラバラに得られることから、縮小リサイズ処理などを行
うのに都合が悪いため、図形の外郭線の抽出(輪郭抽
出)を実行し、辺の重なりなどを削除し、それによっ
て、リサイズ処理を終了する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来のLSIレイアウ
トパタンデ―タリサイズ方法が適用している上述した付
加図形法の場合、扱う辺として、図5で上述した場合で
みたとき、元閉図形を構成する6個の辺と、はじめの付
加された矩形の付加図形を構成する24(6×4)個の
辺と、端点部分における四角形の付加図形を構成する2
4(6×4)個の辺とが、存在する。
【0025】この扱う辺としては、一般的には、元閉図
形の辺数がNである場合、 N+4×N+4×N=9×N個 の辺が、一時的に、または処理対象として、存在する。
【0026】以上のことから、従来のLSIレイアウト
パタンデ―タリサイズ方法の場合、任意形状のパタンに
対しても同じリサイズ処理を行うことができる、という
利点を有するが、リサイズ処理に、多くの作業領域を必
要とし、また多くの処理時間を必要とする、という欠点
を有していた。
【0027】よって、本発明は、上述した欠点のない、
新規なLSIレイアウトパタンデ―タリサイズ方法を提
案せんとするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明によるLSIレイ
アウトパタンデ―タリサイズ方法においては、LSIレ
イアウトパタンを描画用デ―タに変換するのが、1つに
は、パタンをウェハ上に転写し、実パタンを作るまでの
製造プロセスにおいて、パタンの太りや細りを補うため
であり、他の1つには、回路の自動設計ツ―ルが回路の
論理的なつながりを重視して行われるため、非常に小さ
な凹みが生じることがあり、電気回路として正しくて
も、パタン作成上、きびしい大きさが生ずれば、パタン
検査を経ることが不可能になる、という場合があるが、
そのような事態を避けるためであるが、実LSIレイア
ウトパタンのデ―タ変換においては、主として、前者、
すなわちプロセス上の問題を補うためであり、そして、
そのための処理におけるリサイズ量が、実際上は、元の
パタンの幅に較べて全幅で0〜20%程度と微細である
ので、図形として、辺数が変わる(以下、これを「パタ
ンが位相変化する」と呼ぶ)ことが少ないことから、パ
タンが位相変化しない場合と、変化する場合とに分け、
変化しない場合は、簡単で高速な方法で処理を行い、変
化する場合だけ、パタンに対応した処理を行い、それに
よって、従来のLSIレイアウトパタンデ―タリサイズ
方法の、各辺毎にパタンの位相変化があることを前提に
していることによる、作業用領域及び処理手順の多い問
題を解消している。
【0029】また、本発明によるLSIレイアウトパタ
ンデ―タリサイズ方法においては、位相変化の発生の有
無を、少ない作業領域及び処理手数で調べる手段を備え
ている。
【0030】その手段は、具体的には、元の閉図形を定
義する辺をそのまま平行移動し、単に、その交点を求
め、仮想的にリサイズされた閉図形を求め、元の閉図形
を構成している対応する辺どうしの向きが変化している
かを判断する、という手段であり、もし向きの変化が存
在すれば、その閉図形に対して位相変化が発生している
ので、アルゴリズムを切替え、もし位相変化がなけれ
ば、そのまま仮想的なリサイズを、実リサイズ処理とす
る処理を行う。
【0031】この場合、必要な記憶域は、辺数Nに対し
てリサイズ後の点列の記憶域が加わるだけであるから、
合計2×N個の列点だけの分でよい。
【0032】また、本発明によるLSIレイアウトパタ
ンデ―タリサイズ方法においては、位相変化が発生する
場合のリサイズ手段を備えている。
【0033】図1は、このリサイズ手段の、1閉図形に
対するリサイズアルゴリズムを示している。
【0034】この場合のリサイズ手段は、最終的に施し
たい最終リサイズ量R1に対し、位相変化が発生する最
小リサイズ量R2を算出し、その最小リサイズ量R2で
のリサイズ処理を行った後、図形の重複などを除去し、
次で、最終リサイズ量R1を(R1−R2)とし、位相
変化が生じる限り、この算出とリサイズ処理とを繰返
す、すなわち、はじめに位相変化が起こらない範囲のリ
サイズを行い、辺長ゼロ辺などを処理し、その後、残り
のリサイズ量に対する処理を行う、というものである。
【0035】このようなリサイズ手段によれば、リサイ
ズ処理を2段階に分けているので、この種の処理の大半
の場合にあたる位相変化を伴わないリサイズに対して、
高速な処理ができ、また、位相変化が存在する場合も、
手順はかかるが簡単な方法で処理することが可能であ
る。その結果、位相変化に関する両場合を含めて、一般
的なLSIレイアウトパタンデ―タ及びリサイズ量につ
いて、無駄を低減することができる。
【0036】さらに、本発明によるLSIレイアウトパ
タンデ―タリサイズ方法おいては、位相変化が発生する
最小リサイズ量R2の算出手段を備えている。
【0037】この算出手段は、各辺をそのまま最も単純
にリサイズ量R1だけ各辺の法線方向に移動した仮想的
なリサイズ処理を想定し、この場合、各辺の端点を、各
辺の単純な交点とし、そして、元の辺長L1と、リサイ
ズ処理後の辺長L2とから、 R2=L2/(L1+L2)………………(1) で表されるR2を、その辺が逆転を起こす最小リサイズ
量として算出するというものである。
【0038】ここで、(1)式のR2が、位相変化が発
生する最小リサイズ量を表しているのは、図2に示すよ
うに、辺301〜303を元の図形として、十分大きな
リサイズ量R1のリサイズ処理を考え、辺301〜30
3を仮想的にリサイズし、それぞれ辺311〜313に
なったとすれば、辺312の一方の端点が、辺301と
辺302でつくる角の2等分線辺321上に存在し、他
方の端点が、辺302と辺303でつくる角の2等分線
辺322上に存在するので、辺312が、リサイズ量が
変化によっても、常に辺302と平行に辺321及び辺
322によって挟まれたまま移動することから、辺30
2が辺312/322の交点Pに丁度位置するとき、辺
312が逆転し、閉図形全体として位相変化し、そし
て、点Pが、辺311を辺302の辺長と辺312の辺
長で内分した点であるので、パタンの位相変化を起こす
最小リサイズ量R2が、式(1)よって表されるからで
ある。
【0039】
【作 用】本発明によるLSIレイアウトパタンデ―タ
リサイズ方法によれば、位相変化の有無の判定をはじめ
に行っているので、処理対象の大半を、作業領域及び処
理手順の少ない高速なリサイズ処理に渡して処理するこ
とが可能である。
【0040】また、パタン位相変化がない場合のリサイ
ズ処理において、作業領域及び処理手順に多くを要しな
い。
【0041】さらに、位相変化の判定を、単に、辺の向
きをチェックするだけで、高速に行うことができる。
【0042】また、位相変化が生じる最小リサイズ量の
算出を、単なる2辺の長さから、簡単な計算式を用い
て、高速に行うことができる。
【0043】
【実施例】次に、図3に示す処理の流れ(アルゴリズ
ム)を伴って、本発明によるLSIレイアウトパタンデ
―タリサイズ方法の実施例を述べよう。
【0044】本実施例においては、全体として、リサイ
ズ量が予め別に与えられているとして、外部記憶装置か
らLSI設計レイアウトデ―タを入力し、そのデ―タ中
から図形を取出し、リサイズ処理を行い、辺列として外
部記憶装置に格納する、という処理を、次に述べるステ
ップS1〜S5をとって行う。なお、ステップの説明に
おいて、とくに指定がない限り、そのステップの直後に
記述されるステップに、手順が移る。
【0045】<ステップS1:設計デ―タの入力>外部
の磁気記憶部から、LSI設計デ―タを入力する。
【0046】<ステップS2:図形デ―タの抽出>入力
したLSI設計デ―タから図形デ―タを抽出する。LS
I設計デ―タは、一般に、複数の「モジュ―ル」で構成
される。各モジュ―ルは、図形の位置情報と他のモジュ
―ル(以下モジュ―ルと呼ぶ)を参照する情報から構成
されている。ここで、参照は、そのモジュ―ルの中の特
定の位置に下位モジュ―ルの持つ図形群を置くことを意
味する。モジュ―ルは、多段の参照関係が許され、設計
デ―タは、全体として、あるモジュ―ルを最上位(トッ
プモジュ―ルと呼ぶ)とした多段の階層構造を有してい
る。各モジュ―ル内に定義されている図形の位置を、こ
の図形と階層情報を基に、トップモジュ―ルから見たと
きの位置(絶対位置と呼ぶ)として算出できる。上述し
た図形デ―タの抽出は、設計デ―タの図形及び参照情報
から、最終的に各図形の絶対位置を求めることを意味す
る。出力は、1閉図形毎に、その輪郭を構成している辺
の端点の座標列である。LSI設計デ―タは、一般に、
複数の閉図形で構成されるので、この座標列のその集り
を、記憶領域に格納する。
【0047】<ステップS3:1閉図形に対するリサイ
ズ処理>ステップ3は、次のステップS3−1〜11か
らなる。
【0048】<S3−1:未入力の閉図形はあるか?>
未入力の閉図形があれば、ステップS3−2に進む。ま
た、未入力の閉図形がなければ、ステップS3−10に
進む。
【0049】<S3−2:1閉図形を入力>一般に用い
られるLSI設計デ―タは、1閉図形を構成する点数が
有限個であるので、固定長の記憶域に格納すればよい。
その記憶域が、図4において、400で示されている。
記憶域400は、爾後の工程で用いるため、各行が、点
の座標列x1、y1と、作業用の点の座標列x2、y2
と、辺毎の位相変化の有無を示す変化フラグf1とから
なる。また、記憶域400は、1閉図形として1つでも
位相変化があるかを示す全体変化フラグf0を有する。
記憶域400の座標列x1、y1には、以降全辺を同等
に扱うため、始点と終点とを、同一点として、重複して
格納する必要がある。
【0050】<S3−3:仮想的なリサイズ処理>仮想
的にリサイズした閉図形として、閉図形の各辺を、単純
に、その法線方向に移動した場合の交点を求め、記憶域
400のx2、y2欄に格納する。
【0051】<S3−4:辺の向きの反転検出>各点間
を結ぶ辺の向きが元図形と仮想リサイズ後で変化してい
るかを全ての辺に対して調べる。このとき、向きの変化
は逆転のみであるから、辺の向きの符号だけで良い。変
化した辺のf1欄には、フラグをセットする。あわせ
て、全体フラグf0をセットする。上述した変化が1つ
でもあれば、ステップS3−5に進み、上述した変化が
1つもなければ、ステップS3−6に進む。
【0052】<S3−5:位相変化が発生するリサイズ
量算出>ステップ3−4において向きの逆転のあった全
ての辺に対し、はじめの閉図形の点列と、仮想リサイズ
後の点列とから、前述した式(1)を用いて、位相反転
のリサイズ量を算出する。この場合、辺長の比のみが必
要であるから、斜辺も水平または垂直成分の比だけでよ
い。
【0053】<S3−6:位相変化の有無によりリサイ
ズ手順を分ける>全体変化フラグf0がセットされてい
なければステップS3−11に進み、セットされていれ
ば、ステップS3−7に進む。
【0054】<S3−7:最小リサイズ量を算出>ステ
ップS3−6で求めたリサイズ量R2の最小値R3を求
める。
【0055】<S3−8:最小リサイズ量でリサイズ>
ステップS3−7で求めたリサイズ量R3を用いて、仮
想リサイズと同様の定義で交点を求め、リサイズ処理を
実行する。
【0056】<S3−9:辺の再構成>ステップS3−
7で最小リサイズ量を決めた辺は、ステップ3−8にお
けるリサイズ処理の結果、長さが0になる。この辺を、
記憶域から、削除する。最小リサイズ量になる辺は、唯
一ではなく、複数個存在し得るので、その全ての辺に対
して、削除を実行する。
【0057】<S3−10:最終リサイズ量を再設定>
最終リサイズ量R0を、R0−R1に設定し、ステップ
S3−3に進む。
【0058】<S3−11:リサイズ後の1閉図形の出
力>上述したステップS3の結果を、リサイズ後、1閉
図形記憶域に出力する。この場合、記憶域は、元の閉図
形よりも増えることはなく、必要な領域の大きさは小さ
い。
【0059】<ステップS4:リサイズした全ての閉図
形を入力>
【0060】<ステップS5:全閉図形の輪郭抽出>
【0061】<ステップS6:終了>
【0062】以上が、本発明によるLSIレイアウトパ
タンデ―タリサイズ方法の実施例である。
【0063】このような本発明によるLSIレイアウト
パタンデ―タリサイズ方法によれば、LSI設計デ―タ
から、図形を抽出し、リサイズ処理を施した閉図形列
を、容易に得ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によるLSIレイアウトパタンデ
―タリサイズ方法によれば、図形が位相的に変ることが
ないという性質を有するもとで、従来のLSIレイアウ
トパタンデ―タリサイズ方法に比し、少ない処理対象と
なる図形数で、高速に、また少ない作業領域で稼働させ
ることができる。このことは、この種のリサイズ処理に
おいては、位相変化が生じないことが大半であるので、
なおさらである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLSIレイアウトパタンデ―タリ
サイズ方法の説明に供するリサイズアルゴリズムを示す
図である。
【図2】本発明によるLSIレイアウトパタンデ―タリ
サイズ方法における最小リサイズ量の算出を説明する図
である。
【図3】本発明によるLSIレイアウトパタンデ―タリ
サイズ方法の実施例を示す処理の流れ図である。
【図4】図3に示す本発明によるLSIレイアウトパタ
ンデ―タリサイズ方法において用いるデ―タ記憶域の説
明に供する図である。
【図5】従来のLSIレイアウトパタンデ―タリサイズ
方法の説明に供する図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LSIレイアウトパタンデ―タのリサイ
    ズ処理を行う方法において、 所望リサイズ量の処理に際し、レイアウトパタンの輪郭
    を形成する辺数に変化を伴う場合と、変化を伴わない場
    合とを判断し、その後のリサイズ処理工程を分けること
    を特徴とするLSIレイアウトパタンデ―タリサイズ方
    法。
  2. 【請求項2】 LSIレイアウトパタンデ―タのリサイ
    ズ処理を行う方法において、 レイアウトパタンの輪郭を形成する辺数に変化が発生す
    る最小リサイズ量R2を算出し(工程1)、所望リサイ
    ズ量R1のリサイズ処理に対する上記辺数の変化の有無
    を判別し(工程2)、上記辺数の変化が有の場合、最小
    リサイズ量R2のリサイズ処理と輪郭抽出処理とを実行
    し(工程3)、次に、所望リサイズ量R1から最小リサ
    イズ量R2を差し引いた量を新たな所望リサイズ量に設
    定(工程4)して後、上記工程1に戻り、上記辺数の変
    化が無の場合、所望リサイズ量の処理を行うことを特徴
    とするLSIレイアウトパタンデ―タリサイズ方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のLSIレ
    イアウトパタンデ―タリサイズ方法において、 上記辺数の変化の有無を判別するにつき、所望リサイズ
    量に相当する長さだけパタンを構成する各辺を平行移動
    し、その端点はもともとの端点を構成している2辺の交
    点として定める仮想リサイズ処理を考え、この仮想リサ
    イズ処理後、その辺の向きの逆転が発生した場合、上記
    辺数の変化が有であると判別することを特徴とするLS
    Iレイアウトパタンデ―タリサイズ方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載のLSIレイアウトパタンデ
    ―タリサイズ方法において、 辺数変化が発生する最小リサイズ量R2を決定するにつ
    き、所望リサイズ量R1に相当する長さだけパタンを構
    成する各辺を平行移動し、その端点をもともとの端点を
    構成している2辺の交点として定める仮想リサイズ処理
    を考え、その仮想リサイズ処理後の上記辺の長さと元の
    辺の長さから、上記最小リサイズ量R2を決定すること
    を特徴とするLSIレイアウトパタンデ―タリサイズ方
    法。
JP13144093A 1993-05-07 1993-05-07 Lsiレイアウトパタンデ―タリサイズ方法 Pending JPH06318643A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7228523B2 (en) 2004-01-20 2007-06-05 Nec Electronics Corporation Method of automatically correcting mask pattern data and program for the same

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