JPH0631832B2 - 沸騰水形原子炉 - Google Patents

沸騰水形原子炉

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JPH0631832B2
JPH0631832B2 JP60167375A JP16737585A JPH0631832B2 JP H0631832 B2 JPH0631832 B2 JP H0631832B2 JP 60167375 A JP60167375 A JP 60167375A JP 16737585 A JP16737585 A JP 16737585A JP H0631832 B2 JPH0631832 B2 JP H0631832B2
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ベルント、エツカルト
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/02Treating gases

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タービン復水器とこれに接続され冗長構造に
構成された廃ガス系統とを有し、この廃ガス系統が並列
の2つの分岐配管のそれぞれに順々に位置している蒸気
ジエツトポンプ、逆止弁、予熱器、再結合器、復水器お
よびガス出口を有している沸騰水形原子炉に関する。
〔従来の技術〕
かかる沸騰水形原子炉は例えば文献「フアーゲーベー
ケルンクラフトウエルクス ゼミナール1970」(VG
B-Kern- Kraftwerks-Seminar 1970)の第111頁に記
載され、その第15図に示されてる。廃ガス系統の冗長
構造の分岐配管のうち、一方は普通に運転され、他方は
いわゆる待機装置として停止されている。
その場合廃ガス系統の一方の分岐配管から他方の分岐配
管への切換時、特に待機装置の始動時あるいは投入時は
危険な運転状態であることが確認されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上述の問題から出発して冒頭に述べた
形式の沸騰水形原子炉において、廃ガス系統内に着火性
の混合物が発生する確率を更に最小にするために、再結
合器の運転準備状態を改良することにある。
〔問題点の解決手段〕
本発明によればこの目的は、前記逆止弁と再結合器との
間の廃ガス系統に、空気を吸い込み蒸気と混合する蒸気
ジェットポンプが接続され、その際この蒸気ジェットポ
ンプは蒸気1に対して空気を10以上の量比で有する蒸
気・空気混合物を廃ガス系統に供給することによって達
成される。
〔発明の作用効果〕
運転中の分岐配管の停止直前でかつ再投入時までに本発
明に基づく装置を始動することによって、連続的な洗浄
が生じ、これにより水素の集合が確実に防止される。更
に連続的な機能監視が可能となる。その場合特に予熱は
出口温度の測定によって、復水の排出は充填レベルの監
視によってそれぞれ制御できる。蒸気内に含まれる原子
水素および原子酸素の成分は本発明に基づく空気の添加
によって不活性化される。従ってH/O−空気混合
物が着火限度に達することは確実に防止される。
本発明に基づく装置は好ましくは大気圧の半分以下の圧
力で空気を供給する。その圧力は好ましくは0.2〜
0.4バールである。
前記装置が空気を吸い込み蒸気と混合する蒸気ジエツト
ポンプを有していると有利である。なお上述した形式の
廃ガス系統の分岐配管における蒸気ジエツトポンプは上
述の文献の第15図に示されているように一般に用いら
れているが、本発明において採用される蒸気ジエツトポ
ンプはこれより著しく小さい。
蒸気ジエツトポンプは予熱器に通じている予熱蒸気配管
に接続できる。またこの蒸気ジエツトポンプには廃ガス
系統の別の蒸気ジエツトポンプと一緒に駆動蒸気を供給
できる。
前記装置の空気配管の吸い込み側に電動式遮断弁を備え
ることができる。その場合空気配管は循環路としても運
転できる。これは前記装置の空気配管の吸い込み側がガ
ス出口に接続されることによって可能となる。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。第1図および第2図は上述した文献の第15図に示
されているような本発明の主要部である廃ガス系統にお
ける一方の分岐配管の異なる実施例を示している。同一
部分には同一符号を付してある。
蒸気ジエツトポンプ3は遮断弁2を有している駆動蒸気
配管1から駆動蒸気を供給され、図示していないタービ
ン復水器からの廃ガスを冷却器4を介して吸い込む。ポ
ンプ3の出口5は逆止弁8を持った配管7を介して水分
離器9に通じており、この水分離器9は予熱器10の前
に接続されている。配管11は予熱器10を再結合器1
2に接続し、この再結合器12において水素と酸素の触
媒反応が行われる。
配管13が再結合器12から復水出口15を持った復水
器14に通じている。この復水器14に再冷却器16が
後置接続されている。この再冷却器16から配管17が
出ており、この配管17は遮断弁18および逆止弁19
を介して、上述した文献の第15図に示されているよう
な別の廃ガス処理装置に導かれている、2つの並列分岐
配管に対して共通の廃ガス配管21への出口20に通じ
ている。他方の分岐配管のガス出口20′は破線で示さ
れている。
配管7には逆止弁8の後方および再結合器12の前方、
この実施例の場合には水分離器9の前方に、蒸気ジエツ
トポンプ24が接続されている。このポンプ24には遮
断弁25を持った駆動蒸気配管23を介して、予熱器1
0に通じている予熱蒸気配管26から、駆動蒸気が供給
される。蒸気ジエツトポンプ24は電気式遮断弁28お
よび固有媒体で作動する圧力応動制御弁29を介して矢
印30のように室内空気を吸い込む。この室内空気は
0.2〜0.4バールの圧力において駆動蒸気と混合さ
れ、接続個所31を介して配管7に搬送される。混合容
積比は蒸気ジエツトポンプ24の図示してない蒸気ノズ
ルおよび空気ノズルの断面積によって蒸気内の水素(H
)と空気を1:25の比率に調整され、それによって
水素と酸素の発火性混合物の発生が確実に回避される。
蒸気ジエツトポンプ24は予熱器10を脱気するのに利
用できる。そのため予熱器10の上側部分の蒸気ジエツ
トポンプ24の駆動蒸気配管23との間に脱気配管33
が設けられている。
第1図において蒸気ジエツトポンプ3の駆動蒸気配管1
と蒸気ジエツトポンプ24の駆動蒸気配管23との間の
破線で示した配管35によって、予熱蒸気配管26への
接続が省略できることを示している。
第2図における実施例においては、蒸気ジエツトポンプ
24から配管7に供給される蒸気−空気混合物は室内空
気の吸い込みによって発生するものでない。蒸気に混合
される無酸素ガスは共通の廃ガス配管21からガス配管
37を介して取り出される。この配管37は直列接続さ
れた2個の電気制御弁38,39を介して蒸気ジエツト
ポンプ24の入口にある調整可能なノズル40に接続さ
れている。この実施例の場合蒸気ジエツトポンプ24に
は配管35を介して配管1から駆動蒸気が供給される。
しかし第1図の実施例に相応して予熱器蒸気を利用する
こともできる。
詳しくは本発明によって、流入する蒸気に含まれるH
/O成分の触媒反応に無関係に、相応した不活性ガス
成分の混合によって着火性混合物の発生が基本的に防止
される。それによって再結合器に機能障害が生じた際に
/Oが濃縮すること、並びに流れ方向において再
結合器の前でH/Oが濃縮することが基本的に防止
される。
蒸気の流れによって再結合器−待機分岐配管の全体の最
適な加熱が連続して行われる。同時に復水排出装置およ
び予熱装置の温度および充填量などの機能監視が連続的
に可能となる。そのためには既存の測定装置、即ち液体
レベル計42および温度測定装置43が用いられる(第
1図参照)。
蒸気ジエツトポンプ3が停止した場合、蒸気の供給によ
って、望ましくない真空の発生並びに漏洩個所がある場
合でもタービン復水器への逆流は確実に防止される。
予め不活性の再結合器分岐配管を投入する場合、相応し
た圧力衝撃を伴う容積ピークは起こらない。更に不活性
化空気によって廃ガス流量は僅かに増加するだけである
(約2%)。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明に基づく沸騰水形
原子炉の廃ガス配管の系統図である。 1:蒸気配管、3:蒸気ジエツトポンプ、8:遮断弁、
10:予熱器、12:再結合器、20:ガス出口、2
4:蒸気ジエツトポンプ、26:予熱蒸気配管、28:
遮断弁。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タービン復水器とこれに接続され冗長構造
    に構成された廃ガス系統とを有し、この廃ガス系統が並
    列の2つの分岐配管のそれぞれに順々に位置している蒸
    気ジェットポンプ(3)、逆止弁(8)、予熱器(1
    0)、再結合器(12)、復水器(14)およびガス出
    口(20)を有している沸騰水形原子炉において、前記
    逆止弁(8)と再結合器(12)との間の廃ガス系統
    に、空気を吸い込み蒸気と混合する蒸気ジェットポンプ
    (24)が接続され、その際この蒸気ジェットポンプ
    (24)は蒸気1に対して空気を10以上の量比で有す
    る蒸気・空気混合物を廃ガス系統に供給することを特徴
    とする沸騰水形原子炉。
  2. 【請求項2】蒸気ジェットポンプ(24)が大気圧の半
    分以下の圧力で空気を供給することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の沸騰水形原子炉。
  3. 【請求項3】圧力が0.2〜0.4バールであることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の沸騰水形原子
    炉。
  4. 【請求項4】蒸気ジェットポンプ(24)が予熱器(1
    0)に通じている予熱蒸気配管(26)に接続されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の沸騰水
    形原子炉。
  5. 【請求項5】蒸気ジェットポンプ(24)が別の蒸気ジ
    ェットポンプ(3)に通じている蒸気配管(1)に接続
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の沸騰水形原子炉。
  6. 【請求項6】蒸気ジェットポンプ(24)の空気配管が
    吸い込み側に電動式遮断弁(28)を備えていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    か1項に記載の沸騰水形原子炉。
  7. 【請求項7】蒸気ジェットポンプ(24)の空気配管の
    吸い込み側がガス出口(20)に接続されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6のいずれか
    1項に記載の沸騰水形原子炉。
JP60167375A 1984-08-02 1985-07-29 沸騰水形原子炉 Expired - Fee Related JPH0631832B2 (ja)

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JPS6141997A JPS6141997A (ja) 1986-02-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2301225C3 (de) * 1973-01-11 1979-04-12 Kraftwerk Union Ag, 4330 Muelheim Verfahren zur katalytischen Verbrennung von in einem Gasgemisch befindlichen Radiolysegasen und Vorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens
DE2338044B2 (de) * 1973-07-26 1975-10-02 Kraftwerk Union Ag, 4330 Muelheim Abgas-Umwälzsystem für Kernreaktoren
JPS5327799A (en) * 1976-08-25 1978-03-15 Hitachi Ltd Treating system for gas waste in light water type reactor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6141997A (ja) 1986-02-28
DE3428578C2 (ja) 1991-06-06
DE3428578A1 (de) 1986-02-13

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